JPH10214238A - データ・ビットの同期化方法およびデータ伝送システム - Google Patents

データ・ビットの同期化方法およびデータ伝送システム

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JPH10214238A
JPH10214238A JP10000063A JP6398A JPH10214238A JP H10214238 A JPH10214238 A JP H10214238A JP 10000063 A JP10000063 A JP 10000063A JP 6398 A JP6398 A JP 6398A JP H10214238 A JPH10214238 A JP H10214238A
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data
signal
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clock
bus
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JP10000063A
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Stephen Lukas Greg
グレッグ・スティーブン・ルーカス
Antonio Janes Hoan
ホアン・アントニオ・ヤネス
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/09Error detection only, e.g. using cyclic redundancy check [CRC] codes or single parity bit
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パリティ機能を備えるデータ伝送システム
が、データ・バスのパリティ・ビット位置に入れたデー
タ・クロック制御信号を送信し、受信装置においてそれ
に付随するデータ・バイトをラッチする方法および装置
を提供する。 【解決手段】 データ・バス30、32を介して受信装
置40に結合された送信装置20が、データ・クロック
信号を生成し、クロック信号をデータ・バスのパリティ
・ビット位置にラッチする。次に、クロック信号とデー
タ・バイトをデータ・バスで受信装置に送信する。受信
装置はクロック信号を使用してデータ・バスからデータ
・バイトをラッチする。したがって、このデータ伝送シ
ステムは、受信装置において、データ・バスのパリティ
・ビット位置に入れられて送信されたデータ・クロック
信号を使用して付随するデータ・タイプの妥当性検査と
同期化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にはデータ処理
システム内でのデータの伝送に関し、具体的には、誤り
検出のためにパリティ・ビットを使用するシステムにお
けるデータ伝送のための改良された方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムは一般に、中央処理
装置、またはプロセッサを備え、プロセッサに結合され
た様々な周辺装置間での情報またはデータの移動を管理
する。データの移動を管理するために、データ処理シス
テムは一般にユーザ制御入力装置から、データを求める
要求を受け入れ、データ記憶装置に入っているデータに
アクセスし、中央処理装置内でデータを修正し、データ
記憶装置にデータを戻して記憶する。データ処理システ
ムの大きさと範囲は、1つまたは複数の回路基盤内に全
部が収まっている小型システムから、遠く離れた距離に
ある多くの装置間で大量のデータを伝送する大規模シス
テムまで様々である。さらに、中央処理装置の大きさと
範囲も小型のマイクロプロセッサから大型のホスト処理
装置まで様々である。
【0003】データ処理システム内の中央処理装置また
はプロセッサは、一般に、システムを管理する中央制御
手段の役割を果たす。プロセッサは、周辺構成要素や、
回路、メモリ、装置を制御する。プロセッサは、周辺装
置から信号や情報を受け取り、その情報に基づいて決定
を行い、その決定に基づいて処置をとる。場合によって
は、プロセッサがとる処置には周辺装置への応答の供給
を必要とするものがある。
【0004】一般に、プロセッサと周辺装置を相互接続
する伝送線を介してデータを送信することによって、プ
ロセッサと周辺装置との間で情報が伝送される。情報
は、通信信号またはデータ・バイトあるいはその両方か
ら成り、伝送線を介していずれの方向にも双方向に伝送
することができる。送信装置から受信装置に送信される
通信信号またはデータ・バイトには、同期信号またはク
ロック信号が伴うことが多い。これらの同期信号または
クロック信号は、送信装置と受信装置の間の伝送情報の
タイミングを調整し、伝送線上のデータの妥当性検査を
行う。これらの信号は、信号線またはデータ・バスに有
効な情報が入っていることを受信装置に通知し、受信装
置に信号線またはデータ・バス上の情報をラッチさせ
る。
【0005】クロック信号は、送信装置から受信装置に
伝送するときにデータと時間的に同期しなければならな
い。すなわち、クロック・パルスの妥当性検査エッジ
は、データ・バスに有効データが入っている時間間隔と
正しく揃っていなければならない。このタイミング同期
化は送信装置では簡単である。クロック信号と有効デー
タとが正しく揃うように送信装置の回路を設計すること
ができる。しかし、受信装置でクロック信号と有効デー
タとを揃えるのはもっと難しい問題である。伝送遅延に
よって、クロック信号がデータ・バイトに対してスキュ
ーする可能性がある。現行のクロック技法は、有効デー
タの期間よりも時間が短いクロック・パルスを使用し
