JPH10210090A - 4値fsk復調回路 - Google Patents
4値fsk復調回路Info
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- JPH10210090A JPH10210090A JP982097A JP982097A JPH10210090A JP H10210090 A JPH10210090 A JP H10210090A JP 982097 A JP982097 A JP 982097A JP 982097 A JP982097 A JP 982097A JP H10210090 A JPH10210090 A JP H10210090A
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Abstract
ボルタイミングを得ることができず、検波出力の品質が
劣化して適正に復調できないという問題点があったが、
本発明では、復調結果を適正にすることができる4値F
SK復調回路を提供する。 【解決手段】 4値FSK変調されたキャリア信号を直
交検波する際に、同相成分と直交成分との2軸で形成さ
れる平面上に配置される信号点の間の移動の回転方向と
回転速度を検知する4値FSK復調回路であって、回転
方向検知部3のベクトル検出部51が同相成分の正負が
転ずるときに直交成分の正負を参照することによって、
また、直交成分の正負が転ずるときに同相成分の正負を
参照することによって、信号点間の移動の回転方向を少
しづつ検知し、これを第1の積分放電回路61が特定の
時間に亘って積分して回転方向を検出する4値FSK復
調回路である。
Description
機等に用いられる4値FSK復調回路に係り、特に容易
な回路構成で、変調指数の如何にかかわらず適正に復調
できる4値FSK復調回路に関する。
数変調方式の一つで、入力信号に応じてキャリア信号の
周波数を予め定められた量だけシフトさせて出力波をと
する変調方式であって、出力波には位相の不連続が生じ
ないように回路が構成されている。
として、FSK変調されたキャリア信号を受信すると、
変調前の該キャリア信号の周波数の信号を発振する局部
発振器を用いて該キャリア信号を直交検波し、直交ベー
スバンド信号としてI成分(同相成分)及びQ成分(直
交成分)を得て、これにFSK復調を行う方法(いわゆ
る「零IF検波方式」)がある。
の2値FSK復調回路を説明し、しかる後に従来の4値
FSK復調回路について説明を行うこととする。従来の
2値FSK復調回路について、図7と図8を用いて説明
する。図7は、従来の2値FSK復調回路の構成ブロッ
ク図であり、図8は、従来の2値FSK復調回路におけ
る零IF検波回路の一例の構成ブロック図である。従来
の2値FSK復調回路は、図7に示すように、零IF検
波回路1と、コンパレータ2と、位相比較回路5とから
主に構成されている。
波回路1は、受信したFSK変調されたキャリア信号を
直交検波して直交ベースバンド信号をそのI成分とQ成
分とに分けてそれぞれコンパレータ2a、2bに出力す
るものである。零IF検波回路1の具体的な構成につい
ては、後に説明する。
号のI成分の入力を受けて、これを矩形に変化するデジ
タル信号を表す波形に整形するものである(以下、この
動作を「2値整形」と称する。) コンパレータ2bは、直交ベースバンド信号のQ成分の
入力を受けて、2値整形するものである。尚、以下でコ
ンパレータ2aの出力する信号を「整形I信号」と、コ
ンパレータ2bの出力する信号を「整形Q信号」と称す
ることとする。
bから整形I信号と整形Q信号との入力を受けて、どち
らの信号の位相が先進しているかを表す信号を検波出力
として出力するものである。具体的には、この検波出力
は、「0」又は「1」の2値信号となっている。
リア信号の瞬時周波数が高い場合と低い場合とで整形I
信号と整形Q信号とで表現されるベクトルの回転方向が
逆になることを利用して、この回転方向を比較判定して
瞬時周波数の高低を2値信号として出力するものであ
る。
詳細に説明する。零IF検波回路1は、例えば、図8に
示すように、局部発振器11と、90°分配回路12
と、第1のミキサー回路13と、第2のミキサー回路1
4と、第1のLPF15と、第2のLPF16とから構
成されているようなものが考えられる。
器11は、変調前のキャリア信号の周波数の信号を局部
発振信号として90°分配回路12に出力するものであ
る。90°分配回路12は、局部発振信号の入力を受け
て、これを同相信号としてそのまま第1のミキサー回路
13に出力するとともに、局部発振信号の位相を90°
シフトさせて直交信号として第2のミキサー回路14に
出力するものである。
って、同相信号と受信したキャリア信号とを乗算した信
号を第1のLPF15に出力するものである。第2のミ
キサー回路14は、乗算回路であって、直交信号と受信
したキャリア信号とを乗算した信号を第2のLPF16
に出力するものである。
る低域濾波器であり、第1のミキサー回路13から入力
