JPH10212485A - 高強度コークス製造方法 - Google Patents

高強度コークス製造方法

Info

Publication number
JPH10212485A
JPH10212485A JP1554397A JP1554397A JPH10212485A JP H10212485 A JPH10212485 A JP H10212485A JP 1554397 A JP1554397 A JP 1554397A JP 1554397 A JP1554397 A JP 1554397A JP H10212485 A JPH10212485 A JP H10212485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal
coke
strength
caking
total expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1554397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3854355B2 (ja
Inventor
Kenji Kato
加藤健次
Takashi Arima
孝 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP01554397A priority Critical patent/JP3854355B2/ja
Publication of JPH10212485A publication Critical patent/JPH10212485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3854355B2 publication Critical patent/JP3854355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高炉用コークス製造プロセスにおいて高強度
のコークスを製造する方法を提示する。 【解決手段】 高炉用コークス製造プロセスにおいて非
微粘結炭を20〜60wt%配合してSIを3.0〜
3.5の場合は該原料炭の全膨張率を20%以上、該原
料炭のSIが3.5超の場合は全膨張率が5%以上とな
るように石炭を配合し、さらに粘結剤を配合してコーク
ス炉に装入する際の該原料炭の嵩密度を0.80t/m
3 以上とすることにより、高炉用コークスを製造するこ
とを特徴とする高強度コークスの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉用コークス製
造プロセスにおいて高強度のコークスを製造する方法を
提示する。
【0002】
【従来の技術】室炉式コークス製造プロセスにおいて、
従来は、原料炭の構成は粘結性の高い粘結炭を約80w
t%以上と残りの前記原料炭中の約20wt%以下を粘
結性の低い非微粘結炭を配合し、原料炭をコークス炉に
装入して乾留することにより高炉用コークス原料炭を製
造している。非微粘結炭は粘結炭に比べて埋蔵量が多
く、安価であることから、前記非微粘結炭の配合割合を
増加させることにより原料炭の価格を低減させることが
可能となる。そこで、従来より原料炭中の非微粘結炭の
配合割合を増加させる方法の開発が実施されており、以
下のような方法が提案されている。
【0003】例えば、石炭の粘結性に着目して各石炭の
粉砕粒度を調製して配合することにより、原料炭の乾留
時の粘結性を増加させ、非微粘結炭の使用割合を向上さ
せる方法として粒度調整法(以下、CPCP法と記す)
があり、その原料炭粉砕方法については、燃料協会誌、
第60巻、第653号、p.771〜779等に発表さ
れている。CPCP法では乾留時に原料炭の粘結性を有
効に利用するために、イナートが少なく良質なビトリニ
ットを多く含む石炭(以下、良質炭と記す)は例えば−
5mm程度に粗く粉砕し、これに対してイナートの多い
石炭は−2mm程度以下まで良質炭に比較して細かく粉
砕することにより乾留時の原料炭の粘結特性を改善し、
コークス品質の改善を目的としているが、この方法を用
いても非微粘結炭の使用割合は約10wt%が上限であ
る。
【0004】この他に、コークス炉に装入時の原料炭の
嵩密度を増加させてコークス強度を向上させる方法とし
ては石炭調湿法(以下、CMC法と記す)があり、その
プロセスフロー、およびコークス強度向上効果について
は、コークスノート(社団法人、燃料協会編、1988
年版)p.136や(社)日本鉄鋼協会、CAMP−I
SIJ,Vol.3(1990),p.47等に公表さ
れている。CMC法ではコークス炉内に装入する原料炭
の水分を5%程度に乾燥することにより装入時の嵩密度
を増加させて、コークス炉内で乾留したコークス全体の
コークス強度を向上させることを目的としているが、こ
の方法を適用した場合でも非微粘結炭の使用割合は約2
0wt%程度が上限である。
