JPH10207178A - 電子写真画像形成装置における帯電装置 - Google Patents
電子写真画像形成装置における帯電装置Info
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- JPH10207178A JPH10207178A JP584697A JP584697A JPH10207178A JP H10207178 A JPH10207178 A JP H10207178A JP 584697 A JP584697 A JP 584697A JP 584697 A JP584697 A JP 584697A JP H10207178 A JPH10207178 A JP H10207178A
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- Japan
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- housing
- grid
- charger
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- peripheral surface
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電装置において、帯電均一性のキーパラメ
ータである感光体とグリッドとの間隔及び長手方向の平
行度を精密に規制し、且つグリッドアセンブリとグリッ
ドの複写機本体からの一体的な着脱を可能とすること。 【解決手段】 ハウジング内に収納した感光体ドラムの
周面に沿って帯電器のグリッドを沿わせて配置する帯電
装置において、帯電器を感光体ドラムの軸線方向に平行
な向きでハウジングに対して差し込み可能とするととも
に、帯電器とハウジングとの間に装着時の位置を決める
ための係合機構を備え、この係合機構によって帯電器が
ハウジング内に拘束されたときグリッドの長手方向の両
端を支持するための支持部を備え、この支持部によって
感光体ドラムとグリッドとの間の平行度を高く維持して
画像の濃度差の発生を防止する。
ータである感光体とグリッドとの間隔及び長手方向の平
行度を精密に規制し、且つグリッドアセンブリとグリッ
ドの複写機本体からの一体的な着脱を可能とすること。 【解決手段】 ハウジング内に収納した感光体ドラムの
周面に沿って帯電器のグリッドを沿わせて配置する帯電
装置において、帯電器を感光体ドラムの軸線方向に平行
な向きでハウジングに対して差し込み可能とするととも
に、帯電器とハウジングとの間に装着時の位置を決める
ための係合機構を備え、この係合機構によって帯電器が
ハウジング内に拘束されたときグリッドの長手方向の両
端を支持するための支持部を備え、この支持部によって
感光体ドラムとグリッドとの間の平行度を高く維持して
画像の濃度差の発生を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置やプリンタ等の像担持体を一様に帯電するスコロト
ロン型帯電装置におけるグリッドの保持構造に関する。
装置やプリンタ等の像担持体を一様に帯電するスコロト
ロン型帯電装置におけるグリッドの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子写真画像形成装置の画像形成
部においては、画像領域内での濃度差、感光体の感度ム
ラや帯電器のワイヤの汚れ等を含めて画像形成を担う各
種の機器の特性要因によって決定されることが従来から
知られている。
部においては、画像領域内での濃度差、感光体の感度ム
ラや帯電器のワイヤの汚れ等を含めて画像形成を担う各
種の機器の特性要因によって決定されることが従来から
知られている。
【0003】たとえば、この画像形成部に配置されてい
る帯電器では、感光体の表面に均一な電化を供給するた
めの帯電コロトロングリッドと感光体との距離の長手方
向の平行度が帯電ムラに最も影響することが判ってい
る。また、特に複数色の重ね画像を形成するフルカラー
画像形成装置では、帯電装置の帯電ムラは色差にも影響
を与えている。
る帯電器では、感光体の表面に均一な電化を供給するた
めの帯電コロトロングリッドと感光体との距離の長手方
向の平行度が帯電ムラに最も影響することが判ってい
る。また、特に複数色の重ね画像を形成するフルカラー
画像形成装置では、帯電装置の帯電ムラは色差にも影響
を与えている。
【0004】このような帯電器についての帯電ムラによ
る画像形成への影響を排除するためには、帯電コロトロ
ンと感光体との距離を高精度で設定することが有効であ
る。たとえば、特開平2−193161号公報に記載さ
れているように、帯電器の長手方向における帯電コロト
ロングリッドと感光体との平行度を精密に規制するた
め、感光体と一体に組み立てられる感光体のハウジング
に帯電コロトロングリッドを一体に取り付けるように
し、感光体との間の距離と平行度を高精度で維持する構
成としたものがある。