される信号の高周波成分を除去して直交ベースバンド信
号のI成分として出力するものである。第2のLPF1
6は、第1のLPF15と同様のものであって、第2の
ミキサー回路14から入力される信号の高周波成分を除
去して直交ベースバンド信号のQ成分として出力するも
のである。
したキャリア信号の周波数が高ければ(そのようにFS
K変調されていれば)、整形I信号と整形Q信号とで表
現されるベクトルは、正の向きに回転し、局部発振信号
の周波数よりも受信したキャリア信号の周波数が低けれ
ば(そのようにFSK変調されていれば)、整形I信号
と整形Q信号とで表現されるベクトルは、負の向きに回
転するようになる。
を判定して、キャリア信号がどのようにFSK変調され
ているかを検知するようになる。
について説明する。零IF検波回路1がFSK変調され
たキャリア信号を受信して、これを直交検波し、直交ベ
ースバンド信号のI成分とQ成分とに分けて出力する。
そして、コンパレータ2a、2bがこれらの成分を2値
整形して、それぞれ整形I信号と整形Q信号とを出力す
る。
整形Q信号との位相を比較して(整形I信号と整形Q信
号とで表現されるベクトルの回転方向を検知して)、そ
れを2値信号の検波出力として出力する。
説明する。4値FSK復調回路において、上述の2値F
SK復調回路と同様の零IF検波方式を採用したもの
は、「4値FSK信号のダイレクトコンバージョン受信
方式」、斎藤、赤岩、電子情報通信学会技術研究報告RC
S94-124,pp.43-48に記載されている。
法の概略を説明する。4値FSK復調回路は、受信した
キャリア信号を直交検波して2値整形し、整形I信号と
整形Q信号とを得るところまでは、上述の2値FSK復
調回路と同じであるが、これらの信号で表現されるベク
トルの回転方向を検知するとともに、さらに回転速度を
も別個に検知し、これらの検知の結果によって4値FS
Kを復調するものである。
信号では、各信号点は2ビットのシンボル「00」と
「01」と「11」と「10」とのいずれかを表すよう
になっており、図9に示すように各MSBが回転方向
に、LSBが回転速度に対応するようになっている。図
9は、4値FSK復調回路における直交ベースバンド信
号のIQ平面での動きを表す説明図である。
るときに負の方向に(図9(a))、「1」であるとき
に正の方向に(図9(b))、それぞれ回転するように
なっており、回転速度は、次に示す[数1]で定義され
る。
大周波数偏移を表しており、変調指数mはLSBに対応
して2つ設定される。尚、回転速度は、mπである。例
えば、m=1,3とした場合、特にLSBが「0」のと
きに、m=3としたとすると、その際の回転速度はmπ
=3πなので、図9(a),(b)の破線のように1.
5回転し、また、LSBが「1」のときに、m=1とし
たとすると、その際の回転速度は、mπ=πなので、図
9(a),(b)の実線のように0.5回転する。
的に、「111001」と変化するデジタル信号でFS
K変調されたキャリア信号を直交検波したときの直交ベ
ースバンド信号を例にとって、図10と図11とを用い
て説明する。図10は、4値FSK復調回路における信
号の一例を表す説明図であり、図11は、4値FSK復
調回路における信号点配置の一例を表す説明図である。
ているので、「111001」は、「11」と、「1
0」と、「01」とに分けられ、この順に一定時間ごと
に受信している。そのため、時間を横軸にとって、受信
したキャリア信号を直交検波した直交ベースバンド信号
のQ成分は、図10(a)に示すような信号となり、I
成分は、図10(b)に示すような信号となる。
0(c)と図10(d)とに示されるような矩形波とな
る。これらが整形Q信号と整形I信号である。ここで、
これらの信号を図11に示す信号点の動きとして追跡し
てみると、図10の時刻t1の時点では、整形Q信号と
整形I信号とはともに正であり、その状態は、図11の
信号点Aで表される。
負となるので、その状態は図11の信号点Bに移行す
る。このとき状態の変化を表す軌跡は、sgn(Q)の
軸と交わるようになる。つまり、LSBが「1」である
ときには、1シンボルあたりの回転速度が0.5回転で
あるので、状態の変化を表す軌跡がsgn(Q)又はs
gn(I)の軸と交差する回数は、1〜3回である。
SBが「0」であるときには、1シンボル当たりの回転
速度が1.5回転あるので、状態の変化を表す軌跡が各
軸と交差する回数が5〜7回になる。
FSKと同様にしてMSBを検知した後、1シンボル当
たりに、状態の変化の軌跡がsgn(Q)又はsgn
(I)の軸と交わる回数をカウントし、予め設定された
しきい値との比較によって行うものであった。例えば、
上述の例では、LSBが「1」のときの交差回数が1〜
3回であり、「0」のときの交差回数が5〜7回なの
で、しきい値を「4回」とすればよい。つまり、このと
きの変調指数を検知する(LSBを決定する)ためのマ
ージンは±1回となっている。
従来の4値FSK復調回路では、まず、シンボルタイミ
