JPH1021311A - 音声認識によるテレ・ボーティング装置 - Google Patents

音声認識によるテレ・ボーティング装置

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JPH1021311A
JPH1021311A JP18836196A JP18836196A JPH1021311A JP H1021311 A JPH1021311 A JP H1021311A JP 18836196 A JP18836196 A JP 18836196A JP 18836196 A JP18836196 A JP 18836196A JP H1021311 A JPH1021311 A JP H1021311A
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JP
Japan
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voting
voice
voter
election
voice recognition
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Pending
Application number
JP18836196A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kawachi
康宏 河内
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】選挙投票における投票のための時間や場所に関
する制約を緩和するとともに、各立候補者の公約内容を
聴かせることで政治への関心を高めて適正な選挙を助長
する。 【解決手段】予め登録された複数の有権者の声紋と電話
にて発声された投票者の声紋とを比較し前記投票者が有
権者本人であるか否かを識別する音声認識部と、前記投
票者に対して発声要求等のガイダンスを送出するととも
に、前記投票者の指示により予め登録されている立候補
者の公約内容等の登録情報を選択的に送出する音声応答
部と、を含む。なお、投票結果は電子データであること
から集計および管理を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔投票等に用い
られるテレ・ボーティング(TELE VOTING)
技術に関し、特に発信者が投票権を有しているか否かを
識別する必要がある場合のテレ・ボーティング技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】国や地方自治体では、国会議員や市会議
員を選出するために定期的に選挙を実施し、選挙結果を
選挙管理者により開票および集計して立候補者の当選ま
たは落選を決定している。より具体的には、このような
従来の選挙投票は、次のようにして行われていた。
【0003】図3は、従来の選挙投票の手順の概要を示
す図である。
【0004】図3を参照すると、従来の選挙投票におい
ては、投票者は指定された期日に投票地区単位に設けら
れた会場に入場し(ステップ301)、選挙管理者によ
り投票者の受け付け(ステップ302)や、本人である
ことの確認(ステップ303)等が行われた後、投票用
紙に直筆で選出したい立候補者名等を記入し(ステップ
304)、記入後の投票用紙を投票箱に投入する(ステ
ップ305)。その後、選挙管理者は、開票(ステップ
306)および、投票地区や選挙区単位の集計(ステッ
プ307)等の作業を行う。
【0005】なお、公営競技や選挙等で用いられている
従来のテレ・ボーティング技術としては、以下のような
ものがある。
【0006】第1に、特公昭60−46467号公報
(特開昭59−83270号公報参照)には、公営競技
等の電話投票サービスに好適な実用的な半有人のシステ
ムを構築するために、着呼回線をまずオペレータに接続
し、オペレータの指示に応じて回線を限定話者音声認識
装置および音声応答装置に切換接続するように制御し、
かつ限定話者音声認識装置が加入者ファイル中のオペレ
ータにより指定された加入者の音声データを用いて音声
認識を行うように制御する半有人電話投票システムが提
案されている。
【0007】第2に、特開平6−348737号公報に
は、各種選挙での投票結果の集計を自動化するために、
投票券をマーク方式とし、例えばマークの塗りつぶしに
より立候補者を選択し、電子投票箱が投票券のマークを
読み取り、認識および集計して、集計所の集計用コンピ
ュータに通知することにより、投票結果を速やかに集計
処理する電子投票システムと、投票所に出向くことなく
投票ができるようにするために、有権者に電話呼出カー
ドを配布し、これを電話機に投入すると、電話応答シス
テムにより投票を受け付ける電子投票システムと、が提
案されている。
【0008】第3に、特開平5−130261号公報に
は、外出先等から競馬に係るオッズ情報等を入手するた
めに、外線等の電話機の操作で自宅等の在宅投票装置を
