JP2003099861A - 人体検知装置及び入退室管理システム - Google Patents
人体検知装置及び入退室管理システムInfo
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- JP2003099861A JP2003099861A JP2001293254A JP2001293254A JP2003099861A JP 2003099861 A JP2003099861 A JP 2003099861A JP 2001293254 A JP2001293254 A JP 2001293254A JP 2001293254 A JP2001293254 A JP 2001293254A JP 2003099861 A JP2003099861 A JP 2003099861A
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- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】不正な侵入者等を確実に把握できる人体検知装
置及び入退室管理システムを提供する。 【解決手段】監視エリアを画像として取得する画像取得
手段2と、画像から監視エリアに関する画像処理データ
を生成する画像処理データ生成手段3と、画像処理デー
タに基づき監視エリアにおける人体の有無を判別する人
体判別手段4と、画像処理データに基づき人体の数を判
別する人数判別手段5と、画像処理データに基づき人体
の移動方向を判別する移動判別手段6を備える人体検知
装置1とした。また、当該人体検知装置1を含む入退室
管理システムを構成した。
置及び入退室管理システムを提供する。 【解決手段】監視エリアを画像として取得する画像取得
手段2と、画像から監視エリアに関する画像処理データ
を生成する画像処理データ生成手段3と、画像処理デー
タに基づき監視エリアにおける人体の有無を判別する人
体判別手段4と、画像処理データに基づき人体の数を判
別する人数判別手段5と、画像処理データに基づき人体
の移動方向を判別する移動判別手段6を備える人体検知
装置1とした。また、当該人体検知装置1を含む入退室
管理システムを構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体検知装置及び
入退室管理システムに関するものである。
入退室管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体検知装置に関する従来技術として、
特開2001−118155号公報や特開2001−1
18159号公報に開示された技術が挙げられる。前者
は監視エリア内の温度変化を検知する検知手段と、監視
エリア内の画像情報を生成する撮像手段とを備え、温度
変化と画像情報から人体の存在を検知するというもので
あり、後者は、監視エリア内の遠赤外線の変化を検知す
る検知手段と、監視エリア内の画像情報を生成する撮像
手段とを備え、遠赤外線と画像情報から人体の存在を検
知するものである。
特開2001−118155号公報や特開2001−1
18159号公報に開示された技術が挙げられる。前者
は監視エリア内の温度変化を検知する検知手段と、監視
エリア内の画像情報を生成する撮像手段とを備え、温度
変化と画像情報から人体の存在を検知するというもので
あり、後者は、監視エリア内の遠赤外線の変化を検知す
る検知手段と、監視エリア内の画像情報を生成する撮像
手段とを備え、遠赤外線と画像情報から人体の存在を検
知するものである。
【0003】また、インテリジェントビルや研究所など
のセキュリティ機能を必要とする部屋等の入退室管理と
して、カードリーダなどの本人照合装置、電気錠等を備
え、本人照合装置により本人の確認がなされたときにの
み電気錠を解錠する入退室管理システムが使用される場
合が多い。
のセキュリティ機能を必要とする部屋等の入退室管理と
して、カードリーダなどの本人照合装置、電気錠等を備
え、本人照合装置により本人の確認がなされたときにの
み電気錠を解錠する入退室管理システムが使用される場
合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の人体検知装置
は、人体の存在のみを検知するにとどまり、例えば監視
エリア内において、ある方向に向けて1人のみの移動が
許可されている場合、従来の人体検知装置では、他の人
物も同方向に移動した状態、いわゆる「道連れ移動」の
状態や他の人物が逆方向に移動した状態、いわゆる「す
れ違い移動」の状態を検知できないという問題がある。
は、人体の存在のみを検知するにとどまり、例えば監視
エリア内において、ある方向に向けて1人のみの移動が
許可されている場合、従来の人体検知装置では、他の人
物も同方向に移動した状態、いわゆる「道連れ移動」の
状態や他の人物が逆方向に移動した状態、いわゆる「す
れ違い移動」の状態を検知できないという問題がある。
【0005】したがって入退室管理システムにおいて
は、本人のみの入退室が許可されている場合、たとえ従
来の人体検知装置を組み込んだ構成としても、不正な侵
入者による「道連れ移動」や「すれ違い移動」が発生し
た際には異常と判別できないおそれがある。
は、本人のみの入退室が許可されている場合、たとえ従
来の人体検知装置を組み込んだ構成としても、不正な侵
入者による「道連れ移動」や「すれ違い移動」が発生し
た際には異常と判別できないおそれがある。
【0006】本発明は以上のような問題を解決するため
に創作されたものであり、複数人数の人体検知が可能で
あり、「道連れ移動」や「すれ違い移動」の判別が可能
となる人体検知装置及びセキュリティ性に優れる入退室
管理システムを提供することを目的としている。
に創作されたものであり、複数人数の人体検知が可能で
あり、「道連れ移動」や「すれ違い移動」の判別が可能
となる人体検知装置及びセキュリティ性に優れる入退室
管理システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、監視エリアを画像として取得する画像取得手
段と、前記画像から監視エリアに関する画像処理データ
を生成する画像処理データ生成手段と、前記画像処理デ
ータに基づいて監視エリアにおける人体の有無を判別す
る人体判別手段と、前記画像処理データに基づいて監視
エリアにおける人体の数を判別する人数判別手段と、を
備える人体検知装置とした。
するため、監視エリアを画像として取得する画像取得手
段と、前記画像から監視エリアに関する画像処理データ
を生成する画像処理データ生成手段と、前記画像処理デ
ータに基づいて監視エリアにおける人体の有無を判別す
る人体判別手段と、前記画像処理データに基づいて監視
エリアにおける人体の数を判別する人数判別手段と、を
備える人体検知装置とした。
【0008】また、監視エリアを画像として取得する画
像取得手段と、前記画像から監視エリアに関する画像処
理データを生成する画像処理データ生成手段と、前記画
像処理データに基づいて監視エリアにおける人体の有無
を判別する人体判別手段と、前記画像処理データに基づ
いて監視エリアにおける人体の移動方向を判別する移動
判別手段と、を備える人体検知装置とした。
像取得手段と、前記画像から監視エリアに関する画像処
理データを生成する画像処理データ生成手段と、前記画
像処理データに基づいて監視エリアにおける人体の有無
を判別する人体判別手段と、前記画像処理データに基づ
いて監視エリアにおける人体の移動方向を判別する移動
判別手段と、を備える人体検知装置とした。
【0009】また、監視エリアを画像として取得する画
像取得手段と、前記画像から監視エリアに関する画像処
理データを生成する画像処理データ生成手段と、前記画
像処理データに基づいて監視エリアにおける人体の有無
を判別する人体判別手段と、前記画像処理データに基づ
いて監視エリアにおける人体の数を判別する人数判別手
段と、前記画像処理データに基づいて監視エリアにおけ
る人体の移動方向を判別する移動判別手段と、を備える
人体検知装置とした。
像取得手段と、前記画像から監視エリアに関する画像処
理データを生成する画像処理データ生成手段と、前記画
像処理データに基づいて監視エリアにおける人体の有無
を判別する人体判別手段と、前記画像処理データに基づ
いて監視エリアにおける人体の数を判別する人数判別手
段と、前記画像処理データに基づいて監視エリアにおけ
る人体の移動方向を判別する移動判別手段と、を備える
人体検知装置とした。
【0010】また、前記画像取得手段及び前記画像処理
データ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判
別手段及び前記人数判別手段を構成する制御回路とを備
え、圧縮処理した画像処理データを、或いは、人体に関
する画像処理データのみを受光素子回路から制御回路に
出力するようにした。
データ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判
別手段及び前記人数判別手段を構成する制御回路とを備
え、圧縮処理した画像処理データを、或いは、人体に関
する画像処理データのみを受光素子回路から制御回路に
出力するようにした。
【0011】また、前記画像取得手段及び前記画像処理
