JPH10209858A - チャージポンプ回路 - Google Patents
チャージポンプ回路Info
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- JPH10209858A JPH10209858A JP9005759A JP575997A JPH10209858A JP H10209858 A JPH10209858 A JP H10209858A JP 9005759 A JP9005759 A JP 9005759A JP 575997 A JP575997 A JP 575997A JP H10209858 A JPH10209858 A JP H10209858A
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Abstract
ンプ回路を提供する。 【解決手段】 一方の電源VDDと出力端子Doとの間に
位置する第1のスイッチ素子P1と、他方の電源GNDと
前記出力端子Doとの間に位置する第2のスイッチ素子
N1とを有し、2つの入力信号fp,frによって、出
力端子Doにおける電流の流入、流出を制御してなるチ
ャージポンプ回路において、前記第1のスイッチ素子P
1を含んでなる第1のカレントミラー回路2と、定電流
を発生させる第1の定電流部3と、前記第2のスイッチ
素子N1を含んでなる第2のカレントミラー回路4と、
電流を制御する第3のカレントミラー回路5と、定電流
を取り込むと共に、他方の入力信号frにより制御さ
れ、前記第3のカレントミラー回路5に流すための定電
流を発生させる第2の定電流部6とを有する。
Description
られるPLL(フェーズ・ロックド・ループ)周波数シ
ンセサイザを構成するチャージポンプ回路に関する。P
LL周波数シンセサイザにおけるチャージポンプ回路
は、比較周波数を基準周波数に同期させるための重要な
信号を出力するものであるため、安定した電圧−電流特
性を得ることで、入力信号に対して応答性の良いPLL
動作を可能にすることが求められている。
本構成を示すブロック図である。周波数シンセサイザ
は、図6に示すように比較周波数fpを入力するプリス
ケーラ回路21、基準周波数frとプリスケーラ回路2
1からの信号を入力する分周器22、位相比較器23、
チャージポンプ回路24、ローパスフィルタ(LPF)
25、電圧制御発振器(VCO)26とを備えている。
fpを所定単位の周波数まで高速に分周するものであ
り、分周器22は、基準信号frとプリスケーラ回路2
1からの信号を分周するものである。また、位相比較器
23は、分周器22にて分周された各信号の位相を比較
し、その位相差に応じた信号を出力するものであり、チ
ャージポンプ回路24は、位相比較器23より出力され
た2値論理「H」「L」の位相差信号を3値論理「H」
「Z」「L」に変換し、位相差に比例した電流を流入或
いは流出させるための回路である。
分を除去し、直流成分のみをVCO26に伝えるもので
あり、VCO26は、制御電圧によって発振周波数を変
えるための回路である。本発明は、このようなPLL周
波数シンセサイザにおけるチャージポンプ回路を対象と
するものであり、その基本構成を図7に示す。
OSトランジスタを用いる最も代表的な構成のものであ
り、位相差に応じて位相比較器23(図6参照)より出
力される信号fp,frを入力するPMOSトランジス
タP21,NMOSトランジスタN21を備えている。
動作原理としては、基準信号frと比較信号fpの立ち
上がりを検出し、その位相差に比例したパルスを出力す
るものである。
>fp)には、PMOSトランジスタP21がオン状態
となり、VCO26(図6参照)の制御電圧を上昇させ
る。また、比較信号fpが進んでいる時(fr<fp)
には、NMOSトランジスタN21がオン状態となり、
VCO26の制御電圧を下降させるように動作する。こ
のようなチャージポンプ回路24における電圧−電流特
性を図8に示す。
1のオン状態におけるVOH−IOH特性、図8(b)は、
NMOSトランジタN21のオン状態におけるVOL−I
OL特性であり、A,B,Cは、電源電圧VDDを、2.7
V,3.0V,5.5Vと変化させた場合の特性をそれ
ぞれ示している。VCO26(図6参照)の動作電圧
は、図8(a)(b)に点線にてその範囲を示すよう
に、0.5V〜2.5V程度であるが、チャージポンプ
回路24においては、この範囲内で電流変化が大きいこ
とがわかる。
の特性Bでは、電圧VOH=0.5V〜2.5Vの範囲に
おいて、電流IOH=−12.5mA〜−5.0mAと変
