JPH10208176A - 機械警備システム - Google Patents

機械警備システム

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JPH10208176A
JPH10208176A JP1411697A JP1411697A JPH10208176A JP H10208176 A JPH10208176 A JP H10208176A JP 1411697 A JP1411697 A JP 1411697A JP 1411697 A JP1411697 A JP 1411697A JP H10208176 A JPH10208176 A JP H10208176A
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JP
Japan
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patrol
intrusion
setting means
security system
room
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Application number
JP1411697A
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English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巡回警備者の動きをシーケンス的に監視して
確実に巡回していることと何か異常が発生したことを検
出することができる機械警備システムを得る。 【解決手段】 各共用部に巡回警備の開始を設定する巡
回設定手段をそれぞれ備えると共に、巡回設定手段によ
り巡回開始が設定されると、巡回順序に従って所定時間
以内に各侵入センサが順次動作するか否かを判定し動作
しない場合には異常信号を出力する制御手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、侵入監視中に侵
入センサにより侵入発生を検出するようにした機械警備
システムに関するもので、特に、巡回警備中に警備員の
安全チェックをも加味した機械警備システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物内を巡回警備する際の警
備員の安全チェックは、管理人室に1人残り、他の1人
が巡回し、管理人室に残った人が巡回警備する人の帰り
を待ち、あまり帰りが遅いとおかしいと判断して対応す
るか、または、常時、監視盤で建物内侵入センサの表示
を見ながら巡回する人の動きを目視で監視しているのが
通常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では巡回警備する者の異常の検出が不確実であ
ると共に、巡回警備者が本当に正規に巡回しているか否
かを判断できず、防犯上問題があった。
【0004】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、巡回警備者の動きをシ
ーケンス的に監視することができ、確実に巡回している
ことと巡回警備者に何か異常が発生したことを確実に検
出することができる安全な防犯システムを構成すること
ができる機械警備システムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る機械警備
システムは、警備対象の建物内各部屋及び各共用部にそ
れぞれ侵入センサを備え、かつ各共用部に侵入監視の開
始及び終了を設定する侵入監視設定手段を備えると共
に、各共用部と各部屋に対応して侵入センサにより検出
される侵入発生をそれぞれ表示する侵入発生灯でなる表
示手段を有する監視盤を備えた機械警備システムにおい
て、上記各共用部に巡回警備の開始を設定する巡回設定
手段をそれぞれ備えると共に、上記巡回設定手段により
巡回開始が設定されると、巡回順序に従って所定時間以
内に各侵入センサが順次動作するか否かを判定し動作し
ない場合には異常信号を出力する制御手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0006】また、上記巡回設定手段は巡回終了の設定
が可能であり、上記制御手段は、上記巡回設定手段によ
り巡回終了が設定されると、巡回ルートに従った次の巡
回設定手段に巡回開始が設定されるまでの時間を監視し
設定時間より長い場合は異常信号を出力することを特徴
とするものである。
【0007】また、上記制御手段は、上記各巡回設定手
段により巡回開始が設定されると、巡回ルートに従った
次の巡回先の侵入検出を中止し、巡回終了が設定された
時に当該侵入検出の中止を解除することを特徴とするも
のである。
