JPH10206269A - 輪軸動釣合測定機における輪軸の回転方法、及び駆動ローラ装置 - Google Patents

輪軸動釣合測定機における輪軸の回転方法、及び駆動ローラ装置

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JPH10206269A
JPH10206269A JP1987397A JP1987397A JPH10206269A JP H10206269 A JPH10206269 A JP H10206269A JP 1987397 A JP1987397 A JP 1987397A JP 1987397 A JP1987397 A JP 1987397A JP H10206269 A JPH10206269 A JP H10206269A
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wheel
pair
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transfer rail
drive
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JP1987397A
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Hayato Oohito
隼人 大人
Osamu Natsume
治 夏目
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輪軸の動釣合い測定終了後、一対の駆動ローラ
を輪軸の車輪に再度押圧させる際に、該駆動ローラが損
耗することを防止する。 【解決手段】一対の駆動ローラ23を輪軸Wの車輪1に
押圧させ、該駆動ローラ23を駆動モータMにより駆動
回転させることによって前記輪軸Wを回転させ、該輪軸
Wの回転数が設定値に達した際に、前記駆動モータMの
電源を遮断して一対の駆動ローラ23を自由回転させる
と共に、一対の駆動ローラ23を押圧させる油圧シリン
ダ27のシリンダロッド27aを僅かに後退させ、該駆
動ローラ23が輪軸Wの車輪1を押圧することなく接触
した状態とし、一対の駆動ローラ23を輪軸Wの車輪1
と連れ回りさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として新幹線な
どの鉄道車両において、一定期間使用された輪軸の動釣
合いを測定する輪軸動釣合測定機における輪軸の回転方
法、及びその駆動ローラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新幹線などの鉄道車両を構成する輪軸
は、安全を確保するため一定期間使用されると分解され
て検査が行われる。輪軸について説明する。図14に示
されるように、新幹線のモータ車の輪軸Wは、一定間隔
をおいて配置された一対の車輪1に、車軸2が同心にし
て取付けられている。各車輪1は、床面Fに敷設された
レール3と接する踏面部1aと、各踏面部1aの内側に
設けられたフランジ部1bとから構成されている。車軸
2の両端部2aは、段付きとなって各車輪1の外側に突
出している。なお、符号4はギアボックスである。
【0003】従来の輪軸動釣合測定機R’における輪軸
Wの回転方法について説明する。図14及び図15に示
されるように、移載レール51に載置された輪軸Wは、
該移載レール51が下降することにより、一対の振動台
52に支持されると同時に、該輪軸Wの車輪1が一対の
駆動ローラ53に押圧される。この状態で該一対の駆動
ローラ53が駆動モータ(図示せず)により駆動回転さ
れることにより、輪軸Wが回転する。輪軸Wの回転数が
設定値(通常400rpm 程度)に達したら、駆動モータ
の電源を遮断すると共に、一対の駆動ローラ53を輪軸
Wの車輪1から離隔させる。図15では、一対の駆動ロ
ーラ53が下降することによって輪軸Wの車輪1から離
隔される。そのため、輪軸Wと一対の駆動ローラ53と
は自由回転する。
【0004】一対の駆動ローラ53を、輪軸Wから離隔
させる理由を説明する。一対の駆動ローラ53が、輪軸
Wの車輪1を押圧して回転させる際の押圧力は数十kg
である。そして、輪軸Wの残留不釣合いによって発生す
る加振力は2kg程度である。輪軸Wの動釣合いを測定
するということは、この加振力を測定するということで
ある。加振力は前記押圧力に対して極めて小さいので、
動釣合い(加振力)を測定する際に、該輪軸Wが一対の
駆動ローラ53からの押圧力を受けると、測定精度が悪
化する。そのため、一対の駆動ローラ53を輪軸Wの車
