JPH10205459A - 回転式ポンプ及び回転式ポンプを用いたブレーキ装置 - Google Patents

回転式ポンプ及び回転式ポンプを用いたブレーキ装置

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JPH10205459A
JPH10205459A JP947297A JP947297A JPH10205459A JP H10205459 A JPH10205459 A JP H10205459A JP 947297 A JP947297 A JP 947297A JP 947297 A JP947297 A JP 947297A JP H10205459 A JPH10205459 A JP H10205459A
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JP
Japan
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drive shaft
casing
rotary pump
fluid
brake
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JP947297A
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Takahiro Yamaguchi
貴洋 山口
Toshiya Morikawa
俊哉 森川
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入口から高圧な流体を吸引する場合におい
ても外部洩れを防止できる回転式ポンプを提供する。 【解決手段】 アウターロータ51及びインナーロータ
52からなる回転部を覆うケーシング50の中心孔50
aに駆動軸54を配置し、回転部による回転運動によっ
てケーシング50に形成された吸入口60及び吐出口6
1を通じてブレーキ液を吸入、吐出する回転式ポンプに
おいて、駆動軸54と共に回転するOリング70を駆動
軸54に対して偏心した状態で設ける。これにより、ブ
レーキ液が中心孔50aから外部へ洩れることを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を吸入・吐出
する回転式ポンプ及び回転式ポンプを用いたブレーキ装
置に関し、特に内接型オイルポンプロータに適用して好
適である。
【0002】
【従来の技術】従来における内接型の回転式ポンプの模
式図を図5(a)に示す。また、図5(a)のC−C矢
視断面図を図5(b)に示す。図5(a)に示すよう
に、内接型回転式ポンプにおけるケーシング50のロー
タ室内には、アウターロータ51及びインナーロータ5
2が組付けられている。
【0003】アウタロータ51は内周に内歯部51aを
備えており、またインナーロータ52は外周に外歯部5
2aを備えている。そして、これらアウターロータ51
とインナーロータ52が複数の空隙部53を形成して噛
み合わさっている。また、図5(b)に示すように、ケ
ーシング50の中心部には中心孔50aが形成されてお
り、この中心孔50aにはインナーロータ52に配設さ
れた駆動軸54が嵌入されている。そして、アウターロ
ータ51はケーシング50のロータ室内を回転自在に組
み込まれている。さらに、ケーシング50のロータ室に
は、両ロータ51、52の中心軸を挟んで両側に吸入口
60と吐出口61が形成されている。
【0004】ポンプ駆動時には、駆動軸54を介してイ
ンナーロータ52が回転運動し、それに伴って外歯部5
2aと内歯部51aの噛合によりアウターロータ51も
同方向へ回転する。このとき、それぞれの空隙部53の
容積がアウターロータ51及びインナーロータ52が1
回転する間に大小に変化して吸入口60からオイルを吸
入し、吐出口61でオイルを吐き出す。
【0005】ところで、ポンプ駆動時において、アウタ
ーロータ51及びインナーロータ52の回転を円滑に行
うために、ケーシング50とアウターロータ51、イン
ナーロータ52及び駆動軸54の間には、所定の間隙1
00が設けられている。しかしながら、これらの間隙1
00からオイル洩れが発生するため、このオイル洩れを
防止するために中心孔50aをオイルシール110でシ
ールして、さらに間隙100内のオイルを吸入口60へ
返流する戻し管路Gをケーシング50内に設けている。
【0006】つまり、間隙100を通じて洩れてきたオ
イルは間隙100における流動抵抗によって低圧化して
いるが、間隙100からのオイルの逃げ場がなければ、
溜まったオイルによって間隙100内が高圧化してしま
う。これによって、オイルシール110の許容圧を超え
てしまいオイルの外部洩れが発生してしまう。このた
め、洩れてきたオイルを戻し管路Gから吸入口60へ返
流することにより間隙100内の高圧化を防止でき、オ
