JPH10211492A - 飲料水の処理方式並びにこの処理方式を用いた水処理装置 - Google Patents
飲料水の処理方式並びにこの処理方式を用いた水処理装置Info
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- JPH10211492A JPH10211492A JP1437897A JP1437897A JPH10211492A JP H10211492 A JPH10211492 A JP H10211492A JP 1437897 A JP1437897 A JP 1437897A JP 1437897 A JP1437897 A JP 1437897A JP H10211492 A JPH10211492 A JP H10211492A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ミネラル分の溶出が図られ、給水する際に有
害な成分を除去し、混入固形物や雑菌を取り除くことが
できる水の処理方式を提供し、流し台の下部空間にセッ
トすることのできるように構成した水処理装置を提供す
る。 【解決手段】 水処理装置は、内部に上記第1水処理材
を充填させ原水の供給側にその入水口側を接続させる第
1処理槽6と、この第1処理槽の出水口側にその入水口
側を接続させた貯水タンク7と、この貯水タンクを冷却
させる冷却手段8と、前記貯水タンクの水と前記第1処
理槽との間で水を強制循環させる循環手段9と、内部に
上記第2水処理材を収容し前記貯水タンクと冷浄水の給
水口との間に設けられた第2処理槽12とを含む冷水浄
水手段と、前記水道管に対し切換弁を介して接続され内
部に充填させた活性炭、各種ミネラル分溶出用の水処理
材、及び中空糸膜部を含む単数又は複数の処理槽から成
る浄水手段とで構成する。
害な成分を除去し、混入固形物や雑菌を取り除くことが
できる水の処理方式を提供し、流し台の下部空間にセッ
トすることのできるように構成した水処理装置を提供す
る。 【解決手段】 水処理装置は、内部に上記第1水処理材
を充填させ原水の供給側にその入水口側を接続させる第
1処理槽6と、この第1処理槽の出水口側にその入水口
側を接続させた貯水タンク7と、この貯水タンクを冷却
させる冷却手段8と、前記貯水タンクの水と前記第1処
理槽との間で水を強制循環させる循環手段9と、内部に
上記第2水処理材を収容し前記貯水タンクと冷浄水の給
水口との間に設けられた第2処理槽12とを含む冷水浄
水手段と、前記水道管に対し切換弁を介して接続され内
部に充填させた活性炭、各種ミネラル分溶出用の水処理
材、及び中空糸膜部を含む単数又は複数の処理槽から成
る浄水手段とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は飲料水の処理方式
並びにこの処理方式を用いた水処理装置に関する。
並びにこの処理方式を用いた水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康指向の高まりから水道水のよ
うな飲料水を中空糸膜や活性炭等の水処理材の中を通し
て、不純物や雑菌等を取り除くようにしたものや、カル
シウム、カリウム、マグネシウムといったミネラル分を
水中に溶出できる水処理材の中を通して、ミネラル水を
作るようにしたものが公知である。
うな飲料水を中空糸膜や活性炭等の水処理材の中を通し
て、不純物や雑菌等を取り除くようにしたものや、カル
シウム、カリウム、マグネシウムといったミネラル分を
水中に溶出できる水処理材の中を通して、ミネラル水を
作るようにしたものが公知である。
【0003】そのようなものは具体的には、流し台の水
道の蛇口に取り付けて用いる主として中空糸膜を用いた
浄水器や、或は流し台の上において水道の蛇口に接続さ
せた活性炭その他の水処理材を用いた浄水装置、或は原
水を貯留させる貯水タンクを有し、この貯水タンク内の
水を水処理材を通して循環させるようにした置き型の浄
水器として市販されている。
道の蛇口に取り付けて用いる主として中空糸膜を用いた
浄水器や、或は流し台の上において水道の蛇口に接続さ
せた活性炭その他の水処理材を用いた浄水装置、或は原
水を貯留させる貯水タンクを有し、この貯水タンク内の
水を水処理材を通して循環させるようにした置き型の浄
水器として市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来公知の水道の蛇口
に接続させて用いる浄水器や浄水装置は、いずれも水道
水を冷却させる機能は有していない。
に接続させて用いる浄水器や浄水装置は、いずれも水道
水を冷却させる機能は有していない。
【0005】また、従来公知の水道の蛇口に取り付ける
浄水器は、小型であることを要することから、中空糸膜
で雑菌や水道水中の錆、水垢その他の混入固形物を除去
する機能しか有せず、水道水にミネラル分を溶出させ
て、天然水に近い美味い水とする機能は有していない。
他方、流し台の上に置く置き型の浄水装置は、水道水中
のカルキを除去し、ミネラル分を溶出させて美味い水を
得ることができるが、浄水装置により流し台の上を占領
されてしまい、邪魔になるという問題があった。
浄水器は、小型であることを要することから、中空糸膜
で雑菌や水道水中の錆、水垢その他の混入固形物を除去
する機能しか有せず、水道水にミネラル分を溶出させ
て、天然水に近い美味い水とする機能は有していない。
他方、流し台の上に置く置き型の浄水装置は、水道水中
のカルキを除去し、ミネラル分を溶出させて美味い水を
得ることができるが、浄水装置により流し台の上を占領
されてしまい、邪魔になるという問題があった。
【0006】原水を単に水処理材の中を一度だけ通すよ
うなものは、いずれにしてもミネラル分の溶出は極めて
隙かであり、水の性質を変えるほどにはならない。貯水
タンク内の水を水処理材を通して循環させるものは、ミ
ネラル分の溶出が見られるが、活性炭を介して循環させ
るために、カルキ分も除去される結果、雑菌が繁殖し易
いという問題があった。
うなものは、いずれにしてもミネラル分の溶出は極めて
隙かであり、水の性質を変えるほどにはならない。貯水
タンク内の水を水処理材を通して循環させるものは、ミ
