JP2002304651A - 入退室管理装置とその方法、およびこの方法の実行プログラムとこの実行プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

入退室管理装置とその方法、およびこの方法の実行プログラムとこの実行プログラムを記録した記録媒体

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JP2002304651A
JP2002304651A JP2001107897A JP2001107897A JP2002304651A JP 2002304651 A JP2002304651 A JP 2002304651A JP 2001107897 A JP2001107897 A JP 2001107897A JP 2001107897 A JP2001107897 A JP 2001107897A JP 2002304651 A JP2002304651 A JP 2002304651A
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JP2001107897A
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Norifumi Katabuchi
典史 片渕
Kouichi Katou
晃市 加藤
Shinichi Meguro
眞一 目黒
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDカード等による入退室管理の防犯機能を
高め、侵入者等を含む入退室者全員の映像を記録し、後
で侵入者等を確実に効率的に特定可能とする。 【解決手段】 センサ112が感知エリア内の人物をと
らえた場合、又はマイクロフォン116が異常音115
を検出した場合、CCDカメラ113で所定の時間録画
し映像をメモリ124に記憶する。正面顔検出処理部1
18は、メモリ124の映像の観測画像ファイル列と、
予め作成した規準平均顔テンプレートとからパラメトリ
ックテンプレート法等によって正面顔候補列を得、正面
顔候補列の中からどの顔画像が最も正面を向いている画
像かを照合判定して、これを正面顔画像として内部の画
像メモリ又はメモリ124に記憶する。これらのCCD
カメラ113で所定の時間録画した映像の記録や正面顔
画像の記録によって、後で侵入者等を確実にかつ効率的
に特定可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルや建物への入
館および退館、あるいは建物内の仕切られたエリア(部
屋、フロア、機械室等)への入室および退室を管理する
入退室管理装置(端末)および入退室管理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の入退室管理装置の構成を示
すブロック図である。図7において、701はIDカー
ドのカードリーダ部、702は暗証番号入力用のテンキ
ー、703はカードリーダ部701で読み取ったIDカ
ード情報の入力回路、704はテンキー702やランプ
の入出力回路、705はIDカード情報と暗証番号の照
合処理を行うCPU、706はメモリ、707は伝送回
路、708はドアの電気錠の開閉制御を実行する制御回
路である。
【0003】また、図8は図7の入退室管理装置の外観
を示す正面図である。701はカードリーダ部、702
は暗証番号入力用のテンキー、709は当該装置の作動
状態を示す電源ランプ、IDカード読取確認(OK/N
G等)ランプ、および電気錠の開閉表示用ランプ等であ
る。
【0004】この入退室管理装置の構成は、カードリー
ダ部701から入力され読み取られたIDカードの情報
と、テンキー702から入力された暗証番号との照合に
より電気錠が解錠され、IDカードの情報が入室記録と
してメモリ706に残る仕組みである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の入退室管理装置の構成では、IDカードの情報と暗
証番号との照合により電気錠が解錠され、IDカードの
情報が入室記録として残る仕組みであるために、例え
ば、暗証番号さえ盗んでしまえば他人のIDカードを不
正使用しても、その入室者を特定するための記録は残ら
ないという問題がある。また、この不正な入室者または
正規の入室者に続いて電気錠が解錠されている間に不正
に入室する場合には、IDカードが不要であり、しかも
その入室者の記録も残されないことになってしまうとい
う問題がある。
【0006】そこで、全入(退)室者の記録を残しかつ
不正侵入を防止するために、ネットワークカメラ等の画
像監視装置を導入する方法がある。ところが、多数の監
視カメラによる一般的な監視システムは、通常、一定時
間間隔でスキップ監視するために、侵入者が画像として
記録されないこともある。さらに、多くのモニタ映像を
(異常がないか)常時監視し続ける作業は警備員にとっ
て大きな負担であり、現実的ではない。
