JPH10215110A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH10215110A JPH10215110A JP2964897A JP2964897A JPH10215110A JP H10215110 A JPH10215110 A JP H10215110A JP 2964897 A JP2964897 A JP 2964897A JP 2964897 A JP2964897 A JP 2964897A JP H10215110 A JPH10215110 A JP H10215110A
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- JP
- Japan
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- antenna
- outer periphery
- antenna element
- insulating resin
- cylindrical base
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 突出されたアンテナエレメント30に引き抜
き方向に大きな力が作用しても破損されないアンテナ装
置を提供する。 【解決手段】 アンテナエレメント30の外周に絶縁樹
脂からなるアンテナカバー34を被せる。このアンテナ
カバー34の軸方向中間部外周に径大部34aを形成す
る。この径大部34aの外周および肩部に金属パイプ3
6を嵌合するとともにカシメて被せる。これを筒状ベー
ス40に軸方向に移動自在に挿入する。筒状ベース40
の先端に設けたトップナット42に、アンテナカバー3
4の先端側は貫通し得るが径大部34aは通過できない
径の孔42aを穿設する。
き方向に大きな力が作用しても破損されないアンテナ装
置を提供する。 【解決手段】 アンテナエレメント30の外周に絶縁樹
脂からなるアンテナカバー34を被せる。このアンテナ
カバー34の軸方向中間部外周に径大部34aを形成す
る。この径大部34aの外周および肩部に金属パイプ3
6を嵌合するとともにカシメて被せる。これを筒状ベー
ス40に軸方向に移動自在に挿入する。筒状ベース40
の先端に設けたトップナット42に、アンテナカバー3
4の先端側は貫通し得るが径大部34aは通過できない
径の孔42aを穿設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナエレメン
トを突出および収納自在としたアンテナ装置に関するも
のである。
トを突出および収納自在としたアンテナ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用のモータ駆動アンテナ装置
にあっては、テレスコープ状の多段アンテナエレメント
が伸長および収縮自在に構成されている。この多段アン
テナエレメントは、上段側のエレメントの下端に外周側
に拡張された膨大部が形成され、下段側のエレメントの
上端に内周側に狭搾されて上段側エレメントの膨大部が
抜け出ない狭搾部が形成される。そこで、伸長状態にあ
る多段アンテナエレメントの各エレメントは、下端側エ
レメントの膨大部と上端側エレメントの狭搾部が相互に
係合して抜けが阻止され、突出長さが規制される。この
多段アンテナエレメントの伸長および収縮は最先端エレ
メントの下端にラックコードが連結されるとともに、こ
のラックコードのラックにモータに連結されたピニオン
ギアが噛合され、モータの正回転および逆回転駆動によ
り制御される。
にあっては、テレスコープ状の多段アンテナエレメント
が伸長および収縮自在に構成されている。この多段アン
テナエレメントは、上段側のエレメントの下端に外周側
に拡張された膨大部が形成され、下段側のエレメントの
上端に内周側に狭搾されて上段側エレメントの膨大部が
抜け出ない狭搾部が形成される。そこで、伸長状態にあ
る多段アンテナエレメントの各エレメントは、下端側エ
レメントの膨大部と上端側エレメントの狭搾部が相互に
係合して抜けが阻止され、突出長さが規制される。この
多段アンテナエレメントの伸長および収縮は最先端エレ
メントの下端にラックコードが連結されるとともに、こ
のラックコードのラックにモータに連結されたピニオン
ギアが噛合され、モータの正回転および逆回転駆動によ
り制御される。
【0003】かかる多段アンテナエレメントの突出長さ
は約1mとかなり長い。そこで、不慮の大きな力が加わ
って破損される虞があるとともに、他の器物等を傷付け
易い。また、車体から約1mもの長さの棒状体が突出す
ることは、デザイン的に望ましいものでない。
は約1mとかなり長い。そこで、不慮の大きな力が加わ
って破損される虞があるとともに、他の器物等を傷付け