イルの外部洩れを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オイルは高
圧側から低圧側へ流れる。このため、吸入口60から吸
入するオイルの圧力が間隙100内の圧力より高圧であ
る場合には、洩れてきたオイルが戻し管路Gを通じて返
流されず、間隙100内の高圧化が生じる。そして、高
圧化が進みオイルシール110の許容圧を超えた場合に
は外部洩れが発生するという問題がある。
【0008】本発明は上記点に鑑みて、吸入口から高圧
な流体を吸入する場合においても外部洩れを防止できる
回転式ポンプを提供することを第1の目的とする。ま
た、回転式ポンプを適用するブレーキ装置において、ブ
レーキ液洩れを防止することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記載の発
明においては、回転部(51、52)を覆うケーシング
(50)の開口部(50a)に駆動軸(54)を配置
し、回転部(51、52)による回転運動によってケー
シング(50)に設けられた吸入口(60)及び吐出口
(61)を通じて流体を吸入、吐出する回転式ポンプに
おいて、駆動軸(54)と共に回転して流体が開口部
(50a)から外部へ洩れることを防止するシール部材
(70)を、駆動軸(54)に対して偏心した状態で設
けていることを特徴とする。
【0010】このように、シール部材(70)を設けて
いるため、開口部(50a)から流体が洩れるのを防止
することができる。そして、このシール部材(70)と
駆動軸(54)とが互いに偏心した状態であるため、シ
ール部材(70)が回転運動すると流体がシール部材
(70)に付着して、さらに回転運動を潤滑にする。こ
れによりシール部材(70)の耐久性を向上させること
ができる。
【0011】具体的には、請求項2に記載の発明のよう
に、アウターロータ(51)とインナーロータ(52)
にて構成された回転部のうち、インナーロータ(52)
にシール部材(70)を取りつけることができる。ま
た、請求項3に記載の発明のように、駆動軸(54)の
うち回転部(51、52)よりも開口部(50a)側
に、回転部(51、52)と共に回転する回転板(8
0)を備えて、この回転板(80)にシール部材(7
0)を取りつけることができる。
【0012】請求項4に記載の発明においては、流体が
開口部(50a)の外部へ洩れることを防止するシール
部材(70)を、駆動軸(54)に垂直な平面に対して
傾斜した状態で駆動軸(54)に設けていることを特徴
とする。このように、シール部材(70)を駆動軸(5
4)に取りつけても請求項1と同様の効果が得られる。
【0013】なお、請求項5に示すように、シール部材
にはOリング(70)を適用することができる。請求項
6に記載の発明においては、ブレーキ液圧発生手段(1
〜3)から制動力発生手段(4、5)にブレーキ液圧を
伝達する主管路(A)と、ブレーキ液圧発生手段(1〜
3)から制動力発生手段(4、5)にブレーキ液を供給
する補助管路(D)とを有したブレーキ装置において、
請求項1乃至5のいずれか1つに記載の回転式ポンプ
が、吸入口(60)をブレーキ液圧発生手段(1〜3)
側に向け、吐出口(61)を制動力発生手段(4、5)
側に向けて補助管路(D)に設けられていることを特徴
とする。
【0014】踏力に基づき発生したブレーキ液圧によっ
て補助管路(D)内のブレーキ液圧は高圧となる。しか
しながら、請求項1乃至5に記載の回転式ポンプにおい
ては、吸入口(60)に高圧がかかった場合において
も、流体の外部洩れを防止することができるため、ブレ
ーキ液圧発生手段(1〜3)におけるブレーキ液圧が高
圧であっても流体の外部洩れを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】 (第1実施形態)図1に、内接型の回転式ポンプ(トロ
コイドポンプ)を適用したブレーキ装置のブレーキ配管
概略図を示す。以下、ブレーキ装置の基本構成を、図1
に基づいて説明する。本例では前輪駆動の4輪車におい
て、右前輪−左後輪、左前輪−右後輪の各配管系統を備
えるX配管の油圧回路を構成する車両に本発明によるブ
レーキ装置を適用した例について説明する。
【0016】図1に示すように、ブレーキペダル1は倍
力装置2と接続されており、この倍力装置2によりブレ
ーキ踏力等が倍力される。そして、倍力装置2は、倍力
された踏力をマスタシリンダ3に伝達するブッシュロッ
ド等を有しており、このブッシュロッドがマスタシリン
ダ3に配設されたマスタピストンを押圧することにより
マスタシリンダ圧が発生する。
【0017】なお、このマスタシリンダ3には、マスタ
シリンダ3内にブレーキ液を供給したり、マスタシリン
ダ3内の余剰ブレーキ液を貯留するマスタリザーバ3a
が接続されている。そして、マスタシリンダ圧は、アン
チロックブレーキ装置(以下、ABSという)を介して
