JPH10213096A - プロペラファン用羽根車 - Google Patents

プロペラファン用羽根車

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JPH10213096A
JPH10213096A JP1524197A JP1524197A JPH10213096A JP H10213096 A JPH10213096 A JP H10213096A JP 1524197 A JP1524197 A JP 1524197A JP 1524197 A JP1524197 A JP 1524197A JP H10213096 A JPH10213096 A JP H10213096A
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propeller fan
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Seiji Sato
誠司 佐藤
Tadashi Onishi
正 大西
Shimei Tei
志明 鄭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロペラファン用羽根車において、羽根外周
縁からの空気の吸込流れを円滑にして空気騒音を低減す
る。 【解決手段】 羽根3の各半径位置での翼キャンバの長
さと該翼キャンバ上での羽根前縁3cからの距離との比
を同一とする点を各比毎に結んで得られる各曲線又は直
線L1のそれぞれにおいて上記羽根3の肉厚が羽根外周
縁3eから羽根車中心Qに向けて一旦増加した後にその
最大肉厚部3fからハブ外周面4aに向けて次第に減少
するように上記羽根3の圧力面3bを湾曲させる。かか
る構成とすることで、羽根車2の回転に伴う遠心力に基
づく遠心流れが抑制され、羽根前縁3c及び羽根外周縁
3eの前縁側端部3h付近から吸い込まれる空気に対す
る羽根外周縁3e寄りへの偏向作用が可及的に低減され
る。この結果、圧力面3bの外周部での負圧面3a側へ
の漏れ流れが減少し、また羽根後縁3d側のハブ4の近
傍部位における仕事が促進されることで、ファンの空力
性能が向上し、空力騒音の低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、プロペラファン
用羽根車における羽根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6には、従来のプロペラファ
ン21を示している。このプロペラファン21は、ハブ
24の外周面に周方向に所定ピッチで複数枚の羽根2
3,23,・・を設けてなる羽根車22と、該羽根車2
2の外周側に配置されたファンガイド25とで構成され
ている。
【0003】ところで、かかるプロペラファン21にお
いては、空気の流入角の変動に拘わらず空気流の剥離を
抑制する(所謂、「エアフォイル効果」を得る)という
観点から、羽根23を、図7及び図8に示すように、飛
行機の翼とか鳥の羽根のように厚肉とし且つその厚さに
分布を与えた所謂「エアフォイル翼構造」とすることが
試みられている。
【0004】一方、プロペラファン21においては、図
6に空気流線Aで示すように、空気の吸い込みは各羽根
23,23,・・の正面側からだけでなく、その羽根外
周縁23e側からも行われる。このため、厚肉のエアフ
ォイル翼構造の羽根23を備えたプロペラファン21に
おいては、羽根23の羽根外周縁23eの形状がファン
性能に大きな影響を及ぼすことになる。
【0005】このような背景から、例えば特開平6−1
47193号公報には、図9に示すように羽根23の羽
根外周縁23e部分の圧力面23b側の角部を円弧状に
滑らかに削った形状とすることが提案されており、かか
る構造とすることで羽根外周縁23eの近傍における空
気を空気流線Aで示すように滑らかに羽根車22側に吸
い込ませることができるとしている。
【0006】また、従来一般に上記羽根23は、図10
に示すように、その肉厚を羽根外周縁23eからハブ2
4の外周面24a側の羽根内周縁23gにかけて略同一
に設定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、空気が羽根
