JPH10213950A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10213950A
JPH10213950A JP1878997A JP1878997A JPH10213950A JP H10213950 A JPH10213950 A JP H10213950A JP 1878997 A JP1878997 A JP 1878997A JP 1878997 A JP1878997 A JP 1878997A JP H10213950 A JPH10213950 A JP H10213950A
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JP
Japan
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image forming
image
charging roller
toner
charging
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JP1878997A
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Tatsuichi Tsukida
辰一 月田
Kimitaka Ichinose
公孝 一瀬
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電部材汚染による帯電不良を防止する。 【解決手段】 現像剤が球形状トナーを備え、帯電ロー
ラ2と感光体1との接触部に感光体1の画像形成領域と
ならない領域があるとき帯電ローラ2に対して画像形成
のための電圧と逆極性の電圧を印加する。または帯電ロ
ーラ2の感光体1に対する当接圧を80(g/cm)以
上200(g/cm)以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体を帯電す
るために像担持体に接触可能な帯電部材を備える、電子
写真装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式を採用する画像
形成装置に具備される帯電手段として、簡易な構成で、
かつ安価という観点から、図13に示すような弾性ロー
ラを用いた、いわゆる接触帯電方式が広く採用されてい
る。図13において、101は矢印の方向に回転駆動さ
れる像担持体としての感光ドラム、102は感光ドラム
101と並行に配設される接触帯電部材としての帯電ロ
ーラであり、芯金102aの周囲に導電性弾性体102
bが形成されており、上記芯金102aはその長手方向
両端部において軸受103により支持され、軸受103
に付随する加圧部材としてのバネ104により感光ドラ
ム101表面に対し圧接される。そして、上記帯電ロー
ラ102は、感光ドラム101の回転とともに矢印の方
向に従動回転する。
【0003】そして、従来の粉砕法により製造された現
像剤を用いた画像形成装置にあっては、帯電ローラ10
2の感光ドラム101表面に対する一般的な最低当接圧
は、およそ50(g/cm)に設定されている。当接圧
は、帯電ローラ102の長手方向における単位長さ当た
りの圧力として表わす。帯電ローラ102の長手方向に
おける場所により当接圧は異なり、最低当接圧は、帯電
ローラ102の長手方向の中央部付近である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
カラー画像形成装置の需要が高まりとともに、例えば重
合法により製造される、その形状がほぼ球形の非磁性1
成分トナー(以下、「重合トナー」と称す)が採用され
つつある。これは、その製法上、トナー内部にワックス
等の低軟化物質を内包させることが可能となり、これに
より、従来のオフセット現象を防止するために採用され
ていた定着手段内でのオイル塗布工程が不要となり、例
えばOHP用透明樹脂シートへのプリント出力に際して
も、出力されるシートがオイルでべとつくという不具合
を防止することが可能となる。その反面、この重合トナ
ーのようにほぼ球形のトナーは、クリーニング手段とし
ての弾性クリーニングブレードにより感光ドラム表面か
ら掻き落とし、除去することは非常に困難であることが
知られており、出力画像を見る限りは問題ないものの、
クリーニング手段を僅かずつではあるがトナーがすり抜
けてしまい、これが帯電ローラに付着し、いずれ帯電ロ
ーラ表面がトナーにより汚染され、トナーが絶縁性であ
ることにより帯電ローラの本来の目的とする感光ドラム
表面を所定の電位に帯電させることが困難になるという
不具合が生じてしまう。
【0005】以上を鑑み、本発明の目的とするところ
は、重合トナーのような、その形状がほぼ球形のトナー
を用いる場合にあっても、帯電部材汚染による帯電不良
を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体と、
この像担持体に現像剤を用いてトナー像を形成する像形
成手段であって、前記像担持体を帯電するために帯電位
置で前記像担持体に接触可能な帯電部材を備える像形成
手段と、前記像担持体から残留トナーをクリーニングす
