JPH10215351A - 光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査装置

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JPH10215351A
JPH10215351A JP9014942A JP1494297A JPH10215351A JP H10215351 A JPH10215351 A JP H10215351A JP 9014942 A JP9014942 A JP 9014942A JP 1494297 A JP1494297 A JP 1494297A JP H10215351 A JPH10215351 A JP H10215351A
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JP
Japan
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light beam
scanning
light
recording medium
laser
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JP9014942A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ejima
義紀 江島
Makoto Kamioka
誠 上岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各色ごとの画像形成にずれが生じる
ことのない光ビーム走査装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 記録開始センサ53は、感光体51の開
始ホール52が記録開始位置に到達したタイミングを検
出する。光センサ58は、主走査を開始した光ビームが
主走査開始位置に到達したタイミングを検出する。記録
開始センサ53と光センサ58の検出タイミングの時間
差に対応して、シリンドリカルレンズ移動手段2a,2
bがシリンドリカルレンズ72a,72bをそれぞれ上
下方向に移動させて感光体51上における奇数レーザビ
ーム74および偶数レーザビーム75の副走査方向の照
射位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各色ごとの静電潜
像を現像し、重ね合わせることによって多色画像を形成
するために感光体上に光ビームを照射して各色に対応し
た静電潜像を形成する光ビーム走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のレーザ走査装置の構成を
示すブロック図である。レーザ走査装置は、画像データ
に基づいて感光体51の表面にレーザビームを照射して
多色画像の各色に対応する静電潜像を形成する。感光体
51は、無端ベルト状に形成され、静電潜像の記録の開
始点を検出するための開始ホール52が所定の位置に形
成されている。感光体51の上方には、開始ホール52
を検知する光センサからなる記録開始センサ53が設け
られている。感光体51の記録の開始点の検出信号は画
像信号出力部60に出力される。画像信号出力部60
は、ビーム駆動部55に画像データを出力する。ビーム
駆動部55は、画像信号出力部60から出力された画像
データに基づいてレーザダイオード54を駆動する。レ
ーザダイオード54は、ビーム駆動部55からの駆動信
号を受けてレーザ光を回転多面鏡56に出射する。回転
多面鏡56は、六面の鏡面を有する平面鏡56aと、平
面鏡56aを回転させるモータ56bとから構成されて
いる。回転多面鏡56は等速回転することによってレー
ザダイオード54から出射されたレーザ光を所定の方向
に偏向走査させる。回転多面鏡56により偏向されたレ
ーザビームはfθレンズ61を透過して感光体51の表
面に照射される。
【0003】回転多面鏡56に接続されるタイミングパ
ルス発生部62は、回転多面鏡56のモータ56bの回
転に同期してタイミングパルスを発生する。また、回転
多面鏡56のモータ56bは、回転多面鏡駆動部63に
より回転動作が制御されている。回転多面鏡駆動部63
は、一定周期で発振する発振部64と、発振部64の信
号とタイミングパルス発生部62からの信号の位相を比
較する比較部65と、比較部65の比較結果に基づいて
回転多面鏡56のモータ56bの駆動動作を行う駆動部
66とから構成される。
【0004】次に、上記の構成を有するレーザ走査装置
の動作について説明する。図10は図9のレーザ走査装
置の動作のタイミングチャートである。図9および図1
0を参照して、まず駆動部66に外部から起動信号(図
示省略)が入力されると、回転多面鏡56のモータ56
