JP2002361231A - 浄水製造装置 - Google Patents

浄水製造装置

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JP2002361231A JP2001175732A JP2001175732A JP2002361231A JP 2002361231 A JP2002361231 A JP 2002361231A JP 2001175732 A JP2001175732 A JP 2001175732A JP 2001175732 A JP2001175732 A JP 2001175732A JP 2002361231 A JP2002361231 A JP 2002361231A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、飲料水特に水道水において、残留
塩素分の除去をはじめ臭気除去を主とし、さらに水中の
浮遊物・色相等外観的な性状の改善はもちろんのこと、
水に機能活性をもたせるための水の製造装置を提供しよ
うとするものである。 【解決手段】 本発明は、水源から供給される原水
が、PE焼結多孔質濾過材からなる二重筒の筒間内部に
活性炭及び永久磁石を装填した第1カートリッジフィル
タ6を通過して第1貯水タンク1に送水される第1経路
と、第1貯水タンクの水が、同タンクから循環ポンプ5
によって活性炭を充填した第2カートリッジフィルタ1
3及びセラミックスを充填したカラム15を通過して第
2貯水タンク2に送水される第2経路とを形成するよう
に接続した2つのラインを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自然環境の悪化から、それに伴な
う水質の汚染が問題になっている。例えば、水道用の取
水口の河川・湖沼等の水質汚染の進行から、水道水その
ものに添加する殺菌剤の量が増し、それによる臭気・味
の悪化や、原水の処理工程で処理不可能な有機物がそれ
らと化学変化を起こし、トリハロメタン等の複合的な汚
染物質の生成を見るまでになっている。最近では、クリ
ストポリジウム等の病原性原虫の存在が問題視されてき
ている。このため、ボトル入りの天然水が売れている現
状である。
【0003】水道水等に添加されている殺菌剤、即ち次
亜塩素酸ソーダ、及び極微粒子のごみ等を除去してから
飲料あるいは、料理に使用すれば、臭気・味の悪化の原
因が取り除かれ、おいしい水となることは周知のとおり
である。
【0004】この次亜塩素酸ソーダや微粒子のゴミ等を
除去するために現在使用されているものは、微細孔とそ
の吸着力によって除去効果を示す活性炭や超微細径を持
つ中空糸膜濾過材等をコンパクトにまとめた据え置き型
の水質浄化用濾過器や蛇口に直接取り付ける浄水器等で
ある。
【0005】しかし、活性炭や中空糸膜濾過材は、残留
塩素分や水中に含まれている微粒子状物質の除去に対し
て有効であっても、水質そのものを改質するとか、必須
ミネラル等を供給することはない。逆に、残留塩素を除
去したために、条件によっては雑菌が繁殖する原因とな
ることが指摘されている。
【0006】最近では、逆浸透膜技術商品が市販される
ようになり、これによれば次亜塩素酸ソーダをはじめ、
超微粒子物質を除去するという水質の向上に寄与してい
るが、その水に存在する有用性のミネラル分までも除去
してしまうことや濾過速度に制限があること、及びその
大半の原水を捨てなければならないこと、更に高価であ
るとの欠点があり、一般的な飲用水としての使用範囲に
おいては適正なものとはいい難い。
【0007】上記の事実関係から、次亜塩素酸ソーダや
トリハロメタン、そして病原性原虫の問題を解決し、よ
り良いしかも安全な品質の水を簡便な方法によって可能
とする処理系の案出が待たれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、飲
料水特に水道水において、殺菌用の残留塩素分が水質を
低下させていることから、それら残留塩素分の除去をは
じめ臭気除去を主とし、さらに水中の浮遊物・色相等外
観的な性状の改善はもちろんのこと、水に一定領域の電
磁波(遠赤外線)を与えると、一部波長を吸収したり、
分子・原子レベルのエネルギーの授受によって、水の改
質に寄与する等のことが近年解明されてきつつあること
から、現状を総合的に解析し、本来の機能をもつ水を得
