JPH10205903A - 多室型空気調和機 - Google Patents

多室型空気調和機

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Publication number
JPH10205903A
JPH10205903A JP9013596A JP1359697A JPH10205903A JP H10205903 A JPH10205903 A JP H10205903A JP 9013596 A JP9013596 A JP 9013596A JP 1359697 A JP1359697 A JP 1359697A JP H10205903 A JPH10205903 A JP H10205903A
Authority
JP
Japan
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temperature
room temperature
change
detector
room
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9013596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takatani
隆幸 高谷
Hiroshi Kitayama
浩 北山
Kazuo Nakatani
和生 中谷
Masataka Ozeki
正高 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9013596A priority Critical patent/JPH10205903A/ja
Publication of JPH10205903A publication Critical patent/JPH10205903A/ja
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非共沸混合冷媒を用いた多室型空気調和機に
おいて、安価な方法で室内の負荷状態を検知し、負荷が
非常に大きい場合には、室温設定器の温度を圧縮機の回
転数が小さくなる方向に変化させ、効率の良い運転状態
で運転する。 【解決手段】 室温偏差計算手段26と、室温変化計算
手段27と、設定温度変更手段28と、設定温度解除手
段29と、室温検知器10の検知温度を設定温度変更手
段28または設定温度解除手段29で決定した設定温度
に一致させるための圧縮機1の運転周波数の操作量を決
定する圧縮機制御手段30とを備え、効率の良い運転状
態で運転することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非共沸混合冷媒を
用いた多室型空気調和機に係わり、特に圧縮機の制御に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多室型空気調和機とし
て、例えば、特開平4−297759号公報に掲載され
たものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した公報の
従来の多室型空気調和機について説明する。
【0004】図8は従来の多室型空気調和機の冷凍サイ
クル図である。この図において、1は圧縮機、2は四方
弁、3は室外側熱交換器、4はレシーバ、5はアキュム
レータであり、室外機6に備えられている。室内機7
a,7b,7cは、それぞれ室内側膨脹弁8a,8b,
8c、室内側熱交換器9a,9b,9c、室温検知器1
0a,10b,10cを備え、室外機6と液管11、ガ
ス管12により並列に配管接続され、ガス管12には圧
力検知器14を備えている。
【0005】以上のように構成された多室型空気調和機
の動作について説明する。まず、冷房運転について説明
する。この場合の冷媒の流れは実線矢印で表わし、圧縮
機1において圧縮された冷媒は、四方弁2通って室外側
熱交換器3で凝縮液化され、レシーバ4および液管11
を通って、室内側膨脹弁8a,8b,8cで低圧二相状
態まで減圧され、室内側熱交換器9a,9b,9cに流
入し、蒸発気化したあと、四方弁2およびアキュムレー
タ5を介し、圧縮機1に戻り、冷房運転を行う。
【0006】次に、暖房運転について説明する。この場
合の冷媒の流れは破線矢印で表わし、圧縮機1において
圧縮された冷媒は、四方弁2およびガス管2を通り、各
室内側熱交換器9a,9b,9cに流入し、それぞれ凝
縮液化され、各室内側膨脹弁8a,8b,8cを通って
液管11に流入する。レシーバ4を通り室外側熱交換器
3に流入し、蒸発気化したあと、四方弁2およびアキュ
ムレータ5を介し、圧縮機1に戻り、暖房運転を行う。
【0007】図9は従来の多室型空気調和機の圧縮機の
制御ブロック構成図であり、各室内機7a,7b,7c
の各定格能力値を設定する各室内機定格能力値設定器1
7a,17b,17cと、各室温の目標値を設定する各
室温設定器15a,15b,15cと各室温検知器10
a,10b,10cとの各出力の差を出力する各減算器
16a,16b,16cとの各出力と各室内機定格能力