輪1から離隔させているのである。
【0005】輪軸Wが回転してから停止するまでの状態
を、図13を参照しながら説明する。輪軸Wは、一対の
駆動ローラ53に押圧された状態で回転されるので、そ
の駆動回転域D1 では、前記輪軸Wの周速は前記一対の
駆動ローラ53の周速と同一となって増速される。駆動
回転時間t1 経過後、輪軸Wの回転数が設定値に達す
る。その時点における輪軸Wの周速をU1 とする。ここ
で、一対の駆動ローラ53を駆動回転させている駆動モ
ータの電源が遮断されると共に、該駆動ローラ53が輪
軸Wから離隔される。測定域D2 において、輪軸Wの動
釣合いが測定される。測定時間t2 は、通常10秒程度
である。輪軸WのGD2 は大きいため、測定域D2 にお
ける輪軸Wの周速U1 はほとんど変化しない。しかし、
一対の駆動ローラ53を含む伝動装置のGD2 は小さい
ため、前記測定時間t2 の間に減速され、周速U2 にな
る。その状態を、図13において一点鎖線で示す。動釣
合い測定終了後、輪軸Wに制動力を与えるため、制動域
3 において一対の駆動ローラ53が再度輪軸Wに押圧
される。駆動モータにより、輪軸Wに回生制動が作用
し、制動時間t3 経過後、輪軸Wの回転が停止する。
【0006】動釣合いの測定中、一対の駆動ローラ53
は、輪軸Wの車輪1から離隔された状態で自由回転して
いる。上記したように、一対の駆動ローラ53を含む伝
動装置のGD2 は輪軸WのGD2 よりもはるかに小さい
ため、該駆動ローラ53と該輪軸Wとの間に周速の差が
生じる。即ち、輪軸Wの周速U1 は一対の駆動ローラ5
3の周速U2 よりも速い。そのため、輪軸Wの車輪1に
一対の駆動ローラ53を再度押圧させる場合、該駆動ロ
ーラ53の周速U2 が周速U1 に急激に増速される。そ
の結果、一対の駆動ローラ53にはその回転方向と同じ
方向に加速度が作用し、前記伝動装置を構成するプー
リ、支持軸などに衝撃力が与えられると共に、各駆動ロ
ーラ53の外周部を損耗させる。また、駆動モータの電
源を遮断せずに前記一対の駆動ローラ53を離隔させ、
一対の駆動ローラ53を駆動回転させたままの状態で再
度押圧させる場合、一対の駆動ローラ53の周速U3
方が速くなり、該駆動ローラ53の周速U3 が周速U1
に急激に減速される。その状態を、図13において二点
鎖線で示す。その結果、一対の駆動ローラ53にはその
回転方向と逆の方向に加速度が作用するため、前記伝動
装置に与えられる衝撃力や該駆動ローラ53の外周部の
損耗はより激しくなる。一対の駆動ローラ53の周速を
輪軸Wの周速と同一にした状態で再度押圧させればよい
が、そのための制御は極めて困難である。また、一対の
駆動ローラ53を押圧させず、輪軸Wの自由回転が自然
に終了するのを待つ場合、輪軸WのGD2 が大きいた
め、極めて長い時間が必要である。
【0007】一対の駆動ローラ53の外周部が鋼、鍛造
品等の金属材から成る場合、回転中に大きな騒音が発生
し、作業環境の悪化を招く。これを防止するためには、
防音室等の大掛かりな設備が必要である。また、上記し
た従来の技術において、一対の駆動ローラ53は、昇降
手段(図示せず)によって車輪1の踏面部1aに押圧さ
れる。そのため、該駆動ローラ53の製作精度、組付精
度、更にはそれらの損耗の程度により、各駆動ローラ5
3の押圧力が異なる恐れがある。すると、各駆動ローラ
53から輪軸Wに与えられる駆動トルクが不均一にな
り、該輪軸Wに回転むらが発生する。その結果、該輪軸
Wが、設定回転数に達するまでの時間が長くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した不具
合に鑑み、輪軸動釣合測定機において輪軸の動釣合いを
測定する際に、駆動ローラが損耗することを防止すると
共に、的確な作業環境が確保されること等を課題として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採用した第1の手段は、床面に敷設されたレ
ールと分断された移載レールに輪軸を移載した状態で、
昇降手段により該移載レールを下降させて、これに載置
されている輪軸の一対の振動台に支持させ、この状態で
輪軸の車輪に対して、一対の駆動ローラを押圧させて該
輪軸を回転させることにより、その動釣合いを測定する
輪軸動釣合測定機の回転方法において、輪軸の回転数が
設定値に達した際に、一対の駆動ローラの押圧を解除す
ると共に、駆動モータの電源を遮断して該駆動ローラを
自由回転させて、各駆動ローラを輪軸の車輪と連れ回り
させたことである。第2の手段は、各駆動ローラにおい
て、少なくとも車輪に押圧される部分を非金属材で構成
