JPH10214075A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示方法

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JPH10214075A
JPH10214075A JP9015006A JP1500697A JPH10214075A JP H10214075 A JPH10214075 A JP H10214075A JP 9015006 A JP9015006 A JP 9015006A JP 1500697 A JP1500697 A JP 1500697A JP H10214075 A JPH10214075 A JP H10214075A
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Yasuhisa Hironaka
康久 弘中
Ryuichi Someya
隆一 染矢
Nobuaki Kabuto
展明 甲
Shigeo Sawada
栄夫 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスプレイで文字や図形などのコンピュータ
画像にテレビ信号を嵌込んで、夫々に適した輝度で同時
に表示できるようにする。またテレビ画像の解像度の向
上を図る。 【解決手段】光量制御手段により、光源の光量を増大す
ると共に、嵌込み領域以外の振幅レベルを抑える。ま
た、画像表示手段の情報をCPU回路,I/F回路を介
して外部入力手段に送ることにより、入力端子から入力
される画像信号のサンプリングタイミングを画像表示手
段の方式に応じて変る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字や図形表示を
主体とするコンピュータ画像と自然画表示を主体とする
テレビ画像を、液晶ディスプレイ等のディスプレイの同
一画面上に同時に表示する画像表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、好きなときに好きな番組が見られ
るVOD(Video On Demmand)サービ
スやCD−ROMやDVDを使った電子百科事典など、
いわゆるマルチメディアサービスが盛んになってきてい
る。このようなマルチメディアサービスでは、コンピュ
ータ画面に自然画などのテレビ画面などを嵌め込み表示
することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、コンピュータ
用ディスプレイでは、文字や図形を間近で見るために、
オペレータが見やすいように表示輝度はあまり高くして
いない。一方、テレビ画像は、きれいに見せるため比較
的高輝度に設定している。
【0004】このため、テレビ画像と文字や図形のコン
ピュータ画像とをコンピュータ用ディスプレイ装置に同
時に表示すると、テレビ画像は通常のテレビ受像機で見
るより輝度が低くなって映えがなくなる。そこで、ディ
スプレイ装置の画面上に表示される文字や図形表示の輝
度レベルと自然画表示の輝度レベルとを別々に制御し、
自然画の表示部分のみを明るくするなどの手立てが必要
になる。
【0005】ところで、嵌め込み表示としては、テレビ
の親画面に子画面を嵌め込み表示するピクチャー・イン
・ピクチャーが広く知られている。ピクチャー・イン・
ピクチャーでは、テレビ受像機の中に親画面用と子画面
用に複数の画像信号入力系統があり、画像信号毎に別々
に振幅レベルや直流レベルを制御して親画面と子画面で
独立に輝度レベルを変えることができるようになってい
る。
【0006】一方、コンピュータの文字や図形表示に自
然画などのテレビ画像を嵌め込む処理(合成処理)は、
コンピュータのソフトウェア処理などで行われ、このよ
うにして合成された画像信号をディスプレイ装置に供給
して表示するようになっている。このため、コンピュー
タの文字や図形表示に自然画などのテレビ画像を嵌め込
んで表示する場合の多くは、合成した画像信号1系統が
そのままディスプレイに供給されるので、ピクチャー・
イン・ピクチャーのような複数の画像信号入力系統を持