る画像形成への影響を排除するためには、帯電コロトロ
ンと感光体との距離を高精度で設定することが有効であ
る。たとえば、特開平2−193161号公報に記載さ
れているように、帯電器の長手方向における帯電コロト
ロングリッドと感光体との平行度を精密に規制するた
め、感光体と一体に組み立てられる感光体のハウジング
に帯電コロトロングリッドを一体に取り付けるように
し、感光体との間の距離と平行度を高精度で維持する構
成としたものがある。
【0005】一方、帯電コロトロングリッドは、帯電器
の放電による放電生成物や装置内を飛散するトナー等の
付着によってその表面抵抗が一様でなくなったり、放電
生成物による感光体ダメージを防ぐために帯電コロトロ
ングリッドに塗布した触媒の寿命等の関係によって、画
像形成装置がその寿命に至るまでの間に頻繁にメンテナ
ンスを行う必要がある。
の放電による放電生成物や装置内を飛散するトナー等の
付着によってその表面抵抗が一様でなくなったり、放電
生成物による感光体ダメージを防ぐために帯電コロトロ
ングリッドに塗布した触媒の寿命等の関係によって、画
像形成装置がその寿命に至るまでの間に頻繁にメンテナ
ンスを行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先の公報に
記載のものでは、帯電コロトロングリッドのみをメンテ
ナンスしようとしても、その周りの感光体,クリーニン
グ装置及び帯電装置が一体として組み立てられている感
光体ユニットと一緒に画像形成装置から取り外す必要が
ある。このため、定期的なメンテナンスを行うサービス
エンジニアにとっては、作業工数が増えることになり、
使用者側にとっても装置を使えない時間が長くなってし
まうという弊害を招く。
記載のものでは、帯電コロトロングリッドのみをメンテ
ナンスしようとしても、その周りの感光体,クリーニン
グ装置及び帯電装置が一体として組み立てられている感
光体ユニットと一緒に画像形成装置から取り外す必要が
ある。このため、定期的なメンテナンスを行うサービス
エンジニアにとっては、作業工数が増えることになり、
使用者側にとっても装置を使えない時間が長くなってし
まうという弊害を招く。
【0007】また、たとえば特開平2−289869号
公報及び特開平5−289471号公報に記載のよう
に、帯電器に直に帯電コロトロングリッドを取り付ける
ようにし、そのメンテンナンス性を向上させるようにし
たものもある。
公報及び特開平5−289471号公報に記載のよう
に、帯電器に直に帯電コロトロングリッドを取り付ける
ようにし、そのメンテンナンス性を向上させるようにし
たものもある。
【0008】しかしながら、これらの公報に記載のもの
はいずれも部品点数を多くすることによってメンテナン
ス性についての改善を図ることを主な目的としたもので
あって、帯電コロトロングリッドと感光体との間の距離
及びその長手方向の平行度を適正に保つことによって、
画像形成の際の濃度差の発生を抑える点については十分
な効力はない。
はいずれも部品点数を多くすることによってメンテナン
ス性についての改善を図ることを主な目的としたもので
あって、帯電コロトロングリッドと感光体との間の距離
及びその長手方向の平行度を適正に保つことによって、
画像形成の際の濃度差の発生を抑える点については十分
な効力はない。
【0009】本発明において解決すべき課題は、帯電装
置において、帯電均一性のキーパラメータである感光体
とグリッドとの間隔及び長手方向の平行度を精密に規制
し、且つ帯電器アセンブリとグリッドの複写機本体から
の一体的な着脱を可能とすることにある。
置において、帯電均一性のキーパラメータである感光体
とグリッドとの間隔及び長手方向の平行度を精密に規制
し、且つ帯電器アセンブリとグリッドの複写機本体から
の一体的な着脱を可能とすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング内
に収納した感光体ドラムの周面に沿って帯電器のグリッ
ドを沿わせて配置する帯電装置において、帯電器を感光
体ドラムの軸線方向に平行な向きでハウジングに対して
差し込み可能とするとともに、帯電器とハウジングとの
間に装着時の位置を決めるための係合機構を備え、この
係合機構によって帯電器がハウジング内に拘束されたと
きグリッドの長手方向の両端を支持するための支持部を
備えてなることを特徴とする。
に収納した感光体ドラムの周面に沿って帯電器のグリッ
ドを沿わせて配置する帯電装置において、帯電器を感光
体ドラムの軸線方向に平行な向きでハウジングに対して
差し込み可能とするとともに、帯電器とハウジングとの
間に装着時の位置を決めるための係合機構を備え、この
係合機構によって帯電器がハウジング内に拘束されたと
きグリッドの長手方向の両端を支持するための支持部を
備えてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、支持部は、ハウジン
グの両端部であってグリッドの両端間の距離よりも少し
短い間隔を持って一対形成され且つハウジングに組み込
