JPH10211570A - 鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置 - Google Patents
鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置Info
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- JPH10211570A JPH10211570A JP2835997A JP2835997A JPH10211570A JP H10211570 A JPH10211570 A JP H10211570A JP 2835997 A JP2835997 A JP 2835997A JP 2835997 A JP2835997 A JP 2835997A JP H10211570 A JPH10211570 A JP H10211570A
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- Japan
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- bayonet
- pouring nozzle
- pouring
- casting container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶湯注出れんが又は下プレートに対する注湯
ノズルの着脱を容易、迅速かつ適正にし得る鋳造用容器
における注湯ノズルの支持装置を提供する。 【解決手段】 スライディング・ゲート１１の下部にノ
ズル孔１６を囲むように垂設した筒状を呈し、下部内側
のフランジ２２ｂにバヨネット挿入ノッチ２２ｃを設
け、隣り合うノッチ間のフランジに押さえ金具収容凹部
２２ｄを設けたホルダーサポート２２と、ばね２６によ
り上端部が突出するように付勢して凹部に収容した押さ
え金具２５と、ノッチと対応するバヨネット２３ｂを上
端外周に設けた段付き円筒状を呈し、注湯ノズル１９を
挿着した状態で上端部をホルダーサポートに挿入し、回
転することによりバヨネットが押さえ金具を押し下げ可
能になしたノズルホルダー２３とを備える。
ノズルの着脱を容易、迅速かつ適正にし得る鋳造用容器
における注湯ノズルの支持装置を提供する。 【解決手段】 スライディング・ゲート１１の下部にノ
ズル孔１６を囲むように垂設した筒状を呈し、下部内側
のフランジ２２ｂにバヨネット挿入ノッチ２２ｃを設
け、隣り合うノッチ間のフランジに押さえ金具収容凹部
２２ｄを設けたホルダーサポート２２と、ばね２６によ
り上端部が突出するように付勢して凹部に収容した押さ
え金具２５と、ノッチと対応するバヨネット２３ｂを上
端外周に設けた段付き円筒状を呈し、注湯ノズル１９を
挿着した状態で上端部をホルダーサポートに挿入し、回
転することによりバヨネットが押さえ金具を押し下げ可
能になしたノズルホルダー２３とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、取鍋やタンディッ
シュ等の鋳造用容器の下部の溶湯注出れんが（上ノズ
ル）又はこの溶湯注出れんがに連設されて溶湯の流量を
制御するスライディング・ゲートの下プレートに連設さ
れる浸漬ノズルやロングノズル、下ノズル等の注湯ノズ
ルを支持する、鋳造用容器における注湯ノズルの支持装
置に関する。
シュ等の鋳造用容器の下部の溶湯注出れんが（上ノズ
ル）又はこの溶湯注出れんがに連設されて溶湯の流量を
制御するスライディング・ゲートの下プレートに連設さ
れる浸漬ノズルやロングノズル、下ノズル等の注湯ノズ
ルを支持する、鋳造用容器における注湯ノズルの支持装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】溶湯の酸化防止や非金属介在物の巻き込
み防止等を目的として用いられる注湯ノズルは、溶湯と
直接接触するため、溶損や折損等の損耗が激しく頻繁に
交換する必要がある一方、溶湯の漏洩や空気の混入等を
防止するため、溶湯注出れんが又は下プレートに対して
一定の圧力で押し付けて支持する必要がある。従来、鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置としては、例え
ば図１１、図１２に示すように、スライディング・ゲー
トの下プレートに連設される下ノズルを差込みソケット
（バヨネット・ソケット）方式で支持するものが知られ
ている。図中３１は二枚プレート式のスライディング・
ゲートの下プレート３２を載置した皿状のスライダー金
物で、このスライダー金物３１の底部には、ノズル孔３
３を設けた下プレート３２の嵌合凸部３２ａ等を収容す
る透孔３４が設けられている。スライダー金物３１の底
部には、円筒状を呈する金属製のホルダーサポート３５
の筒部３５ａが透孔３４を囲むように垂設されており、
筒部３５ａの下部内側に設けたフランジ３５ｂには、複
数のバヨネット挿入ノッチ３５ｃが周方向へ等間隔で設
けられていると共に、後述するホルダーのバヨネットと
係合すべく周方向の一方が低くなるように上面を傾斜さ
せたカム３５ｄが隣り合うバヨネット挿入ノッチ３５ｃ
間に設けられている。３６は下プレート３２のノズル孔
３３と対応するノズル孔３７を軸心部に設けると共に、
その嵌合凸部３２ａと嵌合する嵌合凹部３６ａを上端面
に設け、かつ上端部を大径とする段付き円柱状の下ノズ
ルで、この下ノズル３６の外周面は、ジャケット３８に
よって覆われている。３９は下ノズル３６を挿着すべく
段付き円筒状に設けた金属製のノズルホルダーで、この
ノズルホルダー３９の筒部３９ａの上端部の外周には、