るクリーニング手段と、を有する画像形成装置におい
て、前記現像剤は、形状係数SF1が100〜120の
トナーを備え、前記帯電位置が前記像担持体の画像形成
領域とならない領域である間に前記トナー像の形成のた
めに前記帯電部材に印加される電圧とは逆極性の電圧が
前記帯電部材に印加される期間を備えることを特徴とす
る画像形成装置である。
【0007】また、本発明は、像担持体と、この像担持
体に現像剤を用いてトナー像を形成する像形成手段であ
って、前記像担持体を帯電するために帯電位置で前記像
担持体に接触可能な帯電部材を備える像形成手段と、前
記像担持体から残留トナーをクリーニングするクリーニ
ング手段と、を有する画像形成装置において、前記帯電
部材の前記像担持体に対する当接圧を80(g/cm)
以上200(g/cm)以下としたことを特徴とする画
像形成装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施例を示
すが、まず図1は、本発明に係る画像形成装置、特にカ
ラー画像形成装置の構成図である。
【0009】(実施例1)図1において、1は第1の像
担持体としての感光ドラムであり、OPC等の感光材料
が接地されたアルミニウム等のシリンダ状の基体の外周
面に形成されている。感光ドラム1は矢印の方向に12
0(mm/sec)の周速度をもって回転駆動され、ま
ず、その表面は帯電部材としての帯電ローラ2にっよっ
て、暗部電位VD として−700(V)に一様帯電され
るが、その詳しい構成、及び印加電圧に関しては後述す
る。次に、第1の画像情報に応じてON/OFF制御さ
れたレーザビーム3による走査露光が施され、明部電位
L として−100(V)の第1の静電潜像が形成され
る。このように形成された静電潜像は、現像装置4の負
に帯電されたトナーにより、反転現像、可視化される
が、この現像装置4は、第1色目のトナーとしてイエロ
ートナーが内包された第1の現像装置4a、第2色目の
トナーとしてマゼンタトナーが内包された第2の現像装
置4b、第3色目のトナーとしてシアントナーが内包さ
れた第3の現像装置4c、第4色目のトナーとしてブラ
ックトナーが内包された第4の現像装置4dを一体化し
た構成となっており、まず上記第1の静電潜像は、第1
色目のトナーとしてイエロートナーが内包された第1の
現像装置4aにより現像、可視化される。現像方法とし
ては、ジャンピング現像法、2成分現像法、FEED現
像法などが用いられ、イメージ露光と反転現像とを組み
合わせて用いられるのが良い。
【0010】可視化された第1色目のトナー像は、回転
駆動される第2の像担持体としての中間転写体5と対向
する第1の転写部位6aにおいて、中間転写体5表面に
静電転写(1次転写)される。上記中間転写体5は、転
写材の長さよりも若干長い周長を有し、感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接されつつ、感光ドラム
1の周速度と略等速の周速度をもって感光ドラム1の回
転方向に対して順方向に回転駆動される。そして、上記
のように感光ドラム1表面に形成されたトナー像は、中
間転写体5に対して、高圧電源7により、トナーの帯電
極性(負)とは逆極性(正)の電圧(1次転写バイア
ス)が印加されることにより、中間転写体5表面に静電
転写(1次転写)される。なお、1次転写が終了した感
光ドラム1表面に若干量残存するトナーは、クリーニン
グ装置としてのクリーニングブレード8により除去され
る。
【0011】続いて、上記工程を3回繰り返し、その都
度、マゼンタトナーにより現像された第2色目のトナー
像、シアントナーにより現像された第3色目のトナー
像、ブラックトナーにより現像された第4色目のトナー
像が順次中間転写体5表面に転写、積層される。
【0012】その後、中間転写体5表面に対して離間状
態にあった転写ベルト9が所定の押圧力をもって中間転
写体5表面に圧接、駆動回転される。転写ベルト9は、
バイアスローラ9a、及びテンションローラ9bによっ
て支持され、バイアスローラ9aに対しては、高圧電源
10により、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧(2次
転写バイアス)が印加されることにより、第2の転写部
位6bに所定のタイミングで搬送されてくる転写材P表
面に、中間転写体5表面に形成されたトナー像が一括転
写(2次転写)され、この転写材Pは不図示の定着装置
へと搬送され、永久画像として定着された後、機外へと
排出される。
【0013】そして、2次転写が終了した中間転写体5
表面に若干量残存するトナーは、所定のタイミングで中
間転写体5表面に対して当接状態となるクリーニング装
置11により除去される。
【0014】ここで、本実施例で用いた帯電ローラ2に
ついて、図2を参照しつつ説明する。
【0015】本実施例で用いた帯電ローラ2は、導電性
芯金2a上に少なくともゴム、エラストマー、スポンジ
よりなる弾性層2bを形成し、更にはその弾性層2bの
上層に一層以上の被覆層2cを有するローラ形状のもの
であり、具体的には、外径6〔mm〕のステンレス製芯
金2a上に、弾性体2bとして厚さ3〔mm〕の導電性
