JPH10205141A - 多脚型煙突用防護ネット装置 - Google Patents

多脚型煙突用防護ネット装置

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JPH10205141A
JPH10205141A JP895497A JP895497A JPH10205141A JP H10205141 A JPH10205141 A JP H10205141A JP 895497 A JP895497 A JP 895497A JP 895497 A JP895497 A JP 895497A JP H10205141 A JPH10205141 A JP H10205141A
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JP
Japan
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chimney
net
reinforcing ring
protective net
protection net
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Application number
JP895497A
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English (en)
Inventor
Yoriyuki Hasegawa
順行 長谷川
Motoyoshi Ishii
元悦 石井
Takeji Matsumoto
竹二 松本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多脚型煙突用防護ネット装置に関し、上空高
所作業下で高精度の下地処理及び塗装作業を行なう場合
に生じる大量の粉塵や塗料飛沫の飛散を確実に防止でき
るようにする。 【解決手段】 複数の煙突筒身50を繋梁51及び補強
リング52で剛結合されて構成される多脚型煙突の繋梁
51及び補強リング52からなる筒身結合部を覆う防護
ネット12と、筒身結合部に支持され、筒身結合部を覆
うように配設されたケージ状足場フレーム10a〜10
d,11とを備え、防護ネット12を、ケージ状足場フ
レーム10a〜10d,11の内側面に沿うように装着
するとともに、防護ネット12の上下端部を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の煙突筒身を
上下複数の繋梁及び補強リングで剛結合されてなる多脚
型煙突における繋梁及び補強リング部を覆う防護ネット
装置に関し、特に、繋梁及び補強リング部の外面塗装時
やメンテナンス時等に用いて好適の、多脚型煙突用防護
ネット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建設されている高層の多脚型煙
突は、図4の模式的側面図に示すように、3乃至4本の
煙突筒身50を間隔をおいた高さ位置で相互に繋梁51
及び補強リング52で剛結合した鋼構造体として構成さ
れている。一般に、その高さは100〜200m、筒身
直径は5〜7m、繋梁51及び補強リング52の高さは
約2mという大型の構造物である。
【0003】このような多脚型煙突60では、定期的
に、煙突筒身50の錆落し等の下地処理,塗装作業等を
行なう必要があるが、繋梁51及び補強リング52部分
については、その構造上、煙突筒身50とは異なる方法
により錆落し等の下地処理,塗装作業等を行なうように
している。なお、図4中、Aで示す箇所が繋梁51及び
補強リング52部分(以下、これを繋梁及び補強リング
部と称する)である。
【0004】この繋梁及び補強リング部Aについての従
来の錆落し等の下地処理,塗装作業等について説明する
と、図5及び図6は繋梁及び補強リング部Aの塗装更新
に際し、防護ネットを使用する従来の方法を模式的に示
す図である。まず、補強リング52部分について説明す
ると、図5に示すように、補強リング52は上側リング
52a及び下側リング52bにより構成されるが、これ
らの上側リング52a及び下側リング52bには、補強
リング52の周りを囲むように複数個の円弧状の足場5
3が取り付けられている。さらに、この足場53の外側
には、足場53と距離をおいて、煙突筒身50に平行に
複数のガイドワイヤ54が配置され、このガイドワイヤ
54を支えにして、足場53を覆うように風避け防護ネ
ット55が装着されている。
【0005】次に、繋梁51について説明すると、図6