したことである。第3の手段は、一対の駆動ローラが、
前記車輪に対して揺動可能な状態で進退するように構成
したことである。
【0010】移載レールに移載された輪軸を一対の振動
台に支持し、一対の駆動ローラを該輪軸の車輪に押圧さ
せる。一対の駆動ローラは、揺動しながら車輪に押圧さ
れるため、各駆動ローラの押圧力は均等である。この状
態で、駆動モータにより前記駆動ローラを駆動回転させ
て、該輪軸を回転させる。輪軸の回転数が設定値に達し
た際に、前記駆動ローラの押圧を解除すると共に、駆動
モータの電源を遮断して一対の駆動ローラを自由回転さ
せ、輪軸の車輪と連れ回りさせる。この状態で輪軸の動
釣合いを測定する。動釣合いの測定が終了したら、一対
の駆動ローラを輪軸の車輪に再度押圧させることによ
り、該輪軸に制動をかける。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。本発明の実施例を説明するに当り、
「従来の技術」の項目で説明した部分と同一部分には同
一符号を付し、重複説明を避けて本発明の特徴的部分に
ついてのみ説明する。図1ないし図3に示されるよう
に、輪軸動釣合測定機Rのフレーム5は、床面Fに設け
られた所定の深さのピットH内に設置される。フレーム
5のほぼ中央部の上面には、移載レール装置Aと二基の
駆動ローラ装置Bとが配設されている。そして、それら
の両側には、一対の振動台6が配設されている。
【0012】最初に、一対の振動台6について説明す
る。図2に示されるように、一対の振動台6の上部に
は、複数個(本実施例では4個)の抜き穴7a,7b,7c,
7d が並列に形成されている。そして、両端の抜き穴7
a,7d と各振動台6の上部との間に、僅かな隙間を有す
る切込み8が形成されている。その結果、各振動台6の
上方部分で一対の支持ローラ9(後述)が取付けられる
各振動検出部6aは、薄肉の連結部11によって各振動
台6と連結されている。このように、各連結部11の肉
厚を薄くしたのは、各振動検出部6aと各振動台6との
連結剛性を低くして、振動検出部6aの振動が容易に検
出されるようにするためである。
【0013】図1及び図2に示されるように、各振動検
出部6aの上部のほぼ中央部には、フレーム5の長手方
向に沿ってそれぞれ一対の支持ローラ9が並列に支承さ
れている。これら二対の支持ローラ9の間に、輪軸Wの
車軸2の両端部2aが載置されることによって、該輪軸
Wが支持される。各振動台6の切込み8の近傍には、そ
れぞれ振動検出センサ12が取付けられている。前記し
た二対の支持ローラ9に支持されて高速で回転する輪軸
Wの振動が、各振動検出部6aを介して各振動検出セン
サ12に検出されることにより、輪軸Wの動釣合いが測
定される。一方側の振動検出部6aのほぼ中央部には、
該振動台6の外方に向かってブラケット13が取付けら
れていて、該ブラケット13の上部に回転数検出センサ
14が取付けられている。この回転数検出センサ14に
より、輪軸Wの回転数が検出される。また、各振動検出
部6aにおける一方側の上部には、略L字形状の規制ア
ーム15が取付けられている。各規制アーム15は、支
点ピン16を中心に回動可能である。各規制アーム15
において輪軸Wの車軸2の両端部2aと対応する位置に
は、それぞれ規制部材15aが取付けられている。各規
制アーム15を回動させ、それぞれの規制部材15a
を、前記二対の支持ローラ9に支持された車軸2の両端
部2aと僅かな隙間をもって配置させることにより、回
転中の輪軸Wが上下方向に移動することが規制される。
しかもこれらの規制部材15aは、車軸2の両端部2a
の段付きの部分にも当接するため、回転中の輪軸Wが長
手方向に移動することも規制される。なお、一対の振動
台6は、フレーム5の長手方向に沿って移動させること
ができる。また、上記した回転数検出センサ14が配設
される位置は、車輪1の側面部でも構わない。
【0014】次に、移載レール装置Aについて説明す
る。図1に示されるように、移載レール装置Aは、プレ
ート形状の移載レール17と、該移載レール17を昇降
させるための昇降手段とから構成されている。移載レー
ル17の上面には、輪軸Wにおける一対のフランジ部1
bを案内するための一対のレール溝18が形成されてい
る。一対のレール溝18の間隔は、輪軸Wの一対の車輪
1のフランジ部1bの間隔に対応している。図3に示さ
れるように、一対の移載レール17は床面Fに敷設され
た一対のレール3と分断されていて、僅かな隙間を介し
て接続されている。そして、水平状態における該移載レ
ール17の上面は、前記床面Fとほぼ同一である。床面