ング抽出回路が、2値整形された信号を用いてシンボル
タイミングを検出するため、シンボル変化点検出のタイ
ミングが本来のシンボル変化点より遅れてしまうことが
ある上、シンボル変化点検出の際のジッターが大きくな
り、真のシンボル変化点から多少ずれたシンボルタイミ
ングを出力することがあり、適正なシンボルタイミング
を得ることができないという問題点があった。
値整形された信号を以て回転方向と回転速度とを検知す
るため、例えば雑音や零IF検波回路における位相歪
み、直流オフセット、上記シンボルタイミングの検出の
ずれ等の影響を受けて、検波出力の品質が劣化して適正
に復調できないという問題点があった。
で、復調結果を適正にすることができる4値FSK復調
回路を提供することを目的とする。
決するための請求項1記載の発明は、4値FSK変調さ
れた信号を直交検波して同相成分と直交成分とに分離し
た信号の入力を受けて、前記同相成分の正負が転ずると
きに前記直交成分の正負を参照して、信号点間の移動の
回転方向を検知し、前記検知した回転方向を特定の時間
に亘って積分して前記特定の時間における信号点間の移
動の回転方向を検出することを特徴としており、回転方
向を適正に判定することができ、これをもとに復調を行
えば、復調の結果を適正にできる。
項2記載の発明は、4値FSK変調された信号を直交検
波して同相成分と直交成分とに分離した信号の入力を受
けて、前記直交成分の正負が転ずるときに前記同相成分
の正負を参照して、信号点間の移動の回転方向を検知
し、前記検知した回転方向を特定の時間に亘って積分し
て前記特定の時間における信号点間の移動の回転方向を
検出することを特徴としており、回転方向を適正に判定
することができ、これをもとに復調を行えば、復調の結
果を適正にできる。
項3記載の発明は、4値FSK変調されたキャリア信号
を直交検波する際に、同相成分と直交成分との2軸で形
成される平面上に配置される信号点の間の移動の回転方
向と回転速度を検知する4値FSK復調回路であって、
前記移動の回転方向を検出する手段として、2値整形さ
れた前記各成分の信号の入力を受けて、前記2値整形さ
れた同相成分の信号の立ち上がり又は立ち下がりを検出
し、当該検出の結果を出力する第1の検出手段と、前記
2値整形された直交成分の信号の立ち上がり又は立ち下
がりを検出し、当該検出の結果を出力する第2の検出手
段と、前記2値整形された同相成分及び直交成分の信号
の立ち上がり又は立ち下がりの検出の結果と、前記2値
整形された各成分の信号との入力を受けて、信号点間の
移動の回転方向を検出し、該回転方向の正負を表す信号
を出力するベクトル検出部と、前記ベクトル検出部から
入力される信号を特定の時間に亘って積分する第1の積
分放電回路とを備え、前記移動の回転速度を検出する手
段として、前記2値整形された各成分の信号を一定時間
遅延して出力する遅延回路と、前記2値整形された各成
分の信号と前記遅延回路から入力される各成分の信号と
の排他的論理和を各成分ごとに演算する排他的論理和回
路と、前記排他的論理和回路から入力される各成分ごと
の排他的論理和の和を前記特定の時間に亘って積分する
第2の積分放電回路とを備えたことを特徴としており、
復調の結果を適正にできる。
項4記載の発明は、請求項3記載の4値FSK復調回路
において、ベクトル検出部は、2値整形された同相成分
及び直交成分の信号の立ち上がり又は立ち下がりの検出
の結果と、前記2値整形された各成分の信号との入力を
受けて、前記同相成分の信号が立ち上がったことを示す
検出の結果の入力を受けたときに前記直交成分の信号が
正であれば回転方向が負であることを表す信号を出力
し、前記直交成分の信号が負であれば回転方向が正であ
ることを表す信号を出力し、前記同相成分の信号が立ち
下がったことを示す検出の結果の入力を受けたときに前
記直交成分の信号が正であれば回転方向が正であること
を表す信号を出力し、前記直交成分の信号が負であれば
回転方向が負であることを表す信号を出力し、前記直交
成分の信号が立ち上がったことを示す検出の結果の入力
を受けたときに前記同相成分の信号が正であれば回転方
向が正であることを表す信号を出力し、前記同相成分の
信号が負であれば回転方向が負であることを表す信号を
出力し、前記直交成分の信号が立ち下がったことを示す
検出の結果の入力を受けたときに前記同相成分の信号が
正であれば回転方向が負であることを表す信号を出力
し、前記同相成分の信号が負であれば回転方向が正であ
ることを表す信号を出力するベクトル検出部であること
を特徴としており、回転方向を適正に判定することがで
き、これをもとに復調を行えば、復調の結果を適正にで
きる。
項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載の4値F
SK復調回路において、第1の検出手段と第2の検出手
段とは、それぞれ入力された成分の信号を一定時間遅延
して出力する遅延回路と、前記入力された成分の信号が
