JPH10210827A - 移植機における苗縦送りベルトの送りローラ - Google Patents

移植機における苗縦送りベルトの送りローラ

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JPH10210827A
JPH10210827A JP9031295A JP3129597A JPH10210827A JP H10210827 A JPH10210827 A JP H10210827A JP 9031295 A JP9031295 A JP 9031295A JP 3129597 A JP3129597 A JP 3129597A JP H10210827 A JPH10210827 A JP H10210827A
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JP
Japan
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feed roller
seedling
feed
peripheral surface
rotary shaft
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Pending
Application number
JP9031295A
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English (en)
Inventor
Yukinori Takami
幸徳 高見
Yoshiki Yokoyama
芳樹 横山
Keisuke Watari
圭介 渡里
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸に取付けた送りローラに苗縦送りベル
トを巻回して苗載台上の苗を縦送りする移植機におい
て、上記送りローラを回転軸に取付ける際に、回転軸を
取り外したりすることなく取付けることができるように
して、送りローラの着脱交換を容易にする。 【解決手段】 送りローラ22に回転軸21への嵌着部
31を形成して、該送りローラ22を回転軸21の外周
面に周面外方から嵌着可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送りローラに巻回
した苗縦送りベルトで苗載台上の苗を縦送りするように
した移植機における苗縦送りベルトの送りローラに係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用田植機等の移植機において
は、苗載台の裏面側に一対の送りローラを設け、この送
りローラに巻回した苗縦送りベルトで苗載台上の苗を下
方に向けて縦送りし、送出された苗を植付作動するプラ
ンタが掻取って圃場に植付けるようにしたものが知られ
ている。
【0003】ところで苗縦送りベルトを巻回する送りロ
ーラは、苗載台に配設した回転軸に取付け固定されてい
るが、従来の送りローラは、全体を一体の円柱状に形成
し、その軸心位置設けた挿通孔を機体の横方向から回転
軸に挿入して止めボルト等で固定していた。このため送
りローラの構造が複雑になり、しかも回転軸に取付ける
際には、回転軸をいちいち軸受部から取外さなければな
らないので、送りローラの着脱交換やメインテナンス作
業が容易でなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
実情に鑑み創作されたものであって、回転軸に取付ける
送りローラであっても、いちいち回転軸を取り外すこと
なく容易に着脱交換することができ、殊に苗縦送りベル
トとして連結分離可能とした分割式のベルトを使用すれ
ば、苗縦送りベルトおよび送りローラの着脱交換が一層
容易となってメインテナンスを良好にすることができる
移植機における苗縦送りベルトの送りローラを提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、回転軸に取付けた送
りローラに苗縦送りベルトを巻回して苗載台上の苗を縦
送りする移植機において、上記送りローラに回転軸への
嵌着部を形成して、該送りローラを回転軸の外周面に周
面外方から嵌着可能に構成したことを特徴とし、また、
回転軸に取付けた送りローラに苗縦送りベルトを巻回し
て苗載台上の苗を縦送りする移植機において、上記送り
ローラを割り型状の複数個に分割すると共に、分割した
送りローラを、回転軸の外周面に周面外方から一体状に
組付け装着可能に構成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示された一実施例に基いて詳細に説明する。まず図6〜
図9において、1は移植機として例示した乗用田植機の
走行機体であって、該走行機体1の後部に植付部2がリ
ンク機構3を介して昇降自在に装着されており、機体の
走行に伴って植付部2に設けた植付け作動するプランタ
4が、左右横送りされる苗載台5から苗を単位植付株毎
に掻取って圃場に植付けるようになっている。
【0007】6は左右方向の植付部フレームであって、
該植付部フレーム6の下面側には後方に延出する複数の
プランタケース7がブラケット8を介して並設固定され
ている。そしてプランタケース7の後端に設けた回転軸
9に前記プランタ4が軸着されている。10はプランタ
ケース7の前部に配設されたプランタ駆動シャフトであ
って、該プランタ駆動シャフト10からの動力がプラン
タケース7に内装した伝動機構を介して回転軸9に伝達
されて、回転する回転軸9によってプランタ4が植付け
作動する。
【0008】苗載台5の底面には苗縦送り装置11が設
