JPH10216003A - 床用敷物、およびその製造方法 - Google Patents
床用敷物、およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10216003A JPH10216003A JP2487597A JP2487597A JPH10216003A JP H10216003 A JPH10216003 A JP H10216003A JP 2487597 A JP2487597 A JP 2487597A JP 2487597 A JP2487597 A JP 2487597A JP H10216003 A JPH10216003 A JP H10216003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf
- bent
- pieces
- shaped
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Carpets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 履物の裏の泥など十分にぬぐいさることがで
きるとともに、美観を向上させることができる床用敷
物、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 ベース部材20の表面に上方に向けて延
びる多数本の葉状片21,22(21’,22’)が形
成された床用敷物2(2’)において、上記葉状片2
1,22(21’,22’)は、垂直状に延びる直立葉
状片21と、この直立葉状片21をその高さ方向中間部
から先端側を屈曲させてなる屈曲葉状片22とを、ある
いは垂直状に延びる直立葉状片をその第1の高さ位置よ
り先端側を屈曲させてなる第1屈曲葉状片21’と、上
記直立葉状片をその第2の高さ位置より先端側を屈曲さ
せてなる第2屈曲葉状片22’とを含んでおり、上記直
立葉状片21の群、または上記屈曲葉状片22の群、あ
るいは上記第1屈曲葉状片21’の群、または上記第2
屈曲葉状片22’の群によって所定のパターン模様を形
成した。
きるとともに、美観を向上させることができる床用敷
物、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 ベース部材20の表面に上方に向けて延
びる多数本の葉状片21,22(21’,22’)が形
成された床用敷物2(2’)において、上記葉状片2
1,22(21’,22’)は、垂直状に延びる直立葉
状片21と、この直立葉状片21をその高さ方向中間部
から先端側を屈曲させてなる屈曲葉状片22とを、ある
いは垂直状に延びる直立葉状片をその第1の高さ位置よ
り先端側を屈曲させてなる第1屈曲葉状片21’と、上
記直立葉状片をその第2の高さ位置より先端側を屈曲さ
せてなる第2屈曲葉状片22’とを含んでおり、上記直
立葉状片21の群、または上記屈曲葉状片22の群、あ
るいは上記第1屈曲葉状片21’の群、または上記第2
屈曲葉状片22’の群によって所定のパターン模様を形
成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、屋内外の通路や
フロア、その他の床敷用または靴ぬぐい用などに使用さ
れる床用敷物、およびその製造方法に関する。
フロア、その他の床敷用または靴ぬぐい用などに使用さ
れる床用敷物、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋内外の通路やフロアに床敷
用または靴ぬぐい用などとして使用される床用敷物とし
て、たとえば図8に示したようなものがある。この床用
敷物1は、プラスチックなどにより形成されたベース部
材10の表面に格子が設定されており、この格子に沿っ
て多数の葉状片11が立設されたものである。そして、
各葉状片11は、先端部が屈曲またはわん曲させられて
いる。
用または靴ぬぐい用などとして使用される床用敷物とし
て、たとえば図8に示したようなものがある。この床用
敷物1は、プラスチックなどにより形成されたベース部
材10の表面に格子が設定されており、この格子に沿っ
て多数の葉状片11が立設されたものである。そして、
各葉状片11は、先端部が屈曲またはわん曲させられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された床用敷物1を靴のぬぐい用として使用
する場合には、上記各葉状片11の先端部が屈曲または
わん曲させられているので、十分に履物の裏の泥などを
ぬぐいさることはできない。
ように構成された床用敷物1を靴のぬぐい用として使用
する場合には、上記各葉状片11の先端部が屈曲または
わん曲させられているので、十分に履物の裏の泥などを
ぬぐいさることはできない。
【0004】また、上記床用敷物1においては、上記各
葉状片11の先端部が無方向に、何らの規則性もなく屈
曲またはわん曲させられている。床用敷物1は、美観の
向上という観点から屋内外の通路やフロアに敷きつめら
れる場合がある。したがって、上記各葉状片11の先端
部が無方向に、何らの規則性もなく屈曲またはわん曲さ
せられている場合には、床用敷物1の外観が極めて無機
的であり、このような床用敷物1では美観を向上させる
という要求を十分に充足することができない。
葉状片11の先端部が無方向に、何らの規則性もなく屈
曲またはわん曲させられている。床用敷物1は、美観の
向上という観点から屋内外の通路やフロアに敷きつめら
れる場合がある。したがって、上記各葉状片11の先端
部が無方向に、何らの規則性もなく屈曲またはわん曲さ
せられている場合には、床用敷物1の外観が極めて無機
的であり、このような床用敷物1では美観を向上させる
という要求を十分に充足することができない。