ネラル分の溶出が見られるが、活性炭を介して循環させ
るために、カルキ分も除去される結果、雑菌が繁殖し易
いという問題があった。
【0007】また、最近の研究では、常に電導度の一定
した水を飲することが、身体に受け入れられ易く、吸収
され易いことが明らかになって来ている。いかにミネラ
ル分を含んでいる水であっても身体に吸収されないこと
には意味がないことである。
した水を飲することが、身体に受け入れられ易く、吸収
され易いことが明らかになって来ている。いかにミネラ
ル分を含んでいる水であっても身体に吸収されないこと
には意味がないことである。
【0008】この発明の目的は、水道水などの原水をカ
ルキ分の存在する状態でミネラル分の溶出を図り、給水
する際にカルキ分のような、水道水をまずくし、身体に
有害な成分を除去し、混入固形物や雑菌を取り除くこと
ができた上で、電導度の一定した水とすることのでき
る、水の処理方式を提供せんとするにある。
ルキ分の存在する状態でミネラル分の溶出を図り、給水
する際にカルキ分のような、水道水をまずくし、身体に
有害な成分を除去し、混入固形物や雑菌を取り除くこと
ができた上で、電導度の一定した水とすることのでき
る、水の処理方式を提供せんとするにある。
【0009】この発明の次の目的は、上述した第1の目
的を達成した上で、さらに水を冷却して給水することの
できる水処理装置を提供せんとすることにある。
的を達成した上で、さらに水を冷却して給水することの
できる水処理装置を提供せんとすることにある。
【0010】この発明のさらに次の目的は、上述した第
1の目的を達成した上で、冷却した水と冷却してない水
とを任意に選択して給水することのできる水処理装置を
提供せんとするにある。
1の目的を達成した上で、冷却した水と冷却してない水
とを任意に選択して給水することのできる水処理装置を
提供せんとするにある。
【0011】この発明のさらに次の目的は、上述した第
1と第2の目的を達成した上で、さらに流し台の下部空
間にセットすることのできるように構成した、水処理装
置を提供せんとするにある。
1と第2の目的を達成した上で、さらに流し台の下部空
間にセットすることのできるように構成した、水処理装
置を提供せんとするにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、原水タンク内の水をミネラル分を含
みより飲料水に適した性質に変える複数の水処理材から
成る第1水処理材を充填させた第1処理槽内を通して所
定の時間循環させた後、水の中に含まれている混入固形
物や雑菌、或はカルキのような有害物質を除去する第2
水処理材を充填させた第2処理槽内を通して給水口へ供
給するように成したことを特徴とする。
ためにこの発明は、原水タンク内の水をミネラル分を含
みより飲料水に適した性質に変える複数の水処理材から
成る第1水処理材を充填させた第1処理槽内を通して所
定の時間循環させた後、水の中に含まれている混入固形
物や雑菌、或はカルキのような有害物質を除去する第2
水処理材を充填させた第2処理槽内を通して給水口へ供
給するように成したことを特徴とする。
【0013】その際にこの発明は、第1処理槽内の第1
水処理材を、少なくとも麦飯石を含むものとしたり、少
なくとも麦飯石と貝化石を含むものとしたり、或は少な
くとも麦飯石と貝化石とゼオライトを含むものとするこ
とができる。
水処理材を、少なくとも麦飯石を含むものとしたり、少
なくとも麦飯石と貝化石を含むものとしたり、或は少な
くとも麦飯石と貝化石とゼオライトを含むものとするこ
とができる。
【0014】この発明はまた、内部に水質をミネラル分
を含みより飲料水に適した水質に変える複数の水処理材
から成る第1水処理材を充填させ原水供給側にその入水
口側を接続させる第1処理槽と、この第1処理槽の出水
口側にその入水口側を接続させた貯水タンクと、この貯
水タンクを冷却させる冷却手段と、前記貯水タンクの水
と前記第1処理槽との間で水を強制循環させる循環手段
と、内部に中空糸膜部と活性炭の第2水処理材を含み前
記貯水タンクと冷浄水の給水口との間に設けられた第2
処理槽を含むことを特徴とする。
を含みより飲料水に適した水質に変える複数の水処理材
から成る第1水処理材を充填させ原水供給側にその入水
口側を接続させる第1処理槽と、この第1処理槽の出水
口側にその入水口側を接続させた貯水タンクと、この貯
水タンクを冷却させる冷却手段と、前記貯水タンクの水
と前記第1処理槽との間で水を強制循環させる循環手段
と、内部に中空糸膜部と活性炭の第2水処理材を含み前
記貯水タンクと冷浄水の給水口との間に設けられた第2
処理槽を含むことを特徴とする。
【0015】この発明はさらに、内部に水質をミネラル
分を含みより飲料水に適した水質に変える複数の水処理
材から成る第1水処理材を充填させ原水の供給側にその
入水口側を接続させる第1処理槽と、この第1処理槽の
出水口側にその入水口側を接続させた貯水タンクと、こ
の貯水タンクを冷却させる冷却手段と、前記貯水タンク
の水と前記第1処理槽との間で水を強制循環させる循環
手段と、内部に中空糸膜部と活性炭を含み前記冷却タン
クと冷浄水の給水口との間に設けられた第2処理槽とを
含む冷水浄水手段と、前記水道管に対し切換弁を介して
接続され内部に充填させた活性炭、各種ミネラル分溶出
用の水処理材、及び中空糸膜部を含む単数又は複数の処
理槽から成る浄水手段とで構成したことを特徴とする。
分を含みより飲料水に適した水質に変える複数の水処理
材から成る第1水処理材を充填させ原水の供給側にその
入水口側を接続させる第1処理槽と、この第1処理槽の
出水口側にその入水口側を接続させた貯水タンクと、こ
の貯水タンクを冷却させる冷却手段と、前記貯水タンク
の水と前記第1処理槽との間で水を強制循環させる循環
手段と、内部に中空糸膜部と活性炭を含み前記冷却タン
クと冷浄水の給水口との間に設けられた第2処理槽とを
含む冷水浄水手段と、前記水道管に対し切換弁を介して
接続され内部に充填させた活性炭、各種ミネラル分溶出
用の水処理材、及び中空糸膜部を含む単数又は複数の処
理槽から成る浄水手段とで構成したことを特徴とする。
【0016】その際にこの発明は、上述した冷水浄水手