易い。また、車体から約1mもの長さの棒状体が突出す
ることは、デザイン的に望ましいものでない。
【0004】このような観点から、特許出願人は、先に
特願平8−114296号により突出長さが約15cm
と極めて短いモータ駆動アンテナ装置を提案している。
この技術は、アンテナエレメントとしてヘリカルコイル
を用い、突出した状態で物理的長さは短いもののアンテ
ナ実効長を約1mとしたものである。AM帯信号および
FM帯信号を受信するアンテナとして、従来のものと同
様なアンテナ特性が得られている。
特願平8−114296号により突出長さが約15cm
と極めて短いモータ駆動アンテナ装置を提案している。
この技術は、アンテナエレメントとしてヘリカルコイル
を用い、突出した状態で物理的長さは短いもののアンテ
ナ実効長を約1mとしたものである。AM帯信号および
FM帯信号を受信するアンテナとして、従来のものと同
様なアンテナ特性が得られている。
【0005】該技術の要部を図5を用いて簡単に説明す
る。図5は、先に提案したモータ駆動アンテナ装置の要
部の縦断面図である。図5において、ヘリカルコイルか
らなるアンテナエレメント10に絶縁樹脂からなるアン
テナカバー12が被せられる。このアンテナカバー12
の下端には、ラックコード14の先端が一体的に固定さ
れた連結部材16が当接される。そして、アンテナカバ
ー12の下端部と連結部材16に跨がってジョイントパ
イプ18が嵌合され、さらにカシメられてアンテナカバ
ー12に連結部材16が一体的に連結固定される。この
連結部材16には、ジョイントパイプ18の下端部付近
に径大部からなるストッパ部16aが形成される。そし
て、一体化されたアンテナエレメント10とラックコー
ド14が、筒状ベース20に軸方向に移動自在に挿入さ
れ、この筒状ベース20の先端部に設けたストッパ部材
22に連結部材16のストッパ部16aが当接して抜け
方向の移動が規制されるように構成されている。
る。図5は、先に提案したモータ駆動アンテナ装置の要
部の縦断面図である。図5において、ヘリカルコイルか
らなるアンテナエレメント10に絶縁樹脂からなるアン
テナカバー12が被せられる。このアンテナカバー12
の下端には、ラックコード14の先端が一体的に固定さ
れた連結部材16が当接される。そして、アンテナカバ
ー12の下端部と連結部材16に跨がってジョイントパ
イプ18が嵌合され、さらにカシメられてアンテナカバ
ー12に連結部材16が一体的に連結固定される。この
連結部材16には、ジョイントパイプ18の下端部付近
に径大部からなるストッパ部16aが形成される。そし
て、一体化されたアンテナエレメント10とラックコー
ド14が、筒状ベース20に軸方向に移動自在に挿入さ
れ、この筒状ベース20の先端部に設けたストッパ部材
22に連結部材16のストッパ部16aが当接して抜け
方向の移動が規制されるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す技術にあっ
ては、突出されたアンテナカバー12に、さらに引き抜
く方向の大きな力が加えられると、ジョイントパイプ1
8のカシメにより固定されているアンテナカバー12と
連結部材16の連結が、外れてしまう虞があった。
ては、突出されたアンテナカバー12に、さらに引き抜
く方向の大きな力が加えられると、ジョイントパイプ1
8のカシメにより固定されているアンテナカバー12と
連結部材16の連結が、外れてしまう虞があった。
【0007】本発明は、突出されたアンテナエレメント
に引き抜き方向の大きな力が作用しても容易には破損さ
れないようにしたアンテナ装置を提供することを目的と
する。
に引き抜き方向の大きな力が作用しても容易には破損さ
れないようにしたアンテナ装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアンテナ装置は、アンテナエレメントの
外周をすくなくとも囲むように絶縁樹脂被覆部材を設
け、このアンテナエレメントを筒状ベースに軸方向に移
動自在に挿入し、前記絶縁樹脂被覆部材の外周に突出側
が細径の段差部を設け、前記筒状ベースの先端部に前記
絶縁樹脂被覆部材の突出側は貫通し得るが前記段差部は
通過し得ない径の狭搾部を設けて構成されている。
めに、本発明のアンテナ装置は、アンテナエレメントの
外周をすくなくとも囲むように絶縁樹脂被覆部材を設
け、このアンテナエレメントを筒状ベースに軸方向に移
動自在に挿入し、前記絶縁樹脂被覆部材の外周に突出側
が細径の段差部を設け、前記筒状ベースの先端部に前記
絶縁樹脂被覆部材の突出側は貫通し得るが前記段差部は
通過し得ない径の狭搾部を設けて構成されている。
【0009】また、アンテナエレメントの外周に絶縁樹
脂からなるアンテナカバーを被せ、このアンテナエレメ
