JPH10215833A - シート状物の加熱装置 - Google Patents

シート状物の加熱装置

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JPH10215833A
JPH10215833A JP9023077A JP2307797A JPH10215833A JP H10215833 A JPH10215833 A JP H10215833A JP 9023077 A JP9023077 A JP 9023077A JP 2307797 A JP2307797 A JP 2307797A JP H10215833 A JPH10215833 A JP H10215833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状海苔を斑なく焼く。 【解決する手段】 加熱ボックス1内にて互いに垂直面
内にて蛇行する様に第1、第2の一対の無端状搬送ベル
ト2、3を配備し、第1搬送ベルト2は投入口11近傍か
ら、反対側に位置する第1反転ローラ4までの第1搬送
部21と、第1反転ローラ4を経て反対側の第2反転ロー
ラ5へ戻る戻り部22を有し、第2搬送ベルト3は、第1
反転ローラ4の真上から180゜以上の範囲で第1搬送
ベルト2の外側から該反転ローラ4に被さって第2反転
ローラ5に向う第2搬送部31と、第2反転ローラ5から
反対側へ戻る戻り部32を有し、各搬送部21、31は、水平
又は搬送部上の海苔が滑り落ちない範囲で傾斜してお
り、各搬送ベルト2、3の搬送部21、31に対して相手搬
送ベルトの戻り部は離れており、シート状物は各搬送部
上ではフリー状態であるが、反転ローラ4、5上では第
1、第2搬送ベルト2、3に挟まれて搬送され、第1搬
送部21から第2搬送部31へ移る際は、反転してベルトに
接する面が表裏逆となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、海苔の焼き或いは乾燥
に使用して好適なシート状物の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
シート状海苔を焼き或いは乾燥させための加熱装置は、
横長の長尺ボックスに該ボックスの前後端を貫通して搬
送ベルトを周回可能に設け、ボックス内にヒータを配備
して構成されている。搬送ベルト上に並べて載せられた
海苔は、ボックス内を移行中にヒータによって加熱され
る。上記加熱装置では、搬送ベルトは、ボックス内をボ
ックスの長手方向に真っ直ぐに移動するだけであるか
ら、海苔を120枚/分程度の速度で、焼き或いは乾燥
するにはボックスの長さは4〜6m必要となる。一般に
加熱装置の上流側に海苔供給機、下流側に海苔包装装置
が接続され、定形のシート海苔は、海苔供給装置から1
枚つづ加熱装置に供給され、加熱装置によって焼かれ或
い乾燥された海苔は、包装装置によって自動包装され
る。加熱装置の機長が長くなれば、海苔加工包装ライン
も長くなって、設備のためスペースを広く必要とする不
利があった。
【0003】そこで出願人は上記問題を解決すべく、ヒ
ータを内蔵したボックス内にて、互いに垂直面内にて蛇
行して周回可能に無端状に張設された一対の無端状メッ
シュベルトによって、海苔を縦向きのまま上下に蛇行さ
せながらボックスの投入口から排出口へ移行させる海苔
を加熱する装置を案出した(特願平7−275651
号)。これは、加熱装置の機高は高くなるものの、機長
を大幅に短くできる利点があったが、海苔の投入から排
出までの間、海苔はメッシュベルトに挟まれた状態でヒ
ータの間を縫うように移行するため、海苔とベルトの接
触部と非接触部とでは焼け斑が生じる新たな問題のある
ことが判った。
【0004】本発明は、海苔をベルトに載せて横向き状
態で蛇行案内し、且つ1段づつ下がる毎に海苔を反転さ
せてベルトに接する面を裏表逆にすることにより、従来
の様に焼け斑が生じることなく、海苔の全面を均一に焼