【0005】また、粘結性の劣る原料炭を用いて高強度
のコークスを製造するために、例えば、石炭化学と工業
(三共出版編、昭和52年版、p.253)に掲載され
ているように、石炭を高温高圧下で液化反応させて得ら
れる溶剤精製炭(またはSRCという)をバインダーと
して原料炭に添加する方法が提案されている。しかし、
SRC製造法は設備コストおよびランニングコストが高
いため、パイロットプラント規模の研究開発は終了して
いるが、実機化には到っていない。
【0006】そこで、コークス炉用原料炭における安価
な非微粘結炭の使用割合を増加させることを可能とする
方法の開発が必要とされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、原料炭
中の非微粘結炭の使用割合の増加を可能とし、高強度の
高炉用コークスを製造する方法の開発が必要とされてい
た。
【0008】本発明は、原料炭中の非微粘結炭の使用割
合を増加させた場合においても高強度の高炉用コークス
が製造できる方法を提示することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために (1)粘結炭に非微粘結炭を20〜60wt%配合し
て、SIを3.0〜3.5、かつ全膨張率を20〜10
0%、またはSIを3.5超、かつ全膨張率を5〜10
0%とした原料炭をコークス炉に装入して乾留すること
を特徴とする高強度コークス製造方法。
【0010】(2)粘結炭に非微粘結炭を20〜60w
t%配合して、SIを3.0〜3.5、かつ全膨張率を
30〜100%、またはSIを3.5超、かつ全膨張率
を10〜100%とした原料炭をコークス炉に装入して
乾留することを特徴とする高強度コークス製造方法。
【0011】(3)上記(1)または上記(2)記載の
高強度コークス製造方法において、さらに配合後の原料
炭を乾燥および/または原料炭に粘結剤を添加して、コ
ークス炉装入後の嵩密度を0.80t/m3以上に調節
することを特徴とする高強度コークス製造方法。
【0012】である。
【0013】本発明において、コークス強度とはJIS
K 2151により測定したドラム強度試験法により
測定し、コークス試料を50回転後に15mm篩上の残
存した重量比で表したものでを示す。
【0014】本発明において、非微粘結炭とは粘結力指
数(CI)が80%以下の石炭を示す。粘結力指数(C
I)とは石炭利用技術用語辞典(社団法人燃料協会編、
昭和58年版)p.255に記載されているように0.
25mm以下の石炭1gに0.25〜0.30mmの粉
コークス9gを混ぜ、磁性るつぼで900℃、7分間乾
留した後、0.42mmでふるい分けし、ふるい上に残
存した重量の百分率で表示する方法である。
【0015】本明細書で石炭の膨張性とはJIS M
8801に記載されているディラトメータにより測定し
た全膨張率の値である。
【0016】また、本明細書でSIとは石炭利用技術用
語辞典(社団法人燃料協会編、昭和58年版)p.11
7に記載されているように、石炭の組織分析値を用いて
活性成分(ビトリニット)とエクジニットのタイプをそ
の反射率の値によって評価し、石炭化度を評価した指標
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、その具体的内容について説
明する。
【0018】図1は本発明に関わる室炉式コークス製造
プロセスを示す図である。1は石炭配合槽、2は石炭切
出装置、3は粘結剤添加装置、4は石炭塔、5は装入
車、6はコークス炉を各々示す。石炭はタール等の粘結
剤と粘結剤添加装置3で混合された後、石炭塔4に送ら
れる。粘結剤と混合した石炭は石炭塔4から装入車5を
介してコークス炉6に装入される。
【0019】本発明者らは図1に示すコークス製造プロ
セスにおいて、表1に性状を示す石炭を用いて高強度の
コークスを製造する方法について検討した。
【0020】
【表1】
【0021】コークス炉内で原料炭を加熱してコークス
を製造する過程において、非微粘結炭は粘結性が低いた
めに乾留時の膨張性が低く、コークスの基質の接着状況
が不良となる。これに比較して、粘結炭を使用した場合
は、コークスの基質の接着状況が良好となるためにコー
クス強度が高い。
【0022】また、SIは石炭中の活性成分から形成さ
れたコークスの強度を表す指数であり、石炭化度に強く
依存する。このため、粘結炭ではSIが高く非微粘結炭
ではSIが低くなっており、SIが低い場合は装入炭の
膨張率が低いとコークスの基質の接着状況が不良とな
る。
【0023】そこで、本発明者らはコークス炉内で石炭
を乾留する際の該原料炭の膨張性およびSIを粘結炭と
非微粘結炭の配合量により、所定の範囲に調節すること
により、コークスの接着状況を良好にし、コークス強度
を向上させる方法について、鋭意検討した。
【0024】図4に1例を示すように、粘結炭に20〜
60wt%の非微粘結炭を配合した原料炭のSIが3.