【0008】また、上記制御手段は、巡回ルートに従っ
た次の巡回設定手段により巡回開始が設定されるまで巡
回設定手段間に存在する部屋の侵入検出を中止すること
を特徴とするものである。
【0009】また、上記監視盤の表示手段は、各共用部
及び各部屋に対応して巡回状態をそれぞれ表示する巡回
中灯をさらに有し、上記制御手段は、巡回設定手段によ
り巡回開始が設定されると、各巡回中灯をそれぞれ点灯
制御すると共に、巡回順序に従って所定時間以内に各侵
入センサが動作しない場合は対応する巡回中灯を点滅制
御することを特徴とするものである。
【0010】さらに、上記侵入監視設定手段と上記巡回
設定手段とを同じ種類のID判別手段で構成することを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明に係る機械警備システム
を説明するための建物のレイアウト図である。図1に示
す建物には、エレベータELが設置され、1階は共用部
C1となっており、この共用部C1には侵入監視設定手
段及び巡回設定手段として機能する監視盤1が設けられ
ている。また、2階は共用部C2を介して部屋R21と
R22に通じるようになっており、上記共用部C2には
侵入監視設定手段を兼ねる巡回設定手段としての巡回用
カードリーダCR2と侵入センサSE2が、部屋R21
には侵入センサSE21が、部屋R22には侵入センサ
SE22がそれぞれ設けられている。同様に、3階は共
用部C3を介して部屋R31とR32に通じるようにな
っており、上記共用部C3には侵入監視設定手段を兼ね
る巡回設定手段としての巡回用カードリーダCR3と侵
入センサSE3が、部屋R31には侵入センサSE31
が、部屋R32には侵入センサSE32がそれぞれ設け
られている。
【0012】ここで、上記巡回用カードリーダCR2と
CR3は、図2の外観図に示すように、リーダヘッド2
1と31、OK灯及びNG灯を有する表示灯22と3
2、テンキー23と33が設けられている。
【0013】また、上記監視盤1は、図3(a),
(b)の外観図に示すように、リーダヘッド11と、O
K灯とNG灯を有する表示灯12と、テンキー13と、
2階と3階の各共用部及び各部屋毎の表示部14a〜1
4fとが設けられており、各表示部14a〜14fは、
監視中、侵入発生及び巡回中をそれぞれ表示するように
なっている。
【0014】さらに、これら構成は、図4のブロック図
に示す内部構成を備えている。すなわち、監視盤1の内
部には、上記リーダヘッド11と表示灯12及びテンキ
ー13にバスを介して接続された制御手段としてのCP
U1a、処理プログラム及び固定データ等を記憶してな
るROM1b、処理データ及び入力データ等を一時記憶
するRAM1c、巡回用カードリーダCR2とCR3に
接続される伝送装置1d、及び上記表示部14a〜14
fからの表示内容を取り込むと共に、侵入発生を外部に
報知するための入出力インターフェース1eを備えてい
る。
【0015】また、上記巡回用カードリーダCR2に
は、上記リーダヘッド21と表示灯22及びテンキー2
3にバスを介して接続された制御手段としてのCPU2
a、処理プログラム及び固定データ等を記憶してなるR
OM2b、処理データ及び入力データ等を一時記憶する
RAM2c、及び上記監視盤1と巡回用カードリーダC
R3に接続される伝送装置2dを備えている。
【0016】同様に、上記巡回用カードリーダCR3に
は、上記リーダヘッド31と表示灯32及びテンキー3
3にバスを介して接続された制御手段としてのCPU3
a、処理プログラム及び固定データ等を記憶してなるR
OM3b、処理データ及び入力データ等を一時記憶する
RAM3c、及び上記監視盤1と巡回用カードリーダC
R2に接続される伝送装置3dを備えている。
【0017】次に、上記構成に係る動作を図5ないし図
11に示すフローチャートを参照して説明する。図5に
示すフローチャートは、監視盤1内のROM1bに格納
されてCPU1aの制御に基づいて実行される通常の侵
入監視時のフローチャートであり、最後に部屋を出た人
がカードをリードすることによりその部屋の侵入監視を
スタートし、他方、最初に部屋に行く人がカードをリー
ドすることによりその部屋の侵入監視を中止するもの
で、各部屋及び各共用部とも同一内容のフローチャート
にしたがって動作する。
【0018】まず、カードをリーダヘッド11によりリ
ードし、ID番号が所定の部屋のID番号と一致するか
否かを判定する(ステップS1、S2)。一致しなかっ
た場合には、表示灯12のNG灯を一時点灯してNG表
示し(ステップS3)、ステップS1の状態に戻す。I
D番号が所定の部屋のID番号と一致したときには、当
該部屋が監視中か否かを判定し(ステップS4)、監視
中であれば、当該部屋の監視中状態を解除して表示部
(14a〜14f)の監視中灯を消灯制御し、ステップ