つ構成で、嵌込み画面の振幅レベルや直流レベルを別々
に制御することは原則的に不可能である。
【0007】これに対し、特開平8ー251503号で
は、合成した画像信号上の合成タイミングを指定し、指
定した画像信号タイミングで該画像信号の振幅レベルや
直流レベルを制御することにより、嵌込まれた自然画の
輝度レベルを制御して明るく表示できるとある。上記公
知例では、ブラウン管方式のディスプレイにおいて、画
像信号振幅レベルを大きくして駆動電圧を上げ、発光輝
度レベルを上げることができるが、液晶方式のディスプ
レイでは、画像信号の振幅レベルを大きくしても最大輝
度は光源光量に相当する値までしか達せず、ブラウン管
方式のように、嵌込み部を大幅に明るくするにはさらに
工夫が必要である。
【0008】一方、特公平4−68894号によれば、
コンピュータの画像信号は、R(赤)、G(緑)、B
(青)3つの原色信号を同一のタイミングでサンプリン
グして、画像の水平方向に連続する3画素に書き込むこ
とにより、それら3画素で1ドットを正しく表示でき、
テレビの画像信号はR(赤)、G(緑)、B(青)3つ
の原色信号を異なるタイミングでサンプリングして、画
面の水平方向に連続する3画素に書き込むことにより水
平解像度の向上した表示を行なうことができるとある。
しかしながら、パソコン画面にテレビ画像を嵌込む場合
高解像度で表示する手段については言及されていない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために、液晶ディスプレイ等ディスプレイにおいて
光源光量を増大するすると共に、明るくなりすぎた嵌込
み部以外の画像信号レベルを連動抑制する。
【0010】これらにより、自然画などのテレビ画像は
明るくきれいに表示し、文字や図形などのコンピュータ
画像は比較的輝度を抑えて読み易く表示できる。
【0011】一方、嵌込み用のテレビ画像信号をA/D
変換して取り込む際に、サンプリングタイミングをR
(赤)、G(緑)、B(青)信号でずらすことにより、
パソコン画像に嵌込まれる自然画などのテレビ画像の解
像度を上げる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1は本発明による画像表示装置の第1の
実施例を示すブロック図である。本実施例は、光源から
出力される光量を増やすとともに、嵌込み画像以外の輝
度を抑えて、嵌込み画像のみ高輝度にすることができる
ことを特徴とする。
【0014】画像表示装置の第一の実施例において、1
は画像表示手段、2は特定領域輝度変換手段、3は画像
合成手段、4はCPU回路、5はROM回路、6は外部
入力手段、7は入力端子、8は信号バス、9は光量制御
手段、10は光源、32はI/F(インターフェース)
回路である。
【0015】同図において、特定領域輝度変換手段2,
画像合成手段3,CPU回路4,ROM回路5、外部入
力手段6、光量制御手段9及びI/F回路32は信号バ
ス8で接続されている。また、画像合成手段3,CPU
回路4,ROM回路5及び外部入力手段6からなる装置
は、例えば、コンピュータと同じ構成としてもよい。画
像合成手段3は2つの画像を合成するものであって、例
えば、フレームメモリ装置で構成することができる。特
定領域輝度変換手段2は、画像表示手段1に表示する特
定の領域の輝度を変換するものである。また光量制御手
段9は、光源10から出力される光量を制御するもので
あって、例えば、異なるパルス幅を持つ複数の光源電圧
の内一つを選択し、光源の電圧パルス幅を制御する手段
である。
【0016】以下、この実施例の動作を説明するが、こ
こでは、画像Aに画像Bを嵌め込んで画像表示手段1で
画像A、Bを同時に表示するものとする。
【0017】CPU回路4は、ROM回路5に格納され
ているプログラム情報に基づいて、例えばROM回路5
に保存している画像データAを、画像合成手段3で画像
信号Aに変換する。この画像信号Aは、特定領域輝度変
換2を通って画像表示手段1に供給される。これによ
り、画像表示手段1で画像Aが表示される。
【0018】一方、外部入力手段6は、例えば、テレビ
ジョン画像信号の入力装置であり、入力端子7から入力
される画像信号Bを取り込み、信号バス8を介して画像