車22側に吸い込まれる場合、その吸込空気のうち、上
記羽根23の圧力面23bに対してこれに略直交する方
向から流入する空気流は羽根車22の回転に伴う遠心力
の影響を受ける。このため、上記圧力面23b側には、
図10に空気流線A0で示すように、羽根内周縁23g
側から羽根外周縁23e側に向かう流れ(以下、「遠心
流れ」という)が生じることになる。
【0008】この結果、図11に示すように、上記羽根
23を圧力面23b側から見た場合、羽根前縁23c及
び羽根外周縁23eの前縁寄り部位23h付近から吸い
込まれた空気は、上記遠心流れの影響を受けて、各空気
流線A,A,・・で示すように、羽根後縁23d側に近
づくにつれて次第に羽根外周縁23e寄りに偏向され
る。従って、実際に羽根外周縁23e側から滑らかに空
気を吸い込むことができるのは、該羽根外周縁23eの
全域のうち、羽根前縁23c側から30〜50パーセン
ト程度の範囲であって、それよりも上記羽根後縁23d
寄りの部分においては上記遠心流れによって空気の吸い
込み作用が阻害されることになる。
【0009】このように羽根外周縁23e側において空
気の吸い込みが阻害されると、これに起因して、例えば
上記圧力面23bの外周部においては負圧面23a側へ
の空気の漏れ流れが増大し、また、羽根後縁23d側の
ハブ24の近傍部位においては有効な送風仕事をしなく
なり、これらの結果、羽根車22の空力性能が低下し、
延いてはプロペラファン21の空力騒音が増大するとい
う問題が生じることになる。
【0010】そこで、本願発明は、羽根外周縁からの空
気の吸込流れを円滑にすることで羽根車の空力性能を向
上させ、以てプロペラファンの空気騒音を低減させ得る
ようにしたプロペラファン用羽根車を提案することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0012】本願の第1の発明では、ハブ4の外周に周
方向に所定ピッチで厚肉の羽根3を複数枚設けてなるプ
ロペラファン用羽根車において、上記羽根3の各半径位
置での翼キャンバの長さと該翼キャンバ上での羽根前縁
3cからの距離との比を同一とする点を各比毎に結んで
得られる各曲線又は直線L1のそれぞれにおいて上記羽
根3の肉厚が羽根外周縁3eから羽根車中心Qに向けて
一旦増加した後にその最大肉厚部3fからハブ外周面4
aに向けて次第に減少するように上記羽根3の圧力面3
bを湾曲させたことを特徴としている。
【0013】本願の第2の発明では、ハブ4の外周に周
方向に所定ピッチで厚肉の羽根3を複数枚設けてなるプ
ロペラファン用羽根車において、上記羽根3の各半径位
置での翼キャンバの長さと該翼キャンバ上での羽根前縁
3cからの距離との比を同一とする点を各比毎に結んで
得られる各曲線又は直線L1のそれぞれにおいて上記羽
根3の肉厚が羽根外周縁3eから羽根車中心Qに向けて
一旦増加した後、その最大肉厚部3fからハブ外周面4
aに向けて次第に減少するとともに上記ハブ外周面4a
の近傍において再び増加するように上記羽根3の圧力面
3bを湾曲させたことを特徴としている。
【0014】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかるプロペラファン用羽根車において、上記
羽根3の圧力面3bを湾曲させる範囲を、該羽根3の各
半径位置における翼弦長Sに対して、羽根前縁3cから
の距離が0.2Sの位置から0.9Sの位置までの範囲
に設定したことを特徴としている。
【0015】本願の第4の発明では、上記第1、第2又
は第3の発明にかかるプロペラファン用羽根車におい
て、上記羽根車2の外径をD0、上記ハブ4の外径をD
hとしたとき、上記羽根3の各半径位置での翼キャンバ
の長さと該翼キャンバ上での羽根前縁3cからの距離と
の比を同一とする点を各比毎に結んで得られる各曲線又
は直線L1上における羽根断面の最大肉厚部3fの位置
を、直径D{=((D0 2+Dh2)/2)0.5}で規定さ
れる位置と、上記羽根車2の外径D0との範囲内に設定
したことを特徴としている。
【0016】本願の第5の発明では、上記第1、第2、