bが回転を開始し、タイミングパルス発生部62よりモ
ータ56bに同期した信号が比較部65に送出される。
【0005】比較部65は、タイミングパルス発生部6
2からのタイミングパルスと発振部64からの信号の位
相を比較し両者の差分の信号を駆動部66に送出し、駆
動部66を介してモータ56bの回転動作を制御する。
すなわち、タイミングパルス発生部62から出力される
タイミングパルス信号は発振部64の発振周期に同期す
るように制御されるため、回転多面鏡56は常に等速回
転をする。
【0006】次に、ビーム駆動部55によりレーザダイ
オード54を駆動すると、レーザビムは、回転多面鏡5
6の1つの平面鏡に入射し、回転多面鏡56の回転に同
期して偏向走査される。そして、レーザビームが感光体
51の表面に達する前に、光センサ58を通過したとき
に図10(b)に示す記録開始位置信号b1が走査開始
パルス発生部59に出力される。走査開始パルス発生部
59は、光センサ58から出力された記録開始位置信号
b1と走査開始位置信号パルスan(nは整数)とを画
像信号出力部60に出力する。
【0007】画像信号出力部60は、記録開始信号b1
が入力されると、その後、最初に入力される走査開始信
号a1(図10(a)参照)のタイミングに同期して図
10(c)に示す画像信号c1をビーム駆動部55に出
力する。ここで記録開始位置信号b1と走査開始位置信
号a1のタイミングは時間t1だけずれている。
【0008】ビーム駆動部66は、画像信号出力部60
から出力される画像信号c1によりレーザダイオード5
4を駆動し、画像信号に応じたレーザビームを出射す
る。レーザビームは回転多面鏡56により走査され、f
θレンズ61を介して感光体51の表面に1ライン分の
画像を記録する。
【0009】回転多面鏡56の1つの平面鏡によるレー
ザビームの主走査が終了すると、回転多面鏡56の等速
回転により次の平面鏡にレーザビームが入射される。そ
して、上記と同様の動作を行い2ライン目の画像記録を
行う。以下、上記と同様の動作を繰り返して行い、感光
体51表面に1画面分の画像形成を行う。
【0010】さらに、多色印字の場合には、別の色の画
像を重ね合わせる必要があるため、感光体51を一周さ
せ、先の静電潜像が消去された感光体51の表面に上記
と同様の動作によって他の色のための画像記録を行う。
すなわち、まず1記録開始センサ53により感光体51
の開始ホール52の通過を検知し、さらに光センサ58
によって画像開始位置信号が画像信号出力部60に出力
され、さらに走査開始パルス発生部59から記録開始信
号a2が画像信号出力部60に出力される。そして、走
査開始位置信号a2のタイミングに同期して画像信号が
画像信号出力部60からビーム駆動部55に出力され、
2色目の画像形成動作が行われる。このような動作を所
定の色数に応じて行い、各色の画像を重ね合わせた後、
用紙に転写することにより多色印字が行われる。
【0011】図11は、従来の他のレーザ走査装置の構
成を示す斜視図である。このレーザ走査装置は、多ビー
ムを用いて一回の走査で複数ラインの記録が可能な多ビ
ーム方式のレーザ走査装置であり、近年の印字速度の高
速化の要求に対応するものである。以下の説明では、2
個の光源を有するレーザ走査装置について説明する。
【0012】図11において、レーザ走査装置は、レー
ザビームの出射方向が互いに直交するように配置される
第1光源(以下、奇数(ODD)レーザと称する)54
aおよび第2光源(以下、偶数(EVEN)レーザと称
する)54bとを有している。奇数レーザ54aの出射
方向にはレーザビームを平行光に整形するコリメータレ
ンズ70aおよびシリンドリカルレンズ72aが配置さ
れ、同様に偶数レーザ54bの出射方向にはコリメータ
レンズ70bおよびシリンドリカルレンズ72bが配置
されている。シリンドリカルレンズ72a,72bの出
射側にはビームスプリッタ71が配置されている。
【0013】ビームスプリッタ71は、奇数レーザ54
aのレーザビームを直角方向に偏向し、かつ偶数レーザ
54のレーザビームを透過し、それぞれ回転多面鏡(ポ
リゴンミラー)56の表面に導く。ポリゴンミラー56
は、高速回転するポリゴンモータ(図示省略)の回転軸
上に配置され、奇数レーザ54aおよび偶数レーザ54
bからのレーザビームを感光体(感光ドラム)51の表
面上に走査させる。ポリゴンミラー56と感光ドラム5
1の間にはポリゴンミラー56表面で反射されたレーザ
ビームのビーム径を所定のサイズに絞り込むfθレンズ
61および折り返しミラー73が配置されている。
【0014】上記の構成を有するレーザ走査装置の動作
について以下に説明する。まず、奇数レーザ54aおよ
び偶数レーザ54bから出射されるレーザビームはコリ
メータレンズ70a,70bおよびシリンドリカルレン