動が大きい。また、MOSトランジスタのオンオフ動作
のしきい値となるVDD/2付近における電流が電源電圧
VDDの違いにより大きく異なっている。即ち、図8
(a)のA,B,CのVDD/2の電流値を見ると、−
8.8mA,−11.2mA,−34.8mAとその電
流差が大きくなっている。
ポンプ回路24に入力される信号の位相差に対して、流
れる電流がばらつくことになるため、結果的にPLL周
波数シンセサイザにおける同期時間が長くなる。具体的
な説明は省略するが、図8(b)に示すVOL−IOL特性
でも同様のことが言える。
性は、回路を構成するMOSトランジスタP21,N2
1自体の特性に依存するものであるため、本回路構成で
は特性を変えることはできない。そこで、MOSトラン
ジスタ自体の特性に依存することのない定電流構成のチ
ャージポンプ回路が考えられている。
図9に示す。このチャージポンプ回路は、PMOSトラ
ンジスタP21、NMOSトランジスタN21がそれぞ
れゲート同士が接続されることでカレントミラーとされ
るPMOSトランジスタP22、NMOSトランジスタ
N22を備えると共に、抵抗R21,R22を介して基
準信号fp、比較信号frが入力されるNMOSトラン
ジスタN23とPMOSトランジスタP23とを有して
いる。
ジスタP21がオンした時に電源電圧VDDから出力端子
に流れる電流、及びNMOSトランジスタN21がオン
した時に出力端子側より接地電源へ流れる電流をそれぞ
れカレントミラー部の定電流によって制御することがで
きる。そのため、図7のチャージポンプ回路24のよう
に出力部におけるMOSトランジスタ自体の特性のみに
依存されることはない。
に示す定電流型のチャージポンプ回路によれば、カレン
トミラー部に流れる定電流により、出力部分の電流を制
御できることから、図8に示すようなMOSトランジス
タそのものの特性となることはなく、安定した定電流を
得ることができれば、その特性は良好となる。
2及びNMOSトランジスタN23とPMOSトランジ
スタP23のオン抵抗により、決定されることとなるた
め、電源電圧VDDによりNMOSトランジスタN23と
PMOSトランジスタP23の抵抗が変動するすること
があれば、結果的に出力電流は、電源電圧VDDに対する
依存性が大きく、安定した電圧−電流特性を得ることは
できない。
電圧−電流特性を得ることで、応答性の良いPLL動作
を可能にするチャージポンプ回路を提供することを目的
としている。
の本発明は、一方の電源VDDと出力端子Doとの間に位
置する第1のスイッチ素子P1と、他方の電源GNDと前
記出力端子Doとの間に位置する第2のスイッチ素子N
1とを有し、2つの入力信号fp,frによって、出力
端子Doにおける電流の流入、流出を制御してなるチャ
ージポンプ回路において、前記第1のスイッチ素子P1
を含んでなる第1のカレントミラー回路2と、定電流を
取り込むと共に、一方の入力信号fpにより制御され、
前記第1のカレントミラー回路2に流すための定電流を
発生させる第1の定電流部3と、前記第2のスイッチ素
子N1を含んでなる第2のカレントミラー回路4と、前
記一方の電源VDD側に接続され、前記第2のカレントミ
ラー回路4に流す電流を制御する第3のカレントミラー
回路5と、定電流を取り込むと共に、他方の入力信号f
rにより制御され、前記第3のカレントミラー回路5に
流すための定電流を発生させる第2の定電流部6とを備
えてなることを特徴としている。
ば、定電流が供給される定電流部3,6で、カレントミ
ラー回路2,4に流すための定電流を発生させ、この定
電流によって、出力部に対して流入、流出する電流値を
制御しているため、MOSトランジスタ自体の特性に影
響されることなく、安定した電圧−電流特性を得ること
が可能となり、入力信号に対して応答性の良いPLL動
作を実現することができる。
がら詳細に説明する。図1は、本発明のチャージポンプ
回路の第一実施例を説明するための回路図である。本実
施例のチャージポンプ回路1は、高電位側のカレントミ
ラー回路2と、定電流部3、及び低電位側のカレントミ
ラー回路4、5と、定電流部6、更に各カレントミラー
回路2,4,5のオンオフ制御を行うMOSトランジス
タP3,N3,P6とから構成されている。
が電源VDDにそれぞれ接続され、ゲート電極同士が短絡
状態にされる一対のPMOSトランジスタP1,P2か
らなり、このゲート電極が、位相比較器(図6参照)よ
り入力される基準信号fpで制御されるPMOSトラン
ジスタP3を介して電源VDDに接続されている。また、
定電流部3は、ベース電極に定電流が供給され、コレク
