JPH10214373A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JPH10214373A
JPH10214373A JP1558297A JP1558297A JPH10214373A JP H10214373 A JPH10214373 A JP H10214373A JP 1558297 A JP1558297 A JP 1558297A JP 1558297 A JP1558297 A JP 1558297A JP H10214373 A JPH10214373 A JP H10214373A
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秀明 河原塚
Hiroshi Imamura
浩志 今村
Tomohiko Maruyama
知彦 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成で、最大商品収納数を保ちなが
ら、1個のアダプタで商品通路幅を2段階に容易に切替
設定することができる自動販売機の商品収納装置を提供
する。 【解決手段】 多数の商品Sを上下方向に並べて収納す
る商品収納コラム14と、その内面に取り付けられ、商
品通路幅を調整するアダプタ15とを備え、商品収納コ
ラム14の内面に一対の係止孔20aが形成され、アダ
プタ15は、主板部24および一対の側板部25を有す
るアダプタ本体21と、ベース板部27および左右一対
のフック板部28を有し、アダプタ本体21の側板部2
5に、水平な回動軸線回りに回動自在に取り付けられた
フック部材22とを有し、フック部材22は、フック板
部28は、一対の係止孔20aにそれぞれ係合可能な一
対の第1および第2のフック29、30を有し、第1お
よび第2のフック29、30が、回動軸線から互いに異
なる距離でかつ異なる角度位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を上下方向に
重ねて収納するとともに、商品通路幅を調整するアダプ
タを備えた自動販売機の商品収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、自動販売機で販売する商品が多
様化し、1つの商品収納コラムに様々なサイズの商品を
収納することが要求されるようになっている。アダプタ
は、この要求に応えるべく、商品収納コラムの商品通路
幅を調整するために設けられる。従来のアダプタは、一
般に、断面コ字状のアダプタ本体にフックを一体に形成
したもので構成されており、このフックを商品収納コラ
ムの壁部に形成した係止孔に係合させることにより、フ
ックの係止部とアダプタ本体の内面までの距離に応じた
通路幅が得られるようになっている。しかし、このよう
なアダプタでは、アダプタ本体にフックが一体に形成さ
れているので、商品のサイズが異なるごとにアダプタを
付け替えなければならず、アダプタの種類の増加および
それによるコスト増を招くとともに、使用しないアダプ
タの収納スペースが必要になり、また紛失のおそれがあ
るなど、アダプタの管理が煩雑になってしまう。
【0003】このような問題を解消するアダプタとし
て、例えば実開平6−56882号公報に記載されたも
のが、従来知られている。この公報には、1つのアダプ
タで、商品通路幅を2段階に切替え可能なタイプのアダ
プタが、いくつか開示されている。
【0004】これらのうち、第1タイプのアダプタは、
商品収納コラムの両側壁間に渡された上下2本のロッド
と、ロッドに沿って移動自在に支持されたアダプタ本体
と、一方の側壁に上下方向に移動自在に取り付けられた
チャンネルと、アダプタ本体とチャンネルを連結するリ
ンクと、チャンネルを上下方向に移動操作するためのレ
バーとを備え、このレバーの操作により、チャンネルお
よびリンクを介して、アダプタ本体をロッドに沿って2
位置間で移動させるものである。
【0005】また、第2タイプのアダプタは、商品収納
コラムの一方の側壁に固定された保持板と、保持板に取
り付けられたアダプタ本体とを備え、保持板の上下部に
それぞれ形成した階段状の位置決め孔および「7」の字
状の位置決め孔に、アダプタ本体に設けたピンが係合し
ていて、このピンを2つの位置決め孔に沿って案内する
ことにより、アダプタ本体を上下方向および幅方向に2
位置間で移動させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の第1タイプのアダプタは、アダプタ本体の他に、多く
の構成部品、すなわち2本のロッド、チャンネル、リン
クおよびレバーが必要であり、このような部品点数の多
さにより、構成の複雑化とコスト上昇を招くという問題
がある。また、このアダプタでは、2本のロッドを商品
収納コラムを横断するように設けなければならないた
め、ロッドが邪魔になり、最大商品収納数が減少するお