ズ72a,72bによりそれぞれ拡散光から平行光ある
いは収束光に整形される。整形された2つのレーザビー
ムはビームスプリッタ71によりポリゴンミラー56に
所定の入射角度で入射される。さらに、2つのレーザビ
ームは各々ポリゴンミラー56の回転に伴って偏向さ
れ、fθレンズ61および折り返しミラー73を介して
感光体51上に結像される。このレーザ走査装置では、
奇数レーザ54aおよび偶数レーザ54bから出射され
た2本のレーザビームにより感光ドラム51の主走査方
向に一度に2ライン分の画像を記録することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す従来のレーザ走査装置では、感光体51の記録開始
位置を検知する記録開始位置信号と感光体上でのレーザ
ビームの走査開始を検知する走査開始信号パルスとが同
期されていないため、記録開始位置が検知されてからレ
ーザ光の走査が開始されるまでの時間t1が感光体51
に形成される各画面ごとにばらつく場合がある。図10
(a)および図10(b)から明らかなように、この記
録開始位置信号b1と走査開始位置信号a1とのずれ時
間t1は最大で走査開始位置信号の1パルス分、すなわ
ち1ライン分の画像記録時間に相当する。このため、多
色印字では、各色ごとに画像形成位置がばらつき、副走
査方向において最大1ライン分の色ずれが生ずるという
問題があった。また、この図9に示すレーザ走査装置と
同じ制御方法により2個の光源を用いて1回の走査で2
ライン分の画像記録を行う場合には、最大で2ライン分
の色ずれが発生するおそれある。
【0016】また、図11に示す従来のレーザ走査装置
では、副走査方向の2ライン分の画像を同時に記録する
奇数レーザ54aと偶数レーザ54bとから出射された
レーザビームは、走査方向において解像度に応じた所定
の間隔で感光体51の表面に照射されなければならな
い。例えば、副走査方向の解像度が600dpiの場合
には42μmの間隔で照射されなければならない。とこ
ろが、奇数レーザ54aおよび偶数レーザ54bからの
2つのレーザビームの間隔を光学的に調整する方法は複
雑であり、レーザビームの間隔にばらつきが生じやす
い。また、レーザビームの照射経路の光学系の経時変化
や環境変化などによっても2つのレーザビームの間隔に
ばらつきが生じる。このようなレーザビームの間隔のば
らつきはそのまま印字画像の品質劣化を生じさせる。
【0017】さらに、図11のレーザ走査装置におい
て、副走査方向の解像度を切り換える機能を有するもの
がある。例えば、副走査方向の解像度を600dpiか
ら1200dpiに自動的に切り換える場合には、感光
ドラム51の副走査方向の回転速度を低下させることが
行われている。上述の解像度の場合には、1ラインごと
に画像形成を行うレーザ走査装置と比べて感光体ドラム
51の回転速度は4分の1に低下される。このため、2
ライン分を1度の走査で同時に画像記録するように構成
した場合でも、解像度を向上させることにより印字速度
が低下し、期待した高速印字が達成できないという問題
が生じる。
【0018】本発明は、各色ごとの画像形成位置にずれ
が生じることのない光ビーム走査装置を提供することを
目的とする。
【0019】さらに本発明は、副走査方向におけるレー
ザビームの間隔のずれを生じることなく一度の走査で複
数ラインの画像記録が可能な光ビーム走査装置を提供す
ることを目的とする。
【0020】さらに本発明は、印字速度の低下を生じる
ことなく解像度を切り換えて印字処理を行うことが可能
な光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ビーム走
査装置は、光ビームを出射する光源と、光源から出射さ
れた光ビームを記録媒体に導く光学手段と、光学手段に
より導かれる光ビームを主走査方向に走査させて記録媒
体上に照射する走査手段と、記録媒体を副走査方向に移
動させる移動手段とを備えた光ビーム走査装置におい
て、記録媒体が記録開始位置に到達した到達タイミング
を検出する第1の検出手段と、走査手段の主走査方向の
走査開始タイミングを検出する第2の検出手段と、記録
媒体の到達タイミングと走査手段の走査開始タイミング
との時間差を検出する時間差検出手段と、時間差検出手
段によって検出された時間差に応じて光ビームが記録媒
体に照射される位置を副走査方向に移動させるビーム位
置調整手段とを備えたものである。
【0022】本発明に係る光ビーム走査装置において
は、記録媒体が記録開始位置に到達した後、光ビームが
主走査を開始して走査開始位置に達するまでの時間差が
時間差検出手段により検出され、光ビームの副走査方向
の照射位置が時間差検出手段により検出された時間差に
応じて修正される。これにより、記録媒体の記録開始位