タ電極がPMOSトランジスタP2,P3のドレイン電
極に接続されるNPN型バイポーラトランジスタB1
と、このトランジスタB1のエミッタ電極に接続される
抵抗R1、及びゲート電極に基準信号fpが入力され、
抵抗R1と接地電源GNDとの間に位置するNMOSトラ
ンジスタN4とから構成されている。
は、ソース電極が接地電源GNDにそれぞれ接続され、ゲ
ート電極同士が短絡状態にされる一対のNMOSトラン
ジスタN1,N2からなり、このゲート電極が、位相比
較器(図6参照)より入力される比較信号frの反転信
号frバーで制御されるNMOSトランジスタN3を介
して電源GNDに接続されている。
極が電源VDDにそれぞれ接続され、ゲート電極同士が短
絡状態にされる一対のPMOSトランジスタP4,P5
からなり、このゲート電極が、位相比較器(図6参照)
より入力される比較信号frで制御されるPMOSトラ
ンジスタP6を介して電源VDDに接続されている。更
に、定電流部6は、ベース電極に定電流が供給され、コ
レクタ電極がPMOSトランジスタP5,P6のドレイ
ン電極に接続されるNPN型バイポーラトランジスタB
2と、このトランジスタB2のエミッタ電極に接続され
る抵抗R2、及びゲート電極に比較信号frが入力さ
れ、抵抗R2と接地電極GNDとの間に位置するNMOS
トランジスタN5とから構成されている。
て、例えば高電位側を見ると、定電流源からバイポーラ
トランジスタB1のベースに定電流を供給し、NMOS
トランジスタN4のオンオフ動作により、定電流部3に
必要な電流を発生させ、これと定倍率の電流をカレント
ミラー回路2により、出力端子Doに流すようにしてい
る。
ンジスタB1に定電流を供給して、必要な定電流を発生
させているため、定電流部3には電源電圧に依存しない
安定した電流が流れる。図2は、図1のチャージポンプ
回路1の出力部における電圧−電流特性を電源電圧VDD
を振った3パターンA,B,Cについて示すもので、図
2(a)が高電位側、図2(b)が低電位側の特性であ
る。
回路の出力信号をLPFを介して入力するVCOの動作
電圧である0.5V〜2.5Vの範囲(点線で規定する
範囲)において、ほぼ安定している。また、MOSトラ
ンジスタのオンオフ動作のしきい値となるVDD/2にお
ける電流値も−4.8mA〜−6.1mAとばらつきは
少ない。
カレントミラー回路5が必要となっているが、前述した
高電位側と同様に定電流をNPN型バイポーラトランジ
スタB2に供給して、定電流部に必要な定電流を発生さ
せていることから、同様な効果が得られる。このこと
は、図2(b)に示す特性からも明らかである。この結
果、位相比較器から本チャージポンプ回路1に入力され
る基準信号fp及び比較信号frに対応する正確な信号
の出力が可能となり、応答性良く位相を同期させること
ができる。
参照しながら説明する。図3は、本発明のチャージポン
プ回路の第二実施例を説明するための回路図であり、図
4は、図3のチャージポンプ回路1の出力部における電
圧−電流特性を示す図である。本実施例において、第一
実施例と同一部分には、同一符号を示している。
位側のカレントミラー回路2と、定電流部8、及び低電
位側のカレントミラー回路4、5と、定電流部9、更に
各カレントミラー回路2,4,5のオンオフ制御を行う
MOSトランジスタP3,N3,P6とから構成されて
いる。第一実施例と異なるのは、定電流部8、9の構成
であり、第一実施例より更に良好な電圧−電流特性を得
ることのできる構成としている。
イポーラトランジスタB1と接地電源GNDとの間には、
抵抗R1のみを設けて、バイポーラトランジスタB1の
ベース電極側に、2つのNMOSトランジスタN6、N
7を設けている。上記NMOSトランジスタN7は、バ
イポーラトランジスタB1と定電流源との間に接続さ
れ、ゲート電極が基準信号fpにより制御されるもので
あり、NMOSトランジスタN6は、バイポーラトラン
ジスタB1と接地電源GNDとの間に接続され、ゲート電
極が基準信号fpの反転信号fpバーにより制御される
ものである。
準信号fpがローレベルの時に、NMOSトランジスタ
N7がオン、NMOSトランジスタN6がオフ状態にな
り、バイポーラトランジスタB1のベース電極に定電流
が供給される。従って、第一実施例の定電流部3がNM
OSトランジスタN4のオン抵抗によって電流値が変動
する可能性があるのに対して、本実施例ではバイポーラ
トランジスタB1のコレクタ電極−エミッタ電極間に流
れる電流は、常に安定することになる。
る。図4(a)によれば、VCOの動作電圧である0.