ることを目的とした浄水製造装置、即ち、新しい観点か
ら水に機能活性をもたせるための水処理系を検討し、そ
の結果から得た水の製造装置を提供しようとするもので
ある。
【0009】したがって、飲食用品製造用のみならず、
野菜,果物,花卉等のハウス栽培用給水、および野菜の
洗滌・蘇生を目的とした水の製造装置を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、水源から供給
される原水が、PE焼結多孔質濾過材からなる二重筒の
筒間内部に活性炭及び永久磁石を装填した第1カートリ
ッジフィルタを通過して第1貯水タンクに送水される第
1経路と、第1貯水タンクの水が、同タンクから循環ポ
ンプによって活性炭を充填した第2カートリッジフィル
タ及びセラミックスを充填したカラムを通過して第2貯
水タンクに送水される第2経路とを形成するように接続
した2つのラインを有する装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の浄水製造装置の処理系
は、2個の貯水タンク1,2を設置しており、第1の貯
水タンク1には原水を供給するライン3が接続する第1
経路、第2の貯水タンク2には第1の貯水タンク1の水
を加圧循環ポンプ5で吸引送水するライン4が接続する
第2経路4を形成している。
【0012】第1経路は、第1カートリッジフィルタ6
の受水口7に原水制御用の電磁弁8を設け、この第1カ
ートリッジフィルタの出水口9からは第1貯水タンク1
の上端部に近い部位に設けた注水口10に接続するライ
ン3を形成する。
【0013】第2経路は、前記第1貯水タンク1の底部
にある水取出口11と加圧循環ポンプ5の吸入口とをラ
イン12で接続し、このポンプ5出口からは活性炭を充
填した第2カートリッジフィルタ13にライン4で接続
し、この第2カートリッジフィルタの出水口14からは
セラミックスを充填したステンレスカラム15にライン
16で接続し、このカラム15の出水口17からは、中
間にT形の分岐管18の一方を介して第2貯水タンク2
の底部にライン19で接続するラインを形成する。この
ライン19の途中には開閉弁59を設ける。
【0014】前記分岐管18の他方からは、ライン20
で後記給水槽31に直接接続する。
【0015】前記第1カートリッジフィルタ6は、PE
(ポリエチレン)焼結多孔質炉過材から成る二重筒の筒間
内部に中央に永久磁石を置き、周囲に綿密に活性炭を充
填して構成する。
【0016】前記カラム15の内部構造は図3に示して
いるが、その内径に合わせた僅かに小さい内径をもつメ
ッシュ板21,21と、カラムの出入口の口径よりやや
大きいメッシュ板22,22との大小のものを一対と
し、この大小両メッシュ板間に伸張弾機23,23を介
装固定し、このように成る部材をカラム本体の上下両端
部に配置し、この上下両部間にセラミックス24を充填
した後、フランジ25,25にパッキング26,26を
介してフランジカバー27,27を取付けたとき、前記
伸張弾機23,23によってメッシュ板22,22が加
圧されるから、カラム内部に収容したセラミックス24
は固定される。
【0017】前記第2経路4は、ポンプ5出口に近傍に
T形の分岐管28を設け、この分岐管の一方には前記第
2カートリッジフィルタ13を接続するライン4を構成
し、分岐管28の他方からは分岐して前記第1貯水タン
ク1の上端部位に設けたエゼクタ29に接続するライン
30を構成する。
【0018】前記分岐管18の他方からのライン20
は、開閉弁53を介して給水槽31に接続し、第2貯水
タンク2を経由せずに、直接、ポンプ5からのライン給
水を可能にする。
【0019】前記第1経路3において、特定の機能性を
もたせる目的で、第1カートリッジフィルタ6から第1
貯水タンク1に入るライン3の直前部にT形の分岐管3
2を設け、それに機能性物質を送り込む注入装置33を
連設すると、要求されるミネラル、カルシウム等の目的
物質の注入が可能となる。この注入装置33の稼働は、
前記電磁弁8と連動させることによって、第1貯水タン
ク1内に注入する水量に対する注入量が算定可能となる
ように設定される。
【0020】原水としての水道水が通過する第1経路に
おいては、第1カートリッジフィルタ6の焼結多孔室炉
過面において微粒子の固形物を捕集し、続いて内部に充
填されている活性炭で塩素酸や臭気等、その他の有害性
