JPH10205543A - 空中線装置旋回装置 - Google Patents

空中線装置旋回装置

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JPH10205543A
JPH10205543A JP9007781A JP778197A JPH10205543A JP H10205543 A JPH10205543 A JP H10205543A JP 9007781 A JP9007781 A JP 9007781A JP 778197 A JP778197 A JP 778197A JP H10205543 A JPH10205543 A JP H10205543A
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turntable
turning
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hole
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベアリングを手狭な所でも迅速かつ容易に交
換できるようにする。 【解決手段】 ターンテーブル11は、ベアリング12
を出し入れできる大きさの貫通孔11hを有し、ジョイ
ントリング15を介してベアリング12に取り付けられ
ている。ベアリング12が消耗すると、複数のスペーサ
をターンテーブル11とハウジング14との間に挿入し
た後、ターンテーブル11とジョイントリング15及び
ベアリング12とハウジング14との固定を解いて、ア
ンテナ装置が搭載されていることで、積載重量の大きな
ターンテーブルを持ち上げることなく、ターンテーブル
の貫通孔11hを通して、摩耗したベアリング12を引
き上げ、除去する。次に、新品のベアリングをターンテ
ーブル11の貫通孔11hを経由してハウジング14の
上に降ろして固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空中線装置を旋
回させる空中線装置旋回装置に係り、特に、大規模空中
線装置を旋回させるために用いて好適な空中線装置旋回
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】山頂等に設置して航空機等の監視のため
に用いるレーダ装置には、図7に示すように、大規模な
アンテナ装置(空中線装置)101が用いられ、このア
ンテナ装置101は、レドーム102によって風圧や雪
雨から保護された状態で旋回可能となっている。このア
ンテナ装置101を旋回させる装置が、ペデスタルと称
される空中線装置旋回装置(以下、単に、旋回装置とも
いう)103である。従来の旋回装置103は、図8に
示すように、アンテナ装置101を載置固定するターン
テーブル104と、このターンテーブル104を回動さ
せるベアリング(旋回輪軸受)105と、このベアリン
グ105を回転させる駆動装置106と、これらベアリ
ング105と駆動装置106とを回転可能に保持するハ
ウジング(軸受箱)107とから概略構成されている。
【0003】ところで、ベアリング105は、互いに軸
心を共通にする外輪105aと、内輪105bと、内外
輪105a,105bの間で転動する多数の球体105
c,105c,…とからなり、外輪105aは、上面に
ターンテーブル104が載せられる旋回輪とされ、内輪
105bは、固定輪とされて、ハウジング107に固定
されている。ベアリング105は、このように、比較的
大重量物のアンテナ装置101を載置した状態で休みな
く旋回するため、摩耗が激しく、それ故、このような経
年劣化に対応して、しばしば交換する必要がある。
【0004】しかしながら、ベアリング105を交換す
る場合には、レドーム102が狭いために、クレーン等
の使用が困難である。それ故、従来では、図9に示すよ
うに、ベアリング交換用冶具108を用いてベアリング
105の交換を行っている。 すなわち、固定具M1
2,M12,…を除去して、ベアリング105とハウジ
ング107との接続を外し、アンテナ装置101が搭載
されていることで、積載重量の大きなターンテーブル1
04をベアリング105と共にジャッキ109を用いて
持ち上げ、かつ、支持して、ベアリング105とハウジ
ング107との間に間隙を作る。次に、旋回装置103
の横にベアリング交換用冶具108を用意して、このベ
アリング交換用冶具108の図示せぬフォーク状のアー
ムを延ばして、ベアリング105とハウジング107と
の間の間隙に差し入れた後、固定具M11,M11,…
を除去して、ターンテーブル104とベアリング105
との接続を外し、摩耗したベアリング105を載せて上
記フォーク状のアームを戻してベアリング105を引き
出す。そして、新品のベアリングと交換して、ターンテ
ーブル104とハウジング107との間に、この新しい
ベアリングを差し入れ、再び、ベアリングとターンテー
ブル104とを接続し、ジャッキ109をもとの状態に
戻してベアリングをハウジング107に固定するように