て、データ伝送中に生じる時間スキューを克服する。ク
ロック信号は通常、有効データの時間間隔の半分であ
る。
【0006】複数のデータ・バイトの伝送に単一のクロ
ック信号の使用、送信装置と受信装置の間の距離の増
大、データ伝送速度の高速化など、その他の要因によっ
ても、受信装置での時間スキュー問題が大きくなる。受
信装置でクロック信号とデータとの間の時間スキューが
大きくなり過ぎると、クロック・パルスは、データが無
効な値である時点、またはデータが伝送シーケンス内の
不正なバイトに対応している時点で、データ・バスの妥
当性検査をしようとする。
【0007】送信装置から受信装置にデータを伝送する
現行の技法は、単一のクロック信号を使用して複数のデ
ータ・バイトを同期させる。単一のクロック・パルスを
使用すると、時間スキュー問題がさらに悪化する。一般
に、受信装置で2番目のデータ・バイトは最初のデータ
・バイトまたはクロック信号とは時間スキューが異な
る。クロック・パルスを短くしても、受信装置での増大
した時間スキュー問題を部分的にしか解決することがで
きない。また、クロック・パルスを短くすると、同じデ
ータ・レートについてより周波数が高くより高速のクロ
ック信号が必要になる。効率的なデータ伝送システムで
は、クロック周波数とデータ・レートの差は最小限にな
る。
【0008】また、現在のデータ伝送システムでは、送
信装置と受信装置との間でより長い距離にわたってデー
タを伝送する必要がある。伝送距離が長くなると、受信
装置でデータとクロック信号の間の時間スキューが増大
する。前述のように、時間スキューが増大すると受信装
置でデータ妥当性問題が生じる。クロック・パルスの妥
当性検査エッジが、データが伝送シーケンス内の無効ま
たは誤ったデータ・バイトであるデータ・バス上の点と
位置が揃う可能性がある。さらに、効率的なデータ伝送
システムは、より高いデータ・レートを必要とし、それ
にはより高速のクロック信号が必要である。クロック速
度を速くするとクロック・パルスの幅が小さくなる。短
縮されたクロック・パルスと増大した時間スキューとが
組合わさると、受信装置でのデータ妥当性の問題がさら
に悪化する。
【0009】データ伝送システムは、送信装置と受信装
置との間でデータを伝送するときに発生するデータ誤り
を検出するためにパリティ・ビットを使用することが多
い。当業者なら、パリティ・ビットはデータ伝送誤りを
検出するための有効な技法であり、データ伝送システム
で一般的に使用されていることがわかる。送信装置は一
般に、送信する各データ・バイトに固有のパリティ・ビ
ットを生成し、そのパリティ・ビットをデータ・バス上
にラッチする。パリティ・ビットは、送信装置から受信
装置に送られるデータ・バイトに付随し、クロック信号
によって受信装置のデータ・バス上にラッチされる。受
信装置は、同じ技法を使用して、受信した各データ・バ
イトのパリティを検査し、その期待パリティと受信デー
タ・バイトの実際のパリティとを比較する。パリティ値
が等しくない場合、パリティ誤りのフラグを立てて、デ
ータの伝送中に誤りが発生したことを示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、データ伝
送中のデータとクロック信号との間の時間スキューが最
小限になるように受信装置でデータの妥当性検査を行う
改良されたクロック信号を提供する方法およびシステム
が必要である。本発明は、データ・バス内のパリティ・
ビット位置を使用して、送信装置と受信装置との間でク
ロック信号を送信する。パリティ・ビットを使用してク
ロック信号を送信することによって、データ伝送中に発
生するクロック信号とデータとの間の時間スキューが最
小限になり、データ伝送レートが向上し、送信装置と受
信装置との間の距離を長くすることができる。また、本
発明ではデータ伝送誤りの検出にパリティ・ビットをも
はや使用しないため、データ伝送誤りを検出する代替手
段を使用する。
【0011】本発明の目的は、データ・バスのパリティ
・ビット位置を使用してデータ・クロック信号を伝送す
ることによって、送信装置から受信装置に伝送されるデ
ータの同期をとる改良された方法および装置を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施態様
は、送信装置と受信装置との間で伝送されるデータの同
期をとる改良された方法を提供する。この方法はまず、
送信装置でクロック信号を発生する。次にこのクロック
信号を、送信装置を受信装置に接続するデータ・バス内
のパリティ位置にラッチする。次に、クロック信号とデ
ータ・バイトをデータ・バスを介して受信装置に送信す
る。受信装置はクロック信号とデータ・バイトを受信
し、クロック信号を使用してそれに付随するデータ・バ
イトをデータ・バスからラッチする。この方法では、デ
ータ・ストリーム内の各データ・バイトについてこのシ
ーケンスを繰り返す。データ・ストリームの終わりで、
この方法は誤り検出コードを生成し、それらを送信装置
から受信装置にデータ・バイトとして伝送する。受信装
置はそれらの誤り検出コードを使用して、送信装置から
受信装置へのデータ・ストリームの伝送中に誤りが発生
したかどうかを判断する。
【0013】本発明の他の実施態様は、送信装置と受信
装置との間で伝送されるデータの同期をとる改良された
データ伝送システムを提供する。このシステムは、送信
装置と受信装置との間に結合されたデータ・バスを含
む。データ・バスは、データと共にパリティ・ビットを
伝送するための位置を含む。送信装置で発生させたクロ
ック信号が、データ・バス内のこのパリティ・ビット位
置にラッチされる。次にクロック信号とデータ・バイト
をデータ・バスを介して受信装置に送信する。受信装置
は、データ・バスのパリティ・ビット位置で送信された
クロック信号を使用してデータをラッチする論理回路を
