JPH10210419A - ビデオサーバ装置、端末装置及びデータ送信方法 - Google Patents

ビデオサーバ装置、端末装置及びデータ送信方法

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JPH10210419A
JPH10210419A JP1004797A JP1004797A JPH10210419A JP H10210419 A JPH10210419 A JP H10210419A JP 1004797 A JP1004797 A JP 1004797A JP 1004797 A JP1004797 A JP 1004797A JP H10210419 A JPH10210419 A JP H10210419A
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gop
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JP1004797A
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Monta Nakatsuka
紋太 中塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速再生などの特殊再生を行うためにはビデオ
サーバ装置の構成が複雑となると言う課題。 【解決手段】ストリームを蓄積するハードディスク40
と、蓄積されたストリームを読み出すストリーム読み出
し部11と、読み出したストリームを端末装置に送信す
るストリーム送信部及びコマンド受信部42とを備え、
ストリームを蓄積する際に、国際標準MPEGに則って
音声付き映像信号を圧縮符号化し、GOP単位にパック
化し、各パックは固定長になるようにストリームを生成
するGOP単位ストリーム生成部102を備えることに
より、高速再生時には、ストリーム読み出し部11が、
AVストリーム101のパックデータを1個飛ばしで読
み飛ばす機能を有することにより、2倍速の特殊再生等
を実現する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、MPEG
2に代表される圧縮映像をネットワークを介して配送す
るビデオ・オン・デマンド(VOD)システムやビデオ
・ライブラリ・システムなどに用いられる、ビデオサー
バ装置、端末装置及びデータ送信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオサーバ装置は特開平8−1
63508号に記載されたものが知られている。従来の
ビデオサーバ装置は、図5に示すように、AVストリー
ム401を蓄積するハードディスク40と、蓄積された
ストリームを読み出すストリーム読み出し部41と、読
み出したストリームを端末に送信し、また、再生司令す
る端末からのコマンドを受信するストリーム送信部及び
コマンド受信部42とを備え、高速再生に用いるキーフ
レームのアドレスとキーフレーム長とが記述されたアク
セステーブル402を蓄積するハードディスク410
と、アクセステーブル402を用いて読み出すべきAV
ストリーム401のデータアドレスを決定するアクセス
テーブル管理部411を備えている。
【0003】また、ビデオサーバ装置と伝送路46を介
して接続する端末装置は、入力装置47からの入力信号
に応じて再生速度と再生位置とを指令する信号を出力す
る入力制御部44と、ビデオサーバ装置にコマンドを送
信し、また、ビデオサーバ装置からストリームを受信す
るストリーム受信部およびコマンド送信部43と、AV
ストリームをデコードして映像をモニタ49から、音声
をスピーカ48から再生するデコーダ部45とで構成さ
れている。
【0004】この装置では、入力装置47より入力され
た信号は、端末装置の入力制御部44で再生速度と再生
位置とに変換され、ストリーム受信部及びコマンド送信
部43より伝送路46を介して、ビデオサーバ装置のス
トリーム送信部及びコマンド受信部42に送信される。
【0005】ストリーム送信部及びコマンド受信42が
受信した再生速度と再生位置とはアクセステーブル管理
部411に送られ、アクセステーブル管理部411は、
自身の管理するアクセステーブル402をハードディス
ク410より読み出し、それを参照しながら、AVスト