右前輪FR用のホイールシリンダ4及び左後輪RL用の
ホイールシリンダ5へ伝達されている。以下の説明は、
右前輪FR及び左後輪RL側について説明するが、第2
の配管系統である左前輪FL及び右後輪RR側について
も全く同様であるため、説明は省略する。
【0018】そして、このブレーキ装置はマスタシリン
ダ3に接続する管路(主管路)Aを備えており、この管
路Aには比例制御弁22が備えられている。そして、こ
の比例制御弁22によって管路Aは2部位に分けられて
いる。すなわち管路Aは、マスタシリンダ3から比例制
御弁22までの間においてマスタシリンダ圧を受ける管
路A1と、比例制御弁22から各ホイールシリンダ4、
5までの間の管路A2に分けられる。
【0019】この比例制御弁22は、通常、正方向にブ
レーキ液が流動する際には、ブレーキ液の基準圧を所定
の減衰比率をもって下流側に伝達する作用を有してい
る。そして、図1に示すように、比例制御弁22を逆接
続することにより、管路A2側が基準圧となる。また、
管路A2において、管路Aは2つに分岐しており、開口
する一方にはホイールシリンダ4へのブレーキ液圧の増
圧を制御する増圧制御弁30が備えられ、他方にはホイ
ールシリンダ5へのブレーキ液圧の増圧を制御する増圧
制御弁31が備えられている。
【0020】これら増圧制御弁30、31は、ABS用
の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮
断状態を制御できる2位置弁として構成されている。そ
して、この2位置弁が連通状態に制御されているときに
は、マスタシリンダ圧あるいはポンプのブレーキ液の吐
出によるブレーキ液圧を各ホイールシリンダ4、5に加
えることができる。
【0021】なお、ABS制御が実行されていないノー
マルブレーキ時には、これら第1、第2の増圧制御弁3
0、31は常時連通状態に制御されている。なお、増圧
制御弁30、31には、それぞれ安全弁30a、31a
が並列に設けられており、ブレーキ踏み込みを止めてA
BS制御が終了したときにおいてホイールシリンダ4、
5側からブレーキ液を排除するようになっている。
【0022】また、第1、第2の増圧制御弁30、31
と各ホイールシリンダ4、5との間における管路Aとリ
ザーバ20のリザーバ孔20aとを結ぶ管路Bには、A
BS用のECUにより連通・遮断状態を制御できる減圧
制御弁32、33がそれぞれ配設されている。これらの
減圧制御弁32、33はノーマルブレーキ状態(ABS
非作動時)では、常時遮断状態とされている。
【0023】管路Aの比例制御弁22と増圧制御弁3
0、31とリザーバ20のリザーバ孔20aとを結ぶ管
路Cには回転式ポンプ10が安全弁10a、10bに挟
まれて配設されている。また、この回転式ポンプ10に
はモータ11が接続されており、このモータ11によっ
て回転式ポンプ10は駆動される。なお、この回転式ポ
ンプ10についての詳細な説明は後述する。
【0024】また、回転式ポンプ10が吐出したブレー
キ液の脈動を緩和するために、管路Cのうち回転式ポン
プ10の吐出側にはアキュムレータ12が配設されてい
る。そして、リザーバ20と回転式ポンプ10の間と、
マスタシリンダ3とを接続するように管路(補助管路)
Dが設けられており、回転式ポンプ10はこの管路Dを
介して管路A1のブレーキ液を汲み取り、管路A2へ吐
出することによってホイールシリンダ4、5におけるホ
イールシリンダ圧をマスタシリンダ圧よりも高くして車
輪制動力を高める。なお、比例制御弁22はこの際のマ
スタシリンダ圧とホイールシリンダ圧との差圧を保持す
る。
【0025】そして、この管路Dには制御弁34が設け
られており、この制御弁34はノーマルブレーキ時には
常時遮断状態とされている。なお、このときの管路Dか
ら伝えられる液圧により、管路Cからリザーバ20へ逆
流しないように管路C及び管路Dの接続部とリザーバ2
0の間には逆止弁21が配設されている。
【0026】また、制御弁40は通常は連通状態である
が、マスタシリンダ圧が所定圧よりも低いときにホイー
ルシリンダ4、5に急ブレーキをかける時、或いはTR
C時に遮断されマスタシリンダ側とホイールシリンダ側
との差圧を保つ。次に、図2(a)に回転式ポンプ10
の模式図を示し、また図2(b)に図2(a)のA−A
矢視断面図を示す。まず、図2(a)、(b)に基づき
回転式ポンプ10の構造について説明する。
【0027】この回転式ポンプ10におけるケーシング
50のロータ室内には、アウターロータ51及びインナ
ーロータ52がそれぞれの中心が偏心した状態で組付け
られている。また、アウターロータ51は内周に内歯部
51aを備えており、またインナーロータ52は外周に
外歯部52aを備えている。そして、これらアウターロ
ータ51とインナーロータ52が複数の空隙部53を形
成して、噛合面Sにて噛み合わさっている。なお、イン
ナーロータ52の回転トルクを伝えるために、インナー