それがある。
【0007】一方、第2タイプのアダプタは、上記第1
タイプのアダプタと比較して、部品点数は少ないもの
の、商品収納コラムに大きな保持板を取り付けなければ
ならず、商品収納コラムの重量化を招く。また、商品通
路幅の切替設定に伴い、アダプタ本体が上下方向にも移
動し、その設置高さが変化するため、上下方向にデッド
スペースを生じることは避けられず、その分、有効収納
高さが小さくなり、最大商品収納数が減少してしまう。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、単純な構成で、最大商品収納数
を保ちながら、1個のアダプタで商品通路幅を2段階に
容易に切替設定することができる自動販売機の商品収納
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の自動販売機の商品収納装置は、多数の商品
を上下方向に並べて収納する商品収納コラムと、この商
品収納コラムの内面に取り付けられ、商品収納コラムの
商品通路幅を調整するアダプタとを備え、商品収納コラ
ムの内面に左右一対の係止孔が形成され、アダプタは、
主板部および左右一対の側板部を有するアダプタ本体
と、ベース板部、およびこのベース板部から突出する互
いに平行な左右一対のフック板部を有し、アダプタ本体
の側板部に、フック板部と直角な回動軸線回りに回動自
在に取り付けられたフック部材とを有し、フック部材
は、フック板部に、商品収納コラムの一対の係止孔にそ
れぞれ係合可能な左右一対の第1フックおよび左右一対
の第2フックを有し、これら第1および第2のフック
は、回動軸線から互いに異なる距離でかつ異なる角度位
置に配置されていることを特徴としている。
【0010】この自動販売機の商品収納装置では、商品
通路幅を調整するためのアダプタが、アダプタ本体と、
これに回動自在に取り付けられたフック部材とから成
り、フック部材をアダプタ本体に対して回動させること
により、それぞれの角度位置で、第1フックおよび第2
フックを商品収納コラムの係止孔に選択的に係合させる
ことができる。また、第1および第2のフックは、フッ
ク部材の回動中心から互いに異なる距離に配置されてい
るので、フック部材をアダプタ本体に取り付けたままで
回動させ、係止孔に係合する第1および第2のフックを
変えるだけで、アダプタ本体の商品収納コラムからの距
離、すなわち商品通路幅を2段階に簡単に切替設定する
ことができる。
【0011】また、この構成では、アダプタ本体とフッ
ク部材だけで商品通路幅を調整でき、部品点数が少な
く、構成が単純である。さらに、第1フックを用いる場
合と、第2フックを用いる場合とでは、それらの支点と
なる回動軸線が共通であることから、アダプタ本体の設
置高さが変わらず、上下方向にデッドスペースは生じな
いので、最大商品収納数が減少することもない。
【0012】この場合、アダプタ本体の一対の側板部
が、互いに対向する取付け孔をそれぞれ有し、フック部
材の一対のフック板部が、アダプタ本体の取付け孔に対
応するねじ孔をそれぞれ有し、フック部材は、アダプタ
本体の取付け孔を介してフック部材のねじ孔に螺合した
ねじによって、アダプタ本体に回動自在に取り付けられ
ていることが好ましい。
【0013】この構成では、ねじを、アダプタ本体の取
付け孔に通し、フック部材のねじ孔に螺合させることに
よって、アダプタ本体にフック部材を回動自在に容易に
取り付けることができ、また、構成も非常に単純であ
る。さらに、アダプタ本体の内側に突出する部品がまっ
たくないので、商品収納コラム内のスペースを商品の収
納スペースとしてより有効に活用することができる。
【0014】これらの場合、フック部材の回動軸線から
第2フックまでの距離が、第1フックまでの距離よりも
大きく設定されており、フック部材の所定位置に切欠き
が形成されるとともに、アダプタ本体には、第2フック
が係止孔に係合可能な角度位置にフック部材が回動した
ときに、切欠きに係合することによりフック部材をその
角度位置に保持する板ばねが設けられていることが好ま
しい。
【0015】この構成では、第2フックが係止孔に係合
可能な角度位置にフック部材が回動したときに、アダプ
タ本体に設けた板ばねがフック部材の切欠きに係合し、
そのばね力によりフック部材をその角度位置に保持す
る。第2フックは、第1フックよりもフック部材の回動
中心から遠い位置に配置されていて、係止孔に係止可能
な角度位置に回動させても、フック部材の重心と回動中
心との位置関係から、自重によるモーメントによって下
方に回動する(垂れる)ので、上述のようにフック部材
を板ばねでその角度位置に保持することにより、第2フ
ックを用いる場合の、係止孔への係合作業を容易に行え
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照しながら詳細に説明する。図1および図2はそれ