む感光体ドラムの周面からの突き出し長さを等しくした
支持突起とすることができる。
グの両端部であってグリッドの両端間の距離よりも少し
短い間隔を持って一対形成され且つハウジングに組み込
む感光体ドラムの周面からの突き出し長さを等しくした
支持突起とすることができる。
【0012】この場合、グリッドを支持突起に懸架する
と共に支持突起の間の部分のグリッドに張力を付加可能
なハウジングに対する帯電器の位置関係としてもよい。
と共に支持突起の間の部分のグリッドに張力を付加可能
なハウジングに対する帯電器の位置関係としてもよい。
【0013】
【実施例】図1は本発明の帯電器を備えた感光体ユニッ
トの正面図、図2は正面縦断面図、図3は図2のA−A
線矢視による縦断面図である。
トの正面図、図2は正面縦断面図、図3は図2のA−A
線矢視による縦断面図である。
【0014】図において、感光体ユニットのハウジング
1に感光体ドラム2を組み込むと共に、この感光体ドラ
ム2に一体に連結した駆動軸2aをハウジング1から外
に突き出して配置している。そして、感光体ドラム2の
周面に沿ってハウジング1に対して出し入れ自在な帯電
器3をハウジング1とは独立して着脱可能に取り付けて
いる。
1に感光体ドラム2を組み込むと共に、この感光体ドラ
ム2に一体に連結した駆動軸2aをハウジング1から外
に突き出して配置している。そして、感光体ドラム2の
周面に沿ってハウジング1に対して出し入れ自在な帯電
器3をハウジング1とは独立して着脱可能に取り付けて
いる。
【0015】ハウジング1は、帯電器3を出し入れする
ための装着口1aを正面側に開口させるとともに、装着
口1aの開口縁に連なって最も奥の近傍部分まで伸ばし
た2条のガイドレール1b,1cを備えたものである。
一方、帯電器3はその内部のトナー汚れを防ぐためのダ
クト4をこの帯電器3の長手方向にほぼ一致させた寸法
として一体化したものであり、このダクト4にはハウジ
ング1のガイドレール1b,1cを摺動する2条のガイ
ド部4a,4bを形成し、図2においてダクトと共に帯
電器3を図面と直交する方向に移動可能に装着可能とす
る。
ための装着口1aを正面側に開口させるとともに、装着
口1aの開口縁に連なって最も奥の近傍部分まで伸ばし
た2条のガイドレール1b,1cを備えたものである。
一方、帯電器3はその内部のトナー汚れを防ぐためのダ
クト4をこの帯電器3の長手方向にほぼ一致させた寸法
として一体化したものであり、このダクト4にはハウジ
ング1のガイドレール1b,1cを摺動する2条のガイ
ド部4a,4bを形成し、図2においてダクトと共に帯
電器3を図面と直交する方向に移動可能に装着可能とす
る。
【0016】ここで、ガイドレール1b,1cはハウジ
ング1に組み込んだ感光体ドラム2の軸線に対して平行
な案内面を形成したものとする。なお、ガイドレール1
b,1cとガイド部4a,4bとの摺動によって、感光
体ドラム1に対する帯電器3の配置を適度な平行度を持
つ関係として組み立てることができるようにすることが
好ましい。
ング1に組み込んだ感光体ドラム2の軸線に対して平行
な案内面を形成したものとする。なお、ガイドレール1
b,1cとガイド部4a,4bとの摺動によって、感光
体ドラム1に対する帯電器3の配置を適度な平行度を持
つ関係として組み立てることができるようにすることが
好ましい。
【0017】図4は帯電器3の要部を示す縦断面図であ
り、シールド材3aによって保持された帯電コロトロン
グリッド3bがハウジング1の中に帯電器3を装着した
ときに感光体2の周面に対峙する姿勢として組み込まれ
ている。そして、シールド材1aの一端側であってハウ
ジング1の装着口1aに差し込む側の端部にはプラグ3
cを一体に形成すると共に、他端側にはストッパ3dを
設けている。また、このストッパ3dの近傍には、帯電
コロトロングリッド3bの一端を連接するスプリング3
eを設け、このスプリング3eによって帯電コロトロン
グリッド3bに張力を与えた状態でハウジング1内に組
み込むものとする。なお、プラグ3c及びストッパ3d
部分はそれぞれ絶縁ブロック3f,3gに含まれるよう
に形成され、帯電器3をハウジング1内に組み込んだと
きには一方の絶縁ブロック3gがこのハウジング1の外
面に突き当たってストッパとしての機能を果たす。
り、シールド材3aによって保持された帯電コロトロン
グリッド3bがハウジング1の中に帯電器3を装着した
ときに感光体2の周面に対峙する姿勢として組み込まれ
ている。そして、シールド材1aの一端側であってハウ
ジング1の装着口1aに差し込む側の端部にはプラグ3
cを一体に形成すると共に、他端側にはストッパ3dを
設けている。また、このストッパ3dの近傍には、帯電
コロトロングリッド3bの一端を連接するスプリング3
eを設け、このスプリング3eによって帯電コロトロン
グリッド3bに張力を与えた状態でハウジング1内に組
み込むものとする。なお、プラグ3c及びストッパ3d
部分はそれぞれ絶縁ブロック3f,3gに含まれるよう