含む。送信されたクロック信号はラッチ論理回路のクロ
ックに結合され、データ・バス内のデータ・ビット位置
はラッチ論理回路のデータ・ポートに結合される。した
がって、受信装置でクロック信号によって、それに付随
するデータ・バイトの妥当性検査が行われる。送信装置
と受信装置はさらに、誤り検出コードを生成する論理回
路も備える。受信装置は、受信装置で算出した誤り検出
コードが送信装置から送信されたコードと一致するかど
うかを検証する比較器も備える。
【0014】本発明は、受信装置でクロック信号によっ
てデータの妥当性検査を行う、送信装置と受信装置との
間でクロック信号とデータを伝送する改良されたシステ
ムおよび技法を提供する。本発明は、データ・バス内の
パリティ・ビット位置を使用して、送信装置と受信装置
との間でクロック信号を送信する。データ・バス内のパ
リティ・ビット位置を使用してクロック信号を送信する
ことによって、データ伝送中に発生するクロック信号と
データとの間の時間スキューを最小限にし、データ伝送
レートを高くし、送信装置と受信装置との間の距離を長
くすることができるようにする。
【0015】本発明の上記その他の目的、特徴、および
利点は、添付図面に図示されている本発明の好ましい実
施例の具体的な説明を読めば明らかになろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図面を具体的に参照すると、様々
な図中で同様の番号は同様の機構および構造要素を示
す。典型的なデータ伝送システムで実施された本発明に
ついて述べる。図1を参照すると、送信装置20と受信
装置40とから成るデータ伝送システム10が図示され
ている。送信装置20と受信装置40は2本のデータ・
バス30、32によって結合されている。第1のデータ
・バス30は、第1のデータ・バイト(データ・ビット
0〜7)と第1のパリティ・ビットP0を伝送する。第
2のデータ・バス32は、第2のデータ・バイト(デー
タ・ビット8〜15)と第2のパリティ・ビットP1を
伝送する。送信装置20は共通クロック信号34と、デ
ータ連鎖内の各データ・バイトをラッチするデータ伝送
論理回路22、24と、データ連鎖内のラッチされた各
データ・バイトをデータ・バス30、32とインタフェ
ースさせるトランシーバ26、28とを含む。受信装置
40も、データ・バス30、32からのデータ連鎖内の
各データ・バイトのインタフェースをとるトランシーバ
42、44と、データ・バイトをラッチするデータ伝送
論理回路46、48とを含む。
【0017】典型的なデータ伝送システムには、データ
・バスとの間でのデータ・バイトのラッチを同期化する
信号も必要である。典型的なデータ伝送システムは、そ
のような目的のためにクロック信号を使用する。したが
って、この種の典型的なデータ伝送システムは、送信装
置20と受信装置40との間にクロック信号を送信する
ための追加の信号線を必要とする。しかし、図1で実施
されているデータ伝送システム10は、クロック信号3
4がデータ・バス30、32でパリティ・ビット位置を
使用して伝送されるため、送信装置20と受信装置40
との間に追加の信号線を必要としない。送信装置20で
は、共通クロック信号34は各データ・バス30、32
に対応するデータ伝送論理回路22、24に結合され
る。データ伝送論理回路22、24はデータ・バイトを
データ・バス30、32にラッチし、クロック信号をデ
ータ・バス30、32のパリティ・ビット位置にラッチ
する。次に各データ・バイトとクロック信号はデータ・
バス30、32で受信装置40に伝送される。受信装置
40では、データ伝送論理回路46、48がパリティ・
ビット位置に入っている対応するクロック信号を使用し
てデータ・バス30、32からの各データ・バイトの妥
当性検査とラッチを行う。
【0018】図2(a)を参照すると、送信装置20に
おけるデータ伝送論理回路22、24を示すブロック図
が図示されている。メモリ・バッファ(FIFO)60
には、受信装置40に伝送するデータ連鎖が入れられ
る。メモリ・バッファ60は少なくとも2本の出力線を
含む。受信装置40に送信するデータ・バイトが入れら
れるFIFOデータ・バス62と、メモリ・バッファが
FIFOデータ・バス62に有効データを入れた時点を
示す制御信号線64の2本である。FIFOデータ・バ
ス62は、メモリ・バッファ60の出力を8ビット・デ
ータ・ラッチ回路70のデータ入力に結合する。データ
使用可能制御信号64は1ビット・パリティ・ラッチ回
路72のデータ入力に結合される。
【0019】データ伝送論理回路22、24はクロック
発振器50も含む。クロック発振器は送信装置20内の
共通クロック信号34を2つの出力クロック信号52、
54に変換する。第1のクロック信号52は、共通クロ
ック信号34と同じ周波数を示し、8ビット・データ・
ラッチ回路70のクロック入力に接続する。第2のクロ
ック信号54は、共通クロック信号34の2倍の周波数
で動作し、1ビット・パリティ・ラッチ回路72のクロ
ック入力に接続する。共通クロック信号34は、各デー
タ・バス30、32のデータ伝送論理回路22、24の
ための共通クロック入力の役割を果たし、別々のデータ
・バス30、32の間の同期をとる。
【0020】8ビット・データ・ラッチ回路70は、送
信装置20におけるトランシーバ26、28の入力に接
続する8ビットの出力線を含む。さらに、1ビット・パ
リティ・ラッチ回路72出力線もトランシーバ26、2
8の入力に接続する。通常なら、パリティ・ビットはF
IFOメモリ・バッファ60で生成され、1ビット・パ
リティ・ラッチ回路72にラッチされ、トランシーバ2
6、28を介してデータ・バス30、32に転送され
る。しかし、本発明はデータ・バス30、32内のパリ
ティ・ビット位置を使用して、受信装置40におけるデ
ータの妥当性検査と同期化に使用されるクロック信号を