ぞれ、本発明の商品収納装置を組み込んだ自動販売機の
内部の構成を示す側面図および正面図である。この自動
販売機1は、アイスクリームコーンなどを販売するもの
であり、同図に示すように、販売機本体2と、これを開
閉するメインドア3と、販売機本体2内に収容され、商
品Sを収納する商品収納装置4と、を有している。
【0017】販売機本体2は、前側が開放したキャビネ
ット状のものであり、その構成壁に断熱材5が内蔵さ
れ、前面に断熱ドア6が取り付けられるとともに、下部
にはシュート7および冷却装置8などが設けられてい
る。また、メインドア3の前面上部には、透明の看板9
や商品選択ボタン10などが取り付けられ、その下側に
はデリバリドア11、販売口12および販売口扉13な
どが設けられている。
【0018】商品収納装置4は、図1に示すように、販
売機本体2内に前後方向に2列、図2に示すように、左
右方向に5列、配置された複数の商品収納コラム14を
備えており、各商品収納コラム14に同一種類の多数の
商品Sが、左右に2列、上下方向に並んだ状態で収納さ
れる。なお、後ろ側の商品収納コラム14に商品Sをロ
ーディングする際には、前側のものを左右方向にスライ
ドさせるようになっている。また、各商品収納コラム1
4には、その商品通路幅を調整するために取り付けられ
るアダプタ15と、収納した商品Sを払い出すための払
出機構16と、商品Sの売切れを検出する売切れ検出レ
バー17(図6など参照)などが設けられている。
【0019】商品収納コラム14は、下端に払出し口1
8を形成した縦長ボックス状のコラム本体19と、コラ
ム本体19の前面に回動自在に設けられ、商品Sのロー
ディング時に開閉されるコラムドア20とによって構成
されている。図5および図10などに示すように、コラ
ムドア20には上下2個所の所定位置に左右一対の縦長
の係止孔20a、20aがそれぞれ形成されていて、こ
の係止孔20aを介して、コラムドア20の内面にアダ
プタ15が取り付けられる。
【0020】図3および図5などに示すように、アダプ
タ15は、アダプタ本体21と、アダプタ本体21の上
下部にそれぞれ回動自在に取り付けられ、コラムドア2
0の係止孔20aに係止されるフック部材22、22
と、各フック部材22をアダプタ本体21に取り付ける
ねじ23とによって構成されている。
【0021】アダプタ本体21は、折り曲げた鋼板など
から成り、主板部24およびその両端から延びる左右の
側板部25、25により断面コ字状に形成され、コラム
ドア20とほぼ等しい長さを有している。側板部25に
は、コラムドア20の係止孔20aに対応する上下2個
所の位置に、フック部材22を取り付けるための左右一
対の取付け孔25a、25aが、それらの各下側に、内
方に突出する左右一対の係合突部25b、25bが、そ
れぞれ形成されている。また、主板部24の裏面には、
フック部材22を所定の回動角度位置に保持するための
断面V形の板ばね26が固定されている(図4参照)。
【0022】フック部材22は、図4および図5などに
示すように、ベース板部27および左右のフック板部2
8、28により断面コ字状に形成され、アダプタ本体2
1の両側部25、25間に嵌合可能な幅を有している。
フック板部28には、アダプタ本体21の一対の取付け
孔25a、25aに対応して左右一対のねじ孔28a、
28aが形成されるとともに、一対の係合突部25b、
25bに対応して左右一対の係合孔28b、28bが形
成されている。また、各フック板部28には、第1およ
び第2のフック29、30が設けられている。
【0023】各フック部材の左右の第1フック29、2
9は、大型商品SLを収納するために商品通路幅を大き
く設定する場合に、コラムドア20の係止孔20a、2
0aに係合させるものであり、ねじ孔28aから比較的
近い位置に設けられていて、ねじ孔28aの中心Cから
第1フック29の基端までの距離はL1である。一方、
左右の第2フック30、30は、小型商品SSを収納す
るために商品通路幅を小さく設定する場合に、係止孔2
0a、20aに係合させるものであり、第1フック29
よりもねじ孔28aから遠い距離L2(>L1)の位置
に設けられている。また、第1および第2のフック2
9、30は、それらの基端とねじ孔28aの中心Cとを
結ぶ線が、互いに直交するように配置されている。
【0024】以上のように構成されたフック部材22
は、そのベース板部27側を先にしてアダプタ本体21
の側板部25、25間に嵌合させ、各ねじ孔28aをア
ダプタ本体21の取付け孔25aに合わせた状態で、ね
じ23を外側から取付け孔25aに通し、ねじ孔28a
に螺合させることによって、ねじ23の軸部を中心とし
て、アダプタ本体21に回動自在に取り付けられてい
る。また、各フック板部28には、第1フック29の付
近に三角形の切欠き31が形成されており、図9に示す
