JPH1021131A - ファイル名称変換方法 - Google Patents

ファイル名称変換方法

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JPH1021131A
JPH1021131A JP8176636A JP17663696A JPH1021131A JP H1021131 A JPH1021131 A JP H1021131A JP 8176636 A JP8176636 A JP 8176636A JP 17663696 A JP17663696 A JP 17663696A JP H1021131 A JPH1021131 A JP H1021131A
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JP
Japan
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JP8176636A
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Takaharu Shinchi
隆治 新地
Kosuke Takano
宏介 高野
Mitsuru Mori
充 森
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、異なるファイル名称空間を有
する共有システム間のファイル名称の変換方法におい
て、ファイル名称の部分名称に関して一意な変換を行え
るようにすることにある。 【解決手段】ゲートウエイ400は、異なるファイル名
称空間を有するサーバ100とクライアント200間の
ファイル名称を行うファイル名称変換制御部430を備
えている。部分名称制御モジュール432は、例えば、
クライアント200で付されたファイル名称を部分名称
に分割し、部分名称変換モジュール434は、分割され
た部分名称をサーバ100側の部分名称に一意に変換す
る。部分名称制御モジュール432は、変換された部分
名称を連結して、サーバ100側のファイル名称を生成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル名称変換
方法に係り、特に、異なるファイル名称空間を有する複
数のシステムによって共有ファイルをアクセスするファ
イル共有システムに使用するに好適なファイル名称変換
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば、クライアントとしてMS
−DOSを使用し、サーバとしてUNIXを使用するよ
うな、異なるシステム間でファイル共有を実現するファ
イル共有システムが知られている。システムが異なる場
合には、ファイル名称空間も相違しているのが一般的で
ある。例えば、MS−DOSにおいては、ファイル名称
に使用できる文字数は、12文字であるのに対して、U
NIXで使用できる文字数は、256文字であるので、
サーバ側のUNIXで付けたファイル名称が13文字以
上ある場合には、クライアント側のMS−DOSにおい
ては、12文字以下にファイル名称を変換して新たに付
ける必要があるため、それぞれのファイル名称空間は相
違することになる。
【0003】ファイル名称の付け方としては、部分名称
の組合せにより付ける場合がある。例えば、階層デイレ
クトリ構造とする場合には、ファイル名称である”/h
ome/hekiru/StartingLegen
d”は、部分名称であるデイレクトリ”home”,デ
イレクトリ”hekiru”及びファイル名称”Sta
rtingLegend”のように3つの部分名称の組
合せにより付けられることになる。部分名称のデリミタ
は、”/”によって規定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように部分名称の
組合せによりファイル名称が付されている場合には、部
分的に異なる変換元ファイル名称を与えた場合、同一の
部分に関する変換結果が異なる場合があり、一意なファ
イル名称の変換とならないという問題があった。この点
について、以下に、図4を用いて説明する。図4は、従
来のファイル名称の変換における問題点を説明する図で
ある。
【0005】サーバ100とクライアント200は、異
なるファイル名称空間を有し、互いにネットワーク接続
されている。サーバ100及びクライアント200は、
外部記憶装置300に格納された共通のファイル資源に
アクセス可能である。
【0006】外部記憶装置300に格納されたファイル
Aに対して、サーバ100側のファイル名称空間で
は、”/home/hekiru/StartingL
egend”というファイル名称が与えられている。フ
ァイル名称は、それぞれ、部分名称であるデイレクト
リ”home”,デイレクトリ”hekiru”及びフ
ァイル名称”StartingLegend”の組合せ
から構成されている。部分名称のデリミタは、”/”に
よって規定されている。ファイルAに対するファイル名
称は、クライアント200側のファイル名称空間で
は、”¥HOME¥HEKIRU¥START~01”
に変換されて対応付けられている。このファイル名称
は、それぞれ、部分名称であるデイレクトリ”HOM
E”,デイレクトリ”HEKIRU”及びファイル名
称”START~01”の組合せから構成されている。
部分名称のデリミタは、”¥”によって規定されてい
る。
【0007】クライアント200のユーザが、ファイル
Aを複写してファイルBを作成する操作を行い、複写さ
れたファイルを、別の別の部分名称で表現する格納場
所”¥USR¥PROJECT”(ディレクトリ)に格
納するものとする。この時、クライアント200側のフ
ァイル名称空間では、新しいファイル名称は、”¥US
R¥PROJECT¥START~01”となる。クラ
イアント200側のデイレクトリ”¥USR¥PROJ
ECT”に対応して、サーバ100側において、デイレ
クトリ”/usr/project”が作成されている
とすると、ファイルBに対して、サーバ100側では、
サーバ側のファイル名称空間に適合するように変換さ
れ、”/usr/project/start~01”
が作成される。
【0008】この結果、サーバ100側のユーザからみ
ると、複写前のファイル名称と複写後のファイル名称が
異なり、クライアント200側で”START~01”
であるファイル名称に対応するサーバ側ファイル名称と
して、”StartingLegend”および”st
art~01”の2通りが存在する結果となり、一意な
変換にならないことになる。即ち、部分的に異なる変換
元ファイル名称を与えた場合、同一の部分に関する変換
結果が異なる場合があることとなり、一意なファイル名
称の変換とならないという問題があった。
【0009】以上の例は、部分名称の一つであるファイ
ル名称を変換する場合であるが、部分名称の一つである
デイレクトリを変換する場合にも同様に発生する問題で
ある。また、同様に、サーバ側ユーザの操作に起因して
クライアント側ユーザから見たファイル名称にも上記問
題が生じる。
【0010】本発明の目的は、異なるファイル名称空間
を有する共有システム間のファイル名称の変換方法にお
いて、ファイル名称の部分名称に関して一意な変換を行
えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、異なるファイル名称空間を有する複数の
システムによって共有ファイルをアクセスするファイル
共有システムにおけるファイル名称変換方法において、
上記それぞれのファイル名称空間において、それぞれの
ファイル名称は、部分名称を連結することにより構成さ
れ、第1の上記ファイル名称空間において付されたファ
イル名称を部分名称に分割し、分割された部分名称を第
2の上記ファイル空間における部分名称に一意に変換し
た上で、変換された部分名称を連結して、上記第2のフ
ァイル名称空間におけるファイル名称を生成するように
したものであり、かかる構成により、ファイル名称の部
分名称に関して一意な変換を行い得るものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の一実施形態によるファイル名称変換方法について説
明する。図1は、本発明の一実施形態によるファイル名
称変換方法を実現するシステムの構成図である。
【0013】本実施形態においては、サーバ側ファイル
のファイル名称とクライアント側ファイルのファイル名
称を、ゲートウェイで変換する方法について説明する。
本実施形態においては、クライアント200が、ファイ
ル名称変換を行うゲートウェイ400を介して、ファイ
ル名称空間の異なるサーバ100に接続されている。サ
ーバ100は、クライアント200より広いファイル名
称空間を持ち、ファイルを記録する外部記憶装置300
を備えている。
【0014】サーバ100は、外部記憶装置300に格
納されているファイルを制御するファイルシステム制御
部110と、ゲートウエイ400とネットワーク接続す
るためのゲートウェイ・サーバ間通信インタフェース1
20から構成されている。
【0015】外部記憶装置300には、部分名称の組合
せによって構成されるファイル名称を有するファイルが
格納されており、例えば、”/home/hekiru
/StartringLegend”,”/home/
hekiru/HequilBomb”や”/usr/
project/Respiration”のファイル
名称を有するファイルが格納されている。
【0016】ゲートウエイ400は、サーバ100と名
称空間の異なるファイルシステムを持つクライアント2
00の中間に位置しており、サーバ100側のファイル
名称とクライアント200側のファイル名称の変換を行
う。ゲートウエイ400は、サーバ100とネットワー
ク接続するためのサーバ・ゲートウェイ間通信インタフ
ェース410と、クライアント200とネットワーク接
続するためのクライアント・ゲートウェイ間通信インタ
フェース420と、部分名称制御モジュール432と部
分名称変換モジュール434から構成される名称制御部
430から構成されている。
【0017】名称制御部430は、サーバ100側のフ
ァイル名称からクライアント200側のファイル名称へ
の変換及び、クライアント200側のファイル名称から
サーバ100側のファイル名称への変換を行うものであ
り、部分名称制御モジュール432と部分名称変換モジ
ュール434から構成されている。
【0018】部分名称制御モジュール432は、変換す
べきファイル名称を部分名称に分割する。部分名称変換
モジュール434は、内部に備えられている名称変換テ
ーブル434Tを用いて、部分名称制御モジュール43
2によって分割された各部分名称の変換を行う。部分名
称変換モジュール434によって変換された変換後の部
分名称は、部分名称制御モジュール432によって連結
され、変換後のファイル名称を得られる。部分名称変換
モジュール434は、ファイル名称変換テーブル434
Tを管理しており、部分名称を変換した後、その変換対
をテーブルの要素項として登録する。登録済みの要素項
に変換対象の部分名称があった場合は、変換対を読み出
して、変換結果を得る。ファイル名称変換テーブル43
4Tの詳細については、後述する。
【0019】クライアント200は、ゲートウェイ40
0にネットワーク接続するための通信インタフェース2
10と、使用者が操作するためのユーザインタフェース
220と、クライアント200のファイル名称規則に従
った名称を持つファイルを操作するファイル操作部23
0によって構成されている。
【0020】クライアント200のファイル操作部23
0からファイル名称の変換要求があると、名称変換制御
部430によって変換され、変換後のファイル名称でサ
ーバ100の具備する外部記憶装置300のファイルが
操作される。
【0021】次に、図2及び図3を用いて、図1に示し
たシステムの動作について説明する。図2は、本発明の
一実施形態によるファイル名称変換方法の手順を示すフ
ローチャートであり、図3は、本発明の一実施形態によ
るファイル名称変換方法によるファイル名称の変換につ
いて説明する図である。
【0022】異なるファイル名称空間を持つサーバ10
0とクライアント200は、ネットワーク接続されてお
り、共通のファイル資源にアクセス可能である。サーバ
100は、ファイル名称の部分名称のデリミタとして”
/”を規定するファイルシステムであり、クライアント
200は、ファイル名称の部分名称のデリミタとして”
¥”を規定するファイルシステムである。
【0023】初期状態において、外部記憶装置300に
格納されたファイルAに対して、サーバ100側のファ
イル名称空間では、”/home/hekiru/St
artingLegend”というファイル名称が与え
られている。ファイル名称は、それぞれ、部分名称であ
るデイレクトリ”home”,デイレクトリ”heki
ru”及びファイル名称”StartingLegen
d”の組合せから構成されている。ファイルAに対する
ファイル名称は、クライアント200側のファイル名称
空間では、”¥HOME¥HEKIRU¥START~
01”に変換されて対応付けられているものとする。こ
のファイル名称は、それぞれ、部分名称であるデイレク
トリ”HOME”,デイレクトリ”HEKIRU”及び
ファイル名称”START~01”の組合せから構成さ
れている。
【0024】クライアント200のユーザが、ユーザイ
ンターフェース220から、ファイルAを複写してファ
イルBを作成する操作を行い、複写されたファイルを、
別の別の部分名称で表現する格納場所”¥USR¥PR
OJECT”(ディレクトリ)に格納するものとする。
ファイル操作部230は、ユーザインターフェース22
0からの操作に基づいて、複写したファイルBを”¥U
SR¥PROJECT”(ディレクトリ)に格納すると
ともに、ゲートウエイ・クライアント間通信インターフ
ェース210及びクライアント・ゲートウエイ間通信イ
ンターフェース420を介して、ゲートウエイ400の
名称変換制御部430に、新しいファイル名称”¥US
R¥PROJECT¥START~01”を通知する。
【0025】名称変換制御部430は、クライアント2
00に作成されたファイルのファイル名称を変換して、
サーバ100側に通知する。名称変換制御部430の動
作について、図2を用いて説明する。
【0026】図2のステップ2010において、名称変
換制御部430の部分名称制御モジュール432は、ク
ライアント200側から送られてきたファイル名称”¥
USR¥PROJECT¥START~01”を部分名
称に分割する。各部分名称は、デリミタ”¥”によって
規定されているため、ファイル名称が、各部分名称であ
る”USR”,”PROJECT”,”START~0
1”に分割される。
【0027】ステップ2020において、部分名称変換
モジュール434は、部分名称制御モジュール432に
よって分割されたそれぞれの部分名称について、それぞ
れ、名称変換テーブル434Tを検索し、すでに、登録
されているか否かを判断し、登録されている場合には、
ステップ2030に進み、登録されていない場合には、
2040に進む。
【0028】名称変換テーブル434Tには、図1に示
すように、クライアント200側の部分名称とサーバ1
00側の部分名称の変換対が登録されている。上述した
ように、初期状態として、サーバ100側のファイル名
称空間における”/home/hekiru/Star
tingLegend”というファイル名称が、クライ
アント200側のファイル名称空間では、”¥HOME
¥HEKIRU¥START~01”に変換されて対応
付けられているものとすると、名称変換テーブル434
Tには、サーバ100側の部分名称”home”に対し
て、クライアント200側の部分名称”HOME”が対
応する変換対として登録されている。
【0029】また、名称変換テーブル434Tには、サ
ーバ100側の部分名称”hekiru”に対して、ク
ライアント200側の部分名称”HEKIRU”が対応
する変換対として登録されており、サーバ100側の部
分名称”StartingLegend”に対して、ク
ライアント200側の部分名称”START~01”が
対応する変換対として登録されている。
【0030】また、図示していないが、名称変換テーブ
ル434Tには、サーバ100側の部分名称”usr”
に対して、クライアント200側の部分名称”USR”
が対応する変換対として登録されており、サーバ100
側の部分名称”project”に対して、クライアン
ト200側の部分名称”PROJECT”が対応する変
換対として登録されている。
【0031】従って、ステップ2020において、部分
名称変換モジュール434は、最初に、例えば、上述し
た分割された部分名称の内、”USR”について名称変
換テーブル434Tを検索すると、登録された変換対が
あると判断され、ステップ2030に進む。
【0032】ステップ2030において、部分名称変換
モジュール434は、名称変換テーブル434Tを用い
て変換後の部分名称を取り出す。例えば、名称変換テー
ブル434Tに登録されているクライアント200側の
部分名称”USR”に対応する変換対である部分名称”
usr”を取り出す。
【0033】次に、ステップ2060において、部分名
称変換モジュール434は、未変換の部分名称があるか
否かを判断し、未変換名称がある場合には、ステップ2
020に戻り、ない場合には、ステップ2070に進
む。ここでは、部分名称”PROJECT”,”STA
RT~01”について未変換であるため、ステップ20
20に戻る。
【0034】次に、部分名称”PROJECT”に対し
て変換を行い、ステップ2030において、部分名称”
PROJECT”に対応する変換対である部分名称”p
roject”を取り出す。
【0035】さらに、部分名称”START~01”に
対して変換を行い、ステップ2030において、部分名
称”START~01”に対応する変換対である部分名
称”StartingLegend”を取り出す。
【0036】以上の3つの部分名称に対する変換を行う
ことにより、ステップ2060からステップ2070に
進み、部分名称制御モジュール432は、部分名称変換
モジュール434によって取り出された部分名称を連結
して、変換後のファイル名称を生成する。
【0037】即ち、部分名称変換モジュール434によ
って取り出された部分名称である”usr”,”pro
ject”及び”StartingLegend”を、
サーバ100側のデリミタ”/”によって連結して、サ
ーバ100側の変換されたファイル名称”/usr/p
roject/StartingLegend”を生成
する。
【0038】この結果、クライアント200側で”ST
ART~01”である部分名称に対応するサーバ100
側部分名称として ”StartingLegend”
が一意に決定することになる。
【0039】次に、ステップ2040及びステップ20
50について説明する。ステップ2030において、部
分名称が名称変換テーブル434Tにない場合に、ステ
ップ2040に進む。例えば、クライアント200側に
おいて、全く新しいファイルを作成した場合が相当す
る。ここで、クライアント200側が、ファイルCを新
規に作成し、ファイルCを”¥USR¥PROJEC
T”(デレクトリ)に格納し、ファイル名称”¥USR
¥PROJECT¥START~03”を付けたものと
する。
【0040】このような場合、部分名称”USR”及び
部分名称”PROJECT”に対しては、名称変換テー
ブル434Tを用いて、ステップ2030において、そ
れぞれ、変換された部分名称”usr”及び”proj
ect”と取り出すことができる。しかしながら、部分
名称”START~03”に対しては、名称変換テーブ
ル434Tに登録されていないため、ステップ2020
における判断に基づいて、ステップ2040に進む。
【0041】ステップ2040において、部分名称変換
モジュール434は、変換後の名称を生成する。即ち、
クライアント200側の部分名称”START~03”
に対するサーバ100側の部分名称を新規に生成する。
ここで、サーバ100は、クライアント200より広い
ファイル名称空間を有するものとする部分名称を大文字
から小文字に変換するのみで、クライアント200側の
部分名称”START~03”に対するサーバ100側
の部分名称”Start~03”を新規に生成する。
【0042】次に、ステップ2050において、部分名
称変換モジュール434は、変換後の名称を名称変換テ
ーブル434Tに登録する。即ち、クライアント200
側の部分名称”START~03”とサーバ100側の
部分名称”Start~03”が変換対として、名称変
換テーブル434Tに登録される。
【0043】そして、ステップ2060からステップ2
070に進み、部分名称変換モジュール434によって
取り出された部分名称である”usr”,”proje
ct”及び”Start~03”を、サーバ100側の
デリミタ”/”によって連結して、サーバ100側の変
換されたファイル名称”/usr/project/S
tart~03”を生成する。
【0044】この結果、クライアント200側で”ST
ART~03”である部分名称に対応するサーバ100
側部分名称として ”Start~03”が一意に決定
することになる。
【0045】以上の説明は、クライアント200側で新
規ファイルを作成した場合であるが、次に、サーバ10
0側で新規ファイルを作成した場合について説明する。
例えば、サーバ100側が、ファイルDを新規に作成
し、ファイルDを”/home/hekiru”(デレ
クトリ)に格納し、ファイル名称”/home/hek
iru/HequilBomb”を付けたものとする。
【0046】このような場合、部分名称”home”及
び部分名称”hekiru”に対しては、名称変換テー
ブル434Tを用いて、ステップ2030において、そ
れぞれ、変換された部分名称”HOME”及び”HEK
IRU”と取り出すことができる。しかしながら、部分
名称”HequilBomb”に対しては、名称変換テ
ーブル434Tに登録されていないため、ステップ20
20における判断に基づいて、ステップ2040に進
む。
【0047】ステップ2040において、部分名称変換
モジュール434は、変換後の名称を生成する。即ち、
サーバ100側の部分名称”HequilBomb”に
対するクライアント200側の部分名称を新規に生成す
る。ここで、サーバ100は、クライアント200より
広いファイル名称空間を有するものとし、部分名称”H
equilBomb”をそのまま使用できないときに
は、ハッシュ関数を用いて、クライアント200側で使
用可能な名称を生成する。ここでは、例えば、ハッシュ
関数を用いて、部分名称”HEQUI~01”を新規に
生成する。
【0048】次に、ステップ2050において、部分名
称変換モジュール434は、変換後の名称を名称変換テ
ーブル434Tに登録する。即ち、サーバ100側の部
分名称”HequilBomb”とクライアント200
側の部分名称”HEQUI~01”が変換対として、名
称変換テーブル434Tに登録される。
【0049】そして、ステップ2060からステップ2
070に進み、部分名称変換モジュール434によって
取り出された部分名称である”HOME”,”HEKI
RU”及び”HEQUI~01”を、クライアント20
0側のデリミタ”¥”によって連結して、クライアント
200側の変換されたファイル名称”¥HOME¥HE
KIRU¥HEQUI~01”を生成する。
【0050】この結果、サーバ100側で”Hequi
lBomb”である部分名称に対応するクライアント2
00側部分名称として”HEQUI~01”が一意に決
定することになる。
【0051】なお、以上の説明では、例えば、クライア
