JPH10207650A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

Info

Publication number
JPH10207650A
JPH10207650A JP9011013A JP1101397A JPH10207650A JP H10207650 A JPH10207650 A JP H10207650A JP 9011013 A JP9011013 A JP 9011013A JP 1101397 A JP1101397 A JP 1101397A JP H10207650 A JPH10207650 A JP H10207650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
storage device
block
size
intermediate data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9011013A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Saito
進 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP9011013A priority Critical patent/JPH10207650A/ja
Publication of JPH10207650A publication Critical patent/JPH10207650A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷データ記憶装置を固定サイズのブロックに
分割するとブロック境界毎に、ブロック毎の解析前処理
や、オブジェクト毎のブロック後処理が必要になる。ブ
ロックの境界では、オブジェクト毎に、これらの処理が
頻繁に行われるため、インタプリタに多くの処理時間が
かかり印刷性能が低下する。 【解決手段】印刷データ記憶装置を、ホストコンピュー
タからのデータの内容に応じて、任意の大きさの領域に
分割し、オブジェクトの分割処理を必要最小限とし、オ
ブジェクトのクリッピング処理や、はみ出し分を次ブロ
ックへ引き渡すための処理の実行回数を減少し、インタ
プリタの高速処理を可能とし、印刷性能を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タからのデータ受信、解析、及び描画の制御を行う制御
手段と、印刷データ記憶装置を有するプリンタ制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザビームプリンタにおける印
刷シーケンスの概要を図6により説明する。レーザビー
ムプリンタにおいて、ホストコンピュータ11から送信
されたデータは、プリンタ制御装置の受信処理部12が
受信し、それらのデータを受信バッファ13に格納す
る。次に、インタプリタ14は、受信バッファ13のデ
ータを順に読み出し、解析し、その結果を中間データと
して、中間データ記憶装置15に格納する。次に、展開
処理部16は、格納された中間データを順に読み出し、
印刷するためのビットデータに展開し、その結果を印刷
データ記憶装置17に格納する。1頁分の印刷データが
完成すると、印刷データ出力制御部18は、印刷データ
記憶装置17から順にデータを読み出し、これらをビデ
オ信号として印刷機構部19へ送ることにより印刷動作
が行われる。
【0003】一般に、前記の展開処理、受信処理及びイ
ンタプリタは並行に実行され、ある頁の印刷データの展
開処理中には、次の頁の受信処理と解析処理が実行され
ることになる。このため、印刷データ記憶装置17は2
頁分の記録領域を有していてこれを交互に使用し、解析
処理と展開処理を並行に実行することで性能向上(処理
速度の短縮)を図っている。
【0004】ところで、前記の印刷データ記憶装置17
は、ビットデータを格納するため、非常に大きい記憶容
量を必要とする。例えば、300dpi(ドット/イン
チ)の解像度で、A3サイズ分の印刷データ記憶装置で
は、1頁分当りで約2メガバイトの記憶容量が必要であ
るので、2頁分では、4メガバイト以上の記憶容量が必
要になる。また、最近では、600dpi、1200d
pi、またはそれ以上の高解像度のプリンタが要求され
ており、印刷データ記憶装置の記憶容量が増大してしま
うことにより、製品コストが増加するという問題が起き
ている。
【0005】このため、1頁の印刷データを複数個の領
域(これをブロックと呼ぶことにする)に分割して展開
処理を行い、その結果を印刷機構部へ送るようにするこ
とで、印刷データ記憶装置の記憶容量を低減することが
提案されている。これを固定領域分割処理と呼ぶことに
する。
【0006】この固定領域分割処理について、図3のイ
ンタプリタブロック図、図4のインタプリタフローチャ
ート、及び図5のブロック分割図により説明する。図5
は、1頁の印刷データを4個のブロックに分割し、3番
目のブロックのY座標の最大がYmax3であり、1ブ
ロックの高さがBmaxの場合の例を示している。ま
た、図4のフローチャートは、n番目のブロックのイン
タプリタの処理を示している(本例では、n=1、2、
3、4)。
【0007】まず、解析前処理部1では、(n−1)番
目のブロックからのオブジェクトのはみ出し分の有無を
チェックし、はみ出し分があれば、中間データ一時記憶
装置8からはみ出し分のデータを読み出し、それを中間
データ記憶装置10に格納する。ここでは詳記していな
いが、はみ出し分が、n番目のブロック領域からもはみ
出るか否かの判定も行い、はみ出る場合は、後述のブロ
ック後処理と同様の処理を行う。
【0008】次に、受信データ読み出し処理部2が受信
バッファ3からデータを読み出し、受信データ解析処理
部4が、受信データの解析を行う。この解析結果によ
り、文字、イメージ、グラフィック、あるいは制御コマ
ンドのいずれかが判断でき、また、印刷すべきオブジェ
クトのサイズも判明する。
【0009】以後、現在のオブジェクトの印刷開始Y座
標をy、オブジェクトのY方向のサイズをそれぞれdy
とする。
【0010】次に、オブジェクトサイズ判定処理部5に
おいて、y+dyがn番目のブロックの最大サイズYm
axnを超えていないか否かのチェックを行い、もし、
ブロックの最大サイズを超える場合は、ブロック後処理
部7によって、超えた部分を次の(n+1)番目のブロ