段を流し台の下部にセットして、その全周囲、或は一部
を抗菌ネットで覆うと共に、外部への排気手段を設けた
ものとすることができ、さらに上述した第1及び第2処
理槽、並びに浄水槽は、いずれも交換可能なカートリッ
ジ式とすることができる。
段を流し台の下部にセットして、その全周囲、或は一部
を抗菌ネットで覆うと共に、外部への排気手段を設けた
ものとすることができ、さらに上述した第1及び第2処
理槽、並びに浄水槽は、いずれも交換可能なカートリッ
ジ式とすることができる。
【0017】この発明はさらに、上述した冷水浄水手段
の第2処理槽の回りを貯水タンクで囲むか、或は両者を
接触させるかして設けることができ、上述した循環手段
には、さらに貯水タンク内で水を噴水させる噴水手段を
備えさせることができる。
の第2処理槽の回りを貯水タンクで囲むか、或は両者を
接触させるかして設けることができ、上述した循環手段
には、さらに貯水タンク内で水を噴水させる噴水手段を
備えさせることができる。
【0018】
【作用】請求項1のように構成すると、貯水タンク内の
水は、第1処理槽を通して所定の時間循環させられるこ
とにより、第1水処理材からミネラル分の溶出がなされ
る。その際にカルキ分は除去されないので、雑菌の繁殖
を防止することができる。そして、給水口からの給水時
に第2処理槽を通すことにより、ここでカルキ分や混入
固形物、或は少しは含まれている雑菌等を除去され、か
つ電導度の一定した美味しい水となって給水口より給水
される。
水は、第1処理槽を通して所定の時間循環させられるこ
とにより、第1水処理材からミネラル分の溶出がなされ
る。その際にカルキ分は除去されないので、雑菌の繁殖
を防止することができる。そして、給水口からの給水時
に第2処理槽を通すことにより、ここでカルキ分や混入
固形物、或は少しは含まれている雑菌等を除去され、か
つ電導度の一定した美味しい水となって給水口より給水
される。
【0019】請求項2のように構成すると、水の硬度は
ほとんど変化しないが、電導度の一定した水とすること
ができる。
ほとんど変化しないが、電導度の一定した水とすること
ができる。
【0020】請求項3のように構成すると、電導度を一
定とした上で、貝化石よりミネラル分の溶出がなされ、
ミネラル分を多く含んだ水とすることができる。
定とした上で、貝化石よりミネラル分の溶出がなされ、
ミネラル分を多く含んだ水とすることができる。
【0021】請求項4のように構成すると、電導度が一
定し、ミネラル分を多く含んだ水とすることができる。
定し、ミネラル分を多く含んだ水とすることができる。
【0022】請求項5のように構成すると、水道管より
第1濾過槽を介して貯水タンク内へ取り入れられた水
は、冷却手段によって冷却されつつ所定の時間、循環手
段によって該第1処理槽と貯水タンクとの間を強制的に
循環させられることにより溶出されたミネラル分を含
み、或は濾過処理をされることにより、混入固形物を取
り除かれた自然水に近い美味い水となって貯水タンク内
に貯溜される。次いで、この冷水浄水手段の出水口のバ
ルブを開くと、貯水タンク内の冷却水はさらに第2処理
槽を介することにより、今度は雑菌及びカルキやトリハ
ロメタン等の水をまずくしている有害物質を除去され、
かつ電導度の一定した水となって給水口より冷たい状態
で給水されることになる。
第1濾過槽を介して貯水タンク内へ取り入れられた水
は、冷却手段によって冷却されつつ所定の時間、循環手
段によって該第1処理槽と貯水タンクとの間を強制的に
循環させられることにより溶出されたミネラル分を含
み、或は濾過処理をされることにより、混入固形物を取
り除かれた自然水に近い美味い水となって貯水タンク内
に貯溜される。次いで、この冷水浄水手段の出水口のバ
ルブを開くと、貯水タンク内の冷却水はさらに第2処理
槽を介することにより、今度は雑菌及びカルキやトリハ
ロメタン等の水をまずくしている有害物質を除去され、
かつ電導度の一定した水となって給水口より冷たい状態
で給水されることになる。
【0023】請求項6のように構成すると、冷水浄水手
段と浄水手段とを交互に選択して、上述したような冷却
された浄水と冷却されていないだけで雑菌及びカルキや
トリハロメタン等の有害物質を除去され、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム等のさなざまなミネラル分を含
み、かつ電導度の一定した水に水処理された浄水のどち
らかの給水を受けることができる。
段と浄水手段とを交互に選択して、上述したような冷却
された浄水と冷却されていないだけで雑菌及びカルキや
トリハロメタン等の有害物質を除去され、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム等のさなざまなミネラル分を含
み、かつ電導度の一定した水に水処理された浄水のどち
らかの給水を受けることができる。
【0024】請求項7のように構成すると、流し台の下
部に設置されることから邪魔にならず、かつ抗菌ネット
と排気手段により流し台の下部内部を常に乾燥させ、冷
水浄水手段や流し台の下部に雑菌が繁殖することを防止
することができるものである。
部に設置されることから邪魔にならず、かつ抗菌ネット
と排気手段により流し台の下部内部を常に乾燥させ、冷
水浄水手段や流し台の下部に雑菌が繁殖することを防止
することができるものである。
【0025】請求項8のように構成すると、定期的に第
1及び第2処理槽や浄水槽を交換することにより、性能
が落ちてしまうことを防止することができるものであ
る。
1及び第2処理槽や浄水槽を交換することにより、性能
が落ちてしまうことを防止することができるものであ
る。
【0026】請求項9のように構成すると、常に給水口
に近い第2処理槽が冷却タンクにより冷却されることに
なるので、給水当初より冷却された水を得ることができ
るものである。
に近い第2処理槽が冷却タンクにより冷却されることに
なるので、給水当初より冷却された水を得ることができ
るものである。
【0027】請求項10のように構成すると、貯水タン
ク内で水が噴水されることによりさらに水に酸素が溶け
込むことになる。
ク内で水が噴水されることによりさらに水に酸素が溶け