に示すように、繋梁51は上下にフランジ部51a,5
1bを備えたI型断面の梁として構成されており、これ
らのフランジ部51a,51bの両側には、繋梁51の
左右をそれぞれ覆うように足場53a,53aが取り付
けられている。これらの足場53a,53aの外側に
は、足場53a,53aと距離をおいて、煙突筒身50
に平行に複数のガイドワイヤ54aが配置され、このガ
イドワイヤ54aを支えに、足場53a,53aを覆う
ように風避け防護ネット55aが装着されている。
【0006】このようにして、防護ネット55及び55
aが、繋梁51及び補強リング52の周りを連続して覆
うように装着され、一定高さのネットによる筒状の壁面
(ネット壁)が形成されるようになっている。なお、防
護ネット55及び55aの上端側及び下端側は開口した
状態になっている。そして、繋梁及び補強リング部Aの
錆落とし等の下地処理,塗装作業は、図5及び図6に示
すように、足場53又は53a上に作業者56が乗り込
み、回転式サンダー等の錆落機57を使用して古い塗膜
を落とし、鋼板下地を磨出した後、足場53又は53a
上に塗料缶を吊り込み、作業者56が刷毛,ローラ,手
持ちスプレーガン等を使用して、手作業により塗装を行
なうようにしている。
【0007】この場合、防護ネット55及び55aは、
風を遮るとともに、錆落とし等の下地処理,塗装作業で
生じる粉塵や塗料の飛散を少なくし、粉塵を下方向へ落
下させるものとして機能する。なお、煙突筒身50部分
の錆落とし等の下地処理,塗装作業は、別の方法、例え
ば、防護ネットで覆われた空間で、昇降式のゴンドラ等
を用いて行なう方法により行なわれるため、繋梁及び補
強リング部Aの錆落とし等の下地処理,塗装作業だけ
を、上述のような方法により、順次、繋梁及び補強リン
グ部Aの上位部分から下位部分まで繰り返して行なうよ
うにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多脚型煙突
等の屋外の鋼構造物用の塗料としては、Zinc系,ウ
レタン系,フッ素樹脂系等の耐候性,耐薬品性,耐紫外
線性に優れたものが知られるが、これらの塗料を塗布す
る際には、一般にショットブラストあるいはサンドブラ
スト等のブラスト噴射による高精度の下地処理を行なう
ことが必要とされる。また、自動吹き付け塗装等により
高精度の塗装処理を行なうことも必要とされる。
【0009】しかしながら、多脚型煙突60の建造時に
は、工場あるいは地上でブラスト噴射による下地処理と
下地塗装を行ない、現地で建付けと仕上げ塗装を行なう
ようにしているため、このような高精度の下地処理及び
塗装処理を実現することができるものの、建造後年数を
経た多脚型煙突60の塗装更新時には、このような高精
度の下地処理及び塗装処理を実施することは難しい。
【0010】つまり、建造後年数を経た多脚型煙突60
の塗装更新時には、上空高所作業であり作業用空間も十
分確保できないため、一般に、作業者57の手作業によ
って錆落とし等の下地処理,塗装作業等を行なうように
しているため、古い塗膜及び錆を確実に落とすことがで
きず、十分な精度の下地処理を行なうことは難しく、再
塗装に上記のような耐久性の高い塗料を用いるには適さ
ず、新たに塗装した塗料の耐久性がどうしても低下して
しまうことにもなる。
【0011】また、従来の手作業による古い塗膜や錆を
落とし作業及び塗装作業によると、作業に長時間を要す
ことにもなる。一方、高精度の下地処理や塗装作業を行
なうために、あえて上空高所作業下で、ブラスト噴射に
よる下地処理や自動吹き付け塗装を行なった場合、粉塵
や塗料飛沫が連続して大量に発生することになり、上端
側及び下端側の開口した従来の防護ネット54では、こ
れらの粉塵や塗料等の飛散を確実に防止するのは難し
い。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、多脚型煙突の繋梁及び補強リング部分といっ
た筒身結合部の下地処理及び塗装作業の際に生じる粉塵
や塗料飛沫の飛散、特に、上空高所作業下で高精度の下
地処理及び塗装作業を行なう場合に生じる大量の粉塵や
塗料飛沫の飛散を確実に防止できるようにした、多脚型
煙突用防護ネット装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の多脚型煙突用防護ネット装置は、複数の煙突
筒身を繋梁及び補強リングで剛結合されてなる多脚型煙
突において該繋梁及び該補強リングからなる筒身結合部
を覆う防護ネットと、該筒身結合部に支持され、該筒身