に形成され、帯電器3をハウジング1内に組み込んだと
きには一方の絶縁ブロック3gがこのハウジング1の外
面に突き当たってストッパとしての機能を果たす。
【0018】図3に戻って、画像形成装置の本体の内部
であってハウジング1の外部には帯電器3のプラグ3c
が接続されるコネクタ5を配置する。このコネクタ5
は、帯電器3をガイドレール1b,1c及びガイド部4
a,4bによって案内させながら図3において右側に移
動させていくときのプラグ3cと位置を整合させた関係
としておくことによって、帯電器3を装着口1aから差
し込むだけでこれらのプラグ3cとコネクタ5との接続
が可能である。
であってハウジング1の外部には帯電器3のプラグ3c
が接続されるコネクタ5を配置する。このコネクタ5
は、帯電器3をガイドレール1b,1c及びガイド部4
a,4bによって案内させながら図3において右側に移
動させていくときのプラグ3cと位置を整合させた関係
としておくことによって、帯電器3を装着口1aから差
し込むだけでこれらのプラグ3cとコネクタ5との接続
が可能である。
【0019】図5及び図6はそれぞれ帯電器3の左端部
及び右端部の要部を示す拡大縦断面図である。
及び右端部の要部を示す拡大縦断面図である。
【0020】帯電コロトロングリッド3bの両端は、帯
電器3の両端部のエッジ3h,3iによって保持されて
弦のように張力を持った状態で取り付けられている。そ
して、ハウジング1にはこれらのエッジ3h,3iの近
傍であって内部側に支持突起1d,1eを形成し、これ
らの支持突起1d,1eに帯電コロトロングリッド3b
を預けるようにして感光体ドラム2の周面との間の平行
度を高く維持できるような組立て構造とする。
電器3の両端部のエッジ3h,3iによって保持されて
弦のように張力を持った状態で取り付けられている。そ
して、ハウジング1にはこれらのエッジ3h,3iの近
傍であって内部側に支持突起1d,1eを形成し、これ
らの支持突起1d,1eに帯電コロトロングリッド3b
を預けるようにして感光体ドラム2の周面との間の平行
度を高く維持できるような組立て構造とする。
【0021】以上の構成において、電子写真画像形成装
置の本体の中に組み込まれた感光体ユニットのハウジン
グ1に対して、帯電器3は独立して出し入れ自在なの
で、メンテナンスのときにはハウジング1自体を画像形
成装置の本体から引き出したり再装着することは不要と
なる。
置の本体の中に組み込まれた感光体ユニットのハウジン
グ1に対して、帯電器3は独立して出し入れ自在なの
で、メンテナンスのときにはハウジング1自体を画像形
成装置の本体から引き出したり再装着することは不要と
なる。
【0022】すなわち、従来では感光体ユニットの全体
を画像形成装置の本体から外すようにして帯電器の交換
や保守点検をする必要があったのに対し、帯電器3だけ
を分解するようにしてハウジング1から取り外したり、
点検の後に図7及び図8の順に再びハウジング1の中に
差し込むだけの作業で済み、保守点検の時間が大幅に短
縮される。
を画像形成装置の本体から外すようにして帯電器の交換
や保守点検をする必要があったのに対し、帯電器3だけ
を分解するようにしてハウジング1から取り外したり、
点検の後に図7及び図8の順に再びハウジング1の中に
差し込むだけの作業で済み、保守点検の時間が大幅に短
縮される。
【0023】また、帯電器3に一体としたダクト4に設
けたガイド部4a,4bをハウジング1のガイドレール
1b,1cに対して摺動させるだけで帯電器3をその所
定の位置に確実にセットすることができる。そして、図
8に示す組み込み完了の直前では帯電コロトロングリッ
ド3bは左端側のみが支持突起1dの上に載っているだ
けであるが、図3に示すようにプラグ3cがコネクタ5
の中に結合されて帯電器3がハウジング1内に完全に組
み込まれたときには、帯電コロトロングリッド3bはそ
の長手方向の両端部が支持突起1d,1eに突き当たる
ようになる。
けたガイド部4a,4bをハウジング1のガイドレール
1b,1cに対して摺動させるだけで帯電器3をその所
定の位置に確実にセットすることができる。そして、図
8に示す組み込み完了の直前では帯電コロトロングリッ
ド3bは左端側のみが支持突起1dの上に載っているだ
けであるが、図3に示すようにプラグ3cがコネクタ5
の中に結合されて帯電器3がハウジング1内に完全に組
み込まれたときには、帯電コロトロングリッド3bはそ
の長手方向の両端部が支持突起1d,1eに突き当たる
ようになる。
【0024】ここで、ハウジング1に設ける支持突起1
d,1eの突き出し長さを一致させたものとし、その加
工精度も高いものとして成形する。このように支持突起
1d,1eの突き出し長さを一致させることで、ハウジ
ング1に装着する感光体ドラム2の周面からの距離も同
様に一致させる組立てが可能である。したがって、支持
突起1d,1eによって支持される帯電コロトロングリ
ッド3bが感光体ドラム2の周面に対峙する部分は、感
光体ドラム2の周面と高い精度で平行度を持たせた関係
として配置することができる。