リーム401内の読み出すべき位置を決定する。ストリ
ーム読み出し部41は、ハードディスク40に蓄積され
ているAVストリーム401の中から、アクセステーブ
ル管理部411によって決定された位置のデータを読み
出す。この読み出されるデータは、通常再生の時にはA
Vストリーム401の所定のアドレスからの全部であ
り、早送り再生や巻き戻し再生などの高速再生の時はA
Vストリーム401の一部のIフレームだけである。
【0006】ストリーム送信部及びコマンド受信部42
は、ストリーム読み出し部41が読み出したAVストリ
ーム401の全部または一部を伝送路46を介して、端
末装置のストリーム受信部及びコマンド送信部43へ送
信し、このAVストリーム401の全部または一部のデ
ータがデコーダ部45でデコードされ、映像がモニタ4
9より、音声がスピーカ48より出力される。
【0007】アクセステーブル管理部411によって管
理されるアクセステーブル402には、早送り再生や巻
き戻し再生に用いるフレーム内符号化された各Iフレー
ムの先頭アドレスとそれぞれのIフレームのデータ長と
が関連付けて記述されている。このアクセステーブル4
02は、AVストリーム401の先頭アドレスを0とし
て各Iフレームを記述したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
サーバ装置では、予めストリームの高速再生に用いる各
キーフレームの相対データアドレスとデータ長とを関連
付けて記述したアクセステーブルを作成しておく必要が
あり、また、アクセステーブルを蓄積する蓄積手段と、
アクセステーブルを読み出して、AVストリームから読
み出すべきデータアドレスとデータ長とを決定するアク
セステーブル管理手段を設ける必要があり、ビデオサー
バ装置の構成が複雑になりがちであると言った課題を有
していた。
【0009】本発明は、従来の装置のこの様な課題を考
慮し、従来に比べてより簡単な構成で特殊再生に必要な
データの送信が行えるビデオサーバ装置と、そのビデオ
サーバ装置の端末装置及びデータ送信方法を提供するこ
とを目的するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ストリームを蓄積するストリーム蓄積手段と、前記
蓄積されたストリームを読み出す読み出し手段と、読み
出したストリームを端末装置に送信する送信手段とを備
えるビデオサーバ装置において、国際標準MPEGに則
って音声信号及び/又は映像信号を圧縮符号化し、GO
P単位にパック化し、それら各パックの長さを固定長に
して、前記蓄積すべきストリームを生成する生成手段を
備え、前記読み出し手段は、前記端末装置からの特殊再
生要求が有った際、その特殊再生要求及び前記固定長の
情報に基づいて、前記蓄積されたパック化されたデータ
を、前記GOP毎に飛び飛びに読み出し、前記送信手段
は、前記読み出されたデータを送信するビデオサーバ装
置である。
【0011】請求項4記載の本発明は、ストリームを蓄
積するストリーム蓄積手段と、前記蓄積されたストリー
ムを読み出す読み出し手段と、読み出したストリームを
端末装置に送信する送信手段とを備えるビデオサーバ装
置において、前記ストリーム蓄積手段は、国際標準MP
EGに則って音声信号及び/又は映像信号が圧縮符号化
され、GOP単位にパック化され、予めそれら各パック
の長さを所定の固定長とされたストリームを蓄積するも
のであり、前記予めそれら各パックの長さを所定の固定
長とされたストリームのヘッダ情報から、前記ストリー
ムの圧縮符号化レートを調べ、そのレートを利用して前
記ストリームのGOP単位のパックの前記所定の固定長
を算出する解析手段を備え、前記読み出し手段は、前記
端末装置からの特殊再生要求が有った際、その特殊再生
要求及び前記算出された固定長の情報に基づいて、前記
蓄積されたパック化されたデータを、前記GOP毎に飛
び飛びに読み出し、前記送信手段は、前記読み出された
データを送信するビデオサーバ装置である。
【0012】請求項5記載の本発明は、上記請求項の内
何れか一つに記載のビデオサーバ装置に対して、特殊再
生の要求を行う要求手段と、前記要求に対して、前記ビ
デオサーバ装置から前記GOP毎に送信されてくるデー
タを受信するストリーム受信手段と、前記受信されたデ
ータの中から、フレーム内符号化されているIフレーム
のみを復号して出力する復号手段とを備える端末装置で