込むことになる。
【0028】
【発明の実施の形態】図面はこの発明の一実施例を示
し、図1において、1は水道管であり、2は減圧弁、3
は水流センサーである。図面において左側で点線で囲ま
れた部分が冷水浄水手段4であり、この冷水浄水手段4
は、例えば2方向同時切換弁5を介してその入水口6a
を水道管1側に接続した第1処理槽6と、この第1処理
槽6の出水口6b側に接続された貯水タンク7と、例え
ば冷凍ポンプ8aから成る冷却手段8と、貯水タンク7
内の水を第1処理槽6を介して強制的に循環させる例え
ばポンプ9aから成る循環手段9と、貯水タンク7と冷
却水の第1給水口10との間に設置された第2処理槽1
1を含んでいる。尚、12は給水用のポンプであり、2
方向同時切換弁5はこれを電磁弁としても良い。また、
ポンプ9aと12はこれを1基し、3方向切換弁を用い
て水の流れを循環用と給水用に変えるようにしても良
い。
し、図1において、1は水道管であり、2は減圧弁、3
は水流センサーである。図面において左側で点線で囲ま
れた部分が冷水浄水手段4であり、この冷水浄水手段4
は、例えば2方向同時切換弁5を介してその入水口6a
を水道管1側に接続した第1処理槽6と、この第1処理
槽6の出水口6b側に接続された貯水タンク7と、例え
ば冷凍ポンプ8aから成る冷却手段8と、貯水タンク7
内の水を第1処理槽6を介して強制的に循環させる例え
ばポンプ9aから成る循環手段9と、貯水タンク7と冷
却水の第1給水口10との間に設置された第2処理槽1
1を含んでいる。尚、12は給水用のポンプであり、2
方向同時切換弁5はこれを電磁弁としても良い。また、
ポンプ9aと12はこれを1基し、3方向切換弁を用い
て水の流れを循環用と給水用に変えるようにしても良
い。
【0029】第1処理槽6の内部には、図示してない
が、例えば麦飯石、貝化石、ゼオライト、医王石、碕力
珪石等の水道水をミネラル分を含んだより飲料水に適し
た水質に変える第1水処理材を細かく砕き、その中から
1種類或は数種類の水処理材を任意に選んで充填させて
ある。この充填方法は、一種類ずつ分けて充填しても良
いし、全部を混合させて充填させても良い。
が、例えば麦飯石、貝化石、ゼオライト、医王石、碕力
珪石等の水道水をミネラル分を含んだより飲料水に適し
た水質に変える第1水処理材を細かく砕き、その中から
1種類或は数種類の水処理材を任意に選んで充填させて
ある。この充填方法は、一種類ずつ分けて充填しても良
いし、全部を混合させて充填させても良い。
【0030】第2処理槽11内には、中空糸膜部11a
と、これも細粒化させた図示していない活性炭から成る
第2水処理材が収納充填されている。尚、この第2処理
槽11と上述した第1処理槽6はカートリッジ式とし、
所定期間経過後に交換することが望ましい。また、給水
用のポンプ12はバルブの数が増えることから構造が少
し複雑になるが、循環手段9のポンプ9aを併用するこ
とによりこれに代えることができることは上述した。
と、これも細粒化させた図示していない活性炭から成る
第2水処理材が収納充填されている。尚、この第2処理
槽11と上述した第1処理槽6はカートリッジ式とし、
所定期間経過後に交換することが望ましい。また、給水
用のポンプ12はバルブの数が増えることから構造が少
し複雑になるが、循環手段9のポンプ9aを併用するこ
とによりこれに代えることができることは上述した。
【0031】さらに、図1において左側で点線で囲まれ
た部分が浄水手段13であり、主として細かく砕いた活
性炭を内部に充填させ2方向同時切換弁14を介して水
道管1側に接続された第3処理槽15と、この第3処理
槽15に接続され上述した冷水浄水手段4の第1処理槽
6内と同じように構成した第4処理槽16と、この第4
浄水槽16に接続された中空糸膜部17aから成る第5
処理槽17とから構成されている。尚、この実施例では
第3から第5までの3個の処理槽から構成されている
が、このうちの一部、或は全部をまとめて一つの処理槽
としても良い。これらの第3〜第5の処理槽もカートリ
ッジ式とし、所定期間経過後に交換できるようにするこ
とが望ましい。尚、2方向同時切換弁14はこれを電磁
弁としても良い。
た部分が浄水手段13であり、主として細かく砕いた活
性炭を内部に充填させ2方向同時切換弁14を介して水
道管1側に接続された第3処理槽15と、この第3処理
槽15に接続され上述した冷水浄水手段4の第1処理槽
6内と同じように構成した第4処理槽16と、この第4
浄水槽16に接続された中空糸膜部17aから成る第5
処理槽17とから構成されている。尚、この実施例では
第3から第5までの3個の処理槽から構成されている
が、このうちの一部、或は全部をまとめて一つの処理槽
としても良い。これらの第3〜第5の処理槽もカートリ
ッジ式とし、所定期間経過後に交換できるようにするこ
とが望ましい。尚、2方向同時切換弁14はこれを電磁
弁としても良い。
【0032】今、冷水浄水手段4の側の2方向同時切換
弁5を開くと、水道管1より水道水が第1処理槽6を介
して貯水タンク7内へ流入し、これを満たして第2処理
槽11を介して第1供給口10より出水するので、2方
向同時切換弁5を閉じると、水道水の供給は停止され、
第1給水口10からの出水は止まる。この2方向同時切
換弁5は、第1処理槽6への水の流れと、第1給水口1
0からの水の流れを同時に開閉するものである。尚、こ
このところは、2方向同時切換弁に電磁弁を用いた場合
には、貯水タンクに設置したフロートスイッチにより満
水を検知し、電磁弁を閉じるように構成することができ
る。
弁5を開くと、水道管1より水道水が第1処理槽6を介
して貯水タンク7内へ流入し、これを満たして第2処理
槽11を介して第1供給口10より出水するので、2方
向同時切換弁5を閉じると、水道水の供給は停止され、
第1給水口10からの出水は止まる。この2方向同時切
換弁5は、第1処理槽6への水の流れと、第1給水口1
0からの水の流れを同時に開閉するものである。尚、こ
このところは、2方向同時切換弁に電磁弁を用いた場合
には、貯水タンクに設置したフロートスイッチにより満
水を検知し、電磁弁を閉じるように構成することができ
る。
【0033】貯水タンク7が満水になると、図示してな