する(同図参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たベアリング交換作業においては、専用のベアリング交
換用冶具108を必要とするために、作業工程が多くな
って時間が掛かる上に、作業内容が複雑で、作業コスト
が嵩んでしまうという問題点がある。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、手狭な所でも、迅速かつ容易にベアリングを交
換することのできる空中線旋回装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ターンテーブルと、該ター
ンテーブルを旋回させるターンテーブル軸受とを有し、
上記ターンテーブルの上に載置された空中線装置を旋回
させる空中線装置旋回装置であって、上記ターンテーブ
ルには、上記ターンテーブル軸受の通過が可能な大きさ
の貫通孔が設けられていることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の空中線装置旋回装置であって、上記ターンテーブル
に設けられた上記貫通孔を通して、上記ターンテーブル
軸受が着脱自在にハウジングに取付固定されていること
を特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の空中線装置旋回装置であって、上記ターンテ
ーブルは、着脱自在の連結部材を介して、上記ターンテ
ーブル軸受に取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0010】さらにまた、請求項4記載の発明は、請求
項1又は2記載の空中線装置旋回装置であって、上記タ
ーンテーブルは、着脱自在の固定具を介して、上記ター
ンテーブル軸受に直接取り付けられていることを特徴と
している。
【0011】
【作用】この発明の構成によれば、ターンテーブルに
は、ターンテーブル軸受の通過が可能な大きさの貫通孔
が設けられているので、この貫通孔を通して、既設のタ
ーンテーブル軸受を引き上げ、かつ、新しいターンテー
ブル軸受を降ろして取り付けることによって、容易にタ
ーンテーブル軸受の交換を行うことができる。それ故、
ターンテーブル軸受の交換のための大がかりな専用の冶
具なしで、迅速容易にターンテーブル軸受を交換するこ
とができる。また、狭い建物内であっても、簡単な操作
で効率的に上記交換作業を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である旋回装置の構成を
示す図であって、同図(a)は、同旋回装置の平面図、
同図(b)は、同断面図、図2は、同旋回装置の構成を
分解して示す分解断面図、また、図3は、同旋回装置の
ベアリングを交換する方法を説明するための断面図であ
る。この例の旋回装置は、航空機等の監視のために用い
られるレーダ装置のアンテナ装置を旋回可能に載置し、
このアンテナ装置を一定速度で旋回させるための装置で
ある。また、アンテナ装置は、レドームによって風圧や
雪雨から保護された状態で旋回可能となっている。
【0013】図1及び図2に示すように、旋回装置1
は、アンテナ装置を載置固定するターンテーブル11
と、このターンテーブル11を旋回させるベアリング1
2と、このベアリング12を回転させる駆動装置13
と、これらベアリング12と駆動装置13とを回転可能
に保持するハウジング14とから概略構成されている点
では従来のそれと略同様であるが、ターンテーブル11
にはベアリング12の出し入れが可能な大きさの貫通孔
11hが設けられている点、及びターンテーブル11が
ジョイントリング15を介してベアリング12の外輪
(旋回輪)に取付固定されている点で、従来のそれと大
きく異なっている。
【0014】ターンテーブル11は、ベアリング12を
ジョイントリング15が取り付けられた状態で出し入れ
することができる大きさの貫通孔11hを有し、この貫
通孔11hの下部には、ジョイントリング15の外周部
を載せて固定するための内側フランジ部111が設けら
れている。また、内側フランジ部111の上面には、ジ
ョイントリング15をターンテーブル11に固定する雄
ねじM1,M1,…を螺合する複数の雌ねじ部111
a,111a,…が設けられている。また、外周縁部の
下部には、外側フランジ部112が設けられ、この外側
フランジ部112には、ボルトM4,M4,…(図3参
照)を挿通するための複数の挿通孔112a,112
a,…が設けられている。
【0015】ベアリング12は、互いに軸心を共通にす
る外輪12aと、内輪12bと、内外輪12a,12b
の間で転動する多数の球体(転動体)12c,12c,
…とからなり、外輪12aは、旋回輪とされ、上面にジ
ョイントリング15が固定され、このジョイントリング
15を介してターンテーブル11が取り付けられ、ま
た、内輪12bは、固定輪とされて、ハウジング14に
固定されている。また、外輪12aの外側縁部の下部に
は、メインギア12dが備えられている。また、外輪1
2a上面には、ジョイントリング15をベアリング12
に固定する雄ねじM2,M2,…を螺合する複数の雌ね