S1に戻す(ステップS5,S6)。
【0019】他方、監視中でなければ、当該部屋を監視
中に設定して表示部の監視中灯を点灯制御する(ステッ
プS7,S8)。このような状態で、もし、当該部屋の
侵入センサが動作した場合は、当該部屋の侵入発生灯を
点灯させると共に、侵入発生信号を出力して、管理人に
通報する(ステップS10,S11)。もし、ステップ
S9で当該部屋の侵入センサが動作しない状態のとき
に、カードがリードされない場合には、表示灯(NG
灯)12を一時点灯すると共に、ステップS9に戻す
(ステップS12,S13)。他方、カードがリードさ
れ、ID番号が一致した場合にはステップS5に戻し、
一致しなければ表示灯(NG灯)12を一時点灯する
(ステップS14)。
【0020】図6ないし図11に示すフローチャートは
巡回時のフローチャートである。まず、監視盤1で巡回
用カードをリードすることにより共用部C2の侵入監視
をマスクし、次に、カードリーダCR2で巡回用カード
をリードすることにより部屋R21とR22の侵入監視
をマスクし、部屋R21とR22の巡回後、カードリー
ダCR2で再び巡回用カードをリードすることにより共
用部C2及び部屋R21とR22の侵入監視のマスク状
態を解除すると共に、共用部C3の侵入監視をマスク
し、次に、カードリーダCR3で巡回用カードをリード
することにより部屋R31とR32の侵入監視をマスク
し、部屋R31とR32の巡回後、カードリーダCR3
で再び巡回用カードをリードすることにより共用部C3
及び部屋R31とR32の侵入監視のマスク状態を解除
するようになされている。
【0021】まず、監視盤1において、図6に示すよう
に、カードをリードし(ステップS21)、巡回用のI
D番号と照合し(ステップS22)、一致しなかった場
合には表示灯12のNG灯を一時点灯すると共に、ステ
ップS21に戻す(ステップS23)。他方、カードを
リードし、ID番号が一致した場合には、表示灯12の
OK灯を一時点灯する(ステップS24)。この状態
で、監視盤1のテンキーから巡回開始コードが入力され
ると、共用部C2に対応する表示部14a内の巡回中灯
を点灯させ、共用部C2の侵入監視をマスクして侵入検
出を中止させる(ステップS25〜S27)。
【0022】その後、所定時間以内に共用部C2の侵入
センサSE2が動作いたか否かを判定して巡回員の行動
及び巡回員が侵入者に襲われていないかをチェックする
(ステップS28)。上記侵入センサSE2が動作しな
かった場合には、巡回員が共用部C2を巡回できなく侵
入者に襲われていると判断して、共用部C2に対応する
表示部14a内の巡回中灯を点滅表示させ、侵入発生信
号を外部に出力する(ステップS29,S30)。
【0023】他方、上記侵入センサSE2が動作した場
合には、巡回員が所持する巡回用カードがカードリーダ
CR2によりリードされたか否かを判定し(ステップS
31)、リードされなかった場合には、上記ステップS
29以降に移行して、共用部C2に対応する表示部14
a内の巡回中灯を点滅表示させ、侵入発生信号を外部に
出力する(ステップS29,S30)。
【0024】上記ステップS31において、巡回員の所
持する巡回用カードがカードリーダCR2によりリード
された場合には、ID番号が一致するか否かを判定し
(ステップS32)、一致しない場合はステップS31
にリターンし、一致した場合には、巡回員によりテンキ
ー23から巡回開始コードを入力することにより(ステ
ップS32,S33)、図7に示すフローに移行する。
【0025】図7に移行して、部屋R21、R22に対
応する表示部14bと14cの各巡回中灯を点灯させる
と共に、部屋R21、R22の侵入監視をマスクして侵
入検出を中止する(ステップS34)。その後、所定時
間以内に部屋R21の侵入センサSE21が動作いたか
否かを判定して巡回員の行動及び巡回員が侵入者に襲わ
れていないかをチェックする(ステップS35)。上記
侵入センサSE21が動作しなかった場合には、部屋R
21に対応する表示部14b内の巡回中灯を点滅表示さ
せ、侵入発生信号を外部に出力する(ステップS36,
S37)。
【0026】他方、上記侵入センサSE21が動作した
場合には、巡回員が部屋R21を巡回したことになり、
その後、所定時間以内に部屋R22の侵入センサSE2
2が動作した否かを判定し(ステップS38)、侵入セ
ンサSE22が動作しなかった場合には、部屋R22に
対応する表示部14cの巡回中灯を点滅させ(ステップ
S39)、ステップS37に移行して侵入発生信号を外
部に出力する。
【0027】侵入センサSE22が動作した場合には、
巡回員が部屋R22を巡回したことになり、その後、巡
回員が所持する巡回用カードがカードリーダCR2によ
りリードされたか否かを判定し(ステップS40)、リ
ードされなかった場合には、上記ステップS37に移行