EPDMスポンジを形成し、被覆層2cとして厚さ50
〔μm〕のナイロン樹脂であるメトキシメチル化ポリア
ミドに酸化錫を分散したものを用いた。そしてその外径
は12〔mm〕のストレート形状(帯電ローラ2の長手
方向にわたってその外径が同じ形状)であり、その硬度
(ASKER C)は48〔°〕である。
【0016】この帯電ローラ2は、その長手方向両端部
において芯金2aが軸受12により支持されつつ感光ド
ラム1と並行に配設されるととともに、軸受12に付随
する加圧部材としてのバネ13により感光ドラム1表面
に対し圧接される。この時の感光ドラム1表面に対する
最低当接圧は、およそ50〔g/cm〕に設定されてい
る。ドラム1の移動方向における感光ドラム1と帯電ロ
ーラ2の接触幅(ニップ幅)は、3mm以下である。当
接圧は、ローラ2の長手方向における単位長さ当たりの
線圧で表わしているが、接触幅が3mm以下程度では、
接触面積が非常に小さいので単位面積当たりの圧力より
も線圧で表わす方が測定しやすさの点からみても適切で
ある。
【0017】この当接圧の測定方法としては、図3に示
すように、感光ドラム1と帯電ローラ2との当接ニップ
領域にSUSから成る2枚の薄板14a、14bを挿入
し、その幅が1〔cm〕である薄板14bを矢印の方向
に引く際に要する力をバネばかり15で計測することに
より得るものとした。そして、帯電ローラ2は、感光ド
ラム1の回転とともに矢印の方向に従動回転する。
【0018】次に、本実施例で用いたトナーについて説
明する。
【0019】本実施例で用いたトナーは、例えば懸濁重
合法で製造され、低軟化物質を5〜30〔重量%〕含
み、その形状係数SF1が100〜120、形状係数S
F2が100〜120、粒径5〜7〔μm〕の実質的球
形である非磁性1成分重合トナーである。
【0020】なお、上記形状係数SF1とは、図4に示
すように、球状物質の形状の丸さの割合を示す数値であ
り、球状物質を2次元平面上に投影してできる楕円状図
形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで割っ
て、100π/4を乗じた値で表される。
【0021】つまり次式、 SF1={(MXLNG)2 /AREA}×(100π
/4) で定義されるものである。
【0022】形状係数SF2は、図5に示すように、物
質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、物質を2次元
平面上に投影してできる図形の周長PERIを図形面積
AREAで割って、100π/4を乗じた値で表され
る。
【0023】つまり次式、 SF2={(PERI)2 /AREA}×(100π/
4) で定義されるものである。
【0024】本実施例では、日立製作所製FE−SEM
(S−800)を用い、トナー像を100回無作為にサ
ンプリングし、その画像情報は、インターフェースを介
して、ニコレ社製画像解析装置(LUSEX3)に導入
して解析を行い、上式より算出したものである。
【0025】上記重合トナー16の概略構成図を図6に
示すが、重合トナーはその製造法上、略球形となり、本
実施例においては、コア16aにエステル系ワックスを
内包し、樹脂層16bにスチレン−ブチルアクリレー
ト、表層16cにスチレン−ポリエステルという構成か
ら成る重合トナーを用いた。その比重は約1.05であ
る。上記のように、コア16aにワックスを内包するこ
とで、定着工程でのオフセット防止効果が得られるとと
もに、表層16cに樹脂層を設けることにより帯電効率
のアップを図ることが可能となり、更にトリボ(Q/
M)安定化のためにオイル処理シリカを外添しており、
トナーのトリボはおよそ−20〔μC/g)である。
【0026】さて次に、本実施例に係る帯電ローラ2に
対する印加バイアス制御について説明するが、本実施例
においては、画像形成前のいわゆる前回転工程時と画像
形成工程時とで、帯電ローラ2に印加するバイアスを可
変としたことを特徴とする。つまり、帯電位置に像担持
体の画像形成領域となる領域より前の領域がある前回転
工程時にあっては、帯電ローラ2に付着したトナーをド
ラム1へ除去するためのバイアス(以後、「吐き出しバ
イアス」と称す)を印加し、また帯電位置に像担持体の
画像形成領域となる領域がある画像形成工程時にあって
は、感光ドラム1の画像形成領域となる領域表面を所定
の暗部電位に帯電させるためのバイアス(以後、「帯電
バイアス」と称す)を印加する。ここで像担持体の画像
形成領域となる領域とは、現像位置で画像が形成される
領域である。像担持体の画像形成領域は、像担持体の決
まった領域である必要はない。クリーニング装置8をす
り抜けた僅かなトナーは、その前工程である転写工程の
転写電荷の影響により、若干ながら正極性に帯電されて
いる。このようなトナーが帯電ローラ2に付着した場合
には、トナーの帯電極性(正)と同極性(正)のバイア
ス即ち、画像形成時とは逆極性のバイアスを帯電ローラ
2に印加することにより、付着トナーを感光ドラム1表
面へと吐き出させることが可能となる。具体的に本実施
例においては、前回転工程時にあっては+1〔kv〕の
直流電圧を、画像形成工程時にあっては−700〔v〕