ントを筒状ベースに軸方向に移動自在に挿入し、前記ア
ンテナカバーの外周に突出側が細径の段差部を設け、前
記筒状ベースの先端に設けたトップナットに前記アンテ
ナカバーの突出側は貫通し得るが前記段差部は通過し得
ない径の孔を設けて構成することもできる。
脂からなるアンテナカバーを被せ、このアンテナエレメ
ントを筒状ベースに軸方向に移動自在に挿入し、前記ア
ンテナカバーの外周に突出側が細径の段差部を設け、前
記筒状ベースの先端に設けたトップナットに前記アンテ
ナカバーの突出側は貫通し得るが前記段差部は通過し得
ない径の孔を設けて構成することもできる。
【0010】そして、前記段差部の外周および肩部に金
属部材を被せて構成しても良い。
属部材を被せて構成しても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明のアンテ
ナ装置の一実施例の要部の縦断面図である。図2は、図
1に示す段差部の構造を示す図であり、(a)は正面図
であり、(b)は縦断面図であり、(c)は図2(a)
のA−A矢視断面図である。図3は、アンテナエレメン
トが筒状ベース内で軸方向に移動できるのを説明する縦
断面図である。
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明のアンテ
ナ装置の一実施例の要部の縦断面図である。図2は、図
1に示す段差部の構造を示す図であり、(a)は正面図
であり、(b)は縦断面図であり、(c)は図2(a)
のA−A矢視断面図である。図3は、アンテナエレメン
トが筒状ベース内で軸方向に移動できるのを説明する縦
断面図である。
【0012】図1ないし図3において、ヘリカルコイル
からなるアンテナエレメント30がその外径が金型に押
えられてインサート成形により絶縁樹脂パイプ32に埋
め込まれて配設される。この絶縁樹脂パイプ32に絶縁
樹脂からなる絶縁樹脂被覆部材としてのアンテナカバー
34が被せられる。このアンテナカバー34の中間部の
外周に径大部34aが形成され、突出側が細径な段差部
が構成される。そして、この径大部34aの外周に金属
部材としての金属パイプ36が嵌合され、さらにカシメ
られて径大部34aの外周および肩部に被せられる。ア
ンテナカバー34の下端にラックコード38が適宜に連
結される。この一体化されたアンテナカバー34を被せ
られたアンテナエレメント30とラックコード38が筒
状ベース40に軸方向に移動自在に挿入される。そし
て、この筒状ベース40の先端部に螺合等により固定さ
れるトップナット42に、アンテナカバー34の先端か
ら径大部34aまでは挿通し得るが金属パイプ36が被
せられた径大部34aは通過し得ない径の孔42aが狭
搾部として穿設される。そして、この孔42aにより、
アンテナエレメント30の抜け方向の移動が規制され
る。
からなるアンテナエレメント30がその外径が金型に押
えられてインサート成形により絶縁樹脂パイプ32に埋
め込まれて配設される。この絶縁樹脂パイプ32に絶縁
樹脂からなる絶縁樹脂被覆部材としてのアンテナカバー
34が被せられる。このアンテナカバー34の中間部の
外周に径大部34aが形成され、突出側が細径な段差部
が構成される。そして、この径大部34aの外周に金属
部材としての金属パイプ36が嵌合され、さらにカシメ
られて径大部34aの外周および肩部に被せられる。ア
ンテナカバー34の下端にラックコード38が適宜に連
結される。この一体化されたアンテナカバー34を被せ
られたアンテナエレメント30とラックコード38が筒
状ベース40に軸方向に移動自在に挿入される。そし
て、この筒状ベース40の先端部に螺合等により固定さ
れるトップナット42に、アンテナカバー34の先端か
ら径大部34aまでは挿通し得るが金属パイプ36が被
せられた径大部34aは通過し得ない径の孔42aが狭
搾部として穿設される。そして、この孔42aにより、
アンテナエレメント30の抜け方向の移動が規制され
る。
【0013】なお、ラックコード38のラックにはモー
タに連結されたピニオンギアが噛合され、モータの正回
転および逆回転駆動によって、アンテナエレメント32
が突出しまたは収納される。
タに連結されたピニオンギアが噛合され、モータの正回
転および逆回転駆動によって、アンテナエレメント32
が突出しまたは収納される。
【0014】かかる構成からなる本発明のアンテナ装置
にあっては、アンテナカバー34と一体的に形成される
径大部34aにより外方への抜けが規制されており、従
来構造のごとくラックコードとの連結構造が破損される
ようなことがなく、簡単でありながら堅牢な構造が得ら
れる。また、径大部34aの外周および肩部を金属パイ
プ36で覆うことで、抜け方向の力が作用する肩部の破
損が防止でき、アンテナカバー34が樹脂で形成される