して侵入発生信号を外部に出力する。リードされた場合
には、ID番号が一致するか否かを判定し(ステップS
41)、一致しない場合はステップS40にリターン
し、一致した場合には、図8に示すフローに移行する。
【0028】図8において、巡回員によりテンキー23
から巡回終了コードが入力されると(ステップS4
2)、部屋R21、R22の侵入検出の中止、すなわち
部屋R21、R22の侵入監視のマスク状態を解除して
元の状態に戻し、所定時間後に、共用部C2の侵入検出
の中止、すなわち共用部C2の侵入監視のマスク状態を
解除して元の状態に戻す(ステップS43,S44)。
これと同時に、共用部C3の侵入検出を中止し、共用部
C3に対応する表示部14dの巡回中灯を点灯させる
(ステップS45,S46)。
【0029】その後、所定時間以内に巡回用カードリー
ダCR3により巡回用カードがリードされたか否かを判
定し(ステップS47)、リードされなかった場合に
は、共用部C3に対応する表示部14dの巡回中灯を点
滅させ、侵入発生信号を外部に出力する(ステップS4
8,S49)。リードされた場合には、図9に示すフロ
ーに移行する。
【0030】図9に移行して、部屋R31、R32に対
応する表示部14eと14fの各巡回中灯を点灯させる
と共に、部屋R31、R32の侵入監視をマスクして侵
入検出を中止する(ステップS50)。その後、所定時
間以内に部屋R31の侵入センサSE31が動作いたか
否かを判定して巡回員の行動及び巡回員が侵入者に襲わ
れていないかをチェックする(ステップS51)。上記
侵入センサSE31が動作しなかった場合には、部屋R
31に対応する表示部14e内の巡回中灯を点滅表示さ
せ、侵入発生信号を外部に出力する(ステップS52,
S53)。
【0031】他方、上記侵入センサSE31が動作した
場合には、巡回員が部屋R31を巡回したことになり、
その後、所定時間以内に部屋R32の侵入センサSE3
2が動作した否かを判定し(ステップS54)、侵入セ
ンサSE32が動作しなかった場合には、部屋R32に
対応する表示部14fの巡回中灯を点滅させ(ステップ
S55)、ステップS53に移行して侵入発生信号を外
部に出力する。
【0032】侵入センサSE32が動作した場合には、
巡回員が部屋R32を巡回したことになり、その後、巡
回員が所持する巡回用カードがカードリーダCR3によ
りリードされたか否かを判定し(ステップS56)、リ
ードされなかった場合には、上記ステップS53に移行
して侵入発生信号を外部に出力する。リードされた場合
には、ID番号が一致するか否かを判定し(ステップS
57)、一致しない場合はステップS56にリターン
し、一致した場合には、図10に示すフローに移行す
る。
【0033】図10において、巡回員によりテンキー3
3から巡回終了コードが入力されると(ステップS5
8)、部屋R31、R32の侵入検出の中止、すなわち
部屋R31、R32の侵入監視のマスク状態を解除して
元の状態に戻し、所定時間後に、共用部C3の侵入検出
の中止、すなわち共用部C3の侵入監視のマスク状態を
解除して元の状態に戻し(ステップS59,S60)、
図11に示すフローに移行する。
【0034】図11において、所定時間以内に巡回用カ
ードリーダCR3により巡回用カードのID番号がリー
ドされたか否かを判定し(ステップS61)、リードさ
れなかった場合には、共用部C3に対応する表示部14
dの巡回中灯を点滅させ、侵入発生信号を外部に出力す
る(ステップS62,S63)。リードされた場合に
は、テンキー33から巡回終了コードを入力することに
より終了する(ステップS64)。
【0035】実施の形態2.次に、図12は巡回ルート
がループ式でなる場合の建物の外観図である。すなわ
ち、図12に示す機械警備システムでは、警備対象の建
物内巡回ルートが出入口部を有する共用部から,図示矢
印方向法に沿って、部屋、部屋間の共用部、部屋、部屋
間の共用部、部屋を順次経て再び上記出入口部を有する
共用部に至るようにループ状でなる場合を示し、建物の
出入口部を有する共用部に監視盤1が設けられ、各部屋
RA,RB,RC,RD,RE,RF,RG,RH,R
I及び各共用部C4,C5にそれぞれ侵入センサSER
A,SERB,SERC,SERD,SERE,SER
F,SERG,SERH,SERI,SEC4,SEC
5を備え、かつ各共用部に侵入監視設定手段を兼ねる巡
回設定手段としての巡回用カードリーダCR4、CR5
をそれぞれ備えており、その他は実施の形態1と同様で
ある。
【0036】ここで、巡回用カードリーダCR4、CR
5は、巡回ルートがループ式のため、実施の形態1のよ
うに、巡回設定の開始及び終了を行わず、開始のみ設定
して通過することだけを知らせるようになっていて、巡
回ルートに従った次の巡回用カードリーダにより巡回開
始が設定されるまでは巡回用カードリーダ間に存在する