【0007】したがって、本発明は上記問題点を鑑み、
IDカード(または非接触ICカード)による入退室管
理のセキュリティレベルを向上させるとともに、侵入者
等を含む入(退)室者全員の映像記録を残し、侵入者を
確実に特定できる入退室管理装置あるいは方法を提供す
ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による入退室管理装置は、電気錠を開錠す
るために少なくともカードリーダ部を備えた入退室管理
装置であって、所定エリア内の入退室を感知するセンサ
からの信号をトリガとして、監視カメラによって取得さ
れた入力画像列を逐次メモリまたはディスクに記憶する
第1の手段と、前記入力画像列からテンプレートマッチ
ングにより人間の顔部領域候補を抽出する第2の手段
と、前記顔部領域候補の画像群から前記監視カメラに対
して最も正面を向いている顔部領域画像を自動判定し正
面顔画像としてメモリまたはディスクに記憶する第3の
手段とを有することを特徴とする。
【0009】あるいは、上記の入退室管理装置におい
て、前記センサは、前記所定エリア内に人物が入ったこ
とを感知する赤外線センサまたは重量センサまたは温度
センサまたは静電センサであることを特徴とする。
【0010】あるいは、電気錠を開錠するために少なく
ともカードリーダ部を備えた入退室管理装置であって、
マイクロフォンから入力された音声情報が所定のレベル
を超えたときの信号をトリガとして、監視カメラで取得
された入力画像列を逐次メモリまたはディスクに記憶す
る第1の手段と、前記入力画像列からテンプレートマッ
チングにより人間の顔部領域候補を抽出する第2の手段
と、前記顔部領域候補の画像群から前記監視カメラに対
して最も正面を向いている顔部領域画像を自動判定し正
面顔画像としてメモリまたはディスクに記憶する第3の
手段とを有することを特徴とする。
【0011】あるいは、上記の入退室管理装置におい
て、ネットワーク接続されたクライアント端末からのリ
クエストに対して監視場所、入退室時刻リスト、および
正面顔画像リストの1以上を出力するサーバ部を有する
ことを特徴とする。
【0012】あるいは、上記の入退室管理装置におい
て、前記第2の手段は、YIQ色空間のI値変換を施し
た入力画像列ならびに規準テンプレートに対して正規化
相関マッチングまたはパラメトリックテンプレート法を
適用して人間の顔部領域候補を抽出するものであること
を特徴とする。
【0013】あるいは、上記の入退室管理装置におい
て、前記第3の手段は、顔部領域候補画像にガウシアン
・ハイパスフィルタ処理を施し256階調グレースケー
ルに変換した画像の輝度ヒストグラムに基づき、顔部品
の形状情報を保存しつつ2値化処理後、顔の対称性に着
目して水平方向への黒画素の射影ヒストグラムまたはそ
の重心位置を計算し、顔部領域が正面を向いているか否
かを判定する手段を有することを特徴とする。
【0014】あるいは、上記の入退室管理装置におい
て、前記第3の手段は、顔部領域候補の画像群からテン
プレートマッチングにより画像上における両目と口の位
置を複数推定し、両目と口とで構成される三角形に着目
して、顔領域内部に存在しかつ正面を向いた顔の場合に
形成される三角形に最も近いものを正面を向いている顔
部領域画像と判定する手段を有することを特徴とする。
【0015】また、本発明による入退室管理装置方法
は、電気錠を開錠するために少なくともカードリーダ部
を備えた入退室管理方法であって、所定エリア内の入退
室を感知するセンサからの信号をトリガとして、監視カ
メラによって取得された入力画像列を逐次メモリまたは
ディスクに記憶する第1のステップと、前記入力画像列
からテンプレートマッチングにより人間の顔部領域候補
を抽出する第2のステップと、前記顔部領域候補の画像
群から前記監視カメラに対して最も正面を向いている顔
部領域画像を自動判定し正面顔画像としてメモリまたは
ディスクに記憶する第3のステップとを有することを特
徴とする。
【0016】あるいは、電気錠を開錠するために少なく
ともカードリーダ部を備えた入退室管理方法であって、
マイクロフォンから入力された音声情報が所定のレベル
を超えたときの信号をトリガとして、監視カメラで取得
された入力画像列を逐次メモリまたはディスクに記憶す
る第1のステップと、前記入力画像列からテンプレート
マッチングにより人間の顔部領域候補を抽出する第2の
ステップと、前記顔部領域候補の画像群から前記監視カ
メラに対して最も正面を向いている顔部領域画像を自動
判定し正面顔画像としてメモリまたはディスクに記憶す
る第3のステップとを有することを特徴とする。
【0017】あるいは、上記の入退室管理方法におい
て、前記第2のステップでは、YIQ色空間のI値変換
を施した入力画像列ならびに規準テンプレートに対して
正規化相関マッチングまたはパラメトリックテンプレー
ト法を適用して人間の顔部領域候補を抽出することを特
徴とする。
【0018】あるいは、上記の入退室管理方法におい