結合部を覆うように配設されたケージ状足場フレームと
を備え、該防護ネットが、該ケージ状足場フレームの内
側面に沿うように装着されるとともに、該防護ネットの
上端部及び下端部が閉塞されていることを特徴としてい
る。
【0014】このような構成により、ケージ状足場フレ
ームの内側面に沿って筒身結合部(繋梁及び/又は補強
リング)の周りを取り囲むように装着された防護ネット
の端部が閉塞され、筒身結合部の周りに通気性のある閉
塞された作業用の空間が形成される。これにより、粉塵
や塗料飛沫の落下飛散が防止できることになる。請求項
2記載の本発明の多脚型煙突用防護ネット装置は、請求
項1記載の装置において、該筒身結合部のうちの該補強
リングの周囲を覆うように装着された該防護ネットの上
端部及び下端部が、固縛用ベルトにより該煙突筒身に袋
閉じ状に固縛することにより閉塞されていることを特徴
としている。
【0015】このような構成により、補強リングの周り
に装着される防護ネットの上端部及び下端部を袋閉じ状
に固縛することで防護ネットの端部が閉塞され、筒身結
合部としての補強リングの周りに通気性のある閉塞され
た作業用の空間が形成される。これにより、粉塵や塗料
飛沫の落下飛散がより確実に防止できることになる。請
求項3記載の本発明の多脚型煙突用防護ネット装置は、
請求項2記載の装置において、該防護ネットの下端部に
外側から重ね合わせるように不燃性シートが取り付けら
れ、該不燃性シートの下端部が固縛用ベルトにより該煙
突筒身外面に袋閉じ状に固縛されることにより、該防護
ネットの下端部が閉塞されていることを特徴としてい
る。
【0016】このような構成により、防護ネットの下端
部に不燃性シートを重ね合わせ、この不燃性シートを煙
突筒身にベルト固縛することで防護ネットの端部が閉塞
され、筒身結合部(補強リング及び/又は繋梁)の周り
に通気性のある閉塞された作業用の空間が形成される。
これにより、粉塵や塗料飛沫の落下飛散が確実に防止さ
れるとともに、粉塵を確実に回収できるようになる。
【0017】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の実施の
形態について説明すると、図1〜図3は本発明の一実施
形態にかかる多脚型煙突用防護ネット装置を説明するた
めの模式図である。本実施形態の多脚型煙突用防護ネッ
ト装置は、例えば、多脚型煙突の塗装更新時の錆落し等
の下地処理,塗装作業等の作業やその他のメンテナンス
作業を行なう際に取り付けられる。
【0018】このような多脚型煙突用防護ネット装置が
取り付けられる多脚型煙突は、従来技術(図4参照)で
既に説明したように、3乃至4本の煙突筒身50を間隔
をおいた高さ位置で相互に筒身結合部としての繋梁51
及び補強リング52で剛結合した鋼構造体として構成さ
れている。このような多脚型煙突60では、繋梁51及
び補強リング52が煙突筒身50よりも、突出した形状
となっているため、繋梁51及び補強リング52毎に錆
落し、塗装作業等を行なうことになるが、本多脚型煙突
用防護ネット装置は、このような錆落しや塗装作業等を
行なうにあたり繋梁及び補強リング部(筒身結合部)A
の周りを包囲するように取り付けられるものである。
【0019】なお、繋梁51は、図3に示すように、上
下にフランジ部51a,51bを備えたI型断面を有す
る梁として構成され、補強リング52は、図2に示すよ
うに、繋梁51の上下フランジ部51a,51bに対応
する一対の上側リング52aと下側リング52bとから
構成され、これらの繋梁51と補強リング52とは連続
するように一体に結合されている。
【0020】本多脚型煙突用防護ネット装置10は、図
1に示すように、補強リング52の周りに設けられる4
組の円弧形足場フレーム(ケージ状足場フレーム)10
a〜10dと、補強リング52と連続する2方向の繋梁
51の周りに設けられる直線形足場フレーム(ケージ状
足場フレーム)11と、補強リング52及び繋梁51を
覆うように取り付けられる防護ネット12とから構成さ
れる。
【0021】次に、このような補強リング52に取り付
けられる円弧形足場フレーム10a〜10dについて、
図1及び図2を参照しながら説明する。これらの円弧形
足場フレーム10a〜10dは、図1,図2に示すよう
に、それぞれ格子組の外側円弧フレーム13a,天井フ
レーム13b,床フレーム13cを備えたケージ状のフ
レームとして構成されている。
【0022】ここでは、円弧形足場フレーム10a〜1
0dは、繋梁51の配置との関係上、それぞれの大きさ
を異なるものとしているが、基本的な構成は同一である