ある。
【0013】請求項6記載の本発明は、端末装置からの
特殊再生要求を受け付ける受信ステップと、国際標準M
PEGに則って音声信号及び/又は映像信号が圧縮符号
化され、GOP単位にパック化され、それら各パックの
長さが固定長とされたストリームを蓄積するストリーム
蓄積ステップと、前記端末装置からの特殊再生要求が有
った際、その特殊再生要求及び前記固定長の情報に基づ
いて、前記蓄積されているパック化されたデータを、前
記GOP毎に飛び飛びに読み出す読み出しステップと、
前記読み出されたデータを送信する送信ステップとを備
えたデータ送信方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるビデオサー
バ装置と端末装置の実施の形態について、図を用いて詳
細に説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態におけるビデオサーバ装置と端末装置の構成
を示すものである。
【0016】同図に示すように、ストリームを蓄積する
際に、国際標準MPEGに則って音声付き映像信号を圧
縮符号化し、GOP(Group of Pictur
es)単位にパック化し、各パックは固定長になるよう
にストリームを生成するGOP単位ストリーム生成部1
02によって生成されたAVストリーム101は、スト
リームを蓄積するハードディスク40に蓄積されてい
る。ストリーム送信部およびコマンド受信部42から受
信コマンドを受け取ったストリーム読み出し部11は、
受信したコマンドに従ってAVストリーム101を読み
出し、ストリーム送信部を介して端末装置へと出力す
る。本実施の形態の伝送路及び端末装置の構成は、端末
装置の一部を除いては、図5の従来例と変わりがない。
ここで、端末装置の一部とは後述するデコーダ部145
のことである。尚、本発明の生成手段は、GOP単位ス
トリーム生成部102にほぼ対応する。
【0017】以上のように構成したビデオサーバ装置に
ついて、以下その動作を説明しながら、本発明のデータ
送信方法の一実施の形態について同時に述べる。
【0018】この装置では、入力装置47より入力され
た信号は、端末装置の入力制御部44で再生速度と再生
位置とに変換され、ストリーム受信部及びコマンド送信
部43より伝送路46を介して、ビデオサーバ装置のス
トリーム送信部及びコマンド受信部42に送信される。
ここで、入力装置47からの信号は、通常再生の要求の
他に、特殊再生としての、高速正方向再生の要求あるい
は高速逆方向再生の要求あるいは、データの先頭に限ら
ずその途中からの上記各種再生の要求などの、ユーザの
指示に基づくものである。
【0019】尚、ここでは、特にユーザから、データの
先頭部分から高速正方向再生をせよとの要求が有った場
合の動作についてのべ、簡略化の為、この再生を単に高
速再生と呼ぶ。又、その他の特殊再生として例えば、高
速逆方向再生の動作に関しては、図5(c),(d)に
示すパックの順番が逆になる点が異なるだけであり、以
下の動作と基本的には同じであるので、ここでは説明を
省略する。
【0020】ストリーム送信部及びコマンド受信部42
が受信した再生速度と再生位置とはストリーム読み出し
部11に送られ、自身がAVストリーム101内の読み
出すべき位置を決定する。ストリーム読み出し部11
は、ハードディスク40に蓄積されているAVストリー
ム101の中からデータを読み出す。
【0021】ストリーム送信部及びコマンド受信部42
は、ストリーム読み出し部11が読み出したAVストリ
ーム101を伝送路46を介して、端末装置のストリー
ム受信部及びコマンド送信部43へ送信し、このAVス
トリーム101のデータがデコーダ部145でデコード
され、映像がモニタ49より、音声がスピーカ48より
出力される。
【0022】AVストリーム101は、国際標準MPE
Gに則って音声付き映像信号を圧縮符号化したものであ
り、ハードディスク40では、図4(a)に示すフレー
ム順で蓄積している。1GOPは15フレームで構成さ
れている。
【0023】まず、通常再生時において、ストリーム読
み出し部11は、AVストリーム101の先頭アドレス
から連続して読み出すことにより、ストリーム送信部及
びコマンド受信部42より伝送路46を介して端末装置
へ送信されるデータは、図4(b)のMPEG2−PS
のようになる。
