JPH10212010A - キャリアーローラー回転用のプーリー - Google Patents
キャリアーローラー回転用のプーリーInfo
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- JPH10212010A JPH10212010A JP2853897A JP2853897A JPH10212010A JP H10212010 A JPH10212010 A JP H10212010A JP 2853897 A JP2853897 A JP 2853897A JP 2853897 A JP2853897 A JP 2853897A JP H10212010 A JPH10212010 A JP H10212010A
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- divided
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 交換を必要とするプーリーを簡単に交換す
る。 【解決手段】 2つの分割体31を駆動回転軸28を挾
みこむようにして、係合突起37と係合凹所40とを嵌
合・係合させると共に位置決め突起38と位置決め凹所
41とを嵌合させることによって、駆動回転軸28にプ
ーリー29を取り付けることが出来る。
る。 【解決手段】 2つの分割体31を駆動回転軸28を挾
みこむようにして、係合突起37と係合凹所40とを嵌
合・係合させると共に位置決め突起38と位置決め凹所
41とを嵌合させることによって、駆動回転軸28にプ
ーリー29を取り付けることが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリアーローラ
ー回転用のプーリーに関する。
ー回転用のプーリーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラーコンベアとして以下の如
きものは知られている。即ち、左右一対の側壁と、これ
ら側壁に軸心を左右方向に向けるようにして回転自在に
渡された多数のキャリアーローラーと、これらキャリア
ーローラーの下方に配されたそれらの軸心と直交した
(ほぼ、直交も含む)駆動回転軸と、キャリアーローラ
ーの下側において上下揺動自在に設けられてキャリアー
ローラーに当接・離隔自在となされた多数の伝動ローラ
ーと、これら伝動ローラーと同心でそれに固定された従
動側のプーリーと、この従動側のプーリーと駆動回転軸
に嵌め止められた原動側のプーリーとに掛け渡された丸
ベルト等のエンドレス帯とを有しているものは知られて
いる。
きものは知られている。即ち、左右一対の側壁と、これ
ら側壁に軸心を左右方向に向けるようにして回転自在に
渡された多数のキャリアーローラーと、これらキャリア
ーローラーの下方に配されたそれらの軸心と直交した
(ほぼ、直交も含む)駆動回転軸と、キャリアーローラ
ーの下側において上下揺動自在に設けられてキャリアー
ローラーに当接・離隔自在となされた多数の伝動ローラ
ーと、これら伝動ローラーと同心でそれに固定された従
動側のプーリーと、この従動側のプーリーと駆動回転軸
に嵌め止められた原動側のプーリーとに掛け渡された丸
ベルト等のエンドレス帯とを有しているものは知られて
いる。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の原動側のプーリーには以
下の如き欠点があった。即ち、多数の原動側のプーリー
が駆動回転軸に所定間隔で嵌め止められる構造であった
ため、換言すれば、多数の原動側のプーリーに駆動回転
軸が串刺し状に嵌められるものであったため、駆動回転
軸の、軸心方向の中間に嵌め止められた原動側のプーリ
ーが破損・摩滅した場合、その破損・摩滅した原動側の
プーリーを交換するには、駆動回転軸をコンベア基枠か
ら外すと共に駆動回転軸の端から当該破損・摩滅した原
動側のプーリーまでの全ての原動側のプーリーを駆動回
転軸から抜き出す作業及び前記と逆の作業を行なわなけ
ればならず、その手間が大変であるという欠点があっ
た。
下の如き欠点があった。即ち、多数の原動側のプーリー
が駆動回転軸に所定間隔で嵌め止められる構造であった
ため、換言すれば、多数の原動側のプーリーに駆動回転
軸が串刺し状に嵌められるものであったため、駆動回転
軸の、軸心方向の中間に嵌め止められた原動側のプーリ
ーが破損・摩滅した場合、その破損・摩滅した原動側の
プーリーを交換するには、駆動回転軸をコンベア基枠か
ら外すと共に駆動回転軸の端から当該破損・摩滅した原
動側のプーリーまでの全ての原動側のプーリーを駆動回