ため、図2では、図1のA−A矢視断面図により円弧形
足場フレーム10b,10dの断面を示し、これに基づ
いてその構成を説明することとする。ここで、外側円弧
フレーム13aは、図2に示すように、その高さが上側
リング52a上に設けられている手摺り14よりも上方
の高さ位置から下側リング52bの下方の高さ位置まで
に跨がるように構成されている。
【0023】この外側円弧フレーム13aの上下中間部
には、内側へ突出する支持アーム15が取り付けられ、
この支持アーム15の先端部分は上側リング52a上に
固定支持されており、この支持アーム15に円弧形足場
フレーム10b,10cが補強リング52に支持される
ようにしている。また、床フレーム13cには、その内
端部に支持ローラ16が取り付けられており、この支持
ローラ16が筒身50の外周面に当接することで、円弧
形足場フレーム10b,10cが安定するようになって
いる。
【0024】さらに、天井フレーム13bの端部と煙突
筒身50との間には、隙間31が形成されており、この
隙間31を介して、後述するネット部21を天井フレー
ム13bよりも上側の煙突筒身50に固縛するようにし
ている。また、このような円弧形足場フレーム10b,
10cの内側(補強リング側)には、補強リング52に
対向して作業しうる作業用空間部30が形成されてお
り、この作業用空間部30内で、後述する錆落とし等の
下地処理,塗装作業を行なうようにしている。
【0025】次に、繋梁51に取り付けられる直線形足
場フレーム11について、図1及び図3を参照しながら
説明する。この直線形足場フレーム11は、図3に示す
ように、格子組の2つの外壁フレーム17a,天井フレ
ーム17b,床フレーム17cとを一体に結合して構成
されている。
【0026】また、その中間高さ位置には、支持梁18
が設けられており、この支持梁18が繋梁51の上側フ
ランジ51a上に固定され、これにより直線形足場フレ
ーム11が繋梁51に支持されるようになっている。ま
た、2つの外壁フレーム17aは、それぞれ繋梁51と
距離を隔てて取り付けられるようになっており、これに
より繋梁51の錆落とし等の下地処理,塗装作業等のた
めの作業用空間30が十分な大きさに形成されるように
している。
【0027】さらに、この直線形足場フレーム11は、
図1に示すように、円弧形足場フレーム10a,10
d,10cにそれぞれ連続するように配置されている。
このように構成される円弧形足場フレーム10a〜10
d及び直線形足場フレーム11には、図1〜図3に示す
ように、防護ネット12が取り付けられる。この防護ネ
ット12は、図2及び図3に示すように、ネット部21
(21A,21B)と、ネット部21の下端部をその外
側から重ね合わせて接続した不燃性シート22とから構
成される。
【0028】ここで、ネット部21は、図2及び図3
中、単一の破線で示すように、1重のネットにより、帯
状に形成されている。このネット部21は、図1に示す
ように、円弧形足場フレーム10a〜10dに装着され
る部分21Aから直線形足場フレーム11に装着される
部分21Bまで連続するように装着されている。つま
り、ネット部21は、直線形足場フレーム11を構成す
る一側の外側部フレーム17aから天井フレーム17b
へ連なり、さらに他側の外側部フレーム17aに連なる
ように装着されている。
【0029】まず、補強リング52部分では、図2に示
すように、ネット部21Aが円弧形足場フレーム10a
〜10dの内側面に沿って装着されている。そして、こ
のネット部21Aの上端部は、円弧形足場フレーム10
a〜10dの天井フレーム13bと煙突筒身50との間
に形成される隙間31から煙突筒身50に沿って上方向
に立ち上げられ、固縛用ベルト23により袋閉じ状に煙
突筒身50に巻締め固縛されている。
【0030】また、ネット部21Aの下端部は、不燃性
シート22の内側に重ね合わせるように装着されてい
る。ここで、不燃性シート22は、帯状に形成されてお
り、その円弧形足場フレーム10a〜10dを構成する
外側フレーム17aの下側及び床フレーム17cに沿う
ように装着されている。この不燃性シート22は、直線
形足場フレーム11を構成する一側及び他側の外側部フ
レーム17a,17aに連なるようになっている。
【0031】そして、不燃性シート22の下端部が、下
側リング52bの下側で、煙突筒身50に沿って上方向
へ立ち上げられ、固縛用ベルト24により袋閉じ状に煙
突筒身50に巻締め固縛され、これにより、補強リング
52の下側部分が閉じられるようになっている。一方、