【0024】次に、高速再生時において、再生速度が2
倍である場合、ストリーム読み出し部11は蓄積されて
いるAVストリーム101をパック単位で1つずつ読み
飛ばすことにより、ストリーム送信部及びコマンド受信
部42より伝送路46を介して端末装置へ送信されるデ
ータは、図4(c)のMPEG2−PSのようになる。
図3で示す通りパック自身はGOP単位で圧縮符号化さ
れ、固定長で形成されているので、ストリーム読み出し
部11が予め、AVストリーム101のパック長を記憶
しておくことにより、各パックの先頭アドレスは容易に
算出することができる。あるいは、ストリーム読み出し
部11が、GOP単位ストリーム生成部102からAV
ストリーム101のパック長を得る様な構成としてもよ
い。この様にして、ストリーム受信部及びコマンド送信
部43を介してデコーダ部145へと送信されたデータ
は、デコーダ部145が、フレーム内符号化されている
Iフレームのみをデコードして、図4(d)に示すよう
に静止画像としてモニタ49に出力される。
【0025】また、再生速度がn倍速であったとしても
同様の作用を有する。
【0026】この様に、上記実施の形態によれば、特殊
再生を行なうために、従来装置の場合には必要であっ
た、アクセステーブル蓄積手段や、アクセステーブル管
理手段を必要としないので、ビデオサーバ装置の構成が
従来に比べてより簡単な構成で特殊再生が行える。
【0027】尚、従来のビデオサーバ装置では、GOP
を利用しないで、GOPに含まれたIフレームを直接読
み出してそれを送信する構成をとっていたことは、上述
した通りである。
【0028】このような構成としていた理由としては、
次のようなことが挙げられる。
【0029】即ち、(1)例えば、端末装置から2倍速
の高速再生の要求が有った場合、複数の端末装置につい
て、ビデオデータの配信サービスをスムーズに行える様
にするためには、各端末装置に割り当てられる転送デー
タ量は、限られたものとなる。従って、2倍速の再生要
求に対応する方法として、端末装置に対して、GOP毎
のデータを2倍の転送レートで転送することは、理論的
には可能であっても、スムーズな配信を実現するために
は、現実的な方法ではない。そこで、必要なGOPだけ
を特定して読み出す必要がある。
【0030】(2)しかし、従来のGOPのデータ長は
固定長になっていないことから、特定のGOPのみを読
み出すには、各GOPの先頭アドレスを予め記載したア
ドレステーブルが必要となる。実際には、GOPの中の
フレーム内符号化されているIフレームのみ送れば良
い。その方が効率的である。Iフレームは、GOP内の
所定の位置に一つ含まれているので、特殊再生を実現す
るには、このIフレームの読み出しのために、上記GO
Pの読み出しの場合と同じ理由によりアドレステーブル
(アクセステーブル)を利用せざるをえない構成となっ
ていたのである。
【0031】即ち、従来は、GOPはあくまで固定長で
ないと言う前提に立った上で、必要なIフレームを如何
にして特定するかと言う点のみに工夫をこらすことしか
考えていなかった。これに対して、本発明者は、この様
な従来の誰もが疑うことをしなかった前提条件に着目
し、GOPを固定長とすることを考えた。これにより、
GOPの特定が、アドレステーブルなしでも簡単に行え
る様になった。
【0032】(実施の形態2)次に、本発明に係るビデ
オサーバ装置の第2の実施の形態について図2を用いて
説明する。
【0033】図2は第2の実施の形態におけるビデオサ
ーバ装置の構成を示すものであり、ヘッダ解析部21を
有すること以外の構成は図1の実施の形態1と変わりが
ない。尚、本発明の解析手段は、ヘッダ解析部21にほ
ぼ対応する。
【0034】新たなコンテンツとしてAVストリーム1
01を登録する場合、ヘッダ解析部21がAVストリー
ム101のストリームヘッダ情報を解析することにより
圧縮符号化レートを検知する方法や、読み出したパック
ヘッダと次に読み出すことのできるパックヘッダのアド
レスを検知する計算する方法などにより、AVストリー
ム101のパック長を算出することができる。尚、この
新たなコンテンツとしてAVストリーム101は、外部
において予め圧縮符号化されたものであり、しかも、G
OP単位でパック化されており、しかもそのパック長が
固定長であることが前提となる。
【0035】このように任意のレートで、外部において