て、前記第3のステップでは、顔部領域候補画像にガウ
シアン・ハイパスフィルタ処理を施し256階調グレー
スケールに変換した画像の輝度ヒストグラムに基づき、
顔部品の形状情報を保存しつつ2値化処理後、顔の対称
性に着目して水平方向への黒画素の射影ヒストグラムま
たはその重心位置を計算し、顔部領域が正面を向いてい
るか否かを判定する過程を有することを特徴とする。
【0019】あるいは、上記の入退室管理方法におい
て、前記第3のステップでは、顔部領域候補の画像群か
らテンプレートマッチングにより画像上における両目と
口の位置を複数推定し、両目と口とで構成される三角形
に着目して、顔領域内部に存在しかつ正面を向いた顔の
場合に形成される三角形に最も近いものを正面を向いて
いる顔部領域画像と判定する過程を有することを特徴と
する。
【0020】また、本発明による入退室管理方法の実行
プログラムは、上記の入退室管理方法におけるステップ
を、コンピュータに実行させるプログラムとしたことを
特徴とする。
【0021】あるいは、上記の入退室管理方法の実行プ
ログラムを、前記コンピュータが読み取り可能な記録媒
体に記録したことを特徴とする。
【0022】本発明は、従来のIDカード(または非接
触ICカード)による入退室管理装置等に、所定エリア
での人物の入退室を感知するセンサと、その入退室前後
のシーンを撮影するCCDカメラと、撮影された映像か
ら人物の最も正面らしい顔領域の画像を自動抽出する画
像処理部を設けたものである。本発明のポイントは新規
に発明した下記の2つのキーアイデアにあり、本発明の
新規性および進歩性はこれらのキーポイントにあること
を本明細書において主張する。
【0023】第1のアイデアは、入退室を感知する赤外
線センサとCCDカメラ、あるいはマイクロフォンとC
CDカメラを連動させることにより、人間がフロアや部
屋などの区画への入退室した瞬間の前後数フレームない
し数十フレームの画像を逐次メモリに記憶またはファイ
ルに保存蓄積し、人物の入退室という事象をもれなくか
つ効率的にカバーするということである。
【0024】これにより、入室者がIDカードをカード
リーダ部へ差し込む前後に入室者を撮影してその画像情
報をディスクに記録できるようにし、IDカードの不正
使用者やIDカードの使用者の後に続いて入室した侵入
者も、後から人間が見て特定できるようにする。また、
多数監視カメラによる大規模な画像監視装置なしに防犯
機能を高める。
【0025】第2のアイデアは、テンプレートマッチン
グの一方法である特開平9−330402号、特開平9
−330403号に記載のパラメトリックテンプレート
法(以下、PT法と記す)等のテンプレートマッチング
の要素技術を応用し、平均顔画像を規準テンプレートに
用いて、蓄積された画像列から当該入退室者の最も正面
を向いた顔画像に相当する領域を自動的に照合し、切り
出して記録を行う機能を実現するということである。
【0026】これにより、その記録からIDカードの不
正使用者や侵入者を確実にかつ効率的に特定できるよう
にしている。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に関し、ま
ず、オフィスでの入退室管理に応用した第1の実施形態
例を図面を参照しながら詳細に述べる。
【0028】図1は本発明の第1の実施形態例による装
置構成とともに、その動作を説明するために示した入退
室管理装置全体の一構成例を示した図である。
【0029】図1において、112は所定エリア内への
人物111の入退室を感知するセンサ、113はCCD
カメラ(撮像部)、114はCCDカメラ113のため
のインタフェース(I/F)、116は周辺の異常音1
15を電気信号に変換するマイクロフォン、117はマ
イクロフォン116からの信号をA/D変換するととも
に設定された時間において音圧レベルをチェックして異
常音115を検出するA/D変換・音圧レベルチェック
回路、118はCCDカメラ113の画像列から最も正
面を向いた正面顔(部分)画像を抽出する正面顔抽出処
理部、119はモニタ、122はアンテナ部122aと
その受信部122bによりIDカード121から情報を
読み出すカードリーダ部、123はメモリ(またはディ
スク)124への情報の書き込み・読み出しを制御する
メモリコントローラ、125はメモリ124に記憶した
データと内蔵した入(退)室資格をチェックするための
データとを比較照合する照合部、126は照合部125
での照合結果によりドアの電気錠の開閉制御を実行する
電気錠制御部、127は照合部125での照合結果が一
致した場合にセンタ装置(図示せず)にカード情報や抽
出した正面顔を伝送するためのデータ通信部、128は
データおよびコントロール信号のバスラインである。
【0030】なお、入退室を感知するセンサ112とし
ては、感知エリアに入ったことを検出する重量センサや
赤外線センサ(ビームセンサ)、温度センサ等、あるい
は電気錠のノブに触れたことを検出する静電センサを用
いることもできる。