データ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判
別手段及び前記移動判別手段を構成する制御回路とを備
え、圧縮処理した画像処理データを、或いは、人体に関
する画像処理データのみを受光素子回路から制御回路に
出力するようにした。
データ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判
別手段及び前記移動判別手段を構成する制御回路とを備
え、圧縮処理した画像処理データを、或いは、人体に関
する画像処理データのみを受光素子回路から制御回路に
出力するようにした。
【0012】また、前記画像取得手段及び前記画像処理
データ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判
別手段、前記人数判別手段及び前記移動判別手段を構成
する制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理データ
を、或いは、人体に関する画像処理データのみを受光素
子回路から制御回路に出力するようにした。
データ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判
別手段、前記人数判別手段及び前記移動判別手段を構成
する制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理データ
を、或いは、人体に関する画像処理データのみを受光素
子回路から制御回路に出力するようにした。
【0013】また、前記移動判別手段に関し、監視エリ
アにおいて基準ラインを設定し、設定数よりも多い数の
人体が設定方向に向かって基準ラインを通過した状態、
或いは、他の人体が設定方向と逆の方向に向かって基準
ラインを通過した状態を判別可能に構成した。
アにおいて基準ラインを設定し、設定数よりも多い数の
人体が設定方向に向かって基準ラインを通過した状態、
或いは、他の人体が設定方向と逆の方向に向かって基準
ラインを通過した状態を判別可能に構成した。
【0014】また、人体検知装置と、本人の照合確認を
行う本人照合装置と、扉に付設された電気錠と、異常状
態を知らせる警告装置と、前記本人照合装置、前記電気
錠及び前記警告装置の作動を制御する錠管理システム
と、を備え、前記本人照合装置により本人の確認を行っ
た後、前記人体検知装置により人数の確認を行い、設定
された人数以下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を
介して入退室する際、前記人体検知装置により他の人体
が存在する状態を検知した場合に前記警告装置を作動さ
せる構成からなる入退室管理システムとした。
行う本人照合装置と、扉に付設された電気錠と、異常状
態を知らせる警告装置と、前記本人照合装置、前記電気
錠及び前記警告装置の作動を制御する錠管理システム
と、を備え、前記本人照合装置により本人の確認を行っ
た後、前記人体検知装置により人数の確認を行い、設定
された人数以下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を
介して入退室する際、前記人体検知装置により他の人体
が存在する状態を検知した場合に前記警告装置を作動さ
せる構成からなる入退室管理システムとした。
【0015】また、人体検知装置と、本人の照合確認を
行う本人照合装置と、扉に付設された電気錠と、異常状
態を知らせる警告装置と、前記本人照合装置、前記電気
錠及び前記警告装置の作動を制御する錠管理システム
と、を備え、前記本人照合装置により本人の確認を行っ
た後、前記人体検知装置により人数の確認を行い、設定
された人数以下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を
介して入退室する際、前記人体検知装置により他の人体
が移動した状態を検知した場合に前記警告装置を作動さ
せる構成からなる入退室管理システムとした。
行う本人照合装置と、扉に付設された電気錠と、異常状
態を知らせる警告装置と、前記本人照合装置、前記電気
錠及び前記警告装置の作動を制御する錠管理システム
と、を備え、前記本人照合装置により本人の確認を行っ
た後、前記人体検知装置により人数の確認を行い、設定
された人数以下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を
介して入退室する際、前記人体検知装置により他の人体
が移動した状態を検知した場合に前記警告装置を作動さ
せる構成からなる入退室管理システムとした。
【0016】また、人体検知装置と、本人の照合確認を
行う本人照合装置と、扉に付設された電気錠と、異常状
態を知らせる警告装置と、前記本人照合装置、前記電気
錠及び前記警告装置の作動を制御する錠管理システム
と、を備え、前記本人照合装置により本人の確認を行っ
た後、前記人体検知装置により人数の確認を行い、設定
された人数以下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を
介して入退室する際、前記人体検知装置により、設定数
よりも多い数の人体が設定方向に向かって入退室した状
態、或いは、他の人体が設定方向と逆の方向に向かって
入退室した状態を検知した場合に前記警告装置を作動さ
せる構成からなる入退室管理システムとした。
行う本人照合装置と、扉に付設された電気錠と、異常状
態を知らせる警告装置と、前記本人照合装置、前記電気
錠及び前記警告装置の作動を制御する錠管理システム
と、を備え、前記本人照合装置により本人の確認を行っ
た後、前記人体検知装置により人数の確認を行い、設定
された人数以下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を
介して入退室する際、前記人体検知装置により、設定数
よりも多い数の人体が設定方向に向かって入退室した状
態、或いは、他の人体が設定方向と逆の方向に向かって
入退室した状態を検知した場合に前記警告装置を作動さ
せる構成からなる入退室管理システムとした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明について図面を参照しなが
ら説明する。図1において、人体検知装置1は、監視エ
リアを画像として取得する画像取得手段2と、前記画像
から監視エリアに関する画像処理データを生成する画像
処理データ生成手段3と、画像処理データに基づいて監
視エリアにおける人体の有無を判別する人体判別手段4
と、画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の数を判別する人数判別手段5と、画像処理データに基
づいて監視エリアにおける人体の移動方向を判別する移
動判別手段6と、を備える。
ら説明する。図1において、人体検知装置1は、監視エ
リアを画像として取得する画像取得手段2と、前記画像
から監視エリアに関する画像処理データを生成する画像
処理データ生成手段3と、画像処理データに基づいて監
視エリアにおける人体の有無を判別する人体判別手段4
と、画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の数を判別する人数判別手段5と、画像処理データに基
づいて監視エリアにおける人体の移動方向を判別する移
動判別手段6と、を備える。
【0018】図2は人体検知装置1の具体的な構成例を
示す構成ブロック図である。本図において人体検知装置
1は、前記画像取得手段2及び画像処理データ生成手段
3を構成する受光素子回路7と、前記人体判別手段4,
人数判別手段5及び移動判別手段6を構成する制御回路
8と、判別結果に基づいて警報等を発する他のシステ
ム、例えば後記する錠管理システム32(図8)に接続
する入力端子9及び出力端子10と、制御回路8に制御
設定を与える設定スイッチ11とを備える。受光素子回
路7には画像を取り込むためのレンズ12が介設され
る。また、監視エリアの照度が低い場合には赤外線フィ
ルタ13、赤外線ランプ14等が付設される。以上の構
成からなる人体検知装置1は例えば単体の筐体内にセン
サユニットとして組み込まれる。
示す構成ブロック図である。本図において人体検知装置
1は、前記画像取得手段2及び画像処理データ生成手段
3を構成する受光素子回路7と、前記人体判別手段4,
人数判別手段5及び移動判別手段6を構成する制御回路
8と、判別結果に基づいて警報等を発する他のシステ
ム、例えば後記する錠管理システム32(図8)に接続
する入力端子9及び出力端子10と、制御回路8に制御
設定を与える設定スイッチ11とを備える。受光素子回
路7には画像を取り込むためのレンズ12が介設され
る。また、監視エリアの照度が低い場合には赤外線フィ
ルタ13、赤外線ランプ14等が付設される。以上の構
成からなる人体検知装置1は例えば単体の筐体内にセン
サユニットとして組み込まれる。
【0019】受光素子回路7の概略構成例を図3に示
す。受光素子回路7は、受光素子や増幅回路(共に図示
せず)を各々有した単位画素15が複数、画素アレイ1
6として配列されている。図3は1024(32×3
2)個の単位画素15を有した画素アレイを示してい
る。各単位画素15から得られる出力電流は画像処理デ
ータとして演算・出力回路17,18に出力される。画