ロータ52とアウターロータ51とは噛合面Sにて複数
の接触点を有している。
【0028】ケーシング50の中心部にはロータ室内と
連通する中心孔50aが形成されており、この中心孔5
0aにはインナーロータ52に配設された駆動軸54が
嵌入されている。また、アウターロータ51はケーシン
グ50のロータ室内を回転自在に組み込まれている。そ
して、ポンプ駆動時において、アウターロータ51及び
インナーロータ52の回転を円滑に行うために、ケーシ
ング50とアウターロータ51、インナーロータ52及
び駆動軸54の間に所定の間隙100a、100bが設
けられている。
【0029】さらに、ケーシング50のロータ室には、
駆動軸54を通る中心線を挟んだ左右(図2(a)の左
右)に吸入口60と吐出口61が形成されている。そし
て、これら吸入口60及び吐出口61よりも内側に駆動
軸54に対して偏心させた状態でOリング70が取りつ
けられている。具体的には、インナーロータ52には、
駆動軸54に対して偏心させて形成された溝が形成され
ており、この溝の中にOリング70を取りつけている。
【0030】このOリング70によって間隙100aと
間隙100bの液密を保持している。なお、Oリング7
0はオイルシールに比して許容圧が高く、間隙100a
と間隙100bの液密を十分に保持することができる。
次に、このように構成されたブレーキ装置及び回転式ポ
ンプ10の作動について説明する。但し、ブレーキ装置
の作動については、回転式ポンプ10の吸入口60に高
圧がかかる場合についてのみ説明する。
【0031】ブレーキ装置に備えられた制御弁34は、
大きな制動力を必要とする場合、例えばブレーキ踏力に
対応した制動力が得られない場合やブレーキペダル1の
操作量が大きいとき等に適宜連通状態にされる。そし
て、管路Dを通じてブレーキペダル1の踏み込みによっ
て発生している高圧なマスタシリンダ圧が回転式ポンプ
10にかかる。
【0032】一方、回転式ポンプ10は、モータ11の
駆動により駆動軸54の回転に応じてインナーロータ5
2が回転運動し、それに伴って内歯部51aと外歯部5
2aの噛合によりアウターロータ51も同方向へ回転す
る。このとき、それぞれの空隙部53の容積がアウター
ロータ51及びインナーロータ52が1回転する間に大
小に変化して吸入口60からブレーキ液を吸入し、吐出
口61から管路A2に向けてブレーキ液を吐き出す。こ
の吐出されたブレーキ液によってホイールシリンダ圧を
増圧する。なお、駆動軸54を軸として回転するアウタ
ーロータ51とインナーロータ52はそれぞれ回転中心
を互いに偏心した位置を有している。
【0033】このとき、Oリング70によって間隙10
0aと間隙100bの液密が保持されているため、吸入
口60が高圧になってもブレーキ液がケーシング50の
外部へ洩れない。また、インナーロータ52の回転と共
にOリング70も回転する。このとき、Oリング70が
駆動軸54に対して偏心させた状態でインナーロータ5
2に取りつけられているため、この回転中に間隙100
a内のブレーキ液がOリング70に付着する。この付着
したブレーキ液によってOリング70の回転を円滑にで
き、Oリング70の耐久性を向上させることができる。
【0034】このように、インナーロータ52に駆動軸
54に対して偏心した状態でOリング70を取りつける
ことにより、Oリング70の耐久性上問題なくブレーキ
液の外部漏れを防止することができる。なお、中心孔5
0aをオイルシールして、間隙100bに潤滑油を封入
することもできる。これにより、Oリング70の回転が
より潤滑できるようになり、Oリング70の耐久性を向
上させることができる。
【0035】(第2実施形態)図3(a)に、本実施形
態における回転式ポンプ10の模式図を示す。また、図
3(b)に、図3(a)のB−B矢視断面図を示す。な
お、第1実施形態と同様の構成である部分については説
明を省略する。図3(a)、(b)に示すように、ケー
シング50には、ロータ室とは別に回転板室が設けられ
ており、この回転板室に回転板80が内蔵されてる。ま
た、この回転板80の中心部は駆動軸54に接続さられ
ており、インナーロータ52よりもモータ11側に配置
されている。
【0036】また、回転板80と回転板室との間は、回
転板80の回転を円滑に行えるように間隙がある。そし
て、この回転板80にOリング70が駆動軸54に対し
て偏心させた状態で取りつけられて、間隙100aと間
隙100b間における液密を保持している。このよう
に、インナーロータ52とは別に設けられた回転板80
にOリング70を取りつけているためインナーロータ5
2の大きさに左右されず、Oリング70を取りつけるこ
とができる。例えば、比較的小さなインナーロータ52
を回転式ポンプ10に適用する場合があり、このような
場合においてはOリング70をインナーロータ52へ取
りつけるのが困難である。しかし、回転板80にOリン