伝送する。クロック発振器は送信装置20内で共通クロ
ックと同期する2つのクロック信号52、54を発生す
る。第1のクロック信号52は、FIFOデータ・バス
62から8ビット・データ・ラッチ回路70に送られる
データ・バイトをクロック制御する。第2のクロック信
号54は共通クロック34の2倍の周波数で動作し、F
IFOメモリ・バッファ60からのデータ使用可能制御
信号64を、データ・バス30のパリティ・ビット位置
で受信装置40に伝送するデータ・クロック信号に変換
する。
【0021】当業者なら、データ伝送論理回路22、2
4で2つの別々のクロック信号52、54を使用する必
要がないことがわかるであろう。図示していない他の実
施態様では、1つのクロック信号を使用することもでき
る。その構成では、データ・バイトは、単一のクロック
信号の2サイクルの間、単に8ビット・データ・ラッチ
回路70でラッチされる。これは、8ビット・データ・
ラッチ回路70のデータ入力線上でマルチプレクサを使
用して行うことができる。データ・ラッチ回路70のデ
ータ出力は、マルチプレクサに一方のデータ入力として
戻される。マルチプレクサの他方のデータ入力は、メモ
リ・バッファ60のデータ出力に接続される。メモリ・
バッファからのデータ使用可能制御信号64はマルチプ
レクサのクロック入力に結合される。単一のクロック信
号は、8ビット・データ・ラッチ回路70と1ビット・
パリティ・ラッチの両方のクロック入力に接続する。
【0022】図2(b)を参照すると、受信装置40に
おけるデータ伝送論理回路46、48を示すブロック図
が図示されている。8ビット・メモリ・ラッチ回路80
がそのデータ入力端子でトランシーバ42、44からデ
ータ・バイトを受け取る。8ビット・データ・ラッチ回
路80へのクロック入力は、トランシーバ42、44を
介して供給されるデータ・バス30、32上のパリティ
・ビット位置に接続する。データ・ラッチ回路80は、
送信されたデータ・バイトを受信装置40のメモリ・バ
ッファ82に伝送する8ビット出力線も含む。この構成
では、受信装置40においてデータ・バイトの同期化と
妥当性検査のために使用されるクロック信号は、データ
・ラッチ80のクロック入力に接続するデータ・バス3
0、32内のパリティ・ビット位置に入っている。デー
タ・バス30、32のパリティ・ビット位置に入ったク
ロック信号がデータ・ラッチ回路80のクロック入力端
子に着信すると、データ・ラッチ回路80はそのデータ
入力線からデータ・バイトをラッチする。前述のよう
に、データ・バス30、32のパリティ・ビット位置内
のデータ・バイトにデータ・クロック信号が付随するた
め、受信装置40においてデータ・クロック信号とデー
タ・バイトの間の時間スキューが大幅に削減されること
になる。
【0023】図3のタイミング図に、データのクロック
信号または妥当性検査信号を伝送するためにデータ・バ
ス内のパリティ・ビット位置を使用しない典型的なデー
タ伝送システムで発生する時間スキュー問題を図示す
る。送信装置20において2つのデータ・バイト10
0、102に期間tx106の間、有効データ値が入っ
ている。クロック信号104はデータ間隔106の半分
に等しい時間間隔tx/2108で動作する。クロック
信号104の立ち下がりでデータ・バイト100、10
2が妥当性検査される。クロック信号104のトリガ・
エッジ(この場合は立ち下がり)は、データ・バイト1
00、102に有効データ値が入っている時間間隔の中
間点と時間が揃っていることが理想的である。2つの時
間間隔tsu110とthld112は、クロック信号
の妥当性検査エッジでデータ値が安定していなければな
らない最小時間を示す。第1の時間間隔tsu110
は、有効データ値のためのクロック信号104のラッチ
・エッジの前の最小時間を示す。第2の時間間隔thl
d112は、データ値が安定していなければならないク
ロック信号104のラッチ・エッジ後の最小時間を示
す。
【0024】図3に、送信装置20において、単一のク
ロック信号104によってクロック制御される2つのデ
ータ・バイト100、102が図示されている。時間ス
キューがない場合、tsu110とthld112は両
方ともクロック間隔tx/2108と等しくなるはずで
ある。しかし、この典型的なデータ・クロック制御技法
を使用するデータ伝送システムでは、2つのデータ・バ
イト100、102内の有効データ値の時間間隔106
の間にオフセットが生じることが多い。このオフセット
すなわち時間スキューによって、有効データ106の時
間がクロック信号104の後に続くときのtsu110
が短くなる。どちらかのデータ・バイト100、102
の有効データ106の時間間隔がクロック信号104に
先行する場合、時間スキューによってthld112が
短くなる。したがって、一方のデータ・バイト100の
有効データ106の時間がクロック信号104に先行
し、他方のデータ・バイト102の有効データ106の
時間間隔がクロック信号104の後に続く場合、tsu
110とthld112は両方とも時間スキューによっ
て短くなる。
【0025】図3に、受信装置40において、時間スキ
ューがどのように増幅され得るかを示す。データ・バイ
ト100、102とクロック信号104を別々のデータ
・バス30、32で伝送すると、データ・バイト10
0、102がクロック信号104に対してさらにシフト
することが多い。時間シフトが増すと、受信装置40に
おいてtsu114とthld116がさらに短くな
る。この場合、第1のデータ・バイト100はクロック
信号104より先行し、第2のデータ・バイト102は
クロック信号104の後に続く。このタイム・シフトに
よって、tsu114とthld116は、それぞれの
理想的な値であるtx/2 108の何分の1かにな
る。時間スキューがひどい場合には、tsu114また