繋梁51部の周囲には、図3に示すように、ネット部2
1Bが、直線形足場フレーム11を構成する天井フレー
ム17b,一側の外側部フレーム17a及び他側の外側
部フレーム17aの内側面に沿うように装着されてお
り、ネット部21Bの下部には底部で重合する不燃性シ
ート22,22(以下、両者を区別して22A,22B
という)が装着されている。
【0032】この繋梁51部を覆うネット部21Bは、
補強リング52部を覆うネット部21Aに連なるように
なっている。つまり、ネット部21Aとネット部21B
とは、予め連続的に形成されたネット材が用いられる
か、又は、別体のネット材を連続するように接続させた
状態になっている。また、一側の外側部フレーム17a
の下端部は、一側の不燃性シート22Aの内側面に重ね
合わせるように装着され、他側の外側部フレーム17a
の下端部は、他側の不燃性シート22Bの内側面に重ね
合わせるように装着されている。
【0033】ここで、不燃性シート22A,22Bは、
帯状に形成されており、直線形足場フレーム11を構成
する一側及び他側の外側部フレーム17aの下端部から
床フレーム17cに沿って装着されている。そして、直
線形足場フレーム11の床フレーム17c上では、一側
の不燃性シート22Aの下端部と他側の不燃性シート2
2Bの下端部とが重ね合わされている。
【0034】このように、ネット部21Bの両端部を不
燃性シート22A,22Bに重ね合わせ、不燃性シート
22A,22Bの両端部を相互に重ね合わせることで、
防護ネット12の下部からのブラスト材,塗膜粉,塗料
の飛沫の外部への落下飛散を防止し、且つ噴射したブラ
スト材を効率良く回収することができるようになる。こ
のようにして取り付けられる防護ネット12は、予め円
弧形足場フレーム10a〜10d及び直線形足場フレー
ム11の各単位に合わせて分割して製作しておき、各単
位毎に装着するようにすれば、各単位に分割された防護
ネット12の相互の接続を行ない、筒身50にベルト固
縛するだけで装着できることになるため、その取り付け
を容易にすることができる。
【0035】そして、この防護ネット12の内側の空間
で、順次、上位の繋梁及び補強リング部Aから下位の繋
梁及び補強リング部Aまで、錆落とし等の下地処理,塗
装作業等を繰り返し行なえるようになっている。このた
め、円弧形足場フレーム10a〜10dの内側の作業用
空間30内には、図2に示すように、筒身50から一定
間隔をおいて鉛直方向に複数の昇降用ワイヤ25を設
け、この複数の昇降用ワイヤ25にリング状のリングビ
ーム26を取り付け、このリングビーム26上に複数個
のブラスト噴射用のロボット27A又は吹き付け塗装用
のロボット27Bを搭載することができるようになって
いる。
【0036】そして、リングビーム26を上下に移動さ
せることにより、ブラスト噴射用のロボット27A又は
吹き付け塗装用のロボット27Bを上下に移動させるよ
うにしながら、ブラスト噴射用のロボット27Aにより
補強リング52の錆落とし等の下地処理を行ない、吹き
付け塗装用のロボット27Bにより補強リング52の塗
装作業を行なえるようになっている。
【0037】一方、直線形足場フレーム11の内側の作
業用空間30内には、図3に示すように、繋梁51から
一定間隔をおいて鉛直方向に複数の昇降用ワイヤ25a
が設られており、この複数の昇降用ワイヤ25aに直線
状の昇降ビーム26aが取り付け、この昇降ビーム26
a上に複数個のブラスト噴射用のロボット27a又は吹
き付け塗装用のロボット27bが搭載されるようになっ
ている。
【0038】そして、昇降ビーム26aを上下に移動さ
せることにより、ブラスト噴射用のロボット27a又は
吹き付け塗装用のロボット27bを上下に移動させるよ
うにしながら、ブラスト噴射用のロボット27aにより
繋梁51の錆落とし等の下地処理を行ない、吹き付け塗
装用のロボット27bにより繋梁51の塗装作業を行な
えるようになっている。
【0039】ここで、ロボット作業用として設けられる
昇降用ワイヤ25,25aは、巻上式ワイヤ機構又はク
ライミング式ワイヤ機構等の種々の機構のものを使用す
ることができる。また、スクリューロッド式昇降機構等
で代替することも可能である。また、リングビーム26
及び昇降ビーム26aは、それぞれ複数片に分割して製
作し、現場組立式にすることが可能である。
【0040】また、補強リング52部のリングビーム2
6上に搭載されるブラスト噴射用のロボット27A又は
吹き付け塗装用のロボット27Bとしては、リングビー
ム26上を周方向へ往復走行移動し、ウィービング式に