転軸から抜き出す作業及び前記と逆の作業を行なわなけ
ればならず、その手間が大変であるという欠点があっ
た。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、キャリアーローラーを回転させるために、駆動
回転軸に取り付けられ、従動側のプーリーとの間でエン
ドレス帯が掛けられるプーリーであって、軸心を含む仮
想面で少なくとも2つに分割された分割体によって構成
され、これら分割体の相互に当接する当接面の外側縁部
が、エンドレス帯が掛かる外周面の包絡面より内側に入
り込んでいるものである。
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、キャリアーローラーを回転させるために、駆動
回転軸に取り付けられ、従動側のプーリーとの間でエン
ドレス帯が掛けられるプーリーであって、軸心を含む仮
想面で少なくとも2つに分割された分割体によって構成
され、これら分割体の相互に当接する当接面の外側縁部
が、エンドレス帯が掛かる外周面の包絡面より内側に入
り込んでいるものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。駆動回転軸をコンベア基枠から外すことな
く、また、他のプーリーを外すことなく、交換を必要と
するプーリーを簡単に交換することが出来る。また、分
割体の相互に当接する当接面の外側縁部が、エンドレス
帯が掛かる外周面の包絡面より駆動回転軸側に落ち込ん
でいるので、分割体を成形型で成形した場合において、
当接面の外側縁部にバリ(コンマ数ミリの小さいもので
あるが)が発生しても、エンドレス帯がバリに当たらな
いようにすることが出来、その結果、エンドレス帯がバ
リによって早く損傷・切断されるのを防止することが出
来る。
ものである。駆動回転軸をコンベア基枠から外すことな
く、また、他のプーリーを外すことなく、交換を必要と
するプーリーを簡単に交換することが出来る。また、分
割体の相互に当接する当接面の外側縁部が、エンドレス
帯が掛かる外周面の包絡面より駆動回転軸側に落ち込ん
でいるので、分割体を成形型で成形した場合において、
当接面の外側縁部にバリ(コンマ数ミリの小さいもので
あるが)が発生しても、エンドレス帯がバリに当たらな
いようにすることが出来、その結果、エンドレス帯がバ
リによって早く損傷・切断されるのを防止することが出
来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1紙面裏側を、後とは同表側をいい、左とは図1左
側を、右とは同図右側をいう。
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1紙面裏側を、後とは同表側をいい、左とは図1左
側を、右とは同図右側をいう。
【0007】ローラーコンベア1は、基枠2を構成する
左右の側壁3と、これら側壁3に設けられた軸受7・軸
受8に軸心を左右方向に向けた状態で渡されたローラー
軸5と、これらローラー軸5に回転自在に嵌められたキ
ャリアーローラー6とを有している。
左右の側壁3と、これら側壁3に設けられた軸受7・軸
受8に軸心を左右方向に向けた状態で渡されたローラー
軸5と、これらローラー軸5に回転自在に嵌められたキ
ャリアーローラー6とを有している。
【0008】前記左の軸受7は1本のローラー軸5を支
持するようになっているが、右の軸受8は2本のローラ
ー軸5を支持するようになっている。また、軸受8は、
後述するブラケット13と一体形成されている。
持するようになっているが、右の軸受8は2本のローラ
ー軸5を支持するようになっている。また、軸受8は、
後述するブラケット13と一体形成されている。
【0009】次に、伝動装置12、即ち、同一の軸受8
に支持された、組となされた2本のキャリアーローラー
6間の下側に位置するようにして、即ち、キャリアーロ
ーラー6の軸心間の中央に後述の回転軸17の軸心が位
置するようにして、ローラーコンベア1の側壁3に取り
付けられるブラケット13を有する伝動装置12につい
て説明する。伝動装置12は、軸受8と一体成形された
ブラケット13を有しており、このブラケット13に、
軸心を前後方向に向けた枢軸15によって軸受16が上
下揺動自在に設けられ、この軸受16に軸心を左右方向
に向けるようにして回転軸17が回転自在に嵌められ、
この回転軸17に伝動ローラー18及び従動側のプーリ
ー19が嵌め止められている。
に支持された、組となされた2本のキャリアーローラー
6間の下側に位置するようにして、即ち、キャリアーロ
ーラー6の軸心間の中央に後述の回転軸17の軸心が位
置するようにして、ローラーコンベア1の側壁3に取り