5超の場合は、原料炭の全膨張率が5%以上であればD
150 15 が83%以上となり、さらに好ましくは10%以
上の時にコークスの接着強度が高くなるために、D150
15 が84%以上の高強度のコークスを製造できる。
【0025】また、図6に示すように原料炭のSIが
3.0〜3.5の場合は原料炭の全膨張率が20%以上
であればD150 15 が83%以上となり、さらに好ましく
は全膨張率が30%以上となるように調製することによ
り、石炭粒子間の接着強度をさらに強固にすることがで
き、D150 15 が84%以上の高強度のコークスを製造す
ることができる。
【0026】SIが3.0未満の場合には本発明の方法
を適用しても高強度のコークスは得られない。そこで、
SIの下限値は3.0に限定する。
【0027】また、本発明者らは上記の原料炭について
装入嵩密度とコークス強度の関係について鋭意検討し
た。この結果、原料炭の装入密度が0.80t/m3
上の時に嵩密度向上効果により乾留後のコークスの接着
状況が非常に良好になり、コークス強度の向上効果が得
られることが判明した。
【0028】以上の検討の結果、上記の条件を満足すれ
ば本発明の方法により非微粘結炭を60wt%まで配合
しても高強度の高炉用コークスを製造することが可能と
なることを見い出した。
【0029】原料炭をコークス炉に装入する際の嵩密度
を増加させる方法としては、石炭水分の一部を乾燥させ
る方法と粘結剤を添加する方法があるが、非微粘結炭を
60wt%まで多量に使用するためには、これらの両者
を組み合わせたプロセスを適用することが最も好まし
い。
【0030】そこで、装入炭の嵩密度を任意に調節可能
とする方法として、本発明者らはタール添加率と装入炭
の嵩密度の関係を調査した結果、図5に示すように、粘
結剤添加率と装入炭嵩密度の間には相関関係があること
を見い出した。本発明者らが鋭意検討した結果、石炭の
水分は図5に1例を示すように5%以下、さらに好まし
くは3%以下にすることが好ましい。また、粘結剤とし
てはタール、SOP(ソフトピッチ)、石油系粘結剤な
どが適用可能であるが、添加量は原料炭に対して2〜8
%添加することが好ましい。原料炭の嵩密度は該装入炭
の粒度に関係するが、装入炭の粒度はコークス強度に影
響を与えるため、本発明における原料炭の粒度は3mm
以下70〜90wt%とした。
【0031】原料炭中の非微粘結炭の含有量が60wt
%超に増加するとコークス強度が急激に低下する。そこ
で、本発明では原料炭中の粘結炭の含有量の上限は60
wt%に限定する。粘結炭0〜20wt%の時は本発明
の方法を適用しなくても高強度のコークスは製造可能で
あるが、本発明の方法は粘結炭100wt%、即ち、非
微粘結炭0wt%の場合にも適用可能である。
【0032】粘結炭の全膨張率は石炭の銘柄によって異
なるが、30〜180%程度である。非微粘結炭を20
〜60wt%と粘結炭を80〜40wt%配合した場合
の装入炭の全膨張率は最大で100%程度である。そこ
で、本発明においては原料炭の全膨張率の最大値を10
0%とした。
【0033】以上の検討の結果、本発明の方法により高
強度の高炉用コークスを製造することが可能となった。
【0034】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の方法に従って、表1に示すように
粘結炭40wt%と非微粘結炭60wt%とを配合し
て、SIを3.45、全膨張率を35%とした原料炭で
ある配合1を水分3%に乾燥した後、嵩密度0.80t
/m3 でコークス炉に装入して炉温1,180℃で16
時間で乾留してコークスを製造した。この結果、得られ
たコークスのドラム強度は84.8%と高く、高強度の
コークスが製造できた。また、本発明の方法に従って、
表1に示すように粘結炭40wt%と非微粘結炭60w
t%とを配合して、SIを3.45、全膨張率を44%