合成手段3に送る。勿論、外部入力手段6から画像合成
手段3への信号伝送は、信号バス8とは別に設けた回線
を使ってもよい。画像合成手段3でこの画像データBは
先の画像データAに嵌め込まれ、画像表示手段1に供給
され表示される。ここでは、図示するように、画像Aの
中に画像Bが嵌め込まれて表示される。
【0019】特定領域輝度変換手段2は、画像表示手段
1で表示される画像A,Bの画像信号の輝度レベルを別
々に変えることができる。
【0020】図2はこの特定領域輝度変換手段2と光量
制御手段9の一具体例を示すブロック図であって、9は
光量制御手段、10は光源、11はデータラッチ、12
はアドレスデコーダ、13はカウンタ、14はアンドゲ
ート、15はタイミング発生回路、16は振幅制御手
段、17は直流制御手段、18、19は可変電源、2
0、23は切換スイッチ、21は定電圧源、22は切換
制御手段、24はパルス発生器、26は減算器である。
【0021】CPU回路4は、自然画を嵌め込み表示す
る場合、信号バス8を介して光量制御データを光量制御
手段9の切換制御手段22に送る。切換制御手段22は
上記制御データにより、入力画像信号がテレビ信号の時
は切換スイッチ23をp側に閉じ、全面文字図形表示の
時はq側に閉じる。さらにパルス発生回路24aはパル
ス発生回路24bに比べてパルス幅の広いパルス信号を
発生し、光源25の光量を増大して画面全体の輝度を上
げる。
【0022】一方、嵌め込み画像Bは、輝度を上げるこ
とによりテレビ画像をきれいに表示することができる
が、画面全体の輝度が上がると、パソコン画像Aの文字
や図形は見難くなってしまう。
【0023】そこで、嵌込み画面領域以外の輝度を次に
述べる手段で抑える。
【0024】タイミング発生回路15のタイミング信号
Keyは画像領域Aから画像領域Bに変化する時、
“L”(ローレベル)から“H”(ハイレベル)に変化
し、切換スイッチ20をv側からu側に閉じる。これに
より、画像表示手段1での画像Aの表示期間だけ、振幅
制御手段16に印加される制御電圧は、減算器26によ
り、可変電源18から定電圧源21の電圧を減算した電
圧になり、これによって振幅が抑えられる。この振幅が
抑えられた信号が画像表示手段1に入力されるため、画
像Aの部分だけ輝度レベルを抑えることができる。
【0025】以下には、タイミング発生回路15の動作
を示す。
【0026】タイミング発生回路15は、画像Aの中の
画像Bの嵌込み位置を特定するタイミング信号を発生す
るものであって、画像Bの垂直,水平方向の開始アドレ
スと終了アドレスを特定するカウンタ回路13a〜13
dと、アンドゲート14a〜14cと、カウンタ回路1
3a〜13dに夫々のアドレス値をセットするデータラ
ッチ11a〜11dと、アドレスデコーダ12a〜12
dからなっている。
【0027】CPU回路4から信号バス8を介して供給
される嵌込み部分の垂直開始アドレスがデータラッチ1
1aに、この嵌込み部分の垂直終了アドレスがデータラ
ッチ11bに、この嵌込み部分の水平開始アドレスがデ
ータラッチ11cに、この嵌込み部分の水平終了アドレ
スがデータラッチ11dに夫々格納される。
【0028】垂直開始カウンタ13aと垂直終了カウン
タ13bには、データラッチ12aのデータ、データラ
ッチ12bのデータが夫々垂直同期信号Vsyncでプリセ
ットされ、水平開始カウンタ13cと水平終了カウンタ
13dには、データラッチ11cのデータ、データラッ
チ11dのデータが夫々水平同期信号Hsyncでプリセッ
トされる。そして、垂直開始カウンタ13aと垂直終了
カウンタ13bは夫々水平同期信号Hsyncをカウントク
ロック信号とし、水平開始カウンタ13cと水平終了カ
ウンタ13dは夫々ドットクロック信号DOTCKをカウン
タクロック信号とする。垂直開始カウンタ13aと垂直
終了カウンタ13bの出力はアンドゲート14aで論理
積がとられ、水平開始カウンタ13cと水平終了カウン
タ13dの出力はアンドゲート14bで論理積がとら
れ、更に、これらアンドゲート14a,14bの出力が
アンドゲート14cで論理積がとられて、画像Bの嵌込
み位置を示すタイミング信号Keyが得られる。タイミ
