JPH10210422A - 画像記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
動画と静止画とが混在する画像情報に対してそれぞれの
画像に適した再生を可能にする。 【解決手段】 動画情報の合間に静止画情報を1画面単
位で配置して画像記憶手段24に記憶し、再生時に画像
記憶手段24に記憶された動画情報及び静止画情報から
なる画像情報を連続的に再生すると共に、動画情報と静
止画情報とを識別して、これらを再生スピード設定手段
25,26でそれぞれ設定した別々の再生速度で再生す
る。
Description
の動画情報や静止画情報を半導体メモリ等の画像記憶装
置に記録して、再生するのに好適の画像記録再生装置に
関する。
る記憶容量の増大と画像圧縮技術の進歩に伴って、ビデ
オカメラ等からの映像信号を半導体メモリに一旦記憶し
て、任意の速度で任意の記録位置から読み出して再生す
る画像記録再生装置が普及しつつある。この種の画像記
録再生装置は、数十秒の動画を記録することが可能であ
ることから、CM製作用の編集装置やスポーツのフォー
ム解析等に適している。
り扱う画像記録再生装置としては、従来、フォトモード
を備えたディジタルVTR等が知られているが、VTR
の場合、静止画再生が乱れるため、フォトモードでは、
指定された時間だけ静止画としての画像情報を複数画面
分繰り返して記憶するようにしている。また、この他に
もビデオテープの動画記録領域とは別のPCM記録領域
に静止画情報を記録しておき、再生時にこの静止画情報
をビデオRAMに書き込んで、次の静止画情報が読み込
まれるまで繰り返し出力するようにしたビデオ信号記録
装置も提案されている(特開平5−308606号)。
た従来のフォトモード付きディジタルVTRでは、指定
された時間だけ静止画としての同一画像情報を複数画面
分繰り返して記憶しているので、記憶領域がいたずらに
浪費され、記録可能な静止画情報量や動画情報量が制限
されるという問題がある。特に半導体メモリを使用する
場合には、他の記録媒体にも増して記憶可能な情報量に
制限があるため、画像記憶領域の中に静止画を効率良く
記憶しなければならず、このような問題が顕著に現れ
る。また、動画情報と静止画情報とを異なる領域に記憶
させる方式では、動画情報のみ、或いは静止画情報のみ
を記録させたときの記録可能な容量が制限されるうえ、
動画と静止画とを連続的に再生する場合の再生アドレス
の操作が複雑になるという不都合がある。
れたもので、画像記憶手段の記憶領域の有効活用が図れ
ると共に、動画と静止画とが混在する画像情報に対して
それぞれの画像に適した再生を可能にする画像記録再生
装置を提供することを目的とする。
録再生装置は、画像情報を記憶する画像記憶手段と、こ
の画像記憶手段の同一の記憶領域に時間的に連続した複
数画面からなる動画情報と単一画面からなる静止画情報
とを混在させて書き込む記録手段と、この記録手段によ
って前記画像記憶手段に記憶された動画情報と静止画情
報とをそれぞれ認識しこれらを別々の再生速度で再生す
る再生手段とを備えたことを特徴とする。
記記録手段が、前記動画情報と静止画情報とにそれらを
識別するための属性情報を付加し、前記再生手段が、前
記属性情報に基づいて動画情報と静止画情報とをそれぞ
れ認識するものであることを特徴とする。
記静止画情報の再生時間を設定する静止画再生時間設定
手段を更に備え、前記再生手段が、前記認識された静止
画情報を前記静止画再生時間設定手段で設定された時間
だけ繰り返し再生するものであることを特徴とする。
記動画情報の再生速度を設定する動画再生速度設定手段
を更に備え、前記再生手段が、前記認識された動画情報
を前記動画再生速度設定手段で設定された速度で再生す
るものであることを特徴とする。
記画像記憶手段の任意のアドレスを指定するアドレス指
定手段と、このアドレス指定手段で指定されたアドレス
に記憶された動画情報を静止画情報に変更すべく前記属
性情報を書き換える属性書き換え手段とを更に備えたこ
とを特徴とする。
画情報の合間に静止画情報を1画面単位で配置して画像
記憶手段に記憶し、再生時に前記画像記憶手段に記憶さ
れた動画情報及び静止画情報を連続的に再生すると共
に、再生時に前記画像情報が動画情報か静止画情報かを