の直流電圧に1〔mA〕に定電流制御された交流電圧を
重畳した振動電圧を帯電ローラ2に印加するよう構成し
た。
【0027】更に詳述すると、まず、不図示のホスト機
器から画像形成装置に対しプリント信号が送信される
と、前回転写工程として感光ドラム1が所定の周速度で
回転駆動されるとともに、感光ドラム1表面に当接する
帯電ローラ2に対し、吐き出しバイアスとしての+1
〔kv〕の直流電圧が3〔sec〕間印加される。この
際、中間転写体5は感光ドラム1に対し離間状態にあ
り、帯電ローラ2表面から吐き出された汚染トナーはク
リーニング装置8により除去される。この後、画像形成
のために帯電ローラ2に対し、帯電バイアスとしての−
700〔v〕の直流電圧に1〔mA〕に定電流制御され
た交流電圧を重畳した振動電圧が印加されるとともに、
不図示のクラッチにより、中間転写体5が感光ドラム1
に対し当接状態となり、周知の画像形成工程が行なわれ
る。
【0028】以下に、本実施例に係る帯電ローラに汚染
に関する実験結果を示すが、これは、低温低湿(15
℃、10%)環境下において、前回転工程時に吐き出し
バイアスを印加しない従来の動作シーケンスを有する画
像形成装置と、本実施例に示した前回転工程時に吐き出
しバイアスを印加する動作シーケンスを有する画像形成
装置とを用い、連続カラープリントによる10000枚
の耐久試験を行ない、帯電ローラ汚染に関する比較実験
を行ったものである。
【0029】これによれば、前者にあっては5000枚
程度からハーフトーン画像の一部領域に帯電不良に起因
する画像の濃度ムラが生じ始め、実際に帯電ローラ表面
を観察したところ、トナー、及び外添剤としてのシリカ
が画像不良領域に対応して、局所的にかなり付着してい
た。これに対し、後者にあっては10000枚終了時点
においても画像不良は生じず、実際に帯電ローラ2表面
を観察したところ、全域にわたって汚染は見られず良好
であった。
【0030】以上説明したように、前回転工程時におい
て、帯電ローラに対して吐き出しバイアスを印加するこ
とにより、帯電ローラ汚染は発生せず、良好な出力画像
を得ることが可能となった。
【0031】なお、本実施例においては、吐き出しバイ
アスの直流電圧値を+1〔kv〕、その印加時間を3
〔sec〕としたが、これに限定されるものではなく、
帯電ローラ汚染の程度等に応じて任意に設定可能である
ことは言うまでもない。
【0032】このように、帯電ローラに印加するバイア
スを制御することにより帯電ローラ汚染を防止すること
は、例えば感光ドラムが寿命に達した際に、感光ドラム
のみを交換するよう構成されている、耐久寿命の長い画
像形成装置において、特に有効である。
【0033】(実施例2)以下に、本発明に係る実施例
を示すが、前記実施例1に述べた部材と同一の部材には
同一の符号を付し、説明は省略するが、本実施例におい
ては、帯電ローラに対し吐き出しバイアスを印加するタ
イミングを、実施例1では前回転時に行っていたのに対
して本実施例では一連の画像形成工程終了後のいわゆる
後回転時としたことが異なる。
【0034】詳述すると、不図示のホスト機器からの指
示により行われた画像形成工程が終了し、像担持体の画
像形成領域となる領域よりも後の領域が帯電位置にくる
後回転工程に入るとともに、不図示のクラッチにより、
中間転写体5が感光ドラム1に対し離間状態となる。こ
の時、感光ドラム1表面に当接する帯電ローラ2に対
し、吐き出しバイアスとしての+1〔kv〕の直流電圧
が3〔sec〕間印加され、帯電ローラ2表面から吹き
出された汚染トナーはクリーニング装置8により除去さ
れる。この後、上記帯電ローラ2に対し、直流電圧が印
加されることなしで、1〔mA〕に定電流制御された交
流電圧が印加され、感光ドラム1表面が略0〔v〕に除
電された後、感光ドラム1は停止するように構成した。
【0035】以下に、本実施例に係る帯電ローラ汚染に
関する実験結果を示すが、これは、低温低湿環境下にお
いて、本実施例に示した後回転工程時に吐き出しバイア
スを印加する動作シーケンスを有する画像形成装置とを
用い、連続カラープリントによる10000枚の耐久試
験を行ったものである。これによれば、前記実施例1と
同様に10000枚終了時点においても画像不良は生じ
ず、実際に帯電ローラ表面を観察したところ、全域にわ
たって汚染は見られず良好であった。
【0036】以上説明したように、後回転工程時におい
て、帯電ローラに対して吐き出しバイアスを印加するこ
とにより、帯電ローラ汚染は発生せず、良好な出力画像
を得ることが可能となるとともに、ファーストプリント
タイムを遅らせることなく、効果的に目的を達成するこ
とが可能となった。
【0037】なお、本実施例においては、吐き出しバイ
アスの直流電圧値を+1〔kv〕、その印加時間を3
〔sec〕としたが、これに限定されるものではなく、
帯電ローラ汚染の程度等に応じて任意に設定可能である
ことは言うまでもない。
【0038】(実施例3)以下に、本発明に係る他の実
施例を示すが、前記実施例2に述べた部材と同一の部材
には同一の符号を付し、説明は省略するが、本実施例に
おいては、帯電ローラに対し吐き出しバイアスを印加す