5V〜2.5Vの範囲(点線で規定する範囲)で安定し
ていると共に、MOSトランジスタのオンオフ動作のし
きい値となるVDD/2における電流値も−4.8mA〜
−5.9mAと、第一実施例よりもばらつきが少ないこ
とがわかる。
る部分において、僅かに値が変化していること、また電
源電圧VDDの違いで差がでていることは、定電流源から
供給される電流値にばらつきが生ずることに起因するも
のである。仮に完全に安定した電流を供給することが可
能であれば、理論的には電流値の変化及びばらつきは発
生しない。
ポーラトランジスタB2と抵抗R2、2つのNMOSト
ランジスタN8、N9とから構成されており、図4
(b)の特性図からもわかるように、前述した定電流部
8と同様な効果を有するものである。次に、本発明の第
三実施例を図5を参照しながら説明する。
同一部分には、同一符号を付している。本実施例のチャ
ージポンプ回路10は、出力部に流れる電流値の切替え
を行えるようにするものであり、図5に示すように、高
電位電源VDD側の定電流部8に対して電流値切替回路1
1が、接地電源GND側の定電流部9に対して電流値切替
回路12がそれぞれ並列に接続されている。
流部8、9と同様な構成であり、図示しない制御信号に
よって制御されるものである。まず、電流値切替回路1
1は、定電流部8のバイポーラトランジスタB1とコレ
クタ電極同士が接続されるNPN型バイポーラトランジ
スタB3と、そのエミッタ電極と接地電源GNDとの間に
位置する抵抗R3、及びバイポーラトランジスタB3の
ベース電極側に、2つのNMOSトランジスタN10、
N11を備えている。
は、バイポーラトランジスタB1と定電流源との間に接
続され、ゲート電極が基準信号fpにより制御されるも
のであり、NMOSトランジスタN10は、バイポーラ
トランジスタB1と接地電源GNDとの間に接続され、ゲ
ート電極が基準信号fpの反転信号fpバーにより制御
されるものである。
ト電極への入力信号fp、及びNMOSトランジスタN
10のゲート電極への入力信号fpバーは、図示せぬ制
御信号により、その供給と停止を制御されている。即
ち、電流値切替回路11のNMOSトランジスタN11
のゲート電極、及びNMOSトランジスタN10のゲー
ト電極へ入力信号fp、及び入力信号fpバーを供給状
態にすることで、出力部に流れる電流値を切替ることが
できる。
スタB1と、電流値切替回路11のバイポーラトランジ
スタB3が1mAを流す同一サイズ、且つカレントミラ
ー回路2を構成するPMOSトランジスタP1、P2が
同一サイズであれば、NMOSトランジスタN10、N
11への入力信号fp、fpの供給、停止により、2m
Aと1mAとの電流値切替えができる。
ーラトランジスタB1、B3のサイズ比を変える、また
は電流値切替回路11におけるバイポーラトランジスタ
B3の段数を増やすことにより、切換えられる電流値を
変えることができる。また、接地電源GND側の電流値切
替回路12は、定電流部9のバイポーラトランジスタB
2とコレクタ電極同士が接続されるNPN型バイポーラ
トランジスタB4と、そのエミッタ電極と接地電源GND
との間に位置する抵抗R4、及びバイポーラトランジス
タB4のベース電極側に、2つのNMOSトランジスタ
N12、N13を備えている。
は、バイポーラトランジスタB4と定電流源との間に接
続され、ゲート電極が基準信号frにより制御されるも
のであり、NMOSトランジスタN12は、バイポーラ
トランジスタB4と接地電源GNDとの間に接続され、ゲ
ート電極が基準信号frの反転信号frバーにより制御
されるものである。
OSトランジスタN13のゲート電極への入力信号f
r、及びNMOSトランジスタN12のゲート電極への
入力信号frバーは、図示せぬ制御信号により、その供
給と停止を制御されている。電流値切替えの動作は、前
述と同様であるため、省略する。尚、特に説明しなかっ
たが、第一実施例においても、電源VDD側の定電流部3
の抵抗R1とNMOSトランジスタN4(図1参照)に
対して、同様の回路を並列接続して、NMOSトランジ
スタのゲート電極への入力信号の供給、停止を制御する
ことにより、出力部の電流値を切替えることが可能とな
る。勿論、接地電源GND側の定電流部6についても同様
である。
路によれば、定電流が供給される定電流部で、カレント
ミラー回路に流すための定電流を発生させ、この定電流
によって、出力部に対して流入、流出する電流値を制御