はthld116あるいはその両方がゼロになることが
ある。tsu114がゼロになると、受信装置40にお
けるデータ伝送論理回路46、48が無効または不確定
のデータをラッチしたり、データ・シーケンス内の前の
データ・バイトをラッチする可能性があり、それによっ
てデータ・バイトの第2のコピーを格納する可能性があ
る。同様に、thld116がゼロになると、データ伝
送論理回路46、48は無効または不確定のデータまた
はデータ連鎖内の次のデータ・バイトをラッチし、それ
によってシーケンス内の現行データ・バイトをスキップ
する可能性がある。
【0026】図4のタイミング図に、本発明によって送
信装置20と受信装置40との間におけるデータ伝送中
の時間スキューの問題がどのように改善されるかを示
す。各データ・バイト130、134ごとに、有効デー
タの別々の時間間隔tx0 120とtx1 124が
図示されている。各データ・バイト130、134は別
々のデータ・バス30、32で伝送される。さらに、各
データ・バイト130、134には各データ・バス3
0、32内のパリティ・ビット位置に入ったクロック信
号132、136が伴う。この場合も、各クロック信号
の期間tx0/2122とtx1/2 126は有効デ
ータ120、124の対応する時間間隔の半分に等し
い。各クロック信号132、136の立ち下がりでそれ
ぞれのデータ・バス30、32上のデータ・バイト13
0、134が妥当性検査される。対応するデータ・バス
30、32のパリティ・ビット位置に入れられて、対応
するデータ・バイト130、134に別々のクロック信
号132、136が伴うため、クロック信号132、1
36と有効データの時間間隔120、124との間の時
間スキューは、送信装置20で最小限に抑えられる。
【0027】2つのデータ・バイト130と134の間
の時間スキューが大きい場合であっても、受信装置40
でクロック信号132とデータ・バイト130との間の
時間スキューがどのように最小限に抑えられるかをタイ
ミング図に示す。各データ・バス30、32内のパリテ
ィ・ビット位置を使用してデータ妥当性検査信号または
データ・クロック制御信号を伝送することによって、デ
ータ・バイト130、134とそれらに対応するクロッ
ク信号132、136との間の時間シフトが最小限にな
る。したがって、各クロック信号132、136のセッ
トアップ時間とホールド時間tsu140、144およ
びthld142、146がクロック期間tx0/2
122およびtx1/2 126に等しい最適値に近づ
く。tsu140、144とthld142、146が
ほとんど短縮されずに、無効または不確定データまたは
データ・シーケンス内の不正なデータ・バイトをクロッ
ク制御する可能性が実質的になくなる。
【0028】図5を参照すると、データ・バス30内の
パリティ・ビット位置を使用してデータ・クロックまた
は妥当性検査信号を送信装置20から受信装置40に送
信する方法200が流れ図で説明されている。ステップ
210で、送信装置20においてメモリ・バッファ60
内のデータ使用可能信号64からデータ・クロック信号
を生成する。ステップ220で、変換された共通クロッ
ク信号54によってデータ・クロックが1ビット・パリ
ティ・ラッチ回路72にラッチされる。ステップ230
で、第2の変換された共通クロック信号52を使用して
メモリ・バッファ60からデータ・バイトがデータ・ラ
ッチ回路70にラッチする。ステップ240で、データ
・バイトとデータ・クロック信号がデータ・バス30に
ロードされる。パリティ・ラッチ回路72がデータ・ク
ロック信号をデータ・バスのパリティ・ビット位置に移
動させると同時に、データ・ラッチ回路70がデータ・
バイトをデータ・バスのデータ部分に移動させる。ステ
ップ250で、クロック信号とデータ・バイトがデータ
・バス30で受信装置40に送信される。ステップ26
0で、受信装置40がデータ・クロック信号とデータ・
バイトを受信し、データ・クロック信号を使用してそれ
に付随するデータ・タイプの妥当性検査を行い、それを
データ・ラッチ回路80にラッチする。
【0029】ステップ270で、データ・シーケンス内
のすべてのデータ・バイトが送信装置20から受信装置
40に伝送されたかどうかを判断する。まだすべてが伝
送されていない場合、この方法はステップ210に戻
り、データ連鎖内の他のデータ・バイトを伝送する。す
べてのデータ・バイトが伝送された場合、ステップ28
0で、送信装置20において巡回冗長検査(CRC)ま
たは誤りコードが生成される。ステップ290で、受信
装置40において期待CRCまたは誤りコードを計算す
る。ステップ300で、生成されたCRCがデータ・バ
イトとして送信装置20から受信装置40に送信され
る。次にステップ310で、送信されたCRCを期待C
RCと比較し、送信装置20と受信装置40との間にお
けるデータ連鎖の伝送中に誤りが発生したかどうかを判
断する。
【0030】本発明について、その好ましい実施例を参
照しながら具体的に示し、説明したが、当業者なら本発
明の精神および範囲から逸脱することなく、その態様お
よび詳細に様々な変更を加えることができることがわか
るであろう。たとえば、本発明の本実施例は、2つのデ
ータ・バイトと、対応するパリティ・ビット位置に入っ
た2つのデータ・クロック信号とを並列して伝送する2
本のデータ・バスを示している。しかし、本発明を使用
して、各データ・バスがデータ・クロック信号を伝送す
るパリティ・ビット位置を含む4本のデータ・バスで4
つのデータ・バイトを伝送するなど、2より多いデータ
・バイトを並列して伝送することもできる。この構成に
よって、データ・クロック信号に必要な周波数を高くし
なくてもデータ伝送レートが実際に2倍になる。
【0031】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0032】(1)送信装置と、受信装置と、前記送信