物質を吸着除去して第1貯水タンク1に送られる。原水
はこの時すでに水道水ではなくなり、一般的に市販され
ている活性炭充填型の浄水器を通過した水と同様なもの
となっている。
【0021】また、原水は、第1カートリッジフィルタ
6内部に装填されている磁石が発生する磁気の影響を受
け、水の初期の活性化が行われて第1貯水タンク1に送
られて溜まる。
【0022】第1貯水タンク1上の前記エゼクタ29
は、マイナスイオン発生装置34の出口にホース52を
接続することにより、マイナスイオンおよび同時に発生
するオゾン等を吸引する。これらの成分は、エゼクタ2
9から噴出する水に混合・溶解して第1貯水タンク1に
流入する。
【0023】この時に含有するオゾンは、強烈な酸化剤
として有機分解しかつ殺菌作用を行う。また、マイナス
イオンが溶存酸素を活性化し、相乗的効果を示す。
【0024】もし原水の通過する第1カートリッジフィ
ルタ6によって除去できなかった有害物質も、この第1
貯水タンク1において分解する。万一、臭気や生成物が
残ればバックアップ用の第2カートリッジフィルタ13
によって除去した後、カラム15を経由し浄水として第
2貯水タンク2に溜める。
【0025】前記マイナスイオン発生装置34の構造
は、図4に示している。
【0026】36は筒状電極(+極)、37は放電針
(−極)、38は高圧発生機,39は変圧アダプタ,4
0は電極固定台,41はソケット,42は取付螺子,4
3はホースエンド,44は放電部,45はマイナスイオ
ン・オゾン発生部。
【0027】なお、第2貯水タンク2が満杯になると、
タンク連結口46から第1貯水タンク1に水が流れ、再
度、循環ポンプ5に吸引されるという循環水系を形成す
る。ポンプ5が稼働している限り、エゼクタ29のノズ
ル出口から水が噴射されるし、さらにはセラミックス充
填のカラム15を通過して水の清浄化,活性化が促進さ
れる。
【0028】第2経路4における活性化は、第1貯水タ
ンク水を加圧循環ポンプ5によって、第2カートリッジ
フィルタ13を通ってカラム15に送り、セラミックス
間を循環させることが重要である。
【0029】同部に充填されているセラミックスは、水
の改質に寄与する遠赤外線領域の電極波(4〜14μ程
度)を、より多く放射するものがよい。セラミックスに
水圧等刺激を加えて作る電磁波により自由電子を発生さ
せ、その電子エネルギーによって水の改質が行われる
が、セラミックスが放射する4〜14μの遠赤外線を吸
収した水は浸透性及び蒸散性を示し、特に本波長帯は
「生物育成光線」と呼ばれ、水の活性化に密接に関係し
ていることが知られている。
【0030】また、本装置においては、第1カートリッ
ジフィルタ6を通過する時に人工的添加物が除去され、
第1貯水タンク1に水が溜まると、ポンプ5によって吸
引され、第2カートリッジフィルタ13およびカラム1
5に圧送されて第2貯水タンク2に戻すという循環水系
を形成することは、雨水や雪解け水が長年月かけて地下
の岩石の間隙を通過して湧水となって地表に現われる自
然現象に共通する。
【0031】前記第1貯水タンク1には、貯水量によっ
て自動的に作用する3つのスイッチを設置する。即ち、
47は上限停止用の水位設定のレベルスイイッチ、48
は下限停止用の水位設定のレベルスイッチ、49は循環
ポンプの空転防止用の自動停止スイッチである。
【0032】50は機体に構成した貯水タンク1,2の
収容室、51は貯水タンク1,2の被蓋、56は機体の
扉板である。
【0033】53は前記カラム15からライン20を経
て、直接、給水槽31に流入する開閉弁、54は前記第
2貯水タンク2から給水槽31に流入する開閉弁であ
る。
【0034】55は配電盤である。
【0035】そこで、本装置の運転方法について説明す
る。
【0036】いま電磁弁8を「開」にすると、原水は第
1カートリッジフィルタ6を通過して第1経路ライン3
を通って第1貯水タンク1に流入して溜まるが、水位が
上限停止用の設定レベルに達すると、レベルスイッチ4
7が作動して原水のタンク1内への流入は停止する。
【0037】循環ポンプ5を稼働すると、第1貯水タン
ク1の水は第2経路ライン4を通って、第2カートリッ
ジフィルタ13およびカラム15を経由して第2貯水タ
ンク2に流入する。
【0038】この時、分岐管28で分岐したライン30
に流入した水は、エゼクタ29からマイナスイオン発生