予め圧縮符号化されたAVストリームに対しても実施の
形態1と同様の効果をもたらす機能を提供することがで
きる。
【0036】以上の様に、上記実施の形態によれば、ス
トリームを蓄積するストリーム蓄積手段と、蓄積された
ストリームを読み出す読み出し手段と、読み出したスト
リームを端末装置に送信する送信手段とを備えるビデオ
サーバ装置において、ストリームを蓄積する際に、国際
標準MPEGに則って音声付き映像信号を圧縮符号化
し、GOP単位にパック化し、各パックは固定長になる
ようにストリームを生成する生成手段を備えることによ
り、高速再生時には、前記読み出し手段が、前記パック
データを1個飛ばしで読み飛ばす機能を有することで2
倍速の特殊再生を実現するという作用を有する。
【0037】また、前記ストリームのヘッダ情報を解析
し、前記ストリームの圧縮符号化レートを検知し、レー
トに応じてストリームのGOP単位のパックの固定長を
算出する機能を有する解析手段を備えたものであり、蓄
積されたストリームのレートを問わないマルチレートに
対応した特殊再生が実現するという作用を有する。
【0038】以上の実施の形態の説明から明らかなよう
に、本発明のビデオサーバ装置は、GOP単位ストリー
ム生成部を設けることにより、簡単かつ処理負荷が少な
い特殊再生を実現でき、特に高速再生時において必要な
データのみを通常再生と同じ読み出し帯域で読み出すこ
とができ、蓄積容量も全く変わらず、再生する全てのス
トリームに対して公平に特殊再生機能を提供できる。ま
た、ヘッダ解析部を設けることにより、新しく登録され
たコンテンツに対し、そのAVストリームが如何なるレ
ートで圧縮符号化されていようが、特殊再生が可能であ
るという有利な効果が得られる。
【0039】尚、上記実施の形態では、本発明の生成手
段と解析手段との何れをも備えた構成である場合につい
て説明したが、これに限らず例えば、それらの何れか一
方を有していない構成であってももちろんよい。
【0040】又、上記実施の形態では、音声信号及び映
像信号を圧縮符号化したデータにつてい説明したが、こ
れに限らず例えば、それら信号の何れか一方のみについ
ての圧縮符号化したデータであってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、従来に比べてより簡単な構成で特殊再生に必要
なデータの送信が行えると言う長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるビデオサーバ
装置と端末装置を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態によるビデオサーバ
装置と端末装置を示すブロック図
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態に用いられ
るストリームのパック図
【図4】(a):本発明の第1及び第2の実施の形態に
用いられるストリームの符号化フォーマット図 (b):同実施の形態の通常再生時のMPEG2−PS
伝送モデル図 (c):同実施の形態の高速再生時のMEPG2−PS
伝送モデル図 (d):同実施の形態の再生フレーム順を示す説明図
【図5】従来のビデオサーバ装置と端末装置の構成を示
すブロック図
【符号の説明】
40,410 ハードディスク 11,41 読み出し部 21 ヘッダ解析部 42 ストリーム送信部及びコマンド受信部 43 ストリーム受信部及びコマンド送信部 44 入力制御部 45、145 デコーダ部 46 伝送路 47 入力装置 48 スピーカ 49 モニタ 101,401 AVストリーム 102 GOP単位ストリーム生成部 411 アクセステーブル管理部 402 アクセステーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリームを蓄積するストリーム蓄積手
    段と、前記蓄積されたストリームを読み出す読み出し手
    段と、読み出したストリームを端末装置に送信する送信
    手段とを備えるビデオサーバ装置において、 国際標準MPEGに則って音声信号及び/又は映像信号
    を圧縮符号化し、GOP単位にパック化し、それら各パ
    ックの長さを固定長にして、前記蓄積すべきストリーム
    を生成する生成手段を備え、前記読み出し手段は、前記
    端末装置からの特殊再生要求が有った際、その特殊再生