前記遅延回路から入力される信号よりも大であれば当該
成分の信号が立ち上がったことを示す検出の結果を出力
する立ち上がり検出部と、前記入力された成分の信号が
前記遅延回路から入力される信号よりも小であれば当該
成分の信号が立ち下がったことを示す検出の結果を出力
する立ち下がり検出部とを有する検出部であることを特
徴としており、回転方向を適正に判定することができ、
これをもとに復調を行えば、復調の結果を適正にでき
る。
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る4
値FSK復調回路(本回路)は、コンパレータが2値整
形したI信号とQ信号とを差分と積分とによって緩やか
に変化する信号に変換し、これによって回転方向と回転
速度とを概略判定して、その結果に基づいて4値FSK
復調するものであり、復調時に頻繁に信号が変化するよ
うな誤りの影響を低減できる。
1と、コンパレータ2と、回転方向検出部3と、回転速
度検出部4と、判定回路9とから構成されている。図1
は、本回路の構成ブロック図である。また、回転方向検
出部3は、遅延回路31と、立ち上がり検出部41と、
立ち下がり検出部42と、ベクトル検出部51と、積分
放電回路61とから構成されており、回転速度検出部4
は、遅延回路31と、XOR回路71と、シンボルタイ
ミング抽出回路81と、第2の積分放電回路62とから
構成されている。
波回路1は、従来と同様にFSK変調されているキャリ
ア信号の入力を受けて、これを直交検波し、直交ベース
バンド信号の同相成分(I成分)と、直交成分(Q成
分)とを出力するものである。
号のI成分の入力を受けて、2値整形して整形I信号を
出力するものであり、コンパレータ2bは、同じくQ成
分を2値整形して整形Q信号を出力するものである。
号の同相成分と直交成分との入力を受けて、信号点の回
転方向を検出して判定回路9に出力するものであり、回
転速度検出部4は、直交ベースバンド信号の同相成分と
直交成分との入力を受けて、信号点の回転速度を検出し
て判定回路9に出力するものである。
遅延回路31は、整形I信号と整形Q信号とをそれぞれ
予め設定された一定の時間だけ遅延させて、遅延整形I
信号と遅延整形Q信号を出力するものである。尚、回転
方向検出部3の遅延回路31a,bと、回転速度検出部
4の遅延回路31c,dとはそれぞれ遅延時間が異なっ
ているのが一般的である。
aは、整形I信号と遅延整形I信号との入力を受けて、
I成分の信号が立ち上がるタイミングを示す信号(以
下、「I相立ち上がり信号」と称する)を出力するもの
である。立ち下がり検出部42aは、整形I信号と遅延
整形I信号との入力を受けて、I成分の信号が立ち下が
るタイミングを示す信号(以下、「I相立ち下がり信
号」と称する)を出力するものである。
遅延整形Q信号との入力を受けて、Q成分の信号が立ち
上がるタイミングを示す信号(以下、「Q相立ち上がり
信号」と称する)を出力するものである。立ち下がり検
出部42bは、整形Q信号と遅延整形Q信号との入力を
受けて、Q成分の信号が立ち下がるタイミングを示す信
号(以下、「Q相立ち下がり信号」と称する)を出力す
るものである。
立ち上がり検出部41aと、立ち下がり検出部42aと
をまとめて第1の検出手段と称し、同じく遅延回路31
bと、立ち上がり検出部41bと、立ち下がり検出部4
2bとをまとめて第2の検出手段と称することとする。
Q信号とI相立ち上がり信号とI相立ち下がり信号Q相
立ち上がり信号とQ相立ち下がり信号との入力を受け
て、ベクトルの回転方向をベクトル信号として出力する
ものである。
に示すように、例えばI相立ち上がり信号が入力された
場合には、整形I信号が「0」から「1」に変化した場
合であるので、図2(a)のように第2象限から第1象
限に変化した場合と、図2(b)のように第3象限から
第4象限に変化した場合の2通りが考えられるが、ここ
で整形Q信号の値を参照すれば、回転方向を特定でき
る。図2は、ベクトル検出部51の動作を表す説明図で
ある。
れば、図2(b)に示すように第3象限から第4象限へ
の回転であると判定でき、整形Q信号が「1」であれ
ば、図2(a)に示すように第2象限から第1象限への
回転であると判定できる。
シンボルタイミング抽出回路81から1シンボル時間を
表す信号(受信シンボルタイミングST信号)の入力を
受けて、当該信号に表される時間(1シンボル時間)だ
けベクトル検出部51から入力されるベクトル信号を積
分して判定回路9に出力するものである。
形I信号と遅延整形I信号との入力を受けて、その値が
正又は零ならば「真」として「1」を表す信号とし、そ
の値が負ならば「偽」として「0」を表す信号として、
排他的論理和を算出し、第2の積分放電回路62に出力
するものである。XOR回路71bは、整形Q信号と遅
延整形Q信号との入力を受けて、上記XOR回路71a
と同様に排他的論理和を算出し、第2の積分放電回路6
2に出力するものである。
I信号と整形Q信号との入力を受けて、1シンボル時間