いフロートスイッチが動作して冷却手段8の冷凍ポンプ
8aが動作して貯水タンク7内の水道水を冷却し始め
る、と同時に循環手段9のポンプ9aが動作して所定時
間(例えば6分程度)ずつ間欠的に複数回貯水タンク7
内の水道水を第1処理槽6を介して循環させる。する
と、第1処理槽6内に充填、或は収納された上記各種水
処理材により、ミネラル分が溶出されたり、或はさらに
場合によっては磁化されたり、遠赤外線放射セラミック
によりクラスターの小さな水となるように処理されたり
して、自然水に近い人間の口に美味しく、身体に吸収さ
れ易い水となり、かつ冷却された状態で貯水タンク7内
に貯溜される。このように水道水が処理されたことは図
示してない表示ランプによって表示されるので、2方向
同時切換弁5を開くと、貯水タンク7内の水は新たに供
給されて来た水道水によって押され第2処理槽11を介
してさらに水処理されて雑菌や錆、水垢等の混入固形物
を含まない、かつカルキやトリハロメタン等を除去され
た自然水に近い美味しい冷却浄水となって第1給水口1
0より給水される。
いフロートスイッチが動作して冷却手段8の冷凍ポンプ
8aが動作して貯水タンク7内の水道水を冷却し始め
る、と同時に循環手段9のポンプ9aが動作して所定時
間(例えば6分程度)ずつ間欠的に複数回貯水タンク7
内の水道水を第1処理槽6を介して循環させる。する
と、第1処理槽6内に充填、或は収納された上記各種水
処理材により、ミネラル分が溶出されたり、或はさらに
場合によっては磁化されたり、遠赤外線放射セラミック
によりクラスターの小さな水となるように処理されたり
して、自然水に近い人間の口に美味しく、身体に吸収さ
れ易い水となり、かつ冷却された状態で貯水タンク7内
に貯溜される。このように水道水が処理されたことは図
示してない表示ランプによって表示されるので、2方向
同時切換弁5を開くと、貯水タンク7内の水は新たに供
給されて来た水道水によって押され第2処理槽11を介
してさらに水処理されて雑菌や錆、水垢等の混入固形物
を含まない、かつカルキやトリハロメタン等を除去され
た自然水に近い美味しい冷却浄水となって第1給水口1
0より給水される。
【0034】次に、浄水のみの給水を受けようとする場
合には、浄水手段13の2方向同時切換弁14を開く
と、水道管1からの水道水は、第3処理槽15、第4処
理槽16、及び第5処理槽17を介して、上述した冷水
浄水手段4と同じような成分の浄水が冷却されない状態
で浄水手段の第2給水口18より給水される。尚、この
浄水手段13の第2給水口18と冷水浄水手段4の第1
給水口10は途中で連通接続させることにより共通にし
ても良い。
合には、浄水手段13の2方向同時切換弁14を開く
と、水道管1からの水道水は、第3処理槽15、第4処
理槽16、及び第5処理槽17を介して、上述した冷水
浄水手段4と同じような成分の浄水が冷却されない状態
で浄水手段の第2給水口18より給水される。尚、この
浄水手段13の第2給水口18と冷水浄水手段4の第1
給水口10は途中で連通接続させることにより共通にし
ても良い。
【0035】図2は第2処理槽の他の実施例を示し、第
2処理槽22の回わりに、貯水タンク23が囲設されて
いる。このように構成すると第2処理槽22は常時冷却
されているので、この図2では図示してないが、図1に
示した冷水浄水手段4の第1給水口10からは最初より
冷水が給水されることになる利点がある。
2処理槽22の回わりに、貯水タンク23が囲設されて
いる。このように構成すると第2処理槽22は常時冷却
されているので、この図2では図示してないが、図1に
示した冷水浄水手段4の第1給水口10からは最初より
冷水が給水されることになる利点がある。
【0036】図3は図1に示した冷水浄水手段と浄水手
段を流し台の下部に設置した場合を示し、流し台24の
下部空間25内には、冷水浄水手段4と浄水手段13が
同時、或は択一的に設置され、その周囲を遠赤外線放射
セラミックを用いた抗菌ネット26で覆ってある。尚、
27は排気ファンであり、28は壁29に設けられた排
気口である。
段を流し台の下部に設置した場合を示し、流し台24の
下部空間25内には、冷水浄水手段4と浄水手段13が
同時、或は択一的に設置され、その周囲を遠赤外線放射
セラミックを用いた抗菌ネット26で覆ってある。尚、
27は排気ファンであり、28は壁29に設けられた排
気口である。
【0037】このように構成すると、流し台24の上や
その近辺のスペースを広く取れる上に、流し台24の下
部空間25内に冷却手段の冷凍ポンプが発する熱気がこ
もって冷却効果を妨げることがない上に、抗菌ネット2
6で囲われていることから、湿気によってとかく不衛生
になりがちな流し台24の下部空間25内に、水処理装
置を設置しても雑菌やカビが繁殖したり発生することな
く衛生的となるという利点がある。
その近辺のスペースを広く取れる上に、流し台24の下
部空間25内に冷却手段の冷凍ポンプが発する熱気がこ
もって冷却効果を妨げることがない上に、抗菌ネット2
6で囲われていることから、湿気によってとかく不衛生
になりがちな流し台24の下部空間25内に、水処理装
置を設置しても雑菌やカビが繁殖したり発生することな
く衛生的となるという利点がある。
【0038】図4と図5は、上述した実施例の水処理方
式と水処理装置を用い、第1水処理材として、麦飯石、
貝化石、及びゼオライトを、第2水処理材として活性
炭、及び中空糸膜を用いたA水処理材を用いた場合と、
第1水処理材として麦飯石のみを、第2水処理材として
活性炭及び中空糸膜を用いたB水処理材を用いた場合の
硬度と電導度の変化を示すグラフである。各グラフに示
したように、循環手段による強制循環は3リットルの原
水を6分間で一循環させるもので、これを5回繰り返す
ことにより1サイクルとしている。各循環ごとに測定を
行い、さらに1サイクルごとに原水を取り替えて同じ水
処理材を用いて3回行った結果である。
式と水処理装置を用い、第1水処理材として、麦飯石、
貝化石、及びゼオライトを、第2水処理材として活性
炭、及び中空糸膜を用いたA水処理材を用いた場合と、
第1水処理材として麦飯石のみを、第2水処理材として
活性炭及び中空糸膜を用いたB水処理材を用いた場合の