じ部12e,12e,…が互いに等間隔に設けられてい
る。また、内輪12b下面には、ベアリング12をハウ
ジング14に固定する雄ねじM3,M3,…を螺合する
複数の雌ねじ部12f,12f,…が設けられている。
また、駆動装置13は、モータ131のシャフトにメイ
ンギア12dと噛合可能なピニオンギア13aが取り付
けられてなり、ピニオンギア13aの回転がメインギア
12dに伝達されることによって、外輪12aが回転
し、同時に、ターンテーブル11及びアンテナ装置が旋
回するように構成されている。
【0016】ハウジング14は、略円柱状の外形を有
し、上部の周縁部においてはフランジ部141が突設さ
れ、このフランジ部141には、ターンテーブル11の
外側フランジ部112の挿通孔112a,112a,…
に対応した複数の挿通孔141a,141a,…が、周
縁に沿って互いに等間隔に設けられている。また、所定
の箇所には、雄ねじM3,M3,…を挿通するための挿
通孔14a,14a,…が設けられている。ジョイント
リング15は、内側フランジ部111に固定される外周
側のターンテーブル側フランジ部151と、外輪12a
に固定される内周側のベアリング側フランジ部152
と、ねじ止めの際の位置合わせが容易なガイド機能を有
した円環状の嵌合突起153とからなっている。ターン
テーブル側フランジ部151及びベアリング側フランジ
部152には、それぞれ、雄ねじM1,M1,…、M
2,M2,…を挿通するための挿通孔15a,15a,
…、15b,15b,…が設けられている。そして、内
側フランジ部111の上面に雄ねじM1,M1,…によ
って固定され、外輪12aの上面に、雄ねじM2,M
2,…によって固定されて、外輪12aの回転運動をこ
のままターンテーブル11へ伝達する。
【0017】次に、この例の動作について説明する。こ
の例の旋回装置1を構成する部品の内、特にベアリング
12については、摩耗が激しいので、経年劣化による故
障を未然に防ぐために、しばしば交換する必要がある。
このベアリング12の交換に当たっては、まず、図3に
示すように、ターンテーブル11とハウジング14との
間の隙間の内、ボルト挿通孔112a,112a,…、
141a,141a,…のある箇所に、ボルト挿通孔5
aを有したスペーサ5,5,…を挿入し、ボルトM4及
びナットN4により固定する。次に、ターンテーブル1
1とジョイントリング15とを接続している雄ねじM
1,M1,…及びベアリング12とハウジング14とを
接続している雄ねじM3,M3,…を外し、この状態
で、ベアリング12をジョイントリング15ごと貫通孔
11hを通して引き上げ、さらに、水平方向へ引き抜い
て除去する。この作業は、例えば、2,3人の作業者の
手作業によって行うことができる。
【0018】そして、新しいベアリングにジョイントリ
ング15を取り付けて再び貫通孔11hからハウジング
14へ向けて降ろし、ベアリングの内輪とハウジング1
4、及びターンテーブル11の内側フランジ部111と
ジョイントリング15とを、再び、それぞれ、雄ねじM
3,M3,…、M1,M1,…を用いて固定する。この
後、スペーサ5,5,…を取り外して、ベアリングの交
換作業が完了する。なお、ベアリングの出し入れに際し
ては、作業者の人力のみに頼らず、手動のウィンチ(ク
レーン)の助けを借りても良い。
【0019】上記構成によれば、ターンテーブル11
は、ベアリング12の貫通が可能な貫通孔11hを有し
ているので、アンテナ装置が搭載されていることで、積
載重量の大きなターンテーブル11を持ち上げることな
く、ターンテーブル11の貫通孔11hを通して、摩耗
した既設のベアリング12を引き上げ、かつ、新品のベ
アリングを降ろして取り付けることによって容易にベア
リングの交換を行うことができる。それ故、ベアリング
の交換のための大がかりな専用の冶具なしで、迅速容易
にベアリングを交換することができる。また、レドーム
のような狭い建物内であっても、簡単な操作で効率的に
交換作業を行うことができる。
【0020】◇第2実施例 図4は、この発明の第2実施例である旋回装置の構成を
示す平面図である。この第2実施例が上述の第1実施例
と大きく異なるところは、図4に示すように、ジョイン
トリング15に代えて所定の複数の箇所にジョイントブ
ロック65,65,…を配設した点である。これ以外は
第1実施例と略同一であるのでその説明を省略する。上
記構成によれば、上述した第1実施例と略同様の効果を
得ることができる。
【0021】◇第3実施例 図5は、この発明の第3実施例である旋回装置の構成を
示す断面図、また、図6は、同旋回装置の構成を分解し
て示す分解断面図である。この第3実施例が上述の第1
実施例と大きく異なるところは、図5及び図6に示すよ
うに、ジョイントリング15を廃し、ベアリング12の
外輪12aにターンテーブル71を直接取り付けるよう
にした点である。これに伴って、内側フランジ部111
に代えて、貫通孔71hの内壁面下部から下方に垂下し
て、ベアリング12の外輪12aに嵌合する嵌合部71
1を設けた。また、嵌合部711の所定の箇所には、タ