を表す受信シンボルタイミングST信号を推定して出力
するものであり、図1に示すように第1の積分放電回路
61と第2の積分放電回路62とに共通して出力するよ
うにしている。
うにシンボルタイミング抽出回路81からシンボルタイ
ミングST信号の入力を受けて、この信号に表される1
シンボル時間に亘って、XOR回路71aと、XOR回
路71bとから入力される排他的論理和の和を積分し
て、判定回路9に出力するものである。
図3を用いて説明する。図3は本回路の動作を説明する
ためのタイミングチャート図である。FSK変調されて
いるキャリア信号の入力を受けて、零IF検波回路1が
直交検波し、直交ベースバンド信号の同相成分(I成
分)と、直交成分(Q成分)とを出力する。
バンド信号のI成分の入力を受けて、2値整形して整形
I信号を出力し、コンパレータ2bが、同じくQ成分を
2値整形して整形Q信号を出力する。ここで出力される
整形I信号は、図3(a)に示すような信号となり、整
形Q信号は、図3(b)に示すような信号となる。
が、それぞれ入力された整形I信号と整形Q信号とを予
め設定された一定の時間だけ遅延させて、遅延整形I信
号と遅延整形Q信号として出力する。
信号と遅延整形I信号との入力を受けて、I相立ち上が
り信号(図3(c))を出力し、立ち下がり検出部42
aが整形I信号と遅延整形I信号との入力を受けて、I
相立ち下がり信号(図3(d))を出力する。
号と遅延整形Q信号との入力を受けて、Q相立ち上がり
信号(図3(e))を出力し、立ち下がり検出部42b
が整形Q信号と遅延整形Q信号との入力を受けて、Q相
立ち下がり信号(図3(f))を出力する。
方向が負である場合とに分けて説明すると、まず、回転
方向が正である場合には、各信号は、例えば図3の左側
に示すようなタイミングチャートとなる。尚、図3の左
側では、回転方向が正であり、回転速度が早い場合を示
している。
(c)のようにベクトル検出部51に入力されるとき
(A)、整形Q信号の状態は「0」であるので、回転方
向は図2(b)の方向(正の方向)と検出される。以
下、同様にI相立ち下がり信号が図3(d)のように入
力されるとき(B)、整形Q信号の状態は「1」であ
り、Q相立ち上がり信号が図3(e)のように入力され
るとき(C)、整形I信号の状態は「0」であり、Q相
立ち下がり信号が図3(f)のように入力されるとき
(D)、整形I信号の状態は「1」であるので、回転方
向は常に図2(b)の方向(正の方向)として検出され
る。
61が積分する信号は図3(g)に示されるようにな
り、その積分の結果は、図3(i)のようになる。
号は、例えば図3の右側に示すようなタイミングチャー
トとなる。尚、図3の右側は、回転方向が負であり、回
転速度が遅い場合を示している。
が図3(d)のようにベクトル検出部51に入力される
とき(F)、整形Q信号の状態は「0」であるので、回
転方向は図2(a)の方向(負の方向)として検出され
る。
(f)のようにベクトル検出部51に入力されるとき
(E)、整形I信号の状態は「1」であるので、回転方
向は図2(a)の方向(負の方向)として検出される。
61が積分する信号は図3(h)に示されるようにな
り、その積分の結果は、図3(i)のようになる。
を表す信号が遅延回路での遅延時間分の分解能で少しず
つ積分されるようにしているため、シンボルタイミング
がずれても判定される回転方向への影響が少なく、判定
劣化への影響は小さくなっている。また、雑音の混入や
零IF検波回路1における位相ひずみならびに直流オフ
セット等が存在してベクトル検出回路5が出力するベク
トル情報が維持的に頻繁に変化しても、積分回路61に
おいて少しずつ積分が行われるため、回転方向の判定へ
の影響は少なくなり、回転方向の判定を適正にできる効
果がある。
を用いて説明する。図4は、本回路の動作を説明するた
めのタイミングチャート図である。尚、図3と図4と
は、同じ信号についての場合を示している。
号は、既に図3において説明したとおり、図3(a)と
同じ、図4(a)に示されるような変化となる。そし
て、遅延回路31aが当該整形I信号を一定の時間だけ
遅延させて、遅延整形I信号として図4(b)に示され
る信号を出力する。
相異なる時間では、XOR回路71aが排他的論理和と
して、「1」を表す信号を出力するようになり、その出
力は、図4(c)に示すような時間変化となる。また、
整形Q信号と遅延整形Q信号とは図示していないが、そ
れらの排他的論理和である、XOR回路72bの出力
は、図4(d)に示すような時間変化をするようにな
る。
の和を積分することによって、図4(e)に示す時間変
化で積分を行うようになる。尚、図4(e)で、THと
して示した線はしきい値を表しており、設定によって上
下できるようになっている。現実の回路では、このしき
い値は、判定回路9に設定されていて、判定回路9が該
しきい値を以て回転速度を判定するようにしているもの
である。
の積分放電回路62の出力は、図4の左側ではしきい値
に到達しているようになっており、図4の右側では、し