とした配合2を水分3%に乾燥した後、タールを石炭に
対して3wt%添加して嵩密度を0.83t/m3 とし
た原料炭に調製した後、コークス炉に装入して炉温1,
180℃で16時間で乾留した。この結果、得られたコ
ークスのドラム強度は85.4%と高く、高強度のコー
クスが製造できた。
【0035】〔実施例2〕本発明の方法に従って、表1
に示すように粘結炭60wt%と非微粘結炭40wt%
とを配合して、SIを4.60、全膨張率を18%とし
た原料炭である配合3を水分3%に乾燥した後、嵩密度
0.80t/m3 でコークス炉に装入して炉温1,18
0℃で16時間で乾留してコークスを製造した。この結
果、得られたコークスのドラム強度は84.5%と高
く、高強度のコークスが製造できた。また、本発明の方
法に従って、表1に示すように粘結炭を40wt%と非
微粘結炭を60wt%とを配合してSIを3.96、全
膨張率を16%とした原料炭である配合4を水分3%に
乾燥した後、タールを石炭に対して3wt%添加して、
嵩密度0.83t/m3 でコークス炉に装入して炉温
1,180℃で16時間で乾留した。この結果、得られ
たコークスのドラム強度は85.3%と高く、高強度の
コークスが製造できた。
【0036】〔実施例3〕本発明の方法に従って、表1
に示すように粘結炭80wt%と非微粘結炭20wt%
とを配合して、SIを4.01、全膨張率を37%とし
た原料炭である配合1を水分3%に乾燥した後、タール
を石炭に対して3wt%添加して嵩密度を0.83t/
3 とした原料炭に調製した後、コークス炉に装入して
炉温1,180℃で16時間で乾留した。この結果、得
られたコークスのドラム強度は85.4%と高く、高強
度のコークスが製造できた。
【0037】〔比較例1〕表1に示すように粘結炭を4
0wt%と非微粘結炭60wt%とを配合して、SIを
3.45、全膨張率を35%とした原料炭である前記配
合1を水分6%、嵩密度0.72t/m3 でコークス炉
に装入して炉温1,180℃で17時間で乾留してコー
クスを製造した。この結果、装入後の嵩密度0.8t/
3 未満であったため得られたコークスのドラム強度は
78.6%と低いものであった。
【0038】また、表1に示すように粘結炭40wt%
と非微粘結炭60wt%とを配合して、SIを3.2
0、全膨張率を6%とした原料炭である配合6を水分3
%に乾燥した後、嵩密度0.80t/m3 でコークス炉
に装入して炉温1,180℃で16時間で乾留した。こ
の結果、配合6は全膨張率が20%未満と小さいため得
られたコークスのドラム強度は81.6%と低く、高炉
用コークスとしては強度不足のものであった。図2は、
実施例1と比較例1とをドラム強度で対比させた図であ
る。
【0039】〔比較例2〕表1に示すように粘結炭60
wt%と非微粘結炭40wt%とを配合してSIを4.
60、全膨張率を2%とした原料炭である配合7を嵩密
度0.72t/m3 でコークス炉に装入して炉温1,1
80℃で17時間で乾留してコークスを製造した。この
結果、配合7は全膨張率が5%未満と小さく、装入後の
嵩密度も0.8t/m3 未満であったため得られたコー
クスのドラム強度は78.2%と低く、高炉用コークス
として不適であった。
【0040】また、表1に示すように粘結炭40wt% と
非微粘結炭60wt% とを配合してSIを3.96、全膨
張率を2%とした原料炭である配合8を水分3%に乾燥
した後、コークス炉に嵩密度0.80t/m3 で装入し
て炉温1,180℃で16時間で乾留してコークスを製
造した。この結果、配合8の全膨張率が5%未満であっ
たため得られたコークスのドラム強度は81.6%と低
いものであった。図3は、実施例2と比較例2とをドラ
ム強度で対比させた図である。
【0041】〔比較例3〕表1に示すように粘結炭80
wt%と非微粘結炭20wt%とを配合してSIを4.