設定器17a,17b,17cの各出力との各積を出力
する各室内機能力掛算器18a,18b,18cと各室
内機能力掛算器18a,18b,18cの各出力の和を
出力する全体能力加算器19と、全体能力加算器19の
出力を入力とする全体能力制御器20と、圧力設定器2
1と圧力検知器14との各出力の差を出力する減算器1
6dの出力を入力とする圧力制御器22と、圧力検知器
14の出力を入力とした圧力ファジィ演算で決定したメ
ンバシップ値に応じて全体能力制御器20による操作量
と圧力制御器22による操作量とを混合し圧縮機1の回
転数を決定する圧縮機操作量決定器23とを備え、この
圧縮機操作量決定器23で決定した操作量で圧縮機1の
回転数を操作するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、圧縮機1の制御の主制御は各室内の負荷を
検知した全体能力制御器20の出力であり、各室内機7
a,7b,7cの負荷が非常に大きく圧力検知器14で
検知した圧力が圧力ファジィ内の圧力の場合、圧縮機1
の回転数が大きくなり効率の悪い運転になるという課題
を有していた。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
安価な方法で室内の負荷状態を検知し、負荷が非常に大
きい場合には、室温設定器の温度を圧縮機の回転数が小
さくなる方向に変化させ、効率の良い運転状態で運転で
きる多室型空気調和機を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の多室型空気調和機は、圧縮機、四方弁、室外側
熱交換器、室外側膨脹弁から成る室外機と、室内側膨脹
弁、室内側熱交換器から成る複数の室内機とをガス管及
び液管を介して環状に接続し、前記各室内機の室温を検
知する室温検知器と、前記各室内機の目標温度を設定す
る室温設定器と、前記室温検知器の検知温度と前記室温
設定器の温度差を計算する室温偏差計算手段と、前記室
温検知器の検知温度の変化を計算する室温変化計算手段
と、前記室温偏差計算手段によって計算された温度差が
予め設定した温度差より大きくかつ前記室温変化計算手
段によって計算された温度変化が予め設定した温度変化
より小さい場合前記室温設定器の温度を予め設定した温
度だけ変更させる設定温度変更手段と、前記室温偏差計
算手段によって計算された温度差が予め設定した温度差
より小さいまたは前記室温変化計算手段によって計算さ
れた温度変化が予め設定した温度変化より大きい場合前
記設定温度変更手段を解除する設定温度解除手段と、前
記室温検知器の検知温度に一致させるための前記圧縮機
の運転周波数の操作量を決定する圧縮機制御手段を設
け、冷媒として非共沸混合物を用いた構成となってい
る。
【0011】これにより、安価な方法で室内の負荷状態
を検知し、検知が非常に大きい場合には、室温設定器の
温度を圧縮機の回転数が小さくなる方向に変化させ、効
率の良い運転状態で運転できる。
【0012】また、圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、
室外側膨脹弁から成る室外機と、室内側膨脹弁、室内側
熱交換器から成る複数の室内機とをガス管及び液管を介
して環状に接続し、前記各室内機の室温を検知する室温
検知器と、前記各室内機の目標温度を設定する室温設定
器と、前記室内機の運転容量を検知する運転容量検知器
と、前記室温検知器の検知温度と前記室温設定器の温度
差を計算する室温偏差計算手段と、前記室温検知器の検
知温度の変化を計算する室温変化計算手段と、前記室温
偏差計算手段によって計算された温度差が予め設定した
温度差より大きくかつ前記室温変化計算手段によって計
算された温度変化が予め設定した温度変化より小さい場
合前記室温設定器の温度を予め設定した温度だけ変更さ
せる設定温度変更手段と、前記室温偏差計算手段によっ
て計算された温度差が予め設定した温度差より小さいま
たは前記室温変化計算手段によって計算された温度変化
が予め設定した温度変化より大きい場合前記設定温度変
更手段を解除する第1の設定温度解除手段と、前記運転
容量検知器で検知した運転容量が予め設定した運転容量
より小さい場合前記設定温度変更手段を解除する第2の
設定温度解除手段と、前記室温検知器の検知温度を前記
設定温度変更手段または前記第1の設定温度解除手段ま
たは前記第2の設定温度解除手段で決定した設定温度に
一致させるための前記圧縮機の運転周波数の操作量を決
定する圧縮機制御手段を設け、冷媒として非共沸混合物
を用いた構成となっている。
【0013】これにより、安価な方法で室内の負荷状態
を検知し、負荷が非常に大きい場合には、室温設定器の
温度を圧縮機の回転数が小さくなる方向に変化させ、効
率の良い運転状態で運転でき、さらに運転容量が小さく
なった場合には負荷が小さくなったと判断し、元の設定
温度に戻すため効率の良い運転状態で所望の空調空間を
実現できる。
【0014】さらに、圧縮機、四方弁、室外側熱交換
器、室外側膨脹弁から成る室外機と、室内側膨脹弁、室
内側熱交換器から成る複数の室内機とをガス管及び液管