るタイミングを、予め設定されたプリント枚数毎とした
ことを特徴とする。
【0039】詳述すると、本実施例における画像形成装
置はプリント枚数をカウントするためのカウンタを内蔵
しており、予め設定されたプリント枚数、例えば転写材
100枚毎に一旦後回転工程に入るとともに、不図示の
クラッチにより、中間転写体5が感光ドラム1に対し離
間状態となる。この時、感光ドラム1表面に当接する帯
電ローラ2に対し、吐き出しバイアスとしての+1〔k
v〕の直流電圧が3〔sec〕間印加され、帯電ローラ
2表面から吐き出された汚染トナーはクリーニング装置
8により除去される。この後、上記帯電ローラ2に対
し、直流電圧が印加されることなしで、1〔mA〕に定
電流制御された交流電圧が印加され、感光ドラム1表面
が略0〔v〕に除電された後、再び前記回転工程を経て
画像形成工程に入るように構成した。
【0040】これを図7を参照しつつ説明すると、画像
形成装置がプリント信号を受信(S1)すると、装置に
内蔵されているカウンタが累計プリント枚数をカウント
(S2)し、その結果100枚未満であれば画像形成工
程(S3)を行った後、再びプリント信号受信可能状態
となる。これに対し、カウントの結果100枚に達した
と判断された場合には、画像形成工程(S4)を行った
後、吐き出しシーケンス(S5)を経て、上記カウンタ
を0枚にリセット(S6)するとともに、再びプリント
信号受信可能状態となる。
【0041】以上説明したように、予め設定されたプリ
ント枚数毎に、帯電ローラに対して吐き出しバイアスを
印加することにより、帯電ローラ汚染の程度をほぼ一定
とでき、過度な汚染のため1回の吐き出しシーケンスで
は除去しきれず、画像不良に至るといった不具合の発生
を防止することが可能となるとともに、吐き出しシーケ
ンス実行に伴う感光ドラムの回転時間の増加を極力抑え
ることが可能となり、感光ドラムの短命化を防止でき
る。
【0042】(実施例4)以下に、本発明に係る他の実
施例を示すが、前記実施例3に述べた部材と同一の部材
には同一の符号を付し、説明は省略するが、本実施例に
おいては、帯電ローラに対し吐き出しバイアスを印加す
るタイミングを、予め設定されたプリント枚数毎とする
とともに、画像形成装置が設定されている周囲の環境条
件を自動的に検知し、この環境情報に応じて上記設定プ
リント枚数を変更させることを特徴とする。
【0043】本発明者らの検討によれば、常温常湿(2
3℃、64%)環境下、低温低湿(15℃、10%)環
境下、高温高湿(32℃、85%)環境下において帯電
ローラ汚染の出力画像に及ぼす影響を比較した場合、低
温低湿環境下においては、他の環境に比べてトナーや帯
電ローラの抵抗が大きくなり、僅かな帯電ローラ汚染で
あっても画像不良が生じやすいことがわかった。そこで
本実施例においては、低温低湿環境下にあっては、吐き
出しシーケンスを実行する間隔を短く設定し、帯電ロー
ラに付着したトナーを頻繁に除去するよう構成した。
【0044】さてここで、吐き出しシーケンスを行うた
めに予め設定されるプリント枚数を決定するための環境
情報を自動的に検知する手段について説明する。本実施
例における画像形成装置にあっては、前記実施例1にも
示したように、帯電装置として帯電ローラ2が具備され
ているが、一般的にこれを構成する材料は周囲の環境に
応じて、その抵抗値が大きく変化するという特性を有し
ており、本例においては、環境自動検出手段として、こ
の帯電ローラ2を利用する。すなわち低温低湿環境下に
おいては、常温常湿環境下に比べて帯電ローラ2の抵抗
値が上昇する傾向にあり、逆に高温高湿環境下において
は、常温常湿環境下に比べて帯電ローラ2の抵抗値が下
降する傾向にあるため、この帯電ローラ2の抵抗を検知
することにより、画像形成装置が置かれている周囲の環
境を認識することが可能となる。そこで、本実施例に係
る画像形成装置を用い、帯電ローラ2が感光ドラム1の
非画像形成領域となるべき領域に対応当節している際
に、この帯電ローラ2に対して−20〔μA〕に定電流
制御された直流電バイアスを印加した場合に発生する電
圧の環境依存性に関する実験結果を図8に示す。これに
よれば、常温常湿環境下における発生電圧が−1.7
〔kv〕であるのに対し、低温低湿環境下においては帯
電ローラ2の抵抗値が比較的高いため、この時に発生す
る電圧は−2.0〔kv〕と高く、逆に高温高湿環境下
にあっては帯電ローラ2の抵抗値が比較的低いため、こ
の時に発生する電圧は−1.2〔kv〕と低くなる。よ
って、帯電ローラ2の抵抗のばらつきも考慮し、上記発
生電圧が予め設定した値よりも高いか低いかを検知する
ことにより、周囲の環境を認識でき、このようにして得
られた環境情報を、プリントの枚数設定にフィードバッ
クさせれば良い。
【0045】図9を参照しつつ説明すると、上記実験結
果、及び帯電ローラ2の抵抗ばらつきを踏まえ、本実施
例においては、周囲の環境が低温低湿環境であると判断
する出力電圧値を−1.8〔kv〕とした。まず、画像
形成装置の電源が投入され(S7)、所定のシーケンス
を経て待機状態になった後、不図示のホスト機器からの
プリント信号を受信し(S8)、感光ドラム1の回転が
開始された後、帯電ローラ2に対して−20〔μA〕に