第3又は第4の発明にかかるプロペラファン用羽根車に
おいて、上記羽根3を、その肉厚の内部に空洞部6をも
つ中空構造としたことを特徴としている。
【0017】本願の第6の発明では、上記第1、第2、
第3又は第4の発明にかかるプロペラファン用羽根車に
おいて、上記羽根3を、その肉厚の内部に空洞部6をも
つように板金のプレス成形により形成された中空構造と
したことを特徴としている。
【0018】本願の第7の発明では、上記第6の発明に
かかるプロペラファン用羽根車において、上記羽根3
を、上記ハブ4と一体的に板金のプレス成形により形成
したことを特徴としている。
【0019】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0020】 本願の第1の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、羽根3の各半径位置での翼キャ
ンバの長さと該翼キャンバ上での羽根前縁3cからの距
離との比を同一とする点を各比毎に結んで得られる各曲
線又は直線L1のそれぞれにおいて上記羽根3の肉厚が
羽根外周縁3eから羽根車中心Qに向けて一旦増加した
後にその最大肉厚部3fからハブ外周面4aに向けて次
第に減少するように上記羽根3の圧力面3bを湾曲させ
ている。
【0021】かかる構成とすることで、羽根3の圧力面
3bに対してこれに略直交する方向から空気が流入する
場合、この流入空気の流入方向と上記圧力面3bの面方
向との間の角度関係から、該流入空気が上記圧力面3b
から受ける反力の成分の一つとして、ファン回転軸に直
交し該ファン回転軸方向に向かう成分が発生する。この
反力成分によって、上記羽根車2の回転に伴う遠心力に
基づく遠心流れが抑制され、延いては、羽根前縁3c及
び羽根外周縁3eの前縁側端部3h付近から吸い込まれ
る空気に対する羽根外周縁3e寄りへの偏向作用が可及
的に低減される。この結果、上記圧力面3bの外周部で
の負圧面3a側への漏れ流れが減少するとともに、羽根
後縁3d側のハブ4の近傍部位における送風仕事が促進
され、それだけ羽根車2の空力性能が向上し、空力騒音
が低減されるものである。
【0022】 本願の第2の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、上記羽根3の各半径位置での翼
キャンバの長さと該翼キャンバ上での羽根前縁3cから
の距離との比を同一とする点を各比毎に結んで得られる
各曲線又は直線L1のそれぞれにおいて上記羽根3の肉
厚が羽根外周縁3eから羽根車中心Qに向けて一旦増加
した後、その最大肉厚部3fからハブ外周面4aに向け
て次第に減少するとともに上記ハブ外周面4aの近傍に
おいて再び増加するように上記羽根3の圧力面3bを湾
曲させている。
【0023】かかる構成とすることで、羽根3の圧力面
3bに対してこれに略直交する方向から空気が流入する
場合、この流入空気の流入方向と上記圧力面3bの面方
向との間の角度関係から、該流入空気が上記圧力面3b
から受ける反力の成分の一つとして、ファン回転軸に直
交し該ファン回転軸方向に向かう成分が発生する。この
反力成分によって、上記羽根車2の回転に伴う遠心力に
基づく遠心流れが抑制され、延いては、羽根前縁3c及
び羽根外周縁3eの前縁側端部3h付近から吸い込まれ
る空気に対する羽根外周縁3e寄りへの偏向作用が可及
的に低減される。この結果、上記圧力面3bの外周部で
の負圧面3a側への漏れ流れが減少するとともに、羽根
後縁3d側のハブ4の近傍部位における送風仕事が促進
され、それだけ羽根車2の空力性能が向上し、空力騒音
が低減されるものである。
【0024】さらに、上記羽根3の肉厚をハブ外周面4
aの近傍において再び増加させるようにしているので、
例えば該羽根3の肉厚を上記最大肉厚部3fから上記ハ
ブ外周面4aの近傍に向けて次第に減少するように構成
する場合に比して、該ハブ外周面4aの近傍における肉
厚が大きい分だけ上記羽根3の剛性が高く、それだけ該
羽根3の強度上の信頼性、延いては羽根車2の強度上の
信頼性が高められるものである。
【0025】 本願の第3の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、上記又はに記載の効果に加
えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、この発
明では、上記羽根3の圧力面3bを湾曲させる範囲を、
該羽根3の各半径位置における翼弦長Sに対して、羽根
前縁3cからの距離が0.2Sの位置から0.9Sの位
置までの範囲に設定している。
【0026】この場合、上記羽根3は、エアフォイル翼
構造をもつものであることから、本来的に、その羽根前
縁3c側は肉厚が大きく、羽根後縁3d側は肉厚が小さ
くなっている。このため、大きな肉厚をもちエアフォイ
ル効果が最も得られる部位である羽根前縁3c側におい
ては上記圧力面3bを湾曲させずにその肉厚を維持する
ことで高いエアフォイル効果が確保され、また、肉厚が
小さいことから羽根前縁3c側に比してその剛性が低く
なっている羽根後縁3dにおいては上記圧力面3bを湾
曲させずにその肉厚を維持することで剛性の低下が防止
されることになり、これらの相乗効果として、ファンの
空力騒音の低減を図りつつ、エアフォイル効果と羽根3
の強度上の信頼性とを両立させることができるものであ
る。
【0027】 本願の第4の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、上記,又はに記載の効果
に加えて、次のような特有の効果が奏せられる。即ち、
この発明では、上記羽根車2の外径をD0、上記ハブ4
の外径をDhとしたとき、上記羽根3の各半径位置での
翼キャンバの長さと該翼キャンバ上での羽根前縁3cか
らの距離との比を同一とする点を各比毎に結んで得られ
る各曲線又は直線L1上における羽根断面の最大肉厚部
3fの位置を、直径D{=((D0 2+Dh2)/
2)0.5}で規定される位置と、上記羽根車2の外径D0
との範囲内に設定している。
【0028】この場合、上記直径Dは、所謂、羽根23
の全仕事量からみた平均半径であって、この平均半径よ
りも外側部位は内側部位よりも大きな送風仕事をする部
分である。従って、上記直径Dと羽根車2の外径D0
の範囲内に上記羽根23の最大肉厚部3fを設定するこ
とで、より大きな送風仕事をする部位と、最も高いエア
フォイル効果が得られる部位とが重合することとなり、
結果的に羽根車2の空力性能がより一層高められること
になる。
【0029】 本願の第5の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、上記,,又はに記載の
効果に加えて、次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明では、上記羽根3を、その肉厚の内部に空
洞部6をもつ中空構造としているので、例えば該羽根3
を中実構造とする場合に比して、該羽根3の軽量化が図
れ、それだけ羽根車2の必要駆動動力の低減、あるいは
強度性能の向上が図れるものである。
【0030】 本願の第6の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、上記,,又はに記載の
効果に加えて、次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明では、上記羽根3を、その肉厚の内部に空
洞部6をもつように板金のプレス成形により形成された
中空構造としているので、板金製の羽根に特有の低コス
ト性を維持しつつ、高いエアフォイル効果を得ることが
できるものである。
【0031】 本願の第7の発明にかかるプロペラフ
ァン用羽根車によれば、上記に記載の効果に加えて、
上記羽根3を上記ハブ4と一体的に板金のプレス成形に
より形成することで、該羽根3とハブ4とからなる羽根
車2の低コスト化と、該羽根車2の取り扱いの容易性と
が実現されるものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかるプロペラ
ファン用羽根車を好適な実施形態に基づいて具体的に説
明する。第1の実施形態 図1には、本願発明の第1の実施形態にかかる羽根車2
を備えたプロペラファン1の要部を示しており、同図に
おいて符号3は後に詳述する羽根、4はハブであり、該