付けられるブラケット13を有する伝動装置12につい
て説明する。伝動装置12は、軸受8と一体成形された
ブラケット13を有しており、このブラケット13に、
軸心を前後方向に向けた枢軸15によって軸受16が上
下揺動自在に設けられ、この軸受16に軸心を左右方向
に向けるようにして回転軸17が回転自在に嵌められ、
この回転軸17に伝動ローラー18及び従動側のプーリ
ー19が嵌め止められている。
【0010】このような構成によって、軸受16の伝動
ローラー18側を上側に揺動させて伝動ローラー18を
前後1組のキャリアーローラー6に当接させることによ
って、伝動ローラー18の回転を前後1組のキャリアー
ローラー6に伝達することが出来、他方、軸受16の伝
動ローラー18側を下側に揺動させて伝動ローラー18
をキャリアーローラー6から離れさせることによって、
伝動ローラー18の回転がキャリアーローラー6に伝わ
らないようにすることが出来る。この実施の形態におい
ては、伝動ローラー18を前後1組のキャリアーローラ
ー6に当接させることにより、1つの伝動ローラー18
で2本のキャリアーローラー6を回転させることが出
来、伝動ローラー18の数を減らすことができるように
なっているが、伝動ローラー18をキャリアーローラー
6の真下に設け、1つの伝動ローラー18で1本のキャ
リアーローラー6のみを回転させるようにしてもよい。
ローラー18側を上側に揺動させて伝動ローラー18を
前後1組のキャリアーローラー6に当接させることによ
って、伝動ローラー18の回転を前後1組のキャリアー
ローラー6に伝達することが出来、他方、軸受16の伝
動ローラー18側を下側に揺動させて伝動ローラー18
をキャリアーローラー6から離れさせることによって、
伝動ローラー18の回転がキャリアーローラー6に伝わ
らないようにすることが出来る。この実施の形態におい
ては、伝動ローラー18を前後1組のキャリアーローラ
ー6に当接させることにより、1つの伝動ローラー18
で2本のキャリアーローラー6を回転させることが出
来、伝動ローラー18の数を減らすことができるように
なっているが、伝動ローラー18をキャリアーローラー
6の真下に設け、1つの伝動ローラー18で1本のキャ
リアーローラー6のみを回転させるようにしてもよい。
【0011】前記揺動する軸受16の、枢軸15を境と
して伝動ローラー18と逆側の上面にブレーキシュー2
0が設けられている。このブレーキシュー20は、伝動
ローラー18が下側に揺動してキャリアーローラー6に
当接しなくなると、シーソーの如く、上側に揺動してキ
ャリアーローラー6に当接して、キャリアーローラー6
の回転を阻止するものである。
して伝動ローラー18と逆側の上面にブレーキシュー2
0が設けられている。このブレーキシュー20は、伝動
ローラー18が下側に揺動してキャリアーローラー6に
当接しなくなると、シーソーの如く、上側に揺動してキ
ャリアーローラー6に当接して、キャリアーローラー6
の回転を阻止するものである。
【0012】前記軸受16の下部には被作動片21が垂
下状に設けられ、この被作動片21の、枢軸15より下
部をブラケット13に設けられたリニアーソレノイド等
の作動装置22によって押すことによって、伝動ローラ
ー18をキャリアーローラー6に当接させることが出来
る。そして、作動装置22によって被作動片21を押さ
ないと、伝動ローラー18は自重および後述の丸ベルト
30(請求の範囲でいうエンドレス帯)のテンションに
よってキャリアーローラー6から離れる。伝動ローラー
18がキャリアーローラー6に当接しなくなると、上述
のようにブレーキシュー20がキャリアーローラー6に
当接してキャリアーローラー6の回転を阻止する。すな
わち、このような構成により、1つの伝動装置12でキ
ャリアーローラー6を回転させたり、回転を阻止したり
することができる。
下状に設けられ、この被作動片21の、枢軸15より下
部をブラケット13に設けられたリニアーソレノイド等
の作動装置22によって押すことによって、伝動ローラ
ー18をキャリアーローラー6に当接させることが出来
る。そして、作動装置22によって被作動片21を押さ
ないと、伝動ローラー18は自重および後述の丸ベルト
30(請求の範囲でいうエンドレス帯)のテンションに
よってキャリアーローラー6から離れる。伝動ローラー
18がキャリアーローラー6に当接しなくなると、上述
のようにブレーキシュー20がキャリアーローラー6に
当接してキャリアーローラー6の回転を阻止する。すな
わち、このような構成により、1つの伝動装置12でキ
ャリアーローラー6を回転させたり、回転を阻止したり
することができる。