きい値に到達しないようになっている。これは、第2の
積分放電回路62が行う積分が信号点の変化が1シンボ
ル当たり何度発生したかを積分する動作に相当し、図4
の左側では、信号点の変化が多数あるので、その積分結
果が大きくなり、図4の右側では、信号点の変化が少な
いのでその積分結果が小さくなっているためである。
転方向検出部と同様に回転を表すXOR回路の出力を一
定の遅延時間に分散させて少しずつ積分するようにして
いるので、積分結果の分解能を当該遅延時間の分だけ向
上でき、シンボルタイミングのずれによる積分結果への
影響を低減でき、回転速度判定を適正に行うことができ
る効果がある
相歪み並びに直流オフセットが存在して、各整形信号や
各遅延整形信号の出力が不規則に、特に信号点の変化の
前後で頻繁に排他的論理和回路の出力が変化しても、積
分が行われているので、その影響を低減でき回転速度判
定を適正に行うことができる効果がある。
回路の零IF検波回路1が、4値FSK変調されたキャ
リア信号の入力を受けて、これを直交検波し、その同相
成分Iと直交成分Qとを出力する。そして、コンパレー
タ2a、2bが各成分を2値整形して、それぞれ整形I
信号および整形Q信号を出力する。
は、それぞれ回転方向検出部3と回転速度検出部4とに
入力される。そして、回転方向検出部3が上記動作によ
って整形I信号と整形Q信号とを成分とするIQ平面上
でのベクトルの位相の変化を検出して、判定回路9に出
力する。
した信号点の回転量を検出して、判定回路9に出力す
る。そして、判定回路9が、回転方向検出部3から回転
方向の入力を受け、また、回転速度検出部4から回転速
度の入力を受けて、回転方向からシンボルのMSBを、
回転速度と予め設定されたしきい値との比較からシンボ
ルのLSBをそれぞれ判定し、それを基にシンボルを復
調して出力する。
転速度とを適正に判定しているので、これらを元にして
適正な復調を行うことができる効果がある。
しつつ説明する。図5は回転方向検出部が出力する値の
概略を表す説明図であり、図6は回転速度検出部が出力
する値の概略を表す説明図である。
作として、各実線が1シンボルを表しておりそれぞれが
1シンボル時間毎に0にリセットされている。そして、
各実線は0から始まって正の方向に単調増加し、また負
の方向に単調減少する階段状の関数となっている。
向に変化する関数との2種類があるのは、正の方向に単
調増加するものが正の方向への回転を、負の方向に単調
減少するものが負の方向への回転をそれぞれ意味してい
るものである。1シンボル時間の終了時点で回転方向検
出部3の出力が「0」よりかなり離れているため、適正
な判定を行うことができる。
示すようになっている。ここで、各実線は1シンボルを
表しており、それぞれが1シンボル時間毎に0にリセッ
トされている。そして、各実線は、0から始まって正の
方向にのみ単調増加しているが、到達点が低いものと高
いものとの2種類がある。ここで、到達点の低いものが
回転速度の低いもの、到達点が高いものが回転速度の高
いものに対応しており、しきい値をこれらの中間に設定
することによってシンボルのLSBを適正に判定できる
ようになっている。
FSK変調された信号の信号点間の移動の回転方向を4
値FSK変調された信号を直交検波して得た同相成分と
直交成分の正負が転ずるごとに検知し、これを特定の時
間に亘って積分して上記移動の回転方向を検出すること
を特徴とする4値FSK復調回路としているので、特定
の期間を1シンボル時間の近似する時間とすれば、該積
分の結果が1シンボル時間当たりの回転量に相当するた
め、その正負をもって回転の方向を検知でき、またシン
ンボルタイミングが多少ずれても、積分の概略の結果に
は影響が少なく、さらに雑音の混入や回路の特性によっ
て発生する位相ひずみならびに直流オフセット等が存在
して短時間に信号点の回転に対する誤りが頻繁に発生し
ても、積分によってその影響を打ち消しているので、回
転方向を適正に判定することができ、これをもとに復調
を行えば、復調の結果を適正にできる効果がある。
変調されたキャリア信号を直交検波する際に、同相成分
と直交成分との2軸で形成される平面上に配置される信
号点の間の移動の回転方向と回転速度を検知する4値F
SK復調回路であって、該回転方向を検出する手段とし
て、上記同相成分の立ち上がり又は立ち下がりのタイミ
ングを検出する第1の検出手段と、上記直交成分の立ち
上がり又は立ち下がりのタイミングを検出する第2の検
出手段と、これら2つの検出手段が検出した各成分の立
ち上がり又は立ち下がりのタイミングごとに回転方向を
検出するベクトル検出部と、上記検出された回転方向を
特定の時間に亘って積分する第1の積分放電回路とを備
え、回転速度を検知する手段として、遅延回路、排他的
論理和回路、第2の積分放電回路を備える4値FSK復
調回路としているので、特定の期間を1シンボル時間の
近似する時間とすれば、該積分の結果が1シンボル時間
当たりの回転量に相当するため、その正負をもって回転
の方向を検知でき、またシンンボルタイミングが多少ず