ハブ4の外周面4a上に周方向に所定ピッチで上記羽根
3を複数枚取り付けて上記羽根車2が構成される。この
羽根車2の外周側にはファンガイド5が配置され、この
ファンガイド5と上記羽根車2とによって上記プロペラ
ファン1が構成されている。
【0033】上記羽根3は、所謂、エアフォイル翼構造
をもつものであって、樹脂材により一体成形されてい
る。尚、この実施形態においては、上記複数の羽根3,
3,・・を上記ハブ4と共に一体成形しているが、他の
実施形態においては、例えば各羽根3,3,・・をそれ
ぞれ個別に成形し、これら各羽根3,3,・・を、別体
形成したハブ4に対してそれぞれ事後的に取り付けるよ
うにすることもできる。
【0034】本願発明にかかる羽根車2は、上記羽根3
の構造に最大の特徴を有するものであり、以下この羽根
3の構造を具体的に説明する。上記羽根3は、既述した
従来の羽根33と同様にエアフォイル翼構造をもつもの
であって、図1の曲線L1に沿う断面においては、図2
に示すような断面形状とされている。即ち、従来一般の
エアフォイル翼の基本構造に対応させれば、上記羽根3
の負圧面3aは略直線状に延び、また圧力面は符号3
b′を付した鎖線の如く延び、さらに羽根外周縁3e部
分は該羽根外周縁3eから圧力面3b′にかけて円弧状
に滑らかに湾曲させたものとなる。
【0035】ところが、この実施形態の羽根3において
は、上記負圧面3a及び上記羽根外周縁3e側の円弧状
部分の形状はこれを従来のものと同様とするも、上記圧
力面3bの形状については本願発明を適用して同図に実
線図示するように湾曲形状としている。具体的には、上
記曲線L1上の断面位置における上記羽根3の肉厚が、
上記羽根外周縁3eから羽根内周縁3g側に向うに伴っ
て、一旦増加した後、その最大肉厚部3fからは次第に
減少変化し、さらに該羽根内周縁3g近傍においては再
び増加傾向に転じる変化形態となるように、上記圧力面
3bを略S字状に湾曲させている。
【0036】ここで、上記曲線L1は、上記羽根3の各
半径位置での翼キャンバの長さと該翼キャンバ上での羽
根前縁3cからの距離との比を同一とする点を結んで得
られるものであって、該比毎に設定されるものである。
従って、上記羽根3は、その羽根前縁3cから羽根後縁
3dの全域に亙って、上記各曲線L1,L1,・・のそれ
ぞれに対応する位置において図2に示す如き断面形状を
もつことになる。
【0037】以上の如き構造をもつ上記羽根3を備えた
羽根車2においては、以下のような特有の作用効果を奏
することになる。即ち、この羽根車2においては、上記
羽根3の圧力面3bに対してこれに略直交する方向から
空気が流入する場合、該圧力面3bが上記最大肉厚部3
fから上記羽根内周縁3gに向かうに従って次第に上記
負圧面3aに接近する如く湾曲しているので、上記流入
空気が上記圧力面3bから受ける反力の成分の一つとし
て、上記ハブ4の軸心に直交し且つ該軸心方向へ向かう
反力成分が発生することになるが、この反力成分は上記
羽根車2の回転に伴う遠心力の方向とは逆方向に作用す
る。このため、この反力成分によって、上記羽根車2の
回転に伴う遠心力に基づく遠心流れA0(図2参照)が
可及的に抑制され、図1に空気流線Aで示すように、上
記羽根3の羽根前縁3c及び羽根外周縁3eの前縁側端
部3h付近から吸い込まれる空気は、上記遠心流れA0
による羽根外周縁3e寄りへの偏向作用の影響をさほど
受けず、従来の羽根33の場合(図11を参照)に比し
て、可及的に直線に近い流れで羽根後縁3d側へ流れる
ことになる。換言すれば、上記羽根3の羽根外周縁3e
のうち、空気を円滑に吸い込むことができる範囲が、従
来の羽根33の場合に比して、拡大されるということで
ある。
【0038】このように上記羽根3の羽根外周縁3eの
より広い範囲から空気を円滑に吸い込むことができると
いうことは、その裏返しとして、上記圧力面3bの外周
部における空気の負圧面3a側への漏れ流れが減少する
ということである。また、羽根後縁3d側のハブ4の近
傍部位においても高い送風仕事が得られる。これら両者
の相乗作用として、上記羽根3、延いては上記羽根車2
の空力性能が向上し、それだけ空力騒音が低減されるも
のである。
【0039】さらに、上記最大肉厚部3fから羽根内周