装置34によって生成された気体を吸引して第1貯水タ
ンク1に噴出される。
【0039】第1貯水タンク1内の水が送出され、水位
が下限開放用の設定レベルに低下すると、レベルスイッ
チ48が働き、再度、電磁弁8が「開」となり、第1貯
水タンク1に水が流入し溜まるようになる。
【0040】両タンク内の水を放出しない限りは、いず
れ両タンクは満杯となり、電磁弁8は閉じたままの状態
で水のみが、両タンク間の連通口46を流れ、第1貯水
タンク1−循環ポンプ5−第2カートリッジフィルタ1
3−カラム15−第2貯水タンク2間を循環する。
【0041】なお、貯水タンク1において、水漏れ等に
て予期しない水位の降下が発生し水位が自動停止スイッ
チ49の位置に来た時、停止機能が自動的に働き、循環
ポンプ5が停止して空転を防止する。
【0042】開閉弁53を「開」にすると、ポンプ5か
ら送出される水が、分岐管18の一方、即ちライン20
から、第2貯水タンクを経由せずして給水が可能とな
る。
【0043】なお、開閉弁54を「開」にしたときも、自
動的に循環ポンプ5が稼働するよう電気回路を設定する
ことにより、常に一定レベルの水頭を保って水を供給で
きるから、時間制御による給水量の定量化も可能とな
る。
【0044】また、給水槽31に、マイナスイオン発生
装置34からのホース35を接続し、その送気流体によ
って給水槽31の内部はもちろん、その周辺にもマイナ
スイオン及びオゾン気流の殺菌機能により浮遊雑菌の繁
殖を制御することが可能となる。
【0045】その他、第1貯水タンク1の最上段部には
オーバーフロー口57を、両貯水タンクの底面部には排
水弁58を設ける。
【0046】ステンレスカラム15に充填するセラミッ
クスは、人工生産あるいは天然物にかかわらず、含有成
分とその割合が、SiO275%〜85%,AL2O35%〜15%,F
e2O30.5%〜2.0%,Tio20.2%〜1.0%,K2O2.0%〜
4.0%,及びCaO,MgO,Na2O,Pt等を含有して構成
されている。
【0047】天然セラミックスをカラム15に充填する
には、採石した岩石を破砕機により細石とし、研摩して
角部分を落とし丸みを付けたものとし、その大きさを大
略5mm〜10mmφ程度にしたものを用いる。角部分を落と
さないと、角部分が水圧やそれ自体の接触研摩によって
できる削り屑が、水中に分散して白濁するからである。
【0048】人工的にセラミックスを焼結製造する場合
は、まず天然セラミックスを粉砕機により粉末とする。
次に、この粉末に焼成製品、即ち焼き上がり品に一定の
強度・微細孔の確保・遠赤外線放射能力等に劣化を示さな
いようにするために吟味した粘土を選定し混合する。
【0049】続いて、完成時の焼結セラミックスのサイ
ズを決め、焼結時の収縮を計算に入れてボールを作成す
る。
【0050】セラミックスの活性機能が水を活性化する
理論として、例えば、酸化チタンにある種の波長(紫外
線領域)を照射すると、そこから電子(e-)が放出し、そ
の電子は溶存酸素と結合して活性酸素(O2−)を作り、
水自身の劣化(腐敗)防止、即ち不純物として水に含有し
ている有機物を酸化分解することによって、劣化物質を
除去してしまうという活性作用が認知されていると同様
に、ある種のセラミックスは、そこに圧力・温度・光(あ
る種の波長)、即ち一つのエネルギーを与えると、そこ
から電子(e-)を放出して活性作用を示すことが支持され
ている。
【0051】また、上記とは別に、次亜塩素酸を除去し
たことによる新たな殺菌対策を組み入れるために、ここ
にエゼクタを応用してマイナスイオン発生装置から発生
する気体を吸引し、水中に混合・溶解する機構を構成す
る。
【0052】ここに使用したマイナスイオン発生装置3
4は、チタン合金を正極とし、一定の間隔を置いてその
正極に向け、針状棒を固定し負極とし、その間に7KV前
後の高電圧(電流:300mA程度)を発生可能な高圧ユニ
ットを組み込んだ電気回路を構成したものである。通電
することによって、その極間にコロナ放電が発生し、マ
イナスイオンが大量に発生すると同時にオゾンの発生も
起る。
【0053】本機構から発生するマイナスイオンによる
生物活性効果が、近年注目を集めていることと、光触媒
機能にみられる電子(e-)の授受の関連性や、長い実績の
あるオゾン効果,即ち,強力な酸化機能は,水中の殺
菌、汚染有機成分の分解・除去に寄与する。もし、装置