素アレイ16,演算・出力回路17,18の具体的な回
路構成は公知のもので良く、本発明において特に限定さ
れるものではない。
す。受光素子回路7は、受光素子や増幅回路(共に図示
せず)を各々有した単位画素15が複数、画素アレイ1
6として配列されている。図3は1024(32×3
2)個の単位画素15を有した画素アレイを示してい
る。各単位画素15から得られる出力電流は画像処理デ
ータとして演算・出力回路17,18に出力される。画
素アレイ16,演算・出力回路17,18の具体的な回
路構成は公知のもので良く、本発明において特に限定さ
れるものではない。
【0020】各単位画素15からの出力電流(データ)
は縦方向及び横方向に関して1024個からなるデータ
(以降、これを2次元のデータという)として処理可能
であるのは勿論であるが、例えば演算・出力回路17に
て各電流値を縦方向に積算して各列に関する平均電流値
を求める等の演算を行い、また演算・出力回路18にて
各電流値を横方向に積算して各行に関する平均電流値を
求める等の演算を行い、それぞれ出力することもでき
る。つまり、2次元のデータを行と列に関しそれぞれ1
次元のデータ(以降、当該データを射影データという)
として圧縮処理するものであり、本実施形態の場合には
1024個のデータを32×2(行,列)=64個のデ
ータとして処理できる。受光素子回路7の種類によって
は、図に示したように行,列に対応した2つの演算・出
力回路17,18を有さず、どちらか一方のみを有する
タイプもあり、この場合には図2において受光素子回路
7を一対設けることで行,列に関する射影データを制御
回路8に出力することが可能であり、適宜に設計変更で
きる。
は縦方向及び横方向に関して1024個からなるデータ
(以降、これを2次元のデータという)として処理可能
であるのは勿論であるが、例えば演算・出力回路17に
て各電流値を縦方向に積算して各列に関する平均電流値
を求める等の演算を行い、また演算・出力回路18にて
各電流値を横方向に積算して各行に関する平均電流値を
求める等の演算を行い、それぞれ出力することもでき
る。つまり、2次元のデータを行と列に関しそれぞれ1
次元のデータ(以降、当該データを射影データという)
として圧縮処理するものであり、本実施形態の場合には
1024個のデータを32×2(行,列)=64個のデ
ータとして処理できる。受光素子回路7の種類によって
は、図に示したように行,列に対応した2つの演算・出
力回路17,18を有さず、どちらか一方のみを有する
タイプもあり、この場合には図2において受光素子回路
7を一対設けることで行,列に関する射影データを制御
回路8に出力することが可能であり、適宜に設計変更で
きる。
【0021】なお、射影データでない各単位画素15の
データからなる通常の2次元データとしては、明暗差の
ある輪郭部に該当する単位画素15のみからデータを抽
出することで、対象画像の外郭形状を検出する、所謂エ
ッジ検出処理も可能である。
データからなる通常の2次元データとしては、明暗差の
ある輪郭部に該当する単位画素15のみからデータを抽
出することで、対象画像の外郭形状を検出する、所謂エ
ッジ検出処理も可能である。
【0022】図2において制御回路8は、前記受光素子
回路7を、必要な画像処理データのみを制御回路8に出
力するように制御する機能を備える。具体的には圧縮処
理した画像処理データ(射影データ)、或いは人体に関
する画像処理データのみを制御回路8に出力可能に制御
する。設定スイッチ11は例えば、人体移動の判別モー
ドを設定可能なモード設定スイッチ11Aと、監視する
人数を設定可能な人数設定スイッチ11Bと、人体検知
装置1の取り付け部位、例えば天井等の高さに応じて検
知精度を上げるための距離設定スイッチ11Cと、検知
感度を複数段階で設定可能なスレッショルド設定スイッ
チ11Dとから構成される。本実施形態ではいずれもD
IP型スイッチとしている。
回路7を、必要な画像処理データのみを制御回路8に出
力するように制御する機能を備える。具体的には圧縮処
理した画像処理データ(射影データ)、或いは人体に関
する画像処理データのみを制御回路8に出力可能に制御
する。設定スイッチ11は例えば、人体移動の判別モー
ドを設定可能なモード設定スイッチ11Aと、監視する
人数を設定可能な人数設定スイッチ11Bと、人体検知
装置1の取り付け部位、例えば天井等の高さに応じて検
知精度を上げるための距離設定スイッチ11Cと、検知
感度を複数段階で設定可能なスレッショルド設定スイッ
チ11Dとから構成される。本実施形態ではいずれもD
IP型スイッチとしている。
【0023】図2及び図7を基に人体検知装置1の作用
を説明すると、先ず制御回路8は、人体が存在しない状
態における監視エリアの行・列それぞれの射影データ
(当該データを以降、基準射影データという)を受光素
子回路7から入力し、記録する(図7のステップS
1)。監視エリアに机等が新たに備えられた場合はその
時点で基準射影データを更新記録する。次いで、監視状
態において行・列に関する射影データを受光素子回路7
から一定周期で入力することにより射影データのサンプ
リングを行い(ステップS2)、サンプリングされた射
影データと前記基準射影データとの差分となる差分射影
データを一定周期で生成する(ステップS3)。
を説明すると、先ず制御回路8は、人体が存在しない状
態における監視エリアの行・列それぞれの射影データ
(当該データを以降、基準射影データという)を受光素
子回路7から入力し、記録する(図7のステップS
1)。監視エリアに机等が新たに備えられた場合はその
時点で基準射影データを更新記録する。次いで、監視状
態において行・列に関する射影データを受光素子回路7
から一定周期で入力することにより射影データのサンプ
リングを行い(ステップS2)、サンプリングされた射
影データと前記基準射影データとの差分となる差分射影
データを一定周期で生成する(ステップS3)。
【0024】その差分射影データを予め設定した物体判
断射影データと比較する。物体判断射影データとはある
大きさ以上の物体の存否を判断するデータであり、メモ
リ等に記憶されている。差分射影データが物体判断射影
データの値以下の場合は監視エリア内に物体が存在しな
いと判断し、差分射影データが物体判断射影データの値
を超える場合は物体が存在すると判断する(ステップS
4)。例えば図4に示すように、物体判断射影データに
おいて各列に関する射影データの設定値をT1とし、各
行に関する射影データの設定値をT2とした際、仮に監
視エリア内に物体Xが侵入した場合、物体Xに関する行
・列の各差分射影データのMAX値(X1,X2)が設
定値T1,T2以下であるときには、物体Xは無視でき
る程度の物体であり、監視エリア内に物体は存在しない
ものと判別する。このように、物体判断射影データの設
定値T1,T2を適宜に決めることで、例えば鼠等にも
反応して誤作動を起こすといった不具合を防止できる。
また、ノイズ信号による誤作動も防止することが可能と
なる。
断射影データと比較する。物体判断射影データとはある
大きさ以上の物体の存否を判断するデータであり、メモ
リ等に記憶されている。差分射影データが物体判断射影
データの値以下の場合は監視エリア内に物体が存在しな
いと判断し、差分射影データが物体判断射影データの値
を超える場合は物体が存在すると判断する(ステップS
4)。例えば図4に示すように、物体判断射影データに
おいて各列に関する射影データの設定値をT1とし、各
行に関する射影データの設定値をT2とした際、仮に監
視エリア内に物体Xが侵入した場合、物体Xに関する行
・列の各差分射影データのMAX値(X1,X2)が設
定値T1,T2以下であるときには、物体Xは無視でき
る程度の物体であり、監視エリア内に物体は存在しない
ものと判別する。このように、物体判断射影データの設
定値T1,T2を適宜に決めることで、例えば鼠等にも
反応して誤作動を起こすといった不具合を防止できる。
また、ノイズ信号による誤作動も防止することが可能と
なる。
【0025】なお、物体判別の手段として以上のように
射影データを用いる構成とすれば以下のような効果が奏
される。仮にパターンマッチングにより物体の存否を判
別する場合を考えると、この場合予想できない物体形状
に対して多種のテンプレートデータを用意しておく必要
が生じ、制御回路のプログラムが複雑になるという問題
がある。パターンマッチングとは、探したいデータに一
致した画像のみを抽出するもので、例えば受光素子回路
7から出力される2次元データのうちの局部的なデータ
パターンが予め設定した2次元データからなるテンプレ
ートデータのパターンと一致するか否かをみるものであ
る。これに対し、射影データを用いれば、前記したよう
に設定値T1,T2を決めるのみで、物体の形状に関係
なく物体の存否が容易に判別できることとなる。
射影データを用いる構成とすれば以下のような効果が奏
される。仮にパターンマッチングにより物体の存否を判
別する場合を考えると、この場合予想できない物体形状
に対して多種のテンプレートデータを用意しておく必要
が生じ、制御回路のプログラムが複雑になるという問題
がある。パターンマッチングとは、探したいデータに一
致した画像のみを抽出するもので、例えば受光素子回路
7から出力される2次元データのうちの局部的なデータ