順次識別し、前記静止画情報については予め設定された
時間だけ同一の静止画情報を繰り返し再生するようにし
たことを特徴とする。
ば、画像記憶手段の同一の記憶領域に動画情報と静止画
情報とを混在させて記憶させるようにしているので、動
画情報と静止画情報の記録領域がそれぞれ固定されてい
る場合に比べ、画像記憶手段の記憶領域の全てを有効に
使用することができ、しかも動画情報と静止画情報とを
区別することなく画像記憶手段から連続的に読み出すこ
とができるので読み出し時のアドレス操作等が簡単にな
る。また、各静止画情報は、それぞれ1画面分だけ画像
記憶手段に記憶させるようにしているので、静止画像の
記憶のためのスペースを削減することができる。更に、
画像の再生の際に動画情報と静止画情報とを識別してそ
れぞれを別々の再生速度で再生するようにしているの
で、動画情報及び静止画情報にそれぞれに適した再生画
像を得ることができる。
ば、記録手段が動画情報と静止画情報とに属性情報を付
加しているので、上記属性情報によって動画情報と静止
画情報とを容易に識別することができる。
ば、静止画再生時間設定手段によって設定された時間だ
け静止画情報を繰り返し再生するようにしているので、
例えば動画情報の間に、任意の時間だけ静止画を割り込
ませるような処理を簡単に実現することができる。
ば、動画情報についても予め設定した再生速度で再生す
ることができる。
ば、画像記憶手段の任意のアドレスをアドレス指定手段
によって指定し、その動画情報の属性情報を静止画の属
性情報に書き換えることができるので、例えば、スポー
ツのフォーム解析などにおいて、重要な何点かのポイン
トを静止画化して、動画再生時に上記重要ポイントで画
像の動きを予め定めた時間だけ静止させるというような
使い方が可能になる。
によれば、動画情報の合間に静止画情報を1画面単位で
配置して画像記憶手段に記憶し、再生時には記憶された
動画情報及び静止画情報からなる画像情報を両者を識別
しながら連続的に再生し、静止画情報については予め設
定された時間だけ同一画像を繰り返し再生するようにし
ているので、静止画情報を記憶領域の適切な位置に配置
しておけば、動画の合間に静止画が適切なタイミングで
適切な時間だけ表示される。このため、CMの合間に宛
先、連絡先等を表示するといった使い方が可能になる。
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の実施例に係る画像記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。NTSC方式の画像入力信号は、NTS
Cデコード・A/D変換部1でデコード及びA/D変換
され、水平・垂直走査に基づく時系列的なディジタルカ
ラー画像データに変換される。この画像データは圧縮/
伸張部2で圧縮される。圧縮方式としては、例えばMot
ion JPEG(Motion Joint Photographic Coding Exs
perts Group)を用いることができる。圧縮/伸張部2
では、画像データを1フレーム毎に圧縮画像データ(J
PEGビットストリーム)に変換する。なお、この実施
例では、記憶効率を上げるため、画像記録時は1フィー
ルド分を1フレームの画像データとして記憶し、再生時
において同一フィールドを第1フィールド及び第2フィ
ールドとして2回読み出し補間することにより、1フレ
ームの画像データを構成するようにしている。この圧縮
画像データは、システムバス3を介してDRAM(Dyna
mic Random Access Memory)4に記憶される。DRAM
4は、例えば12Mバイトの容量を持ち、画像記憶領域
に例えば450フレーム(30フレーム/秒で動画15
秒)分の圧縮画像データを記憶可能なものである。画像
記憶領域は、リングバッファ構成であり、連続的な画像
データの記録によって常に最も古いデータが上書きされ
るようになっている。DRAM4から読み出された圧縮
画像データは、システムバス3を介して圧縮/伸張部2
に供給され、ここで伸張されてフィールドメモリ5に1
フィールドずつ書き込まれる。メモリコントローラ6
は、フィールドメモリ5のリード/ライトを制御する。
フィールドメモリ5からシーケンシャルに読み出された
画像データは、D/A・NTSCエンコード部7でD/