【0005】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、履物の裏の泥など十分にぬぐいさ
ることができるとともに、美観を向上させることができ
る床用敷物、およびその製造方法を提供することをその
課題とする。
されたものであって、履物の裏の泥など十分にぬぐいさ
ることができるとともに、美観を向上させることができ
る床用敷物、およびその製造方法を提供することをその
課題とする。
【0006】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本願発明の第1の側面に係る床
用敷物は、ベース部材の表面に上方に向けて延びる多数
本の葉状片が形成された床用敷物であって、上記葉状片
は、垂直状に延びる直立葉状片と、この直立葉状片をそ
の高さ方向中間部から先端側を屈曲させてなる屈曲葉状
片とを含んでおり、上記直立葉状片の群、または上記屈
曲葉状片の群は、所定のパターン模様を形成しているこ
とを特徴としている。
用敷物は、ベース部材の表面に上方に向けて延びる多数
本の葉状片が形成された床用敷物であって、上記葉状片
は、垂直状に延びる直立葉状片と、この直立葉状片をそ
の高さ方向中間部から先端側を屈曲させてなる屈曲葉状
片とを含んでおり、上記直立葉状片の群、または上記屈
曲葉状片の群は、所定のパターン模様を形成しているこ
とを特徴としている。
【0008】このような床用敷物は、上記直立葉状片の
先端が屈曲葉状片の先端よりも上方に位置しているの
で、上記床用敷物が履物で踏まれた場合には、上記直立
葉状片の先端部が履物の裏側に確実に押圧される。した
がって、履物の裏側が押圧された状態で履物を前後移動
させることにより容易に履物の裏の泥などをぬぐいさる
ことができる。また、履物を前後移動させなくとも、上
記床用敷物上を歩くだけで従来の床用敷物に比べればよ
り確実に履物の裏の泥などをぬぐいさることができる。
先端が屈曲葉状片の先端よりも上方に位置しているの
で、上記床用敷物が履物で踏まれた場合には、上記直立
葉状片の先端部が履物の裏側に確実に押圧される。した
がって、履物の裏側が押圧された状態で履物を前後移動
させることにより容易に履物の裏の泥などをぬぐいさる
ことができる。また、履物を前後移動させなくとも、上
記床用敷物上を歩くだけで従来の床用敷物に比べればよ
り確実に履物の裏の泥などをぬぐいさることができる。
【0009】また、このような床用敷物は、上記直立葉
状片、または屈曲葉状片の配列を工夫することにより、
上記直立葉状片の群、または上記屈曲葉状片の群によっ
てたとえば三角形、四角形、円形、文字など様々なパタ
ーン模様をその表面に描くことができる。すなわち、上
記床用敷物を使用する場所に応じて、また使用者の趣向
に応じて各種の模様を有する床用敷物を選択することが
できる。したがって、本願発明に係る床用敷物は、通路
やフロアの美観の向上という要求を十分に充足するもの
である。
状片、または屈曲葉状片の配列を工夫することにより、
上記直立葉状片の群、または上記屈曲葉状片の群によっ
てたとえば三角形、四角形、円形、文字など様々なパタ
ーン模様をその表面に描くことができる。すなわち、上
記床用敷物を使用する場所に応じて、また使用者の趣向
に応じて各種の模様を有する床用敷物を選択することが
できる。したがって、本願発明に係る床用敷物は、通路
やフロアの美観の向上という要求を十分に充足するもの
である。
【0010】なお、上記葉状片は、偏平状であっても、
また断面形状が円形状あるいは三角状などであってもよ
く、その形状は任意に選択可能である。
また断面形状が円形状あるいは三角状などであってもよ
く、その形状は任意に選択可能である。
【0011】本願発明の第2の側面に係る床用敷物は、
ベース部材の表面に上方に向けて延びる多数本の葉状片
が形成された床用敷物であって、上記葉状片は、垂直状
に延びる直立葉状片をその第1の高さ位置より先端側を
屈曲させてなる第1屈曲葉状片と、上記直立葉状片をそ
の第2の高さ位置より先端側を屈曲させてなる第2屈曲
葉状片とを含んでおり、上記第1屈曲葉状片の群、また
は上記第2屈曲葉状片の群は、所定のパターン模様を形
成していることを特徴としている。
ベース部材の表面に上方に向けて延びる多数本の葉状片
が形成された床用敷物であって、上記葉状片は、垂直状
に延びる直立葉状片をその第1の高さ位置より先端側を
屈曲させてなる第1屈曲葉状片と、上記直立葉状片をそ
の第2の高さ位置より先端側を屈曲させてなる第2屈曲
葉状片とを含んでおり、上記第1屈曲葉状片の群、また
は上記第2屈曲葉状片の群は、所定のパターン模様を形
成していることを特徴としている。
【0012】すなわち、上記床用敷物は、屈曲位置の異
なる第1屈曲葉状片および第2屈曲葉状片が混在してい
る。言い換えれば、上記した第1の側面に係る床用敷物
と同様に高さの異なる葉状片が混在している。このた
め、屈曲位置が高い方の葉状片が上記した第1の側面に
係る床用敷物の直立葉状片と略同様の役割を果たし、こ
の葉状片が履物の裏側に押圧されることにより、上述し
た第1の側面に係る床用敷物の効果を享受できる。
なる第1屈曲葉状片および第2屈曲葉状片が混在してい
る。言い換えれば、上記した第1の側面に係る床用敷物
と同様に高さの異なる葉状片が混在している。このた
め、屈曲位置が高い方の葉状片が上記した第1の側面に
係る床用敷物の直立葉状片と略同様の役割を果たし、こ
の葉状片が履物の裏側に押圧されることにより、上述し
た第1の側面に係る床用敷物の効果を享受できる。
【0013】また、本側面に係る床用敷物においても、
上記第1屈曲葉状片、または上記第2屈曲葉状片の配列
を工夫することにより、上記第1屈曲葉状片の群、また
は上記第2屈曲葉状片の群によって上記床用敷物の表面
に様々な模様を描くことができる。
上記第1屈曲葉状片、または上記第2屈曲葉状片の配列