ーンテーブル71をベアリング12に固定するための雄
ねじM5,M5,…を挿通する挿通孔711a,711
a,…が設けられ、挿通孔711a,711a,…に対
応するベアリング12の外輪12aの外側縁部の上部に
は、雄ねじM5,M5,…を螺合する複数の雌ねじ部1
2g,12g,…が設けられている。
【0022】上記構成によれば、上述の第1実施例と略
同様の効果を得ることができる。加えて、ジョイントリ
ング15を省略した構成とされているため、部品点数を
減らすことができ、また、貫通孔の大きさを小さくする
ことができる。
【0023】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述した
実施例では、玉軸受式のベアリングについて述べたが、
例えば、ころ軸受式であっても良い。また、外輪を回転
させる方式に限らず、内輪を回転させる方式であっても
良い。
【0024】また、上述した第1実施例及び第2実施例
では、ターンテーブル11とジョイントリング15とを
雄ねじM1,M1,…を用いて固定する方法について述
べたが、ターンテーブル11の内側フランジ部111に
は、雌ねじ部111a,111a,…に代えて、ボルト
を挿通するための挿通孔を設け、ボルトとナットとによ
ってターンテーブル11とジョイントリング15とを固
定するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、ターンテーブルには、ターンテーブル軸受の通
過が可能な大きさの貫通孔が設けられているので、アン
テナ装置が搭載されていることで、積載重量の大きなタ
ーンテーブルを持ち上げることなく、ターンテーブルの
貫通孔を通して、既設のターンテーブル軸受を引き上
げ、かつ、新しいターンテーブル軸受を降ろして取り付
けることによって、容易にターンテーブル軸受の交換を
行うことができる。それ故、ターンテーブル軸受の交換
のための大がかりな専用の冶具なしで、迅速容易にター
ンテーブル軸受を交換することができる。また、狭い建
物内であっても、簡単な操作で効率的に上記交換作業を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である空中線旋回装置の
構成を示す図であって、同図(a)は、同空中線旋回装
置の平面図、同図(b)は、同空中線旋回装置の断面図
である。
【図2】同空中線旋回装置の構成を分解して示す分解断
面図である。
【図3】同空中線旋回装置のベアリングを交換する方法
を説明するために供される断面図である。
【図4】この発明の第2実施例である空中線旋回装置の
構成を示す平面図である。
【図5】この発明の第3実施例である空中線旋回装置の
構成を示す断面図である。
【図6】同空中線旋回装置の構成を分解して示す分解断
面図である。
【図7】従来技術を説明するための説明図である。
【図8】従来技術を説明するための説明図である。
【図9】従来技術を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 旋回装置(空中線装置旋回装置) 11,71 ターンテーブル 11h,71h 貫通孔 111 内側フランジ部 112 外側フランジ部 711 嵌合部 12 ベアリング(ターンテーブル軸受) 12a 外輪12a 12b 内輪 13 駆動装置 131 モータ 14 ハウジング 15 ジョイントリング(連結部材) 151 ターンテーブル側フランジ部 152 ベアリング側フランジ部 153 嵌合突起 65 ジョイントブロック(連結部材) M5 雄ねじ(固定具)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブルと、該ターンテーブルを
    旋回させるターンテーブル軸受とを有し、前記ターンテ
    ーブルの上に載置された空中線装置を旋回させる空中線
    装置旋回装置であって、 前記ターンテーブルには、前記ターンテーブル軸受の通
    過が可能な大きさの貫通孔が設けられていることを特徴
    とする空中線装置旋回装置。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブルに設けられた前記貫
    通孔を通して、前記ターンテーブル軸受が着脱自在にハ
    ウジングに取付固定されていることを特徴とする請求項
    1記載の空中線装置旋回装置。
  3. 【請求項3】 前記ターンテーブルは、着脱自在の連結
    部材を介して、前記ターンテーブル軸受に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の空中線装
    置旋回装置。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルは、着脱自在の固定
    具を介して、前記ターンテーブル軸受に直接取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の空中線
    装置旋回装置。
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