置への到達タイミングと走査手段の走査開始タイミング
との時間差が画像記録処理ごとにばらついた場合でも、
常に光ビームが副走査方向の一定の位置で記録媒体上に
照射される。それゆえ、記録媒体上の画像形成の位置ず
れを生じることのない高品質の画像を形成することがで
きる。また、多色印字を行う場合には、各色ごとの画像
間で画像形成の位置ずれが生じることのない高品質の多
色印字を行うことができる。
【0023】また、本発明に係る光ビーム走査装置は、
複数の光源を有し、1回の主走査によって複数の光源か
らの光ビームを記録媒体に照射して複数ラインの画像デ
ータを記録するレーザ走査装置において、複数の光源か
ら出射される複数の光ビームをそれぞれ記録媒体に導く
光学手段と、複数の光ビームのビーム間隔を検出する検
出手段と、検出手段が検出したビーム間隔に応じて光学
手段に含まれる複数の光ビームに対応した光学レンズを
それぞれ所定の方向に移動させる光学レンズ移動手段と
を備えたものである。
【0024】本発明に係る光ビーム走査装置において
は、光学レンズ移動手段によって複数の光ビームのビー
ム間隔が所定の間隔に調整される。これにより、画像の
副走査方向における解像度に対応した正規の間隔で主走
査ごとに複数のラインの画像記録を行わせることがで
き、副走査方向における画像ライン間隔の均一な高品質
の画像を形成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係る光ビーム走
査装置は、光ビームを出射する光源と、光源から出射さ
れた光ビームを記録媒体へ導く光学手段と、光学手段に
より導かれる光ビームを主走査方向に走査させて記録媒
体上に照射する走査手段と、記録媒体を副走査方向に移
動させる移動手段とを備えた光ビーム装置において、記
録媒体が記録開始位置に到達した到達タイミングを検出
する請求項1の検出手段と、走査手段の主走査方向の走
査開始タイミングを検出する請求項2の検出手段と、記
録媒体の到達タイミングと走査手段の走査開始タイミン
グとの時間差を検出する時間差検出手段と、時間差検出
手段によって検出された時間差に応じて光ビームが記録
媒体に照射される位置を副走査方向に移動させるビーム
位置調整手段とを備えたものである。
【0026】これにより、記録媒体が記録開始位置に到
達したタイミングと光ビームが主走査の走査開始位置に
到達したタイミングとの時間差が画像形成処理ごとにば
らついた場合でも、光ビームを副走査方向における一定
の位置で記録媒体に照射することが可能となり、画像形
成位置が均一な高品質な画像を形成することができる。
【0027】請求項2の発明に係る光ビーム走査装置
は、請求項1の発明に係る光ビーム走査装置の構成にお
いて、光学手段が光ビームを透過させる光学レンズを有
し、ビーム位置調整手段が、光学レンズを所定の方向に
移動させることによって光ビームが記録媒体に照射され
る位置を副走査方向に移動させる光学レンズ移動手段を
備えたものである。
【0028】これにより、光学レンズの位置を移動させ
ることによって記録媒体上における副走査方向の光ビー
ムの照射位置を調整することが可能となり、光ビームの
副走査方向の照射位置が常に一定な高品質の画像形成が
可能となる。
【0029】請求項3の発明に係る光ビーム走査装置
は、請求項2の発明に係る光ビーム走査装置の構成にお
いて、複数の光源をさらに備え、光学レンズおよび光学
レンズ移動手段が複数の光源から出射される光ビームの
各々の光路中に設けられたものである。
【0030】これにより、複数の光ビームを同時に照射
して1回の主走査で複数ラインの画像記録が可能な光ビ
ーム走査装置における各光ビームのビーム間隔の調整を
行うことが可能となり、複数の光ビームを用いた記録方
式の光ビーム走査装置においても、高品質の画像形成が
可能となる。
【0031】請求項4の発明に係る光ビーム走査装置
は、複数の光源を有し、1回の主走査によって複数の光
源からの光ビームを記録媒体に照射して複数ラインの画
像データを記録する光ビーム走査装置において、複数の
光源から出射される光ビームをそれぞれ記録媒体に導く
光学手段と、複数の光ビームのビーム間隔を検出する検
出手段と、検出手段が検出したビーム間隔に応じて、光
学手段に含まれる複数の光ビームに対応した光学レンズ
をそれぞれ所定の方向に移動させる光学レンズ移動手段
とを備えたものである。
【0032】これにより、1回の主走査によって複数ラ
インの画像データの記録が可能な方式の光ビーム走査装
置に対しても光ビームのビーム間隔を調整することが可
能となり、副走査方向における主走査ラインの間隔にば
らつきのない高品質の画像を得ることができる。
【0033】請求項5の発明に係る光ビーム走査装置
は、請求項4の発明に係る光ビーム走査装置の構成にお
いて、光学レンズ移動手段が、副走査方向の画像の解像