ホルダーサポート３５のカム３５ｄとの係合によりノズ
ルホルダー３９をホルダーサポート３５に対して接近離
反させるべく周方向の他方が高くなるように下面を傾斜
させたバヨネット３９ｂが、ホルダーサポート３５のバ
ヨネット挿入ノッチ３５ｃと対応させて設けられ、かつ
筒部３９ａの下端部の外周には、ノズルホルダー３９を
後述するようにハンマーを介して回動するため複数の突
出片３９ｃが設けられている。そして、下プレート３２
に対する下ノズル３６の連設は、下ノズル３６を挿着し
たノズルホルダー３９の上端部をホルダーサポート３５
に挿入し、ノズルホルダー３９の突出片３９ｃをハンマ
ー４０により打撃してノズルホルダー３９を回転し、ホ
ルダーサポート３５のカム３５ｄの上面とノズルホルダ
ー３９のバヨネット３９ｂの下面の作用によりノズルホ
ルダー３９をホルダーサポート３５に接近させて下ノズ
ル３６を支持することによってなされ、下ノズル３６
は、下プレート３２に対して所要の圧力で押圧されるも
のである。又、下ノズル３６の損耗による下プレート３
２との連設の解除は、上記の場合と逆にノズルホルダー
３９を回転してホルダーサポート３５から取り外すこと
によってなされる。
み防止等を目的として用いられる注湯ノズルは、溶湯と
直接接触するため、溶損や折損等の損耗が激しく頻繁に
交換する必要がある一方、溶湯の漏洩や空気の混入等を
防止するため、溶湯注出れんが又は下プレートに対して
一定の圧力で押し付けて支持する必要がある。従来、鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置としては、例え
ば図１１、図１２に示すように、スライディング・ゲー
トの下プレートに連設される下ノズルを差込みソケット
（バヨネット・ソケット）方式で支持するものが知られ
ている。図中３１は二枚プレート式のスライディング・
ゲートの下プレート３２を載置した皿状のスライダー金
物で、このスライダー金物３１の底部には、ノズル孔３
３を設けた下プレート３２の嵌合凸部３２ａ等を収容す
る透孔３４が設けられている。スライダー金物３１の底
部には、円筒状を呈する金属製のホルダーサポート３５
の筒部３５ａが透孔３４を囲むように垂設されており、
筒部３５ａの下部内側に設けたフランジ３５ｂには、複
数のバヨネット挿入ノッチ３５ｃが周方向へ等間隔で設
けられていると共に、後述するホルダーのバヨネットと
係合すべく周方向の一方が低くなるように上面を傾斜さ
せたカム３５ｄが隣り合うバヨネット挿入ノッチ３５ｃ
間に設けられている。３６は下プレート３２のノズル孔
３３と対応するノズル孔３７を軸心部に設けると共に、
その嵌合凸部３２ａと嵌合する嵌合凹部３６ａを上端面
に設け、かつ上端部を大径とする段付き円柱状の下ノズ
ルで、この下ノズル３６の外周面は、ジャケット３８に
よって覆われている。３９は下ノズル３６を挿着すべく
段付き円筒状に設けた金属製のノズルホルダーで、この
ノズルホルダー３９の筒部３９ａの上端部の外周には、
ホルダーサポート３５のカム３５ｄとの係合によりノズ
ルホルダー３９をホルダーサポート３５に対して接近離
反させるべく周方向の他方が高くなるように下面を傾斜
させたバヨネット３９ｂが、ホルダーサポート３５のバ
ヨネット挿入ノッチ３５ｃと対応させて設けられ、かつ
筒部３９ａの下端部の外周には、ノズルホルダー３９を
後述するようにハンマーを介して回動するため複数の突
出片３９ｃが設けられている。そして、下プレート３２
に対する下ノズル３６の連設は、下ノズル３６を挿着し
たノズルホルダー３９の上端部をホルダーサポート３５
に挿入し、ノズルホルダー３９の突出片３９ｃをハンマ
ー４０により打撃してノズルホルダー３９を回転し、ホ
ルダーサポート３５のカム３５ｄの上面とノズルホルダ
ー３９のバヨネット３９ｂの下面の作用によりノズルホ
ルダー３９をホルダーサポート３５に接近させて下ノズ
ル３６を支持することによってなされ、下ノズル３６
は、下プレート３２に対して所要の圧力で押圧されるも
のである。又、下ノズル３６の損耗による下プレート３
２との連設の解除は、上記の場合と逆にノズルホルダー
３９を回転してホルダーサポート３５から取り外すこと
によってなされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置では、構造が
簡素で製造し易い利点があるが、人手による回動作業に
よって押圧力を得ているため、 （１）押圧力に個人差が生ずる。 （２）押圧力が大きいとき、 ・ノズルホルダーやホルダーサポート等の金物に歪みを
発生させる。 ・注湯ノズルの交換作業の際、ノズルホルダーが外し難
くなる。 ・溶湯注出れんがや下プレート、下ノズル等に過剰に押
圧力が加わり、亀裂の発生を助長する。 ・注湯ノズルがスライディング・ゲートの下プレートに
連設される場合、注湯ノズルの押圧力は、スライディン
グ・ゲートの面圧力にも関係するため、摺動抵抗が上が
り、摺動不能になるおそれがある。 （３）押圧力が小さいとき、 ・使用中にノズルホルダーが緩み、溶湯注出れんが又は
下プレートと注湯ノズルとの間から溶湯が流出するおそ
れがある。 ・注湯ノズルがスライディング・ゲートの下プレートに
連設される場合、ノズル孔周辺の面圧力が弱くなるた
め、摺動面間へ溶湯が侵入する可能性が高くなる。 等の不具合がある。そこで、本発明は、溶湯注出れんが
又は下プレートに対する注湯ノズルの着脱を容易、迅速
かつ適正にし得る鋳造用容器における注湯ノズルの支持
装置を提供することを目的とする。
鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置では、構造が
簡素で製造し易い利点があるが、人手による回動作業に