部屋の侵入検出を中止するようになっている。
【0037】すなわち、図6ないし図11に示すフロー
と同様にして、スタート時は、監視盤1のカードリーダ
及びテンキーを用いて巡回開始を設定することで、部屋
RA、RB、RC及び共用部C4の各侵入センサをマス
クし、部屋RAから共用部C4を巡回する時間をチェッ
クし、共用部C4に至り以降の巡回ルートの巡回開始を
設定することで、部屋RA、RB、RCの侵入センサの
マスク状態を解除した後、所定時間後に共用部C4の侵
入センサのマスク状態を解除し、その後、部屋RD、R
E、RF及び共用部C5の各侵入センサをマスクし、部
屋RDから共用部C5を巡回する時間をチェックするよ
うにして、以後同じシーケンスを実行することにより、
巡回警備者の動きをシーケンス的に監視することがで
き、確実に巡回していることと巡回警備者に何か異常が
発生したことを確実に検出する。
【0038】なお、この発明は、上述した実施の形態1
及び2に他にも、後述する実施の形態に従って実施する
ことができる。 実施の形態3.カードは、磁気、IC、非接触IC、光
カード等どのようなカードでもよく、また、テンキー
(暗証番号)や指紋、声紋、サイン等を使ってもよく、
また、それらを併用してもよい。なお、キースイッチを
使ってもよい。
【0039】実施の形態4.監視盤に各部屋の鍵収納部
を設け、監視の開始/終了設定時に鍵の収納/取り出し
を行うようにしても良い。
【0040】実施の形態5.エレベータのかご内にカー
ドリーダを設け、自分がいる階(エレベータのかご位置
信号によって判る)でリードすると、その階の共用部の
カードリーダの操作扱いとして安価にシステムを構築し
てもよい。
【0041】実施の形態6.各階のカードリーダはテン
キーやキースイッチにして安価にしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る機械警備
システムによれば、警備対象の建物内各部屋及び各共用
部にそれぞれ侵入センサを備え、かつ各共用部に侵入監
視の開始及び終了を設定する侵入監視設定手段を備える
と共に、各共用部と各部屋に対応して侵入センサにより
検出される侵入発生をそれぞれ表示する侵入発生灯でな
る表示手段を有する監視盤を備えた機械警備システムに
おいて、上記各共用部に巡回警備の開始を設定する巡回
設定手段をそれぞれ備えると共に、上記巡回設定手段に
より巡回開始が設定されると、巡回順序に従って所定時
間以内に各侵入センサが順次動作するか否かを判定し動
作しない場合には異常信号を出力する制御手段を備えた
ので、巡回警備者の動きをシーケンス的に監視すること
ができ、確実に巡回していることと巡回警備者に何か異
常が発生したことを確実に検出することができる。
【0043】また、上記巡回設定手段は巡回終了の設定
が可能であり、上記制御手段は、上記巡回設定手段によ
り巡回終了が設定されると、巡回ルートに従った次の巡
回設定手段に巡回開始が設定されるまでの時間を監視し
設定時間より長い場合は異常信号を出力することによ
り、巡回警備者に何か異常が発生したことを確実に検出
することができる。
【0044】また、上記制御手段は、上記各巡回設定手
段により巡回開始が設定されると、巡回ルートに従った
次の巡回先の侵入検出を中止し、巡回終了が設定された
時に当該侵入検出の中止を解除することにより、侵入セ
ンサによって外部等に誤って報知されることを防止でき
る。
【0045】また、上記制御手段は、巡回ルートに従っ
た次の巡回設定手段により巡回開始が設定されるまで巡
回設定手段間に存在する部屋の侵入検出を中止すること
により、侵入センサによって外部等に誤って報知される
ことを防止できる。
【0046】また、上記監視盤の表示手段は、各共用部
及び各部屋に対応して巡回状態をそれぞれ表示する巡回
中灯をさらに有し、上記制御手段は、巡回設定手段によ
り巡回開始が設定されると、各巡回中灯をそれぞれ点灯
制御すると共に、巡回順序に従って所定時間以内に各侵
入センサが動作しない場合は対応する巡回中灯を点滅制
御することにより、巡回中灯を見て巡回警備者の動きを
シーケンス的に監視することができ、確実に巡回してい
ることと巡回警備者に何か異常が発生したことを確実に
検出することができる。
【0047】さらに、上記侵入監視設定手段と上記巡回
設定手段とを同じ種類のID判別手段で構成することに
より、同一のID判別手段を用いることができ、システ
ム構成を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る機械警備シス
テムを説明するための建物のレイアウト図である。
【図2】 この発明に用いる巡回用カードリーダの外観
図である。
【図3】 この発明に用いる監視盤の外観図である。