ング信号Keyは嵌込み部分(画像B)の時“H”(ハ
イレベル)で、切換スイッチ20をu側に閉じる。また
それ以外の部分(画像A)の時“L”(ローレベル)
で、切換スイッチ20をv側に閉じる。
【0029】また、CPU回路4から信号バス8を介し
て供給される画面全体の直流レベルを定めるデータはデ
ータラッチ11eに、この画面全体の振幅レベルを定め
るデータがデータラッチ11fに夫々格納される。全体
の直流レベルと振幅レベルは、データラッチ11e,f
に格納されたデータが,夫々可変電源19,18に入力
されることにより制御される。
【0030】図3はこのタイミング信号Keyと画像信
号のレベルとの関係を、水平走査周期と垂直走査周期と
に分けて示す図である。
【0031】同図において、画像合成手段3からの合成
画像信号Video1の斜線でハッチングされた部分が
画像Bの嵌込み部分であって、タイミング信号Key
は、通常“L”(ローレベル)であるが、この嵌込み部
分で“H”(ハイレベル)となる。
【0032】以上のように、光源から出力される光量を
増やすとともに、嵌込み画像信号以外の振幅を連動制御
して抑えることにより、嵌込み領域Bだけ輝度を上げ、
テレビ画像を明るくきれいに表示し、文字や図形などの
パソコン画像の領域は輝度を押さて見易くすることがで
きる。
【0033】なお、外部入力手段6は、VODシステム
などで使われるCATVやLAN,ISDNに対応する
ディジタル方式でも、勿論良いことは言うまでもない。
【0034】また、図4に示すように、外部入力手段6
の代わりに、データ蓄積装置25を用いてもよい。この
データ蓄積装置25は、固体磁気ディスクや磁気ディス
クあるいは光磁気ディスクやCD−ROMやDVDなど
でよく、画像A,Bに相当する画像データが蓄積されて
いる。
【0035】また、図5に示すように、外部入力手段6
の代わりに、画像A,Bに相当する画像データを蓄積し
たROM5でもよいし、図6に示すように、これにさら
に外部入力手段6やデータ蓄積装置25を設けるように
してもよい。
【0036】本発明の第2の実施例を図7に示す。本実
施例の特徴は、ガンマ特性や色相など種々の制御を容易
に行なうことができる手段を設けたことである。
【0037】液晶ディスプレイでは、ガンマ特性がブラ
ウン管と異なるため、画像信号に補正をかけずに表示し
た場合、黒側や白側の階調が表現できなくなることがあ
り、画像信号を補正して、黒側と白側の階調特性を改善
する必要がある。パソコン画像では白又は黒側に飽和し
た表示が多く、階調特性はあまり重要視されないが、人
肌などの多いテレビ信号では重要である。
【0038】図7において、27は切換スイッチ、28
はA/D変換器、29はLUT(ルックアップテーブ
ル)、30はD/A変換器であり、図3に対応する部分
には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0039】この実施例も全体構成は図1に示す構成を
なしている。この実施例が図2に示した具体例と大きく
異なる点は、嵌込み部分のガンマ特性や色相の変換をデ
ィジタル信号処理で行なう手段を具備することであり、
このためのディジタル調整手段34を、アナログ画像信
号をディジタル画像信号に変換するA/D変換器28
と、ディジタルデータ変換器としてのLUT29と、デ
ィジタル画像信号をアナログ画像信号に変換するD/A
変換器30及び切換スイッチ27a,27bで構成して
いる。
【0040】以下に、動作を説明する。
【0041】タイミング発生器15からのタイミング信
号Keyにより、嵌込み部分の期間のみ切換スイッチ2
7a,27bはB側に閉じる。このとき、画像信号Vi
deo1の画像Bの信号はA/D変換器28でディジタ
ル化されてLUT29に供給される。LUT29には、
画像表示手段1のガンマ特性データなどに基づきCPU
回路4から信号バス8を介して変換データが入力されて
おり、この変換データによって画像信号Video1の
ガンマ特性や色相が所望の値にセットされる。このLU
T29は、例えば、EEPROMなどのメモリで構成す
ることができ、CPU回路4からのデータ書替えも自由
自在にできる。