を介して環状に接続し、前記各室内機の室温を検知する
室温検知器と、前記各室内機の目標温度を設定する室温
設定器と、前記室内機の運転容量を検知する運転容量検
知器と、前記圧縮機の運転周波数を検知する運転周波数
検知器と、前記室温検知器の検知温度と前記室温設定器
の温度差を計算する室温偏差計算手段と、前記室温検知
器の検知温度の変化を計算する室温変化計算手段と、前
記室温偏差計算手段によって計算された温度差が予め設
定した温度差より大きくかつ前記室温変化計算手段によ
って計算された温度変化が予め設定した温度変化より小
さい場合前記室温設定器の温度を予め設定した温度だけ
変更させる設定温度変更手段と、前記室温偏差計算手段
によって計算された温度差が予め設定した温度差より小
さいまたは前記室温変化計算手段によって計算された温
度変化が予め設定した温度変化より大きい場合前記設定
温度変更手段を解除する第1の設定温度解除手段と、前
記運転容量検知器で検知した運転容量が予め設定した運
転容量より小さい場合前記設定温度変更手段を解除する
第2の設定温度解除手段と、前記運転周波数検知器で検
知した運転周波数が予め設定した運転周波数より低い場
合前記設定温度変更手段を解除する第3の設定温度解除
手段と、前記室温検知器の検知温度を前記設定温度変更
手段または前記第1の設定温度解除手段または前記第2
の設定温度解除手段または前記第3の設定温度解除手段
で決定した設定温度に一致させるための前記圧縮機の運
転周波数の操作量を決定する圧縮機制御手段を設け、冷
媒として非共沸混合物を用いた構成となっている。
【0015】これにより、安価な方法で室内の負荷状態
を検知し、負荷が非常に大きい場合には、室温設定器の
温度を圧縮機の回転数が小さくなる方向に変化させ、効
率の良い運転状態で運転でき、運転容量が小さくなった
り、運転容量が大きくても圧縮機の運転周波数が低くな
った場合には負荷が小さくなったと判断し、さらに早く
元の設定温度に戻すため効率の良い運転状態で所望の空
調空間を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外側膨脹弁か
ら成る室外機と、室内側膨脹弁、室内側熱交換器から成
る複数の室内機とをガス管及び液管を介して環状に接続
し、前記各室内機の室温を検知する室温検知器と、前記
各室内機の目標温度を設定する室温設定器と、前記室温
検知器の検知温度と前記室温設定器の温度差を計算する
室温偏差計算手段と、前記室温検知器の検知温度の変化
を計算する室温変化計算手段と、前記室温偏差計算手段
によって計算された温度差が予め設定した温度差より大
きくかつ前記室温変化計算手段によって計算された温度
変化が予め設定した温度変化より小さい場合前記室温設
定器の温度を予め設定した温度だけ変更させる設定温度
変更手段と、前記室温偏差計算手段によって計算された
温度差が予め設定した温度差より小さいまたは前記室温
変化計算手段によって計算された温度変化が予め設定し
た温度変化より大きい場合前記設定温度変更手段を解除
する設定温度解除手段と、前記室温検知器の検知温度を
前記設定温度変更手段または前記設定温度解除手段で決
定した設定温度に一致させるための前記圧縮機の運転周
波数の操作量を決定する圧縮機制御手段を設け、冷媒と
して非共沸混合物を用いた構成のものであり、室内の負
荷状態を検知し、負荷が非常に大きい場合には、室温設
定器の温度を圧縮機の回転数が小さくなる方向に変化さ
せ、効率の良い運転状態で運転できる。
【0017】請求項2に記載の発明は、圧縮機、四方
弁、室外側熱交換器、室外側膨脹弁から成る室外機と、
室内側膨脹弁、室内側熱交換器から成る複数の室内機と
をガス管及び液管を介して環状に接続し、前記各室内機
の室温を検知する室温検知器と、前記各室内機の目標温
度を設定する室温設定器と、前記室内機の運転容量を検
知する運転容量検知器と、前記室温検知器の検知温度と
前記室温設定器の温度差を計算する室温偏差計算手段
と、前記室温検知器の検知温度の変化を計算する室温変
化計算手段と、前記室温偏差計算手段によって計算され
た温度差が予め設定した温度差より大きくかつ前記室温
変化計算手段によって計算された温度変化が予め設定し
た温度変化より小さい場合前記室温設定器の温度を予め
設定した温度だけ変更させる設定温度変更手段と、前記
室温偏差計算手段によって計算された温度差が予め設定
した温度差より小さいまたは前記室温変化計算手段によ
って計算された温度変化が予め設定した温度変化より大
きい場合前記設定温度変更手段を解除する第1の設定温
度解除手段と、前記運転容量検知器で検知した運転容量
が予め設定した運転容量より小さい場合前記設定温度変
更手段を解除する第2の設定温度解除手段と、前記室温
検知器の検知温度を前記設定温度変更手段または前記第
1の設定温度解除手段または前記第2の設定温度解除手
段で決定した設定温度に一致させるための前記圧縮機の
運転周波数の操作量を決定する圧縮機制御手段を設け、
冷媒として、非共沸混合物を用いた構成のものであり、
室内の負荷状態を検知し、負荷が非常に大きい場合に
は、室温設定器の温度を圧縮機の回転数が小さくなる方