縁3gに向けて次第に減少する肉厚を該羽根内周縁3g
の近傍において再び増加させるように上記圧力面3bの
湾曲形状を設定しているので、例えば該羽根3の肉厚を
上記羽根内周縁3gの近傍において増加させることなく
そのまま上記最大肉厚部3fから上記羽根内周縁3gま
で次第に減少させる構成の場合に比して、該羽根内周縁
3gの近傍(即ち、上記ハブ4との連続部分)における
肉厚が大きい分だけ、上記羽根3の剛性が高くなり、そ
れだけ該羽根3の強度上の信頼性、延いては羽根車2の
強度上の信頼性が高められることになる。
【0040】第2の実施形態 第2の実施形態にかかる羽根車2は、図1に示す上記第
1の実施形態にかかる羽根車2の羽根3において、上述
の如く上記羽根3の圧力面3bを湾曲させる領域を特定
するものである。即ち、図1において、上記羽根3の羽
根前縁3c寄りに設定した領域線Lfと羽根前縁3c寄
りに設定した領域線Lrとで囲まれた範囲のみにおい
て、上記圧力面3bを図2に示すように湾曲させるもの
である。また、上記領域線Lfよりも羽根前縁3c寄り
に位置する範囲、及び上記領域線Lrよりも羽根後縁3
d寄りに位置する範囲においては、エアフォイル翼構造
に基づく設定肉厚(図7を参照)が上記最大肉厚部3f
から上記羽根内周縁3gの範囲まで一定に維持される。
【0041】ここで、上記領域線Lfと領域線Lrは、
上記羽根3の各半径における翼弦長Sに対して次のよう
な関係をもっている。即ち、羽根前縁3c寄りの領域線
Lfは、各半径における上記翼弦長上での上記羽根前縁
3cからの距離が「0.2S」となる点を連続させたも
のである。また、羽根後縁3d寄りの領域線Lrは、各
半径における上記翼弦長上での上記羽根前縁3cからの
距離が「0.9S」となる点を連続させたものである。
【0042】このような構成とすると、上記圧力面3b
を湾曲形成した上記領域線Lfと領域線Lrとで囲まれ
た領域においては上記第1の実施形態におけると同様の
作用効果が奏せられることは勿論であるが、かかる湾曲
構造をもたない領域、即ち、領域線Lfよりも羽根前縁
3c寄りの領域と、領域線Lrよりも羽根後縁3d寄り
の領域のそれぞれにおいても、以下のような特有の効果
が奏せられる。即ち、上記羽根3は、エアフォイル翼構
造をもつものであることから図7に示すように、その羽
根前縁3c側は肉厚が大きく、羽根後縁3d側は肉厚が
小さくなっている。このため、大きな肉厚をもちエアフ
ォイル効果が最も得られる部位である羽根前縁3c側に
おいては、上記圧力面3bを湾曲させずにその肉厚を維
持することで高いエアフォイル効果が達成される。ま
た、肉厚が小さいことから羽根前縁3c側に比してその
剛性が低くなっている羽根後縁3dにおいては、上記圧
力面3bを湾曲させずにその肉厚を維持することで剛性
の低下が防止される。従って、これらの相乗効果とし
て、プロペラファン1の空力騒音の低減を図りつつ、エ
アフォイル効果と羽根3の強度性能とを両立させること
ができることになる。
【0043】第3の実施形態 第3の実施形態にかかる羽根車2は、図1に示す上記第
1の実施形態にかかる羽根車2の羽根3において、上述
の如く上記羽根3の圧力面3bを湾曲させる場合の基準
点となる上記最大肉厚部3fの位置を上記羽根3上にお
いて特定するものである。即ち、図1において、上記羽
根3の羽根外周縁3eと領域線Laとで囲まれた範囲内
に上記最大肉厚部3fを設けるものである。
【0044】ここで、上記領域線Laは、上記羽根車2
の外径をD0、上記ハブ4の外径をDhとしたとき、直
径D={((D0 2+Dh2)/2)0.5}で規定される円
弧である。また、この直径Dは、羽根23の全仕事量か
らみた平均半径に該当するものであり、従って、上記領
域線Laよりも外側部位は内側部位よりも大きな送風仕
事をする部分である。
【0045】この実施形態の羽根車2においては、上記
圧力面3bを湾曲させたことによって上記第1の実施形
態と同様の作用効果が得られることは勿論であるが、こ
れに加えて上述のように上記最大肉厚部3fの位置を設
定したことによって次のような特有の作用効果が奏せら
れる。即ち、上記直径Dと羽根車2の外径D0との範囲
内に上記羽根23の最大肉厚部3fを設定することで、