【0031】この実施の形態の入退室管理装置は、ID
カード121の情報と内蔵する情報との照合によりドア
の電気錠を解錠するものである。例えば部屋の外側のド
ア付近に設置されて、人物111が携帯するIDカード
121をカードリーダ部122に差し込む(非接触カー
ドの場合カードリーダ部にあてる)と、IDカードの情
報がメモリ124に一旦格納される。そして照合部12
5において人物111が入室資格を有するか否かを内蔵
データと比較することによって照合が行われる。この入
室資格チェックの結果、人物111が資格を有さない場
合には、装置は無資格である旨の表示を行う。
【0032】一方、人物111が入室資格を有すること
がわかったときには、照合部125は入室資格を有する
旨の照合結果を電気錠制御部126に与える。これによ
り、電気錠制御部126はドアの電気錠を解錠させる。
こうした流れで、ドアの電気錠が解錠されて人物111
はドアを開けて部屋に入室することができる。
【0033】また、入室者がカードリーダ部122へI
Dカードの差し込みを行ったときに、メモリコントロー
ラ123がCCDカメラ113により撮影される画像情
報をメモリ124に書き込む。そして、このメモリ12
4に書き込んだ画像情報を記録した日付、時刻とともに
データ通信部127を介して中央監視センタのセンタ装
置ヘ送信する。それと並行して、蓄積された入(退)室
シーンの画像列データが正面顔抽出処理部118に送ら
れて、当該入(退)室者の最も正面を向いた顔画像が内
部の画像メモリもしくはメモリ124に記憶されるとと
もに、データ通信部127に出力される。最後に結果と
して、上記顔画像を入(退)室時刻およびその正面らし
さ評価値とともにモニタ119に画面表示する。
【0034】なお、上述の中央監視センタのセンタ装置
ヘ送信する仕組みにより、中央監視センタで入退室の状
況を監視できるとともにその映像(静止画像列)を記録
できる。この記録した映像から入室者を特定できるた
め、IDカードの不正使用者や、IDカードの使用者の
後に続いて入室した侵入者も、記録した映像や正面顔画
像から確実かつ効率的に特定することができる。さらに
は、CCDカメラ113は常時作動しており、IDカー
ド121の差し込み操作を行う前後の映像シーンを中央
監視センタのセンタ装置へストリーミング配信すること
も技術的に可能である。
【0035】このような本発明に係る入退室管理装置の
第1の実施形態例の動作を、図1、図2および図3を用
いて説明する。
【0036】図2は、図1における正面顔抽出処理部1
18の構成例を説明するブロック図である。
【0037】図2において、201はセンサ112が感
知エリア内に入ってきた人物をとらえた場合、あるいは
マイクロフォン116が所定レベルを超えた異常音11
5をとらえた場合にCCDカメラ113で所定の時間録
画した観測画像ファイル列211をメモリ124に蓄積
させる画像入力部、202は規準平均顔テンプレート2
12を作成しあらかじめ内部の画像メモリ(またはディ
スク)等に記憶させておく顔テンプレート作成部、20
3は観測画像ファイル列211と規準平均顔テンプレー
ト212からパラメトリックテンプレート法(PT法)
等によって正面顔候補列213を得る顔部領域検出処理
部、204は正面顔候補列213の中からどの顔画像が
最も正面を向いている画像(正面顔画像214)かを照
合判定し内部の画像メモリ(またはディスク)等に記憶
する正面顔照合判定部、205は入(退)室時刻やその
正面らしさ評価値とともに画面に正面顔画像214を図
1のモニタ119に表示する警報/結果モニタ表示部で
ある。なお、正面顔画像を記憶させる内部の画像メモリ
(またはディスク)等は図1におけるメモリ124であ
ってもよい。この場合の正面顔画像のメモリ124への
出力、並びに正面顔画像等のデータ通信部127への出
力は、正面顔照合判定部204から行う。
【0038】図3は、図1における正面顔抽出処理部1
18の動作例を説明するためのフローチャートである。
【0039】始めに、顔テンプレート作成部202は、
読み込んだ規準テンプレートファイル(平均顔)にI値
変換を施して規準平均顔テンプレート212を作成し、
あらかじめ画像メモリに記憶させておく(規準顔テンプ
レート作成ステップ301)。ここでのI値とは、YI
Q色空間におけるI値 I=0.60R−0.28G−0.32B である。I値は赤やオレンジ成分を強く表すといわれて
いる。
【0040】次に、画像入力部201は、ある時刻にお
いてセンサ112が感知エリア内に入ってきた人物をと
らえた場合、あるいはマイクロフォン116が所定レベ
ルを超えた異常音115をとらえた場合、CCDカメラ
113で所定の時間(例えば5秒)メモリ124に録画
する。例えば大きさ320×240(画素)に相当する
FrameNumフレームの観測画像ファイル列211
が蓄積される。ここでFrameNumは規定値なの
で、上記記録時間[秒]はフレームレートから計算でき
る。そして、所定のディレクトリを調べてコマ落ちがな