よって押圧力を得ているため、 （１）押圧力に個人差が生ずる。 （２）押圧力が大きいとき、 ・ノズルホルダーやホルダーサポート等の金物に歪みを
発生させる。 ・注湯ノズルの交換作業の際、ノズルホルダーが外し難
くなる。 ・溶湯注出れんがや下プレート、下ノズル等に過剰に押
圧力が加わり、亀裂の発生を助長する。 ・注湯ノズルがスライディング・ゲートの下プレートに
連設される場合、注湯ノズルの押圧力は、スライディン
グ・ゲートの面圧力にも関係するため、摺動抵抗が上が
り、摺動不能になるおそれがある。 （３）押圧力が小さいとき、 ・使用中にノズルホルダーが緩み、溶湯注出れんが又は
下プレートと注湯ノズルとの間から溶湯が流出するおそ
れがある。 ・注湯ノズルがスライディング・ゲートの下プレートに
連設される場合、ノズル孔周辺の面圧力が弱くなるた
め、摺動面間へ溶湯が侵入する可能性が高くなる。 等の不具合がある。そこで、本発明は、溶湯注出れんが
又は下プレートに対する注湯ノズルの着脱を容易、迅速
かつ適正にし得る鋳造用容器における注湯ノズルの支持
装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第１の鋳造用容器における注湯ノズルの支
持装置は、鋳造用容器又はスライディング・ゲートの下
部にノズル孔を囲むように垂設した筒状を呈し、下部内
側にフランジを設けると共に、フランジに複数のバヨネ
ット挿入ノッチを設け、かつ隣り合うバヨネット挿入ノ
ッチ間のフランジ上に押さえ金具収容凹部を設けたホル
ダーサポートと、ホルダーサポートの押さえ金具収容凹
部に上端部の突出が可能なように上下動可能に収容した
押さえ金具と、押さえ金具の下端面と押さえ金具収容凹
部の底面との間に弾装したばねと、設置したホルダーサ
ポートの位置に対応するバヨネットを上端部の外周に設
けた段付き円筒状を呈し、注湯ノズルを挿着した状態で
上端部をホルダーサポートに挿入し、かつ回転すること
によりバヨネットが押さえ金具を押し下げ可能になした
ノズルホルダーとを備えることを特徴とする。前記注湯
ノズルが下ノズルであることが好ましい。又、第２の鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置は、第１のもの
において、前記押さえ金具の下端面に垂設され、下端部
が押さえ金具収容凹部の底部に設けた貫通孔に挿入した
ピンを備えることを特徴とする。前記バヨネットの押さ
え金具との接触部が傾斜部とこれに連なる平坦部とから
なることが好ましい。前記押さえ金具のバヨネットとの
接触部が平坦であることが好ましい。又、前記押さえ金
具のバヨネットとの接触部が球状であってもよい。更
に、前記押さえ金具のバヨネットとの接触部にローラが
取り付けてあってもよい。一方、前記押さえ金具の接触
部が球状又は接触部にローラが取り付けられている場
合、前記バヨネットの接触部の平坦部に窪みが設けられ
ていることが好ましい。他方、前記ばねは、圧縮コイル
バネであることが好ましい。又、前記ばねは、サラバネ
であってもよい。
め、本発明の第１の鋳造用容器における注湯ノズルの支
持装置は、鋳造用容器又はスライディング・ゲートの下
部にノズル孔を囲むように垂設した筒状を呈し、下部内
側にフランジを設けると共に、フランジに複数のバヨネ
ット挿入ノッチを設け、かつ隣り合うバヨネット挿入ノ
ッチ間のフランジ上に押さえ金具収容凹部を設けたホル
ダーサポートと、ホルダーサポートの押さえ金具収容凹
部に上端部の突出が可能なように上下動可能に収容した
押さえ金具と、押さえ金具の下端面と押さえ金具収容凹
部の底面との間に弾装したばねと、設置したホルダーサ
ポートの位置に対応するバヨネットを上端部の外周に設
けた段付き円筒状を呈し、注湯ノズルを挿着した状態で
上端部をホルダーサポートに挿入し、かつ回転すること
によりバヨネットが押さえ金具を押し下げ可能になした
ノズルホルダーとを備えることを特徴とする。前記注湯
ノズルが下ノズルであることが好ましい。又、第２の鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置は、第１のもの
において、前記押さえ金具の下端面に垂設され、下端部
が押さえ金具収容凹部の底部に設けた貫通孔に挿入した
ピンを備えることを特徴とする。前記バヨネットの押さ
え金具との接触部が傾斜部とこれに連なる平坦部とから
なることが好ましい。前記押さえ金具のバヨネットとの
接触部が平坦であることが好ましい。又、前記押さえ金
具のバヨネットとの接触部が球状であってもよい。更
に、前記押さえ金具のバヨネットとの接触部にローラが
取り付けてあってもよい。一方、前記押さえ金具の接触
部が球状又は接触部にローラが取り付けられている場
合、前記バヨネットの接触部の平坦部に窪みが設けられ
ていることが好ましい。他方、前記ばねは、圧縮コイル
バネであることが好ましい。又、前記ばねは、サラバネ
であってもよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１、図２及び図３は本発
明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置の第
１の実施の形態を示す縦断面図、要部の分解斜視図及び
要部の拡大縦断面図である。図中１は取鍋やタンディッ
シュ等の鋳造用容器で、この鋳造用容器は、外殻鉄皮２
の内面に裏張りれんが３及び内張りれんが４を順に張り
付けてなり、その外殻鉄皮２の底部には、溶湯注出口５
が設けられていると共に、溶湯注出口５の周辺の外殻鉄
皮２上面には、円錐形と逆円錐形を連ねてなる溶湯注出
孔６を設けたノズル受けれんが７が、内張りれんが４及
び裏張りれんが３を適宜に切り欠いて設置されている。