ように、フック部材22は、水平姿勢になったとき、す
なわち第2フック30が係止孔20aに係合可能な角度
位置に回動したときに、切欠き31に板ばね26の角部
26aが係合して、そのばね力により、フック部材22
を水平姿勢に保持するようになっている。
【0025】払出機構16は、コラム本体19内に回転
自在に設けられたスパイラル部材32と、スパイラル部
材32を回転駆動するモータ33を備えている。スパイ
ラル部材32は、その上下方向の各間隙に商品Sを左右
2列で収納するものであり、鉛直軸34に、図示しない
支持ロッドを介して固定されている。鉛直軸34は、下
端部が軸受アーム35に回転自在に支持され、上端部が
モータ33に連結されている。モータ33は、コラム本
体19の天井に設置されており、その回転により、鉛直
軸34を介して、スパイラル部材32を低速回転させ
る。販売時には、モータ33が作動してスパイラル部材
32が半回転するのに伴い、各商品Sは、回転を阻止さ
れた状態で、収納時の姿勢を保ったまま下降する。そし
て、最下位の商品Sが、スパイラル部材32から外れ、
払出し口18から払い出され、シュート7およびデリバ
リドア11を介して販売口12に搬出される。
【0026】次に、図3〜図11を参照しながら、上述
した構成の商品収納装置による商品通路幅の切替設定動
作を説明する。まず、商品収納コラム14の商品通路幅
を大型商品SL用に設定する場合には、図3および図4
に示すように、上下の各フック部材22を上下方向に延
びる鉛直姿勢とする。このとき、フック部材22の各係
合孔28bが、アダプタ本体21の対応する係合突部2
5bに係合することにより、フック部材22をその角度
位置に安定して保持することができる。次いで、各フッ
ク部材22の左右一対の第1フック29、29を、コラ
ムドア20の対応する一対の係止孔20a、20aに、
それぞれ係合させる。この状態は、図3(a)および図
5〜図7に示しており、すなわちアダプタ本体21のコ
ラムドア20からの突出長が小さくなり、その分、商品
通路幅が大きくなって、大型商品SLが収納可能とな
る。
【0027】一方、この状態から、商品通路幅の設定を
小型商品SS用に切り替える場合には、アダプタ15を
コラムドア20から一旦、取り外した後、図8に示すよ
うに、フック部材22を起こすように時計方向に回動さ
せる。そして、図9に示すように、フック部材22が9
0度、回動して水平姿勢になった時点で、その切欠き3
1に板ばね26の角部26aが係合することにより、フ
ック部材22は板ばね31のばね力により、水平姿勢に
安定して保持される。次いで、上下のフック部材22の
各第2フック30を、コラムドア20の係止孔20aに
係合させる。
【0028】この状態は、図3(b)、図10および図
11に示しており、フック部材22の回動中心であるね
じ23から第2フック30までの距離L2が、第1フッ
ク29までの距離L1よりも大きいことから、コラムド
ア20からのアダプタ本体21の突出長が大きくなり、
商品通路幅が小さくなって、小型商品SSが収納可能と
なる。
【0029】以上のように、本実施形態の商品収納装置
4によれば、フック部材22をアダプタ本体21に取り
付けたままで回動させ、係止孔20aに係合する第1お
よび第2のフック29、30を変えるだけで、商品収納
コラムの商品通路幅を、大型商品SL用および小型商品
SS用の2段階に簡単に切替設定することができる。こ
の場合、第2フック30を係合させるときは、板ばね2
6によりフック部材22を下側に垂れないよう所定の角
度位置に保持するので、その作業をより容易に行うこと
ができる。また、アダプタ15の構成部品は、アダプタ
本体21以外では、フック部材22とねじ23だけであ
り、部品点数が少なく、構成が非常に単純でかつ安価で
ある。
【0030】さらに、アダプタ本体21の内側に突出す
る部品がまったくないので、商品収納コラム14内を商
品Sの収納スペースとしてより有効に活用することがで
きる。また、第1フック29を用いる場合も、第2フッ
ク30を用いる場合も、フック部材22が共通のねじ孔
28aを介してアダプタ本体21に取り付けられること
から、アダプタ本体21の設置高さが変わらず、上下方
向にデッドスペースは生じないので、最大商品収納数が
減少することもない。
【0031】なお、説明した本実施形態では、フック部
材をアダプタ本体に回動自在に取り付けるための手段と
して、ねじを採用しているが、ねじ以外の適当な手段を
用いることも可能である。また、実施形態は、スパイラ
ル部材を用いた商品収納装置の例であるが、本発明は、
商品を積み重ねた状態で収納する直積タイプのような他
のタイプの商品収納装置にも、同様に適用することがで
きる。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を