定電流制御された直流バイアスが印加される(S9)。
そして、その時の発生電圧があらかじめ設定した閾値−
1.8〔kv〕と比較され(S10)、−1.8〔k
v〕よりも高い場合には、画像形成装置が置かれている
周囲の環境が低温低湿環境であると認識し、帯電ローラ
汚染を防止するために、吐き出しシーケンスを行う間隔
を50枚毎に(S11)、また−1.8〔kv〕以下の
場合には、画像形成装置が置かれている周囲の環境が低
温低湿環境以外であると認識し、上記間隔を100枚毎
に設定される(S12)。
【0046】このように周囲の環境に応じて吐き出しシ
ーケンスを行うタイミングを可変とすることにより、い
かなる環境下においても常に帯電ローラ汚染により画像
不良の発生を防止することが可能となる。
【0047】なお、本実施例においては、帯電ローラ2
が感光ドラムの非画像形成領域となるべき領域に対応当
接している際に、この帯電ローラに対して所定の値に定
電流制御された直流バイアスを印加し、このときに発生
する電圧値から環境検知を行ったが、所定の値に定電圧
制御された直流バイアスを印加し、この時に要する電流
値から環境検知を行うよう構成しても良い。
【0048】(実施例5)以下に、本発明に係る他の実
施例を示すが、本実施例においては、ストレート形状
(帯電ローラの長手方向にわたって外径が一定形状)の
帯電ローラの、感光ドラムに対する当接圧を80〔g/
cm〕以上、200〔g/cm〕以下とすることを特徴
とする。なお、本実施例では今までの実施例のように帯
電ローラに画像形成時と逆極性のバイアス電圧を印加す
ることは開示されていない。
【0049】まず、本発明者らが行った、本発明に係る
帯電ローラ汚染と、感光ドラムに対する帯電ローラの当
接圧との関係についての実験結果を図10に示す。これ
は、低温低湿環境下において、感光ドラムに対する帯電
ローラの当接圧を変化させた際の、帯電ローラ汚染によ
る画像不良の発生状況、及びその他の不具合状況を調べ
たものであるが、これによれば、帯電ローラ汚染に関し
ては、感光ドラム表面に対する帯電ローラの当接圧を8
0〔g/cm〕より小さくすると汚染による画像不良が
発生し、当接圧を80〔g/cm〕以上とすることによ
り画像不良は発生しなかった。これは、前述のように帯
電ローラは感光ドラムに対して従動回転しているが、こ
の際、これらの当接圧を大きくすることにより感光ドラ
ムと帯電ローラとのスリップが減少し、クリーニング装
置をすり抜けたトナーが帯電ローラ表面に擦り付けられ
にくくなるためと考えられる。しかしながら一方で、感
光ドラム表面に対する帯電ローラの当接圧が200〔g
/cm〕を越えた場合にあっては、新たな不具合であ
る、帯電ローラ端部付近において砂地状の帯電むらが生
じるようになる。この帯電ローラ端部の砂地状の帯電む
らとは、感光ドラム表面に対し帯電ローラはその芯金の
両端部で加圧部材であるバネで加圧されているため、帯
電ローラの変形量(潰れ量)は長手方向中央部よりも両
端部で大きく、これに伴い両端部において感光ドラム表
面を帯電させるための放電領域が実質的に狭くなってし
まい、いわゆる帯電不良が生じることをいう。
【0050】そこで本実施例においては、感光ドラム表
面に対する帯電ローラの当接圧を、長手方向中央部にお
いて120〔g/cm〕、両端部において170〔g/
cm〕とした。ドラム移動方向においてドラムとローラ
の接触幅は3mm以下が良い。そして、低温低湿環境下
において、上記構成から成る画像形成装置を用い、連続
カラープリントによる4000枚の耐久試験を行ったと
ころ、若干の帯電ローラ汚染は確認されたものの、40
00枚終了時点においても画像不良には至らず、長手方
向両端部における帯電不良も生じなかった。
【0051】以上説明したように、感光ドラム表面に対
する帯電ローラの当接圧を80〔g/cm〕以上、20
0〔g/cm〕以下とすることにより、帯電ローラ汚
染、及び帯電不良等の不具合の発生を防止することが可
能となる。
【0052】このように、感光ドラムに対する帯電ロー
ラの当接圧を制御することにより帯電ローラ汚染を防止
することは、上記当接圧を厳密に調整、設定可能な、例
えば感光ドラムと帯電ローラとが一体化されたプロセス
カートリッジを画像形成装置に着脱可能とした場合にお
いて、特に有効である。
【0053】なお、ここでプロセスカートリッジは、感
光ドラムと帯電ローラとクリーニングブレードを備えて
いても良い。
【0054】(実施例6)以下に、本発明に係る他の実
施例を示すが、前記実施例5に述べた部材と同一の部材
には同一の符号を付し、説明は省略するが、本実施例に
おいては、ストレート形状の帯電ローラの母線(軸線)
を、感光ドラムの母線(軸線)に対し交差角をもつよう
にローラとドラムを当接させたことを特徴とする。
【0055】前記実施例5において、感光ドラム表面に
対する帯電ローラの当接圧を80〔g/cm〕以上、2
00〔g/cm〕以下とすることを説明したが、帯電ロ
ーラはその両端部において感光ドラムに対して加圧され
ているため、少なからず帯電ローラが弓状に撓んでしま
い、ストレート形状の帯電ローラを用いた場合にあって
は、長手方向全域にわたって上記範囲の当接圧を維持す