【0042】このLUT29の出力データは、D/A変
換器30でアナログ画像信号に変換された後、全体の振
幅や直流レベルの制御が、図2に示した具体例と同様
に、振幅制御手段16と直流レベル制御手段17とでな
されて画像信号Video2として出力される。これに
より、画像Bの期間だけは、LUT29によってガンマ
特性や色相を制御できるようになる。
【0043】なお、図7では、切換スイッチ27a,2
7bを夫々A/D変換器28の前とD/A変換器29の
後に配置し、アナログ画像信号を切換えるようにしてい
るが、切換スイッチ27a,27bを夫々A/D変換器
28の後とD/A変換器29の前に配置し、ディジタル
画像信号を切換えるようにしてもよい。
【0044】以上のように、嵌込み画面がテレビ画面の
時は、図2と同様に光源10から出力される光量を増や
し、画面全体の輝度上げるとともに、振幅制御手段16
により嵌込み部分以外の輝度を抑え、更にディジタル調
整手段34でテレビ画像Bのガンマ特性や色相を変化さ
せることにより、黒側と白側の階調特性を改善すること
ができ、明るくきれいで階調特性の良いテレビ画像Bを
表示することができると共に、読み易い文字図形表示を
両立できる。
【0045】本発明の第3の実施例を図8に示す。本実
施例も全体構成が図1に示す構成をなしているが、光源
10から出力される光量に応じて、R(赤)、G
(緑)、B(青)の振幅制御手段16a,16b,16
cに印可される制御電圧を別々に制御することにより、
光源10の光量変化時に起きる出力光色バランスの崩れ
を抑えることを特徴とする。
【0046】同図において、光源10の光量を増大する
とき、光量制御手段9により切換スイッチ42a,42
b,42cはp側に閉じる。可変電圧26a,26b,
26cの電圧は加算器43a,43b,43cを介して
振幅制御手段16の制御電圧に加算されるが、可変電圧
26a,26b,26cは別々に変えるようにしてい
る。よって可変電源26a,26b,26cを調整する
ことにより、振幅制御手段16の制御電圧をR(赤)、
G(緑)、B(青)で別々に変え、R(赤)、G
(緑)、B(青)信号の振幅を別々に制御することがで
きるので、光源25から出力される光の色バランスの崩
れを抑えることができる。また、光源10の光量を増大
した時、可変電源26a,26b,26cの電圧は画像
領域A,B両方の領域で加算されるので、画像表示手段
1の全領域で色を正確に表現することができる。更に、
画像領域AとBの輝度制御は図2と同様に、タイミング
発生回路15、可変電源18、切換スイッチ20及び定
電圧源21で振幅制御手段16の制御電圧を変えること
により行うことができる。
【0047】以上のようにして、光源10の光量増加に
伴い光の色バランスが崩れても、振幅制御手段16の制
御電圧をR(赤)、G(緑)、B(青)で別々に制御す
ることにより、画面全体の色バランスの崩れを抑え、な
おかつ画像領域AとBの輝度制御を行うことができる。
【0048】本発明の第4の実施例を図9に示す。同図
は入力端子7から入力される画像信号がテレビ信号で、
画像表示手段1がマトリックス方式の時はサンプリング
タイミングをR(赤)、G(緑)、B(青)で変化させ
ることにより、画像Bの解像度を上げることができるこ
とを特徴とする。
【0049】第4の実施例において、画像表示手段1が
ブラウン管方式であるかマトリックス方式であるかの情
報はI/F回路32を介してCPU回路4に送られ、C
PU回路4は送られてきた情報により画像表示手段1の
方式を認識する。更に、CPU回路4は信号バス8を介
して外部入力手段6のサンプリングタイミングを設定す
る。このように、I/F回路32を介してCPU回路4
と画像表示手段1が通信できるようにすることにより、
コンピュータオペレータは、画像表示手段1をブラウン
管方式からマトリックス方式に取り替えても、オペレー
タが設定などを変える必要はなく、CPU回路4が自動
的に最適なサンプリングタイミングに切換え、きれいな
自然画表示が実現できる。
【0050】図10は、外部入力手段6の一具体例を示
すブロック図であって、31はI/F回路、33は同期
分離回路、34はPLL回路、36はA/D変換器、3