【0013】伝動装置12のブラケット13は、側壁3
のT形溝に嵌められたナットに、ブラケット13に形成
されたボルト挿通孔を通じてボルトをねじ嵌めることに
よって、側壁3に取り付けられる。
のT形溝に嵌められたナットに、ブラケット13に形成
されたボルト挿通孔を通じてボルトをねじ嵌めることに
よって、側壁3に取り付けられる。
【0014】前記左右の側壁3に前後方向に所定間隔で
渡された連結桟26に設けられた軸受27に、軸心を前
後方向に向けるようにしてモーター(図示略)によって
常時回転させられている駆動回転軸28が、伝動装置1
2更に詳しくはプーリー19の下方に位置するようにし
て、回転自在に嵌められている。前記駆動回転軸28に
従動側のプーリー19に対応して後で詳述する構造の原
動側のプーリー29が取り付けられ、このプーリー29
とプーリー19とに僅かの伸縮性を有するウレタン等の
合成樹脂製のエンドレスの丸ベルト30が掛け渡されて
いる。このような構成によって、駆動回転軸28の回転
が伝動ローラー18に伝わるようになされている。「僅
かの伸縮性を有する」とは、丸ベルト30がその本来の
伝動機能を損なうことなく少し伸縮するということであ
る。
渡された連結桟26に設けられた軸受27に、軸心を前
後方向に向けるようにしてモーター(図示略)によって
常時回転させられている駆動回転軸28が、伝動装置1
2更に詳しくはプーリー19の下方に位置するようにし
て、回転自在に嵌められている。前記駆動回転軸28に
従動側のプーリー19に対応して後で詳述する構造の原
動側のプーリー29が取り付けられ、このプーリー29
とプーリー19とに僅かの伸縮性を有するウレタン等の
合成樹脂製のエンドレスの丸ベルト30が掛け渡されて
いる。このような構成によって、駆動回転軸28の回転
が伝動ローラー18に伝わるようになされている。「僅
かの伸縮性を有する」とは、丸ベルト30がその本来の
伝動機能を損なうことなく少し伸縮するということであ
る。
【0015】ローラーコンベア1は、物品がローラーコ
ンベア1より脱落しないように、左右のガイドレール2
5を有している。
ンベア1より脱落しないように、左右のガイドレール2
5を有している。
【0016】以下、図3〜図6を参照して原動側のプー
リー29について詳述する。前記プーリー29は、軸心
Cを含む仮想面で少なくとも2つ、具体的には2つの同
一形状の分割体31によって構成されている。前記分割
体31の相互に当接する当接面32の外側縁部が、丸ベ
ルト30が掛かる外周面33の包絡面34(図6参照)
より駆動回転軸28側に落ち込んでいる。このような構
成により、分割体31を成形型で成形した場合におい
て、当接面32の外側縁部にバリ(コンマ数ミリの小さ
いものであるが)が発生しても、丸ベルト30がバリに
当たらないようにすることが出来、その結果、丸ベルト
30がバリによって早く損傷・切断されるのを防止する
ことが出来る。
リー29について詳述する。前記プーリー29は、軸心
Cを含む仮想面で少なくとも2つ、具体的には2つの同
一形状の分割体31によって構成されている。前記分割
体31の相互に当接する当接面32の外側縁部が、丸ベ
ルト30が掛かる外周面33の包絡面34(図6参照)
より駆動回転軸28側に落ち込んでいる。このような構
成により、分割体31を成形型で成形した場合におい
て、当接面32の外側縁部にバリ(コンマ数ミリの小さ
いものであるが)が発生しても、丸ベルト30がバリに
当たらないようにすることが出来、その結果、丸ベルト
30がバリによって早く損傷・切断されるのを防止する
ことが出来る。
【0017】前記分割体31の軸心Cを境として一方の
当接面32の前後部各々に、一対の先端に係合部を有す
る係合突起37と、1つの位置決め突起38とが形成さ
れ、同他方の前後部各々に一対の係合凹所40と、1つ
の位置決め凹所41とが形成されている。そして、一方
の分割体31に対してその位置から他方の分割体31を
軸心を中心として180度回転させた状態で係合突起3
7と係合凹所40とが嵌合・係合し、位置決め突起38
と位置決め凹所41とが嵌合するようになされている。
このような構成によって、2つの分割体31を駆動回転
軸28を挾みこむようにして、係合突起37と係合凹所
40とを嵌合・嵌合させると共に位置決め突起38と位
置決め凹所41とを嵌合させることによって、駆動回転
軸28にプーリー29を取り付けることが出来、前記と
逆の作業によって、駆動回転軸28から、1つのプーリ
ー29を簡単に外すことが出来る。なお、駆動回転軸2
8に取り付けられたプーリー29が駆動回転軸28と相
対回転しないように、分割体31によって駆動回転軸2
8が強く挟持されるようになされている。