を工夫することにより、上記第1屈曲葉状片の群、また
は上記第2屈曲葉状片の群によって上記床用敷物の表面
に様々な模様を描くことができる。
【0014】好ましくは、上記した第1および第2の側
面に係るいずれの床用敷物においても、上記ベース部材
の表面には、格子が設定されており、この格子に沿って
上記葉状片が形成されている。
面に係るいずれの床用敷物においても、上記ベース部材
の表面には、格子が設定されており、この格子に沿って
上記葉状片が形成されている。
【0015】上記のように上記ベース部材の表面に格子
を設定するとともに、この格子に沿って上記葉状片を形
成することにより、上記葉状片が一定の密度をもって上
記ベース部材の表面に立設されることとなる。また、た
とえば上記格子によって形成される所定の格子目を貫通
状とすることにより、上記床用敷物によって履物の裏か
らぬぐいさられた泥、水などを上記貫通状の格子目を介
して床面に到達させることができる。すなわち、ベース
部材の表面や互いに隣接する葉状片の隙間に堆積される
泥や水などの量を軽減することができる。さらに、所定
の格子目を貫通状とすることによって、上記床用敷物は
通水性および通気性に優れたものとなる。したがって、
上記床用敷物が屋外で使用されて雨下にさらされる場合
であっても、雨水が上記床用敷物内に滞留する時間が短
くなるとともに、乾燥容易なものとなる。
を設定するとともに、この格子に沿って上記葉状片を形
成することにより、上記葉状片が一定の密度をもって上
記ベース部材の表面に立設されることとなる。また、た
とえば上記格子によって形成される所定の格子目を貫通
状とすることにより、上記床用敷物によって履物の裏か
らぬぐいさられた泥、水などを上記貫通状の格子目を介
して床面に到達させることができる。すなわち、ベース
部材の表面や互いに隣接する葉状片の隙間に堆積される
泥や水などの量を軽減することができる。さらに、所定
の格子目を貫通状とすることによって、上記床用敷物は
通水性および通気性に優れたものとなる。したがって、
上記床用敷物が屋外で使用されて雨下にさらされる場合
であっても、雨水が上記床用敷物内に滞留する時間が短
くなるとともに、乾燥容易なものとなる。
【0016】好ましくはさらに、上記ベース部材の表面
には、複数の荷重支承突起が形成されている。
には、複数の荷重支承突起が形成されている。
【0017】このような床用敷物では、履物などで踏み
つけられた場合に、その荷重で上記葉状片が弾性変形し
てわん曲するが、上記荷重支承突起が上記した荷重を支
承し、葉状片の先端が上記荷重支承突起の先端よりも低
い位置にまでわん曲することを防止する。したがって、
上記葉状片の適度な弾性変形がクッションとなって、上
記床用敷物を踏んだときの感触を良好なものとする。
つけられた場合に、その荷重で上記葉状片が弾性変形し
てわん曲するが、上記荷重支承突起が上記した荷重を支
承し、葉状片の先端が上記荷重支承突起の先端よりも低
い位置にまでわん曲することを防止する。したがって、
上記葉状片の適度な弾性変形がクッションとなって、上
記床用敷物を踏んだときの感触を良好なものとする。
【0018】なお、本願発明における床用敷物は、1枚
を単独で用いて床用敷物として使用する場合もあれば、
複数枚を互いに隣接させて配置し、通路やフロアに敷き
つめて使用する場合もある。この場合、直立葉状片の
群、または屈曲葉状片の群によって、あるいは上記第1
屈曲葉状片の群、または上記第2屈曲葉状片の群によっ
て複数枚の床用敷物を敷きつめた状態で様々な模様を形
成することもできる。
を単独で用いて床用敷物として使用する場合もあれば、
複数枚を互いに隣接させて配置し、通路やフロアに敷き
つめて使用する場合もある。この場合、直立葉状片の
群、または屈曲葉状片の群によって、あるいは上記第1
屈曲葉状片の群、または上記第2屈曲葉状片の群によっ
て複数枚の床用敷物を敷きつめた状態で様々な模様を形
成することもできる。
【0019】本願発明の第3の側面に係る床用敷物の製
造方法は、ベース部材の表面に垂直状に延びる多数本の
直立葉状片を形成する工程と、上記多数本の直立葉状片
のうち、所定のパターンにしたがって選択された領域に
存在する葉状片に上方から熱板を押し付けることによ
り、高さ方向中間部より先端側が屈曲させられた屈曲葉
状片の群を形成する工程と、を含むことを特徴としてい
る。
造方法は、ベース部材の表面に垂直状に延びる多数本の
直立葉状片を形成する工程と、上記多数本の直立葉状片
のうち、所定のパターンにしたがって選択された領域に
存在する葉状片に上方から熱板を押し付けることによ
り、高さ方向中間部より先端側が屈曲させられた屈曲葉
状片の群を形成する工程と、を含むことを特徴としてい
る。
【0020】たとえば、表面に凹凸が形成された熱板を
プレス装置にセットし、一方、全ての葉状片が垂直上に
延びる直立葉状片として形成されたベース部材を上記型
の鉛直下方に配置させ、次いで、上方から上記熱板の凸
部をこれに対応する直立葉状片に押し付けることによ
り、高さ方向中間部より先端側が屈曲させられた直立葉
状片の群を形成することにより上記製造方法は行うこと
ができる。
プレス装置にセットし、一方、全ての葉状片が垂直上に
延びる直立葉状片として形成されたベース部材を上記型
の鉛直下方に配置させ、次いで、上方から上記熱板の凸
部をこれに対応する直立葉状片に押し付けることによ
り、高さ方向中間部より先端側が屈曲させられた直立葉
状片の群を形成することにより上記製造方法は行うこと
ができる。
【0021】すなわち、上記プレス装置にセットすべき
熱板の凹凸の具合を工夫することによって直立葉状片
と、屈曲葉状片とを所定の規則性をもって混在させる、
言い換えれば、直立葉状片の群、または屈曲葉状片の群
によって床用敷物上に所望の模様を描くことができる。