向に変化させ、効率の良い運転状態で運転でき、さらに
運転容量が小さくなった場合には負荷が小さくなったと
判断し、元の設定温度に戻すため効率の良い運転状態で
所望の空調空間を実現できる。
【0018】請求項3に記載の発明は、圧縮機、四方
弁、室外側熱交換器、室外側膨脹弁から成る室外機と、
室内側膨脹弁、室内側熱交換器から成る複数の室内機と
をガス管及び液管を介して環状に接続し、前記各室内機
の室温を検知する室温検知器と、前記各室内機の目標温
度を設定する室温設定器と、前記室内機の運転容量を検
知する運転容量検知器と、前記圧縮機の運転周波数を検
知する運転周波数検知器と、前記室温検知器の検知温度
と前記室温設定器の温度差を計算する室温偏差計算手段
と、前記室温検知器の検知温度の変化を計算する室温変
化計算手段と、前記室温偏差計算手段によって計算され
た温度差が予め設定した温度差より大きくかつ前記室温
変化計算手段によって計算された温度変化が予め設定し
た温度変化より小さい場合前記室温設定器の温度を予め
設定した温度だけ変更させる設定温度変更手段と、前記
室温偏差計算手段によって計算された温度差が予め設定
した温度差より小さいまたは前記室温変化計算手段によ
って計算された温度変化が予め設定した温度変化より大
きい場合前記設定温度変更手段を解除する第1の設定温
度解除手段と、前記運転容量検知器で検知した運転容量
が予め設定した運転容量より小さい場合前記設定温度変
更手段を解除する第2の設定温度解除手段と、前記運転
周波数検知器で検知した運転周波数が予め設定した運転
周波数より低い場合前記設定温度変更手段を解除する第
3の設定温度解除手段と、前記室温検知器の検知温度を
前記設定温度変更手段または前記第1の設定温度解除手
段または前記第2の設定温度解除手段または前記第3の
設定温度解除手段で決定した設定温度に一致させるため
の前記圧縮機の運転周波数の操作量を決定する圧縮機制
御手段を設け、冷媒として非共沸混合物を用いた構成の
ものであり、室内の負荷状態を検知し、負荷が非常に大
きい場合には、室温設定器の温度を圧縮機の回転数が小
さくなる方向に変化させ、効率の良い運転状態で運転で
き、運転容量が小さくなったり、運転容量が大きくても
圧縮機の運転周波数が低くなった場合には負荷が小さく
なったと判断し、さらに早く元の設定温度に戻すため効
率の良い運転状態で所望の空調空間を実現できる。
【0019】
【実施例】以上のように構成された多室型空気調和機の
実施例について、図1から図7を用いて説明する。尚、
従来と同一構成については同一符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける多室型空気調和機の冷媒サイクル図を示している。
図1において、24は室外側膨脹弁であり、室外機25
に備えられている。従来と同一の動作のため、詳細な説
明を省略する。
【0021】図2は本発明の実施例1における多室型空
気調和機の制御ブロック図である。図2に示すように、
本実施例の多室型空気調和機は、各室温検知器10a,
10b,10cと、各室温設定器15a,15b,15
cと、各室温検知器10a,10b,10cの検知温度
と各室温設定器15a,15b,15cの設定温度との
温度差を計算する室温偏差計算手段26と、各室温検知
器10a,10b,10cの検知温度の変化を計算する
室温変化計算手段27と、室温偏差計算手段26によっ
て計算された温度差が予め設定した温度差より大きくか
つ室温変化計算手段27によって計算された温度変化が
予め設定した温度変化より小さい場合室温設定器15の
温度を予め設定した温度だけ変化させる設定温度変更手
段28と、室温偏差計算手段26によって計算された温
度差が予め設定した温度差より小さいまたは室温変化計
算手段27によって計算された温度変化が予め設定した
温度変化より大きい場合設定温度変更手段28を解除す
る設定温度解除手段29と、室温検知器10の検知温度
を設定温度変更手段28または設定温度解除手段29で
決定した設定温度に一致させるための圧縮機1の運転周
波数の操作量を決定する圧縮機制御手段30とを備えて
おり、室温偏差計算手段26と、室温変化計算手段27
と、設定温度変更手段28と、設定温度解除手段29と
圧縮機制御手段30は、制御装置31に収納されてい
る。
【0022】以上のように構成された多室型空気調和機
について、動作の説明を行うこととする。尚、従来と同
一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0023】図3は本発明の実施例1における多室型空
気調和機のフローチャートである。図3より、STEP
1において室温検知器10で室温を、室温設定器15で
設定温度を検知し、STEP2で設定温度変更手段28
で設定温度変更をしていないか判断し、設定温度変更を
していない場合STEP3で室温と設定温度の差を室温
偏差計算手段26で計算し、予め設定した温度差(例え
ば0.5℃)より大きいか判断し、室温偏差が大きい場
合STEP4で室温の変化を室温変化計算手段27で計
算し、予め設定した室温の変化量(例えば5分間で0.