装置と前記受信装置との間に結合されたデータ・バスと
を有するデータ伝送システムにおいて、前記受信装置に
おけるデータ・ビット信号を同期化する方法であって、
(a)前記送信装置においてデータ・クロック信号を生
成するステップと、(b)前記データ・バス内のパリテ
ィ・ビット位置への前記データ・クロック信号のラッチ
と、前記データ・バス内の1組のデータ・ビット位置へ
の1組のデータ信号のラッチとを並列して行うステップ
と、(c)前記データ信号と前記データ・クロック信号
を前記データ・バスで送信するステップと、(d)前記
受信装置において前記パリティ・ビット位置内の前記デ
ータ・クロック信号を使用して前記データ・バス内の前
記データ・ビット位置から前記データ信号をラッチする
ことによって前記データ信号を受信するステップとを含
む方法。 (2)(e)前記送信装置において、前記送信装置から
前記受信装置に前に送信された前記データ信号に従って
1組の誤り検査信号を生成するステップと、(f)前記
誤り検査信号を前記データ・バスの前記データ・ビット
位置で前記受信装置に送信するステップとをさらに含む
上記(1)に記載の方法。 (3)(g)前記受信装置において、前記受信装置で前
に受信した前記データ信号に従って、1組の期待誤り検
査信号を求めるステップと、(h)前記期待誤り検査信
号を前記誤り検査信号と比較して、前記送信装置から前
記受信装置への前記データ信号の送信中に誤りが発生し
たかどうかを検出するステップとをさらに含む、上記
(2)に記載の方法。 (4)送信装置と、受信装置と、前記送信装置と前記受
信装置との間に結合されたデータ・バスとを有するデー
タ伝送システムにおいて、前記送信装置におけるデータ
送信器であって、データを記憶し、データ・クロック信
号を生成するメモリ・バッファと、前記メモリ・バッフ
ァに結合され、さらに前記データ・バス内の1組のデー
タ・ビット位置に結合されたデータ・ラッチ回路と、前
記データ・バス内のパリティ・ビット位置に結合された
パリティ・ラッチ回路と、前記パリティ・ラッチ回路に
結合と前記データ・ラッチ回路とに結合され、前記デー
タを前記データ・ラッチ回路にラッチするためと前記デ
ータ・クロック信号を前記パリティ・ラッチ回路にラッ
チするために使用されるクロック信号を発生するクロッ
ク発振器とを含むデータ送信器。 (5)前記メモリ・バッファが、データ入力線とデータ
出力線とクロック入力線とデータ・クロック出力線とを
さらに含むことを特徴とする、上記(4)に記載のデー
タ送信器。 (6)前記データ・ラッチ回路が、データ入力線と、デ
ータ出力線と、クロック入力線とをさらに含み、前記デ
ータ入力線が前記メモリ・バッファの前記データ出力線
に接続され、前記データ出力線が前記データ・バス内の
前記データ・ビット位置に接続されることを特徴とす
る、上記(5)に記載のデータ送信器。 (7)前記パリティ・ラッチ回路が、データ入力線と、
データ出力線と、クロック入力線とをさらに含み、前記
データ入力線が前記メモリ・バッファの前記データ・ク
ロック出力線に接続され、前記データ出力線が前記デー
タ・バス内の前記パリティ・ビット位置に接続されるこ
とを特徴とする、上記(6)に記載のデータ送信器。 (8)前記クロック発振器が、クロック入力線とクロッ
ク出力線とをさらに含み、前記クロック出力線が前記デ
ータ・ラッチ回路の前記クロック入力線に接続され、前
記パリティ・ラッチの前記クロック入力線にさらに接続
されることを特徴とする、上記(7)に記載のデータ送
信器。 (9)データ信号を送信する送信装置と、データ信号を
受信する受信装置と、前記送信装置と前記受信装置との
間に結合され、データ・ビット位置とパリティ・ビット
位置とを含むデータ・バスとを含み、前記データ信号を
前記データ・バスの前記データ・ビット位置に入れ、前
記送信装置で生成され前記受信装置において前記データ
信号をラッチするために使用される前記データ・クロッ
ク信号を前記データ・バスの前記パリティ・ビット位置
に入れて前記データ・クロック信号を前記データ信号と
共に送信することを特徴とする、データ伝送システム。 (10)前記送信装置が、前記データ・バスに結合さ
れ、前記データ・バスで前記受信装置に送信するために
前記データ信号および前記データ・クロック信号の信号
強度を調整するトランシーバと、前記トランシーバに結
合され、前記データ信号と前記データ・クロック信号と
を生成するデータ送信器とをさらに含むことを特徴とす
る、上記(9)に記載のデータ伝送システム。 (11)前記受信装置が、前記データ・バスに結合さ
れ、前記データ・バスから受信するために前記データ信
号および前記データ・クロック信号の信号強度を調整す
るトランシーバと、前記トランシーバに結合され、前記
データ・バス内の前記パリティ位置に入っている前記デ
ータ・クロック信号を使用して、前記データ・バス内の
前記データ位置から前記データ信号をラッチするデータ
受信器をさらに含む、ことを特徴とする、上記(9)に
記載のデータ伝送システム。 (12)前記データ送信器が、データを記憶し、データ
・クロック信号を生成するメモリ・バッファと、前記メ
モリ・バッファに結合され、さらに前記データ・バス内
の前記データ・ビット位置に結合されたデータ・ラッチ
回路と、前記データ・バス内の前記パリティ・ビット位
置に結合されたパリティ・ラッチ回路と、前記パリティ
・ラッチ回路と前記データ・ラッチ回路とに結合され、
前記データを前記データ・ラッチ回路にラッチし、さら
に前記データ・クロック信号を前記パリティ・ラッチ回
路にラッチするために使用される。クロック信号を発生
するクロック発振器とをさらに含むことを特徴とする、
上記(10)に記載のデータ伝送システム。 (13)前記データ受信器が、前記データ・バスに結合
され、前記データ・バス内の前記データ・ビット位置に