れても、積分の概略の結果には影響が少なく、さらに雑
音の混入や回路の特性によって発生する位相ひずみなら
びに直流オフセット等が存在して短時間に信号点の回転
に対する誤りが頻繁に発生しても、積分によってその影
響を打ち消しているので、回転方向を適正に判定するこ
とができ、これをもとに復調を行えば、復調の結果を適
正にできる効果がある。
出部が同相成分が立ち上がり又は立ち下がるタイミング
ごとに上記直交成分の値の如何によって、また、直交成
分が立ち上がり又は立ち下がるタイミングごとに上記同
相成分の値の如何によって回転方向を検出するベクトル
検出部である請求項3記載の4値FSK復調回路として
いるので、特定の期間を1シンボル時間の近似する時間
とすれば、該積分の結果が1シンボル時間当たりの回転
量に相当するため、その正負をもって回転の方向を検知
でき、またシンンボルタイミングが多少ずれても、積分
の概略の結果には影響が少なく、さらに雑音の混入や回
路の特性によって発生する位相ひずみならびに直流オフ
セット等が存在して短時間に信号点の回転に対する誤り
が頻繁に発生しても、積分によってその影響を打ち消し
ているので、回転方向を適正に判定することができ、こ
れをもとに復調を行えば、復調の結果を適正にできる効
果がある。
手段と第2の検出手段とは、それぞれ入力された成分の
信号を一定時間遅延して出力する遅延回路と、入力され
た成分の信号と遅延回路から入力される信号との大小に
よって、当該成分の信号が立ち上がったことを検出する
立ち上がり検出部と、当該成分の信号が立ち下がったこ
とを検出する立ち下がり検出部とを有する検出手段であ
る請求項3又は請求項4記載の4値FSK復調回路とし
ているので、特定の期間を1シンボル時間の近似する時
間とすれば、該積分の結果が1シンボル時間当たりの回
転量に相当するため、その正負をもって回転の方向を検
知でき、またシンンボルタイミングが多少ずれても、積
分の概略の結果には影響が少なく、さらに雑音の混入や
回路の特性によって発生する位相ひずみならびに直流オ
フセット等が存在して短時間に信号点の回転に対する誤
りが頻繁に発生しても、積分によってその影響を打ち消
しているので、回転方向を適正に判定することができ、
これをもとに復調を行えば、復調の結果を適正にできる
効果がある。
る。
ト図である。
ート図である。
図である。
図である。
ある。
回路の一例の構成ブロック図である。
信号のIQ平面での動きを表す説明図である。
す説明図である。
例を表す説明図である。
方向検出部、 4…回転速度検出部、 5…位相比較回
路、 9…判定回路、 11…局部発振器、12…90
°分配回路、 13…第1のミキサー回路、 14…第
2のミキサー回路、 15…第1のLPF、 16…第
2のLPF、 31…遅延回路、 41…立ち上がり検
出部、 42…立ち下がり検出部、 51…ベクトル検
出部、61…第1の積分放電回路、 62…第2の積分
放電回路、 71…XOR回路、 81…シンボルタイ
ミング抽出回路
Claims (5)
- 【請求項1】 4値FSK変調された信号を直交検波し
て同相成分と直交成分とに分離した信号の入力を受け
て、前記同相成分の正負が転ずるときに前記直交成分の
正負を参照して、信号点間の移動の回転方向を検知し、
前記検知した回転方向を特定の時間に亘って積分して前
記特定の時間における信号点間の移動の回転方向を検出
することを特徴とする4値FSK復調回路。 - 【請求項2】 4値FSK変調された信号を直交検波し
て同相成分と直交成分とに分離した信号の入力を受け
て、前記直交成分の正負が転ずるときに前記同相成分の
正負を参照して、信号点間の移動の回転方向を検知し、
前記検知した回転方向を特定の時間に亘って積分して前
記特定の時間における信号点間の移動の回転方向を検出
することを特徴とする4値FSK復調回路。 - 【請求項3】 4値FSK変調されたキャリア信号を直
交検波する際に、同相成分と直交成分との2軸で形成さ
れる平面上に配置される信号点の間の移動の回転方向と
回転速度を検知する4値FSK復調回路であって、 前記移動の回転方向を検出する手段として、2値整形さ
れた前記各成分の信号の入力を受けて、前記2値整形さ
れた同相成分の信号の立ち上がり又は立ち下がりを検出
し、当該検出の結果を出力する第1の検出手段と、 前記2値整形された直交成分の信号の立ち上がり又は立
ち下がりを検出し、当該検出の結果を出力する第2の検
出手段と、 前記2値整形された同相成分及び直交成分の信号の立ち
上がり又は立ち下がりの検出の結果と、前記2値整形さ
れた各成分の信号との入力を受けて、信号点間の移動の
回転方向を検出し、該回転方向の正負を表す信号を出力
するベクトル検出部と、 前記ベクトル検出部から入力される信号を特定の時間に
亘って積分する第1の積分放電回路とを備え、 前記移動の回転速度を検出する手段として、前記2値整
形された各成分の信号を一定時間遅延して出力する遅延
回路と、前記2値整形された各成分の信号と前記遅延回