5℃)より小さいか判断する。
【0024】室温変化が小さい場合は、STEP5で設
定温度変更手段28で圧縮機制御の入力として用いる設
定温度を予め設定した温度変化させる(例えば、冷房時
1℃上げ、暖房時1℃下げる)。そして、STEP9で
は、室温検知器10の検知温度をSTEP5で変更した
設定温度に一致させるための圧縮機の運転周波数の操作
量を圧縮機制御手段30で決定する。
【0025】STEP3で室温偏差が小さい場合はまた
はSTEP4で室温変化が大きい場合は、設定温度を変
更しない。そして、STEP9では、室温検知器10の
検知温度を室温設定器15で検知した設定温度に一致さ
せるための圧縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手
段30で決定する。
【0026】STEP2で設定温度変更をしている場合
STEP6で室温と室温設定器15で設定した設定温度
の差を室温偏差計算手段26で計算し、予め設定した温
度差(例えば0.5℃)より大きいか判断する。室温偏
差が大きい場合STEP7で室温の変化を室温変化計算
手段27で計算し、予め設定した室温の変化量(例えば
5分間で0.5℃)より小さいか判断する。室温変化が
小さい場合は、STEP5で変更した圧縮機制御の入力
として用いる設定温度の変更を維持させる。
【0027】そして、STEP9では、室温検知器10
の検知温度をSTEP5で変更した設定温度に一致させ
るための圧縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手段
30で決定する。
【0028】STEP6で室温偏差が小さいまたはST
EP7で室温変化が大きい場合、STEP8の設定温度
解除手段29で設定温度変更を解除する。そして、ST
EP9では、室温検知器10の検知温度を室温設定器1
5で検知した設定温度に一致させるための圧縮機の運転
周波数の操作量を圧縮機制御手段30で決定する。
【0029】この実施例1によれば、室内の負荷状態を
検知し、負荷が非常に大きい場合には、室温設定器15
の温度を圧縮機1の回転数が小さくなる方向に変化さ
せ、効率の良い運転状態で運転できる。
【0030】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である。R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、1台の室内機と1台の室外機を有する
空気調和機および複数の室内機と複数の室外機を有する
多室型空気調和機においても適応可能である。
【0031】(実施例2)図4は本発明の実施例2にお
ける多室型空気調和機の制御ブロック図である。
【0032】図4に示すように本実施例の多室型空気調
和機は、各室温検知器10a,10b,10cと、各室
温設定器15a,15b,15cと、室内機7の運転容
量を検知する運転容量検知器32と、各室温検知器10
a,10b,10cの検知温度と各室温設定器15a,
15b,15cの設定温度との温度差を計算する室温偏
差計算手段26と、各室温検知器10a,10b,10
cの検知温度の変化を計算する室温変化計算手段27
と、室温偏差計算手段26によって計算された温度差が
予め設定した温度差より大きくかつ室温変化計算手段2
7によって計算された温度変化が予め設定した温度変化
より小さい場合設定温度器15の温度を予め設定した温
度だけ変化させる設定温度変更手段28と、室温偏差計
算手段26によって計算された温度差が予め設定した温
度差より小さいまたは室温変化計算手段27によって計
算された温度変化が予め設定した温度変化より大きい場
合設定温度変更手段28を解除する第1の設定温度解除
手段33と、運転容量検知器32で検知した運転容量が
予め設定した運転容量より小さい場合設定温度変更手段
28を解除する第2の設定温度解除手段34と、室温検
知器10の検知温度を設定温度変更手段28または第1
の設定温度解除手段33または第2の設定温度解除手段
34で決定した設定温度に一致させるための圧縮機1の
運転周波数の操作量を決定する圧縮機制御手段35とを
備えており、室温偏差計算手段26と、室温変化計算手
段27と、設定温度変更手段28と、第一の設定温度解
除手段33と、第二の設定温度解除手段34と、圧縮機
制御手段35は制御装置36に収納されている。
【0033】図5は本発明の実施例2における多室型空
気調和機のフローチャートである。図5より、STEP
1において室温検知器10で室温を、室温設定器15で
設定温度を検知し、STEP2で設定温度変更手段28
で設定温度変更をしていないか判断し、設定温度変更を
していない場合STEP3で室温と設定温度の差を室温
偏差計算手段26で計算し、予め設定した温度差(例え
ば0.5℃)より大きいか判断し、室温偏差が大きい場
合STEP4で室温の変化を室温変化計算手段27で計
算し、予め設定した室温の変化量(例えば5分間で0.