度が切り換えられるたびに、光ビームのビーム間隔が解
像度に対応した所定の間隔となるように光学レンズをそ
れぞれ所定の方向に移動させるものである。これによ
り、光ビームのビーム間隔の調整が正確に行われる。
【0034】請求項6の発明に係る光ビーム走査装置
は、請求項5の発明に係る光ビーム走査装置の構成にお
いて、記録媒体を副走査方向に移動させる移動手段と、
画像の解像度に応じて記録媒体の移動速度を切り換える
速度制御手段とをさらに備えたものである。
【0035】これにより、副走査方向の解像度に応じて
光ビームのビーム間隔調整と記録媒体の移動速度調整と
を組み合わせて行うことにより、画像記録処理の速度低
下を抑制して高解像度の画像記録を行うことができる。
【0036】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るレーザ
走査装置の構成を示す斜視図であり、図2は図1に示す
レーザ走査装置の平面図である。
【0037】図1において、レーザ走査装置は、レーザ
ビームの出射方向が直交するように配置される第1光源
(奇数(ODD)レーザ)54aと第2光源(偶数(E
VEN)レーザ)54bとを有している。奇数レーザ5
4aのレーザビームの出射方向にはレーザビームを平行
光あるいは収束光に整形するコリメータレンズ70aお
よびシリンドリカルレンズ72aが配置され、偶数レー
ザ54bの出射方向には同様にコリメータレンズ70お
よびシリンドリカルレンズ72bが配置されている。シ
リンドリカルレンズ72a,72bの出射側にはビーム
スプリッタ7Iが配置されている。
【0038】ビームスプリッタ71は、奇数レーザ54
bのレーザビームを直角方向に偏向し、偶数レーザ54
bのレーザビームを透過し、それぞれポリゴンミラー
(走査手段)56の表面に導く。なお、図中の付番7
6,77はそれぞれレーザビームの偏向方向を示してい
る。ポリゴンミラー56は、高速回転するポリゴンミラ
ー(図示省略)の回転軸上に配置され、奇数レーザ54
aおよび偶数レーザ54bからのレーザビームを感光体
51の表面上に走査する。感光体51は移動手段(図示
省略)によって副走査方向に回動される。ポリゴンミラ
ー56と感光体51との間には、ポリゴンミラー56表
面で反射されたレーザビームのビーム径を所定のサイズ
に絞り込むfθレンズ61および折り返しミラー73が
配置されている。
【0039】また、ビームスプリッタ71は奇数レーザ
54aおよび偶数レーザ54bから出射されるレーザビ
ームの一部をビーム位置検出センサ1に導く。図3は、
レーザビームのビーム位置検出センサ1への入射状態を
示す斜視図である。ビーム位置検出センサ1は奇数レー
ザ54aから出射された奇数レーザビーム74と偶数レ
ーザ54bから出射された偶数レーザビーム75の鉛直
方向の位置を検出する。このビーム位置検出センサ1に
よって、奇数ラインの画像記録を行う奇数レーザビーム
74と偶数ラインの画像記録を行う偶数レーザビーム7
5との間隔を調整することができる。その調整動作につ
いては後述する。
【0040】図4は、図1のレーザ走査装置の制御系を
示すブロック図である。図4において、レーザ走査装置
は、制御系として、奇数レーザビーム74および偶数レ
ーザビーム75のビーム間隔を検出するビーム位置検出
センサ1、シリンドリカルレンズ72a,72bの駆動
モータを駆動するモータ駆動手段3、基準クロックck
をカウントするカウント手段4およびレーザ走査装置の
動作制御を行うCPU5とを備えている。
【0041】上記のレーザ走査装置は、奇数ラインの画
像記録を行う奇数レーザビーム74と偶数ラインの画像
記録を行う偶数レーザビーム75との間隔を調整する機
能を有している。以下、このビーム間隔調整機能につい
て説明する。図5は、奇数レーザ54aの出射側に設け
られたシリンドリカルレンズ移動手段2aの構成を示す
斜視図である。なお、偶数レーザ54bの出射側に設け
られたシリンドリカルレンズ移動手段2bも同様の構造
を有している。
【0042】シリンドリカルレンズ移動手段(光学レン
ズ移動手段)2aはモータ駆動手段3(図4参照)によ
り駆動されるステッピングモータ21を備える。ステッ
ピングモータ21の回転軸にはウォームギア22が取り
付けられており、このウォームギヤ22がシャフト23
に固定されたウォームホイル24に噛み合っている。さ
らに、シャフト23の他方部分にはねじ部が形成され、
このねじ部にシリンドリカルレンズ取り付け部材25の
一部が係合されている。したがって、ステッピングモー
タ21を回転させると、ウォームギア22、ウォームホ
イル24を介してシャフト23が回転し、シャフト23
の回転によってシリンドリカルレンズ取り付け部材25
が上下方向に移動する。これによって、シリンドリカル