A変換及びNTSC信号に変換され、画像出力信号とし
て出力される。
録に関しては1フレーム中の第1フィールドの画像情報
のみを記憶させ、再生に関しては、この記憶された1フ
ィールド分の画像情報を第1フィールド、第2フィール
ドと連続して出力させることによってデータ効率を上げ
ているが、画像品質を向上させるために1フレームの画
像データとして2フィールド分の画像データを記録する
ようにしても良い。
入力信号はA/D変換器8でA/D変換され、DRAM
4の音声記憶領域に画像データと同期が可能なように記
憶される。また、DRAM4の音声記憶領域から読み出
された音声データは、D/A変換器9でD/A変換さ
れ、音声出力信号として出力される。操作部10は、ス
イッチ10a、ボリュウム10b、LED(発光ダイオ
ード)10c及びフェーダ10dからなり、記録開始及
び終了、再生開始及び終了、記録モード、再生モード、
動画及び静止画の記録・再生スピード等の各種設定を行
うためのものである。CPU11は、これらの各種の制
御の中心的な処理を実行する。ROM12は、CPU1
1の動作プログラムや各種テーブル等を記憶する。
ある。RECスイッチ及びPLAYスイッチは、それぞれ記録
開始・終了及び再生開始・終了を指示するスイッチであ
る。REC MODEスイッチは、RECスイッチの動作モードを
決定するもので、MOVIE1モードが動画の連続上書き記録
モード、MOVIE2モードが動画の記録最大時間一杯までの
連続記録モード、PHOTOモードが静止画の記録モードで
ある。PHOTOモードの場合、RECスイッチを押す毎に静止
画が記録されるが、RECスイッチを押し続けると、設定
された時間間隔で静止画を連続記録する。PLAY MODEス
イッチは、PLAYスイッチの動作モードを決定するもの
で、LATCHモードはPLAYスイッチを押すと再生開始、再
度押すと再生終了のモード、UNLATCHモードはPLAYスイ
ッチを押し続けている間だけ再生のモード、STILLモー
ドはPLAYスイッチを押すと1フレームだけ進み、押し続
けるとコマ送りの再生モードである。START、ENDスイッ
チは、再生の開始点及び終了点をそれぞれ指定するスイ
ッチである。MOVIE側のSPEEDボリュウムは、動画の再生
スピードを指定し、PHOTO側のSPEEDボリュウムは、静止
画の再生スピード及び連続記録時の記録時間間隔を指定
するものである。CONTINOUSフェーダは、DRAM4の
画像記憶領域の任意の再生アドレスを手動で指定するた
めのもので、手動コマ送りに使用される。
画及び静止画の記録再生を実行する部分の機能ブロック
図である。記録手段21は、図1のNTSCデコード・
A/D部1、圧縮/伸張部2、CPU11及びROM1
2等の機能に対応し、再生手段29は、CPU11、R
OM12、圧縮/伸張部2、フィールドメモリ5、メモ
リコントローラ6及びD/A・NTSCエンコード部7
等の機能に対応する。画像記憶手段24は、DRAM4
の画像記憶領域に相当し、再生スピード記憶手段27,
28は、DRAM4のワークエリアに相当する。記録操
作手段22,23及びスピード設定手段25,26は、
操作部10及びCPU11の操作入力処理等に対応す
る。また、テーブル30,31は、ROM12に作成さ
れている。
び静止画記録操作手段23の操作に基づいて、画像入力
信号を画像データに変換して画像記憶手段24に書き込
む。一方、動画再生スピード設定手段25及び静止画再
生スピード設定手段26によってそれぞれ指定された動
画再生スピード及び静止画再生スピードは、動画再生ス
ピード記憶手段27及び静止画再生スピード記憶手段2
8にそれぞれ記憶される。再生手段29は、これら記憶
手段27,28に記憶された再生スピードから動画用テ
ーブル30及び静止画用テーブル31を参照して再生処
理に必要なパラメータを取り出し、画像記憶手段24に
記憶された動画及び静止画の画像データを、指定された
再生スピードで再生し、画像出力信号として出力する。
縮画像データの記憶状態及び記録フォーマットの一例を
示す図である。同図(a)において、M1,M2,…,
M5は動画の各フレームで、M5に続くP1は静止画が
1フレームだけ記憶されていることを示している。P1
に続くM6,M7,…,M11,…は、動画のフレーム