作動させ、文字放送を受信し、受信した文字情報を電話
機により合成音声で聞けるようにした在宅投票装置が提
案されている。
【0009】第4に、特公平3−70424号公報(特
開昭59−92664号公報参照)には、電話投票シス
テムに必要とされるオペレータ数の減少を図るために、
通常の電話による投票券購入者の投票申込を音声認識に
よって受け付けるとともに、回線品質の劣化等によって
音声認識が困難な場合には、オペレータが受け付けるよ
うにする電話投票システムが提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の選挙投票におい
ては、第1に、選挙の秘密性や有権者1人1票の原則を
確保する必要から、指定場所において投票を行わなけれ
ばならず、投票者の負担が大きいという問題がある。
【0011】なお、前記特公昭60−46467号公報
や前記特公平3−70424号公報に記載されているよ
うな従来のテレ・ボーティング技術では、不特定多数の
投票者しか対象にしておらず投票者が有権者であるか否
かの特定ができないため、政治選挙には利用することが
できない。また、前記特開平6−348737号公報に
記載されているような従来のテレ・ボーティング技術で
も、実際に投票しているのが有権者本人であるか否かを
確実に識別することができず、電話呼出カードが他人に
より悪用される可能性もある。
【0012】また、従来の選挙投票においては、第2
に、投票者の政治への関心が少ないことが主な理由では
あるが、積極的な情報収集を行わない限り立候補者の公
約内容を知る機会が少ないため、各立候補者の公約内容
を知ることなく投票する場合が多いという問題がある。
【0013】さらに、従来の選挙投票においては、第3
に、有権者1人1票の原則を有権者本人が紙に直筆する
ことにより保証しているため、選挙管理者により開票お
よび集計等の作業を行わなければならず、非常に手間が
かかるという問題がある。
【0014】なお、前記特開平6−348737号公報
に記載されているような従来の技術では、マーク方式の
投票券を用いることにより開票および集計作業に要する
手間を軽減するようにしているが、開票および集計等の
作業の手間の軽減のためにのみ大がかりな装置等が必要
であり、また前述した指定場所での投票という問題を解
決することはできない。
【0015】従って、本発明は前述した事情に鑑みてな
されたものであり、選挙投票における投票のための時間
や場所に関する制約を緩和するとともに、各立候補者の
公約内容を聴かせることで政治への関心を高めて適正な
選挙を助長することができる音声認識によるテレ・ボー
ティング装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、予め登録された複数の有権者の声紋と
電話にて発声された投票者の声紋とを比較し前記投票者
が有権者本人であるか否かを識別する音声認識部と、前
記投票者に対して発声要求等のガイダンスを送出する音
声応答部と、を備えたことを特徴とする音声認識による
テレ・ボーティング装置を提供する。
【0017】また、本発明の音声認識によるテレ・ボー
ティング装置は、前記音声応答部が、前記投票者の指示
により予め登録されている立候補者の公約内容等の登録
情報を選択的に送出することを特徴とする。
【0018】このように、本発明の音声認識によるテレ
・ボーティング装置によれば、電話による選挙投票を可
能としているため、投票のための時間や場所に関する制
約を緩和することができる。
【0019】より具体的には、本発明の音声認識による
テレ・ボーティング装置によれば、音声認識部により、
投票者が予め登録しておいた有権者本人であるか否かを
識別し、また有権者と認められた人が初回投票であるか
否かを判別することにより、選挙に求められる秘密性や
有権者1人1票の原則を遵守する。
【0020】また、音声応答部により、予め登録してお
いた立候補者の公約内容を選択的に聴取することによ
り、投票者は、立候補者に対する認識および理解を深
め、適正な選挙を行うための判断材料とすることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【0023】図1を参照すると、本発明の実施の形態に
係る音声認識テレ・ボーティング(TELE VOTI
NG)システムは、システム制御部1と、音声応答部2
と、音声認識部3と、登録音声データベース4と、を主
要な構成として含む。
【0024】システム制御部1は、音声応答部2および
音声認識部3を制御するとともに、投票結果の集計およ
び管理を行う。
【0025】音声応答部2は、システム制御部1からの
指示により発信者6に対して発声要求等のためのガイダ
ンスを送出するとともに、発信者6からの指示により立
候補者の公約内容等の登録情報を音声情報として送出す
る。
【0026】音声認識部3は、発信者6から発声された
声紋と登録音声データベース4に登録されている声紋と
が一致するか否かを識別し、その結果をシステム制御部
1に通知する。