レンズ72aの上下方向の位置を移動させることができ
る。シリンドリカルレンズ72aの上下方向の移動量は
ステッピングモータ21に入力される駆動パルスのパル
ス数に比例する。そこで、駆動パルスは、1パルスがシ
リンドリカルレンズ72aを上下方向に1μm移動させ
るように予め調整されている。また、このシリンドリカ
ルレンズ72aの上下方向の移動量が感光体51の表面
上でのレーザビームの副走査方向の移動量と一致するよ
うにビームスプリッタ71、ポリゴンミラー56などの
光学系が光学調整されている。
【0043】次に、シリンドリカルレンズ移動手段2
a,2bによるレーザビーム間隔の調整動作について説
明する。図6は、ビーム位置検出センサにおける光学調
整動作を示す説明図である。例えば、本発明に係るレー
ザ走査装置の感光体51上での各走査ラインの副走査方
向の間隔は副走査方向の解像度が600dpiの場合に
は42μm、1200dpiの場合には21μmに設定
する必要がある。図6(a)は、奇数レーザビーム74
の上下方向(感光体51上では副走査方向)の位置調整
を示しており、図6(b)は解像度が600dpiの場
合の偶数レーザビーム75の上下方向の位置調整を示し
ている。さらに、図6(c)は解像度が1200dpi
の場合の偶数レーザビーム74の上下方向の位置調整を
示している。
【0044】図6において、ビーム位置検出センサ1は
ナイフエッジスリット11を備える。ナイフエッジスリ
ット11にはそれぞれ上下方向に異なる位置に形成され
た第1カット面11a、第2カット面11bおよび第3
カット面11cが形成されている。さらに、ビーム位置
検出センサ1では、このナイフエッジスリット11の第
1〜第3カット面11a〜11cのそれぞれに対応して
第1〜第3フォトセンサ12〜14が配置されている。
【0045】図6(a)に示すように、まず最初に奇数
レーザ54aを点灯させ、奇数レーザビーム74をビー
ム位置検出センサ1に導く。初期状態においては、環境
変化や経時変化あるいは機械の微妙なひずみなどの要因
によって奇数レーザビーム74が点線で示す位置にずれ
ている場合がある。そこで、図5に示すシリンドリカル
レンズ72aを駆動してシリンドリカルレンズ72aの
位置を調整し、奇数レーザビーム74を移動させてフォ
トセンサ12からの出力を監視する。図7は、フォトセ
ンサの出力特性図である。奇数レーザビーム74がナイ
フエッジスリット11の第1カット面11aより下方に
移動するとともに第1フォトセンサ12からのセンサ出
力が図7に示すように上昇する。図7において、奇数レ
ーザビーム74が第1カット面11aより下方に移動し
始めた時のセンサ出力をY1、奇数レーザビーム74が
第1カット面11aの下方に完全に移動したときのセン
サ出力をY2とすると、センサ出力Y2とY1との中間の
センサ出力Y0となる位置で奇数レーザビーム74の移
動を停止する。
【0046】第1フォトセンサ12の出力は図4に示す
CPU5のA/D0ポートに入力され、その出力レベル
が検出される。そして、上述のように、センサ出力がY
0となるまでCPU5はモータ駆動手段3を制御してシ
リンドリカルレンズ移動手段2aのステッピングモータ
21に駆動パルスを出力させる。そして、センサ出力レ
ベルがY0になった時点でCPU5はモータ駆動手段3
からのパルス出力を停止させ、シリンドリカルレンズ7
2aの位置を保持する。これにより、奇数レーザビーム
74はナイフエッジスリット11の第1カット面11a
の位置に調整される。その後、奇数レーザ54aは消灯
される。
【0047】次に、図6(b)に示すように、偶数レー
ザ54bを点灯させ、偶数レーザビーム75をビーム位
置検出センサ1に導く。ビーム位置検出センサ1では、
ナイフエッジスリット11の第2カット面11bおよび
第2フォトセンサ13を利用して、上記と同様の調整動
作を行い、偶数レーザビーム75が第2カット面11b
に一致する位置に調整する。これにより、図6(a)で
示した奇数レーザビーム74の調整位置Aとこの偶数レ
ーザビーム75の調整位置Bとが所定の間隔L1(=4
2μm)に調整される。
【0048】また、図6(c)に示すように、副走査方
向の解像度が1200dpiの場合には、ナイフエッジ
スリット11の第3カット面11cと第3フォトセンサ
14とを用いて上記と同様の調整動作が行われる。これ
により、偶数レーザビーム75が第3カット面11cに
一致する位置に調整される。この場合、奇数レーザビー
ム74の調整位置Aと偶数レーザビーム75の調整位置
Cとが所定の間隔L2(=21μm)に調整される。
【0049】奇数レーザビーム74および偶数レーザビ
ーム75のビーム間隔の光学調整が終了すると、次に画
像形成動作が行われる。図8は、レーザ走査装置の動作
のタイミングチャートであり、黒(BLACK)、シア