当接面32の前後部各々に、一対の先端に係合部を有す
る係合突起37と、1つの位置決め突起38とが形成さ
れ、同他方の前後部各々に一対の係合凹所40と、1つ
の位置決め凹所41とが形成されている。そして、一方
の分割体31に対してその位置から他方の分割体31を
軸心を中心として180度回転させた状態で係合突起3
7と係合凹所40とが嵌合・係合し、位置決め突起38
と位置決め凹所41とが嵌合するようになされている。
このような構成によって、2つの分割体31を駆動回転
軸28を挾みこむようにして、係合突起37と係合凹所
40とを嵌合・嵌合させると共に位置決め突起38と位
置決め凹所41とを嵌合させることによって、駆動回転
軸28にプーリー29を取り付けることが出来、前記と
逆の作業によって、駆動回転軸28から、1つのプーリ
ー29を簡単に外すことが出来る。なお、駆動回転軸2
8に取り付けられたプーリー29が駆動回転軸28と相
対回転しないように、分割体31によって駆動回転軸2
8が強く挟持されるようになされている。
【0018】図6に示すごとく、分割体31の丸ベルト
30が掛かる外周面33と前記当接面32の外側縁部と
が突き当たる縁部が、外方に向かって凸の湾曲面35と
なされている。このような構成により、2つの分割体3
1を組み合わせた際に、成形のばらつき等によって丸ベ
ルト30が掛かる外周面33に段差が発生したとして
も、丸ベルト30の損傷・切断を起こりにくくすること
が出来る。
30が掛かる外周面33と前記当接面32の外側縁部と
が突き当たる縁部が、外方に向かって凸の湾曲面35と
なされている。このような構成により、2つの分割体3
1を組み合わせた際に、成形のばらつき等によって丸ベ
ルト30が掛かる外周面33に段差が発生したとして
も、丸ベルト30の損傷・切断を起こりにくくすること
が出来る。
【0019】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)一方の分割体31に対してその位置から他方の分
割体31を軸心Cを中心として180度回転させた後、
更に軸心Cを含む仮想面内に当接面32が位置する状態
で180度向きを変えた状態で、係合突起37と係合凹
所40とが嵌合し、位置決め突起38と位置決め凹所4
1とが嵌合するようにしてもよい。 (2)プーリー29の素材は、合成樹脂でも、金属でも
よい。 (3)係合突起37・係合凹所40の形状は任意であ
る。 (4)プーリー29を3分割の分割体31によって構成
してもよい。 (5)エンドレス帯を丸ベルトに代えてエンドレスベル
トとしてもよい。 (6)キャリアーローラー6に従動側のプーリー19を
設け、この従動側のプーリー19と原動側のプーリー2
9とに丸ベルト30等のエンドレス帯を掛けるようにし
てもよい。
割体31を軸心Cを中心として180度回転させた後、
更に軸心Cを含む仮想面内に当接面32が位置する状態
で180度向きを変えた状態で、係合突起37と係合凹
所40とが嵌合し、位置決め突起38と位置決め凹所4
1とが嵌合するようにしてもよい。 (2)プーリー29の素材は、合成樹脂でも、金属でも
よい。 (3)係合突起37・係合凹所40の形状は任意であ
る。 (4)プーリー29を3分割の分割体31によって構成
してもよい。 (5)エンドレス帯を丸ベルトに代えてエンドレスベル
トとしてもよい。 (6)キャリアーローラー6に従動側のプーリー19を
設け、この従動側のプーリー19と原動側のプーリー2
9とに丸ベルト30等のエンドレス帯を掛けるようにし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、駆動回転軸をコンベア基枠
から外すことなく、また、他のプーリーを外すことな
く、交換を必要とするプーリーを簡単に交換することが
出来る。また、分割体の相互に当接する当接面の外側縁
部が、エンドレス帯が掛かる外周面の包絡面より駆動回
転軸側に落ち込んでいるので、分割体を成形型で成形し
た場合において、当接面の外側縁部にバリ(コンマ数ミ
リの小さいものであるが、)が発生しても、エンドレス
帯がバリに当たらないようにすることが出来、その結
果、エンドレス帯がバリによって早く損傷・切断される
のを防止することが出来る。 請求項2の発明によれば、分割体のエンドレス帯が掛
かる外周面と前記外側縁部とが突き当たる縁部が、外方
に向かって凸の湾曲面となされているので、相互に分割
体を合わせた際に、成形のばらつき等によってエンドレ
ス帯が掛かる外周面に段差が発生したとしても、エンド
レス帯の損傷・切断を起こりにくくすることが出来る。 請求項3の発明によれば、分割体を1つの成形型によ
って製造できるので製造コストを低減することが出来る