Fに敷設された一対のレール3を転動して搬入された輪
軸Wは、前記一対のレール溝18に案内されて移載レー
ル17のほぼ中央部に載置される。
【0015】図1及び図2に示されるように、フレーム
5の前部の上面には、該フレーム5の長手方向に沿って
所定間隔をおいて2本の支柱19が立設されている。移
載レール17は、2本の支柱19の上方に配置されてい
る。そして、移載レール17の前部の下面には、2本の
支柱19に対応して2個のブラケット17aが設けられ
ていて、これらのブラケット17aが各支点ピン21に
よって各支柱19と回動可能に連結されている。移載レ
ール17の後部には、フレーム5の後部のほぼ中央部に
装着された油圧シリンダ22のシリンダロッド22aの
先端部が取付けられている。この油圧シリンダ22は、
上記した昇降手段の一例である。油圧シリンダ22の下
端部は、フレーム5に対して回動可能に連結されてい
て、該油圧シリンダ22のシリンダロッド22aの先端
部は、移載レール17に対して回動可能に連結されてい
る。そのため、油圧シリンダ22を作動させることによ
り、移載レール17を各支点ピン21を中心に、輪軸W
の軸心に垂直な面内において回動させることができる。
その結果、移載レール17に載置された輪軸Wが昇降す
る。なお、この油圧シリンダ22には複数の近接スイッ
チ(図示せず)が取付けられていて、該複数の近接スイ
ッチでシリンダロッド22aの突出量を制御することに
より、移載レール17を自在の角度で停止させることが
できる。
【0016】次に、二基の駆動ローラ装置Bについて説
明する。図1、図3及び図4に示されるように、各駆動
ローラ装置Bは、フレーム5の上方で移載レール17の
両側の下方に配設された一対の駆動ローラ23(後述)
と、それらを支持するローラベース24を回動させて前
記一対の駆動ローラ23を、輪軸Wの車輪1の踏面部1
aに押圧させるための押圧手段とから構成されている。
フレーム5の後部の上面には、該フレーム5の長手方向
に沿って所定間隔をおいて2個のブラケット25が立設
されている。フレーム5の上方には、ローラベース24
が配置されている。ローラベース24の後部には、前記
した2個のブラケット25に対応して張出部24aが二
箇所に設けられている。図3に示されるように、2個の
ブラケット25の上部は二股形状を成していて、該二股
形状の部分にローラベース24の各張出部24aが嵌ま
り込んでいる。そして、各ブラケット25の二股形状の
部分とローラベース24の各張出部24aが、支点ピン
26によって連結されている。そのため、ローラベース
24は支点ピン26を中心に回動可能である。
【0017】図3及び図4に示されるように、ローラベ
ース24の前部には、フレーム5の前部のほぼ中央部に
装着された油圧シリンダ27のシリンダロッド27aの
先端部が取付けられている。この油圧シリンダ27は、
上記した押圧手段の一例である。油圧シリンダ27の下
端部は、フレーム5に対して回動可能に連結されてい
て、該油圧シリンダ27のシリンダロッド27aの先端
部は、ローラベース24に対して回動可能に連結されて
いる。そのため、油圧シリンダ27を作動させることに
より、ローラベース24を支点ピン26を中心に、輪軸
Wの軸心に直角な垂直面内において回動させることがで
きる。ローラベース24におけるフレーム5の幅方向の
両端部には、それぞれブラケット28が取付けられてい
る。これらのブラケット28のほぼ直上には、それぞれ
ローラプレート29が配置されている。各ローラプレー
ト29の下面には、それぞれ張出部29aが設けられて
いる。各ブラケット28の上部は二股形状を成してい
て、該二股形状の部分に各ローラプレート29の張出部
29aが嵌まり込んでいる。そして各ブラケット28の
二股形状の部分と各ローラプレート29の張出部29a
が、支点ピン31によって連結されている。そのため、
各ローラプレート29は、支点ピン31を中心に自在に
揺動可能である。
【0018】また、図4に示されるように、ローラベー
ス24における各ローラプレート29の長手方向の両端
部の直下には、前記した各ローラプレート29の揺動角
度を規制するためのストッパー32が、それぞれ設けら
れている。このストッパー32は、ローラベース24の
上面に固着された各雌ねじ筒33に調整ボルト34が螺
合された構成であって、各雌ねじ筒33に対する調整ボ
ルト34の突出長の変更により、前記ローラプレート2
9の揺動角度の調整を行うことができる。
【0019】図1、図3及び図4に示されるように、各
ローラプレート29の長手方向の両端部の上面には、一
対の軸受J1 が固設されている。一対の軸受J1 には、