ノズル受けれんが７の溶湯注出孔３６の逆円錐形の部分
には、円錐形と円筒形を連ねてなるノズル孔８を設け、
かつ下端面に嵌合凹部９ａを設けた截頭円錐体状の上ノ
ズル（溶湯注出れんが）９が、下端部を外殻鉄皮２の下
方へ適宜に突出させて挿着されている。上ノズル９の下
端部には、溶湯の流量を制御すべく、上ノズル９の周辺
の外殻鉄皮２の下面にハウジング金物１０を介して取り
付けた二枚プレート式のスライディング・ゲート１１が
連設されている。このスライディング・ゲート１１は、
上ノズル９に対して固定される上プレート１２とこの上
プレート１２に対して摺動される下プレート１３とを有
しており、上プレート１２は、上ノズル９のノズル孔８
と対応するノズル孔１４を設けた嵌合凸部１２ａを上ノ
ズル９の嵌合凹部９ａに嵌合して圧接されている。一
方、下プレート１３は、図示しない液圧シリンダ等によ
り往復直線移動される皿状のスライダー金物１５に載置
されており、このスライダー金物１５の底部には、ノズ
ル孔１６を設けた下プレート１３の嵌合凸部１３ａ等を
収容する透孔１７が設けられている。
て図面を参照して説明する。図１、図２及び図３は本発
明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置の第
１の実施の形態を示す縦断面図、要部の分解斜視図及び
要部の拡大縦断面図である。図中１は取鍋やタンディッ
シュ等の鋳造用容器で、この鋳造用容器は、外殻鉄皮２
の内面に裏張りれんが３及び内張りれんが４を順に張り
付けてなり、その外殻鉄皮２の底部には、溶湯注出口５
が設けられていると共に、溶湯注出口５の周辺の外殻鉄
皮２上面には、円錐形と逆円錐形を連ねてなる溶湯注出
孔６を設けたノズル受けれんが７が、内張りれんが４及
び裏張りれんが３を適宜に切り欠いて設置されている。
ノズル受けれんが７の溶湯注出孔３６の逆円錐形の部分
には、円錐形と円筒形を連ねてなるノズル孔８を設け、
かつ下端面に嵌合凹部９ａを設けた截頭円錐体状の上ノ
ズル（溶湯注出れんが）９が、下端部を外殻鉄皮２の下
方へ適宜に突出させて挿着されている。上ノズル９の下
端部には、溶湯の流量を制御すべく、上ノズル９の周辺
の外殻鉄皮２の下面にハウジング金物１０を介して取り
付けた二枚プレート式のスライディング・ゲート１１が
連設されている。このスライディング・ゲート１１は、
上ノズル９に対して固定される上プレート１２とこの上
プレート１２に対して摺動される下プレート１３とを有
しており、上プレート１２は、上ノズル９のノズル孔８
と対応するノズル孔１４を設けた嵌合凸部１２ａを上ノ
ズル９の嵌合凹部９ａに嵌合して圧接されている。一
方、下プレート１３は、図示しない液圧シリンダ等によ
り往復直線移動される皿状のスライダー金物１５に載置
されており、このスライダー金物１５の底部には、ノズ
ル孔１６を設けた下プレート１３の嵌合凸部１３ａ等を
収容する透孔１７が設けられている。
【０００６】スライディング・ゲート１１の下プレート
１３には、下プレート１３のノズル孔１６と対応するノ
ズル孔１８を軸心部に設けると共に、その嵌合凸部１３
ａと嵌合する嵌合凹部１９ａを上端面に設け、かつ上端
部を大径とした段付き円柱状を呈し、更に外周面をジャ
ケット２０によって覆われた下ノズル（注湯ノズル）１
９が、ノズル支持装置２１を介して連設されている。ノ
ズル支持装置２１は、下ノズル１９を下プレート１３に
対して一定の圧力で押し付けて支持するもので、スライ
ダー金物１５の底部にその透孔１７を囲むように垂設し
た円筒状を呈する金物製のホルダーサポート２２と、上
記下ノズル１９を挿着すべく段付き円筒状に設けられ、
ホルダーサポート２２に着脱される金属製のノズルホル
ダー２３とからなる。ホルダーサポート２２の筒部２２
ａの下部内側には、フランジ２２ｂが設けられており、
このフランジ２２ｂには、複数（好ましくは３個以上）
のバヨネット挿入ノッチ２２ｃが周方向へ等間隔で設け
られていると共に、上方へ開口した押さえ金具収容凹部
２２ｄが隣り合うバヨネット挿入ノッチ２２ｃ間に設け
られている。そして、押さえ金具収容凹部２２ｄには、
その開口部の周辺に取り付けた離脱防止リング２４によ
って押さえ金具収容凹部２２ｄからの離脱を防止された
上端部の平坦な押さえ金具２５が、上下動可能に収容さ
れており、この押さえ金具２５の下端面と押さえ金具収
容凹部２２ｄの底面との間には、押さえ金具２５の上端
部を突出すべく圧縮コイルバネからなるばね２６が弾装
されている。ノズルホルダー２３の筒部２３ａの上端部
の外周には、ホルダーサポート２２のバヨネット挿入ノ
ッチ２２ｃと対応するバヨネット２３ｂが設けられてお
り、上記押さえ金具２５との接触部となるバヨネット２
３ｂの下面は、周方向の一方が低くなる傾斜部とこれに
連なる平坦部とからなる。又、ノズルホルダー２３の筒
部２３ａの下端部の外周には、ノズルホルダー２３を後
述するようにハンマー等を介して回動するため複数の突
出片２３ｃが設けられている。
１３には、下プレート１３のノズル孔１６と対応するノ
ズル孔１８を軸心部に設けると共に、その嵌合凸部１３
ａと嵌合する嵌合凹部１９ａを上端面に設け、かつ上端
部を大径とした段付き円柱状を呈し、更に外周面をジャ
ケット２０によって覆われた下ノズル（注湯ノズル）１
９が、ノズル支持装置２１を介して連設されている。ノ
ズル支持装置２１は、下ノズル１９を下プレート１３に
対して一定の圧力で押し付けて支持するもので、スライ
ダー金物１５の底部にその透孔１７を囲むように垂設し
た円筒状を呈する金物製のホルダーサポート２２と、上
記下ノズル１９を挿着すべく段付き円筒状に設けられ、
ホルダーサポート２２に着脱される金属製のノズルホル
ダー２３とからなる。ホルダーサポート２２の筒部２２