熱板の凹凸の具合を工夫することによって直立葉状片
と、屈曲葉状片とを所定の規則性をもって混在させる、
言い換えれば、直立葉状片の群、または屈曲葉状片の群
によって床用敷物上に所望の模様を描くことができる。
【0022】本願発明の第4の側面に係る床用敷物の製
造方法は、ベース部材の表面に垂直状に延びる多数本の
直立葉状片を形成する工程と、上記多数本の直立葉状片
のうち、所定のパターンにしたがって選択された領域に
存在する葉状片に上方から熱板を押し付けることによ
り、第1の高さ位置より先端側が屈曲させられた第1屈
曲葉状片の群を形成する工程と、上記多数本の直立葉状
片のうち、所定のパターンにしたがって選択された領域
に存在する葉状片に上方から熱板を押し付けることによ
り、第2の高さ位置より先端側が屈曲させられた第2屈
曲葉状片の群を形成する工程と、を含むことを特徴とし
いる。
造方法は、ベース部材の表面に垂直状に延びる多数本の
直立葉状片を形成する工程と、上記多数本の直立葉状片
のうち、所定のパターンにしたがって選択された領域に
存在する葉状片に上方から熱板を押し付けることによ
り、第1の高さ位置より先端側が屈曲させられた第1屈
曲葉状片の群を形成する工程と、上記多数本の直立葉状
片のうち、所定のパターンにしたがって選択された領域
に存在する葉状片に上方から熱板を押し付けることによ
り、第2の高さ位置より先端側が屈曲させられた第2屈
曲葉状片の群を形成する工程と、を含むことを特徴とし
いる。
【0023】好ましくは、上記第1屈曲葉状片群形成工
程と、上記第2屈曲葉状片群形成工程とは、同時に行わ
れる。
程と、上記第2屈曲葉状片群形成工程とは、同時に行わ
れる。
【0024】本側面に係る製造方法は、上述した第3の
側面に係る床用敷物の製造方法と略同様の方法によって
行われる。ただし、屈曲位置の異なる第1屈曲葉状片と
第2屈曲葉状片とを形成させるために、凹凸が形成され
た熱板の凹部によっても直立葉状片を屈曲指せる必要が
ある。このため、上述した第3の側面に係る製造方法よ
りもさらに下方まで上記熱板を押し当てるか、上記第3
の側面に係る製造方法で用いられた熱板よりも凹部の深
さが浅い熱板を用いるなどしなければならないが、本側
面に係る製造方法が第3の側面に係る製造方法に比べて
コスト高であったり、作業性が悪いということはない。
側面に係る床用敷物の製造方法と略同様の方法によって
行われる。ただし、屈曲位置の異なる第1屈曲葉状片と
第2屈曲葉状片とを形成させるために、凹凸が形成され
た熱板の凹部によっても直立葉状片を屈曲指せる必要が
ある。このため、上述した第3の側面に係る製造方法よ
りもさらに下方まで上記熱板を押し当てるか、上記第3
の側面に係る製造方法で用いられた熱板よりも凹部の深
さが浅い熱板を用いるなどしなければならないが、本側
面に係る製造方法が第3の側面に係る製造方法に比べて
コスト高であったり、作業性が悪いということはない。
【0025】また、本側面に係る製造方法においても、
上記プレス装置にセットすべき熱板の凹凸の具合を工夫
することにより、上記第1屈曲葉状片の群、または上記
第2屈曲葉状片の群よって床用敷物上に模様を描くこと
ができる。
上記プレス装置にセットすべき熱板の凹凸の具合を工夫
することにより、上記第1屈曲葉状片の群、または上記
第2屈曲葉状片の群よって床用敷物上に模様を描くこと
ができる。
【0026】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0028】図1は、本願発明の第1の実施形態に係る
床用敷物2の一例を表す全体斜視図、図2は、上記床用
敷物2の底面図、図3は、図1のIII −III 線に沿う断
面図である。
床用敷物2の一例を表す全体斜視図、図2は、上記床用
敷物2の底面図、図3は、図1のIII −III 線に沿う断
面図である。
【0029】図1および図3に示すように、本願発明の
第1の実施形態に係る床用敷物2は、平面矩形状に形成
されたベース部材20から上方に向けて偏平先細状の多
数の葉状片21,22が形成されており、垂直状に延び
る直立葉状片21と、この直立葉状片21をその高さ方
向中間部から屈曲させてなる屈曲葉状片22とが混在さ
せられている。なお、上記ベース部材20および上記葉
状片21,22は、たとえばEVA(エチレン酢酸ビニ
ル共重合体)などの熱可塑性樹脂によって形成すること
ができる。
第1の実施形態に係る床用敷物2は、平面矩形状に形成
されたベース部材20から上方に向けて偏平先細状の多
数の葉状片21,22が形成されており、垂直状に延び
る直立葉状片21と、この直立葉状片21をその高さ方
向中間部から屈曲させてなる屈曲葉状片22とが混在さ
せられている。なお、上記ベース部材20および上記葉
状片21,22は、たとえばEVA(エチレン酢酸ビニ
ル共重合体)などの熱可塑性樹脂によって形成すること
ができる。
【0030】図1および図3に良く表れているように、
上記直立葉状片21および上記屈曲葉状片22は、上記
ベース部材20に設定された格子に沿って立設されてお
り、上記直立葉状片21の先端部は、上記屈曲葉状片2
2の先端部よりも上方に位置している。また、上記直立
葉状片21は、上記ベース部材20上に規則的に配列さ
れており、この直立葉状片21の群は、上記ベース部材
20の互いに隣接する側縁の中間部を結ぶ矩形枠模様を
形成している。
上記直立葉状片21および上記屈曲葉状片22は、上記
ベース部材20に設定された格子に沿って立設されてお
り、上記直立葉状片21の先端部は、上記屈曲葉状片2
2の先端部よりも上方に位置している。また、上記直立
葉状片21は、上記ベース部材20上に規則的に配列さ
れており、この直立葉状片21の群は、上記ベース部材
20の互いに隣接する側縁の中間部を結ぶ矩形枠模様を
形成している。
【0031】このような床用敷物2は、直立葉状片21