フレーム5の長手方向に沿って各ローラ軸S1 が嵌装さ
れている。各ローラ軸S1 において、輪軸動釣合測定機
Rの外方に位置する長手方向の端部には、それぞれ一対
の駆動ローラ23が装着されており、同じく内方に位置
する長手方向の端部にはそれぞれ一対のローラプーリP
1 が装着されている。これら一対の駆動ローラ23は移
載レール17の両端部から、それぞれ僅かな隙間を介し
て配設されている。これは、前記一対の駆動ローラ23
の外周面を、移載レール17に載置された輪軸Wの一対
の車輪1の踏面部1aに押圧させるためである。
【0020】次に、本実施例の輪軸動釣合測定機Rの駆
動系統について説明する。図3及び図5に示されるよう
に、フレーム5の後部の上面には、その軸心方向がフレ
ーム5の長手方向に沿った形態で駆動モータMが配設さ
れている。ローラベース24において、駆動モータMと
相対向する部分は予め切り欠かれているため、ローラベ
ース24が回動しても駆動モータMと干渉することはな
い。駆動モータMのモータ軸36には、モータプーリP
2 が装着されている。そして、ローラベース24のほぼ
中央部には、フレーム5の長手方向に沿って中間軸S2
が配設されている。この中間軸S2 は、2個の軸受J2
によって支承されている。中間軸S2 の両端部にはそれ
ぞれ二連プーリP1'が装着されていて、該二連プーリP
1'と前記一対のローラプーリP1 との間にそれぞれベル
トV1 が掛装されている。また、中間軸S2 における一
方の軸受J2 の近傍には、中間プーリP3 が装着されて
いる。そしてこの中間プーリP3 は、2個の中間プーリ
4,P5 を介し、2本のベルトV2,V3 によりモータプ
ーリP2 と連結されている。駆動モータMを作動させる
と、各プーリP2 〜P5 を介して中間軸S2 が所定の方
向に回転する。そして、各プーリP1,P1'を介して全て
の駆動ローラ23が同方向に回転する。図5に示される
ように、2個の中間プーリP4,P5 の軸心は、ローラベ
ース24の回動中心である各支点ピン26の軸心と同一
になるように配設されている。そのため、ローラベース
24を回動させても、各中間プーリP3,P4 の心間距離
は変わらないので、ベルトV2 が伸縮することはない。
【0021】図6及び図7に示されるように、各駆動ロ
ーラ23は、金属材より成る芯金部37と、該芯金部3
7の外周面の部分に取付けられた外周部38とから構成
されている。この外周部38は非金属材(例えばウレタ
ンゴム、エンジニアリングプラスチックなど)から成
る。そして、芯金部37の外周面に設けられた凹部37
aに、外周部38の内周面に設けられた凸部38aが嵌
まり込んでいる。そのため、各駆動ローラ23が輪軸W
の車輪1を押圧した状態で駆動回転する際に、この外周
部38が外れにくくなっている。また、各駆動ローラ2
3が損耗しても、この外周部38のみ交換すればよい。
【0022】輪軸Wの動釣合い測定の際に、一対の駆動
ローラ23を連れ回りさせる方法について説明する。一
対の駆動ローラ23を連れ回りさせるためには、油圧シ
リンダ27のシリンダロッド27aを僅かな距離だけ後
退させてやればよい。そのためには、このシリンダロッ
ド27aの突出量を制御する。シリンダロッド27aの
突出量を、サーボ機構で制御する方法について説明す
る。図8及び図9に示されるように、油圧シリンダ27
のシリンダロッド27aには位置検出器39が取付けら
れている。この位置検出器39は、例えばポテンショメ
ータ、リニアエンコーダである。これにより、油圧シリ
ンダ27のシリンダロッド27aの現在位置(現在の突
出量)が検出される。また、シリンダロッド27aの突
出量は、外部から増幅器41を介してサーボ弁42に指
令43を与えることにより自在に制御可能である。この
サーボ弁42は、サーボ機能を有する電磁切換弁であり
三位置K1,K2,K3 の設定が可能である。位置K1 はシ
リンダロッド27aを突出させる位置であり、位置K2
はすべての出入口を閉塞してその状態を保持する位置、
位置K3 はシリンダロッド27aを後退させる位置であ
る。位置検出器39によって検出されたシリンダロッド
27aの位置信号44が、増幅器41を介してサーボ弁
42に伝達される。
【0023】一対の駆動ローラ23が、輪軸Wの車輪1
を押圧することなく接触している状態(一対の駆動ロー
ラ23が輪軸Wの車輪1と連れ回りする状態)における
シリンダロッド27aの突出量L1 を設定する。同様
に、一対の駆動ローラ23が、輪軸Wの車輪1を押圧し
て該輪軸Wを回転させる状態におけるシリンダロッド2
7aの突出量L2 を設定する。ここで、L2 >L1 であ