である。これら動画及び静止画の各フレームは、例えば
同図(b)に示すように、JPEGビットストリームの
先頭にヘッダ情報を付加した構成となっている。JPE
Gビットストリームは、画像データの先頭マーカである
SOI(Start of Image)、ハフマンテーブル、量子化
テーブル等のテーブル、画像データの中身であるフレー
ム及び画像データの終了マーカであるEOI(End of I
mage)からなる。ヘッダ情報は、同図(c)に示すよう
に、ユーザデータの始まりを示すSOU(Start of Use
r)と属性ビットb0,b1とを含むものである。属性
ビットb0,b1は、0,0であれば、そのフレームの
画像データが動画、0,1であれば、そのフレームの画
像データが静止画であることを示す属性情報である。こ
の属性ビットは、操作手段22,23のいずれが操作さ
れたかに基づき記録手段21が画像データに付加する。
み出すと、…,M1,M2,…,M5,P1,M6,
…,M11,…のように各フレームの画像が読み出され
ることになるが、この場合、静止画フレームP1の表示
時間は1/30秒となるため、目視で確認することがで
きない。そこで、この実施例では、再生スピード設定手
段25,26によって動画及び静止画の再生スピードを
それぞれ別個に設定できるようになっており、この設定
されたスピードに基づいてテーブル30,31から必要
なパラメータを読み出して、再生手段29が表示速度を
制御する。
す。動画の場合、例えば再生スピードを1/30〜3倍
の範囲で10段階に変化させることができる。これら各
スピードについて、後述するカウンタ比較値及びアドレ
ス増分値が図示のように設定されている。また、静止画
の場合、例えば再生スピード1(5sec)〜10(3mse
c)の範囲で10段階に変化させることができ、これら
各スピードについて、カウンタ比較値及びアドレス増分
値が図示のように設定されている。カウンタ比較値は、
何フィールド表示してから次の画面に切り替えるかを示
す値で、再生速度が遅いほど大きな値になっている。ま
た、アドレス増分値は、次画面に移る際のアドレス更新
の増分値を示す値で、動画の場合には、1倍速以下で
1、これよりも速い再生速度で1を超える値となる。
再生手段29による再生処理のフローチャートである。
まず、再生アドレス初期値を設定する(S1)。初期値
は、画像記憶手段24の先頭アドレスの場合もあるし、
STARTスイッチで設定された開始アドレスの場合もあ
る。PLAYスイッチによって再生開始が指示されたら(S
2)、同一の画面を何フィールド(1/2フレームに相
当)表示したかを示すフィールドカウンタ(DRAM4
内に保持される変数)をリセットする(S3)。次にヘ
ッダ情報を読み込み(S4)、属性ビットを判定する
(S5)。属性ビットが動画を示している場合には、動
画用テーブル30から指定された動画再生スピードに対
応したカウンタ比較値を読み出し(S6)、フィールド
カウンタの値とカウンタ比較値とを比較する(S8)。
また、属性ビットが静止画を示している場合には、静止
画用テーブル31から指定された静止画再生スピードに
対応したカウンタ比較値を読み出し(S7)、フィール
ドカウンタの値とカウンタ比較値とを比較する(S
8)。もし、フィールドカウンタの値がカウンタ比較値
よりも大きい場合には、再生アドレスを更新するが(S
9)、そうでない場合には、再生アドレスは更新しな
い。続いて画像再生処理を行い(S10)、フィールド
カウンタをインクリメントする(S11)。そして、1
フィールド時間(15msec)の経過を待って(S1
2)、指定された再生アドレスの画像データのヘッダ情
報を読み込む(S4)。以下、同様の処理が続く。
像記憶手段24に、図7(a)に示すような状態で画像
データが記憶されているものとする。同図(b)は、動
画再生スピード(M)を1/5倍、静止画再生スピード
(P)を3に設定した場合の再生フレームの時系列を示
している。動画再生スピードが1/5のスロー再生であ
るから、動画用テーブル30からはカウンタ比較値とし
て10、アドレス増分値として1が読み出される。ま
た、静止画再生スピードが3(再生時間が3秒)である
から、静止画用テーブル31からはカウンタ比較値とし
て180、アドレス増分値として1が読み出される。ま