d,1eの突き出し長さを一致させたものとし、その加
工精度も高いものとして成形する。このように支持突起
1d,1eの突き出し長さを一致させることで、ハウジ
ング1に装着する感光体ドラム2の周面からの距離も同
様に一致させる組立てが可能である。したがって、支持
突起1d,1eによって支持される帯電コロトロングリ
ッド3bが感光体ドラム2の周面に対峙する部分は、感
光体ドラム2の周面と高い精度で平行度を持たせた関係
として配置することができる。
【0025】また、帯電コロトロングリッド3bは線材
なので、ハウジング1内に装着したときに図5及び図6
に示すように帯電器3のエッジ3h,3iの下端が支持
突起1d,1eの上端よりも少し下がるような関係とし
ておけば、これらの支持突起1d,1eの間に弦を張る
ようになる。したがって、帯電コロトロングリッド3b
は張力を持たせた状態とすることができ、その直線度も
高く維持される。このため、帯電コロトロングリッド3
と感光体ドラム2の周面との間の平行度は更に一層高く
維持されることになる。
なので、ハウジング1内に装着したときに図5及び図6
に示すように帯電器3のエッジ3h,3iの下端が支持
突起1d,1eの上端よりも少し下がるような関係とし
ておけば、これらの支持突起1d,1eの間に弦を張る
ようになる。したがって、帯電コロトロングリッド3b
は張力を持たせた状態とすることができ、その直線度も
高く維持される。このため、帯電コロトロングリッド3
と感光体ドラム2の周面との間の平行度は更に一層高く
維持されることになる。
【0026】このように、帯電コロトロングリッド3b
と感光体ドラム2の周面との間の平行度を高くした組み
込みが可能となり、感光体ドラム2と帯電コロトロング
リッド3bとの間の距離が帯電ムラを起こして画像の濃
度差を生じるようなことはなく、良好な画像が得られ
る。
と感光体ドラム2の周面との間の平行度を高くした組み
込みが可能となり、感光体ドラム2と帯電コロトロング
リッド3bとの間の距離が帯電ムラを起こして画像の濃
度差を生じるようなことはなく、良好な画像が得られ
る。
【0027】また、帯電コロトロングリッド3bはスプ
リング3eによって長手方向に張力を与えるようにもな
っているので、このスプリング3eによる引っ張りの付
勢力によって帯電コロトロングリッド3bを常に安定し
て保持でき、感光体ドラム1の周面との間の平行度を高
く維持することができる。
リング3eによって長手方向に張力を与えるようにもな
っているので、このスプリング3eによる引っ張りの付
勢力によって帯電コロトロングリッド3bを常に安定し
て保持でき、感光体ドラム1の周面との間の平行度を高
く維持することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明では、感光体ユニットの全体を画
像形成装置の本体に対して着脱することなく帯電器のみ
を感光体ユニットのハウジングに対して取り外し及び取
り付けるだけの作業で帯電器の保守点検が可能であり、
作業時間を大幅に短縮することができる。
像形成装置の本体に対して着脱することなく帯電器のみ
を感光体ユニットのハウジングに対して取り外し及び取
り付けるだけの作業で帯電器の保守点検が可能であり、
作業時間を大幅に短縮することができる。
【0029】また、感光体ユニットのハウジングに設け
る支持部によって帯電コロトロングリッドを弦のように
張った状態で感光体ドラムの周面との間の平行度を高く
維持した組み込み構造を得ることできるので、感光体ド
ラムの軸線方向の全長に亘って帯電コロトロングリッド
との間の間隔を高精度で均等に保持でき、濃度差のない
画像の形成が可能となる。
る支持部によって帯電コロトロングリッドを弦のように
張った状態で感光体ドラムの周面との間の平行度を高く
維持した組み込み構造を得ることできるので、感光体ド
ラムの軸線方向の全長に亘って帯電コロトロングリッド
との間の間隔を高精度で均等に保持でき、濃度差のない
画像の形成が可能となる。
【図1】 本発明の帯電器を備えた感光体ユニットの正
面図である。
面図である。
【図2】 感光体ユニットへの帯電器の組み込み構造を
示す要部の縦断面図である。
示す要部の縦断面図である。
【図3】 図2のA−A線矢視による縦断面図である。
【図4】 帯電器の詳細を示す縦断面図である。
【図5】 帯電器の左端部とハウジングに設ける支持突
起との関係を示す要部の縦断面図である。
起との関係を示す要部の縦断面図である。
【図6】 帯電器の右端部とハウジングに設ける支持突
起との関係を示す要部の縦断面図である。
起との関係を示す要部の縦断面図である。
【図7】 ハウジングへの帯電器の差し込みの初期を示
す要部の縦断面図である。
す要部の縦断面図である。
【図8】 ハウジングへの帯電器の差し込みの完了直前
を示す要部の縦断面図である。
を示す要部の縦断面図である。