ａの下部内側には、フランジ２２ｂが設けられており、
このフランジ２２ｂには、複数（好ましくは３個以上）
のバヨネット挿入ノッチ２２ｃが周方向へ等間隔で設け
られていると共に、上方へ開口した押さえ金具収容凹部
２２ｄが隣り合うバヨネット挿入ノッチ２２ｃ間に設け
られている。そして、押さえ金具収容凹部２２ｄには、
その開口部の周辺に取り付けた離脱防止リング２４によ
って押さえ金具収容凹部２２ｄからの離脱を防止された
上端部の平坦な押さえ金具２５が、上下動可能に収容さ
れており、この押さえ金具２５の下端面と押さえ金具収
容凹部２２ｄの底面との間には、押さえ金具２５の上端
部を突出すべく圧縮コイルバネからなるばね２６が弾装
されている。ノズルホルダー２３の筒部２３ａの上端部
の外周には、ホルダーサポート２２のバヨネット挿入ノ
ッチ２２ｃと対応するバヨネット２３ｂが設けられてお
り、上記押さえ金具２５との接触部となるバヨネット２
３ｂの下面は、周方向の一方が低くなる傾斜部とこれに
連なる平坦部とからなる。又、ノズルホルダー２３の筒
部２３ａの下端部の外周には、ノズルホルダー２３を後
述するようにハンマー等を介して回動するため複数の突
出片２３ｃが設けられている。
【０００７】上記構成のノズル支持装置２１により下ノ
ズル１９を下プレート１３に対して押し付け支持して連
設するには、ノズルホルダー２３に下ノズル１９を上端
部が突出するように挿着した後、ノズルホルダー２３の
上端部をホルダーサポート２２に挿入し、ノズルホルダ
ー２３の突出片２３ｃをハンマー等により打撃してノズ
ルホルダー２３をばね２６の付勢力に抗して回転する。
この回転に伴ってノズルホルダー２３のバヨネット２３
ｂの平坦部が傾斜部を経て押さえ金具２５の上端部に乗
り上げて押さえ金具２５を押し下げる一方、ノズルホル
ダー２３がばね２６の付勢力によって上方へ付勢され、
下プレート１３に対して下ノズル１９が一定の押圧力で
支持される。ここで、例えば下ノズルと下プレートとの
接触面積が１００ｃｍ2 で、５ｋｇｆ／ｃｍ2 の押圧力
を必要とし、下ノズルとノズルホルダーの総重量が１０
ｋｇの場合、設置した全てのばねの総付勢力は、５１０
ｋｇｆに設定される。一方、下ノズル１９の損耗による
交換を行うには、上記の場合と逆にノズルホルダー２３
をばね２６の付勢力に抗し回転してホルダーサポート２
２から取り外す。したがって、下プレート１３に対する
下ノズル１９の着脱を、従来に比べて容易、迅速かつ適
正に行うことができる。
ズル１９を下プレート１３に対して押し付け支持して連
設するには、ノズルホルダー２３に下ノズル１９を上端
部が突出するように挿着した後、ノズルホルダー２３の
上端部をホルダーサポート２２に挿入し、ノズルホルダ
ー２３の突出片２３ｃをハンマー等により打撃してノズ
ルホルダー２３をばね２６の付勢力に抗して回転する。
この回転に伴ってノズルホルダー２３のバヨネット２３
ｂの平坦部が傾斜部を経て押さえ金具２５の上端部に乗
り上げて押さえ金具２５を押し下げる一方、ノズルホル
ダー２３がばね２６の付勢力によって上方へ付勢され、
下プレート１３に対して下ノズル１９が一定の押圧力で
支持される。ここで、例えば下ノズルと下プレートとの
接触面積が１００ｃｍ2 で、５ｋｇｆ／ｃｍ2 の押圧力
を必要とし、下ノズルとノズルホルダーの総重量が１０
ｋｇの場合、設置した全てのばねの総付勢力は、５１０
ｋｇｆに設定される。一方、下ノズル１９の損耗による
交換を行うには、上記の場合と逆にノズルホルダー２３
をばね２６の付勢力に抗し回転してホルダーサポート２
２から取り外す。したがって、下プレート１３に対する
下ノズル１９の着脱を、従来に比べて容易、迅速かつ適
正に行うことができる。
【０００８】図４は本発明に係る鋳造用容器における注
湯ノズルの支持装置の第２の実施の形態を示す要部の拡
大縦断面図である。このノズル支持装置２１１は、ばね
２６による下ノズル１９の押圧力を管理するため、押さ
え金具２５の下端面に垂設されると共に、下端部が押さ
え金具収容凹部２２ｄの底部に設けた貫通孔２７に挿入
され、かつ下端面が押さえ金具収容凹部２２ｄの底部外
面と面一にされたピン２８を備えたものである。したが
って、貫通孔２７から突出するピン２８の下端面の位置
等を管理することによって下ノズル１９の押圧力を一定
に保持することができる。他の構成及び作用効果は、第
１の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部
材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
湯ノズルの支持装置の第２の実施の形態を示す要部の拡
大縦断面図である。このノズル支持装置２１１は、ばね
２６による下ノズル１９の押圧力を管理するため、押さ
え金具２５の下端面に垂設されると共に、下端部が押さ
え金具収容凹部２２ｄの底部に設けた貫通孔２７に挿入
され、かつ下端面が押さえ金具収容凹部２２ｄの底部外
面と面一にされたピン２８を備えたものである。したが
って、貫通孔２７から突出するピン２８の下端面の位置
等を管理することによって下ノズル１９の押圧力を一定
に保持することができる。他の構成及び作用効果は、第
１の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部
材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【０００９】図５は本発明に係る鋳造用容器における注
湯ノズルの支持装置の第３の実施の形態を示す要部の拡
大縦断面図である。このノズル支持装置２１２は、押さ
え金具２５１のバヨネット２３ｂとの接触部である上端
部を球状に形成し、バヨネット２３ｂとの接触抵抗を低