るためには、感光ドラム表面に対し帯電ローラを圧接さ
せるためのバネ圧の設定許容範囲が狭く限られてしま
う。そこで、帯電ローラを感光ドラムに対し交差角をも
って当接させることにより、感光ドラムに対する帯電ロ
ーラの当接圧の長手方向での均一化を図り、バネ圧の設
定許容範囲を拡げることが可能となる。図11は、感光
ドラム1に当接する帯電ローラ2を、その上方より見た
図であるが、本実施例においては、感光ドラム1の母線
mと帯電ローラ2の母線nとのなす交差角θを0.5°
に設定した。交差角θは2.5°以下が良い。
【0056】以上説明したように、帯電ローラを感光ド
ラムに対し交差角をもって当接させるとともに、感光ド
ラム表面に対する帯電ローラの当接圧を80〔g/c
m〕以上、200〔g/cm〕以下とすることにより、
帯電ローラ汚染、及び帯電不良等の不具合の発生を防止
することが可能となるとともに、装置の組立性の向上が
図られる。
【0057】(実施例7)以下に、本発明に係る他の実
施例を示すが、前記実施例5に述べた部材と同一の部材
には同一の符号を付し、説明は省略するが、前記実施例
5においては、ストレート形状の帯電ローラを用いた
が、本実施例においては、帯電ローラをクラウン形状
(帯電ローラの長手方向端部から長手方向中央部に向か
って外径を大きくする形状)としたことを特徴とする。
【0058】前記実施例5において、感光ドラム表面に
対する帯電ローラの当接圧を80〔g/cm〕以上、2
00〔g/cm〕以下とすることを説明したが、帯電ロ
ーラはその両端部において感光ドラムに対して加圧され
ているため、少なからず帯電ローラが弓状に撓んでしま
い、ストレート形状の帯電ローラを用いた場合にあって
は、長手方向全域にわたって上記範囲の当接圧を維持す
るためには、感光ドラム表面に対し帯電ローラを圧接さ
せるためのバネ圧の許容範囲が狭くなってしまう。そこ
で、帯電ローラをクラウン形状とすることにより、感光
ドラムに対する帯電ローラの当接圧の長手方向での均一
化を図り、バネ圧の許容範囲を拡げることが可能とな
る。
【0059】そこで本実施例においては、図12に示す
ように、帯電ローラ2の長手方向両端部における外径を
12〔mm〕、中央部における外径を12.06〔m
m〕といういわゆる30〔μm〕のクラウン量(中央部
と端部の半径の差)をもったクラウン形状とした。この
時の感光ドラムに対する帯電ローラの当接圧を測定した
ところ、長手方向中央部において140〔g/cm〕、
両端部において160〔g/cm〕と、ほぼ均一であっ
た。なお、本実施例においてはクラウン量を30〔μ
m〕としたが、過度なクラウン量を施した場合には、長
手方向中央部以外の領域における感光ドラムに対する帯
電ローラの当接圧が充分には得られなくなってしまうた
め、100〔μm〕を上限とすることが好ましい。この
ようなクラウン形状を有する帯電ローラは、ゴム、スポ
ンジ等から成る弾性層をクラウン形状に成形した後、デ
ィッピング法により被覆層を塗工する、あるいは弾性層
をストレート形状に成形した後、ローラコート法により
連続的にその膜厚を変化させながら被覆層を塗工する、
といった製法により得られる。
【0060】そして、低温低湿環境下において、上記構
成から成る画像形成装置を用い、連続カラープリントに
よる4000枚の耐久試験を行ったところ、若干の帯電
ローラ汚染は確認されたものの、4000枚終了時点に
おいても画像不良には至らず、長手方向両端部における
帯電不良も生じなかった。本実施例では実施例5のよう
に帯電ローラをストレート形状にした場合に比べて更に
帯電ローラの汚染が少なかった。
【0061】以上説明したように、帯電ローラをクラウ
ン形状とするとともに、感光ドラム表面に対する帯電ロ
ーラの当接圧を80〔g/cm〕以上、200〔g/c
m〕以下とすることにより、帯電ローラ汚染、及び帯電
不良等の不具合の発生をより効果的に防止することが可
能となる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接触帯電部材と形状係数SF1が100〜120である
現像剤を用いた場合にあっても、帯電部材に付着した汚
染トナーを像担持体に吐き出させる、あるいは、像担持
体表面に対する帯電部材の当接圧を、従来のそれよりも
高い80〔g/cm〕以上、200〔g/cm〕以下に
設定することにより、クリーニング装置をすり抜けたト
ナーにより帯電部材の汚染を防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられる帯電ローラ
の概略構成図。
【図3】感光ドラムに対する帯電ローラの当接圧測定法
を説明する図。
【図4】形状係数SF1を説明する図。
【図5】形状係数SF2を説明する図。
【図6】本発明に係る重合トナーの概略構成図。
【図7】吐き出しシーケンス実行のタイミングを説明す
るフローチャート。
【図8】帯電ローラの抵抗の環境依存性を示す図。
【図9】環境に応じて吐き出しシーケンス実行のタイミ
ングを変化させるフローチャート。
【図10】帯電ローラ汚染に関する実験結果を示す図。
【図11】感光ドラムと帯電ローラとの交差角を説明す
る図。
【図12】帯電ローラのクラウン形状を説明する図。