【0027】登録音声データベース4は、音声認識のた
めに必要となる複数の有権者の声紋を登録および蓄積し
ている。
【0028】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る音声認識
テレ・ボーティング(TELE VOTING)システ
ムによる選挙投票の手順を示す図である。
【0029】図1および図2を参照すると、発信者6
が、音声認識テレ・ボーティング(TELE VOTI
NG)システム(以下「本システム」という)に対して
交換機5を介して発信し(ステップ201)、本システ
ムの音声応答部2からの発声要求のガイダンスに従い
(ステップ202)、所定の発声を行うと(ステップ2
03)、本システムの音声認識部3は、その発声された
声紋を識別して有権者であるか否かを判断する(ステッ
プ204)。
【0030】ステップ204において、発信者6が有権
者であると判断された場合には、ステップ205の処理
に移行し、一方、有権者でないと判断された場合には、
その時点で回線を切断する(ステップ212)。
【0031】ステップ204において有権者であると判
断された後、同じ有権者からの再投票要求を拒絶するた
めに、その有権者の投票が初回の投票であるか否かを判
断する(ステップ205)。
【0032】ステップ205において、有権者の初回の
投票であると判断された場合には、ステップ206の処
理に移行し、一方、有権者の2回目以降の投票であると
判断された場合には、その時点で回線を切断する(ステ
ップ212)。
【0033】ステップ205において有権者の初回の投
票であると判断された後、立候補者の公約内容等の登録
情報を有権者の要求に応じて音声情報として送出する
(ステップ206ないし208)。
【0034】その後、有権者は、立候補者の中から適任
者を選択し(ステップ209)、メッセージにより選択
の確認を行った後(ステップ210)、有権者が確認O
Kであれば回線を切断する(ステップ211および21
2)。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声認識部により投票者が有権者本人であるか否かを識
別できるようにしたため、電話回線等を介した遠隔投票
が可能となり、電話のあるところであれば自宅や外出先
等においても選挙投票を行うことができ、投票における
時間や空間に関する制約を緩和することができる。
【0036】また、本発明によれば、投票に際して音声
応答部により電話回線等を介して立候補者の公約内容を
聴取できるようにしたため、立候補者に対する認識およ
び理解を深め、選挙の形骸化を防止して適切かつ本質的
な選択を助長することができる。
【0037】さらに、本発明によれば、選挙結果を電子
データとして収集するため、集計および管理を容易に行
うことができ、従来の人手による開票および集計等の作
業を削減して選挙管理業務の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る音声認識テレ・ボー
ティング(TELE VOTING)システムによる選
挙投票の手順を示す図である。
【図3】従来の選挙投票の手順の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 音声応答部 3 音声認識部 4 登録音声データベース 5 交換機 6 発信者 10 音声認識テレ・ボーティング(TELE VOT
ING)システム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め登録された複数の有権者の声紋と電話
    にて発声された投票者の声紋とを比較し前記投票者が有
    権者本人であるか否かを識別する音声認識部と、 前記投票者に対して発声要求等のガイダンスを送出する
    音声応答部と、 を備えたことを特徴とする音声認識によるテレ・ボーテ
    ィング装置。
  2. 【請求項2】前記音声応答部が、前記投票者の指示によ
    り予め登録されている立候補者の公約内容等の登録情報
    を選択的に送出することを特徴とする請求項1記載の音
    声認識によるテレ・ボーティング装置。
JP18836196A 1996-06-28 1996-06-28 音声認識によるテレ・ボーティング装置 Pending JPH1021311A (ja)

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JP18836196A JPH1021311A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 音声認識によるテレ・ボーティング装置

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JPH1021311A true JPH1021311A (ja) 1998-01-23

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980616