いか上述の観測画像ファイル列211の蓄積状況をチェ
ックし、該当するファイル数をカウントする(観測画像
ファイル数カウントステップ302)。
【0041】次に、人物顔領域検出処理部203は、上
記で得られた観測画像ファイル列211を読み込む(画
像入力ステップ303)。
【0042】次に、人物顔領域検出処理部203は、こ
れらFrameNum枚のカラー観測画像ファイル群に
I値変換を行い、128のオフセットを加えてグレース
ケール画像とする。この画像列と規準平均顔テンプレー
ト212から、前述のパラメトリックテンプレート法
(PT法)によって、あるいは正規化相関マッチングに
よって、部分画像である正面顔候補列213を得る(顔
部領域検出ステップ304)。
【0043】なお、上記PT法は、回転やスケール変
化、形状変形による個体変動を有する対象をパラメトリ
ックな補間画像空間内の一点として効率的に表現し、探
索画像内から高速にサーチすることを可能であり、蓄積
画像フレームから人間の顔を探索するプロセスに適して
いる。
【0044】図4に、観測画像ファイル列211ならび
に、顔部領域検出ステップ304の処理結果で得られた
正面顔候補列213の一例を示した。これらの結果よ
り、I値が肌色の抽出に有効なこと、そして、PT法に
より人物の顔部領域検出が実現できているのがわかる。
【0045】次に、正面顔照合判定部204は、正面顔
候補列213の中から、どの顔画像が最も正面を向いて
いるかを照合判定する(正面顔照合判定ステップ30
5)。この判定方法には、以下の3つの方法A,B,C
が考えられる。
【0046】[方法A]正面顔候補213のうち、画像
サイズが所定の大きさ以上、かつPT法による照合類似
度が最大の候補を計算する。
【0047】[方法B] (B1)カラー正面顔候補画像にI値変換処理を施し、
256階調のグレースケール画像に変換する。
【0048】(B2)画素値128+α(パラメータ)
以上の階調値をもつ画素を対象に輝度ヒストグラムを作
成し、判別分析法で2値化する。この処理で頭髪領域お
よび背景領域を除去し、顔部肌色領域のみを抽出する。
【0049】(B3)カラー正面顔候補画像にガウシア
ン・ハイパスフィルタ処理を施し、256階調のグレー
スケール画像に変換する。そして閾値128で2値化す
る。
【0050】(B4)上記B3ステップで得られた2値
画像について、上記B2ステップで計算した顔部領域外
の画素を白でぬりつぶす。この処理で図4に示すような
2値画像を得る。
【0051】(B5)この2値画像は眉、目、鼻、口や
耳の顔部品の形状情報が保存されている。顔の対称性に
着目して、水平方向への黒画素の射影ヒストグラムやそ
の重心位置等を計算し、正面性を判定する。
【0052】[方法C] (C1)目および口の平均テンプレートを用意し、カラ
ー正面顔候補画像からテンプレートマッチングにより、
両目と口の上位N候補を計算し、画像上でのそれらの位
置を推定する。
【0053】(C2)両目と口の位置関係(両目と口で
構成される三角形)に着目して、顔領域内部に存在し、
かつ正面を向いた場合の位置関係に最も近いものを求め
る。
【0054】最後に、警報/結果モニタ表示部205
は、正面顔照合判定部204で得られた、入(退)室時
刻やその正面らしさ評価値(例えばPTマッチングの類
似度)とともに画面に正面顔画像214を表示する(警
報・結果モニタ表示ステップ306)。図5に、本発明
による入退室管理装置の処理結果の表示画面の一例を示
す。
【0055】本発明による入退室管理装置の第2の実施
形態例としては、上記第1の実施形態例の入退室管理装
置において、ログファイル等の記録内容を解析し、カメ
ラ設置場所や入(退)室時刻、入室者の正面顔画像への
リンク、正面らしさの評価値等のデータをhtml/x
ml形式で出力するCGIプログラムを含めたHTTP
サーバ部を備える。そのため、ネットワーク接続された
クライアント端末において、汎用ブラウザ上でCGIプ
ログラムを実行すると、ネットワーク越しに入退室時刻
リストや正面顔画像リストを閲覧または検索することが
可能である。図6は、当該CGIプログラム実行による
リスト表示結果の表示画面の一例を示した図である。
【0056】上記のHTTPサーバ部の第1案として
は、図1におけるセンタ装置に備えられていて、データ
通信部127から送られたデータを取り込んでhtml
/xml形式にし、このセンタ装置にネットワーク接続
されたクライアント端末に対して入退室時刻リストある
いは正面顔画面リストを出力する構成例が考えられる。
【0057】また、上記HTTPサーバ部の第2案とし
ては、図1には図示していないが、図1に示された入退
室管理装置を兼ねるサーバ装置あるいはパソコン装置に
HTTPサーバ部が備えられていて、データ通信部12
7から送られたデータを取り込んでhtml/xml形
式にし、このサーバ装置あるいはパソコン装置にネット
ワーク接続されたクライアント端末に対して入退室時刻
リストあるいは正面顔画面リストを出力する構成例が考