けられており、また苗載台5の下端には縦送りされた苗
を受止めるエプロン12が上下調節自在に配設されてい
る。そして苗載台5の上端側が、植付部フレーム6の前
面に立設した支持ステー13によって支承され、苗載台
5の下端部がスライドピース14に摺接して左右往復動
自在となっている。15は支持フレーム13の中途部と
メインフレーム6との間に固定した補強部材、16は支
持ステー13の取付ブラケットである。
【0009】17は植付部フレーム6に取付けた横送り
機構であって、該横送り機構17に設けた左右方向のス
クリューシャフト18に、苗載台5と連結されるガイド
ピース19が螺装されており、スクリューシャフト18
の回転によりガイドピース19が左右に移動して苗載台
5を往復横送りする。20はスクリューシャフト18の
一端に設けた横送り変速ケースであって、該横送り変速
ケース20に内装した変速機構がスクリューシャフト1
8の回転速度を変速して苗載台5を所望の横送り速度に
切替える。また上記横送り機構17は、植付部フレーム
6の後方でプランタケース7の上方に配設されていて、
横送り機構17全体が苗載台5の下端側にコンパクトに
構成されている。
【0010】前記苗縦送り装置11は、苗載台5の裏面
側に配設した回転軸21,21に送りローラ22,22
を取付け、該送りローラ22,22に苗縦送りベルト2
3を巻回して、上下動する縦送りカム24が送りローラ
22を回動させることにより、苗縦送りベルト23が苗
載台5に載置されたマット苗を縦送りするように構成さ
れている。すなわち縦送りカム24は図10に示すよう
に、スクリュシャフト18の支持ブラケット25に枢支
ピン26を介して上下回動自在に枢支され、縦送りカム
24に形成された長穴27に、スクリュシャフト18に
取付けた回動リンクのピン28が嵌入されていて、スク
リュシャフト18の回転に連動して縦送りカム24が上
下動する。
【0011】29は上記縦送りカム24が当接して上下
動する縦送りレバーであって、該縦送りレバー29が一
方の送りローラ22の回転軸21に連動リンク30を介
して連結されていて、縦送りカム24の上下動に連動し
て回転軸21が回動して、縦送りベルト23が苗載台5
に載置されたマット苗を縦送りする。
【0012】そして上記送りローラ22には回転軸21
への嵌着部31を形成することにより、回転軸21の外
周面に周面外方から嵌着可能となっている。すなわち図
1〜図3に示すように、送りローラ22にはその外周か
ら軸心部に至る溝状の嵌着部31が切欠形成されてい
て、該嵌着部31で回転軸21の外周面を挾むように周
面外方から嵌着するのみで送りローラ22が取付け可能
となっている。32は送りローラ22のボス部であっ
て、該ボス部32に螺入したボルト33の締め付けで送
りローラ22を回転軸21に固定する。34は送りロー
ラ22の内側ボス部である。
【0013】また図4は送りローラを割り型状の複数個
に分割したものを示している。すなわち35は大径部3
5aと小径部35bとが交互に形成された送りローラで
あって、該送りローラ35が軸心を通る切断面により二
個の割り型状に分割形成されている。36は回転軸21
の穴部37に進入する回り止めの突起である。そして回
転軸21の外周面を挾んで割り型状の送りローラ35を
周面外方から組み付けて、クリップ38で一体状に連結
固定することにより、回転軸21に送りローラ35を装
着できるようになっている。なお送りローラは二分割し
たものに限定されることはなく、適宜個数に分割したも
のでもよく、また、クリップに代えて図5に示すよう
に、割り型状に形成された送りローラ39に、互いに連
結固定する係止爪40を設けたものであってもよい。
【0014】また前記エプロン12は、掻取り調節レバ
ー41の操作により上下調節自在となっている。すなわ
ち前記プランタケース7の上面に、エプロン取付座42
が固定され、該エプロン取付座42の上面にエプロン1
2が上下摺動自在に支持されている。該プロン取付座4
2の下面側には掻取り調節レバー41の操作に連動する
回動シャフト43が配設され、該回動シャフト43に設
けたカム体44がエプロン取付座42を貫通して上方に
突出している。
【0015】そして突出した上記カム体44をエプロン
12に形成された凹部に係止させることにより、掻取り
調節レバー41の操作に連動して回動するカム体44が
エプロン12の位置を上下に調節して、プランタ4によ
る苗の掻取り量を増減するようになっている。45は掻
取り調節レバー41のレバーガイド、46はエプロン1
2に設けた苗掻取口である。
【0016】47はプランタケース7の下方に設けた田
面を滑走するセンタフロート、48はサイドフロートで
あって、これらのフロート47、48が、プランタケー
ス7の下面側に軸支された揺動リンク49を介して上下
動自在に吊持されている。
【0017】50は植付深さ調節レバーであって、該植
付深さ調節レバー50の先端側が揺動リンク49に連動
連結されていて、植付深さ調節レバー50の操作により
フロート47,48が同時に上下動して苗の植付深さを
調節するようになっている。51は植付深さ調節レバー
50のレバーガイドである。
【0018】本発明は上記のように構成されているの
で、走行機体1の走行に伴って横送り機構17が苗載台
5を左右に往復横送り、苗載台5に載置されたマット苗
を苗縦送り装置11の苗縦送りベルト23が縦送りして
エプロン12上に送り出す。
【0019】そして上記苗縦送りベルト23を巻回する
送りローラ22が回転軸21に取付けられているが、溝
状の嵌着部31が切欠形成された送りローラ22は、回
転軸21の外周面に周面外方から嵌着できるので、従来