パターンが予め設定した2次元データからなるテンプレ
ートデータのパターンと一致するか否かをみるものであ
る。これに対し、射影データを用いれば、前記したよう
に設定値T1,T2を決めるのみで、物体の形状に関係
なく物体の存否が容易に判別できることとなる。
【0026】次いで、ステップS4にて物体が監視エリ
ア内に存在すると判断された場合には、ステップS3に
て求めた差分射影データを、予め用意した一人の人体の
テンプレートデータと比較照合し(S5)、人体である
か否かを判別する(S6)。人体のテンプレートデータ
とは、シミュレーション等の結果に基づいて予め決めら
れた、人体を指標する標準データであり、予めメモリに
記憶されているデータである。差分射影データがこのテ
ンプレートデータと所定範囲内において略一致したとき
に人体であるものと判別されることとなる。人体のテン
プレートデータは例えば、図5に示すように、列に関す
る人体の射影データの出力波形19と行に関する人体の
射影データの出力波形20との相互の波形状関係や斜線
で示す波形総面積等を加味して決定される。
ア内に存在すると判断された場合には、ステップS3に
て求めた差分射影データを、予め用意した一人の人体の
テンプレートデータと比較照合し(S5)、人体である
か否かを判別する(S6)。人体のテンプレートデータ
とは、シミュレーション等の結果に基づいて予め決めら
れた、人体を指標する標準データであり、予めメモリに
記憶されているデータである。差分射影データがこのテ
ンプレートデータと所定範囲内において略一致したとき
に人体であるものと判別されることとなる。人体のテン
プレートデータは例えば、図5に示すように、列に関す
る人体の射影データの出力波形19と行に関する人体の
射影データの出力波形20との相互の波形状関係や斜線
で示す波形総面積等を加味して決定される。
【0027】また、一致とみなされる所定範囲の設定は
シミュレーション等の結果に基づいて適宜に決められ
る。監視エリアに前提として特定の人のみが立ち入る場
合には、テンプレートデータは、この特定の人の体型に
関する固有データとして生成しておけば判別精度が向上
することとなる。また、監視エリアに不特定の人が立ち
入るという前提の場合には、標準的な人体(体型)に関
するデータとしてテンプレートデータを生成する。
シミュレーション等の結果に基づいて適宜に決められ
る。監視エリアに前提として特定の人のみが立ち入る場
合には、テンプレートデータは、この特定の人の体型に
関する固有データとして生成しておけば判別精度が向上
することとなる。また、監視エリアに不特定の人が立ち
入るという前提の場合には、標準的な人体(体型)に関
するデータとしてテンプレートデータを生成する。
【0028】人体に関するテンプレートデータは、本実
施形態においては前記したように監視エリアにおける行
・列の射影データとしているが、場合によってはパター
ンマッチングによる2次元データとしても良い。この場
合、テンプレートデータと比較照合する画像データはス
テップS3にて求めた差分射影データではなく、受光素
子回路7から出力される、監視エリア内の人体に関する
2次元データである。つまり、受光素子回路7から出力
される2次元データは、監視エリア全体のデータ(10
24個のデータ)ではなく、人体を捕捉した単位画素1
5から出力されるデータ、すなわち人体に関する画像処
理データである。これにより射影データの場合と同様、
制御回路8に入力される画像データ量は少なくなり、制
御回路8における高速処理が可能となる。また、物体の
パターンマッチングの場合と異なり、人体の形状のばら
つきは小さいことから、予め設定しておくパターンマッ
チング用のテンプレートデータの数は少なくて済み、制
御回路8のプログラムが複雑になるということもない。
施形態においては前記したように監視エリアにおける行
・列の射影データとしているが、場合によってはパター
ンマッチングによる2次元データとしても良い。この場
合、テンプレートデータと比較照合する画像データはス
テップS3にて求めた差分射影データではなく、受光素
子回路7から出力される、監視エリア内の人体に関する
2次元データである。つまり、受光素子回路7から出力
される2次元データは、監視エリア全体のデータ(10
24個のデータ)ではなく、人体を捕捉した単位画素1
5から出力されるデータ、すなわち人体に関する画像処
理データである。これにより射影データの場合と同様、
制御回路8に入力される画像データ量は少なくなり、制
御回路8における高速処理が可能となる。また、物体の
パターンマッチングの場合と異なり、人体の形状のばら
つきは小さいことから、予め設定しておくパターンマッ
チング用のテンプレートデータの数は少なくて済み、制
御回路8のプログラムが複雑になるということもない。
【0029】次いで、ステップS6にて人体であると判
別された場合には、予め設定した人数のテンプレートデ
ータと比較照合する(ステップS7)。照合方法は、本
実施形態では行・列の射影データとしている。つまり、
ステップS3にて求めた差分射影データを、行・列の射
影データからなる人数のテンプレートデータと比較照合
させる。人数のテンプレートデータは、例えば図5に示
した前記出力波形19,出力波形20の設定人数分の
数、相互の波形状関係,斜線で示す波形総面積等を加味
して決められたデータであり、予めメモリに記憶された
データである。前記した人数設定スイッチ11Bにより
例えば人数が一人に設定されている場合には一人用のテ
ンプレートデータが、二人に設定されている場合には二
人用のテンプレートデータが用いられる。場合によって
は、パターンマッチングによる2次元データの比較照合
としても良い。
別された場合には、予め設定した人数のテンプレートデ
ータと比較照合する(ステップS7)。照合方法は、本
実施形態では行・列の射影データとしている。つまり、
ステップS3にて求めた差分射影データを、行・列の射
影データからなる人数のテンプレートデータと比較照合
させる。人数のテンプレートデータは、例えば図5に示
した前記出力波形19,出力波形20の設定人数分の
数、相互の波形状関係,斜線で示す波形総面積等を加味
して決められたデータであり、予めメモリに記憶された
データである。前記した人数設定スイッチ11Bにより
例えば人数が一人に設定されている場合には一人用のテ
ンプレートデータが、二人に設定されている場合には二
人用のテンプレートデータが用いられる。場合によって
は、パターンマッチングによる2次元データの比較照合
としても良い。
【0030】そして、設定された人数のテンプレートデ
ータと近似しないデータであれば、設定された人数を超
えたものと判断され、異常と判別される。設定された人
数のテンプレートデータ以下であれば、設定された人数
以下であると判断される(ステップS8)。
ータと近似しないデータであれば、設定された人数を超
えたものと判断され、異常と判別される。設定された人
数のテンプレートデータ以下であれば、設定された人数
以下であると判断される(ステップS8)。
【0031】ステップS8で設定人数以下と判断された
場合、人体の移動方向を判別する。具体的にはステップ
S3にて求めた差分射影データの動きを見ることで移動
方向を判別する(ステップS9)。場合によっては2次
元データの動きを見ても良い。図5は射影データの動き
を見た場合を示す原理図である。本図において監視エリ
ア内を人体がP→Q→Rと斜め左方向に移動した場合、
列に関する人体の射影データの出力波形19は紙面右側
から左側へと移動し、行に関する人体の射影データの出
力波形20は紙面下側から上側へと移動する。これら行
・列の射影データに関する出力波形の移動方向を解析す
ることで人体の移動方向を判別できることとなる。
場合、人体の移動方向を判別する。具体的にはステップ
S3にて求めた差分射影データの動きを見ることで移動
方向を判別する(ステップS9)。場合によっては2次
元データの動きを見ても良い。図5は射影データの動き
を見た場合を示す原理図である。本図において監視エリ
ア内を人体がP→Q→Rと斜め左方向に移動した場合、
列に関する人体の射影データの出力波形19は紙面右側
から左側へと移動し、行に関する人体の射影データの出
力波形20は紙面下側から上側へと移動する。これら行
・列の射影データに関する出力波形の移動方向を解析す
ることで人体の移動方向を判別できることとなる。
【0032】本実施形態では、監視エリアにおいて基準
ラインL(図5)を設定し、設定数よりも多い数の人体
が設定方向に向かって基準ラインLを通過した状態、或
いは他の人体が設定方向と逆の方向に向かって基準ライ
ンLを通過した状態を判別可能に構成している。例え
ば、人数設定スイッチ11B(図2)により人数が一人
に設定されていて、図5において人体がP→Q→Rの方
向に移動して基準ラインLを紙面下側から上側へと通過
する場合を想定すると、他の人体(仮想線にて示す)も
基準ラインLを同方向に通過したときには、当該他の人
体に関する射影データの出力波形の動きを解析すること
で、「道連れ移動」、つまり設定数よりも多い数の人体
が設定方向に向かって基準ラインLを通過した状態を判
別できる。
ラインL(図5)を設定し、設定数よりも多い数の人体
が設定方向に向かって基準ラインLを通過した状態、或
いは他の人体が設定方向と逆の方向に向かって基準ライ