【図4】 この発明の機械警備システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 この発明に係る侵入監視のフローチャートで
ある。
【図6】 この発明に係る登録時のフローチャートであ
る。
【図7】 図6に続くフローチャートである。
【図8】 図7に続くフローチャートである。
【図9】 図8に続くフローチャートである。
【図10】 図9に続くフローチャートである。
【図11】 図10に続くフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態2に係る機械警備シ
ステムを説明するもので、ループでなる巡回ルートの外
観図である。
【符号の説明】
1 監視盤、1a CPU、C1,C2,C3,C4,
C5 共用部、R21,R22,R31,R32,RA
〜RI 部屋、CR2〜CR5 巡回用カードリーダ、
SE21,SE22,SE31,SE332,SERA
〜SERI 侵入センサ、11 リーダヘッド、12
表示灯、13 テンキー、14a〜14f 表示部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警備対象の建物内各部屋及び各共用部に
    それぞれ侵入センサを備え、かつ各共用部に侵入監視の
    開始及び終了を設定する侵入監視設定手段を備えると共
    に、各共用部と各部屋に対応して侵入センサにより検出
    される侵入発生をそれぞれ表示する侵入発生灯でなる表
    示手段を有する監視盤を備えた機械警備システムにおい
    て、上記各共用部に巡回警備の開始を設定する巡回設定
    手段をそれぞれ備えると共に、上記巡回設定手段により
    巡回開始が設定されると、巡回順序に従って所定時間以
    内に各侵入センサが順次動作するか否かを判定し動作し
    ない場合には異常信号を出力する制御手段を備えたこと
    を特徴とする機械警備システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機械警備システムにおい
    て、上記巡回設定手段は巡回終了の設定が可能であり、
    上記制御手段は、上記巡回設定手段により巡回終了が設
    定されると、巡回ルートに従った次の巡回設定手段に巡
    回開始が設定されるまでの時間を監視し設定時間より長
    い場合は異常信号を出力することを特徴とする機械警備
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、上記各巡回設定手段により巡回開
    始が設定されると、巡回ルートに従った次の巡回先の侵
    入検出を中止し、巡回終了が設定された時に当該侵入検
    出の中止を解除することを特徴とする機械警備システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、巡回ルートに従った次の巡回設定
    手段により巡回開始が設定されるまで巡回設定手段間に
    存在する部屋の侵入検出を中止することを特徴とする機
    械警備システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の機
    械警備システムにおいて、上記監視盤の表示手段は、各
    共用部及び各部屋に対応して巡回状態をそれぞれ表示す
    る巡回中灯をさらに有し、上記制御手段は、巡回設定手
    段により巡回開始が設定されると、各巡回中灯をそれぞ
    れ点灯制御すると共に、巡回順序に従って所定時間以内
    に各侵入センサが動作しない場合は対応する巡回中灯を
    点滅制御することを特徴とする機械警備システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の機
    械警備システムにおいて、上記侵入監視設定手段と上記
    巡回設定手段とを同じ種類のID判別手段で構成するこ
    とを特徴とする機械警備システム。
JP1411697A 1997-01-28 1997-01-28 機械警備システム Pending JPH10208176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018526A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Secom Co Ltd 警備システム

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JP2006018526A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Secom Co Ltd 警備システム

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