のようにいちいち回転軸を取り外すことなく送りローラ
22の着脱交換を容易に行うことができる。
【0020】また複数個に分割した送りローラ35で
は、回転軸21の外周面を挾んで割り型状の送りローラ
35を周面外方から一体状に組付けることができるの
で、送りローラ35の着脱交換を容易に行うことができ
る。殊に苗縦送りベルト23として、遊端部を連結分離
可能とした周知の分割式ベルトを使用すれば、回転軸2
1を取り外すことなく苗縦送りベルト23および送りロ
ーラ22を一層容易に着脱交換することができてメイン
テナンスを良好にすることができる。
【0021】
【発明の効果】これを要するに本発明は、回転軸に取付
けた送りローラに苗縦送りベルトを巻回して苗載台上の
苗を縦送りする移植機において、上記送りローラに回転
軸への嵌着部を形成して、該送りローラを回転軸の外周
面に周面外方から嵌着可能に構成し、また、回転軸に取
付けた送りローラに苗縦送りベルトを巻回して苗載台上
の苗を縦送りする移植機において、上記送りローラを割
り型状の複数個に分割すると共に、分割した送りローラ
を、回転軸の外周面に周面外方から一体状に組付け装着
可能に構成したことから、送りローラに形成した嵌着部
を回転軸の外周面に嵌着するのみで送りローラを回転軸
に取付けることができるので、送りローラの着脱交換等
を、いちいち回転軸を取り外すことなく容易に行うこと
ができる。
【0022】また、送りローラを複数個に分割したもの
では、回転軸の周面外方から送りローラを一体状に組付
けることができるので、送りローラの着脱交換が容易と
なり、殊に苗縦送りベルトに連結分離可能とした分割式
のベルトを使用すれば、苗縦送りベルトおよび送りロー
ラの着脱交換が一層容易となってメインテナンスを良好
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送りローラの斜視図である。
【図2】同上横断面図である。
【図3】同上正面図である。
【図4】割り型状とした送りローラの分解斜視図であ
る。
【図5】同上他の実施例を示す分解説明図である。
【図6】乗用田植機の全体側面図である。
【図7】同上平面図である。
【図8】植付部の側面図である。
【図9】同上平面図である。
【図10】縦送りカムの拡大側面図である。
【符号の説明】
5 苗載台 21 回転軸 22 送りローラ 23 苗縦送りベルト 31 嵌着部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に取付けた送りローラに苗縦送りベ
    ルトを巻回して苗載台上の苗を縦送りする移植機におい
    て、上記送りローラに回転軸への嵌着部を形成して、該
    送りローラを回転軸の外周面に周面外方から嵌着可能に
    構成したことを特徴とする移植機における苗縦送りベル
    トの送りローラ。
  2. 【請求項2】回転軸に取付けた送りローラに苗縦送りベ
    ルトを巻回して苗載台上の苗を縦送りする移植機におい
    て、上記送りローラを割り型状の複数個に分割すると共
    に、分割した送りローラを、回転軸の外周面に周面外方
    から一体状に組付け装着可能に構成したことを特徴とす
    る移植機における苗縦送りベルトの送りローラ。
JP9031295A 1997-01-30 1997-01-30 移植機における苗縦送りベルトの送りローラ Pending JPH10210827A (ja)

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JP9031295A JPH10210827A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 移植機における苗縦送りベルトの送りローラ

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JP9031295A JPH10210827A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 移植機における苗縦送りベルトの送りローラ

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JPH10210827A true JPH10210827A (ja) 1998-08-11

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ID=12327317

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JP9031295A Pending JPH10210827A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 移植機における苗縦送りベルトの送りローラ

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JP (1) JPH10210827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053939A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Iseki & Co Ltd 苗移植機
KR101932479B1 (ko) * 2018-10-04 2019-03-20 (주)신세기 반도체기판 이송장치의 원스텝 고정형 이송롤러

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