る。一対の駆動ローラ23が、輪軸Wの車輪1を押圧し
て該輪軸Wを回転させている状態(突出量L2 の状態)
から、輪軸Wの車輪1を押圧することなく接触している
状態(突出量L1の状態)にするには、シリンダロッド
27aの突出量をL2 からL1 にしてやればよい。その
ためには、外部からサーボ弁42に指令43を送り、シ
リンダロッド27aを突出量L2 と突出量L1 との差
(L2 −L1 )だけ後退させる。こうすることによっ
て、一対の駆動ローラ23は、輪軸Wの車輪1を押圧し
た状態から、押圧することなく接触した状態(連れ回り
状態)となる。なお、図8において符号45はポンプで
ある。
【0024】シリンダロッド27aの突出量を制御する
ための、別の方法について説明する。図10及び図11
に示されるように、油圧シリンダ27は汎用の電磁切換
弁46に接続されている。この電磁切換弁46は、前述
したサーボ弁42と同様に、三位置K1,K2,K3 の設定
が可能である。図11に示されるように、電磁切換弁4
6が位置K1 に設定され、シリンダロッド27aが突出
している。これは、一対の駆動ローラ23が輪軸Wの車
輪1を押圧している状態を示している。輪軸Wの回転数
が設定値に達した際に、電磁切換弁46の位置K1 を位
置K2 に切り換える。油圧シリンダ27における圧油の
出入口は全て閉塞されるため、シリンダロッド27aが
突出した状態が保持される。しかし、該シリンダロッド
27aは一対の駆動ローラ23などの重量により僅かに
後退するため、該駆動ローラ23は輪軸Wの車輪1を押
圧することなく接触した状態、即ち、連れ回り状態とな
る。この状態で輪軸Wの動釣合い測定を行う。動釣合い
測定のために必要な時間は10秒程度である。電磁切換
弁46が位置K2 に切り換えられた際のシリンダロッド
27aの突出量が、前述した突出量L1 になるように、
予めポンプ45の流量を調整しておく。
【0025】一対の駆動ローラ23を輪軸Wの車輪1に
押圧させる手段として、上記した油圧シリンダ27を使
用せずに電動ジャッキを使用し、該電動ジャッキを構成
するラムの突出量を制御してもよい。
【0026】次に、本実施例の輪軸動釣合測定機Rの作
用について説明する。移載レール17の上面に移載され
た輪軸Wは、該移載レール17が下降することによっ
て、その両端部2aが一対の振動台6に吊下げ状態で支
持される。
【0027】図12に示されるように、ローラベース2
4は予め下方に回動しているため、二対の支持ローラ9
に支持されている輪軸Wの各車輪1の踏面部1aと、一
対の駆動ローラ23との間には隙間が形成されている。
各ローラプレート29は、支点ピン31を中心に揺動可
能であるため、一対の駆動ローラ23を支持している各
ローラプレート29の長手方向の両端部の何れか一方
は、ストッパー32の調整ボルト34に当接しているこ
とが多い。調整ボルト34の頭部には、緩衝材(図示せ
ず)が取付けられている。この状態において、油圧シリ
ンダ27を作動させて、そのシリンダロッド27aを突
出させると、ローラベース24が上方に回動する。一対
の駆動ローラ23の何れか一方が、最初に車輪1の踏面
部1aに当接し、その後、他方が該踏面部1aに当接す
る。その際、各ローラプレート29が揺動可能な状態で
進退するため、一方の駆動ローラ23が車輪1の踏面部
1aに当接すると、前記各ローラプレート29が僅かに
揺動し、他方の駆動ローラ23を車輪1の踏面部1aに
当接させる。この状態において、各駆動ローラ23が、
車輪1の踏面部1aを押圧する力は、ほぼ等しい。続い
て、各駆動ローラ23は、油圧シリンダ27により、車
輪1の踏面部1aを更に押圧する。そのため、各駆動ロ
ーラ23が、車輪1の踏面部1aを押圧する力は、ほぼ
均等である。しかも、各駆動ローラ23の製作精度、組
付精度、更にはそれらの損耗の程度とほとんど無関係で
ある。これにより、一対の車輪1が、各車輪1における
周方向の異なる二箇所から受ける押圧力がほぼ等しくな
る。その結果、輪軸Wを回転させるために、一対の車輪
1に与えられる駆動トルクがほぼ等しくなり、該輪軸W
が設定回転数に達するまでの時間が短くなる。
【0028】油圧シリンダ27はサーボ弁42に接続さ
れているので、該油圧シリンダ27に送り込まれる圧油
の量を制御することによって、一対の駆動ローラ23が
輪軸Wの車輪1を所定の力で押圧するように、そのシリ
ンダロッド27aの突出量を調整できる。この状態で駆
動モータMを駆動させて全ての駆動ローラ23を駆動回
転させると、輪軸Wは各駆動ローラ23と反対方向に回
転する。図13に示されるように、駆動回転域D1 にお