グ70を取りつけることができるため、このような不具
合を回避することができる。
【0037】また、ケーシング50のうちインナーロー
タ52と回転板80の間には、間隙100aと低圧場所
(図示しない)とを連通する管路Hが形成されている。
これにより、間隙100a内に洩れてきたブレーキ液
は、管路Hを通じて低圧場所へ逃れることができるた
め、Oリング70に高圧がかからないようにすることが
できる。
【0038】(第3実施形態)図4に、本実施形態にお
ける回転式ポンプ10の模式図を示す。なお、第1実施
形態と同様の構成である部分については説明を省略す
る。図4に示すように、駆動軸54に、駆動軸54に垂
直な平面に対して傾斜させた状態でOリング70が取り
つけられている。
【0039】このように、Oリング70を駆動軸54に
取りつけているため、インナーロータ52の大きさに左
右されず、また第2実施形態に示すように回転板80を
必要としないでブレーキ液の外部洩れを防止することが
できる。なお、ケーシング50に間隙100(a)と低
圧場所(図示しない)とを連通する管路を形成すること
により、第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0040】さらに、Oリング70を軸側に固定したが
ケーシング50側に固定するようにしてもよい。 (他の実施形態)なお、第2実施形態においては、回転
板80のうちインナーロータ52側にOリング70を取
りつけているが、Oリング70をこの反対側に取りつけ
ても良い。またシール部材としてOリング70を取り付
けているが、その他のシール部材でも良く、例えばDリ
ングを取り付けてもよい。
【0041】第1〜第3実施形態においては、ブレーキ
液を流体として適用した場合を示したが、これ以外の流
体、例えば水等を適用しても良い。また、第1〜第3実
施形態においては、回転式ポンプ10として内接型の回
転式ポンプ10を適用したものを示したが、これ以外の
回転式ポンプ、例えば外接型の回転式ポンプ、ベーンポ
ンプや回転プランジャー式のポンプ等に本発明を適用す
ることができる。
【0042】なお、図3、図4においても中心孔50a
をオイルシールして、このオイルシールとOリング70
間における間隙に潤滑油を封入してもよい。また、第1
実施形態に示したブレーキ装置は一例を示したものであ
って、このブレーキ装置に限らないことは勿論である。
図2、図3においてシール部材としてのOリング70を
ケーシング50に配置し、Oリング70とインナーロー
タ52との間で摺動するようにしてもよい。なお、この
場合にはOリング70は回転しないが、駆動軸54を回
転させることによってブレーキ液がOリング70に付着
させることができる。つまり駆動軸54に対してOリン
グ70が相対的に回転することになるため、Oリング7
0をインナーロータ52側に設けたときと同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転式ポンプを適用したブレーキ装置の概略図
である。
【図2】(a)は回転式ポンプの概略図であり、(b)
は(a)のA−A矢視断面図である。
【図3】(a)は回転式ポンプの概略図であり、(b)
は(a)のB−B矢視断面図である。
【図4】第3実施形態における回転式ポンプの概略図で
ある。
【図5】(a)は従来における回転式ポンプの概略図で
あり、(b)は(a)のC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
10…回転式ポンプ、11…モータ、50…ケーシン
グ、51…アウターロータ、52…インナーロータ、5
3…空隙部、54…駆動軸、60…吸入口、62…吐出
口、70…Oリング、80…回転板、100a、100
b…間隙。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸(54)を軸として回転運動する
    回転部(51、52)と、 前記駆動軸(54)を嵌入する開口部(50a)を有
    し、前記回転部(51、52)を覆うケーシング(5
    0)と、 前記ケーシング(50)に形成され、前記回転部(5
    1、52)に流体を吸入する吸入口(60)と、 前記ケーシング(50)に形成され、前記回転部(5
    1、52)から前記流体を吐出する吐出口(61)とを
    備え、 前記回転部(51、52)による回転運動によって前記
    吸入口(60)から前記流体を吸入して、前記吐出口
    (61)を通じて前記流体を吐出する回転式ポンプにお
    いて、 前記駆動軸(54)に相対的に回転し、前記流体が前記
    開口部(50a)から外部へ洩れることを防止するシー
    ル部材(70)を備え、 前記シール部材(70)は、前記駆動軸(54)に対し
    て偏心した状態で設けられていることを特徴とする回転