ず、動画M1〜M5が再生される間は、同一画面が10
フィールド分表示されないと、再生アドレスが更新され
ないので、図示のように、同一フレームの画像が5フレ
ーム分繰り返し再生されることになる。同一フレームの
画像が5フレーム分再生されたら再生アドレスが1増え
るので、次のフレームの画像が再度5フレーム分繰り返
し表示されることになる。これにより、1/5のスロー
再生が実現される。再生アドレスが静止画P1のアドレ
スになると、静止画のカウンタ比較値が180であるか
ら、静止画P1が180フィールド分、即ち3秒間表示
される。次の動画再生についても上記の動画再生と同様
である。
静止画再生スピードを5に設定した場合の再生フレーム
の様子を示している。この場合、動画用テーブル30か
らは、カウンタ比較値として2、アドレス増分値として
2が読み出され、静止画用テーブル31からは、カウン
タ比較値として60、アドレス増分値として1が読み出
される。動画M1〜M5を再生する間は、2フィールド
の表示でアドレスが更新され、更新時のアドレス増分値
が2であるから、図示のように、動画フレームがM1,
M3,M5のように、1フレームおきに再生され、同一
画面は1フレーム分だけ表示されることになる。このた
め、2倍速の動画再生となる。再生アドレスが静止画P
1のアドレスになると、同一画面を60フィールド分表
示するので、静止画P1が1秒間だけ表示されることに
なる。以後の動画フレームの再生についても上記の動画
再生と同様である。
動画と静止画とを混在させて、連続的に再生すると共
に、動画再生スピードと静止画再生スピードとをそれぞ
れ個別に設定可能にして、動画と静止画とをそれぞれ別
の再生速度で再生可能にしたので、動画と静止画とが混
在するCMや製品紹介のためのプロモーションビデオ等
の編集に有効である。また、メモリの画像記憶領域を動
画用と静止画用とに分けず、しかも静止画は1画面につ
き1フレーム分だけしか記憶しないので、画像記憶領域
を有効に活用することができる。
れるものではない。図8は、動画の再生ポイントを指定
して静止画化する例を示す図である。同図(a)のよう
に、動画M1,M2,…,M12,…が画像記憶手段2
4に記憶されている状態で、前述したフェーダ10dを
操作して動画のうちの静止画化したい再生アドレスを指
定する。この状態で、例えば静止画化モード等を新たに
設けて、RECスイッチを押すことにより、記録手段21
がヘッダ情報を書き換え、同図(b)に示すように、任
意の動画フレーム、例えばM8を静止画フレームP1に
変更することができる。
フレームP1を含む画像情報を上述した処理によって再
生すると、特定の場面で任意の時間だけ動画を停止させ
ることができる。従って、例えばゴルフスイングのフォ
ーム解析等において、インパクト時の姿勢などを数秒間
停止させて解析するといった使用方法が可能になる。
手段24に記憶された動画と静止画とが混在する画像情
報の中から、静止画のみを取り出して1コマずつ再生す
る場合の処理を示すフローチャートである。まず、再生
アドレスの初期値を設定し(S21)、再生開始が指示
されたら(S22)、画像データのヘッダ情報を読み込
み(S23)、属性ビットを判定する(S24)。属性
ビットが動画を示している場合には、再生アドレスを更
新して(S25)、次の画像データのヘッダ情報を読み
込む(S23)。属性ビットが静止画を示している場合
には、画像を再生し(S26)、1フィールドの時間が
経過するまで待つ(S27)。もし、その間に次の静止
画の再生指示があった場合には(S28)、再生アドレ
スを更新し(S25)、次の画像データのヘッダ情報を
読み込む(S23)が、次の静止画の再生指示がない場
合には、同一の画像の再生を繰り返す(S26)。
を示すフローチャートである。この処理は、動画に関し
ては、図6の再生処理と全く同様であるため、図6と共
通するステップには図6と同一符号を付して説明を省略
する。図6と異なる点は、読み込んだヘッダ情報から属
性ビットを判定して(S5)、静止画であると判定され
た場合に、再生アドレスを更新して次の画像データのヘ
ッダ情報を読み込む点である(S13)。
に対する静止画の記録位置を全く意識せずに静止画のみ
を1コマずつ再生したり、動画のみを再生することが可