5℃)より小さいか判断する。
【0034】室温変化が小さい場合は、STEP5で設
定温度変更手段28で圧縮機制御の入力として用いる設
定温度を予め設定した温度変化させる(例えば冷房時1
℃上げ、暖房時1℃下げる)。そして、STEP10で
は、室温検知器10の検知温度をSTEP5で変更した
設定温度に一致させるための圧縮機の運転周波数の操作
量を圧縮機制御手段35で決定する。
【0035】STEP3で室温偏差が小さい場合または
STEP4で室温変化が大きい場合は、設定温度を変更
しない。そして、STEP10では、室温検知器10の
検知温度を室温設定器15で検知した設定温度に一致さ
せるための圧縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手
段35で決定する。
【0036】STEP2で設定温度変更をしている場
合、STEP6で室温と室温設定器15で設定した設定
温度の差を室温偏差計算手段26で計算し、予め設定し
た温度差(例えば0.5℃)より大きいか判断する。室
温偏差が大きい場合STEP7で室温の変化を室温変化
計算手段27で計算し、予め設定した室温の変化量(例
えば5分間で0.5℃)より大きいか判断する。室温変
化が小さい場合STEP8の運転容量検知器32で検知
した運転容量が予め設定した運転容量(例えば4馬力)
より大きいか判断する。運転容量が大きい場合は、ST
EP5で変更した圧縮機制御の入力として用いる設定温
度の変更を維持させる。
【0037】そしてSTEP10では、室温検知器10
の検知温度をSTEP5で変更した設定温度に一致させ
るための圧縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手段
35で決定する。
【0038】STEP6で室温偏差が小さいまたはST
EP7で室温変化が大きい場合、STEP9の第1の設
定温度解除手段33で設定温度変更を解除する。また、
STEP8で運転容量が小さい場合、STEP9の第2
の設定温度解除手段34で設定温度変更を解除する。そ
して、STEP10では、室温検知器10の検知温度を
温設定器15で検知した設定温度に一致させるための圧
縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手段35で決定
する。
【0039】この実施例2によれば、室内の負荷状態を
検知し、負荷が非常に大きい場合には、室温設定器の温
度を圧縮機の回転数が小さくなる方向に変化させ、効率
の良い運転状態で運転でき、さらに運転容量が小さくな
った場合には負荷が小さくなったと判断し、元の設定温
度に戻すため効率の良い運転状態で所望の空調空間を実
現できる。
【0040】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である、R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、1台の室内機と1台の室外機を有する
空気調和機および複数の室内機と複数の室外機を有する
多室型空気調和機においても適応可能である。
【0041】(実施例3)図6は本発明の実施例3にお
ける多室型空気調和機の制御ブロック図である。
【0042】図6に示すように本実施例の多室型空気調
和機は、各室温検知器10a,10b,10cと、各室
温設定器15a,15b,15cと、室内機7の運転容
量を検知する運転容量検知器32と、圧縮機1の運転周
波数を検知する運転周波数検知器37と、各室温検知器
10a,10b,10cの検知温度と各室温設定器15
a,15b,15cの設定温度との温度差を計算する室
温偏差計算手段26と、各室温検知器10a,10b,
10cの検知温度の変化を計算する室温変化計算手段2
7と、室温偏差計算手段26によって計算された温度差
が予め設定した温度差より大きくかつ室温変化計算手段
27によって計算された温度変化が予め設定した温度変
化より小さい場合設定温度器15の温度を予め設定した
温度だけ変化させる設定温度変更手段28と、室温偏差
計算手段26によって計算された温度差が予め設定した
温度差より小さいまたは室温変化計算手段27によって
計算された温度変化が予め設定した温度変化より大きい
場合設定温度変更手段28を解除する第1の設定温度解
除手段33と、運転容量検知器32で検知した運転容量
が予め設定した運転容量より小さい場合設定温度変更手
段28を解除する第2の設定温度解除手段34と、運転
周波数検知器37で検知した運転周波数が予め設定した
運転周波数より低い場合設定温度変更手段28を解除す
る第3の設定温度解除手段38と、室温検知器10の検
知温度を設定温度変更手段28または第1の設定温度解
除手段33または第2の設定温度解除手段34または第
3の設定温度解除手段38で決定した設定温度に一致さ
せるための圧縮機1の運転周波数の操作量を決定する圧
縮機制御手段39とを備えており、室温偏差計算手段2
6と、室温変化計算手段27と、設定温度変更手段28
と、第一の設定温度解除手段33と、第二の設定温度解
除手段34と、第三の設定温度解除手段38と、圧縮機
制御手段39は制御装置40に収納されている。
【0043】図7は本発明の実施例2における多室型空
気調和機のフローチャートである。図7より、STEP
1において室温検知器10で室温を、室温設定器15で
設定温度を検知し、STEP2で設定温度変更手段28
で設定温度変更をしていないか判断し、設定温度変更を
していない場合STEP3で室温と設定温度の差を室温
偏差計算手段26で計算し、予め設定した温度差(例え
ば0.5℃)より大きいか判断し、室温偏差が大きい場
合STEP4で室温の変化を室温変化計算手段27で計
算し、予め設定した室温の変化量(例えば5分間で0.