結合されたデータ入力線と前記データ・バス内の前記パ
リティ・ビット位置に結合されたクロック入力線とを含
む受信データ・ラッチ回路をさらに含むことを特徴とす
る、上記(11)に記載のデータ伝送システム。 (14)前記送信装置が、前記データ信号が前記受信装
置に完全に伝送されたときに1組の誤り信号を後で生成
し、前記誤り信号を前記データ・バスを介して前記受信
装置に送信することを特徴とする、上記(9)に記載の
データ伝送システム。 (15)前記受信装置が前記データ信号が前記受信装置
で完全に受信されたときに1組の期待誤り検査信号を後
で生成し、次に前記期待誤り検査信号を前記送信装置か
ら受信した前記誤り検査信号と比較して、前記送信装置
と前記受信装置との間における前記データ信号の送信中
に誤りが発生したかどうかを判断することを特徴とす
る、上記(14)に記載のデータ伝送システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で実施される様々な機構を使用するデー
タ伝送システムを示すブロック図である。
【図2】(a)は、図1のデータ伝送システムに図示さ
れている送信装置内に含まれるデータ伝送論理回路を示
すブロック図である。(b)は図1のデータ伝送装置に
図示されている受信装置内に含まれるデータ伝送論理回
路を示すブロック図である。
【図3】典型的な従来技術のデータ伝送システムにおい
て発生する時間スキュー問題を示すタイミング図であ
る。
【図4】本発明で実施される様々な機構を使用するデー
タ伝送システムに付随する最小限の時間スキューを示す
タイミング図である。
【図5】図1のデータ伝送システムにおいてデータの同
期化と妥当性検査を行う改良されたクロック信号を提供
する方法を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 データ伝送システム 20 送信装置 22 データ伝送論理回路 24 データ伝送論理回路 26 トランシーバ 28 トランシーバ 30 データ・バス 32 データ・バス 40 受信装置 42 トランシーバ 44 トランシーバ 46 データ伝送論理回路 48 データ伝送論理回路 60 メモリ・バッファ 62 FIFOデータ・バス 64 制御信号線 70 データ・ラッチ回路 72 パリティ・ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホアン・アントニオ・ヤネス アメリカ合衆国85711 アリゾナ州トゥー ソン ホイッティアー・ストリート イー スト 4041

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信装置と、受信装置と、前記送信装置と
    前記受信装置との間に結合されたデータ・バスとを有す
    るデータ伝送システムにおいて、前記受信装置における
    データ・ビット信号を同期化する方法であって、 (a)前記送信装置においてデータ・クロック信号を生
    成するステップと、 (b)前記データ・バス内のパリティ・ビット位置への
    前記データ・クロック信号のラッチと、前記データ・バ
    ス内の1組のデータ・ビット位置への1組のデータ信号
    のラッチとを並列して行うステップと、 (c)前記データ信号と前記データ・クロック信号を前
    記データ・バスで送信するステップと、 (d)前記受信装置において前記パリティ・ビット位置
    内の前記データ・クロック信号を使用して前記データ・
    バス内の前記データ・ビット位置から前記データ信号を
    ラッチすることによって前記データ信号を受信するステ
    ップとを含む方法。
  2. 【請求項2】(e)前記送信装置において、前記送信装
    置から前記受信装置に前に送信された前記データ信号に
    従って1組の誤り検査信号を生成するステップと、 (f)前記誤り検査信号を前記データ・バスの前記デー
    タ・ビット位置で前記受信装置に送信するステップとを
    さらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】(g)前記受信装置において、前記受信装
    置で前に受信した前記データ信号に従って、1組の期待
    誤り検査信号を求めるステップと、 (h)前記期待誤り検査信号を前記誤り検査信号と比較
    して、前記送信装置から前記受信装置への前記データ信
    号の送信中に誤りが発生したかどうかを検出するステッ
    プとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】送信装置と、受信装置と、前記送信装置と
    前記受信装置との間に結合されたデータ・バスとを有す
    るデータ伝送システムにおいて、前記送信装置における
    データ送信器であって、 データを記憶し、データ・クロック信号を生成するメモ
    リ・バッファと、 前記メモリ・バッファに結合され、さらに前記データ・
    バス内の1組のデータ・ビット位置に結合されたデータ
    ・ラッチ回路と、 前記データ・バス内のパリティ・ビット位置に結合され
    たパリティ・ラッチ回路と、 前記パリティ・ラッチ回路に結合と前記データ・ラッチ
    回路とに結合され、前記データを前記データ・ラッチ回
    路にラッチするためと前記データ・クロック信号を前記
    パリティ・ラッチ回路にラッチするために使用されるク
    ロック信号を発生するクロック発振器とを含むデータ送
    信器。
  5. 【請求項5】前記メモリ・バッファが、データ入力線と
    データ出力線とクロック入力線とデータ・クロック出力
    線とをさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載の
    データ送信器。