ける輪軸Wの周速は、一対の駆動ローラ23の周速と同
一に推移する。駆動回転時間t1 が経過後、輪軸Wの回
転数が設定値に達する。駆動回転時間t1 は、通常2〜
3分である。
【0029】輪軸Wの回転数が設定値に達すると、駆動
モータMの電源が遮断されると共に、一対の駆動ローラ
23の押圧が解除される。即ち、外部からサーボ弁42
に指令43が送られ、油圧シリンダ27のシリンダロッ
ド27aが所定の長さだけ後退し、一対の駆動ローラ2
3が輪軸Wの車輪1を押圧することなく接触する状態と
なる。即ち、輪軸Wと一対の駆動ローラ23とは、共に
惰力によって連れ回り状態で自由回転する。この状態で
輪軸Wの動釣合いが測定される。測定時間t2は、通常
10秒程度である。輪軸Wは、一対の駆動ローラ23か
らの力をほとんど受けないため、測定精度が良好であ
る。動釣合い測定終了後、輪軸Wに制動をかけるため、
制動域D3 において一対の駆動ローラ23が再度輪軸W
に押圧される。再び、外部からサーボ弁42に指令43
が送られ、油圧シリンダ27のシリンダロッド27aが
所定の長さだけ突出し、一対の駆動ローラ23が輪軸W
の車輪1を押圧する。駆動モータMには回生制動がかか
り、制動時間t3 が経過後、輪軸Wの回転が停止する。
制動時間t3 は、通常3〜4分である。一対の駆動ロー
ラ23は輪軸Wの車輪1と連れ回りしており、両者の間
にはほとんど周速の差がない。即ち、輪軸Wと一対の駆
動ローラ23との周速は、前記輪軸Wが回転を開始して
から停止するまでほとんど同一の状態で推移する。その
ため、輪軸Wに制動をかけるため、一対の駆動ローラ2
3を押圧しても、該駆動ローラ23が損耗したり、駆動
ローラ装置Bを構成する各プーリP1 〜P5 やローラ軸
1 などに衝撃力が作用することはない。また、各駆動
ローラ23の外周部38が非金属材より成るため、押圧
時の発熱が抑止されると共に、騒音も発生しない。本実
施例では、各駆動ローラ23の外周部38のみを非金属
材としたが、該駆動ローラ23全体を非金属材としても
よい。
【0030】輪軸Wの回転が停止したら、油圧シリンダ
22を作動させて移載レール17を上方に回動させる。
移載レール17の後端部が床面Fよりも僅かに上方に位
置するように回動されるため、該輪軸Wは無動力で搬出
される。
【0031】本実施例のストッパー32は、雌ねじ筒3
3に調整ボルト34が螺合された形態であるため、その
高さを調整することができる。即ち、各ローラプレート
29の揺動角度を調整することができる。しかし、前記
雌ねじ筒33と前記調整ボルト34とを一体にした構成
のものでもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る輪軸動釣合測定機における
輪軸の回転方法では、一対の駆動ローラに押圧されて回
転する輪軸の回転数が設定値に達した際に、該駆動ロー
ラの押圧を解除すると共に、駆動モータの電源を遮断し
て一対の駆動ローラを自由回転させて、該駆動ローラを
輪軸の車輪と連れ回りさせている。動釣合い測定中、一
対の駆動ローラは輪軸の車輪と連れ回りしているため、
該輪軸は一対の駆動ローラからの押圧力を受けておら
ず、その測定精度は、前記一対の駆動ローラを輪軸から
離隔させた場合とほとんど同一である。また、輪軸と一
対の駆動ローラの周速が常に同一であるため、動釣合い
測定終了後該輪軸に制動をかけるために、一対の駆動ロ
ーラを輪軸の車輪に再度押圧しても、各駆動ローラが損
耗することや駆動ローラ装置を構成する部材に衝撃力を
与えることがない。更に、各駆動ローラにおいて、少な
くとも車輪に押圧される部分が非金属材で構成されてい
るため、押圧時の発熱が抑止されると共に、騒音がせ
ず、的確な測定作業が可能である。一対の駆動ローラ
は、それらを支持しているローラプレートが揺動可能な
状態で車輪に押圧されるため、常に均等な押圧力で車輪
に押圧される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輪軸動釣合測定機Rの正面図であ
る。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく駆動系統を示す平面図である。
【図4】一部を破断した図1のX矢視図である。
【図5】駆動系統を示す側面図である。
【図6】駆動ローラ23の正面図である。
【図7】図6のY−Y線断面図である。
【図8】油圧シリンダ27のシリンダロッド27aの突
出量をサーボ弁42で制御する場合の回路図である。
【図9】図8のブロック線図である。
【図10】油圧シリンダ27のシリンダロッド27aの
突出量を汎用の電磁切換弁46で制御する場合の回路図
である。