    式ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記回転部は、 内周に内歯部(51a)を有するアウターロータ(5
    1)と、 前記アウターロータ(51)の内側に形成され、外周に
    外歯部(52a)を有するインナーロータ(52)にて
    構成されており、 前記シール部材(70)は、前記インナーロータ(5
    2)に取りつけられていることを特徴とする請求項1に
    記載の回転式ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸(54)のうち前記回転部
    (51、52)よりも前記開口部(50a)側には、前
    記回転部(51、52)と共に回転する回転板(80)
    が備えられており、 前記シール部材(70)は、前記回転板(80)に取り
    つけられていることを特徴とする請求項1に記載の回転
    式ポンプ。
  4. 【請求項4】 駆動軸(54)を軸として回転運動する
    回転部(51、52)と、 前記駆動軸(54)を嵌入する開口部(50a)を有
    し、前記回転部(51、52)を覆うケーシング(5
    0)と、 前記ケーシング(50)に形成され、前記回転部(5
    1、52)に流体を吸入する吸入口(60)と、 前記ケーシング(50)に形成され、前記回転部(5
    1、52)から前記流体を吐出する吐出口(61)とを
    備え、 前記回転部(51、52)による回転運動によって前記
    吸入口(60)から前記流体を吸入して、前記吐出口
    (61)を通じて前記流体を吐出する回転式ポンプにお
    いて、 前記駆動軸(54)と前記ケーシング(50)の間に設
    けられ、前記流体が前記開口部(50a)の外部へ洩れ
    ることを防止するシール部材(70)を備え、前記シー
    ル部材(70)は、前記駆動軸(54)に垂直な平面に
    対して傾斜さ せた状態で設けられていることを特徴とする回転式ポン
    プ。
  5. 【請求項5】 前記開口部(50a)にオイルシールを
    備えて、このオイルシールとシール部材(70)との間
    に潤滑油を備えていることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1つに記載の回転式ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記シール部材は、Oリング(70)で
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに
    記載の回転式ポンプ。
  7. 【請求項7】 踏力に基づいてブレーキ液圧を発生させ
    るブレーキ液圧発生手段(1〜3)と、 前記ブレーキ液圧に基づいて車輪に制動力を発生させる
    制動力発生手段(4、5)と、 前記ブレーキ液圧発生手段(1〜3)に接続され、前記
    制動力発生手段(4、5)に前記ブレーキ液圧を伝達す
    る主管路(A)と、 前記ブレーキ液圧発生手段(1〜3)に接続され、前記
    制動力発生手段(4、5)が発生させる制動力を高める
    ために、前記主管路(A)側にブレーキ液を供給する補
    助管路(D)とを有したブレーキ装置において、 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の回転式ポンプ
    が、前記吸入口(60)を前記ブレーキ液圧発生手段
    (1〜3)側に向け、前記吐出口(61)を前記制動力
    発生手段(4、5)側に向けて、前記補助管路(D)に
    設けられていることを特徴とするブレーキ装置。
JP947297A 1997-01-22 1997-01-22 回転式ポンプ及び回転式ポンプを用いたブレーキ装置 Pending JPH10205459A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223020A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Yamada Seisakusho Co Ltd オイルポンプ
JP2012052455A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Advics Co Ltd 流体機械およびそれに用いられるシール部材
CN115653891A (zh) * 2022-10-13 2023-01-31 滁州市经纬装备科技有限公司 一种双泵同轴嵌入式摆线齿轮泵
CN116447135A (zh) * 2023-05-15 2023-07-18 华域皮尔博格泵技术有限公司 一种油泵动态密封装置

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