5℃)より小さいか判断する。
【0044】室温変化が小さい場合は、STEP5で設
定温度変更手段28で圧縮機制御の入力として用いる設
定温度を予め設定した温度変化させる(例えば、冷房時
1℃上げ、暖房時1℃下げる)。そして、STEP11
では、室温検知器10の検知温度をSTEP5で変更し
た設定温度に一致させるための圧縮機の運転周波数の操
作量を圧縮機制御手段39で決定する。
【0045】STEP3で室温偏差が小さい場合または
STEP4で室温変化が大きい場合は、設定温度を変更
しない。そして、STEP11では、室温検知器10の
検知温度を室温設定器15で検知した設定温度に一致さ
せるための圧縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手
段39で決定する。
【0046】STEP2で設定温度変更をしている場
合、STEP6で室温と室温設定器15で設定した設定
温度の差を室温偏差計算手段26で計算し、予め設定し
た温度差(例えば0.5℃)より大きいか判断する。室
温偏差が大きい場合STEP7で室温の変化を室温変化
計算手段27で計算し、予め設定した室温の変化量(例
えば5分間で0.5℃)より小さいか判断する。
【0047】室温変化が小さい場合STEP8の運転容
量検知器32で検知した運転容量が予め設定した運転容
量(例えば4馬力)より大きいか判断する。運転容量が
大きい場合はSTEP9の運転周波数検知器37で検知
した運転周波数が予め設定した運転周波数(例えば60
Hz)より大きいか判断する。運転周波数が大きい場合
は、STEP5で変更した圧縮機制御の入力として用い
る設定温度の変更を維持させる。
【0048】そして、STEP11では、室温検知器1
0の検知温度をSTEP5で変更した設定温度に一致さ
せるための圧縮機の運転周波数の操作量を圧縮機制御手
段39で決定する。
【0049】STEP6で室温偏差が小さいまたはST
EP7で室温変化が大きい場合、STEP10の第1の
設定温度解除手段33で設定温度変更を解除する。ま
た、STEP8で運転容量が小さい場合、STEP10
の第2の設定温度解除手段34で設定温度変更を解除す
る。
【0050】また、STEP9で運転周波数が小さい場
合、STEP10の第3設定温度解除手段38で設定温
度変更を解除する。そして、STEP11では、室温検
知器10の検知温度を室温設定器15で検知した設定温
度に一致させるための圧縮機の運転周波数の操作量を圧
縮機制御手段39で決定する。
【0051】この実施例3によれば、室内の負荷状態を
検知し、負荷が非常に大きい場合には、室温設定器の温
度を圧縮機の回転数が小さくなる方向に変化させ、効率
の良い運転状態で運転でき、運転容量が小さくなった
り、運転容量が大きくても圧縮機の運転周波数が低くな
った場合には負荷が小さくなったと判断し、さらに早く
元の設定温度に戻すため効率の良い運転状態で所望の空
調空間を実現できる。
【0052】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である、R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、1台の室内機と1台の室外機を有する
空気調和機および複数の室内機と複数の室外機を有する
多室型空気調和機においても適応可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価な方
法で室内の負荷状態を検知し、負荷が非常に大きい場合
には、室温設定器の温度を圧縮機の回転数が小さくなる
方向に変化させ、効率の良い運転状態で運転できる。
【0054】また、運転容量が小さくなった場合には負
荷が小さくなったと判断し、元の設定温度に戻すため効
率の良い運転状態で所望の空調空間を実現できる。
【0055】また、運転周波数が小さくなった場合にも
負荷が小さくなったと判断し、元の設定温度に戻すた
め、さらに早く効率の運転状態で所望の空調空間を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における多室型空気調和機の
冷凍サイクル図
【図2】同実施例の多室型空気調和機のブロック図
【図3】同実施例の多室型空気調和機の室外側膨脹弁の
制御フローチャート
【図4】本発明の実施例2における多室型空気調和機の
ブロック図
【図5】同実施例の多室型空気調和機の室外側膨脹弁の
制御フローチャート
【図6】本発明の実施例3における多室型空気調和機の
ブロック図
【図7】同実施例の多室型空気調和機の室外側膨脹弁の
制御フローチャート
【図8】従来の多室型空気調和機の冷凍サイクル図
【図9】従来の多室型空気調和機の圧縮機の制御ブロッ
ク図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外側熱交換器 7 室内機 8 室内側膨脹弁 9 室内側熱交換器 10 室温検知器 11 液管 12 ガス管 24 室外側膨脹弁 25 室外機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 和生 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 尾関 正高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側膨脹弁から成る室外機と、室内側膨脹弁、室内側熱交
    換器から成る複数の室内機とをガス管及び液管を介して
    環状に接続し、前記各室内機の室温を検知する室温検知
    器と、前記各室内機の目標温度を設定する室温設定器
    と、前記室温検知器の検知温度と前記室温設定器の温度
    差を計算する室温偏差計算手段と、前記室温検知器の検
    知温度の変化を計算する室温変化計算手段と、前記室温
    偏差計算手段によって計算された温度差が予め設定した
    温度差より大きくかつ前記室温変化計算手段によって計
    算された温度変化が予め設定した温度変化より小さい場
    合前記室温設定器の温度を予め設定した温度だけ変更さ
    せる設定温度変更手段と、前記室温偏差計算手段によっ