系内に雑菌等の有害物質が混入したとしても、本機構に
おいてダメ押しの処理が可能となる。
【0054】また、オゾンは時間の経過とともに酸素に
変化するため、循環水中には溶存酸素のリッチな水質と
なる。したがって、これが生物活性効果の一因であるこ
とはいうまでもない。
【0055】ここに用いたマイナスイオン発生装置は、
正極チタン合金を円筒形にし、円芯に負極針状棒をのぞ
かせているので、機構上2〜3m/secの風力が発生して
いるため、たとえエゼクタが停止している場合でも、間
隙から貯水タンク内に送風され内部の殺菌に寄与してい
る。また、マイナスイオン発生装置からの、もう一方の
ラインは、給水槽に送風され、蛇口をはじめ周囲の雑菌
の繁殖防止や消毒を兼ねた清潔機構を構成している。
【0056】上記の通りに構成されているため、例え
ば、水道水ラインが第1経路3の電磁弁8に接続し、磁
気弁を開き通水した場合、水道水中のカルキ(次亜塩素
酸)部分は、第1カートリッジフィルタ6の内部に装填
した活性炭によって除去される。これにより、カルキの
存在による水の臭気が無くなり、加えて味が良くなる。
【0057】なお、接続が可能な注入装置を利用し、ミ
ネラルや栄養液もまた添加できるので、目的に合わせた
水質を得ることが可能となる。
【0058】さらに、第1経路で改質された水は、タン
クに溜められた後、循環ポンプ5の運転によってカラム
15を通過して第2貯水タンク2に圧送され、ポンプの
運転を継続すると水は第1貯水タンク1に送られ、循環
ポンプ5−第1カートリッジ・フィルタ13−カラム1
5−貯水タンク2という水循環を継続するため、セラミ
ックス効果により水は構成分子の運動が活発になり、本
処理をしない原水と比較して水に含まれていた不純物を
分解除去して清澄水となる。
【0059】また、第2経路の第1タンク1への戻りラ
インの端末に取付けたエグゼタ29から吸引されるマイ
ナスイオン+オゾンは、オゾンの酸化力等、その特性に
よって、例えばトリハロメタン等の有害性有機物の分解
や殺菌が可能となる。このようにして製造された水は、
全体的に浸透性・洗浄力・蒸散力を増し、さらに還元性を
示す。このことは、水質的には活性的であり、長期保存
の可能な水となることを意味する。
【0060】
【実施例】実施例1:本浄水製造装置を40リットル/
minの処理能力を有するように設計・組立てし、まず水道
水を装置の入口にライン接続し第1経路を形成する。そ
こに、水の処理能力の範囲内において水道水を供給し、
第1貯水タンク1にタンク容量の100リットルを溜め
た。続いて、その貯水を循環ポンプ5で吸引してカラム
15内を通過させ、第2貯水タンク2に戻すという第2
経路を用いて循環処理を行なった。
【0061】その水を30分経過時点で採取し、酸化還
元電位を測定したところ、処理前の水道水は+570mv
程度であったが、装置処理水は+250mvを割る値を示
し、原水よりはるかに還元側にあった。
【0062】また、オルトトリジン試薬を用いた残留塩
素測定においても、発色は見られず残留塩素は測定され
なかった。
【0063】さらに、容器に満たした水面はキラキラ輝
き、わずかな振動でも水紋が発生し、甘味のするおいし
い水となった。
【0064】また、本処理装置循環生成水及び原水を同
量づつ別々のグラスに入れて解放のまま放置しておく
と、処理水の蒸散速度が非常に早くなり、数日間で明か
に水面の位置に差が認められた。
【0065】実施例2:市販の草花の種(エノコロ草)
を、水道水と本装置にて改質した水を用い、種の浸漬か
ら散水や土壌側を同一条件とし、発芽〜生育過程を比較
した。発芽率・生育状態すべてにおいて、後者の水を使
用したものが優れていた。
【0066】実施例3:本装置によって製造した水を別
容器に取り、水をポンプで循環させながら、その容器中
にホウレン草、及び春菊をそれぞれ5〜10分程度入れ
てから取り出すと、水道原水にて同様な処理を行ったも
のと比較して、はるかに鮮度が蘇り、蘇生効果のあるこ
とが判明した。
【0067】
【発明の効果】このように、処理対象水を本浄水製造装
置のセラミックスカラムを通過させるとき、セラミック
スから放射される4〜14μの育生光線といわれる周辺
の波長エネルギー振動が水に吸収され、あるいは水の分
子運動を活発にする等の作用から、水分子のクラスター
の改善につながり、水の改質がもたらされるものと考え