能になる。図10の処理では、静止画が検出されたとき
に単に読み飛ばす処理を実行しているが、検出された静
止画フレームを直前に再生された動画フレームで置き換
えて表示させるようにすると、動画が静止画の前後で連
続しているような場合でも、動画再生時の時間(フレー
ム)のずれが全くなくなる。
画像記憶手段の同一の記憶領域に動画情報と静止画情報
とを混在させて記憶させると共に、各静止画情報は、そ
れぞれ1画面分だけ画像記憶手段に記憶させ、画像の再
生の際に動画情報と静止画情報とを識別してそれぞれを
別々の再生速度で再生するようにしているので、画像記
憶手段の画像記憶領域の有効活用が図れ、動画情報と静
止画情報とにそれぞれ適した再生画像を得ることができ
るという効果を奏する。
の構成を示すブロック図である。
ある。
ック図である。
トを説明するための図である。
テーブルの内容を示す図である。
ある。
の図である。
ある。
のフローチャートである。
のフローチャートである。
3…システムバス、4…DRAM、5…フィールドメモ
リ、6…メモリコントローラ、7…D/A・NTSCエ
ンコード部、8…A/D変換器、9…D/A変換器、1
0…操作部。
Claims (6)
- 【請求項1】 画像情報を記憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段の同一の記憶領域に時間的に連続した
複数画面からなる動画情報と単一画面からなる静止画情
報とを混在させて書き込む記録手段と、 この記録手段によって前記画像記憶手段に記憶された動
画情報と静止画情報とをそれぞれ認識しこれらを別々の
再生速度で再生する再生手段とを備えたことを特徴とす
る画像記録再生装置。 - 【請求項2】 前記記録手段は、前記動画情報と静止画
情報とにそれらを識別するための属性情報を付加し、 前記再生手段は、前記属性情報に基づいて動画情報と静
止画情報とをそれぞれ認識するものであることを特徴と
する請求項1記載の画像記録再生装置。 - 【請求項3】 前記静止画情報の再生時間を設定する静
止画再生時間設定手段を更に備え、 前記再生手段は、前記認識された静止画情報を前記静止
画再生時間設定手段で設定された時間だけ繰り返し再生
するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の
画像記録再生装置。 - 【請求項4】 前記動画情報の再生速度を設定する動画
再生速度設定手段を更に備え、 前記再生手段は、前記認識された動画情報を前記動画再
生速度設定手段で設定された速度で再生するものである
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の画
像記録再生装置。 - 【請求項5】 前記画像記憶手段の任意のアドレスを指
定するアドレス指定手段と、 このアドレス指定手段で指定されたアドレスに記憶され
た動画情報を静止画情報に変更すべく前記属性情報を書
き換える属性書き換え手段とを更に備えたことを特徴と
する請求項2〜4のいずれか1項記載の画像記録再生装
置。 - 【請求項6】 動画情報の合間に静止画情報を1画面単
位で配置して画像記憶手段に記憶し、 再生時に前記画像記憶手段に記憶された動画情報及び静
止画情報からなる画像情報を連続的に再生すると共に、
再生時に前記画像情報が動画情報か静止画情報かを順次
識別し、前記静止画情報については予め設定された時間
だけ同一の静止画情報を繰り返し再生するようにしたこ
とを特徴とする画像記録再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00857797A JP4069474B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 画像記録再生装置 |
US09/008,261 US6751399B1 (en) | 1997-01-21 | 1998-01-16 | Image recording and reproducing device utilizing attribute information to identify image type |
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