ンLを通過した状態を判別可能に構成している。例え
ば、人数設定スイッチ11B(図2)により人数が一人
に設定されていて、図5において人体がP→Q→Rの方
向に移動して基準ラインLを紙面下側から上側へと通過
する場合を想定すると、他の人体(仮想線にて示す)も
基準ラインLを同方向に通過したときには、当該他の人
体に関する射影データの出力波形の動きを解析すること
で、「道連れ移動」、つまり設定数よりも多い数の人体
が設定方向に向かって基準ラインLを通過した状態を判
別できる。
【0033】また同様に、人数が一人に設定されてい
て、図5において人体がP→Q→Rの方向に移動して基
準ラインLを紙面下側から上側へと通過する場合、他の
人体が基準ラインLを紙面上側から下側に通過したとき
には、当該他の人体に関する射影データの出力波形の動
きを解析することで、「すれ違い移動」、つまり他の人
体が設定方向と逆の方向に向かって基準ラインLを通過
した状態を判別できる。「すれ違い移動」とは設定数の
人体が設定方向に向かって実際に基準ラインLを通過し
たか否かに関わらず、他の人体が設定方向と逆の方向に
向かって基準ラインLを通過した状態を言うものとす
る。
て、図5において人体がP→Q→Rの方向に移動して基
準ラインLを紙面下側から上側へと通過する場合、他の
人体が基準ラインLを紙面上側から下側に通過したとき
には、当該他の人体に関する射影データの出力波形の動
きを解析することで、「すれ違い移動」、つまり他の人
体が設定方向と逆の方向に向かって基準ラインLを通過
した状態を判別できる。「すれ違い移動」とは設定数の
人体が設定方向に向かって実際に基準ラインLを通過し
たか否かに関わらず、他の人体が設定方向と逆の方向に
向かって基準ラインLを通過した状態を言うものとす
る。
【0034】そしてステップS10にて前記した「道連
れ移動」或いは「すれ違い移動」の状態と判別された場
合には異常であると判断され(ステップS12)、「道
連れ移動」、「すれ違い移動」の状態でないと判別され
た場合には正常であると判断される(ステップS1
1)。
れ移動」或いは「すれ違い移動」の状態と判別された場
合には異常であると判断され(ステップS12)、「道
連れ移動」、「すれ違い移動」の状態でないと判別され
た場合には正常であると判断される(ステップS1
1)。
【0035】以上のように、監視エリアを画像として取
得する画像取得手段2と、画像から監視エリアに関する
画像処理データを生成する画像処理データ生成手段3
と、前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける
人体の有無を判別する人体判別手段4と、前記画像処理
データに基づいて監視エリアにおける人体の数を判別す
る人数判別手段5と、前記画像処理データに基づいて監
視エリアにおける人体の移動方向を判別する移動判別手
段6と、を備える人体検知装置1とすれば、多人数の移
動状況も確実に把握できることとなる。
得する画像取得手段2と、画像から監視エリアに関する
画像処理データを生成する画像処理データ生成手段3
と、前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける
人体の有無を判別する人体判別手段4と、前記画像処理
データに基づいて監視エリアにおける人体の数を判別す
る人数判別手段5と、前記画像処理データに基づいて監
視エリアにおける人体の移動方向を判別する移動判別手
段6と、を備える人体検知装置1とすれば、多人数の移
動状況も確実に把握できることとなる。
【0036】以上に説明した人体検知装置1は人数判別
手段5と移動判別手段6を共に備えた構成であるが、ど
ちらか一方のみを備えた構成としても良い。すなわち、
画像取得手段2、画像処理データ生成手段3及び人体判
別手段4に人数判別手段5を備えた構成とすることによ
り、監視エリア内の人数が設定された人数以下であるか
否かを判別でき、また、移動判別手段6を備えた構成と
することにより、監視エリア内における人体の移動方向
を判別できる。これにより、監視エリアにおける異常状
態を検知できることとなる。
手段5と移動判別手段6を共に備えた構成であるが、ど
ちらか一方のみを備えた構成としても良い。すなわち、
画像取得手段2、画像処理データ生成手段3及び人体判
別手段4に人数判別手段5を備えた構成とすることによ
り、監視エリア内の人数が設定された人数以下であるか
否かを判別でき、また、移動判別手段6を備えた構成と
することにより、監視エリア内における人体の移動方向
を判別できる。これにより、監視エリアにおける異常状
態を検知できることとなる。
【0037】また、圧縮処理した画像処理データ(射影
データ)を受光素子回路7から制御回路8に出力するよ
うに構成すれば、或いは監視エリア全体に関する画像処
理データではなく、人体に関する画像処理データのみを
受光素子回路7から制御回路8に出力するように構成す
れば、制御回路8に入力される画像データ量は少なくな
り、制御回路8における高速処理が可能となる。
データ)を受光素子回路7から制御回路8に出力するよ
うに構成すれば、或いは監視エリア全体に関する画像処
理データではなく、人体に関する画像処理データのみを
受光素子回路7から制御回路8に出力するように構成す
れば、制御回路8に入力される画像データ量は少なくな
り、制御回路8における高速処理が可能となる。
【0038】さらに、監視エリアにおいて基準ラインL
を設定し、設定数よりも多い数の人体が設定方向に向か
って基準ラインLを通過した状態、或いは、他の人体が
設定方向と逆の方向に向かって基準ラインLを通過した
状態を判別可能に構成すれば監視エリアにおける不正な
侵入者による「道連れ移動」や「すれ違い移動」を確実
に検知できる。
を設定し、設定数よりも多い数の人体が設定方向に向か
って基準ラインLを通過した状態、或いは、他の人体が
設定方向と逆の方向に向かって基準ラインLを通過した
状態を判別可能に構成すれば監視エリアにおける不正な
侵入者による「道連れ移動」や「すれ違い移動」を確実
に検知できる。
【0039】次いで、本発明に係る入退室管理システム
について説明する。図10に入退室管理システムの使用
イメージを示す。入退室管理システムは例えばインテリ
ジェントビルや研究所などのセキュリティ機能を必要と
する部屋の入退室等に適用される。人体検知システム1
は例えば扉手前の天井部に取りつけられて扉手前側の空
間を監視エリアとする。
について説明する。図10に入退室管理システムの使用
イメージを示す。入退室管理システムは例えばインテリ
ジェントビルや研究所などのセキュリティ機能を必要と
する部屋の入退室等に適用される。人体検知システム1
は例えば扉手前の天井部に取りつけられて扉手前側の空
間を監視エリアとする。
【0040】図8において入退室管理システム31は、
前記した人体検知装置1と、本人の照合確認を行う本人
照合装置33と、扉に付設された電気錠34と、異常状
態を知らせる警告装置(図示せず)と、本人照合装置3
3、電気錠34及び前記警告装置の作動を制御する錠管
理システム32とを備える。人体検知装置1は入力端子
9及び出力端子10を介して錠管理システム32と接続
する。
前記した人体検知装置1と、本人の照合確認を行う本人
照合装置33と、扉に付設された電気錠34と、異常状
態を知らせる警告装置(図示せず)と、本人照合装置3
3、電気錠34及び前記警告装置の作動を制御する錠管
理システム32とを備える。人体検知装置1は入力端子
9及び出力端子10を介して錠管理システム32と接続
する。
【0041】本人照合装置33は例えば扉近傍の壁等に
取り付けられる。本人照合装置33の型式はテンキーユ
ニット,カードリーダ(接触式、非接触式),指紋照合
ユニット等が挙げられ、本発明においては特に限定され
るものではない。また警告装置の型式も特に限定される
ものではない。例えば、視覚的な警告としてはLCDな
どの表示装置にエラーメッセージを表示させたり、或い
は警告ランプを点灯させる、または異常状態である旨を
プリントアウトする等であり、聴覚的な警告としてはエ
ラー音を鳴動させる等である。なお、警告装置は本人照
合装置33と一体的に構成される場合が多い。
取り付けられる。本人照合装置33の型式はテンキーユ
ニット,カードリーダ(接触式、非接触式),指紋照合
ユニット等が挙げられ、本発明においては特に限定され
るものではない。また警告装置の型式も特に限定される
ものではない。例えば、視覚的な警告としてはLCDな
どの表示装置にエラーメッセージを表示させたり、或い
は警告ランプを点灯させる、または異常状態である旨を
プリントアウトする等であり、聴覚的な警告としてはエ
ラー音を鳴動させる等である。なお、警告装置は本人照
合装置33と一体的に構成される場合が多い。
【0042】図8及び図9を参照して入退室管理システ
ム31の作用について説明する。ここでは人数設定スイ
ッチ11Bにより設定人数を1人に設定した場合につい
て説明する。先ず、本人照合装置33がカードリーダで
ある場合には、入退室を許可されている人は携帯してい
るIDカードをカードリーダに読み込ませ(ステップS
21)、錠管理システム32において予め記憶している
データとの比較照合がなされる(ステップS22)。こ
の間、人体検知装置1は図7にて説明したステップS1
〜ステップS7のフローを行う。