くことのできる加熱装置を明らかにするものである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明のシート状物の加熱装置
は、シート状物の投入口(11)及び排出口(12)を開設した
ボックス(1)と、ボックス(1)内にて互いに垂直面内に
て蛇行する様に配備された第1、第2の一対の無端状搬
送ベルト(2)(3)と、該ベルト上のシート状物を加熱す
るヒータ(8)とによって構成され、第1搬送ベルト(2)
は投入口(11)近傍から、排出口(12)側に位置する第1反
転ローラ(4)までの第1搬送部(21)と、第1反転ローラ
(4)を経て投入口(11)側の第2反転ローラ(5)へ戻る戻
り部(22)とを有し、第2搬送ベルト(3)は、第1反転ロ
ーラ(4)に第1搬送ベルト(2)との外側から180゜以
上の範囲で被さって第2反転ローラ(5)に向う第2搬送
部(31)と、第2反転ローラ(5)から排出口(12)側へ戻る
戻り部(32)を有し、各搬送部(21)(31)は、水平又は搬送
部上の海苔が滑り落ちない範囲で傾斜しており、各搬送
ベルト(2)(3)の搬送部(21)(31)に対して相手搬送ベル
トの戻り部は離れており、シート状物は各搬送部上では
フリー状態であるが、反転ローラ(4)(5)上では第1、
第2搬送ベルト(2)(3)に挟まれて搬送され、第1搬送
部(21)から第2搬送部(31)へ受け渡される際は、反転し
てベルトに接する面が上下逆となる。
【0006】
【作用及び効果】本発明を海苔の焼装置に実施した場
合、第1搬送ベルト(2)の第1搬送部(21)に載って移動
中の海苔は、上面が開放されているため該上面は均一に
焼かれる。海苔が第1反転ローラ(4)によって反転し第
2搬送部(31)に受け渡されるとき、第2搬送ベルト(3)
が海苔に被さって海苔の脱落は防止される。又、このと
き、海苔は第1搬送部(21)に接していた面を上にし、反
対側の面を第2搬送部(31)に接触させる。第2搬送部(3
1)に載って移動中の海苔は、上面が開放されているため
該上面は均一に焼かれる。即ち、海苔の両面を均一に焼
くことができる。搬送部(21)(31)は、上下複数段に設け
られているため、焼装置の機長を短くできる。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明のシート状物の加熱装置
は、図1に示す如く、ヒータ列(81)(82)(83)を複数段に
内蔵した横長の略直方体のボックス(1)内に、ヒータ列
(81)(82)(83)の間を縫う様に第1、第2の一対の無端状
搬送ベルト(2)(3)を同一垂直面内で周回可能に配備し
て構成される。上記搬送ベルト(2)(3)は、ガラス繊維
束をネット状に編んで形成され、各搬送ベルト(2)(3)
は、表面にポリフッ化エチレン(商品名、テフロン)等の
耐熱性樹脂層にて被覆されている。ベルト(2)(3)の網
目は、1辺が5mm程度の正方形を呈している。第1、第
2搬送ベルト(2)(3)の幅は、実施例では搬送方向と直
交する方向にシート状海苔を2枚並べて載せることので
きる大きさであるが、シート状海苔を1枚或いは2枚以
上載せることのできる幅とすることもできる。
【0008】ボックス(2)の後側壁(15)に海苔の投入口
(11)、前側壁(16)に排出口(12)が、夫々床面から略同じ
高さ位置に横長に開設されている。投入口(11)と排出口
(12)を同じ高さにしたのは、加熱装置の前工程ラインと
後工程ラインの高さを揃えるためである。ボックス(2)
の上面には通気口(13)が突設され、該通気口(13)に通気
調節板(14)が配備されている。
【0009】第1搬送ベルト(2)は、図2の右下がり斜
線で示す(断面を表すものではない)如く、横向き且つ横
長のU字を描く様に周回し、第2搬送ベルト(3)は図2
の左下がり斜線で示す(断面を表すものではない)如く、
横向き且つ湾曲部が上向きになるJ字を描く様に周回
し、Uの開口にJの直線部が嵌まり込む様に第1搬送ベ
ルト(2)と第2搬送ベルト(3)が組合さっている。