下させ、下ノズル１９の組み付け、取り外し時の作業者
の負担を軽くすることができるようにしたものである。
他の構成及び作用効果は、第１の実施の形態のものと同
様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
湯ノズルの支持装置の第３の実施の形態を示す要部の拡
大縦断面図である。このノズル支持装置２１２は、押さ
え金具２５１のバヨネット２３ｂとの接触部である上端
部を球状に形成し、バヨネット２３ｂとの接触抵抗を低
下させ、下ノズル１９の組み付け、取り外し時の作業者
の負担を軽くすることができるようにしたものである。
他の構成及び作用効果は、第１の実施の形態のものと同
様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【００１０】図６は本発明に係る鋳造用容器における注
湯ノズルの支持装置の第４の実施の形態を示す要部の拡
大縦断面図である。このノズル支持装置２１３は、第３
の実施の形態のものと同様に、下ノズル１９の組み付
け、取り外し時の作業者の負担を軽くすることができる
ように、押さえ金具２５２の上端部に水平な軸を介して
ローラ２９を取り付けたものである。他の構成及び作用
効果は、第１の実施の形態のものと同様であるので、同
一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略
する。
湯ノズルの支持装置の第４の実施の形態を示す要部の拡
大縦断面図である。このノズル支持装置２１３は、第３
の実施の形態のものと同様に、下ノズル１９の組み付
け、取り外し時の作業者の負担を軽くすることができる
ように、押さえ金具２５２の上端部に水平な軸を介して
ローラ２９を取り付けたものである。他の構成及び作用
効果は、第１の実施の形態のものと同様であるので、同
一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略
する。
【００１１】図７、図８は本発明に係る鋳造用容器にお
ける注湯ノズルの支持装置の第５の実施の形態を示す要
部の拡大縦断面図、図７におけるVIII−VIII線断面図で
ある。このノズル支持装置２１４は、第３の実施の形態
のものと同様に、下ノズル１９の組み付け、取り外し時
の作業者の負担を軽くすることができるように、押さえ
金具２５１の上端部を球状に形成し、かつ使用中のノズ
ルホルダー２３の回動を防止するため、バヨネット２３
ｂの押さえ金具２５１との接触部の平坦部に押さえ金具
２５１の上端部が係合する球状の窪み３０ａを設けたも
のである。他の構成及び作用効果は、第１の実施の形態
のものと同様であるので、同一の構成部材等には同一の
符号を付してその説明を省略する。
ける注湯ノズルの支持装置の第５の実施の形態を示す要
部の拡大縦断面図、図７におけるVIII−VIII線断面図で
ある。このノズル支持装置２１４は、第３の実施の形態
のものと同様に、下ノズル１９の組み付け、取り外し時
の作業者の負担を軽くすることができるように、押さえ
金具２５１の上端部を球状に形成し、かつ使用中のノズ
ルホルダー２３の回動を防止するため、バヨネット２３
ｂの押さえ金具２５１との接触部の平坦部に押さえ金具
２５１の上端部が係合する球状の窪み３０ａを設けたも
のである。他の構成及び作用効果は、第１の実施の形態
のものと同様であるので、同一の構成部材等には同一の
符号を付してその説明を省略する。
【００１２】図９、図１０は本発明に係る鋳造用容器に
おける注湯ノズルの支持装置の第６の実施の形態を示す
要部の拡大縦断面図、図９におけるＸ−Ｘ線断面図であ
る。このノズル支持装置２１５は、第４の実施の形態の
ものと同様に、下ノズル１９の組み付け、取り外し時の
作業者の負担を軽くすることができるように、押さえ金
具２５２の上端部に水平な軸を介してローラ２９を取り
付け、かつ第５の実施の形態のものと同様に、使用中の
ノズルホルダー２３の回動を防止するため、バヨネット
２３ｂのローラ２９との接触部の平坦部にローラ２９の
上部が係合する半円筒状の窪み３０ｂを設けたものであ
る。他の構成及び作用効果は、第１の実施の形態のもの
と同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を
付してその説明を省略する。
おける注湯ノズルの支持装置の第６の実施の形態を示す
要部の拡大縦断面図、図９におけるＸ−Ｘ線断面図であ
る。このノズル支持装置２１５は、第４の実施の形態の
ものと同様に、下ノズル１９の組み付け、取り外し時の
作業者の負担を軽くすることができるように、押さえ金
具２５２の上端部に水平な軸を介してローラ２９を取り
付け、かつ第５の実施の形態のものと同様に、使用中の
ノズルホルダー２３の回動を防止するため、バヨネット
２３ｂのローラ２９との接触部の平坦部にローラ２９の
上部が係合する半円筒状の窪み３０ｂを設けたものであ
る。他の構成及び作用効果は、第１の実施の形態のもの
と同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を
付してその説明を省略する。
【００１３】なお、上述した各実施の形態のもにおいて
は、ノズル支持装置２１，２１１，２１２，２１３，２
１４，２１５に支持される注湯ノズルとして、スライデ
ィング・ゲート１１の下プレート１３に連設される下ノ
ズル１９を挙げて説明したが、これに限定されるもので
はなく、スライディング・ゲート１１の下プレート１３
に連設される浸漬ノズル、ロングノズル等の注湯ノズル
をノズル支持装置２１，２１１，２１２，２１３，２１
４，２１５によって支持するようにしてもよい。又、ノ
ズル支持装置２１，２１１，２１２，２１３，２１４，