01、全膨張率を30%とした原料炭である配合9を嵩
密度0.72t/m3 でコークス炉に装入して炉温1,
180℃で17時間で乾留してコークスを製造した。こ
の結果、装入後の嵩密度が0.8t/m3 未満であった
ため得られたコークスのドラム強度は81.9%と低
く、高炉用コークスとしては強度不足であった。図4
は、実施例3と比較例3とをドラム強度で対比させた図
である。
【0042】
【発明の効果】以上の様に、本発明により、高炉用コー
クス製造プロセスにおいて、安価でかつ資源賦存量の多
い非微粘結炭を多量に使用することが可能となった。本
発明の技術的、経済的な効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する高炉用コークス製造プロセス
を示す図。
【図2】本発明を実施例1に適用した場合の効果を示す
図。
【図3】本発明を実施例2に適用した場合の効果を示す
図。
【図4】本発明を実施例3に適用した場合の効果を示す
図。
【図5】石炭嵩密度と装入炭水分の関係、および粘結剤
添加の石炭嵩密度への影響を示す図。
【図6】(a)、(b)は原料炭の全膨張率とコークス
強度の関係を示す図。
【符号の説明】
1:石炭配合槽 2:石炭切り出し装置 3:粘結剤添加装置 4:石炭塔 5:装入車 6:コークス炉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘結炭に非微粘結炭を20〜60wt%
    配合して、SIを3.0〜3.5、かつ全膨張率を20
    〜100%、またはSIを3.5超、かつ全膨張率を5
    〜100%とした原料炭をコークス炉に装入して乾留す
    ることを特徴とする高強度コークス製造方法。
  2. 【請求項2】 粘結炭に非微粘結炭を20〜60wt%
    配合して、SIを3.0〜3.5、かつ全膨張率を30
    〜100%、またはSIを3.5超、かつ全膨張率を1
    0〜100%とした原料炭をコークス炉に装入して乾留
    することを特徴とする高強度コークス製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の高強度コ
    ークス製造方法において、さらに配合後の原料炭を乾燥
    および/または原料炭に粘結剤を添加して、コークス炉
    装入後の嵩密度を0.80t/m3 以上に調節すること
    を特徴とする高強度コークス製造方法。
JP01554397A 1997-01-29 1997-01-29 高強度コークス製造方法 Expired - Fee Related JP3854355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01554397A JP3854355B2 (ja) 1997-01-29 1997-01-29 高強度コークス製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01554397A JP3854355B2 (ja) 1997-01-29 1997-01-29 高強度コークス製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10212485A true JPH10212485A (ja) 1998-08-11
JP3854355B2 JP3854355B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=11891716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01554397A Expired - Fee Related JP3854355B2 (ja) 1997-01-29 1997-01-29 高強度コークス製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3854355B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000303075A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Nippon Steel Corp コークスの製造方法
JP2001323281A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Nippon Steel Corp コークス製造方法
CN105419834A (zh) * 2015-12-01 2016-03-23 西安科技大学 一种型焦的制备方法
CN106232776A (zh) * 2014-05-28 2016-12-14 株式会社神户制钢所 高炉用焦炭的制造方法和高炉用焦炭

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102618311B (zh) * 2012-04-18 2014-01-22 武汉钢铁(集团)公司 一种肥煤参与的炼焦配煤方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000303075A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Nippon Steel Corp コークスの製造方法
JP4669094B2 (ja) * 1999-04-23 2011-04-13 新日本製鐵株式会社 コークスの製造方法
JP2001323281A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Nippon Steel Corp コークス製造方法
JP4695244B2 (ja) * 2000-05-18 2011-06-08 新日本製鐵株式会社 コークス製造方法
CN106232776A (zh) * 2014-05-28 2016-12-14 株式会社神户制钢所 高炉用焦炭的制造方法和高炉用焦炭
CN105419834A (zh) * 2015-12-01 2016-03-23 西安科技大学 一种型焦的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3854355B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2000006669A1 (fr) Procede de production de coke metallurgique
JP3027084B2 (ja) 冶金用成形コークスの製造方法
CN111621313B (zh) 捣固配煤炼焦方法
CN110241273A (zh) 一种利用鄂西铁矿石与气煤制备的铁焦及其制备方法
JPH10212485A (ja) 高強度コークス製造方法
EP2871226A1 (en) Coke and method for producing same
JPH11116968A (ja) コークス製造用石炭の評価および配合方法
JPH026815B2 (ja)
JPH09100473A (ja) 高炉用コークス製造方法
Menendez et al. Thermal behaviour and reactivity of green petroleum cokes used as additives in metallurgical cokemaking
JP4695244B2 (ja) コークス製造方法
JPH07157769A (ja) 高炉用コークスの製造方法
CN111547715A (zh) 一种提高中间相炭微球收率的方法
JP3668532B2 (ja) 高炉用コークス製造方法
JPH11181440A (ja) コークスの製造方法
JPH09272871A (ja) 高強度コークス製造方法
US4272324A (en) Process for producing shaft furnace cokes
JP7493121B1 (ja) コークスの製造方法
JPH0259196B2 (ja)
KR102288801B1 (ko) 코크스 제조방법
JP2004224844A (ja) コークスの製造方法
JP2000008047A (ja) 高炉用コークス製造方法
JPS60174951A (ja) コ−クス強度の推定方法
JP3607762B2 (ja) 高炉用コークス製造方法
JPH06264069A (ja) コークスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060810

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060908

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees