JPH1021115A - ハードウェア機能ガイド付きプログラムトレース装置 - Google Patents

ハードウェア機能ガイド付きプログラムトレース装置

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JPH1021115A
JPH1021115A JP8188249A JP18824996A JPH1021115A JP H1021115 A JPH1021115 A JP H1021115A JP 8188249 A JP8188249 A JP 8188249A JP 18824996 A JP18824996 A JP 18824996A JP H1021115 A JPH1021115 A JP H1021115A
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hardware
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hardware information
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Akira Tsuchiya
晃 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラムのトレース結果を処理対象となった
ハードウェア機能情報を付加し、プログラム実行の理解
を容易とすると共に、障害解析時に故障箇所の発見を容
易とするトレース装置の提供。 【解決手段】プログラムの実行ステップ毎に対象となる
ハードウェア機能情報を検索し、これによりトレース結
果表示のステップ毎に処理対象となるハードウェア機能
情報が付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、実行プログラムの
実行状態をトレースする装置に関し、特にターゲット装
置のハードウェア機能ガイドを具備したトレース装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来のトレース装置において、
プログラムの実行状態のトレース結果の表示内容として
は、プログラム・ステップによりターゲット装置が持つ
メモリまたはＩ／Ｏポートといった単にアクセスされた
アドレスとアクセス内容（読み出し＝Ｒｅａｄまたは、
書き込み＝Ｗｒｉｔｅ）を表示する程度のものとされて
いた。
【０００３】したがって、操作者はアクセスされた内容
が、ターゲット装置において、どのような機能に対する
ものであるかを理解することが困難であった。
【０００４】なお、ソフトウェア部品の検証作業におい
て、ソフトウェア部品の機能仕様をその動作的内容を含
んだ形式の図記号で表示することで、要求仕様に対し検
索されたソフトウェア部品の妥当性の検証やその動作確
認を容易化するソフトウェア部品の動作視角化装置が、
特開平３−２２５５２３号公報に提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、上記
従来のトレース結果表示方式においては、そのアクセス
がターゲットとなる装置のいかなるハードウェア機能に
対して実行されている処理かの表示がなされていないた
め、プログラムの処理内容を理解することが困難とされ
ていた。
【０００６】従って、本発明は、上記した問題点を解消
すべくなされたものであって、その目的は、トレース結
果からターゲット装置のハードウェア情報の検索を行な
い、従来のトレース結果情報に対象となるハードウェア
機能情報を付加し、操作者の理解を容易とするトレース
装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、プログラムのトレース結果表示に、前記
実行プログラムの各ステップが、ターゲット装置のいか
なるハードウェア機能に対する処理であるかを表示する
手段を備えたことを特徴とする。
【０００８】本発明のハードウェア機能ガイド付きプロ
グラムトレース装置は、ターゲット装置のハードウェア
機能概要を記述した情報ファイルをプログラムの実行ス
テップ毎に検索する手段を有し、プログラムの実行ステ
ップ毎にこのハードウェア情報ファイルを検索し、検索
されたハードウェア情報がトレース結果とともに表示さ
れるので、プログラムの対ハードウェアに対する処理動
作が確認できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して以下に説明する。
【００１０】図１は、本発明の実施の形態に係るトレー
ス装置の構成を説明するためのブロック図である。図１
を参照すると、本発明の実施の形態に係るハードウェア
機能ガイド付プログラムトレース装置は、プログラムト
レース制御部１と、トレース結果解析部２と、ハードウ
ェア情報検索部３と、ハードウェア情報部４と、結果表
示部５と、を備えて構成されている。
【００１１】実行プログラムは、各ステップ毎に、プロ
グラムトレース制御部１によりトレースされ、トレース
結果解析部２により、どのようなアクセスを示している
のか解析される。
【００１２】トレース結果解析部２で解析された結果に
より、ハードウェア情報検索部３は、ハードウェア情報
部４の検索を行う。そして、ハードウェア情報検索部３
により、ハードウェア情報部４から検索された情報をト
レース結果解析部２の結果とともに結果表示部５により
表示される。
【００１３】図２は、ハードウェア情報検索部３の動作
フローを説明するための流れ図である。
【００１４】トレースされ解析された実行プログラムの
各ステップ毎に、ターゲットとする装置のハードウェア
情報（ファイル）の有無を判定し（ステップＳ１）、ハ
ードウェア情報が「有り」の場合には、ハードウェア情
報の検索処理が行なわれる（ステップＳ２）。
【００１５】図３に、比較例として、従来の一般的なト
レース結果表示を示し、図４に、本発明の一実施例のト
レース結果表示を示す。図３に示す一般的なトレース結
果では、各ステップのアクセスアドレス、アクセスの種
別、データにのみが表示され、当該アクセスがいかなる
装置又はメモリ等のハードウェア資源に対するアクセス
か直ちには明らかでない。
【００１６】これに対して、本発明の一実施例によるト
レース結果表示においては、図４に示すように、メモ
リ、Ｉ／Ｏ装置のアドレス、リード／ライトのアクセス
の種別、データに加えて、ハードウェア機能ガイド（Ｇ
ＵＩＤＥ）４１欄が設けられ、このハードウェア機能ガ
イド４１には、各アクセスに対して、グラフィックメモ
リ、プリンタポート等、アクセスに対応したハードウェ
ア情報が表示される。この結果、操作者は、プログラム
の実行ステップ毎に対象となるハードウェア機能が確認
できる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハードウ
ェア機能ガイド付プログラムトレース装置によれば、プ
ログラムの実行状態と、該プログラムによるアクセスが
いかなるハードウェアに対する処理であるかをトレース
表示結果により確認することができ、操作者のプログラ
ム処理の理解を容易とする、という効果を奏する。特
に、本発明によれば、障害解析時などに利用した際に、
故障箇所の特定を容易化するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るトレース装置の構成
を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態におけるハードウェア情報
検索部の動作フローを示す流れ図である。
【図３】比較例として、従来の一般的なトレース結果表
示を示す図である。
【図４】本発明の一実施例を説明するための図であり、
ハードウェア機能ガイドが付加されたトレース結果表示
を示す図である。
【符号の説明】
１ プログラムトレース制御部 ２ トレース結果解析部 ３ ハードウェア情報検索部 ４ ハードウェア情報部 ５ 結果表示部 ４１ ハードウェア機能ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】実行プログラムの実行状態をトレースする
    装置において、 プログラムのトレース結果表示に、前記実行プログラム
    の各ステップが、ターゲット装置のいかなるハードウェ
    ア機能に対する処理であるかを表示する手段を備えたこ
    とを特徴とするハードウェア機能ガイド付きプログラム
    トレース装置。
  2. 【請求項２】トレース結果の解析に基づき、ターゲット
    とする装置のハードウェア情報の有無を判定し、該ハー
    ドウェア情報がある場合にはハードウェア情報を検索し
    アクセス対象の機能を検索することを特徴とする、請求
    項１記載のハードウェア機能ガイド付きプログラムトレ
    ース装置。
  3. 【請求項３】前記各実行ステップに対応して、アクセス
    されるハードウェア装置の情報が、メモリアドレス又は
    Ｉ／Ｏアドレス、リード／ライトのアクセスの種別、転
    送データと共に表示される、ことを特徴とする請求項１
    記載のハードウェア機能ガイド付きプログラムトレース
    装置。
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