路から入力される各成分の信号との排他的論理和を各成
分ごとに演算する排他的論理和回路と、前記排他的論理
和回路から入力される各成分ごとの排他的論理和の和を
前記特定の時間に亘って積分する第2の積分放電回路と
を備えたことを特徴とする4値FSK復調回路。 - 【請求項4】 ベクトル検出部は、2値整形された同相
成分及び直交成分の信号の立ち上がり又は立ち下がりの
検出の結果と、前記2値整形された各成分の信号との入
力を受けて、 前記同相成分の信号が立ち上がったことを示す検出の結
果の入力を受けたときに前記直交成分の信号が正であれ
ば回転方向が負であることを表す信号を出力し、前記直
交成分の信号が負であれば回転方向が正であることを表
す信号を出力し、 前記同相成分の信号が立ち下がったことを示す検出の結
果の入力を受けたときに前記直交成分の信号が正であれ
ば回転方向が正であることを表す信号を出力し、前記直
交成分の信号が負であれば回転方向が負であることを表
す信号を出力し、 前記直交成分の信号が立ち上がったことを示す検出の結
果の入力を受けたときに前記同相成分の信号が正であれ
ば回転方向が正であることを表す信号を出力し、前記同
相成分の信号が負であれば回転方向が負であることを表
す信号を出力し、 前記直交成分の信号が立ち下がったことを示す検出の結
果の入力を受けたときに前記同相成分の信号が正であれ
ば回転方向が負であることを表す信号を出力し、前記同
相成分の信号が負であれば回転方向が正であることを表
す信号を出力するベクトル検出部であることを特徴とす
る請求項3記載の4値FSK復調回路。 - 【請求項5】 第1の検出手段と第2の検出手段とは、
それぞれ入力された成分の信号を一定時間遅延して出力
する遅延回路と、前記入力された成分の信号が前記遅延
回路から入力される信号よりも大であれば当該成分の信
号が立ち上がったことを示す検出の結果を出力する立ち
上がり検出部と、前記入力された成分の信号が前記遅延
回路から入力される信号よりも小であれば当該成分の信
号が立ち下がったことを示す検出の結果を出力する立ち
下がり検出部とを有する検出部であることを特徴とする
請求項3又は請求項4記載の4値FSK復調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00982097A JP3737592B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 4値fsk復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00982097A JP3737592B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 4値fsk復調回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10210090A true JPH10210090A (ja) | 1998-08-07 |
JP3737592B2 JP3737592B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=11730790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00982097A Expired - Fee Related JP3737592B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 4値fsk復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3737592B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006325127A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | Fsk復調器 |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP00982097A patent/JP3737592B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006325127A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Oki Electric Ind Co Ltd | Fsk復調器 |
JP4583240B2 (ja) * | 2005-05-20 | 2010-11-17 | Okiセミコンダクタ株式会社 | Fsk復調器 |
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---|---|
JP3737592B2 (ja) | 2006-01-18 |
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