    て計算された温度差が予め設定した温度差より小さいま
    たは前記室温変化計算手段によって計算された温度変化
    が予め設定した温度変化より大きい場合前記設定温度変
    更手段を解除する設定温度解除手段と、前記室温検知器
    の検知温度を前記設定温度変更手段または前記設定温度
    解除手段で決定した設定温度に一致させるための前記圧
    縮機の運転周波数の操作量を決定する圧縮機制御手段を
    設け、冷媒として非共沸混合物を用いた多室型空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側膨脹弁から成る室外機と、室内側膨脹弁、室内側熱交
    換器から成る複数の室内機とをガス管及び液管を介して
    環状に接続し、前記各室内機の室温を検知する室温検知
    器と、前記各室内機の目標温度を設定する室温設定器
    と、前記室内機の運転容量を検知する運転容量検知器
    と、前記室温検知器の検知温度と前記室温設定器の温度
    差を計算する室温偏差計算手段と、前記室温検知器の検
    知温度の変化を計算する室温変化計算手段と、前記室温
    偏差計算手段によって計算された温度差が予め設定した
    温度差より大きくかつ前記室温変化計算手段によって計
    算された温度変化が予め設定した温度変化より小さい場
    合前記室温設定器の温度を予め設定した温度だけ変更さ
    せる設定温度変更手段と、前記室温偏差計算手段によっ
    て計算された温度差が予め設定した温度差より小さいま
    たは前記室温変化計算手段によって計算された温度変化
    が予め設定した温度変化より大きい場合前記設定温度変
    更手段を解除する第1の設定温度解除手段と、前記運転
    容量検知器で検知した運転容量が予め設定した運転容量
    より小さい場合前記設定温度変更手段を解除する第2の
    設定温度解除手段と、前記室温検知器の検知温度を前記
    設定温度変更手段または前記第1の設定温度解除手段ま
    たは前記第2の設定温度解除手段で決定した設定温度に
    一致させるための前記圧縮機の運転周波数の操作量を決
    定する圧縮機制御手段を設け、冷媒として非共沸混合物
    を用いた多室型空気調和機。
  3. 【請求項3】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側膨脹弁から成る室外機と、室内側膨脹弁、室内側熱交
    換器から成る複数の室内機とをガス管及び液管を介して
    環状に接続し、前記各室内機の室温を検知する室温検知
    器と、前記各室内機の目標温度を設定する室温設定器
    と、前記室内機の運転容量を検知する運転容量検知器
    と、前記圧縮機の運転周波数を検知する運転周波数検知
    器と、前記室温検知器の検知温度と前記室温設定器の温
    度差を計算する室温偏差計算手段と、前記室温検知器の
    検知温度の変化を計算する室温変化計算手段と、前記室
    温偏差計算手段によって計算された温度差が予め設定し
    た温度さより大きくかつ前記室温変化計算手段によって
    計算された温度変化が予め設定した温度変化より小さい
    場合前記室温設定器の温度を予め設定した温度だけ変更
    させる設定温度変更手段と、前記室温偏差計算手段によ
    って計算された温度差が予め設定した温度差より小さい
    または前記室温変化計算手段によって計算された温度変
    化が予め設定した温度変化により大きい場合前記設定温
    度変更手段を解除する第1の設定温度解除手段と、前記
    運転容量検知器で検知した運転容量が予め設定した運転
    容量より小さい場合前記設定温度変更手段を解除する第
    2の設定温度解除手段と、前記運転周波数検知器で検知
    した運転周波数が予め設定した運転周波数より低い場合
    前記設定温度変更手段を解除する第3の設定温度解除手
    段と、前記室温検知器の検知温度を前記設定温度変更手
    段または前記第1の設定温度解除手段または前記第2の
    設定温度解除手段または前記第3の設定温度解除手段で
    決定した設定温度に一致させるための前記圧縮機の運転
    周波数の操作量を決定する圧縮機制御手段を設け、冷媒
    として非共沸混合物を用いた多室型空気調和機。
JP9013596A 1997-01-28 1997-01-28 多室型空気調和機 Withdrawn JPH10205903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105864983A (zh) * 2016-04-27 2016-08-17 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调控制方法
CN107062536A (zh) * 2017-03-29 2017-08-18 广东美的暖通设备有限公司 空调的辅助变频控制方法、系统及变频空调
CN107763795A (zh) * 2017-10-12 2018-03-06 广东美的暖通设备有限公司 应用于空调设备的温度传感器检测方法和装置

Cited By (4)

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CN105864983A (zh) * 2016-04-27 2016-08-17 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调控制方法
CN105864983B (zh) * 2016-04-27 2019-05-31 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调控制方法
CN107062536A (zh) * 2017-03-29 2017-08-18 广东美的暖通设备有限公司 空调的辅助变频控制方法、系统及变频空调
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