２１５は、スライディング・ゲート１１の下プレート１
３に連設される下ノズル１３や浸漬ノズル等を支持する
場合に限らず、取鍋やタンディッシュ等の鋳造用容器の
溶湯注出れんがに直接連設される浸漬ノズルやロングノ
ズル等の注湯ノズルを支持するようにしてもよい。更
に、ばね２６は、圧縮コイルバネを用いる場合に限ら
ず、サラバネを用いるようにしてもよい。
は、ノズル支持装置２１，２１１，２１２，２１３，２
１４，２１５に支持される注湯ノズルとして、スライデ
ィング・ゲート１１の下プレート１３に連設される下ノ
ズル１９を挙げて説明したが、これに限定されるもので
はなく、スライディング・ゲート１１の下プレート１３
に連設される浸漬ノズル、ロングノズル等の注湯ノズル
をノズル支持装置２１，２１１，２１２，２１３，２１
４，２１５によって支持するようにしてもよい。又、ノ
ズル支持装置２１，２１１，２１２，２１３，２１４，
２１５は、スライディング・ゲート１１の下プレート１
３に連設される下ノズル１３や浸漬ノズル等を支持する
場合に限らず、取鍋やタンディッシュ等の鋳造用容器の
溶湯注出れんがに直接連設される浸漬ノズルやロングノ
ズル等の注湯ノズルを支持するようにしてもよい。更
に、ばね２６は、圧縮コイルバネを用いる場合に限ら
ず、サラバネを用いるようにしてもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置によれば、溶湯
注出れんが又は下プレートに対する注湯ノズルの押圧力
が一定になるので、注湯ノズルの組み付け、取り外しを
容易、迅速かつ適正に行うことができる。又、第２の鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置によれば、第１
のものの作用効果の他、注湯ノズルの押圧力が適正か否
かを視認することができるので、押圧力の管理を容易に
行うことができる。
造用容器における注湯ノズルの支持装置によれば、溶湯
注出れんが又は下プレートに対する注湯ノズルの押圧力
が一定になるので、注湯ノズルの組み付け、取り外しを
容易、迅速かつ適正に行うことができる。又、第２の鋳
造用容器における注湯ノズルの支持装置によれば、第１
のものの作用効果の他、注湯ノズルの押圧力が適正か否
かを視認することができるので、押圧力の管理を容易に
行うことができる。
【図１】本発明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの
支持装置の第１の実施の形態を示す縦断面図である。
支持装置の第１の実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】図１の支持装置の要部の分解斜視図である。
【図３】図１の支持装置の要部の拡大縦断面図である。
【図４】本発明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの
支持装置の第２の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
支持装置の第２の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図５】本発明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの
支持装置の第３の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
支持装置の第３の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図６】本発明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの
支持装置の第４の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
支持装置の第４の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図７】本発明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの
支持装置の第５の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
支持装置の第５の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図８】図７におけるVIII−VIII線断面図である。
【図９】本発明に係る鋳造用容器における注湯ノズルの
支持装置の第６の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
支持装置の第６の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図１０】図９におけるＸ−Ｘ線断面図である。
【図１１】従来の鋳造用容器における注湯ノズルの支持
装置を示す縦断面図である。
装置を示す縦断面図である。
【図１２】図１２の支持装置の要部の分解斜視図であ
る。
る。