ン(CYAN)、マゼンタ(MAGENTA)、イエロ
ー(YELLOW)の4色印字動作時を示している。
【0050】まず、感光体51の回転が開始され、感光
体51の所定位置に形成された開始ホール52が記録開
始センサ(第1の検出手段)53を通過すると、記録開
始センサ53から垂直同期信号VSYNCが出力される。ま
た、奇数レーザ54aおよび偶数レーザ54bが点灯
し、ポリゴンミラー54が回転し始めると、奇数レーザ
ビーム74および偶数レーザビーム75が光センサ(第
2の検出手段)58を通過するたびに、光センサ58か
ら水平同期信号HSYNCが出力される。CPU5は、垂直
同期信号VSYNCが出力されるとカウンタ4を駆動し、ク
ロックckのカウントを開始する。そして、最初の水平
同期信号HSYNCが光センサ58から出力された時点のカ
ウント値を保持する。すなわち、垂直同期信号VSYNCと
最初の垂直同期信号HSYNCとのずれ時間Δtk間のクロ
ックckのクロック数をカウントして保持する。ここ
で、カウンタ4およびCPU5が時間差検出手段を構成
する。
【0051】感光体1の記録開始位置から正確に画像の
記録を開始するためには、垂直同期信号VSYNCと最初の
水平同期信号HSYNCとが一致している必要があるが、実
際には両者の同期を取っていないため、上記のようなず
れ時間Δtkが生じる。そこで、CPU5は画像記録開
始位置の補正動作を以下のようにして行う。
【0052】クロックckの周波数が1MHz、ずれ時
間Δtk間のクロックのカウント値が100とすると、
ずれ時間Δtkは100μsecであり、これを感光体
上の副走査方向の距離に換算すると、実際にレーザビー
ムが主走査を開始する位置は、正規の開始基準位置から
21μmだけ副走査方向に遅れた位置となっている。C
PU5は、このクロックckのカウント値および周波数
並びにプロセススピードなどのデータを用いて副走査方
向のずれ量を算出する。ずれ量が算出されると、ずれ量
に相当する量だけ奇数レーザビーム54および偶数レー
ザビーム75の感光体51への照射位置を副走査方向に
進む位置に偏向させる動作を行う。すでに説明したよう
に、シリンドリカルレンズ移動手段2a,2bではパル
スモータ21に与える駆動パルスの1パルスでシリンド
リカルレンズ72a,72bを1μm移動することがで
き、これにより、感光体51上で奇数レーザビーム54
および偶数レーザビーム75をそれぞれ1μm移動させ
ることができる。そこで、ずれ量21μmに相当する2
1パルスをモータ駆動手段3から出力させて奇数レーザ
74の走査位置を正規の基準位置に一致させるととも
に、偶数レーザビーム75が副走査方向の解像度に応じ
た間隔だけ奇数レーザビーム74から隔てた位置を走査
するように調整する。
【0053】以上の動作は奇数レーザビーム74および
偶数レーザビーム75が最初に光センサ58に到達して
から感光体の表面の記録開始位置に到達するまでの間に
行われる。
【0054】上記の「黒」の画像形成が終了すると、感
光体51が一周し、再度感光体51の開始ホール52が
記録開始センサ53の検出位置に到達する。そして、上
記と同様の走査により「シアン」の画像形成が行われ
る。その後、引き続いて「マゼンタ」および「イエロ
ー」の画像形成が行われる。図8に示すように、各色の
記録開始時点ではそれぞれずれ時間ΔtC、ΔtM、Δt
yが生じるが、CPU5による上記の補正処理によって
各色の記録開始位置は常に副走査方向の一定の位置に揃
えられる。したがって、各色の画像データを用紙上に重
ね合われる際に色ずれが生じることが防止される。
【0055】また、上記のレーザ走査装置の画像形成動
作時に、副走査方向の解像度を切り換える場合、CPU
5は感光体1の移動手段の移動速度(プロセススピー
ド)を変化させる。例えば、2ビーム方式において副走
査方向の解像度を600dpiから1200dpiに切
り換える場合、ポリゴンモータの回転数が一定ならば、
プロセススピードを210mm/s(秒)から105m
m/sに半減すればよい。このため、従来のレーザ装置
ではプロセススピードを4分の1(52mm/s)にす
る必要があるのに比べて高速で高解像度の画像形成を行
なうことができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録媒体
への画像記録のたびに、常に一定の位置から画像データ
の記録が開始される。これにより、多色画像を重ね合わ
せて印字を行う際の色ずれを確実に防止することができ
る。
【0057】また、1回の走査で複数ラインの画像記録
を行う場合でも、ビーム間隔を正確に調整することによ
り、主走査ライン間の間隔のばらつきのない高品質の画
像を形成することができる。さらに、副走査方向の解像
度に応じてビーム間隔を調整可能に構成されたことによ
