JPH032973Y2 - - Google Patents

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JPH032973Y2
JPH032973Y2 JP11406186U JP11406186U JPH032973Y2 JP H032973 Y2 JPH032973 Y2 JP H032973Y2 JP 11406186 U JP11406186 U JP 11406186U JP 11406186 U JP11406186 U JP 11406186U JP H032973 Y2 JPH032973 Y2 JP H032973Y2
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JP
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antenna
rod antenna
small diameter
tube
single small
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、単一細径ロツドアンテナを車体に対
して挿脱自在に装着した車両用アンテナ装置に関
し、特に上記ロツドアンテナを安定に保持する手
段に関する。
〔従来の技術〕
最近、単一細径ロツドアンテナを、車体の構造
に合せて湾曲配置した可撓性チユーブ内に摺動自
在に収納可能な如く構成された車両用アンテナ装
置が実用に供されるに至つている。この車両用ア
ンテナ装置によれば、従来の多段式伸縮型アンテ
ナ装置、すなわち径の異なる複数本の導電性パイ
プを互いに摺動自在に接続したアンテナ装置に比
べ、長尺な直管状アンテナ収納筒を車体内部に収
容設置する必要がないので、車体内部に上記直管
状アンテナ収納筒を設置可能にスペースが存在し
ていない場合であつても、比較的容易に取付け可
能であること、またアンテナ素子内に雨水等が浸
入するおそれがないこと等の長所を有している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上記単一細径ロツドアンテナは、通常
は全長に亙り同一径を有しているロツドからなつ
ているので、車体内部から外部へ引出したとき、
その付根部分の機械的強度が不足し、車体の振動
あるいは風圧により付根の部分からアンテナ金体
が大きく揺れ動くという問題がある。また前記付
根の部分が細い為に、外観上如何にも弱々しく見
え、車体のデザイン的美観を損うという問題もあ
つた。
そこで本考案は、車体内に十分な設置スペース
が存在しなくとも容易に取付け可能であるのは勿
論、単一細径ロツドアンテナが車体外部に引出さ
れた際には、必然的にアンテナ保持機能が発生
し、単一細径ロツドアンテナを十分安定に保持で
きると共に、車体のデザイン的美観の点でも大変
好ましい車両用アンテナ装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決し目的を達成する
ために、次のような手段を講じた。すなわち、伸
長時において単一細径ロツドアンテナを同軸的に
包持する如く、複数本の径の異なるパイプを互い
に摺動自在に接続したアンテナ保持管を、アンテ
ナ装着機構に対して伸縮自在に設けると共に、上
記ロツドアンテナの引出操作に伴つて、上記アン
テナ保持管の最小径パイプが確実に外部へ引出さ
れ、アンテナ保持管が伸長状態となるように、前
記単一細径ロツドアンテナの途中に引出し用の突
起部を設けた。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、次のよう
な作用を生じる。すなわち、単一細径ロツドアン
テナの引出し操作を行うと、このロツドアンテナ
の途中に設けた引出し用の突起部により、上記ア
ンテナ保持管の最小径パイプが確実に引上げられ
て、単一細径ロツドアンテナと共に外部へ導出さ
れるので、単一細径ロツドアンテナの引出時には
アンテナ保持管が必然的に伸長状態となる。そし
て上記のように、アンテナ保持管が伸長状態にな
ると、あたかも多段式伸縮型アンテナ装置におけ
るアンテナ伸長時に同様な形態を呈し、単一細径
ロツドアンテナの付根の部分から若干上方部位ま
でがアンテナ保持管により階段的に包持されるこ
とになる。したがつて単一ロツドアンテナが安定
に保持されることになる。またアンテナ収納時に
おいてはアンテナの挿入操作に伴いアンテナ保持
管が縮小状態になり、アンテナ装置機構の内部に
コンパクトに収容されるので、車体内部に十分な
設置スペースがなくとも取付けに支障が生じない
ものとなる。