【図11】図10の油圧シリンダ27のシリンダロッド
27aを突出させる状態の回路図である。
【図12】ローラベース24を回動させ、各ローラプレ
ート29を揺動させながら、輪軸Wの車輪1に一対の駆
動ローラ23を押圧させる状態の作用説明図である。
【図13】経過時間に対する輪軸Wと一対の駆動ローラ
23の周速の変化を示すグラフである。
【図14】従来の輪軸動釣合測定機R’の正面図であ
る。
【図15】動釣合い測定の際に一対の駆動ローラ53を
輪軸Wから離隔させる状態の作用説明図である。
【符号の説明】
A:移載レール装置 B:駆動ローラ装置 F:床面 H:ピット M:駆動モータ R:輪軸動釣合測定機 W:輪軸 1:車輪 3:レール 6:振動台 17:移載レール 22:油圧シリンダ(昇降手段) 23:駆動ローラ 27:油圧シリンダ(押圧手段) 38:外周部(車輪に押圧される部分)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に敷設されたレールと分断された移
    載レールに輪軸を移載した状態で、昇降手段により該移
    載レールを下降させて、これに載置されている輪軸の一
    対の振動台に支持させ、この状態で輪軸の車輪に対し
    て、一対の駆動ローラを押圧させて該輪軸を回転させる
    ことにより、その動釣合いを測定する輪軸動釣合測定機
    の回転方法において、 輪軸の回転数が設定値に達した際に、一対の駆動ローラ
    の押圧を解除すると共に、駆動モータの電源を遮断して
    該駆動ローラを自由回転させて、各駆動ローラを輪軸の
    車輪と連れ回りさせることを特徴とする輪軸動釣合測定
    機における輪軸の回転方法。
  2. 【請求項2】 床面に敷設されたレールと分断された移
    載レールがピット内に、昇降手段により昇降可能に配設
    された移載レール装置と、 輪軸の長さに対応する間隔をおいて前記移載レールの両
    側に配設された一対の振動台と、 前記一対の振動台に支持された輪軸の車輪に対して一対
    の駆動ローラが進退可能に配設され、押圧手段により該
    駆動ローラを前記車輪に押圧させた状態で、該駆動ロー
    ラを回転させることにより、該輪軸を回転させる構成の
    駆動ローラ装置とを備え、 床面のレールから移載レールに輪軸を移載させた状態
    で、前記昇降手段により移載レールを下降させて、これ
    に載置されている輪軸を前記一対の振動台に支持させ、
    この状態で前記押圧手段により輪軸の車輪に対して、前
    記駆動ローラを押圧させて該輪軸を回転させることによ
    り、その動釣合いを測定する輪軸動釣合測定機におい
    て、 各駆動ローラにおいて、少なくとも車輪に押圧される部
    分が非金属材で構成されていることを特徴とする輪軸動
    釣合測定機における駆動ローラ装置。
  3. 【請求項3】 床面に敷設されたレールと分断された移
    載レールがピット内に、昇降手段により昇降可能に配設
    された移載レール装置と、 輪軸の長さに対応する間隔をおいて前記移載レールの両
    側に配設された一対の振動台と、 前記一対の振動台に支持された輪軸の車輪に対して一対
    の駆動ローラが進退可能に配設され、押圧手段により該
    駆動ローラを前記車輪に押圧させた状態で、該駆動ロー
    ラを回転させることにより、該輪軸を回転させる構成の
    駆動ローラ装置とを備え、 床面のレールから移載レールに輪軸を移載させた状態
    で、前記昇降手段により移載レールを下降させて、これ
    に載置されている輪軸を前記一対の振動台に支持させ、
    この状態で前記押圧手段により輪軸の車輪に対して、前
    記駆動ローラを押圧させて該輪軸を回転させることによ
    り、その動釣合いを測定する輪軸動釣合測定機におい
    て、 前記一対の駆動ローラが、前記車輪に対して揺動可能な
    状態で進退するように構成されていることを特徴とする
    輪軸動釣合測定機における駆動ローラ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114264412A (zh) * 2021-12-21 2022-04-01 诸暨恒达电机维修有限公司 可兼容不同规格电机的动平衡机
CN115318678A (zh) * 2022-10-13 2022-11-11 南通启重润滑设备有限公司 一种润滑设备内轴体部件的动平衡测试装置

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