にもかかわらず、金属部材で構成したのと同様の強度が
得られる。
にあっては、アンテナカバー34と一体的に形成される
径大部34aにより外方への抜けが規制されており、従
来構造のごとくラックコードとの連結構造が破損される
ようなことがなく、簡単でありながら堅牢な構造が得ら
れる。また、径大部34aの外周および肩部を金属パイ
プ36で覆うことで、抜け方向の力が作用する肩部の破
損が防止でき、アンテナカバー34が樹脂で形成される
にもかかわらず、金属部材で構成したのと同様の強度が
得られる。
【0015】図4は、本発明のアンテナ装置の他の実施
例の要部の縦断面図である。図4において、図1と同じ
部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
例の要部の縦断面図である。図4において、図1と同じ
部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0016】図4に示す他の実施例にあっては、ヘリカ
ルコイルからなるアンテナエレメント30がその内径を
中心金型に押えられてインサート成形により絶縁樹脂パ
イプ52に埋め込まれて配設される。図1に示す実施例
ではアンテナエレメント30の外周が剥き出しとなるた
めにアンテナカバー34が必要であった。しかし、図4
に示す他の実施例では、アンテナエレメント30の外周
は絶縁樹脂で覆われており、絶縁樹脂パイプ52が図1
のアンテナカバー34と同様に絶縁樹脂被覆部材として
作用する。そこで、絶縁樹脂パイプ52の中間部外周に
径大部52aを形成し、その外周および肩部に金属パイ
プ36がカシメにより被せられる。
ルコイルからなるアンテナエレメント30がその内径を
中心金型に押えられてインサート成形により絶縁樹脂パ
イプ52に埋め込まれて配設される。図1に示す実施例
ではアンテナエレメント30の外周が剥き出しとなるた
めにアンテナカバー34が必要であった。しかし、図4
に示す他の実施例では、アンテナエレメント30の外周
は絶縁樹脂で覆われており、絶縁樹脂パイプ52が図1
のアンテナカバー34と同様に絶縁樹脂被覆部材として
作用する。そこで、絶縁樹脂パイプ52の中間部外周に
径大部52aを形成し、その外周および肩部に金属パイ
プ36がカシメにより被せられる。
【0017】なお、上記実施例では、アンテナカバー3
4および絶縁樹脂パイプ52の軸方向中間部外周に設け
た径大部34a,52aによって段差部を形成している
が、これに限られず、軸方向中間部まで突出側を細径と
し下端側を太径として段差部を形成しても良い。また、
アンテナカバー34および絶縁樹脂パイプ52に設ける
段差部は、トップナット42等に形成される狭搾部によ
り抜け方向の移動が規制されるべき箇所に設けられてい
れば良く、軸方向中間部に限られず、その下端部等であ
っても良い。そして、段差部の抜けを阻止する狭搾部
は、トップナット42に設けられたものに限られず、筒
状ベース40の先端部に設けられれば良い。さらに、硬
質の絶縁樹脂を用いるならば、金属パイプ36を径大部
34a,52aに被せなくても良い。
4および絶縁樹脂パイプ52の軸方向中間部外周に設け
た径大部34a,52aによって段差部を形成している
が、これに限られず、軸方向中間部まで突出側を細径と
し下端側を太径として段差部を形成しても良い。また、
アンテナカバー34および絶縁樹脂パイプ52に設ける
段差部は、トップナット42等に形成される狭搾部によ
り抜け方向の移動が規制されるべき箇所に設けられてい
れば良く、軸方向中間部に限られず、その下端部等であ
っても良い。そして、段差部の抜けを阻止する狭搾部
は、トップナット42に設けられたものに限られず、筒
状ベース40の先端部に設けられれば良い。さらに、硬
質の絶縁樹脂を用いるならば、金属パイプ36を径大部
34a,52aに被せなくても良い。
【0018】そして、本発明のアンテナ装置は、モータ
駆動アンテナ装置に限られず、アンテナエレメントを手
で引き上げまた押し込むアンテナ装置に適用しても良
い。また、物理的長さが短いアンテナ装置に限られず、
従来の伸長時に約1mも突出するアンテナ装置に適用し
ても良いことは勿論である。
駆動アンテナ装置に限られず、アンテナエレメントを手
で引き上げまた押し込むアンテナ装置に適用しても良
い。また、物理的長さが短いアンテナ装置に限られず、
従来の伸長時に約1mも突出するアンテナ装置に適用し
ても良いことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
【0020】請求項1記載のアンテナ装置にあっては、
アンテナエレメントを引き抜く方向に大きな力が加わっ
ても、その力が加わる部材自体に抜けを規制する段差部
が形成されているので、抜けを確実に阻止することがで