適宜、変更することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動販売
機の商品収納装置は、単純な構成で、最大商品収納数を
保ちながら、1個のアダプタで商品通路幅を2段階に容
易に切替設定することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る商品収納装置を組み
込んだ自動販売機の内部構成を示す側面図である。
【図2】図1の自動販売機の正面図である。
【図3】コラムドアへのアダプタの2通りの取付け状況
を示す側面図である。
【図4】商品収納コラムの商品通路幅を大型商品用に設
定した場合の、フック部材とアダプタ本体との位置関係
を示す側面図である。
【図5】大型商品用に設定したときのコラムドアへのア
ダプタの取付け状況を示す斜視図である。
【図6】図5の設定状態における商品収納コラムの商品
ローディング前の水平断面図である。
【図7】図6の商品収納コラムの商品ローディング完了
後の水平断面図である。
【図8】商品収納コラムの商品通路幅を大型商品用から
小型商品用へ切り替える途中の状態を示す、図3と同様
の側面図である。
【図9】商品収納コラムの商品通路幅を小型商品用に設
定した場合の、図3と同様の側面図である。
【図10】小型商品用に設定したときの、図5と同様の
斜視図である。
【図11】図10の設定状態における、図7と同様の水
平断面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 4 商品収納装置 14 商品収納コラム 15 アダプタ 20 コラムドア 20a 係止孔 21 アダプタ本体 22 フック部材 23 ねじ 24 主板部 25 側板部 26 板ばね 27 ベース板部 28 フック板部 28a ねじ孔 29 第1フック 30 第2フック 31 切欠き S 商品 SL 大型商品 SS 小型商品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の商品を上下方向に並べて収納する
    商品収納コラムと、 この商品収納コラムの内面に取り付けられ、当該商品収
    納コラムの商品通路幅を調整するアダプタとを備え、 前記商品収納コラムの前記内面に左右一対の係止孔が形
    成され、 前記アダプタは、 主板部および左右一対の側板部を有するアダプタ本体
    と、 ベース板部、およびこのベース板部から突出する互いに
    平行な左右一対のフック板部を有し、前記アダプタ本体
    の前記側板部に、前記フック板部と直角な回動軸線回り
    に回動自在に取り付けられたフック部材とを有し、 当該フック部材は、前記フック板部に、前記商品収納コ
    ラムの前記一対の係止孔にそれぞれ係合可能な左右一対
    の第1フックおよび左右一対の第2フックを有し、これ
    ら第1および第2のフックは、前記回動軸線から互いに
    異なる距離でかつ異なる角度位置に配置されていること
    を特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記アダプタ本体の前記一対の側板部
    が、互いに対向する取付け孔をそれぞれ有し、前記フッ
    ク部材の前記一対のフック板部が、前記アダプタ本体の
    前記取付け孔に対応するねじ孔をそれぞれ有し、前記フ
    ック部材は、前記アダプタ本体の前記取付け孔を介して
    前記フック部材の前記ねじ孔に螺合したねじによって、
    前記アダプタ本体に回動自在に取り付けられていること
    を特徴とする、請求項1に記載の自動販売機の商品収納
    装置。
  3. 【請求項3】 前記フック部材の前記回動軸線から前記
    第2フックまでの距離が、前記第1フックまでの距離よ
    りも大きく設定されており、前記フック部材の所定位置
    に切欠きが形成されるとともに、前記アダプタ本体に
    は、前記第2フックが前記係止孔に係合可能な角度位置
    に前記フック部材が回動したときに、前記切欠きに係合
    することにより当該フック部材をその角度位置に保持す
    る板ばねが設けられていることを特徴とする、請求項1
    または2に記載の自動販売機の商品収納装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6243290B1 (en) 1999-08-31 2001-06-05 Hitachi, Ltd. Nonvolatile semiconductor memory device
JP2002208057A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Sanyo Electric Co Ltd 硬貨払出装置

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