首降りしながらブラスト噴射又は吹き付け塗装する機構
の装置を使用している。一方、繋梁51部の昇降ビーム
26a上に搭載されるブラスト噴射用のロボット27a
又は吹き付け塗装用のロボット27bとしては、昇降ビ
ーム26a上を長さ方向へ往復走行移動し、ウィービン
グ式に首降りしながらブラスト噴射又は吹き付け塗装す
る機構の装置を使用している。
【0041】そして、これらのブラスト噴射用のロボッ
ト27A,27a、又は、吹き付け塗装用のロボット2
7B,27bは、遠隔操作による自動作業を行なうこと
ができるものとしている。なお、リングビーム26又は
昇降ビーム26a上に作業者が乗り込んで、ブラスト噴
射作業又は吹き付け塗装作業を行なうようにしてもよ
い。
【0042】本発明の一実施形態にかかる多脚型煙突用
防護ネット装置は、上述のように構成されるため、以下
のようにして錆落とし等の下地処理,塗装作業が行なわ
れる。まず、多脚型煙突の繋梁及び補強リング部A(図
4参照)の塗装更新に際しては、最初に繋梁及び補強リ
ング部Aに、円弧形足場フレーム10a〜10d及び直
線形足場フレーム11を装着する。
【0043】次いで、円弧形足場フレーム10a〜10
d及び直線形足場フレーム11内に防護ネット12を組
立装着する。このようにして防護ネット12を装着した
円弧形足場フレーム10a〜10d及び直線形足場フレ
ーム11内には、図2及び図3に示すように、複数の昇
降用ワイヤ25,25aを介して、リングビーム26及
び昇降ビーム26aを取り付ける。
【0044】このリングビーム26上には、ブラスト噴
射用のロボット27Aを搭載するとともに、昇降ビーム
26a上には、ブラスト噴射用のロボット27aを搭載
する。そして、ブラスト噴射用のロボット27Aが搭載
されたリングビーム26を昇降ワイヤ25の最上位高さ
に移動して、ブラスティング作業を開始し、ブラスト噴
射用のロボット27Aを水平方向へ移動させて補強リン
グ52の壁面をブラスティングし、さらに、リングビー
ム26を一定速度で下降させながらブラスト噴射用のロ
ボット27Aの水平方向移動によるブラスティング作業
を続け、補強リング52の壁面を上端部から下端部まで
連続的にブラスティング処理する。
【0045】一方、ブラスト噴射用のロボット27aが
搭載された昇降ビーム26aも昇降ワイヤ25aの最上
位高さに移動して、ブラスティング作業を開始し、ブラ
スト噴射用のロボット27aを水平方向へ移動させて繋
梁51の壁面をブラスティングし、さらに、昇降ビーム
26aを一定速度で下降させながらブラスト噴射用のロ
ボット27aの水平方向移動によるブラスティング作業
を続け、繋梁51の壁面を上端部から下端部まで連続的
にブラスティング処理する。
【0046】このとき、ブラスティング作業によって噴
射したブラスト材、筒身壁から削られた塗膜粉、錆等の
金属粉は、防護ネット12のネット部21に遮られて下
部の不燃性シート22上に落下して溜まり、噴射空気の
みがネット部21を通って外部へ排出され、粉塵の飛散
が防止される。この防護ネット12の不燃性シート22
上に溜まった粉塵は、バキュームホース等により吸引し
て除去し、ブラスト材は分離回収し再使用する。
【0047】このようにして防護ネット12内の粉塵を
除去した後、防護ネット12を部分的に開いて、ブラス
ト噴射用のロボット27A,27aを外し、吹き付け塗
装用のロボット27B,27bに付け替える。そして、
リングビーム26を再び最上位高さに移動して吹き付け
塗装作業を開始し、吹き付け塗装用のロボット27Bを
水平方向へ移動して補強リング52の壁面を吹き付け塗
装し、リングビーム26を一定速度で下降させながら吹
き付け塗装用のロボット27Bの水平方向移動による吹
き付け塗装作業を続け、補強リング52の壁面を上端部
から下端部まで連続的に自動吹き付け塗装する。
【0048】一方、昇降ビーム26aも再び最上位高さ
に移動して吹き付け塗装作業を開始し、吹き付け塗装用
のロボット27bを水平方向へ移動して繋梁51の壁面
を吹き付け塗装し、昇降ビーム26aを一定速度で下降
させながら吹き付け塗装用のロボット27bの水平方向
移動による吹き付け塗装作業を続け、繋梁51の壁面を
上端部から下端部まで連続的に自動吹き付け塗装する。
【0049】この際、吹き付け塗装作業によって吹き付
けられた塗料飛沫の飛散は、防護ネット12によって確
実に防止される。特に、不燃性シート12により下部へ
の落下飛散が効果的に防止される。このようにして、防
護ネット12を装着した繋梁及び補強リング部Aの全体
外面をブラスティング処理から吹き付け塗装まで、連続