ントとしてMS−DOSを使用し、サーバとしてUNI
Xを使用するような、異なるシステム間でファイル共有
を実現するファイル共有システムの例について説明した
が、本発明は、Windows95のようなシステムに
おいても同様に適用できるものである。
【0052】本実施形態によれば、異なるファイル名称
空間を有する共有システム間において、ファイル名称の
部分名称に関して一意な変換を行えるようになる。
【0053】従って、クライアントから見て同一な部分
名称を持つ異なるファイルをサーバ側の名称空間で見た
場合、クライアント上で同一な部分名称に対応するサー
バ側部分名称が一意に決定する。例えば、クライアント
から見て同一な部分名称を持つ異なるファイルである”
¥HOME¥HEKIRU¥START~01”と”¥
USR¥PROJECT¥START~01”をサーバ
側の名称空間で見た場合、クライアント上で同一な部分
名称である”START~01”に対応するサーバ側部
分名称である”StartingLegend”が一意
に決定する。
【0054】また、この効果として、クライアント・サ
ーバ間のファイル名称の対応をユーザが知っている場
合、片方のユーザがファイル名称の一部を変更してファ
イル操作を行った場合、他方のファイル名称空間におい
て、部分名称の変更したファイル名称の変換後のファイ
ル名称が分かりやすくなる。即ち、サーバ側ファイル名
称空間において、変換後ファイル名称である”/usr
/project/StartingLegend”の
一意の部分名称である”StartingLegen
d”から、この変換前のファイルである”/home/
hekiru/StartingLegend”との対
応を取り易くなる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、異なるファイル名称空
間を有する共有システム間のファイル名称の変換方法に
おいて、ファイル名称の部分名称に関して一意な変換を
行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるファイル名称変換方
法を実現するシステムの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態によるファイル名称変換方
法の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態によるファイル名称変換方
法によるファイル名称の変換について説明する図であ
る。
【図4】従来のファイル名称の変換における問題点を説
明する図である。
【符号の説明】
100…サーバ 110…ファイルシステム制御部 120…ゲートウェイ・サーバ間通信インタフェース 200…クライアント 210…ゲートウェイ・クライアント間通信インタフェ
ース 220…ユーザインタフェース 230…ファイル操作部 300…外部記憶装置 400…ゲートウェイ 410…サーバ・ゲートウェイ間通信インタフェース 420…クライアント・ゲートウェイ間通信インタフェ
ース 430…ファイル名称変換制御部 432…部分名称制御モジュール 434…部分名称変換モジュール 434T…ファイル名称変換テーブル
フロントページの続き (72)発明者 高野 宏介 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 森 充 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるファイル名称空間を有する複数の
    システムによって共有ファイルをアクセスするファイル
    共有システムにおけるファイル名称変換方法において、 上記それぞれのファイル名称空間において、それぞれの
    ファイル名称は、部分名称を連結することにより構成さ
    れ、 第1の上記ファイル名称空間において付されたファイル
    名称を部分名称に分割し、分割された部分名称を第2の
    上記ファイル空間における部分名称に一意に変換した上
    で、変換された部分名称を連結して、上記第2のファイ
    ル名称空間におけるファイル名称を生成することを特徴
    とするファイル名称変換方法。
JP8176636A 1996-07-05 1996-07-05 ファイル名称変換方法 Pending JPH1021131A (ja)

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JP8176636A JPH1021131A (ja) 1996-07-05 1996-07-05 ファイル名称変換方法

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