硬度と電導度の変化を示すグラフである。各グラフに示
したように、循環手段による強制循環は3リットルの原
水を6分間で一循環させるもので、これを5回繰り返す
ことにより1サイクルとしている。各循環ごとに測定を
行い、さらに1サイクルごとに原水を取り替えて同じ水
処理材を用いて3回行った結果である。
【0039】各グラフを見て明らかのように、まず、硬
度では、A水処理材を用いたものは各サイクルにおい
て、循環回数を増すごとに硬度が上がり、ミネラル分の
溶出が裏付けられた。このA水処理材用いたもので第1
サイクル時に大きな変化が表れているのは、A水処理材
の中に含まれている該A水処理材の微粒子が原水の中に
溶け込む結果と見られる。しかるに、B水処理材を用い
たものは、硬度に変化が表れていないことからミネラル
分の溶出がないか、あっても極めて隙かなものと思われ
る。
度では、A水処理材を用いたものは各サイクルにおい
て、循環回数を増すごとに硬度が上がり、ミネラル分の
溶出が裏付けられた。このA水処理材用いたもので第1
サイクル時に大きな変化が表れているのは、A水処理材
の中に含まれている該A水処理材の微粒子が原水の中に
溶け込む結果と見られる。しかるに、B水処理材を用い
たものは、硬度に変化が表れていないことからミネラル
分の溶出がないか、あっても極めて隙かなものと思われ
る。
【0040】次に、電導度において、A水処理材を用い
たものは、第1サイクル目において電導度は大きな値を
示すが、原水を変えての第2サイクルからは第1回目の
循環時を除いて、電導度がほぼ一定することが解る。B
水処理材を用いたものは、どのサイクル時においても最
初の循環時において電導度が上昇するが、第2回目の循
環時より電導度は略一定の値となることが解った。つま
り硬度が変化しても電導度はそれに伴って変化するとは
限らず、電導度と硬度は互いに比例しないことが解る。
たものは、第1サイクル目において電導度は大きな値を
示すが、原水を変えての第2サイクルからは第1回目の
循環時を除いて、電導度がほぼ一定することが解る。B
水処理材を用いたものは、どのサイクル時においても最
初の循環時において電導度が上昇するが、第2回目の循
環時より電導度は略一定の値となることが解った。つま
り硬度が変化しても電導度はそれに伴って変化するとは
限らず、電導度と硬度は互いに比例しないことが解る。
【0041】図6は水処理装置の他の実施例を示し、冷
凍ポンプ30aから成る冷却手段30を介して冷却され
る貯水タンク31内部には、麦飯石32、ゼオライト3
3、医王石34、及び永久磁石35のような、水質をよ
り飲料水に適したものに変える複数の水処理材から成る
第1水処理材36を充鎮させた第1処理槽37と、活性
炭38と中空糸膜39から成る第2処理槽を収容した第
2処理槽40が収容されており、第1処理槽37を通過
した水は噴水手段41を介して貯水タンク31内部へ噴
出されるように構成されている。尚、図6において、4
2は水道管であり、43はバルブである。さらに、44
は減圧弁、45は電磁弁、46はフロートスイッチ、4
7は例えばポンプ47aからなる循環手段、48は3方
向切換弁、49は排気ファンである。
凍ポンプ30aから成る冷却手段30を介して冷却され
る貯水タンク31内部には、麦飯石32、ゼオライト3
3、医王石34、及び永久磁石35のような、水質をよ
り飲料水に適したものに変える複数の水処理材から成る
第1水処理材36を充鎮させた第1処理槽37と、活性
炭38と中空糸膜39から成る第2処理槽を収容した第
2処理槽40が収容されており、第1処理槽37を通過
した水は噴水手段41を介して貯水タンク31内部へ噴
出されるように構成されている。尚、図6において、4
2は水道管であり、43はバルブである。さらに、44
は減圧弁、45は電磁弁、46はフロートスイッチ、4
7は例えばポンプ47aからなる循環手段、48は3方
向切換弁、49は排気ファンである。
【0042】図示していない始動と表示された操作ボタ
ンを押すと、電磁弁45が開いて水道水が水道管42よ
り減圧弁44を介して貯水タンク31内へ給水される。
貯水タンク31内が満たされるとフロートスッチ46が
動作して電磁弁45を閉じ、循環手段47と3方向切換
弁48が動作して、貯水タンク31内の水を第1処理槽
37を通して所定時間貯水タンク31との間で循環させ
る。その際に、第1処理槽37からは噴水手段41を介
して噴水となって再び貯水タンク31内へ戻され、同時
に冷却手段30によって貯水タンク31内の水は冷却さ
れる。浄化冷水の供給を受けようとすれば、図示してい
ない給水の操作ボタンを押すと、循環手段47と3方向
切換弁48が動作して、今度は貯水タンク31内の冷水
を第2処理槽40を介して給水口50より給水し、同時
に電磁弁45が動作して給水した分だけの水道水を貯水
タンク31内へ満たすことになる。尚、図6に示した実
施例のものは、冷却手段を除いて浄水を給水する装置と
して実施することが可能である。
ンを押すと、電磁弁45が開いて水道水が水道管42よ
り減圧弁44を介して貯水タンク31内へ給水される。
貯水タンク31内が満たされるとフロートスッチ46が
動作して電磁弁45を閉じ、循環手段47と3方向切換
弁48が動作して、貯水タンク31内の水を第1処理槽
37を通して所定時間貯水タンク31との間で循環させ
る。その際に、第1処理槽37からは噴水手段41を介
して噴水となって再び貯水タンク31内へ戻され、同時
に冷却手段30によって貯水タンク31内の水は冷却さ
れる。浄化冷水の供給を受けようとすれば、図示してい
ない給水の操作ボタンを押すと、循環手段47と3方向
切換弁48が動作して、今度は貯水タンク31内の冷水
を第2処理槽40を介して給水口50より給水し、同時
に電磁弁45が動作して給水した分だけの水道水を貯水
タンク31内へ満たすことになる。尚、図6に示した実
施例のものは、冷却手段を除いて浄水を給水する装置と
して実施することが可能である。
【0043】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので次
のような効果を奏し得る。
のような効果を奏し得る。
【0044】請求項1のように構成すると、原水を貯水