7は120°位相遅延回路、38は240°位相遅延回
路、39は切換スイッチ、40はI/F回路、41はR
GBデコーダである。
【0051】入力端子7から入力されたVideo信号
はRGBデコーダ41に入力され、RGBデコーダ41
は入力されたVideo信号をR,G,B色信号に分離
し、R,G,B色信号はA/D変換器36a,36b,
36cに入力される。またVideo信号は同期分離回
路33に入力され、同期分離回路33により水平同期信
号が取り出され、水平同期信号はPLL回路34に入力
されサンプリングパルス1が生成される。またサンプリ
ングパルス1は120°,240°位相遅延回路37,
38により夫々120°,240°位相をずらしたサン
プリングパルス2,3になる。I/F回路31はサンプ
リングされた信号を取り込み、信号バス8を介して画像
合成手段3へ信号を送る。同図において、信号バス8を
介して送られてくるCPU回路4からのデータにより画
像表示手段1がマトリックス方式で、尚且つ入力端子7
から入力される信号がテレビ信号の時だけ切換スイッチ
39a,bは夫々p,s側に閉じる。これによりRGB
デコーダから出力されるR,G,B色信号は、夫々位相
が120°ずれたサンプリングパルス1,2,3が
“H”(ハイレベル)のタイミングでサンプリングさ
れ、外部入力端子6に入力される。よって嵌込み画像領
域に解像度の高いテレビ画像を表示することができる。
また画像表示手段1がブラウン管方式の時は、CPU回
路4から信号バス8を介して送られてくるデータにより
切換スイッチ39a,bは夫々q,r側に閉じるので
R,G,B色信号は同一のタイミングでサンプリングさ
れる。そのため、嵌込み領域に表示されるパソコン画像
の色を正確に再現することができる。
【0052】図11は、R,G,B色信号とサンプリン
グパルス及び液晶の画素の関係を示す図である。
【0053】同図において、画像表示手段1がマトリッ
クス方式のディスプレイの時、外部入力テレビ信号のR
信号はサンプリングパルス1の立ち上がりでサンプリン
グされ、R画素に入力される。またG,B信号も夫々サ
ンプリングパルス2,3の立ち上がりでサンプリングさ
れ、夫々G,B画素に入力される。一方、画像表示手段
1がブラウン管方式の時は、サンプリングパルス2の立
ち上がりで、R,G,B信号とも同時にサンプリングさ
れ、夫々R,G,B画素に入力される。
【0054】以上のようにして、画像表示手段1がブラ
ウン管方式と液晶やPDPなどのマトリックス方式と
で、入力端子7から入力される画像信号のサンプリング
タイミングを変えることにより、最適な嵌込み表示がで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶ディスプレイにおいて、嵌込み画像だけの輝度制御
ができ、明るくきれいなテレビ画面と、輝度を抑えた文
字など読みやすいテキスト画面との同時表示が可能にな
る。また外部入力画像信号のサンプリングタイミングを
自動的に変えることができるので、ブラウン管方式と液
晶やPDPなどのマトリックス方式とで最適な嵌込み表
示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示装置の第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1における手段の一具体例を示すブロック図
である。
【図3】図1に示した具体例の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図4】図1に示した第1の実施例の一変形例を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示した第1の実施例の他の変形例を示す
ブロック図である。
【図6】図1に示した第1の実施例のさらに他の変形例
を示すブロック図である。
【図7】本発明による画像表示装置の第2の実施例を示
すブロック図である。
【図8】本発明による画像表示装置の第3の実施例を示
すブロック図である。
【図9】本発明による画像表示装置の第4の実施例を示
すブロック図である。
【図10】図9における手段の一具体例を示すブロック
図である。