の先端が屈曲葉状片22の先端よりも上方に位置してい
るので、上記床用敷物2が履物で踏まれた場合には、上
記直立葉状片21の先端部が履物の裏側に確実に押圧さ
れる。したがって、履物の裏側が押圧された状態で履物
を前後移動させることにより容易に履物の裏の泥などを
ぬぐいさることができる。また、履物を前後移動させな
くとも、上記床用敷物2上を歩くだけで従来の床用敷物
に比べればより確実に履物の裏の泥などをぬぐいさるこ
とができる。
の先端が屈曲葉状片22の先端よりも上方に位置してい
るので、上記床用敷物2が履物で踏まれた場合には、上
記直立葉状片21の先端部が履物の裏側に確実に押圧さ
れる。したがって、履物の裏側が押圧された状態で履物
を前後移動させることにより容易に履物の裏の泥などを
ぬぐいさることができる。また、履物を前後移動させな
くとも、上記床用敷物2上を歩くだけで従来の床用敷物
に比べればより確実に履物の裏の泥などをぬぐいさるこ
とができる。
【0032】図2に良く表れているように、上記ベース
部材20は、格子状に設定されて複数の格子目20aを
形成しており、図1および図3に示すように、平面視に
おいて規則性を有するように選択された複数の格子目2
0aは閉塞されて閉塞部20bを形成しており、残りの
格子目20aは上下に貫通している。
部材20は、格子状に設定されて複数の格子目20aを
形成しており、図1および図3に示すように、平面視に
おいて規則性を有するように選択された複数の格子目2
0aは閉塞されて閉塞部20bを形成しており、残りの
格子目20aは上下に貫通している。
【0033】上述したように上記ベース部材20を格子
状に設定することにより複数の格子目20aを形成する
とともに、この格子目20aの一部を貫通状とすること
により、上記床用敷物2によって履物の裏からぬぐいさ
られた泥、水などを貫通状の格子目20aを介して床面
に到達させることができる。すなわち、ベース部材20
の表面や互いに隣接する葉状片21,22の隙間に堆積
される泥や水などの量を軽減することができる。また、
貫通状の格子目20aを形成することにより、上記床用
敷物2は通水性および通気性に優れたものとなる。した
がって、上記床用敷物2が屋外で使用されて雨下にさら
される場合であっても、雨水が上記床用敷物2内に滞留
する時間が短くなるとともに、乾燥容易なものとなる。
状に設定することにより複数の格子目20aを形成する
とともに、この格子目20aの一部を貫通状とすること
により、上記床用敷物2によって履物の裏からぬぐいさ
られた泥、水などを貫通状の格子目20aを介して床面
に到達させることができる。すなわち、ベース部材20
の表面や互いに隣接する葉状片21,22の隙間に堆積
される泥や水などの量を軽減することができる。また、
貫通状の格子目20aを形成することにより、上記床用
敷物2は通水性および通気性に優れたものとなる。した
がって、上記床用敷物2が屋外で使用されて雨下にさら
される場合であっても、雨水が上記床用敷物2内に滞留
する時間が短くなるとともに、乾燥容易なものとなる。
【0034】図2に示すように、上記ベース部材20の
裏面には、下方に伸びる複数の円柱状の支柱26が形成
されている。すなわち、上記床用敷物2を床面に配置し
た場合に、上記ベース部材20の格子状に形成された部
分が床面と平行に所定の距離をおいて配置されるように
構成されている。また、上記ベース部材20の2つの側
面には、ループ部24が規則的に配列されて形成されて
おり、残る2つの側面には、係止部25が形成されてい
る。
裏面には、下方に伸びる複数の円柱状の支柱26が形成
されている。すなわち、上記床用敷物2を床面に配置し
た場合に、上記ベース部材20の格子状に形成された部
分が床面と平行に所定の距離をおいて配置されるように
構成されている。また、上記ベース部材20の2つの側
面には、ループ部24が規則的に配列されて形成されて
おり、残る2つの側面には、係止部25が形成されてい
る。
【0035】図3に示すように、上記閉塞部20bから
は、この閉塞部20bと一体的に荷重支承用の荷重支承
突起23が立設されており、この荷重支承突起23の上
端が上記各葉状片21,22の先端よりも下方に位置す
るように構成されている。
は、この閉塞部20bと一体的に荷重支承用の荷重支承
突起23が立設されており、この荷重支承突起23の上
端が上記各葉状片21,22の先端よりも下方に位置す
るように構成されている。
【0036】このような床用敷物2では、履物などで踏
みつけられた場合に、その荷重で上記葉状片21,22
が弾性変形してわん曲するが、上記荷重支承突起23が
上記した荷重を支承し、葉状片21,22の先端が上記
荷重支承突起23の先端よりも低い位置にまでわん曲す
ることを防止する。したがって、上記葉状片21,22
の適度な弾性変形がクッションとなって、上記床用敷物
2を踏んだときの感触を良好なものとする。
みつけられた場合に、その荷重で上記葉状片21,22
が弾性変形してわん曲するが、上記荷重支承突起23が
上記した荷重を支承し、葉状片21,22の先端が上記
荷重支承突起23の先端よりも低い位置にまでわん曲す
ることを防止する。したがって、上記葉状片21,22
の適度な弾性変形がクッションとなって、上記床用敷物
2を踏んだときの感触を良好なものとする。
【0037】次に、図1に示す床用敷物2の製造方法に
ついて図4(a)および(b)を参照しながら簡単に説
明する。図4(a)に示すように、選択された領域に存
在する直立葉状片のみが屈曲させられるように表面に凹
凸が形成された、すなわち図4(b)に示した矩形枠形
状に凹部40が形成された熱板4をプレス装置3にセッ
トし、一方、全ての葉状片が垂直上方に延びるように形
成されたベース部材20’を上記プレス型4の鉛直下方
に配置させる。次いで、上記熱板4の凸部41をこれに