えられる。
【0058】以上の実施形態例によれば、多数の監視カ
メラから構成される大規模な監視システムや防犯装置と
比較して、入退室者全員の記録を高精度にかつ極力無駄
を抑えつつ、画像ファイル集合として蓄積可能となり、
オフライン検索も高速に実現できる。
【0059】なお、いうまでもなく、上記の実施形態例
における入退室管理装置は、IDカードを挿入する操
作、または非接触ICカードをカードリーダ部におく操
作によって読み取った情報と、内蔵した入(退)室資格
をチェックするためのデータとを比較照合することによ
りドアの電気錠を解錠するものとしているが、本発明を
適用する入退室管理装置としては、IDカードまたは非
接触ICカードの情報とテンキーから入力された暗証番
号等の情報との照合によりドアの電気錠を解錠するもの
であってもよい。
【0060】また、図1、図2で示した入退室管理装置
における各部の一部もしくは全部での機能や処理をコン
ピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコン
ピュータを用いて実行して本発明を実現することができ
ること、あるいは、図3で示した処理のステップをコン
ピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコン
ピュータに実行させることができることは言うまでもな
く、コンピュータでその機能や処理を実現するためのプ
ログラム、あるいは、コンピュータにその処理ステップ
を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが
読み取り可能な記録媒体、例えば、FD(フロッピーデ
ィスク(登録商標))や、MO、ROM、メモリカー
ド、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録し
て、保存したり、提供したりすることができるととも
に、インターネットや電子メール等、ネットワークを介
して配布することも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、入室者がIDカードをカードリーダ部へ差
し込む(あるいは非接触ICカードをカードリーダ部に
あてる)前後に画像情報を撮影してメモリまたはディス
クに記録できるとともに、こうした映像(画像ファイル
集合)から入室者の正面顔画像情報をも自動的に保存で
きるので、IDカードの不正使用者やIDカードの使用
者の後に続いて入室した侵入者も、後から人間が見て確
実に特定することができる。したがって、多数監視カメ
ラによる画像監視装置等の大規模システムと遜色なく、
しかも無駄のない記録量で効率的に防犯機能を向上させ
ることができる。
【0062】また、上記において、入退室を感知するセ
ンサに代えてマイクロフォンを用い、マイクロフォンか
らの音声情報が所定レベルを超えたときに画像情報を撮
影して記録するようにした場合には、例えば、夜間など
の警戒時間中に不正侵入者によるガラスの破損やドアの
こじ開け等の異常音が発生したときにも、その発生前後
の状況を撮影・記録し、当該侵入者の特定に役立てるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例による動作を説明す
る、入退室管理装置全体の一構成例を示した図である。
【図2】上記入退室管理装置における人物正面顔抽出処
理部の構成例を説明するブロック図である。
【図3】上記入退室管理装置における人物正面顔抽出処
理部の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図4】上記実施形態例において、(a)は観測画像の
一例、(b)は顔画像候補の一例、(c)は[方法B]
を適用して2値化して得られた顔部領域部分画像の一例
を示した図である。
【図5】上記実施形態例による入退室管理装置の処理結
果の表示画面の一例を示した図である。
【図6】本発明の第2の実施形態例による、入退室時刻
リストや正面顔画像リストを出力するCGIプログラム
実行後のリスト表示結果の表示画面の一例を示した図で
ある。
【図7】従来の入退室管理装置の構成を示すブロック図
である。
【図8】従来の入退室管理装置の外観を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