〔実施例〕
図は本考案の一実施例の構成を示す断面図であ
る。なお本アンテナ装置は、通常の使用状態では
車体に対して垂直に取付けられるが、本図では紙
面の都合上、横書きにしてある。図において1は
単一細径ロツドアンテナであり、このロツドアン
テナ1の先端(図中右端)にはストツパを兼ねた
飾り玉1aが取付けてあり、基端(図中左端)に
はストツパを兼ねた案内子1bが取付けてある。
また上記ロツドアンテナ1の途中には、リング状
の突起部すなわちカラー1cが固定されている。
上記ロツドアンテナ1は、アンテナ装置機構2に
よつて自動車等の車体に対して挿脱自在に装着さ
れている。
アンテナ装置機構2は、保持管収容筒体3と、
この筒体3の先端側開口部に同軸的に嵌挿配置さ
れた導電管4と、この導電管4と電気的に接続さ
れた給電ケーブル5とからなり、これらは例えば
合成樹脂等の絶縁部材6によつて一体的にモール
ドされている。
上記アンテナ装置機構2における筒体3の基端
側開口部には、接続素子7が取付けてあり、この
接続素子7に対してアンテナ収納用の可撓性チユ
ーブ8が嵌合接続されている。
アンテナ保持管9は、伸長時において前記単一
細径ロツドアンテナ1を同軸的に包持する如く、
複数本(本例では2本)の径の異なる導電性パイ
プ9a,9bを互いに摺動自在に接続したもので
あり、アンテナ装置機構2に対して伸縮自在に設
けられている。なお上記アンテナ保持管9におけ
る大径パイプ9bの基端にはストツパ10が取付
けてある。
アンテナ保持管9における小径パイプ9aの先
端部内周面には、ロツドアンテナ1の外周面に圧
接する導電性接触スプリング11aが介挿されて
いる。また大径パイプ9bの先端部内周面には、
小径パイプ9aの外周面に圧接する導電性接触ス
プリング11bが介挿されている。さらに前記導
電管4の内周面には、大径パイプ9bの外周面に
圧接する導電性接触スプリング11cが介挿され
ている。かくしてロツドアンテナ1〜小径パイプ
9a〜大径パイプ9b〜導電管4〜給電ケープル
5、なる導電路が形成されている。なお、12は
アンテナ装置機構2の先端部に設けられた取付け
素子の一つである。この取付け素子と図示してい
ない他の取付け素子とにより、アンテナ装置機構
2は、車体壁に対して取付けられる。
次に、このように構成された本実施例の動作を
説明する。アンテナ引出し時において、単一細径
ロツドアンテナ1を外部へ引出し操作すると、上
記ロツドアンテナ1がある程度引出されたところ
で、カラー1cがアンテナ保持管9における小径
パイプ9aの先端部位に内挿されている接触スプ
リング11aに衝突する。そこでさらにロツドア
ンテナ1の引出し操作を行うと、上記小径パイプ
9aがカラー1cにより引掛かけられた状態でロ
ツドアンテナ1と共にアンテナ装置機構2から外
部へ引出されていく。上記小径パイプ9aの引出
しが終了すると、この小径パイプ9aの基端にお
けるフランジ部が大径パイプ9bの接触スプリン
グ11bに衝突する。そこでさらにロツドアンテ
ナ1の引出し操作を行うと、上記大径パイプ9b
もアンテナ装置機構2から外部へ引出されてい
く。上記大径パイプ9bの引出しが終了すると、
この大径パイプ9bの基端に取付けてあるストツ
パ10が導電管4の基端開口部に衝接し、引出し
をストツプする。
かくしてロツドアンテナ1の引出し操作は完了
し、同時にアンテナ保持管9の伸長動作も完了す
る。図示状態は上記の状態を示している。
次にアンテナ収納時において、ロツドアンテナ
1を挿入操作すると、まずロツドアンテナ1の基
端に取付けてある案内子1bが、筒体3の中空部
内を通過して接続素子7の中心孔7aに入る。こ
のとき、案内子1bの先端は先細りのテーパ面に
なつているので、中心孔7aに対して円滑に入り
込み、この中心孔7aを貫通する。そして可撓性
チユーブ8内へ導入されていく。ロツドアンテナ
1の挿入動作がある程度進すと、アンテナ保持管
9の小径パイプ9a、大径パイプ9bは順次縮小
されながら、ロツドアンテナ1と共にアンテナ装
置機構2の内部へ導入されていく。そしてロツド
アンテナ1は可撓性チユーブ8内へ収納され、ア
ンテナ保持管9は筒体3内へ縮小状態で収容され
る。
このように本実施例によれば、アンテナ引出し
操作時においては、単一ロツドアンテナ1の引出
し操作に伴い、カラー1cの働きによりアンテナ
保持管9の小径パイプ9aが確実に引出されて、
単一細径ロツドアンテナ1と共に外部へ導出され
る。したがつて、単一細径ロツドアンテナ1の引
出時には、アンテナ保持管9が必然的に伸長状態
となる。その結果、単一細径ロツドアンテナ1の
付根の部分から若干上方部位までがアンテナ保持