しているため、MOSトランジスタ自体の特性に影響さ
れることなく、安定した電圧−電流特性を得ることがで
きる。
要な出力信号を得ることのできるチャージポンプ回路を
実現することができ、その結果、同期時間の速いPLL
動作が可能となる。
ある。
である。
ある。
である。
ある。
ロック図である。
ある。
性図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 一方の電源(VDD)と出力端子(Do)
との間に位置する第1のスイッチ素子(P1)と、他方
の電源(GND)と前記出力端子(Do)との間に位置す
る第2のスイッチ素子(N1)とを有し、2つの入力信
号(fp,fr)によって、出力端子(Do)における
電流の流入、流出を制御してなるチャージポンプ回路に
おいて、 前記第1のスイッチ素子(P1)を含んでなる第1のカ
レントミラー回路(2)と、 定電流を取り込むと共に、一方の入力信号(fp)によ
り制御され、前記第1のカレントミラー回路(2)に流
すための定電流を発生させる第1の定電流部(3)と、 前記第2のスイッチ素子(N1)を含んでなる第2のカ
レントミラー回路(4)と、 前記一方の電源(VDD)側に接続され、前記第2のカレ
ントミラー回路(4)に流す電流を制御する第3のカレ
ントミラー回路(5)と、 定電流を取り込むと共に、他方の入力信号(fr)によ
り制御され、前記第3のカレントミラー回路(5)に流
すための定電流を発生させる第2の定電流部(6)とを
備えてなることを特徴とするチャージポンプ回路。 - 【請求項2】 前記第1〜第3のカレントミラー回路
(2,4,5)は、それぞれ前記2つの入力信号(f
p,fr)に基づいて動作するスイッチ素子(P3,N
3,P6)により制御されることを特徴とする請求項1
記載のチャージポンプ回路。 - 【請求項3】 前記第1,第2の定電流部(3,6)
は、それぞれベース電極に入力される外部からの定電流
によって、コレクタ電極−エミッタ電極間に所定の電流
を流すNPN型バイポーラトランジスタ(B1,B2)
を備えてなることを特徴とする請求項1〜2記載のチャ
ージポンプ回路。 - 【請求項4】 前記第1のカレントミラー回路(2)
は、ゲート同士が接続されると共に、ソース電極がそれ
ぞれ一方の高電位電源(VDD)に接続され、定倍率の電
流を流す一対のPMOSトランジスタ(P1,P2)と
からなり、 前記第2のカレントミラー回路(4)は、ゲート同士が
接続されると共に、ソース電極がそれぞれ低電位電源
(GND)に接続され、定倍率の電流を流す一対のNMO
Sトランジスタ(N1,N2)とからなり、 前記第3のカレントミラー回路(5)は、ゲート同士が
接続されると共に、ソース電極がそれぞれ高電位電源
(VDD)に接続され、定倍率の電流を流す一対のPMO
Sトランジスタ(P4,P5)とからなることを特徴と
する請求項1〜3記載のチャージポンプ回路。 - 【請求項5】 前記第1のカレントミラー回路(2)を
制御するスイッチ素子は、ゲート電極に一方の入力信号
(fp)が入力され、ソース電極が高電位電源(VDD)
に、ドレイン電極が前記一対のPMOSトランジスタ
(P1,P2)のゲート電極に接続されるPMOSトラ
ンジスタ(P3)であり、 前記第2のカレントミラー回路(4)を制御するスイッ
チ素子は、ゲート電極に他方の入力信号(fr)の反転
信号が入力され、ソース電極が低電位電源(GND)に、
ドレイン電極が前記一対のNMOSトランジスタ(N
1,N2)のゲート電極に接続されるNMOSトランジ
スタ(N3)であり、 前記第3のカレントミラー回路(5)を制御するスイッ
チ素子は、ゲート電極に他方の入力信号(fr)が入力
され、ソース電極が高電位電源(VDD)に、ドレイン電
極が前記一対のPMOSトランジスタ(P4,P5)の
ゲート電極に接続されるPMOSトランジスタ(P6)
であることを特徴とする請求項2〜4記載のチャージポ
ンプ回路。 - 【請求項6】 前記第1の定電流部(3)を構成するN
PN型バイポーラトランジスタ(B1)のエミッタ電極
は、所定値の抵抗(R1)と、一方の入力信号(fp)
により制御されるNMOSトランジスタ(N4)とを介
して低電位電源(GND)に接続されており、 前記第2の定電流部(6)を構成するNPN型バイポー
ラトランジスタ(B2)のエミッタ電極は、所定値の抵
抗(R2)と、他方の入力信号(fr)により制御され