ックに引き渡すために、中間データへの変換と、中間デ
ータ一時記憶装置8への書込みが行われる。また、この
ブロック後処理部7ではオブジェクトデータをYmax
n超過分を削除したデータに変換する処理(クリッピン
グ処理と呼ぶ)も行う。そして、中間データ格納処理部
9によって、得られたオブジェクトは中間データに変換
され、中間データ記憶装置10に格納される。
【0011】ここまでの処理の後に、前記の展開処理部
が、中間データ記憶装置内のデータをもとに、1ブロッ
ク分の印刷データの生成を行い、その結果を印刷データ
記憶装置に格納する。この後、印刷データ出力処理部に
より、印刷データが印刷機構部へ送られ、印刷が開始
し、その間、次のブロックのインタプリタ、展開処理が
並行して行われる。
【0012】このようにして、印刷データ記憶装置の記
憶容量は、本例の場合では1/4で良いことになる。ま
た、解像度が上がっても、記憶装置の容量は従来の1/
4で済む、という効果を得ることができる。
【0013】ところが、前記の例では、印刷データ記憶
装置を固定サイズのブロックに分割しているため、ブロ
ック境界毎に、ブロック毎の解析前処理や、オブジェク
ト毎のブロック後処理が必要になる。ブロックの境界で
は、オブジェクト毎に、これらの処理が頻繁に行われる
ため、インタプリタに多くの処理時間がかかってしま
う。その結果、インタプリタでの処理が、印刷機構部の
印刷動作よりも遅くなり、印刷動作が連続で実行できず
に間欠印刷となり、印刷性能が低下する、という問題が
あった。
【0014】例えば、300頁/分の高速レーザビーム
プリンタの場合は、1頁分のデータの解析、展開に許さ
れる時間は、200msであり、さらに、1頁を4ブロ
ックに分割した場合、1ブロック当りに許容される解
析、展開の時間は、最大で50msである。従来機種の
例では、解析処理と展開処理との時間比率は、1:9程
度であるので、解析処理に許される時間は、5ms/ブ
ロック程度である。また、前記のブロック後処理では、
オブジェクトの種類(文字、イメージ等)やサイズによ
り異なるが、メモリアクセスが多いため、数10μs〜
数100μs以上の処理時間が必要である。これは、前
記の5msに対して無視できない値であり、この処理が
頻繁に行われる程、性能が低下することになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタ制御装
置では、固定領域分割処理での処理が複雑となり、印刷
性能が低下する、という問題があった。
【0016】本発明の目的は、前記の従来のプリンタ制
御装置の欠点をなくし、印刷データ記憶装置の容量を増
やすことなしに、印刷性能が低下しないようにすること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、従来、固定
領域に分割していた印刷データ記憶装置を、オブジェク
トのサイズに応じて領域の大きさを分割できるように制
御することで達成できる。こうすることによって、解析
処理部におけるクリッピング処理及び領域オーバー分の
次ブロックへの引き渡し処理が不要となるので、処理が
簡単となり、その結果、印刷性能の低下が発生しない。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1のブロ
ック図及び図2のインタプリタフローチャートにより説
明する。図2はn番目のブロックのインタプリタの処理
を示したものである。
【0019】まず、インタプリタでは、解析前処理部1
により、(n−1)番目のブロックからのオブジェクト
のはみ出し分の有無をチェックし、はみ出し分があれ
ば、中間データ一時記憶装置8からはみ出し分のデータ
を読み出し、それを中間データ記憶装置10に格納す
る。その後、受信データ読み出し処理部2が、受信バッ
ファ3から受信データを読み出す。読み出された受信デ
ータは、受信データ解析処理部4で解析され、これによ
って、オブジェクトの種類とサイズが判明する。
【0020】以後、従来例の場合と同様に現在のオブジ
ェクトの印刷開始Y座標をy、オブジェクトのY方向の
サイズをそれぞれdyとし、また、各ブロックの許容最
大サイズをBmaxとする。
【0021】次に、オブジェクトサイズ判定処理部5で
は、(y+dy)と、現在の最大サイズYmaxcとを
比較し、(y+dy)>Ymaxcならば、続いて、
(y+dx)と、Bmaxとを比較し、(y+dy)≦
Bmaxならば、ブロックサイズ更新処理部6が、Ym
axcを(y+dy)に更新する。もし、(y+dy)
>Bmaxであれば、従来例と同様に、ブロック後処理
部7により、クリッピング処理等が行われる。
【0022】そして、最後に、中間データ格納処理部9
により、オブジェクトコードを中間データに変換し、そ
の結果を中間データ記憶装置10に書込む。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明によれば、受信データによ
り生成されるオブジェクトのサイズに応じて、ブロック
サイズが可変となるので、オブジェクトの分割処理が必
要最小限となり、オブジェクトのクリッピング処理や、
はみ出し分を次ブロックへ引き渡すための処理の実行回
数が減少し、インタプリタの高速処理が可能となる。ま
た、ブロックの最大サイズは従来と同じであり、記憶装
置の記憶容量も従来と変りない。つまり、記憶容量を増
やすことなしに、処理の高速化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すインタプリタのブロ
ック図である。
【図2】 図1のインタプリタのフローチャートであ
る。
【図3】 従来のプリンタ制御装置におけるインタプリ
タのブロック図である。
【図4】 図3のインタプリタのフローチャートであ
る。
【図5】 プリンタ制御装置におけるブロック分割の説
明図である。
【図6】 プリンタの印刷処理のシーケンスを示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…解析前処理部、2…受信データ読み出し処理部、3
…受信バッファ、4…受信データ解析処理部、5…オブ
ジェクトサイズ判定処理部、6…ブロックサイズ更新処
理部、7…ブロック後処理部、8…中間データ一時記憶
装置、9…中間データ格納処理部、10…中間データ記
憶装置、11…ホストコンピュータ、12…受信処理
部、13…受信バッファ、14…インタプリタ、15…
中間データ記憶装置、16…展開処理部、17…印刷デ
ータ記憶装置、18…印刷データ出力処理部、19…印