より大きな送風仕事をする部位と最も高いエアフォイル
効果が得られる部位とが重合することとなり、羽根車2
の空力性能がより一層高められることになる。
【0046】第4の実施形態 第4の実施形態にかかる羽根車2は、上記第1〜第3の
実施形態における特徴的構成を合体させたものである。
即ち、第1の実施形態における上記羽根3の圧力面3b
を湾曲させる構成を、第2の実施形態において特定した
領域線Lfと領域線Lrで囲まれる領域内に設定し、さ
らに上記圧力面3bの湾曲基準点となる上記最大肉厚部
3fの位置を上記第3の実施形態において特定した上記
直径Dと上記羽根3の羽根外周縁3eとで囲まれる範囲
内に設定するものである。
【0047】従って、かかる構成とすれば、上記羽根3
の圧力面3bにおける湾曲形状は、上記各領域線Lfと
領域線Lrと領域線Laとで囲まれる略扇形の領域内の
みに特定され、この領域内においては上記圧力面3bが
それ以外の領域に対して陥没した状態で存在することに
なる。そして、かかる構成とすることで、上記各実施形
態において得られたと同様の作用効果が同時に得られる
ものである。
【0048】第5の実施形態 第5の実施形態にかかる羽根車2は、図2において鎖線
図示するように、樹脂製の上記羽根3をその内部に空洞
部6をもった中空構造とするものである。かかる構造と
すれば、上記各実施形態におけると同様の作用効果が得
られるのに加えて、例えば該羽根3を中実構造とする場
合に比して、上記空洞部6の形成部分に対応する分だけ
羽根3の軽量化が図れ、それだけ羽根車2の必要駆動動
力の低減、あるいは強度性能の向上が図れることにな
る。
【0049】第6の実施形態 図3及び図4には、第6の実施形態にかかる羽根車2の
一部をそれぞれ示している。この実施形態の羽根車2
は、上記各実施形態における羽根車2がこれを樹脂成形
品としていたのに対して、羽根3とハブ4とを一体的に
板金のプレス成形により形成したものである。即ち、ハ
ット状に絞り成形されたハブ4の外周側において、該ハ
ブ4から連続する板金部分を折曲加工により二つ折り状
に折曲させてその一方の面はこれを略平板状に形成して
負圧面3aとし、他方の面はこれを圧力面3bとする。
そして、この圧力面3bにおいては、これをその羽根外
周縁3eからハブ4の軸心側に向かって次第に上記負圧
面3aとの間隔が拡大変化する如く円弧状に形成すると
ともに該円弧状部分の終点に位置する最大肉厚部3fか
ら上記ハブ4側の羽根内周縁3gにかけてはこれを上記
負圧面3aとの間隔が次第に減少するように湾曲させて
いる。従って、この羽根3は、その内部に空洞部6をも
った中空のエアフォイル翼構造とされる。
【0050】尚、図3に示すものは上記羽根3の負圧面
3a側を上記ハブ4に連続させ、その成形後に圧力面3
bの一端を負圧面3a側に溶接固定する構造であり、ま
た図4に示すものは、上記羽根3の圧力面3b側を上記
ハブ4に連続させ、その成形後に負圧面3aの一端を圧
力面3b側に溶接固定する構造であり、これら両者は共
に上記各実施形態の板金と同様の作用効果が得られるも
のであるが、これに加えて次のような特有の作用効果も
得られる。即ち、この実施形態における羽根車2は、上
記羽根3を、その肉厚の内部に空洞部6をもつように板
金のプレス成形により形成された中空構造としているの
で、板金製の羽根に特有の低コスト性を維持しつつ、高
いエアフォイル効果を得ることができるものである。ま
た、上記羽根3を上記ハブ4と一体的に板金のプレス成
形により形成することで、該羽根3とハブ4とからなる
羽根車2の低コスト化と、該羽根車2の取り扱いの容易
性とが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかるプロペラファン用羽根車にお
ける羽根部分の正面図である。
【図2】図1のII-II拡大断面図である。
【図3】羽根の他の構造例を示す断面図である。
【図4】羽根の他の構造例を示す断面図である。
【図5】従来のプロペラファン用羽根車の正面図であ
る。
【図6】図5のVI-VI断面図である。
【図7】図5のVII−VII拡大断面図である。
【図8】図5のVIII-VIII拡大断面図である。