作業で一挙に行なうことができることになる。
【0050】このようにして最上位の繋梁及び補強リン
グ部Aのブラスティング処理から吹き付け塗装までを終
了した後、防護ネット12及びロボット27A,27
a,27B,27b等の機材を下位の繋梁及び補強リン
グ部Aへ移設し、同様の作業を繰り返す。したがって、
本多脚型煙突用防護ネット装置によれば、上空の繋梁及
び補強リング部Aまわりの作業場所に通気性のある遮蔽
された作業用空間30が十分な広さで形成され、作業を
スペース上の支障なく行なえるとともに、この遮蔽され
た作業用空間30内で粉塵の飛散を確実に防止できると
いう利点がある。
【0051】特に、上空高所作業として行なわれる場合
であっても、防護ネット12、特に、下端部に取り付け
られている不燃性シート22により、防護ネット12の
下端側からの粉塵や塗料飛沫の飛散を確実に防止するこ
とができるため、連続的、かつ大量の粉塵や塗料飛沫の
飛散を伴うブラスト噴射による下地処理や自動吹き付け
塗装を実施することができることになる。
【0052】このため、上空高所作業下でも、防護ネッ
ト12を装着した状態で、連続作業によりブラスティン
グ処理や吹き付け塗装を行なうことができ、ブラスト材
の噴射による繋梁及び補強リング部Aの高精度の下地処
理と、高精度の吹き付け塗装作業を実施することができ
ることになる。また、防護ネット12の不燃性シート2
2により回収したブラスト材は再使用できるため、ブラ
スト材の有効利用につながる。
【0053】なお、本実施形態の多脚型煙突用防護ネッ
ト装置では、4組の円弧形足場フレーム10A〜10d
を取り付けるようにしているが、これに限られるもので
はなく、円弧形足場フレームの数や大きさは、繋梁及び
補強リング部Aの形状に合わせて、適宜に変更しうるも
のである。また、本実施形態の多脚型煙突用防護ネット
装置では、防護シート12を構成する不燃性シート22
の下端部を、下側リング52bの下側で煙突筒身50に
沿って上方向へ立ち上がらせ、巻締め固縛するようにし
ているが、これに限られるものではなく、煙突筒身50
に沿って下方向へ折り曲げて、その端部を巻締め固縛す
るようにしてもよい。
【0054】また、本実施形態の多脚型煙突用防護ネッ
ト装置では、ネット部21を1重のネットにより構成す
るようにしているが、目が細かいネット(例えば、1m
m目程度のネット)を二重に重ねて使用してもよく、こ
のようにすれば、風雨を避けながらブラスティングによ
り噴射したブラスト材、削り落とされた塗膜粉、金属
粉、吹き付け時の塗料飛沫の通過飛散を有効に防止でき
ることになる。
【0055】また、本実施形態の多脚型煙突用防護ネッ
ト装置では、一側及び他側の不燃性シート22A,22
Bの下端部を相互に重ね合わせるようにしているが、袋
閉じ状に遮蔽するようにしてもよい。また、本実施形態
の多脚型煙突用防護ネット装置では、一体的に形成され
たネット部21及び一体的に形成された不燃性シート2
2を用いるようにしているが、防護シート12を構成す
るネット部21及び不燃性シート22は、それぞれ縦方
向(煙突筒身の上下方向)又は横方向(煙突筒身の水平
方向)に沿って複数個の帯状片に分割して構成し、その
端部を相互に重ね合わせてボタン掛式,紐結び式,マジ
ックテープ式等の着脱式の接続部により接続する組立式
のものとすることも可能である。
【0056】また、本実施形態では、より確実に遮蔽さ
れた作業用空間30を形成すべく、多脚型煙突用防護ネ
ット装置10を、筒身結合部としての繋梁51及び補強
リング52の両方を覆うように連続して設けるようにし
ているが、遮蔽された作業用空間を確実に形成すること
ができるのであれば、繋梁51又は補強リング52のい
ずれか一方のみを覆うように設けるようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の多脚型煙突用防護ネット装置によれば、多脚型煙
突の繋梁や補強リング部の塗装更新にあたり、繋梁や補
強リング部の下地処理及び塗装作業の際に生じる粉塵や
塗料飛沫の飛散を確実に防止すること、特に、塗装更新
時の下地処理を周囲に影響を与えないようにして行なう
ことができるという利点がある。
【0058】特に、上空高所作業下で、高精度の下地処
理及び塗装作業を行なう場合に生じる大量の粉塵や塗料
飛沫の飛散を防止できるという利点がある。これによ
り、例えばブラスト処理により下地処理を十分に行なっ
ても環境上支障がないようになり、耐久性の高い塗料を
用いるのにも適した下地処理を行なうことで、再塗装し