111…人物(入室者) 112…入退室を感知するセンサ 113…CCDカメラ(撮像部) 114…インタフェース 115…異常音 116…マイクロフォン 117…AD変換・音圧レベルチェック回路 118…正面顔抽出処理部 119…モニタ(CRT) 121…IDカード(非接触IDカード) 122…カードリーダ部 122a…アンテナ部 122b…受信部 123…メモリコントローラ 124…メモリ 125…照合部 126…電気錠制御部 127…データ通信部 201…画像入力部 202…顔テンプレート作成部 203…人物顔領域検出処理部 204…正面顔照合判定部 205…警報/結果モニタ表示部 211…観測画像ファイル列 212…正面を向いた規準平均顔テンプレート 213…正面顔候補列 301…規準顔テンプレート作成ステップ 302…観測画像ファイル数カウントステップ 303…画像入力ステップ 304…顔部領域検出ステップ 305…正面顔照合判定ステップ 306…警報・結果モニタ表示ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/00 510 G08B 25/00 510M 5C087 25/04 25/04 F 5L096 G H04N 5/915 H04N 7/18 H 7/18 5/91 K (72)発明者 目黒 眞一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA03 BB05 BB08 BB09 BB10 BB46 CC15 CC29 DD06 EE02 EE03 FF06 FF28 FF35 FF44 3E038 AA01 BA20 CA03 CA07 HA05 JA03 5C053 FA09 FA11 FA27 HA29 KA01 KA25 LA02 LA14 5C054 CG02 CH01 DA01 DA09 EA00 EA01 EA03 EA05 EA07 FC12 FE17 FF03 FF06 FF07 GA01 GA04 GB11 GB18 HA18 5C084 AA02 AA07 AA13 BB31 BB40 CC17 CC23 DD11 EE01 EE04 FF03 FF27 GG43 GG52 GG78 HH10 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA22 AA24 BB03 BB74 DD05 DD06 DD23 EE05 EE18 EE20 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 FF25 GG02 GG12 GG20 GG23 GG32 GG66 5L096 AA02 AA06 BA02 BA18 CA02 DA01 EA43 FA15 FA37 FA59 FA60 JA09 JA18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気錠を開錠するために少なくともカー
    ドリーダ部を備えた入退室管理装置であって、 所定エリア内の入退室を感知するセンサからの信号をト
    リガとして、監視カメラによって取得された入力画像列
    を逐次メモリまたはディスクに記憶する第1の手段と、 前記入力画像列からテンプレートマッチングにより人間
    の顔部領域候補を抽出する第2の手段と、 前記顔部領域候補の画像群から前記監視カメラに対して
    最も正面を向いている顔部領域画像を自動判定し正面顔
    画像としてメモリまたはディスクに記憶する第3の手段
    とを有することを特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の入退室管理装置におい
    て、 前記センサは、前記所定エリア内に人物が入ったことを
    感知する赤外線センサまたは重量センサまたは温度セン
    サまたは静電センサであることを特徴とする入退室管理
    装置。
  3. 【請求項3】 電気錠を開錠するために少なくともカー
    ドリーダ部を備えた入退室管理装置であって、 マイクロフォンから入力された音声情報が所定のレベル
    を超えたときの信号をトリガとして、監視カメラで取得
    された入力画像列を逐次メモリまたはディスクに記憶す
    る第1の手段と、 前記入力画像列からテンプレートマッチングにより人間
    の顔部領域候補を抽出する第2の手段と、 前記顔部領域候補の画像群から前記監視カメラに対して
    最も正面を向いている顔部領域画像を自動判定し正面顔
    画像としてメモリまたはディスクに記憶する第3の手段
    とを有することを特徴とする入退室管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載の入退
    室管理装置であって、 ネットワーク接続されたクライアント端末からのリクエ
    ストに対して監視場所、入退室時刻リスト、および正面
    顔画像リストの1以上を出力するサーバ部を有すること
    を特徴とする入退室管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2または3に記載の入退
    室管理装置であって、 前記第2の手段は、YIQ色空間のI値変換を施した入
    力画像列ならびに規準テンプレートに対して正規化相関
    マッチングまたはパラメトリックテンプレート法を適用
    して人間の顔部領域候補を抽出するものであることを特
    徴とする入退室管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2または3に記載の入退