【図9】図8の拡大図である。
【図10】従来の羽根における断面方向での空気流れの
説明図である。
【図11】従来の羽根における平面方向での空気流れの
説明図である。
【符号の説明】
1はプロペラファン、2は羽根車、3は羽根、3aは負
圧面、3bは圧力面、3cは羽根前縁、3dは羽根後
縁、3eは羽根外周縁、3fは最大肉厚部、3gは羽根
内周縁、4はハブ、5はファンガイド、6は空洞部、Q
は羽根車中心である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(4)の外周に周方向に所定ピッチ
    で厚肉の羽根(3)を複数枚設けてなるプロペラファン
    用羽根車であって、 上記羽根(3)の各半径位置での翼キャンバの長さと該
    翼キャンバ上での羽根前縁(3c)からの距離との比を
    同一とする点を各比毎に結んで得られる各曲線又は直線
    (L1)のそれぞれにおいて上記羽根(3)の肉厚が羽
    根外周縁(3e)から羽根車中心(Q)に向けて一旦増
    加した後にその最大肉厚部(3f)からハブ外周面(4
    a)に向けて次第に減少するように上記羽根(3)の圧
    力面(3b)を湾曲させたことを特徴とするプロペラフ
    ァン用羽根車。
  2. 【請求項2】 ハブ(4)の外周に周方向に所定ピッチ
    で厚肉の羽根(3)を複数枚設けてなるプロペラファン
    用羽根車であって、 上記羽根(3)の各半径位置での翼キャンバの長さと該
    翼キャンバ上での羽根前縁(3c)からの距離との比を
    同一とする点を各比毎に結んで得られる各曲線又は直線
    (L1)のそれぞれにおいて上記羽根(3)の肉厚が羽
    根外周縁(3e)から羽根車中心(Q)に向けて一旦増
    加した後、その最大肉厚部(3f)からハブ外周面(4
    a)に向けて次第に減少するとともに上記ハブ外周面
    (4a)の近傍において再び増加するように上記羽根
    (3)の圧力面(3b)を湾曲させたことを特徴とする
    プロペラファン用羽根車。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記羽根(3)の圧力面(3b)を湾曲させる範囲を、
    該羽根(3)の各半径位置における翼弦長(S)に対し
    て、羽根前縁(3c)からの距離が(0.2S)の位置
    から(0.9S)の位置までの範囲に設定したことを特
    徴とするプロペラファン用羽根車。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、 上記羽根車(2)の外径を(D0)、上記ハブ(4)の
    外径を(Dh)としたとき、上記羽根(3)の各半径位
    置での翼キャンバの長さと該翼キャンバ上での羽根前縁
    (3c)からの距離との比を同一とする点を各比毎に結
    んで得られる各曲線又は直線(L1)上における羽根断
    面の最大肉厚部(3f)の位置を、直径D{=((D0 2
    +Dh2)/2)0.5}で規定される位置と、上記羽根車
    2の外径(D0)との範囲内に設定したことを特徴とす
    るプロペラファン用羽根車。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、 上記羽根(3)が、その肉厚の内部に空洞部(6)をも
    つ中空構造であることを特徴とするプロペラファン用羽
    根車。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4において、 上記羽根(3)が、その肉厚の内部に空洞部(6)をも
    つように板金のプレス成形により形成された中空構造で
    あることを特徴とするプロペラファン用羽根車。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記羽根(3)が、上記ハブ(4)と一体的に板金のプ
    レス成形により形成されていることを特徴とするプロペ
    ラファン用羽根車。
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