【0010】第1搬送ベルト(2)を周回案内するローラ
群を説明する。図1に示す如く、ボックス(1)内には排
出口(12)に接近して排出口(12)よりも高位置に第1反転
ローラ(4)が、投入口(11)の近傍にて投入口(11)よりも
低位置に第2反転ローラ(5)が配備されている。第2反
転ローラ(5)よりも少しボックス(1)の後側壁(15)寄り
で、第2反転ローラ(5)の上位置と下位置に第1、第2
周回案内ローラ(60)(69)が配備され、第1反転ローラ
(4)よりも少し投入口(11)側に第1持上げローラ(6)、
第2反転ローラ(5)よりも少し排出口(12)側で第2反転
ローラ(5)よりも高位置で且つ第1周回案内ローラ(60)
よりも低位置に第2持上げローラ(61)が配備される。排
出口(12)の内側近傍には第3周回案内ローラ(65)及び該
ローラ(65)よりも下方に第4周回案内ローラ(64)が配備
される。外側に排出口(12)と同じ高さで排出案内ローラ
(28)が配備される。
【0011】第1搬送ベルト(2)は、第1周回案内ロー
ラ(60)から排出口(12)側に向い、第1反転ローラ(4)を
経由して反転し、第1持上げガイドローラ(6)及び第2
持上げローラ(61)の上面を通って投入口(11)側に戻り、
第2反転ローラ(5)を経由して反転し再び排出口(12)側
に向い、第3周回案内ローラ(65)、排出案内ローラ(28)
を経由して反転して排出口(12)から再び投入口(11)側に
向い、第2周回案内ローラ(69)を経由し第1周回案内ロ
ーラ(60)に戻って一周する。第4周回案内ローラ(64)か
ら周回案内ローラ(69)の間にて、テンションレバー(33)
が配備され、該レバー先端の押えローラ(34)が第1搬送
ベルト(2)を押えてテンションを付与している。第1搬
送ベルト(2)で囲まれた領域は、前記の如く略横向きU
字状を呈するのである。
【0012】第2搬送ベルト(3)を周回案内するローラ
群を説明する。前記第1反転ローラ(4)の上方で少し投
入口(11)寄りに、第3反転ローラ(68)、第1反転ローラ
(4)の上方で少し排出口(12)寄りに第3周回案内ローラ
(67)、第1反転ローラ(4)の少し下方で排出口(12)側に
第4周回案内ローラ(66)が配備される。第2反転ローラ
(5)と略同じ高さで該ローラ(5)よりも径小の第3持上
げローラ(62)が配備される。
【0013】第2搬送ベルト(3)は、第3反転ローラ(6
8)から第1反転ローラ(4)を経由して投入口(11)側に向
い、第2反転ローラ(5)を経由して反転し、第3持上げ
ローラ(62)の上面を通って排出口(12)側に向い第4周回
案内ローラ(66)、第3周回案内ローラ(67)を経由して第
3反転ローラ(68)に戻って一周する。第2搬送ベルト
(3)で囲まれた領域は、前記の如く略横向きJ字状を呈
するのである。第3周回案内ローラ(67)と第3反転ロー
ラ(68)との間にテンションレバー(25)が配備され、該レ
バー先端の押えローラ(26)が第2搬送ベルト(3)を押え
て、テンションを付与する。
【0014】第1反転ローラ(4)上では、第2搬送ベル
ト(3)は第1反転ローラ(4)の真上を含む180°以上
の範囲で第1搬送ベルト(2)の上すら第1反転ローラ
(4)に撒き付き、第2反転ローラ(5)上では、第1搬送
ベルト(2)は第2反転ローラ(5)の真下を含む180°
以上の範囲で第2搬送ベルト(3)の上から第2反転ロー
ラ(5)に巻き付く。第1搬送ベルト(2)及び第2搬送ベ
ルト(3)の周回移行路の適所に、ベルトを真っ直ぐに案
内するための受けローラ(27)が配備されている。第1搬
送ベルト(2)の第1周回案内ローラ(60)と第1反転ロー
ラ(4)との間が、第1搬送部(21)、第2搬送ベルト(3)
の第1反転ローラ(4)と第2反転ローラ(5)との間が、
第2搬送部(31)、第1搬送ベルト(2)の第2反転ローラ
(5)と排出案内ローラ(28)との間が第3搬送部(23)とな