られる。
【0068】また、本装置における第1経路の作用は、
水道水に含まれる人工的に付加した殺菌作用の次亜塩素
酸ソーダの余剰分を消去することであり、これは飲用し
た場合の体内消化系作用物質、例えば体内消化酵素まで
も殺除してしまうという問題を解決し、かつ酸化還元電
位値で250mv以下のものが得られるという効果を生ん
だ。
【0069】さらに、マイナスイオン発生装置から発生
する気体を水中に吸気混合装置で混合・溶解することか
ら、長い実績のあるオゾン効果が、水中の汚染物質の分
解・除去に役立つこと、また電子(e-)の授受の関連性
が、マイナスイオンによる生物活性効果を期待でき、こ
れはカラム内で弾機によって加圧されているセラミック
スに、ポンプからの圧力水が衝突することによって、放
射される電磁波の関連から発生するマイナスイオンと相
乗的効果を示すものと推測される。
【0070】この事実は、雷雨や積雪等に関与する水が
地表から浸透し、幾重もの地層によって濾過され、電磁
放射エネルギーをもつ岩盤の間隙を通過し、再度、地表
に湧き水となって蘇る天然のミネラル水の生成過程に類
似するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の機構説明図
【図2】本装置の内部を示した斜視図
【図3】要部の内部構造図
【図4】要部の側断面図
【符号の説明】
1 第1貯水タンク 2 第2貯水タンク 3 第1経路のライン 4 第2経路のライン 5 加圧循環ポンプ 6 第1カートリッジフィルタ 7 受水口 8 電磁弁 9 出水口 10 注水口 11 水取出口 12 ライン 13 第2カートリッジフィルタ 14 出水口 15 ステンレスカラム 16 ライン 17 出水口 18 分岐管 19 ライン 20 ライン 21,21 メッシュ板 22,22 メッシュ板 23,23 伸張弾機 24 セラミックス 25,25 フランジ 26,26 パッキング 27,27 フランジカバー 28 分岐管 29 エゼクタ 30 ライン 31 給水槽 32 分岐管 33 注水管 34 マイナスイオン発生装置 35 ホース 36 筒状電極 37 放電針 38 高圧発生機 39 変圧アダプタ 40 電極固定台 41 ソケット 42 取付螺子 43 ホースエンド 44 放電部 45 マイナスイオン・オゾン発生部 46 タンク連通口 47 上限レベルスイッチ 48 下限レベルスイッチ 49 自動停止スイッチ 50 収容室 51 被蓋 52 ライン 53 開閉弁 54 開閉弁 55 配電盤 56 扉板 57 オーバーフロー口 58 排水コック
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月4日(2001.7.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】前記第2経路4は、ポンプ5出口の近傍に
T形の分岐管28を設け、この分岐管の一方には前記第
2カートリッジフィルタ13を接続するライン4を構成
し、分岐管28の他方からは分岐して前記第1貯水タン
ク1の上端部位に設けたエゼクタ29に接続するライン
30を構成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】この時に含有するオゾンは、強烈な酸化剤
として有機物を酸化分解しかつ殺菌作用を行う。また、
マイナスイオンが溶存酸素を活性化し、相乗的効果を示
す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】同部に充填されているセラミックスは、水
の改質に寄与する遠赤外線領域の電磁波(4〜14μ程
度)を、より多く放射するものがよい。セラミックスに
水圧等刺激を加えて作る電磁波により自由電子を発生さ
せ、その電子エネルギーによって水の改質が行われる
が、セラミックスが放射する4〜14μの遠赤外線を吸
収した水は浸透性及び蒸散性を示し、特に本波長帯は
「生物育成光線」と呼ばれ、水の活性化に密接に関係し