１ 鋳造用容器 ８ ノズル孔 ９ 上ノズル（溶湯注出れんが） １１ スライディング・ゲート １３ 下プレート １６ ノズル孔 １９ 下ノズル（注湯ノズル） ２１ ノズル支持装置 ２２ ホルダーサポート ２２ａ 筒部 ２２ｂ フランジ ２３ｃ バヨネット挿入ノッチ ２２ｄ 押さえ金具収容凹部 ２３ ノズルホルダー ２３ａ 筒部 ２３ｂ バヨネット ２３ｃ 突出片 ２４ 離脱防止リング ２５ 押さえ金具 ２６ ばね ２７ 貫通孔 ２８ ピン ２９ ローラ ３０ａ 窪み ３０ｂ 窪み ２１１ ノズル支持装置 ２１２ ノズル支持装置 ２１３ ノズル支持装置 ２１４ ノズル支持装置 ２１５ ノズル支持装置 ２５１ 押さえ金具 ２５２ 押さえ金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向山 賢一 愛知県刈谷市小垣江町南藤１番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 原 清訓 愛知県刈谷市小垣江町南藤１番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 山田 洋 愛知県刈谷市小垣江町南藤１番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内
Claims (10)
- 【請求項１】 鋳造用容器又はスライディング・ゲート
の下部にノズル孔を囲むように垂設した筒状を呈し、下
部内側にフランジを設けると共に、フランジに複数のバ
ヨネット挿入ノッチを設け、かつ隣り合うバヨネット挿
入ノッチ間のフランジ上に押さえ金具収容凹部を設けた
ホルダーサポートと、ホルダーサポートの押さえ金具収
容凹部に上端部の突出が可能なように上下動可能に収容
した押さえ金具と、押さえ金具の下端面と押さえ金具収
容凹部の底面との間に弾装したばねと、設置したホルダ
ーサポートの位置に対応するバヨネットを上端部の外周
に設けた段付き円筒状を呈し、注湯ノズルを挿着した状
態で上端部をホルダーサポートに挿入し、かつ回転する
ことによりバヨネットが押さえ金具を押し下げ可能にな
したノズルホルダーとを備えることを特徴とする鋳造用
容器における注湯ノズルの支持装置。 - 【請求項２】 前記注湯ノズルが下ノズルであることを
特徴とする請求項１記載の鋳造用容器における注湯ノズ
ルの支持装置。 - 【請求項３】 前記押さえ金具の下端面に垂設され、下
端部が押さえ金具収容凹部の底部に設けた貫通孔に挿入
したピンを備えることを特徴とする請求項１又は２記載
の鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置。 - 【請求項４】 前記バヨネットの押さえ金具との接触部
が傾斜部とこれに連なる平坦部とからなることを特徴と
する請求項１、２又は３記載の鋳造用容器における注湯
ノズルの支持装置。 - 【請求項５】 前記押さえ金具のバヨネットとの接触部
が平坦であることを特徴とする請求項１、２、３又は４
記載の鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置。 - 【請求項６】 前記押さえ金具のバヨネットとの接触部
が球状であることを特徴とする請求項１、２、３又は４
記載の鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置。 - 【請求項７】 前記押さえ金具のバヨネットとの接触部
にローラが取り付けられていることを特徴とする請求項
１、２、３又は４記載の鋳造用容器における注湯ノズル
の支持装置。 - 【請求項８】 前記バヨネットの接触部の平坦部に窪み
が設けられていることを特徴とする請求項６又は７記載
の鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置。 - 【請求項９】 前記ばねが圧縮コイルバネであることを
特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、７又は８記
載の鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置。 - 【請求項１０】 前記ばねがサラバネであることを特徴
とする請求項１、２、３、４、５、６、７又は８記載の
鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2835997A JPH10211570A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2835997A JPH10211570A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10211570A true JPH10211570A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=12246433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2835997A Pending JPH10211570A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 鋳造用容器における注湯ノズルの支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10211570A (ja) |
Cited By (14)
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| JP2006515803A (ja) * | 2003-01-20 | 2006-06-08 | ベスビウス グループ ソシエテ アノニム | 注入ノズル、注入ノズルの押し付け装置及び鋳造装置 |
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-
1997
- 1997-01-28 JP JP2835997A patent/JPH10211570A/ja active Pending
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