【図11】図10に示した具体例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1…画像表示手段 2…特定領域輝度変
換手段 3…画像合成手段 4…CPU回路 5…ROM回路 6…外部入力手段 7…画像信号の入力端子 8…信号バス 9…光量制御手段 10…光源 11…データラッチ 12…アドレスデコー
ダ 13…カウンタ 14…アンドゲート 15…タイミング発生回路 16…振幅調整手段 17…直流制御手段 18…可変電源 19…可変電源 20…切換スイッチ 21…定電圧源 22…切換制御手段 23…切換スイッチ 24…パルス発生器 25…データ蓄積装置 26…減算器 27…切換スイッチ 28…A/D変換器 29…LUT(ルックアップテーブル) 30…D/A変換器 31…I/F(インタ
ーフェース)回路 32…I/F回路 33…同期分離回路 34…PLL回路 35…ディジタル調整
手段 36…A/D変換器 37…120°位相遅
延回路 38…240°位相遅延回路 39…切換スイッチ 40…I/F回路 41…RGBデコーダ 42…加算器 43…切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/66 H04N 5/66 D (72)発明者 甲 展明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 澤田 栄夫 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示素子と光源からなる画像表示手段と、
    該光源から出力する光量を制御する光量制御手段と、該
    表示素子を駆動する駆動手段を備え、該画像表示手段の
    表示領域を複数領域に分けて画像表示し、該光源の光量
    を変化させると共に、該駆動手段で該複数領域の特定領
    域の駆動状態を変えるようにした構成を特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】表示素子と光源からなる画像表示手段と、
    該光源から出力する光量を制御する光量制御手段と、該
    表示素子を駆動する駆動手段を備え、該画像表示手段の
    表示領域を複数領域に分けて画像表示し、該光源の光量
    を変化させると共に、該駆動手段で少なくとも該複数領
    域の特定領域の画像信号の入出力特性を変えるようにし
    た構成を特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】表示素子と光源からなる画像表示手段と、
    該光源から出力する光量を制御する光量制御手段と、該
    表示素子を駆動する駆動手段を備え、該画像表示手段の
    表示領域を複数領域に分けて画像表示し、該光源の光量
    を変化すると共に、該光量制御手段と連動して該駆動手
    段でRGB駆動状態を変え、さらに該駆動手段で該複数
    領域の特定領域の駆動状態を変えるようにした構成を特
    徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】画像表示手段と、画像信号合成手段と、該
    画像信号合成手段に入力する画像信号のサンプリングタ
    イミングを複数のサンプリングタイミングの内から少な
    くとも一つを選択し、該画像信号合成手段は該画像表示
    手段の方式に応じて該複数のサンプリングタイミングの
    内から一つを選択する構成を特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】画像表示手段と、画像信号合成手段と、該
    画像信号合成手段に入力する画像信号のサンプリングタ
    イミングを複数のサンプリングタイミングの内から少な
    くとも一つを選択した後、該画像表示手段の方式に応じ
    該画像信号合成手段で該複数のサンプリングタイミング
    の内から一つを選択することを特徴とする画像表示方
    法。
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