【図13】従来の接触帯電装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電ローラ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、この像担持体に現像剤を用
    いてトナー像を形成する像形成手段であって、前記像担
    持体を帯電するために帯電位置で前記像担持体に接触可
    能な帯電部材を備える像形成手段と、前記像担持体から
    残留トナーをクリーニングするクリーニング手段と、を
    有する画像形成装置において、 前記現像剤は、形状係数SF1が100〜120のトナ
    ーを備え、前記帯電位置が前記像担持体の画像形成領域
    とならない領域である間に前記トナー像の形成のために
    前記帯電部材に印加される電圧とは逆極性の電圧が前記
    帯電部材に印加される期間を備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体の画像形成領域とならない
    領域は、前記像担持体の画像形成領域となる領域よりも
    前の領域であることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体の画像形成領域とならない
    領域は、前記像担持体の画像形成領域となる領域よりも
    後の領域であることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記帯電部材に前記逆極性の電圧が印加
    されるのは、所定の画像形成回数毎であることを特徴と
    する請求項1乃至3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記トナーは、非磁性1成分トナーであ
    ることを特徴とする請求項1乃至4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記帯電部材は、ローラ形状であること
    を特徴とする請求項1乃至5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記逆極性の電圧は、直流電圧であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像担持体と、この像担持体に現像剤を用
    いてトナー像を形成する像形成手段であって、前記像担
    持体を帯電するために帯電位置で前記像担持体に接触可
    能な帯電部材を備える像形成手段と、前記像担持体から
    残留トナーをクリーニングするクリーニング手段と、を
    有する画像形成装置において、 前記帯電部材の前記像担持体に対する当接圧を80(g
    /cm)以上200(g/cm)以下としたことを特徴
    とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤は、形状係数SF1が100
    〜120のトナーを備えることを特徴とする請求項8の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記トナーは、非磁性1成分トナーで
    あることを特徴とする請求項8又は9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記帯電部材は、ローラ形状であるこ
    とを特徴とする請求項8乃至10のいずれかの画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 前記帯電部材の外径は、前記帯電部材
    の長手方向端部から長手方向中央部に向かって大きくな
    ることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかの画像
    形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567625B1 (en) * 1999-05-27 2003-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image forming apparatus and process cartridge with delayed rotation of photosensitive member
JP2006072270A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007310181A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010164641A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2018004762A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 キヤノン株式会社 ローラ、カートリッジ及び画像形成装置

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