  6. 【請求項6】前記データ・ラッチ回路が、データ入力線
    と、データ出力線と、クロック入力線とをさらに含み、
    前記データ入力線が前記メモリ・バッファの前記データ
    出力線に接続され、前記データ出力線が前記データ・バ
    ス内の前記データ・ビット位置に接続されることを特徴
    とする、請求項5に記載のデータ送信器。
  7. 【請求項7】前記パリティ・ラッチ回路が、データ入力
    線と、データ出力線と、クロック入力線とをさらに含
    み、前記データ入力線が前記メモリ・バッファの前記デ
    ータ・クロック出力線に接続され、前記データ出力線が
    前記データ・バス内の前記パリティ・ビット位置に接続
    されることを特徴とする、請求項6に記載のデータ送信
    器。
  8. 【請求項8】前記クロック発振器が、クロック入力線と
    クロック出力線とをさらに含み、前記クロック出力線が
    前記データ・ラッチ回路の前記クロック入力線に接続さ
    れ、前記パリティ・ラッチの前記クロック入力線にさら
    に接続されることを特徴とする、請求項7に記載のデー
    タ送信器。
  9. 【請求項9】データ信号を送信する送信装置と、 データ信号を受信する受信装置と、 前記送信装置と前記受信装置との間に結合され、データ
    ・ビット位置とパリティ・ビット位置とを含むデータ・
    バスとを含み、 前記データ信号を前記データ・バスの前記データ・ビッ
    ト位置に入れ、前記送信装置で生成され前記受信装置に
    おいて前記データ信号をラッチするために使用される前
    記データ・クロック信号を前記データ・バスの前記パリ
    ティ・ビット位置に入れて前記データ・クロック信号を
    前記データ信号と共に送信することを特徴とする、デー
    タ伝送システム。
  10. 【請求項10】前記送信装置が、 前記データ・バスに結合され、前記データ・バスで前記
    受信装置に送信するために前記データ信号および前記デ
    ータ・クロック信号の信号強度を調整するトランシーバ
    と、 前記トランシーバに結合され、前記データ信号と前記デ
    ータ・クロック信号とを生成するデータ送信器とをさら
    に含むことを特徴とする、請求項9に記載のデータ伝送
    システム。
  11. 【請求項11】前記受信装置が、 前記データ・バスに結合され、前記データ・バスから受
    信するために前記データ信号および前記データ・クロッ
    ク信号の信号強度を調整するトランシーバと、 前記トランシーバに結合され、前記データ・バス内の前
    記パリティ位置に入っている前記データ・クロック信号
    を使用して、前記データ・バス内の前記データ位置から
    前記データ信号をラッチするデータ受信器をさらに含
    む、ことを特徴とする、請求項9に記載のデータ伝送シ
    ステム。
  12. 【請求項12】前記データ送信器が、 データを記憶し、データ・クロック信号を生成するメモ
    リ・バッファと、 前記メモリ・バッファに結合され、さらに前記データ・
    バス内の前記データ・ビット位置に結合されたデータ・
    ラッチ回路と、 前記データ・バス内の前記パリティ・ビット位置に結合
    されたパリティ・ラッチ回路と、 前記パリティ・ラッチ回路と前記データ・ラッチ回路と
    に結合され、前記データを前記データ・ラッチ回路にラ
    ッチし、さらに前記データ・クロック信号を前記パリテ
    ィ・ラッチ回路にラッチするために使用される。クロッ
    ク信号を発生するクロック発振器とをさらに含むことを
    特徴とする、請求項10に記載のデータ伝送システム。
  13. 【請求項13】前記データ受信器が、 前記データ・バスに結合され、前記データ・バス内の前
    記データ・ビット位置に結合されたデータ入力線と前記
    データ・バス内の前記パリティ・ビット位置に結合され
    たクロック入力線とを含む受信データ・ラッチ回路をさ
    らに含むことを特徴とする、請求項11に記載のデータ
    伝送システム。
  14. 【請求項14】前記送信装置が、前記データ信号が前記
    受信装置に完全に伝送されたときに1組の誤り信号を後
    で生成し、前記誤り信号を前記データ・バスを介して前
    記受信装置に送信することを特徴とする、請求項9に記
    載のデータ伝送システム。
  15. 【請求項15】前記受信装置が前記データ信号が前記受
    信装置で完全に受信されたときに1組の期待誤り検査信
    号を後で生成し、次に前記期待誤り検査信号を前記送信
    装置から受信した前記誤り検査信号と比較して、前記送
    信装置と前記受信装置との間における前記データ信号の
    送信中に誤りが発生したかどうかを判断することを特徴
    とする、請求項14に記載のデータ伝送システム。
JP10000063A 1997-01-08 1998-01-05 データ・ビットの同期化方法およびデータ伝送システム Pending JPH10214238A (ja)

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US08/780,570 US5928375A (en) 1997-01-08 1997-01-08 Method for enhancing data transmission in parity based data processing systems
US08/780570 1997-01-08

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US5928375A (en) 1999-07-27
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