タンクと第1処理槽の間で第1水処理材を介して水処理
している時には、殺菌力のあるカルキが除去されないの
で、貯水タンク内や第1処理槽内に雑菌が繁殖するのを
防止することができ、給水時に第2処理槽を通して第2
水処理材で処理することにより、カルキ分やトリハロメ
タン等が除去され、混入固形物や雑菌の含まれない、電
導度の一定したミネラル分を含んだ水の給水を受けるこ
とができるものであることから、このように水処理した
水を飲するとミネラル分の身体への吸収を促し、健康増
進に役立つものである。
タンクと第1処理槽の間で第1水処理材を介して水処理
している時には、殺菌力のあるカルキが除去されないの
で、貯水タンク内や第1処理槽内に雑菌が繁殖するのを
防止することができ、給水時に第2処理槽を通して第2
水処理材で処理することにより、カルキ分やトリハロメ
タン等が除去され、混入固形物や雑菌の含まれない、電
導度の一定したミネラル分を含んだ水の給水を受けるこ
とができるものであることから、このように水処理した
水を飲するとミネラル分の身体への吸収を促し、健康増
進に役立つものである。
【0045】請求項2のように構成すると、ミネラル分
の溶出はあまり見られないが、電導度の一定した身体に
吸収され易い水とすることができる。
の溶出はあまり見られないが、電導度の一定した身体に
吸収され易い水とすることができる。
【0046】請求項3のように構成すると、ミネラル分
を含み、かつ電導度の一定した、人間の身体に良く、吸
収され易い水とすることができる。
を含み、かつ電導度の一定した、人間の身体に良く、吸
収され易い水とすることができる。
【0047】請求項4のように構成すると、さらにミネ
ラル分を含み、かつ電導度の一定した、より自然水に近
い人間の身体に良く、吸収され易い水を給水できる。
ラル分を含み、かつ電導度の一定した、より自然水に近
い人間の身体に良く、吸収され易い水を給水できる。
【0048】請求項5のように構成すると、水道水中に
含まれている水道管の錆その他の固形物や雑菌、或はカ
ルキやトリハロメタンのような人体に有害な物質等が除
去され、カリウム、カルシウム、マグネシウム、といっ
た人体に有用なミネラルを含んでいる冷却水の給水を常
時受けることができる。
含まれている水道管の錆その他の固形物や雑菌、或はカ
ルキやトリハロメタンのような人体に有害な物質等が除
去され、カリウム、カルシウム、マグネシウム、といっ
た人体に有用なミネラルを含んでいる冷却水の給水を常
時受けることができる。
【0049】請求項6のように構成すると、上述した請
求項5のような冷却水と、冷却されないだけで請求項5
と同じように固形物や雑菌、或はカルキやトリハロメタ
ンのような有害物質を除去され、人体に有用なミネラル
を含む水との相方の給水を任意に選択して受けることが
できる。
求項5のような冷却水と、冷却されないだけで請求項5
と同じように固形物や雑菌、或はカルキやトリハロメタ
ンのような有害物質を除去され、人体に有用なミネラル
を含む水との相方の給水を任意に選択して受けることが
できる。
【0050】請求項7のように構成すると、流し台上の
場所を占領することなく請求項5の項で記載した冷却さ
れた浄水や請求項6の項で記載した浄水の給水を任意に
選択して給水を受けることができる上に、湿気がこもり
とかく不衛生となりがちな流し台の下部空間を抗菌ネッ
トと排気ファンによって清潔な状態で保つことが可能と
なるものである。
場所を占領することなく請求項5の項で記載した冷却さ
れた浄水や請求項6の項で記載した浄水の給水を任意に
選択して給水を受けることができる上に、湿気がこもり
とかく不衛生となりがちな流し台の下部空間を抗菌ネッ
トと排気ファンによって清潔な状態で保つことが可能と
なるものである。
【0051】請求項8のように構成すると、処理槽や浄
水槽が所定期間を経過するごとに交換できるので、雑菌
が繁殖したり、水の通りが悪くなったり、さらにはミネ
ラル分の溶出性能が落ちたりする心配のないものであ
る。
水槽が所定期間を経過するごとに交換できるので、雑菌
が繁殖したり、水の通りが悪くなったり、さらにはミネ
ラル分の溶出性能が落ちたりする心配のないものであ
る。
【0052】請求項9のように構成すると、第2処理槽
も貯水タンクと共に冷却されるので、給水開始より冷水
を得ることができ、貯水タンク内の水が無駄とならない
利点がある。
も貯水タンクと共に冷却されるので、給水開始より冷水
を得ることができ、貯水タンク内の水が無駄とならない
利点がある。
【0053】請求項10のように構成すると、噴水手段
によって水が噴水される際に酸素が溶け込み、残存酸素
の多い、より自然水に近い水を給水できるものである。
によって水が噴水される際に酸素が溶け込み、残存酸素
の多い、より自然水に近い水を給水できるものである。
【図1】この発明に係る水処理装置を説明する説明図で
ある。
ある。
【図2】この発明に係る水処理装置の冷水浄水手段の他
の実施例を説明する説明図である。
の実施例を説明する説明図である。
【図3】この発明に係る水処理装置を流し台の下部空間
へ設置した場合を説明する説明図である。
へ設置した場合を説明する説明図である。
【図4】この発明に係る水処理方式を用いて水道水を水
処理した場合の水の硬度の変化を示すグラフである。
処理した場合の水の硬度の変化を示すグラフである。
【図5】この発明に係る水処理方式を用いて水道水を処
理した場合の電導度の変化を示すグラフである。
理した場合の電導度の変化を示すグラフである。
【図6】この発明に係る水処理装置の他の実施例を示す
説明図である。
説明図である。
1 水道管 4 冷水浄水手段 5 2方向同時切換弁 6 第1処理槽 6a 入水口 6b 出水口 7 貯水タンク 8 冷却手段 8a 冷凍ポンプ 9 循環手段 9a ポンプ 12 第2処理槽 13 浄水手段 14 2方向同時切換弁 15 第3濾過槽 16 第4濾過槽 17 第5濾過槽 22 第2処理槽 23 貯水タンク 24 流し台 25 下部空間 26 抗菌ネット 27 排気ファン 28 排気口 30 冷却手段 31 貯水タンク 36 第1水処理材 37 第1水処理槽 40 第2水処理槽 41 噴水手段 42 水道管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/68 540 C02F 1/68 540A 540D 1/28 1/28 R 1/44 1/44 B