ていることが知られている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 第1貯水タンク 2 第2貯水タンク 3 第1経路のライン 4 第2経路のライン 5 加圧循環ポンプ 6 第1カートリッジフィルタ 7 受水口 8 電磁弁 9 出水口 10 注水口 11 水取出口 12 ライン 13 第2カートリッジフィルタ 14 出水口 15 ステンレスカラム 16 ライン 17 出水口 18 分岐管 19 ライン 20 ライン 21,21 メッシュ板 22,22 メッシュ板 23,23 伸張弾機 24 セラミックス 25,25 フランジ 26,26 パッキング 27,27 フランジカバー 28 分岐管 29 エゼクタ 30 ライン 31 給水槽 32 分岐管 33 注水装置 34 マイナスイオン発生装置 35 ホース 36 筒状電極 37 放電針 38 高圧発生機 39 変圧アダプタ 40 電極固定台 41 ソケット 42 取付螺子 43 ホースエンド 44 放電部 45 マイナスイオン・オゾン発生部 46 タンク連通口 47 上限レベルスイッチ 48 下限レベルスイッチ 49 自動停止スイッチ 50 収容室 51 被蓋 52 ライン 53 開閉弁 54 開閉弁 55 配電盤 56 扉板 57 オーバーフロー口 58 排水コック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/68 520 C02F 1/68 520V 530C 530 540A 540 540F 540Z 1/72 Z 1/72 1/78 1/78 9/00 502D 9/00 502 502H 502L 502R 503A 503 504B 504 504E B01D 29/10 510E 530A (72)発明者 清水 榮次郎 新潟県見附市今町3丁目11番61号 (72)発明者 早川 吉秀 新潟県見附市元町2丁目1番2号 (72)発明者 西村 好明 東京都渋谷区上原2丁目31番3号 Fターム(参考) 4D019 AA03 BA13 BB06 BC05 BC20 CA03 4D024 AA02 AB11 BA02 BC01 CA04 CA11 DB03 DB11 DB24 DB26 4D050 AA04 AB06 AB11 BB02 BC10 BD04 BD06 BD08 CA06 CA11 CA14 CA15 CA20 4D061 DA03 DB06 EA18 EC01 EC05 FA06 FA12 FA13 FA16 FA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水源から供給される原水が、PE焼結多
    孔質濾過材からなる二重筒の筒間内部に活性炭及び永久
    磁石を装填した第1カートリッジフィルタを通過して第
    1貯水タンクに送水される第1経路と、第1貯水タンク
    の水が、同タンクから循環ポンプによって活性炭を充填
    した第2カートリッジフィルタ及びセラミックスを充填
    したカラムを通過して第2貯水タンクに送水される第2
    経路とを形成するように接続した2つのラインを有する
    ことを特徴とする浄水製造装置。
  2. 【請求項2】 第2経路において、循環ポンプの出口ラ
    イン近傍及びカラムの出水口ラインにそれぞれ分岐管を
    設け、ポンプ出口の分岐管は、第1貯水タンク上端部に
    あって、タンク内へ水を噴出するように設置したエゼク
    タの流入口と接続し、エゼクタにはマイナスイオン発生
    装置から発生する気体の放出口を接続し、カラムの出水
    口近傍の分岐管の一方のラインには開閉弁を設けて第2
    貯水タンクへ接続し、分岐管の他方のラインには第2貯
    水タンクを経由せずにポンプ送水圧力で給水を可能とす
    るように成る請求項1に記載した浄水製造装置。
  3. 【請求項3】 第1経路において、カートリッジフィル
    タと第1貯水タンクとの間のライン上に、流入水中に任
    意の添加剤を注入する注入装置を設け、補給水のON‐OF
    Fに連動して添加剤を注入するように設定された電気回
    路を連結して成る請求項1に記載した浄水製造装置。
  4. 【請求項4】 カラム内に充填するセラミックスの成分
    が、人工生産あるいは天然物にかかわらず、SiO275%
    〜85%,AL2O35%〜15%,Fe2O30.5%〜2.0%,TiO
    20.2%〜1.0%,K2O2.0%〜4.0%を含有するものであ
    る請求項1に記載した浄水製造装置。
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