管9により段階的に包持され、あたかも多段式伸
縮型アンテナ装置のアンテナ伸長時と同様な形態
を呈する。したがつて、単一細径ロツドアンテナ
1のみの場合の欠点である付根部分の機械的強度
不足が、アンテナ保持管9によつて補われ、たと
え車体の振動あるいは風圧が加わつてもアンテナ
全体が大きく揺れ動くことがない。また上記の如
く付根の部位が基端部にいくほど漸次径大なもの
になるので、見るからに安定した感じを与えるこ
とになり、車体のデザイン的美観の点でも大変好
ましいものとなる。
なお単一細径ロツドアンテナ1の基端部は、ア
ンテナ引出し完了時において筒体3の中を通り、
図示の如く筒体3の先端部近傍まで引出されるよ
うに構成されているので、ロツドアンテナ1を必
要最少限の長さにすることができ、その全長を比
較的短いものとなし得る。
またアンテナ収納時においては、アンテナ保持
管9が縮小状態となり、アンテナ装置機構2の筒
体内部にコンパクトに収容される。この場合、ア
ンテナ保持管9の縮小状態は、多段式伸縮型アン
テナの縮小状態に比べて十分短い状態に縮小可能
であるので、車体内部に十分な設置スペースがな
い場合であつても、取付けに支障が生じることが
ない。なお可撓性チユーブ8は、たとえば自動車
のフエンダーとインナーパネル(いづれも不図
示)との間等に、適宜湾曲させて挿入されている
ので、単一細径ロツドアンテナ1は上記可撓性パ
イプ8に案内されて車体内のデツドスペースに無
理なく収納される。
なお本考案は、前記一実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、伸長時において単一細径ロツ
ドアンテナを同軸的に包持する如く、複数本の径
の異なるパイプを互いに摺動自在に接続したアン
テナ保持管を、アンテナ装置機構に対して伸縮自
在に設けると共に、上記ロツドアンテナの引出操
作に伴つて、上記アンテナ保持管の最小径パイプ
が確実に外部へ引出され、アンテナ保持管が伸長
状態となるように、前記単一細径ロツドアンテナ
の途中に引出し用の突起部を設けたので、車体内
に十分な設置スペースが存在しなくとも容易に取
付け可能であるのは勿論、単一細径ロツドアンテ
ナが車体外部に引出された際には、必然的にアン
テナ保持機能が発生し、単一細径ロツドアンテナ
を十分安定に保持できると共に、車体のデザイン
的美観の点でも大変好ましい車両用アンテナ装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の構成を示す断面図であ
る。 1……単一細径ロツドアンテナ、2……アンテ
ナ装置機構、3……筒体、4……導電管、5……
給電ケーブル、6……絶縁部材、7……接続素
子、8……可撓性チユーブ、9……アンテナ保持
管、9a,9b……径の異なる導電性パイプ、1
0……ストツパ、11a,11b…,11c……
導電性接触スプリング、12……取付け素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単一細径ロツドアンテナと、この単一細径ロツ
    ドアンテナを車体に対して挿脱自在に装着するア
    ンテナ装着機構と、このアンテナ装着機構に対し
    て伸縮自在に設けられ伸長時において前記単一細
    径ロツドアンテナを同軸的に包持する如く複数本
    の径の異なるパイプを互いに摺動自在に接続した
    アンテナ保持管と、このアンテナ保持管の最小径
    パイプを前記アンテナの引出時において外部へ引
    出して前記アンテナ保持管を伸長させるように前
    記単一細径ロツドアンテナの途中に設けた突起部
    と、を具備したことを特徴とする車両用アンテナ
    装置。
JP11406186U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH032973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11406186U JPH032973Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406186U JPH032973Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6320607U JPS6320607U (ja) 1988-02-10
JPH032973Y2 true JPH032973Y2 (ja) 1991-01-25

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