た場合にも十分な塗装耐久性が得られるようになる。
【0059】請求項2記載の本発明の多脚型煙突用防護
ネット装置によれば、補強リングに装着される防護ネッ
トの上端部及び下端部が固縛用ベルトにより固縛されて
いるため、多脚型煙突の繋梁及び補強リング部分の下地
処理及び塗装作業の際に生じる粉塵や塗料飛沫の飛散を
より確実に防止することができるという利点がある。請
求項3記載の本発明の多脚型煙突用防護ネット装置によ
れば、多脚型煙突の繋梁及び補強リング部分の下地処理
及び塗装作業の際に生じる粉塵や塗料飛沫の飛散をより
確実に防止しながら、不燃性シート部材により飛散した
塗料飛沫を回収することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる多脚型煙突用防護
ネット装置を模式的に示す部分的な平面図であり、筒身
部は断面であるが破断状態は特に示さない。
【図2】本発明の一実施形態にかかる補強リング部用防
護ネット装置を模式的に示す断面図であり、図1のA−
A矢視断面図であり、一部破断箇所があるが破断状態は
特に示さない。
【図3】本発明の一実施形態にかかる繋梁部用防護ネッ
ト装置を模式的に示す断面図であり、図1のB−B矢視
断面図である。
【図4】多脚型煙突を模式的に示す側面図である。
【図5】従来の多脚型煙突の多脚型煙突用防護ネット装
置を示す模式的な側面図である。
【図6】従来の多脚型煙突の繋梁部用防護ネット装置を
模式的に示す断面図であり、図5のC−C矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
10 多脚型煙突用防護ネット装置 10a〜10d 円弧形足場フレーム(ケージ状足場フ
レーム) 11 直線形足場フレーム(ケージ状足場フレーム) 12 防護ネット 13a 外側円弧フレーム 13b 天井フレーム 13c 床フレーム 14 手すり 15 支持アーム 16 支持ローラ 17a 外側部フレーム 17b 天井フレーム 17c 床フレーム 18 支持梁 21 ネット部 22 不燃性シート 23,24 固縛用ベルト 25,25a 昇降ワイヤ 26 リングビーム 26a 直線状の昇降ビーム 27A,27a ブラスト噴射用のロボット 27B,27b 吹き付け塗装用のロボット 30 作業用空間部 31 隙間 50 筒身 51 筒身結合部としての繋梁 52 筒身結合部としての補強リング 52a 上側リング 52b 下側リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の煙突筒身を繋梁及び補強リングで
    剛結合されてなる多脚型煙突において該繋梁及び該補強
    リングからなる筒身結合部を覆う防護ネットと、 該筒身結合部に支持され、該筒身結合部を覆うように配
    設されたケージ状足場フレームとを備え、 該防護ネットが、該ケージ状足場フレームの内側面に沿
    うように装着されるとともに、該防護ネットの上端部及
    び下端部が閉塞されていることを特徴とする、多脚型煙
    突用防護ネット装置。
  2. 【請求項2】 該筒身結合部のうちの該補強リングの周
    囲を覆うように装着された該防護ネットの上端部及び下
    端部が、固縛用ベルトにより該煙突筒身に袋閉じ状に固
    縛することにより閉塞されていることを特徴とする、請
    求項1記載の多脚型煙突用防護ネット装置。
  3. 【請求項3】 該防護ネットの下端部に外側から重ね合
    わせるように不燃性シートが取り付けられ、 該不燃性シートの下端部が固縛用ベルトにより該煙突筒
    身外面に袋閉じ状に固縛されることにより、該防護ネッ
    トの下端部が閉塞されていることを特徴とする、請求項
    2記載の多脚型煙突用防護ネット装置。
JP895497A 1997-01-21 1997-01-21 多脚型煙突用防護ネット装置 Withdrawn JPH10205141A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7142742B1 (ja) * 2021-03-31 2022-09-27 Kyc反町株式会社 仮設シート受け具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7142742B1 (ja) * 2021-03-31 2022-09-27 Kyc反町株式会社 仮設シート受け具

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