ム31の作用について説明する。ここでは人数設定スイ
ッチ11Bにより設定人数を1人に設定した場合につい
て説明する。先ず、本人照合装置33がカードリーダで
ある場合には、入退室を許可されている人は携帯してい
るIDカードをカードリーダに読み込ませ(ステップS
21)、錠管理システム32において予め記憶している
データとの比較照合がなされる(ステップS22)。こ
の間、人体検知装置1は図7にて説明したステップS1
〜ステップS7のフローを行う。
【0043】錠管理システム32に記憶されたデータと
一致して本人の認証が行われた場合には、錠管理システ
ム32から人体検知装置1に対して人数確認を行うよう
に指示信号が送信される。当該指示信号を受けて人体検
知装置1は前記したステップS7,S8の動作を行う
(ステップS23,S24)。監視エリア内に2人以上
の人体を検知した場合には、人体検知装置1の出力端子
のD接点(図8)がメイクされ、錠管理システム32に
信号が送信される。錠管理システム32は警告装置に信
号を送信し、例えば、警告装置(カードリーダ)からエ
ラー音を鳴動させたり、2人以上存在する旨を記録す
る。或いは、表示パネルにメッセージを表示させたり、
または音声による指示を行う(ステップS25)。
一致して本人の認証が行われた場合には、錠管理システ
ム32から人体検知装置1に対して人数確認を行うよう
に指示信号が送信される。当該指示信号を受けて人体検
知装置1は前記したステップS7,S8の動作を行う
(ステップS23,S24)。監視エリア内に2人以上
の人体を検知した場合には、人体検知装置1の出力端子
のD接点(図8)がメイクされ、錠管理システム32に
信号が送信される。錠管理システム32は警告装置に信
号を送信し、例えば、警告装置(カードリーダ)からエ
ラー音を鳴動させたり、2人以上存在する旨を記録す
る。或いは、表示パネルにメッセージを表示させたり、
または音声による指示を行う(ステップS25)。
【0044】監視エリアに1人のみが存在すると判別さ
れた場合、前記出力端子のD接点はメイクされず、錠管
理システム32は電気錠34に解錠信号を送信し、電気
錠34を解錠する(ステップS26)。そして同時に錠
管理システム32は人体検知装置1に対して前記したス
テップS9,S10の動作を行うように指示信号を送信
する(ステップS27,S28)。図6に示すように例
えばの方向に向かって人が入室すると、人体検知装置
1は監視エリア内から一人入室したことを記憶した後、
の方向に向かって他の人体も移動した場合、つまり
「道連れ移動」を検知した場合には出力端子のA接点が
メイクされ、錠管理システム32に信号が送信される。
れた場合、前記出力端子のD接点はメイクされず、錠管
理システム32は電気錠34に解錠信号を送信し、電気
錠34を解錠する(ステップS26)。そして同時に錠
管理システム32は人体検知装置1に対して前記したス
テップS9,S10の動作を行うように指示信号を送信
する(ステップS27,S28)。図6に示すように例
えばの方向に向かって人が入室すると、人体検知装置
1は監視エリア内から一人入室したことを記憶した後、
の方向に向かって他の人体も移動した場合、つまり
「道連れ移動」を検知した場合には出力端子のA接点が
メイクされ、錠管理システム32に信号が送信される。
【0045】また、人体検知装置1は監視エリア内から
一人入室したことを記憶した後、の方向に向かって他
の人体が移動した場合、つまり、設定数の人体が設定方
向に向かって入退室し、且つ他の人体が設定方向と逆の
方向に向かって入退室する「すれ違い移動」を検知した
場合には出力端子のC接点がメイクされ、錠管理システ
ム32に信号が送信される。勿論、場合によっては、本
人が未だ監視エリア内から入室する前に他の人体がの
方向に向かって移動するという「すれ違い移動」もあり
得、当該状態を検知した時点で錠管理システム32に信
号を送信することも可能である。
一人入室したことを記憶した後、の方向に向かって他
の人体が移動した場合、つまり、設定数の人体が設定方
向に向かって入退室し、且つ他の人体が設定方向と逆の
方向に向かって入退室する「すれ違い移動」を検知した
場合には出力端子のC接点がメイクされ、錠管理システ
ム32に信号が送信される。勿論、場合によっては、本
人が未だ監視エリア内から入室する前に他の人体がの
方向に向かって移動するという「すれ違い移動」もあり
得、当該状態を検知した時点で錠管理システム32に信
号を送信することも可能である。
【0046】錠管理システム32は警告装置に信号を送
信し、例えば、警告装置(カードリーダ)からエラー音
を鳴動させたり、或いは威嚇ブザーから威嚇音を鳴動さ
せる(ステップS29)。「道連れ移動」及び「すれ違
い移動」が検知されない場合には、入室した後の一定時
間後に錠管理システム32から電気錠34に施錠信号が
送信され、電気錠34の施錠がなされる(ステップS3
0,S31)。
信し、例えば、警告装置(カードリーダ)からエラー音
を鳴動させたり、或いは威嚇ブザーから威嚇音を鳴動さ
せる(ステップS29)。「道連れ移動」及び「すれ違
い移動」が検知されない場合には、入室した後の一定時
間後に錠管理システム32から電気錠34に施錠信号が
送信され、電気錠34の施錠がなされる(ステップS3
0,S31)。
【0047】以上のように、人体検知装置1と、本人の
照合確認を行う本人照合装置33と、扉に付設された電
気錠34と、異常状態を知らせる警告装置と、本人照合
装置33、電気錠34及び前記警告装置の作動を制御す
る錠管理システム32とを備え、本人照合装置33によ
り本人の確認を行った後、人体検知装置1により人数の
確認を行い、設定された人数以下の場合に電気錠34を
解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体検知装置1
により、設定数よりも多い数の人体が設定方向に向かっ
て入退室した状態、或いは、他の人体が設定方向と逆の
方向に向かって入退室した状態を検知した場合に警告装
置を作動させる構成とすれば、不正な侵入者の有無や移
動状況を確実に把握でき、セキュリティ性の高い入退室
管理システムを構築できる。
照合確認を行う本人照合装置33と、扉に付設された電
気錠34と、異常状態を知らせる警告装置と、本人照合
装置33、電気錠34及び前記警告装置の作動を制御す
る錠管理システム32とを備え、本人照合装置33によ
り本人の確認を行った後、人体検知装置1により人数の
確認を行い、設定された人数以下の場合に電気錠34を
解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体検知装置1
により、設定数よりも多い数の人体が設定方向に向かっ
て入退室した状態、或いは、他の人体が設定方向と逆の
方向に向かって入退室した状態を検知した場合に警告装
置を作動させる構成とすれば、不正な侵入者の有無や移
動状況を確実に把握でき、セキュリティ性の高い入退室
管理システムを構築できる。
【0048】なお以上に説明した入退室管理システム3
1は、その構成要素である人体検知装置1において人数
判別手段5と移動判別手段6を共に備えた構成である
が、どちらか一方のみを備えた構成としても良い。すな
わち、人体検知装置1が画像取得手段2、画像処理デー
タ生成手段3,人体判別手段4,人数判別手段5を備え
た場合には、監視エリア内の人数が設定された人数を超
えている、つまり他の人体が存在すると判別されたとき
に警告装置を作動させれば良い。また、人体検知装置1
が画像取得手段2、画像処理データ生成手段3,人体判
別手段4,移動判別手段6を備えた場合には、監視エリ
ア内において他の人体が移動していると判別されたとき
に警告装置を作動させれば良い。これによりセキュリテ
ィ性の高い入退室管理システムを構築できる。
1は、その構成要素である人体検知装置1において人数
判別手段5と移動判別手段6を共に備えた構成である
が、どちらか一方のみを備えた構成としても良い。すな
わち、人体検知装置1が画像取得手段2、画像処理デー
タ生成手段3,人体判別手段4,人数判別手段5を備え
た場合には、監視エリア内の人数が設定された人数を超
えている、つまり他の人体が存在すると判別されたとき
に警告装置を作動させれば良い。また、人体検知装置1
が画像取得手段2、画像処理データ生成手段3,人体判
別手段4,移動判別手段6を備えた場合には、監視エリ
ア内において他の人体が移動していると判別されたとき
に警告装置を作動させれば良い。これによりセキュリテ
ィ性の高い入退室管理システムを構築できる。
【0049】また、人体検知装置1を扉を挟んで一対に
設置することも勿論可能であり、連動させて作動させる
ことで入退室におけるセキュリティ性をより高めること
ができる。
設置することも勿論可能であり、連動させて作動させる
ことで入退室におけるセキュリティ性をより高めること
ができる。
【0050】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、人体検知装置、入退室管理システムのレイアウト、
形状等は、図面に記載したものに限定されることなく、
その趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能であ
る。
が、人体検知装置、入退室管理システムのレイアウト、