るNMOSトランジスタ(N5)とを介して低電位電源
(GND)に接続されていることを特徴とする請求項3〜
5記載のチャージポンプ回路。 - 【請求項7】 所定値の抵抗と、制御信号により必要に
応じて前記一方の入力信号(fp)がゲートに入力され
るNMOSトランジスタとの直列回路で構成される電流
値切換回路が、前記第1の定電流部(3)を構成するN
PN型バイポーラトランジスタ(B1)のエミッタ電極
と低電位電源(GND)との間に位置する前記抵抗(R
1)とNMOSトランジスタ(N4)に対して並列接続
され、 所定値の抵抗と、制御信号により必要に応じて前記他方
の入力信号(fr)がゲートに入力されるNMOSトラ
ンジスタとの直列回路で構成される電流値切換回路が、
前記第2の定電流部(6)を構成するNPN型バイポー
ラトランジスタ(B2)のエミッタ電極と低電位電源
(GND)との間に位置する前記抵抗(R2)とNMOS
トランジスタ(N5)に対して並列接続されていること
を特徴とする請求項6記載のチャージポンプ回路。 - 【請求項8】 前記第1の定電流部(8)を構成するN
PN型バイポーラトランジスタ(B1)と該NPN型バ
イポーラトランジスタ(B1)のベースに定電流を供給
する定電流源との間には、一方の入力信号(fp)によ
り制御されるNMOSトランジスタ(N7)が設けら
れ、 前記第2の定電流部(9)を構成するNPN型バイポー
ラトランジスタ(B2)と該NPN型バイポーラトラン
ジスタ(B1)のベースに定電流を供給する定電流源と
の間には、他方の入力信号(fr)により制御されるN
MOSトランジスタ(N9)が設けられていることを特
徴とする請求項3〜5記載のチャージポンプ回路。 - 【請求項9】 前記第1の定電流部(8)を構成するN
PN型バイポーラトランジスタ(B1)のエミッタ電極
と低電位電源(GND)との間には、所定値の抵抗(R
1)が備えられると共に、一方の入力信号(fp)の反
転信号(fpバー)により制御され、前記NPN型バイ
ポーラトランジスタ(B1)のベース電極を低電位にす
るNMOSトランジスタ(N6)を有し、 前記第2の定電流部(9)を構成するNPN型バイポー
ラトランジスタ(B2)のエミッタ電極と低電位電源
(GND)との間には、所定値の抵抗(R2)が備えられ
ると共に、他方の入力信号(fr)の反転信号(frバ
ー)により制御され、前記NPN型バイポーラトランジ
スタ(B2)のベース電極を低電位にするNMOSトラ
ンジスタ(N8)を有することを特徴とする請求項8記
載のチャージポンプ回路。 - 【請求項10】 ベース電極への定電流供給により所定
の電流をコレクタ電極−エミッタ電極間に流すNPN型
バイポーラトランジスタ(B3)と、一方の入力信号
(fp)により制御されるNMOSトランジスタ(N1
1)とからなる電流値切換回路(11)が、前記NPN
型バイポーラトランジスタ(B1)とNMOSトランジ
スタ(N7)とで構成される第1の定電流部(8)に対
して並列接続され、 ベース電極への定電流供給により所定の電流をコレクタ
電極−エミッタ電極間に流すNPN型バイポーラトラン
ジスタ(B4)と、他方の入力信号(fp)により制御
されるNMOSトランジスタ(N13)とからなる電流
値切換回路(12)が、前記NPN型バイポーラトラン
ジスタ(B2)とNMOSトランジスタ(N9)とで構
成される第2の定電流部(9)に対して並列接続される
ことを特徴とする請求項8〜9記載のチャージポンプ回
路。
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JP2007202057A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チャージポンプ回路 |
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- 1997-01-16 JP JP00575997A patent/JP3562189B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007202057A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チャージポンプ回路 |
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