刷機構部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからのデータの受
    信、解析、及び描画の制御を行う制御手段と、印刷デー
    タ記憶装置を有するプリンタ制御装置において、印刷デ
    ータ記憶装置を、ホストコンピュータからのデータの内
    容に応じて、任意の大きさの領域に分割し、受信データ
    の解析及び描画処理を行うことを特徴とするプリンタ制
    御装置。
JP9011013A 1997-01-24 1997-01-24 プリンタ制御装置 Withdrawn JPH10207650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011013A JPH10207650A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 プリンタ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011013A JPH10207650A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 プリンタ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10207650A true JPH10207650A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11766242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9011013A Withdrawn JPH10207650A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 プリンタ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10207650A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327155A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
US20080266604A1 (en) * 2006-12-19 2008-10-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus, printing method and control program

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327155A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
US20080266604A1 (en) * 2006-12-19 2008-10-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus, printing method and control program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06290007A (ja) プリンタにおけるラスタ発生器およびプリンタに対するメモリ要求を減少する方法
US5737501A (en) Printer control unit and method
US5136688A (en) Print data processing apparatus for an image forming apparatus
US5732202A (en) Data processing apparatus, data processing method, memory medium storing data processing program, output device, output control method and memory medium storing control program therefor
US5835122A (en) Printing apparatus and method capable of selectively printing with a plurality of resolutions
JPH0465258A (ja) テキスト情報処理装置
US4475162A (en) Output device for providing information by scan
US6310693B1 (en) Printing control apparatus and method, and printing system for reducing processing overhead
US6738150B1 (en) Methods and systems for processing image data
JPH10207650A (ja) プリンタ制御装置
US5586229A (en) Band printing method for preventing band overrun error in page printer
EP0481787B1 (en) Output method and apparatus
US6002848A (en) Band-based printing control system
EP0440359B1 (en) Output apparatus
KR100208696B1 (ko) 래스터 이미지를 고화질로 인쇄하는 프린터 및 방법
JP3015133B2 (ja) 印刷制御装置及び方法
JPS5866181A (ja) 図形記録装置
JP3204136B2 (ja) 画像処理装置及び圧縮処理方法
JP2878094B2 (ja) 印刷装置
JP2711860B2 (ja) 出力制御方法およびその装置
JP3450958B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP3053196B2 (ja) イメージデータのラスタ変換装置
EP0397415A2 (en) Raster scan type printer
JPH10187361A (ja) プリンタ制御装置
JP2715475B2 (ja) 図形出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406