っている。第1搬送ベルト(2)の第1反転ローラ(4)と
第2反転ローラ(5)との間が第2搬送部(31)から離間し
た第1戻り部(22)、第2搬送ベルト(3)の第2反転ロー
ラ(5)と第4周回案内ローラ(66)との間が第3搬送部(2
3)から離間した第2戻り部(32)、第1搬送ベルト(2)の
排出案内ローラ(28)と第2周回案内ローラ(69)との間が
第3戻り部(24)となっている。
【0015】第1周回案内ローラ(60)と第3反転ローラ
(68)との間にて第1搬送ベルト(2)の上方に第1搬送ベ
ルト(2)に接近して第1ヒータ列(82)が配備されてい
る。第1反転ローラ(4)と第2反転ローラ(5)との間で
は、第2搬送部(31)と第1戻り部(22)との間に第2ヒー
タ列(83)が配備されている。第2反転ローラ(5)と第3
周回案内ローラ(65)との間にて、第3搬送部(23)と第2
戻り部(32)との間に第3ヒータ列(84)が配備されてい
る。各ヒータ列(82)(83)(84)は、矩形の支持枠(81)内に
複数の棒状ヒータ(8)を搬送方向と直交する方法に平行
に配備したもである。
【0016】第1搬送ベルト(2)と第2搬送ベルト(3)
の周回駆動装置(7)は、モータ(70)によって回転するス
プロケット(71)、第1持上げローラ(6)、第1反転ロー
ラ(4)第3反転ローラ(68)、第3周回案内ローラ(67)、
第4周回案内ローラ(66)、第3周回案内ローラ(65)も第
4周回案内ローラ(64)、及び該第4周回案内ローラ(64)
下方のテンションスプロケット(63)に駆動チェーン(72)
を掛け渡して構成される。尚、駆動チェーン(72)は各ロ
ーラに直接係合せず、ローラ軸の一端に設けたスプロケ
ット(図示せず)に噛合しているのは勿論である。前記第
2持上げローラ(61)、第3持上げローラ(62)、周回案内
ローラ(69)、第1周回案内ローラ(60)、第2反転ローラ
(5)及び第2持上げローラ(74)の上方に配備したテンシ
ョンスプロケット(74)を一周して、補助周回チェーン(7
3)が張設される。補助周回チェーン(73)は、駆動側の回
転を補助的に付与するためのものである。
【0017】然して、 投入口(11)から第1搬送ベルト
(2)の第1搬送部(21)に1枚づつ順に投入された海苔
(9)は、該ベルト(2)に載って第1反転ローラ(4)に向
う。この間に、主として第1ヒータ列(82)によって海苔
の上面が焼かれ、第2ヒータ(83)によって海苔の下面も
少し焼かれる。海苔(9)が第1反転ローラ(4)に達する
と、海苔(9)に第2搬送ベルト(3)が被さって、この状
態で第1反転ローラ(4)上を反転し、海苔(9)は第2搬
送ベルト(3)の第2搬送部(31)に受け渡される。第1搬
送ベルト(2)は第1持上げローラ(6)によって第1搬送
ベルト(2)から離れ、即ち、海苔の上面は開放される。
但し海苔は、第1反転ローラ(4)によって180゜反転
しているから、この段階で上下面が逆になっている。第
2搬送部(31)を移行中の海苔は、主として第2ヒータ列
(83)によって海苔の上面が焼かれ、第3ヒータ列(84)に
よって下面も少し焼かれる。
【0018】海苔(9)が第2反転ローラ(5)に達する
と、第1搬送ベルト(2)が被さって、この状態で第2反
転ローラ(5)上を反転し、海苔(9)は第1搬送ベルト
(2)の第3搬送部(23)に受け渡される。海苔(9)の上下
面は再び逆になり、第3搬送部(23)によって排出口(12)
側へ移行中の海苔(9)は、第3ヒータ列(84)によって上
面が焼かれ、排出口(12)の外側に導かれ、次ぎ工程に受
け渡されるのである。
【0019】上記の様に、海苔は、第1反転ローラ(4)
及び第2反転ローラ(5)によって反転する都度、次の搬
送部に載せ変えられるため、搬送部と海苔(9)との接触
部分も変わり、従来の様に、一対の搬送ベルトで海苔を
挟んだまま、海苔を搬送しつつ加熱して焼く場合の様
に、海苔と搬送ベルトの接触部分と非接触部分の焼け斑
を生じることを可及的に防止できる。