1 :ハウジング 1a:装着口 1b,1c:ガイドレール 1d,1eコロトロン支持突起 2 :感光体ドラム 2a:駆動軸 3 :帯電器 3a:シールド材 3b:帯電コロトロングリッド 3c:プラグ 3d:ストッパ 3e:スプリング 3f,3g:絶縁ブロック 4 :ダクト 4a,4b:ガイド部 5 :コネクタ
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング内に収納した感光体ドラムの
周面に沿って帯電器のグリッドを沿わせて配置する帯電
装置において、帯電器を感光体ドラムの軸線方向に平行
な向きでハウジングに対して差し込み可能とするととも
に、帯電器とハウジングとの間に装着時の位置を決める
ための係合機構を備え、この係合機構によって帯電器が
ハウジング内に拘束されたときグリッドの長手方向の両
端を支持するための支持部を備えてなる電子画像形成装
置における帯電装置。 - 【請求項2】 前記支持部は、ハウジングの両端部であ
ってグリッドの両端間の距離よりも少し短い間隔を持っ
て一対形成され且つハウジングに組み込む感光体ドラム
の周面からの突き出し長さを等しくした支持突起として
なる請求項1記載の電子画像形成装置における帯電装
置。 - 【請求項3】 グリッドを支持突起に懸架すると共に支
持突起の間の部分のグリッドに張力を付加可能なハウジ
ングに対する帯電器の位置関係としてなる請求項2記載
の電子画像形成装置における帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP584697A JPH10207178A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 電子写真画像形成装置における帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP584697A JPH10207178A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 電子写真画像形成装置における帯電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10207178A true JPH10207178A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11622383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP584697A Pending JPH10207178A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 電子写真画像形成装置における帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10207178A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130077988A1 (en) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
CN103034088A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-10 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP584697A patent/JPH10207178A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130077988A1 (en) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
CN103019068A (zh) * | 2011-09-22 | 2013-04-03 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
US8953970B2 (en) * | 2011-09-22 | 2015-02-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus with a movable cleaning member |
CN103019068B (zh) * | 2011-09-22 | 2016-12-14 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
CN103034088A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-10 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
CN103034088B (zh) * | 2011-09-28 | 2016-08-03 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
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