り、解像度の変化に対して容易に対応することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ走査装置の構成を示す斜視
【図2】図1に示すレーザ走査装置の平面図
【図3】レーザビームのビーム位置検出センサへの入射
状態を示す斜視図
【図4】図1のレーザ走査装置の制御系を示すブロック
【図5】奇数レーザの出射側に設けられたシリンドリカ
ルレンズ移動手段の構成を示す斜視図
【図6】ビーム位置検出センサにおける光学調整動作を
示す説明図
【図7】フォトセンサの出力特性図
【図8】レーザ走査装置の動作のタイミングチャート
【図9】従来のレーザ走査装置の構成を示すブロック図
【図10】図9のレーザ走査装置の動作のタイミングチ
ャート
【図11】従来の他のレーザ走査装置の構成を示す斜視
【符号の説明】 1 ビーム位置検出センサ 2a,2b シリンドリカルレンズ移動手段 3 モータ駆動手段 4 カウント手段 5 CPU 11 ナイフエッジスリット 12,13,14 フォトセンサ 52 開始ホール 53 記録開始センサ 54a 奇数レーザ 54b 偶数レーザ 56 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 58 光センサ 59 走査開始パルス発生部 60 画像信号出力部 70a,70b コリメータレンズ 71 ビームスプリッタ 72a,72b シリンドリカルレンズ 74 奇数レーザビーム 75 偶数レーザビーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを出射する光源と、前記光源から
    出射された前記光ビームを記録媒体へ導く光学手段と、
    前記光学手段により導かれる光ビームを主走査方向に走
    査させ前記記録媒体上に照射する走査手段と、前記記録
    媒体を副走査方向に移動させる移動手段とを備えた光ビ
    ーム走査装置において、前記記録媒体が記録開始位置に
    到達した到達タイミングを検出する第1の検出手段と、
    前記走査手段の主走査方向の走査開始タイミングを検出
    する第2の検出手段と、前記記録媒体の到達タイミング
    と前記走査手段の走査開始タイミングとの時間差を検出
    する時間差検出手段と、前記時間差検出手段によって検
    出された前記時間差に基づいて前記光ビームが前記記録
    媒体に照射される位置を副走査方向に移動させるビーム
    位置調整手段とを備えたことを特徴とする光ビーム走査
    装置。
  2. 【請求項2】前記光学手段は前記光ビームを透過させる
    光学レンズを有し、前記ビーム位置調整手段は、前記光
    学レンズを所定の方向に移動させることによって前記光
    ビームが前記記録媒体に照射する位置を副走査方向に移
    動させる光学レンズ移動手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の光ビーム走査装置。
  3. 【請求項3】複数の光源をさらに備え、前記光学レンズ
    および前記光学レンズ移動手段は前記複数の光源から出
    射される光ビームの各々の光路中に設けられたことを特
    徴とする請求項2記載の光ビーム走査装置。
  4. 【請求項4】複数の光源を有し、1回の主走査によって
    前記複数の光源から出射された光ビームを記録媒体に照
    射して1度に複数ラインの画像データを記録する光ビー
    ム走査装置において、前記複数の光源から出射される複
    数の光ビームをそれぞれ前記記録媒体に導く光学手段
    と、前記複数の光ビームのビーム間隔を検出する検出手
    段と、前記検出手段が検出した前記ビーム間隔に応じて
    前記光学手段に含まれる前記複数の光ビームに対応した
    光学レンズをそれぞれ所定の方向に移動させる光学レン
    ズ移動手段とを備えたことを特徴とする光ビーム走査装
    置。
  5. 【請求項5】前記光学レンズ移動手段は、副走査方向の
    画像の解像度が切り換えられるたびに、前記解像度に対
    応した前記光ビームのビーム間隔が所定の隔となるよう
    に前記光学レンズをそれぞれ所定の方向に移動させるこ
    とを特徴とする請求項4記載の光ビーム走査装置。
  6. 【請求項6】前記記録媒体を副走査方向に移動させる移
    動手段と、前記画像の解像度に応じて前記記録媒体の移
    動速度を切り換える速度制御手段とをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項5記載の光ビーム走査装置。
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