【0020】尚、第1反転ローラ(4)によって第1搬送
ベルト(2)から第2搬送ベルト(3)に海苔(9)が受け渡
されるとき、海苔(9)が第1搬送ベルト(2)にひっつい
て第2搬送ベルト(3)から持上がってしまう虞れがあ
る。この場合、第1反転ローラ(4)上で第1搬送ベルト
(2)と第2搬送ベルト(3)が離れる位置に対応して、ス
クレーパ(100)を配備して、第1搬送ベルト(2)にひっ
ついて持上がろうとする海苔をスクレーパによって強制
的に第2搬送部(31)側に案内すればよい。第2反転ロー
ラ(5)上でも上記と同様の現象が起こる虞れがあので、
同様にしてスクレーパ(101)を配備すればよい。
【0021】更に、第1搬送ベルト(2)、第2搬送ベル
ト(3)は、搬送部を更に多段に形成することもでき、或
いは、第2反転ローラ(5)で反転させた海苔(9)を下方
に案内排出して第3搬送部(23)を省略することもでき
る。又、上記加熱装置は、ヒータ(8)の有効熱量、ヒー
タの数、ベルトの走行速度等によって、海苔焼と海苔乾
燥の2つの用途に使いわけることができる。又、本発明
の加熱装置は、海苔に限らずシート状物の焼き、或いは
乾燥に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱装置の断面図である。
【図2】搬送ベルトの周回経路の説明図である。
【図3】加熱装置の平面図である。
【符号の説明】
(1) ボックス (2) 第1搬送ベルト (21) 第1搬送部 (3) 第2搬送ベルト (31) 第2搬送部 (4) 第1反転ローラ (5) 第2反転ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状物の投入口(11)及び排出口(12)
    を開設したボックス(1)と、ボックス(1)内にて互いに
    垂直面内にて蛇行する様に配備された第1、第2の一対
    の無端状搬送ベルト(2)(3)と、該ベルト上のシート状
    物を加熱するヒータ(8)とによって構成され、 第1搬送ベルト(2)は投入口(11)近傍から、排出口(12)
    側に位置する第1反転ローラ(4)までの第1搬送部(21)
    と、第1反転ローラ(4)を経て投入口(11)側の第2反転
    ローラ(5)へ戻る戻り部(22)とを有し、 第2搬送ベルト(3)は、第1搬送ベルト(2)の外側から
    第1反転ローラ(4)に該ローラ(5)の上部から下部にか
    けて被さって第2反転ローラ(5)に向う第2搬送部(31)
    と、第2反転ローラ(5)から排出口(12)側へ戻る戻り部
    (32)を有し、 各搬送部(21)(31)は、水平又は搬送部上の海苔が滑り落
    ちない範囲で傾斜しており、各搬送ベルト(2)(3)の搬
    送部(21)(31)に対して相手搬送ベルトの戻り部は離れて
    おり、 シート状物は各搬送部上ではフリー状態であるが、反転
    ローラ(4)(5)上では第1、第2搬送ベルト(2)(3)に
    挟まれて搬送され、第1搬送部(21)から第2搬送部(31)
    へ受け渡される際は、反転してベルトに接する面が上下
    逆となるシート状物の加熱装置。
  2. 【請求項2】 投入口(11)と排出口(12)は、ボックス
    (1)の対向する側面に略同じ高さに設けられ、第1搬送
    部(21)の上流側の高さは投入口(11)に対応し、最終段の
    搬送部の下流端の高さは排出口(12)に対応する様に、各
    搬送部は投入口(11)が低く、排出口(12)が高くなる様に
    傾斜しているシート状物の加熱装置。
  3. 【請求項3】 第1搬送部(21)の上方、及び第2搬送部
    (31)と該第2搬送部(31)に対向する戻り部(22)との間に
    ヒータ(8)が配備されている請求項1又は2に記載のシ
    ート状物の加熱装置。
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