形状等は、図面に記載したものに限定されることなく、
その趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が奏され
る。 (1)画像取得手段と、画像処理データ生成手段と、人
体判別手段と、人数判別手段と、を備える人体検知装置
とすれば、監視エリア内の人数が設定された人数以下で
あるか否かを判別でき、不正な侵入者を検知できる。 (2)また、画像取得手段と、画像処理データ生成手段
と、人体判別手段と、移動判別手段と、を備える人体検
知装置とすれば、監視エリア内における人体の移動方向
を判別できる。 (3)画像取得手段と、画像処理データ生成手段と、人
体判別手段と、人数判別手段と、移動判別手段と、を備
える人体検知装置とすれば、多人数の移動状況も確実に
把握でき、不正な侵入者を検知できる。 (4)画像取得手段及び画像処理データ生成手段を構成
する受光素子回路と、人体判別手段及び人数判別手段を
構成する制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理デー
タを、或いは、人体に関する画像処理データのみを受光
素子回路から制御回路に出力する構成とすれば、制御回
路に入力される画像データ量は少なくなり、制御回路に
おける高速処理が可能となる。 (5)画像取得手段及び画像処理データ生成手段を構成
する受光素子回路と、人体判別手段及び移動判別手段を
構成する制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理デー
タを、或いは、人体に関する画像処理データのみを受光
素子回路から制御回路に出力する構成とすれば、制御回
路に入力される画像データ量は少なくなり、制御回路に
おける高速処理が可能となる。 (6)画像取得手段及び画像処理データ生成手段を構成
する受光素子回路と、人体判別手段、人数判別手段及び
移動判別手段を構成する制御回路とを備え、圧縮処理し
た画像処理データを、或いは、人体に関する画像処理デ
ータのみを受光素子回路から制御回路に出力する構成と
すれば、制御回路に入力される画像データ量は少なくな
り、制御回路における高速処理が可能となる。 (7)移動判別手段に関し、監視エリアにおいて基準ラ
インを設定し、設定数よりも多い数の人体が設定方向に
向かって基準ラインを通過した状態、或いは、他の人体
が設定方向と逆の方向に向かって基準ラインを通過した
状態を判別可能に構成すれば、不正な侵入者の移動状況
を確実に把握できる。 (8)人体検知装置と、本人照合装置と、扉に付設され
た電気錠と、警告装置と、本人照合装置、電気錠及び警
告装置の作動を制御する錠管理システムと、を備え、本
人照合装置により本人の確認を行った後、人体検知装置
により人数の確認を行い、設定された人数以下の場合に
電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体検
知装置により他の人体が存在する状態を検知した場合に
警告装置を作動させる構成からなる入退室管理システム
とすれば、不正な侵入者の有無を確実に把握でき、セキ
ュリティ性の高いシステムを構築できる。 (9)人体検知装置と、本人照合装置と、扉に付設され
た電気錠と、警告装置と、本人照合装置、電気錠及び警
告装置の作動を制御する錠管理システムと、を備え、本
人照合装置により本人の確認を行った後、人体検知装置
により人数の確認を行い、設定された人数以下の場合に
電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体検
知装置により他の人体が移動した状態を検知した場合に
警告装置を作動させる構成からなる入退室管理システム
とすれば、不正な侵入者の移動状態を確実に把握でき、
セキュリティ性の高いシステムを構築できる。 (10)人体検知装置と、本人照合装置と、扉に付設さ
れた電気錠と、警告装置と、本人照合装置、電気錠及び
警告装置の作動を制御する錠管理システムと、を備え、
本人照合装置により本人の確認を行った後、人体検知装
置により人数の確認を行い、設定された人数以下の場合
に電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体
検知装置により、設定数よりも多い数の人体が設定方向
に向かって入退室した状態、或いは、他の人体が設定方
向と逆の方向に向かって入退室した状態を検知した場合
に警告装置を作動させる構成からなる入退室管理システ
ムとすれば、不正な侵入者の有無及び移動状態を確実に
把握でき、よりセキュリティ性に優れたシステムを構築
できる。
る。 (1)画像取得手段と、画像処理データ生成手段と、人
体判別手段と、人数判別手段と、を備える人体検知装置
とすれば、監視エリア内の人数が設定された人数以下で
あるか否かを判別でき、不正な侵入者を検知できる。 (2)また、画像取得手段と、画像処理データ生成手段
と、人体判別手段と、移動判別手段と、を備える人体検
知装置とすれば、監視エリア内における人体の移動方向
を判別できる。 (3)画像取得手段と、画像処理データ生成手段と、人
体判別手段と、人数判別手段と、移動判別手段と、を備
える人体検知装置とすれば、多人数の移動状況も確実に
把握でき、不正な侵入者を検知できる。 (4)画像取得手段及び画像処理データ生成手段を構成
する受光素子回路と、人体判別手段及び人数判別手段を
構成する制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理デー
タを、或いは、人体に関する画像処理データのみを受光
素子回路から制御回路に出力する構成とすれば、制御回
路に入力される画像データ量は少なくなり、制御回路に
おける高速処理が可能となる。 (5)画像取得手段及び画像処理データ生成手段を構成
する受光素子回路と、人体判別手段及び移動判別手段を
構成する制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理デー
タを、或いは、人体に関する画像処理データのみを受光
素子回路から制御回路に出力する構成とすれば、制御回
路に入力される画像データ量は少なくなり、制御回路に
おける高速処理が可能となる。 (6)画像取得手段及び画像処理データ生成手段を構成
する受光素子回路と、人体判別手段、人数判別手段及び
移動判別手段を構成する制御回路とを備え、圧縮処理し
た画像処理データを、或いは、人体に関する画像処理デ
ータのみを受光素子回路から制御回路に出力する構成と
すれば、制御回路に入力される画像データ量は少なくな
り、制御回路における高速処理が可能となる。 (7)移動判別手段に関し、監視エリアにおいて基準ラ
インを設定し、設定数よりも多い数の人体が設定方向に
向かって基準ラインを通過した状態、或いは、他の人体
が設定方向と逆の方向に向かって基準ラインを通過した
状態を判別可能に構成すれば、不正な侵入者の移動状況
を確実に把握できる。 (8)人体検知装置と、本人照合装置と、扉に付設され
た電気錠と、警告装置と、本人照合装置、電気錠及び警
告装置の作動を制御する錠管理システムと、を備え、本
人照合装置により本人の確認を行った後、人体検知装置
により人数の確認を行い、設定された人数以下の場合に
電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体検
知装置により他の人体が存在する状態を検知した場合に
警告装置を作動させる構成からなる入退室管理システム
とすれば、不正な侵入者の有無を確実に把握でき、セキ
ュリティ性の高いシステムを構築できる。 (9)人体検知装置と、本人照合装置と、扉に付設され
た電気錠と、警告装置と、本人照合装置、電気錠及び警
告装置の作動を制御する錠管理システムと、を備え、本
人照合装置により本人の確認を行った後、人体検知装置
により人数の確認を行い、設定された人数以下の場合に
電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体検
知装置により他の人体が移動した状態を検知した場合に
警告装置を作動させる構成からなる入退室管理システム
とすれば、不正な侵入者の移動状態を確実に把握でき、
セキュリティ性の高いシステムを構築できる。 (10)人体検知装置と、本人照合装置と、扉に付設さ
れた電気錠と、警告装置と、本人照合装置、電気錠及び
警告装置の作動を制御する錠管理システムと、を備え、
本人照合装置により本人の確認を行った後、人体検知装
置により人数の確認を行い、設定された人数以下の場合
に電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室する際、人体
検知装置により、設定数よりも多い数の人体が設定方向
に向かって入退室した状態、或いは、他の人体が設定方
向と逆の方向に向かって入退室した状態を検知した場合
に警告装置を作動させる構成からなる入退室管理システ
ムとすれば、不正な侵入者の有無及び移動状態を確実に
把握でき、よりセキュリティ性に優れたシステムを構築
できる。
【図1】本発明に係る人体検知装置の概略構成図であ
る。
る。
【図2】人体検知装置の具体的な構成例を示す構成ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】受光素子回路の概略構成を示す図である。