    要求及び前記固定長の情報に基づいて、前記蓄積された
    パック化されたデータを、前記GOP毎に飛び飛びに読
    み出し、前記送信手段は、前記読み出されたデータを送
    信することを特徴とするビデオサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記特殊再生要求は、n倍速の高速正方
    向再生又は高速逆方向再生の要求であり、前記読み出し
    手段は、n−1個飛ばしで前記GOPを読み出すことを
    特徴とする請求項1記載のビデオサーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記ストリーム蓄積手段は、音声信号及
    び/又は映像信号が圧縮符号化され、前記GOP単位に
    パック化され、予めそれら各パックの長さを所定の固定
    長とされたストリームをも蓄積するものであり、 前記予めそれら各パックの長さを所定の固定長とされた
    ストリームのヘッダ情報から、前記ストリームの圧縮符
    号化レートを調べ、そのレートを利用して前記ストリー
    ムのGOP単位のパックの前記所定の固定長を算出する
    解析手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のビデオサーバ装置。
  4. 【請求項4】 ストリームを蓄積するストリーム蓄積手
    段と、前記蓄積されたストリームを読み出す読み出し手
    段と、読み出したストリームを端末装置に送信する送信
    手段とを備えるビデオサーバ装置において、 前記ストリーム蓄積手段は、国際標準MPEGに則って
    音声信号及び/又は映像信号が圧縮符号化され、GOP
    単位にパック化され、予めそれら各パックの長さを所定
    の固定長とされたストリームを蓄積するものであり、 前記予めそれら各パックの長さを所定の固定長とされた
    ストリームのヘッダ情報から、前記ストリームの圧縮符
    号化レートを調べ、そのレートを利用して前記ストリー
    ムのGOP単位のパックの前記所定の固定長を算出する
    解析手段を備え、 前記読み出し手段は、前記端末装置からの特殊再生要求
    が有った際、その特殊再生要求及び前記算出された固定
    長の情報に基づいて、前記蓄積されたパック化されたデ
    ータを、前記GOP毎に飛び飛びに読み出し、前記送信
    手段は、前記読み出されたデータを送信することを特徴
    とするビデオサーバ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一つに記載のビデ
    オサーバ装置に対して、特殊再生の要求を行う要求手段
    と、 前記要求に対して、前記ビデオサーバ装置から前記GO
    P毎に送信されてくるデータを受信するストリーム受信
    手段と、 前記受信されたデータの中から、フレーム内符号化され
    ているIフレームのみを復号して出力する復号手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 端末装置からの特殊再生要求を受け付け
    る受信ステップと、 国際標準MPEGに則って音声信号及び/又は映像信号
    が圧縮符号化され、GOP単位にパック化され、それら
    各パックの長さが固定長とされたストリームを蓄積する
    ストリーム蓄積ステップと、 前記端末装置からの特殊再生要求が有った際、その特殊
    再生要求及び前記固定長の情報に基づいて、前記蓄積さ
    れているパック化されたデータを、前記GOP毎に飛び
    飛びに読み出す読み出しステップと、 前記読み出されたデータを送信する送信ステップと、を
    備えたことを特徴とするデータ送信方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1026679A2 (en) * 1999-02-01 2000-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recorded information reproducing apparatus
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