    室管理装置であって、 前記第3の手段は、顔部領域候補画像にガウシアン・ハ
    イパスフィルタ処理を施し256階調グレースケールに
    変換した画像の輝度ヒストグラムに基づき、顔部品の形
    状情報を保存しつつ2値化処理後、顔の対称性に着目し
    て水平方向への黒画素の射影ヒストグラムまたはその重
    心位置を計算し、顔部領域が正面を向いているか否かを
    判定する手段を有することを特徴とする入退室管理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2または3に記載の入退
    室管理装置であって、 前記第3の手段は、顔部領域候補の画像群からテンプレ
    ートマッチングにより画像上における両目と口の位置を
    複数推定し、両目と口とで構成される三角形に着目し
    て、顔領域内部に存在しかつ正面を向いた顔の場合に形
    成される三角形に最も近いものを正面を向いている顔部
    領域画像と判定する手段を有することを特徴とする入退
    室管理装置。
  8. 【請求項8】 電気錠を開錠するために少なくともカー
    ドリーダ部を備えた入退室管理方法であって、 所定エリア内の入退室を感知するセンサからの信号をト
    リガとして、監視カメラによって取得された入力画像列
    を逐次メモリまたはディスクに記憶する第1のステップ
    と、 前記入力画像列からテンプレートマッチングにより人間
    の顔部領域候補を抽出する第2のステップと、 前記顔部領域候補の画像群から前記監視カメラに対して
    最も正面を向いている顔部領域画像を自動判定し正面顔
    画像としてメモリまたはディスクに記憶する第3のステ
    ップとを有することを特徴とする入退室管理方法。
  9. 【請求項9】 電気錠を開錠するために少なくともカー
    ドリーダ部を備えた入退室管理方法であって、 マイクロフォンから入力された音声情報が所定のレベル
    を超えたときの信号をトリガとして、監視カメラで取得
    された入力画像列を逐次メモリまたはディスクに記憶す
    る第1のステップと、 前記入力画像列からテンプレートマッチングにより人間
    の顔部領域候補を抽出する第2のステップと、 前記顔部領域候補の画像群から前記監視カメラに対して
    最も正面を向いている顔部領域画像を自動判定し正面顔
    画像としてメモリまたはディスクに記憶する第3のステ
    ップとを有することを特徴とする入退室管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の入退室管理
    方法であって、 前記第2のステップでは、YIQ色空間のI値変換を施
    した入力画像列ならびに規準テンプレートに対して正規
    化相関マッチングまたはパラメトリックテンプレート法
    を適用して人間の顔部領域候補を抽出することを特徴と
    する入退室管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項8または9に記載の入退室管理
    方法であって、 前記第3のステップでは、顔部領域候補画像にガウシア
    ン・ハイパスフィルタ処理を施し256階調グレースケ
    ールに変換した画像の輝度ヒストグラムに基づき、顔部
    品の形状情報を保存しつつ2値化処理後、顔の対称性に
    着目して水平方向への黒画素の射影ヒストグラムまたは
    その重心位置を計算し、顔部領域が正面を向いているか
    否かを判定する過程を有することを特徴とする入退室管
    理方法。
  12. 【請求項12】 請求項8または9に記載の入退室管理
    方法であって、 前記第3のステップでは、顔部領域候補の画像群からテ
    ンプレートマッチングにより画像上における両目と口の
    位置を複数推定し、両目と口とで構成される三角形に着
    目して、顔領域内部に存在しかつ正面を向いた顔の場合
    に形成される三角形に最も近いものを正面を向いている
    顔部領域画像と判定する過程を有することを特徴とする
    入退室管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項8から12までのいずれかに記
    載の入退室管理方法におけるステップを、 コンピュータに実行させるプログラムとしたことを特徴
    とする入退室管理方法の実行プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の入退室管理方法の
    実行プログラムを、 前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録した
    ことを特徴とする入退室管理方法の実行プログラムの記
    録媒体。
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