対応する直立葉状片に押し付けることにより選択された
直立葉状片をその高さ方向中間部より先端側を屈曲させ
る。このような方法によって熱板が押し付けられて屈曲
させられた屈曲葉状片22を形成するとともに、この屈
曲葉状片22の群、または上記直立葉状片21の群によ
って上記床用敷物2の表面に模様を描くことができる。
すなわち、本実施形態で用いられて熱板4では、図1に
示したような模様を形成することが出来る。
ついて図4(a)および(b)を参照しながら簡単に説
明する。図4(a)に示すように、選択された領域に存
在する直立葉状片のみが屈曲させられるように表面に凹
凸が形成された、すなわち図4(b)に示した矩形枠形
状に凹部40が形成された熱板4をプレス装置3にセッ
トし、一方、全ての葉状片が垂直上方に延びるように形
成されたベース部材20’を上記プレス型4の鉛直下方
に配置させる。次いで、上記熱板4の凸部41をこれに
対応する直立葉状片に押し付けることにより選択された
直立葉状片をその高さ方向中間部より先端側を屈曲させ
る。このような方法によって熱板が押し付けられて屈曲
させられた屈曲葉状片22を形成するとともに、この屈
曲葉状片22の群、または上記直立葉状片21の群によ
って上記床用敷物2の表面に模様を描くことができる。
すなわち、本実施形態で用いられて熱板4では、図1に
示したような模様を形成することが出来る。
【0038】上記の床用敷物2の製造方法によれば、上
記プレス装置3にセットすべき熱板4の凹凸の具合を工
夫することによって直立葉状片21と、屈曲葉状片22
とを所定の規則性をもって混在させる、言い換えれば、
直立葉状片21の群、または屈曲葉状片22の群によっ
て床用敷物2上に様々な模様を描くことができる。
記プレス装置3にセットすべき熱板4の凹凸の具合を工
夫することによって直立葉状片21と、屈曲葉状片22
とを所定の規則性をもって混在させる、言い換えれば、
直立葉状片21の群、または屈曲葉状片22の群によっ
て床用敷物2上に様々な模様を描くことができる。
【0039】なお、上記床用敷物2は、単独で敷物とし
て用いてもよく、また、複数枚を互いに隣接配置させて
敷物として使用することもできる。その一例を図5に示
す。図6に示すように、互いに隣接配置された上記床用
敷物2は、一方の床用敷物2の側面に形成されたループ
部24と、隣接する他方の床用敷物2の係止部25とを
係止させることにより互いに離間しないように構成され
ている。
て用いてもよく、また、複数枚を互いに隣接配置させて
敷物として使用することもできる。その一例を図5に示
す。図6に示すように、互いに隣接配置された上記床用
敷物2は、一方の床用敷物2の側面に形成されたループ
部24と、隣接する他方の床用敷物2の係止部25とを
係止させることにより互いに離間しないように構成され
ている。
【0040】複数枚の上記床用敷物2を互いに隣接配置
させて敷物として使用する場合には、上記床用敷物2が
隣接配置させられた状態で所望の模様を形成させること
ができる。すなわち、フロアや通路に上記床用敷物2を
敷きつめて使用する場合、使用する場所に応じて、また
使用者の趣向に応じて各種の模様を形成させることがで
きる。したがって、本願発明に係る床用敷物は、通路や
フロアの美観の向上という要求を十分に充足するもので
ある。
させて敷物として使用する場合には、上記床用敷物2が
隣接配置させられた状態で所望の模様を形成させること
ができる。すなわち、フロアや通路に上記床用敷物2を
敷きつめて使用する場合、使用する場所に応じて、また
使用者の趣向に応じて各種の模様を形成させることがで
きる。したがって、本願発明に係る床用敷物は、通路や
フロアの美観の向上という要求を十分に充足するもので
ある。
【0041】図7は、本願発明の第2の実施形態に係る
床用敷物2の要部断面である。本実施形態に係る床用敷
物2’の基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係
る床用敷物2の構成と略同様である。本実施形態が第1
の実施形態と異なる点は、屈曲位置の異なる2種類の葉
状片、すなわち第1の高さ位置より先端側が屈曲させら
れた第1屈曲葉状片の群、または第2の高さ位置より先
端側が屈曲させられた第2屈曲葉状片の群によって所定
のパターン模様を形成している点である。
床用敷物2の要部断面である。本実施形態に係る床用敷
物2’の基本的な構成は、上述した第1の実施形態に係
る床用敷物2の構成と略同様である。本実施形態が第1
の実施形態と異なる点は、屈曲位置の異なる2種類の葉
状片、すなわち第1の高さ位置より先端側が屈曲させら
れた第1屈曲葉状片の群、または第2の高さ位置より先
端側が屈曲させられた第2屈曲葉状片の群によって所定
のパターン模様を形成している点である。
【0042】したがって、本実施形態に係る床用敷物
2’は、先端の位置の異なる葉状片21’,22’が混
在しているので、上述した第1の実施形態に係る床用敷
物2の履物の泥などを確実にぬぐいされるという効果な
どを享受することができる。
2’は、先端の位置の異なる葉状片21’,22’が混
在しているので、上述した第1の実施形態に係る床用敷
物2の履物の泥などを確実にぬぐいされるという効果な
どを享受することができる。
【0043】また、本実施形態に係る床用敷物2’の製
造方法も上述した第1の実施形態に係る床用敷物2の製
造方法と略同様であるが、屈曲位置の異なる葉状片2
1’,22’を混在させるためには、凹凸が形成された
熱板4の凹部40によっても直立葉状片を屈曲させる必
要がある。このため、上述した第1の実施形態に係る製
造方法よりもさらに下方まで上記熱板4を押し当てる
か、上記第1の実施形態に係る製造方法で用いられた熱
板4よりも凹部40の深さが浅い熱板4を用いるなどす