【図4】物体判断射影データの一例を示す図である。
【図5】人体に関する差分射影データを示す図である。
【図6】監視エリアにおける人体の移動方向を示す図で
ある。
ある。
【図7】人体検知装置の作用を示すフローチャートであ
る。
る。
【図8】本発明に係る入退室管理システムの構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】入退室管理システムの作用を示すフローチャー
トである。
トである。
【図10】入退室管理システムの使用イメージを示す図
である。
である。
L 基準ライン
1 人体検知装置
2 画像取得手段
3 画像処理データ生成手段
4 人体判別手段
5 人数判別手段
6 移動判別手段
7 受光素子回路
8 制御回路
15 単位画素
16 画素アレイ
31 入退室管理システム
32 錠管理システム
33 本人照合装置
34 電気錠
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G08B 25/04 G08B 25/04 F
Fターム(参考) 2E250 AA04 AA12 BB05 BB08 BB09
BB15 CC12 CC28 DD01 DD02
DD06 DD09 EE00 EE03 FF06
FF08 FF11 FF13 FF18 FF28
FF35 FF44
3E038 AA01 AA11 BB01 CA07 CC01
CC10 DB10 EA02 EA04 GA01
JA01 JA03 JB02 JB10
5C084 AA02 AA07 BB04 BB31 CC19
DD11 GG78 HH12
5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA24
AA25 AA42 DD03 DD05 DD06
DD20 EE05 EE07 EE14 GG02
GG06 GG65
Claims (10)
- 【請求項1】 監視エリアを画像として取得する画像取
得手段と、 前記画像から監視エリアに関する画像処理データを生成
する画像処理データ生成手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の有無を判別する人体判別手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の数を判別する人数判別手段と、 を備えることを特徴とする人体検知装置。 - 【請求項2】 監視エリアを画像として取得する画像取
得手段と、 前記画像から監視エリアに関する画像処理データを生成
する画像処理データ生成手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の有無を判別する人体判別手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の移動方向を判別する移動判別手段と、 を備えることを特徴とする人体検知装置。 - 【請求項3】 監視エリアを画像として取得する画像取
得手段と、 前記画像から監視エリアに関する画像処理データを生成
する画像処理データ生成手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の有無を判別する人体判別手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の数を判別する人数判別手段と、 前記画像処理データに基づいて監視エリアにおける人体
の移動方向を判別する移動判別手段と、 を備えることを特徴とする人体検知装置。 - 【請求項4】 前記画像取得手段及び前記画像処理デー
タ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判別手
段及び前記人数判別手段を構成する制御回路とを備え、
圧縮処理した画像処理データを、或いは、人体に関する
画像処理データのみを受光素子回路から制御回路に出力
するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の人体
検知装置。 - 【請求項5】 前記画像取得手段及び前記画像処理デー
タ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判別手
段及び前記移動判別手段を構成する制御回路とを備え、
圧縮処理した画像処理データを、或いは、人体に関する
画像処理データのみを受光素子回路から制御回路に出力
するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の人体
検知装置。 - 【請求項6】 前記画像取得手段及び前記画像処理デー
タ生成手段を構成する受光素子回路と、前記人体判別手
段、前記人数判別手段及び前記移動判別手段を構成する
制御回路とを備え、圧縮処理した画像処理データを、或
いは、人体に関する画像処理データのみを受光素子回路
から制御回路に出力するようにしたことを特徴とする請
求項3に記載の人体検知装置。 - 【請求項7】 前記移動判別手段に関し、監視エリアに
おいて基準ラインを設定し、設定数よりも多い数の人体
が設定方向に向かって基準ラインを通過した状態、或い
は、他の人体が設定方向と逆の方向に向かって基準ライ
ンを通過した状態を判別可能に構成したことを特徴とす
る請求項3又は請求項6に記載の人体検知装置。 - 【請求項8】 請求項1又は請求項4に記載の人体検知
装置と、本人の照合確認を行う本人照合装置と、扉に付
設された電気錠と、異常状態を知らせる警告装置と、前
記本人照合装置、前記電気錠及び前記警告装置の作動を
制御する錠管理システムと、を備え、 前記本人照合装置により本人の確認を行った後、前記人
体検知装置により人数の確認を行い、設定された人数以
下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室
する際、前記人体検知装置により他の人体が存在する状
態を検知した場合に前記警告装置を作動させる構成とし
たことを特徴とする入退室管理システム。 - 【請求項9】 請求項2又は請求項5に記載の人体検知
装置と、本人の照合確認を行う本人照合装置と、扉に付
設された電気錠と、異常状態を知らせる警告装置と、前
記本人照合装置、前記電気錠及び前記警告装置の作動を
制御する錠管理システムと、を備え、 前記本人照合装置により本人の確認を行った後、前記人
体検知装置により人数の確認を行い、設定された人数以
下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室
する際、前記人体検知装置により他の人体が移動した状
態を検知した場合に前記警告装置を作動させる構成とし
たことを特徴とする入退室管理システム。 - 【請求項10】 請求項3又は請求項6に記載の人体検
知装置と、本人の照合確認を行う本人照合装置と、扉に
付設された電気錠と、異常状態を知らせる警告装置と、
前記本人照合装置、前記電気錠及び前記警告装置の作動
を制御する錠管理システムと、を備え、 前記本人照合装置により本人の確認を行った後、前記人
体検知装置により人数の確認を行い、設定された人数以
下の場合に前記電気錠を解錠し、人が扉を介して入退室
する際、前記人体検知装置により、設定数よりも多い数
の人体が設定方向に向かって入退室した状態、或いは、
他の人体が設定方向と逆の方向に向かって入退室した状
態を検知した場合に前記警告装置を作動させる構成とし
たことを特徴とする入退室管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001293254A JP2003099861A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 人体検知装置及び入退室管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001293254A JP2003099861A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 人体検知装置及び入退室管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003099861A true JP2003099861A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19115085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001293254A Pending JP2003099861A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 人体検知装置及び入退室管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003099861A (ja) |
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- 2001-09-26 JP JP2001293254A patent/JP2003099861A/ja active Pending
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