Claims (10)
- 【請求項1】 原水タンク内の水をミネラル分を含みよ
り飲料水に適した性質に変える複数の水処理材から成る
第1水処理材を充填させた第1処理槽内を通して所定の
時間循環させた後、水の中に含まれている混入固形物や
雑菌、或はカルキのような有害物質を除去する第2水処
理材を充填させた第2処理槽内を通して給水口へ供給す
るように成したことを特徴とする、水の処理方式。 - 【請求項2】 第1処理槽内の第1水処理材は、少なく
とも麦飯石を含むことを特徴とする、水の処理方式。 - 【請求項3】 第1処理槽内の第1水処理材は、少なく
とも麦飯石と貝化石を含むことを特徴とする、水の処理
方式。 - 【請求項4】 第1処理槽内の第1水処理材は、少なく
とも麦飯石と貝化石とゼオライトを含むことを特徴とす
る、水の処理方式。 - 【請求項5】 内部に水質をミネラル分を含みより飲料
水に適した水質に変える複数の水処理材から成る第1水
処理材を充填させ原水供給側にその入水口側を接続させ
る第1処理槽と、この第1処理槽の出水口側にその入水
口側を接続させた貯水タンクと、この貯水タンクを冷却
させる冷却手段と、前記貯水タンクの水と前記第1処理
槽との間で水を強制循環させる循環手段と、内部に中空
糸膜部と活性炭の第2水処理材を収容し前記冷却タンク
と冷浄水の給水口との間に設けられた第2処理槽とを含
むことを特徴とする、水処理装置。 - 【請求項6】 内部に水質をミネラル分を含みより飲料
水に適した水質に変える複数の水処理材から成る第1水
処理材を充填させ原水の供給側にその入水口側を接続さ
せる第1処理槽と、この第1処理槽の出水口側にその入
水口側を接続させた貯水タンクと、この貯水タンクを冷
却させる冷却手段と、前記貯水タンクの水と前記第1処
理槽との間で水を強制循環させる循環手段と、内部に中
空糸膜部と活性炭を収容し前記貯水タンクと冷浄水の給
水口との間に設けられた第2処理槽とを含む冷水浄水手
段と、前記水道管に対し切換弁を介して接続され内部に
充填させた活性炭、各種ミネラル分溶出用の水処理材、
及び中空糸膜部を含む単数又は複数の処理槽から成る浄
水手段とで構成したことを特徴とする、水処理装置。 - 【請求項7】 請求項5又は請求項6のいずれかに記載
した水処理装置を流し台の下部にセットして、その全周
囲、或は一部を抗菌ネットで覆うと共に、外部への排気
手段を設けたことを特徴とする、水処理装置。 - 【請求項8】 請求項5又は請求項6のいずれかに記載
した第1及び第2処理槽、並びに請求項2に記載した浄
水槽はいずれも交換可能なカートリッジ式であることを
特徴とする、水処理装置。 - 【請求項9】 請求項5又は請求項6のいずれかに記載
した冷水浄水手段の第2処理槽の回りを貯水タンクで囲
むか、或は両者を接触させるかして設けることを特徴と
する、水処理装置。 - 【請求項10】 循環手段には、さらに貯水タンク内で
水を噴水させる噴水手段が備えられていることを特徴と
する、請求項1乃至8のいずれかに記載の水処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1437897A JPH10211492A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 飲料水の処理方式並びにこの処理方式を用いた水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1437897A JPH10211492A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 飲料水の処理方式並びにこの処理方式を用いた水処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10211492A true JPH10211492A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11859394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1437897A Pending JPH10211492A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 飲料水の処理方式並びにこの処理方式を用いた水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10211492A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000056987A1 (fr) * | 1999-03-23 | 2000-09-28 | Keiichi Sugino | Equipement de traitement d'eau |
JP2007152331A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Michio Suzuki | 複数の有機質食材を同時に無機質飲料水に変換する精製法 |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP1437897A patent/JPH10211492A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000056987A1 (fr) * | 1999-03-23 | 2000-09-28 | Keiichi Sugino | Equipement de traitement d'eau |
JP2007152331A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Michio Suzuki | 複数の有機質食材を同時に無機質飲料水に変換する精製法 |
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