と共に、1つの分割体の向きを変えるだけで1つのプー
リーを構成することが出来るので、組立作業も行ないや
すい。
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、駆動回転軸をコンベア基枠
から外すことなく、また、他のプーリーを外すことな
く、交換を必要とするプーリーを簡単に交換することが
出来る。また、分割体の相互に当接する当接面の外側縁
部が、エンドレス帯が掛かる外周面の包絡面より駆動回
転軸側に落ち込んでいるので、分割体を成形型で成形し
た場合において、当接面の外側縁部にバリ(コンマ数ミ
リの小さいものであるが、)が発生しても、エンドレス
帯がバリに当たらないようにすることが出来、その結
果、エンドレス帯がバリによって早く損傷・切断される
のを防止することが出来る。 請求項2の発明によれば、分割体のエンドレス帯が掛
かる外周面と前記外側縁部とが突き当たる縁部が、外方
に向かって凸の湾曲面となされているので、相互に分割
体を合わせた際に、成形のばらつき等によってエンドレ
ス帯が掛かる外周面に段差が発生したとしても、エンド
レス帯の損傷・切断を起こりにくくすることが出来る。 請求項3の発明によれば、分割体を1つの成形型によ
って製造できるので製造コストを低減することが出来る
と共に、1つの分割体の向きを変えるだけで1つのプー
リーを構成することが出来るので、組立作業も行ないや
すい。
【図1】本発明の実施の形態を示す中間省略の要部背面
図る。
図る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図5のA部分の拡大図である。
C 軸心 6 キャリアーローラー 18 伝動ローラー 19 プーリー 28 駆動回転軸 29 プーリー 30 丸ベルト(エンドレス帯) 31 分割体 32 当接面 33 外周面 34 包絡面
Claims (3)
- 【請求項1】 キャリアーローラーを回転させるため
に、駆動回転軸に取り付けられ、従動側のプーリーとの
間でエンドレス帯が掛けられるプーリーであって、軸心
を含む仮想面で少なくとも2つに分割された分割体によ
って構成され、これら分割体の相互に当接する当接面の
外側縁部が、エンドレス帯が掛かる外周面の包絡面より
内側に入り込んでいるキャリアーローラー回転用のプー
リー。 - 【請求項2】 前記分割体のエンドレス帯が掛かる外周
面と前記当接面の外側縁部とが突き当たる縁部が、外方
に向かって凸の湾曲面となされている請求項1記載のキ
ャリアーローラー回転用のプーリー。 - 【請求項3】 前記プーリーが2つの同一形状の分割体
によって構成され、これら分割体の軸心を境として一方
の当接面に係合突起が、同他方に係合凹所が形成されて
いる請求項1又は2記載のキャリアーローラー回転用の
プーリー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2853897A JPH10212010A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | キャリアーローラー回転用のプーリー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2853897A JPH10212010A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | キャリアーローラー回転用のプーリー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10212010A true JPH10212010A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=12251456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2853897A Pending JPH10212010A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | キャリアーローラー回転用のプーリー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10212010A (ja) |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP2853897A patent/JPH10212010A/ja active Pending
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