るなどしなけばならないが、本実施形態に係る製造方法
が上記第1の実施形態に係る製造方法に比べてコスト高
であったり、作業性が悪いということもない。
造方法も上述した第1の実施形態に係る床用敷物2の製
造方法と略同様であるが、屈曲位置の異なる葉状片2
1’,22’を混在させるためには、凹凸が形成された
熱板4の凹部40によっても直立葉状片を屈曲させる必
要がある。このため、上述した第1の実施形態に係る製
造方法よりもさらに下方まで上記熱板4を押し当てる
か、上記第1の実施形態に係る製造方法で用いられた熱
板4よりも凹部40の深さが浅い熱板4を用いるなどす
るなどしなけばならないが、本実施形態に係る製造方法
が上記第1の実施形態に係る製造方法に比べてコスト高
であったり、作業性が悪いということもない。
【0044】なお、本実施形態に係る床用敷物2’も、
単独で敷物として用いてもよく、また、複数枚を互いに
隣接配置させて敷物として使用することもできるのはい
うまでもない。
単独で敷物として用いてもよく、また、複数枚を互いに
隣接配置させて敷物として使用することもできるのはい
うまでもない。
【0045】また、本実施形態においては、第1屈曲葉
状片21’の群、または第2屈曲葉状片22’の群によ
って所定のパターン模様を形成することが最大の特徴で
あり、これらの屈曲葉状片21’,22’以外の葉状片
が混在している床用敷物も本願発明の適用範囲であるこ
とはいうまでもない。
状片21’の群、または第2屈曲葉状片22’の群によ
って所定のパターン模様を形成することが最大の特徴で
あり、これらの屈曲葉状片21’,22’以外の葉状片
が混在している床用敷物も本願発明の適用範囲であるこ
とはいうまでもない。
【0046】さらに、上記いずれの実施形態において
も、上記床用敷物2(2’)を単独で敷物として使用す
る場合には、この床用敷物2(2’)の側面に形成され
ていたループ部24および係止部25は必要なものでは
ない。また、互いに隣接配置させられた複数枚の上記床
用敷物2(2’)が互いに離間しないようにするための
手段は、上述した手段には限定されず様々に設計変更可
能である。
も、上記床用敷物2(2’)を単独で敷物として使用す
る場合には、この床用敷物2(2’)の側面に形成され
ていたループ部24および係止部25は必要なものでは
ない。また、互いに隣接配置させられた複数枚の上記床
用敷物2(2’)が互いに離間しないようにするための
手段は、上述した手段には限定されず様々に設計変更可
能である。
【0047】また、直立葉状片21の群、または屈曲葉
状片22の群によって、あるいは第1屈曲葉状片の群、
または第2屈曲葉状片の群によって上記床用敷物2
(2’)の表面に形成される模様も、本願発明を説明す
るために参照した図面に描かれている模様には限定され
ず様々に設計変更可能である。
状片22の群によって、あるいは第1屈曲葉状片の群、
または第2屈曲葉状片の群によって上記床用敷物2
(2’)の表面に形成される模様も、本願発明を説明す
るために参照した図面に描かれている模様には限定され
ず様々に設計変更可能である。
【0048】さらに、上記ベース部材20の格子目20
aに形成された閉塞部20bの配置もまた選択的事項で
あり、様々に設計変更可能である。
aに形成された閉塞部20bの配置もまた選択的事項で
あり、様々に設計変更可能である。
【0049】その他、上記葉状片21,22(21’,
22’)は、必ずしも偏平先細状に形成する必要はな
く、断面形状が三角、四角、円形状またはその他の形状
であってもよいのはいうまでもない。
22’)は、必ずしも偏平先細状に形成する必要はな
く、断面形状が三角、四角、円形状またはその他の形状
であってもよいのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係る床用敷物の一
例を表す全体斜視図である。
例を表す全体斜視図である。
【図2】上記床用敷物の底面図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】上記床用敷物を一単位として複数枚用い、これ
らを隣接配置させて敷物として使用する場合の一例であ
る。
らを隣接配置させて敷物として使用する場合の一例であ
る。
【図5】(a)は上記床用敷物の製造に用いるプレス装
置にプレス型をセットし、このプレス型の下方にベース
部材を配置させた状態の全体斜視図であり、(b)は上
記プレス型の全体斜視図である。
置にプレス型をセットし、このプレス型の下方にベース
部材を配置させた状態の全体斜視図であり、(b)は上
記プレス型の全体斜視図である。
【図6】図4の一点鎖線Aで囲まれる領域の拡大底面図
である。
である。
【図7】本願発明の第2の実施形態に係る床用敷物の一
例を表す要部断面図である。
例を表す要部断面図である。
【図8】従来例に係る床用敷物の一部を表す斜視図であ
る。
る。
2 床用敷物 20 ベース部材 21 直立葉状片 21’ 第1屈曲葉状片 22 曲線状葉状片 22’ 第2屈曲葉状片 23 支承部材
Claims (7)
- 【請求項1】 ベース部材の表面に上方に向けて延びる
多数本の葉状片が形成された床用敷物であって、 上記葉状片は、垂直状に延びる直立葉状片と、この直立
葉状片をその高さ方向中間部から先端側を屈曲させてな
る屈曲葉状片とを含んでおり、 上記直立葉状片の群、または上記屈曲葉状片の群は、所
定のパターン模様を形成していることを特徴とする、床
用敷物。 - 【請求項2】 ベース部材の表面に上方に向けて延びる
多数本の葉状片が形成された床用敷物であって、 上記葉状片は、垂直状に延びる直立葉状片をその第1の
高さ位置より先端側を屈曲させてなる第1屈曲葉状片
と、上記直立葉状片をその第2の高さ位置より先端側を
屈曲させてなる第2屈曲葉状片とを含んでおり、 上記第1屈曲葉状片の群、または上記第2屈曲葉状片の
群は、所定のパターン模様を形成していることを特徴と
する、床用敷物。 - 【請求項3】 上記ベース部材の表面には、格子が設定
されており、この格子に沿って上記葉状片が形成されて
いる、請求項1または請求項2に記載の床用敷物。 - 【請求項4】 上記ベース部材の表面には、複数の荷重
支承突起が形成されている、請求項1ないし請求項3の
いずれかに記載の床用敷物。 - 【請求項5】 ベース部材の表面に垂直状に延びる多数
本の直立葉状片を形成する工程と、 上記多数本の直立葉状片のうち、所定のパターンにした
がって選択された領域に存在する葉状片に上方から熱板
を押し付けることにより、高さ方向中間部より先端側が
屈曲させられた屈曲葉状片の群を形成する工程と、 を含むことを特徴とする、床用敷物の製造方法。 - 【請求項6】 ベース部材の表面に垂直状に延びる多数
本の直立葉状片を形成する工程と、 上記多数本の直立葉状片のうち、所定のパターンにした
がって選択された領域に存在する葉状片に上方から熱板
を押し付けることにより、第1の高さ位置より先端側が
屈曲させられた第1屈曲葉状片の群を形成する工程と、 上記多数本の直立葉状片のうち、所定のパターンにした
がって選択された領域に存在する葉状片に上方から熱板
を押し付けることにより、第2の高さ位置より先端側が
屈曲させられた第2屈曲葉状片の群を形成する工程と、 を含むことを特徴とする、床用敷物の製造方法。 - 【請求項7】 上記第1屈曲葉状片群形成工程と、上記
第2屈曲葉状片群形成工程とは、同時に行われる、請求
項6に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2487597A JPH10216003A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 床用敷物、およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2487597A JPH10216003A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 床用敷物、およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10216003A true JPH10216003A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12150386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2487597A Pending JPH10216003A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 床用敷物、およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10216003A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9345366B2 (en) | 2007-09-21 | 2016-05-24 | Che-Yuan Chang | Bathing aid and bathing assembly using the same |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP2487597A patent/JPH10216003A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9345366B2 (en) | 2007-09-21 | 2016-05-24 | Che-Yuan Chang | Bathing aid and bathing assembly using the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6451400B1 (en) | Floor mat | |
JPH11289876A (ja) | 植栽用マット | |
CN201152003Y (zh) | 一种拼装式地板 | |
JPH10216003A (ja) | 床用敷物、およびその製造方法 | |
CA2367734A1 (en) | Chairmat with foot massage area | |
JP3884575B2 (ja) | 床化粧材 | |
US4250218A (en) | Floor covering | |
JP4947755B2 (ja) | タイルカーペット | |
JPH08333708A (ja) | 人工芝生 | |
JP3023467U (ja) | 敷設用タイル | |
JP4822496B2 (ja) | タイルカーペット | |
JPH0527913Y2 (ja) | ||
JP2001137277A (ja) | ガイドマット構造体 | |
CN2383903Y (zh) | 拼装板组成的木质地板 | |
CN205502503U (zh) | 一种表面为地毯的板材 | |
CN214179655U (zh) | 一种鞋托架 | |
JPS6311992Y2 (ja) | ||
JP3031375U (ja) | パターマット | |
JP2000139671A (ja) | 床用敷物 | |
JP3129634U (ja) | 床用敷物 | |
JP7093706B2 (ja) | 床材セット、及び、敷設構造 | |
JP3708073B2 (ja) | 建築板と、その製造方法、及び該建築板の留め付け構造 | |
CN203424740U (zh) | 橡胶脚垫 | |
JPH09173198A (ja) | 置敷カーペットマット | |
JPH0425109Y2 (ja) |