きる。そして、従来のこの種の技術にあっては、連結さ
れた他の部材で抜けを阻止する構造であるために、その
連結構造が破損され易いものであったが、かかる不具合
が改善される。
アンテナエレメントを引き抜く方向に大きな力が加わっ
ても、その力が加わる部材自体に抜けを規制する段差部
が形成されているので、抜けを確実に阻止することがで
きる。そして、従来のこの種の技術にあっては、連結さ
れた他の部材で抜けを阻止する構造であるために、その
連結構造が破損され易いものであったが、かかる不具合
が改善される。
【0021】また、請求項2記載のアンテナ装置にあっ
ては、アンテナエレメントに被せるアンテナカバーに段
差部を設けるため、いかなる形状および構造のアンテナ
エレメントにも適応することができる。
ては、アンテナエレメントに被せるアンテナカバーに段
差部を設けるため、いかなる形状および構造のアンテナ
エレメントにも適応することができる。
【0022】そして、請求項3記載のアンテナ装置にあ
っては、段差部に金属部材が被せられるので、段差部が
絶縁樹脂で形成されていても金属部材で構成したのと同
様に堅牢に構成することができる。
っては、段差部に金属部材が被せられるので、段差部が
絶縁樹脂で形成されていても金属部材で構成したのと同
様に堅牢に構成することができる。
【図1】本発明のアンテナ装置の一実施例の要部の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示す段差部の構造を示す図であり、
(a)は正面図であり、(b)は縦断面図であり、
(c)は図2(a)のA−A矢視断面図である。
(a)は正面図であり、(b)は縦断面図であり、
(c)は図2(a)のA−A矢視断面図である。
【図3】アンテナエレメントが筒状ベース内で軸方向に
移動できるのを説明する縦断面図である。
移動できるのを説明する縦断面図である。
【図4】本発明のアンテナ装置の他の実施例の要部の縦
断面図である。
断面図である。
【図5】先に提案したモータ駆動アンテナ装置の要部の
縦断面図である。
縦断面図である。
30 アンテナエレメント 32,52 絶縁樹脂パイプ 34 アンテナカバー 34a,52a 径大部 36 金属パイプ 40 筒状ベース 42 トップナット 42a 孔
Claims (3)
- 【請求項1】 アンテナエレメントの外周をすくなくと
も囲むように絶縁樹脂被覆部材を設け、このアンテナエ
レメントを筒状ベースに軸方向に移動自在に挿入し、前
記絶縁樹脂被覆部材の外周に突出側が細径の段差部を設
け、前記筒状ベースの先端部に前記絶縁樹脂被覆部材の
突出側は貫通し得るが前記段差部は通過し得ない径の狭
搾部を設けて構成したことを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】 アンテナエレメントの外周に絶縁樹脂か
らなるアンテナカバーを被せ、このアンテナエレメント
を筒状ベースに軸方向に移動自在に挿入し、前記アンテ
ナカバーの外周に突出側が細径の段差部を設け、前記筒
状ベースの先端に設けたトップナットに前記アンテナカ
バーの突出側は貫通し得るが前記段差部は通過し得ない
径の孔を設けて構成したことを特徴とするアンテナ装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のアンテナ装置に
おいて、前記段差部の外周および肩部に金属部材を被せ
て構成したことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2964897A JPH10215110A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2964897A JPH10215110A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10215110A true JPH10215110A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=12281935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2964897A Pending JPH10215110A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10215110A (ja) |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP2964897A patent/JPH10215110A/ja active Pending
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