JPH10204984A - 植栽支持装置 - Google Patents
植栽支持装置Info
- Publication number
- JPH10204984A JPH10204984A JP9012298A JP1229897A JPH10204984A JP H10204984 A JPH10204984 A JP H10204984A JP 9012298 A JP9012298 A JP 9012298A JP 1229897 A JP1229897 A JP 1229897A JP H10204984 A JPH10204984 A JP H10204984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balcony
- planter box
- supports
- handrail
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地域社会とそこに生活する居住者に潤いのある
良好な環境を提供する。 【解決手段】バルコニー床部1とバルコニー天井部4間
に固定された複数の支柱5と、これら複数の支柱5間に
設けられたプランターボックス格納部6と、該プランタ
ーボックス格納部6の上方で複数の支柱5間に設けられ
た格子状支持部7とを備えた構成。なお、支柱5をバル
コニーの手摺3の支柱と兼用させるようにしてもよい。
良好な環境を提供する。 【解決手段】バルコニー床部1とバルコニー天井部4間
に固定された複数の支柱5と、これら複数の支柱5間に
設けられたプランターボックス格納部6と、該プランタ
ーボックス格納部6の上方で複数の支柱5間に設けられ
た格子状支持部7とを備えた構成。なお、支柱5をバル
コニーの手摺3の支柱と兼用させるようにしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建て住宅のベラ
ンダや集合住宅のバルコニーなどに花や草木を植え込む
ための植栽支持装置の技術分野に属する。
ンダや集合住宅のバルコニーなどに花や草木を植え込む
ための植栽支持装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば集合住宅においては、図3
に示すように、バルコニー床部1上に市販のプラスチッ
ク製のプランターボックス2を並べ、花や草木を植栽す
るのが一般的に行われている。
に示すように、バルコニー床部1上に市販のプラスチッ
ク製のプランターボックス2を並べ、花や草木を植栽す
るのが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に集合住
宅の場合、建物の立面は景観そのものであり、多くの人
々の目に触れ周辺地域に対して大きな影響力をもってい
る。欧米諸国の都市では壁面空間を花や緑で美しく整
え、地域社会全体の景観を向上させ、都市環境をより一
層充実させようとする壁面緑化が実施されている。しか
しながら、わが国の集合住宅では、図3に示すプランタ
ーボックス2を置き並べたとしても、ベランダの天井か
ら干し物を吊り下げ、ベランダの手摺に布団を掛けてい
るのがよく見受けられ、欧米諸国における建物の壁面緑
化とはほど遠いのが現状である。
宅の場合、建物の立面は景観そのものであり、多くの人
々の目に触れ周辺地域に対して大きな影響力をもってい
る。欧米諸国の都市では壁面空間を花や緑で美しく整
え、地域社会全体の景観を向上させ、都市環境をより一
層充実させようとする壁面緑化が実施されている。しか
しながら、わが国の集合住宅では、図3に示すプランタ
ーボックス2を置き並べたとしても、ベランダの天井か
ら干し物を吊り下げ、ベランダの手摺に布団を掛けてい
るのがよく見受けられ、欧米諸国における建物の壁面緑
化とはほど遠いのが現状である。
【0004】本発明は、上記課題を解決するものであっ
て、地域社会とそこに生活する居住者に潤いのある良好
な環境を得ることができる植栽支持装置を提供すること
を目的とする。
て、地域社会とそこに生活する居住者に潤いのある良好
な環境を得ることができる植栽支持装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の請求
項1記載の植栽支持装置は、バルコニー床部1とバルコ
ニー天井部4間に固定された複数の支柱5と、これら複
数の支柱5間に設けられたプランターボックス格納部6
と、該プランターボックス格納部6の上方で複数の支柱
5間に設けられた格子状支持部7とを備えたことを特徴
とし、また、請求項2記載の植栽支持装置は、請求項1
記載の支柱をバルコニーの手摺3の支柱と兼用させたこ
とを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、本
発明の理解を容易にするために図面と対比させるもの
で、これにより本発明が何ら限定されるものではない。
項1記載の植栽支持装置は、バルコニー床部1とバルコ
ニー天井部4間に固定された複数の支柱5と、これら複
数の支柱5間に設けられたプランターボックス格納部6
と、該プランターボックス格納部6の上方で複数の支柱
5間に設けられた格子状支持部7とを備えたことを特徴
とし、また、請求項2記載の植栽支持装置は、請求項1
記載の支柱をバルコニーの手摺3の支柱と兼用させたこ
とを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、本
発明の理解を容易にするために図面と対比させるもの
で、これにより本発明が何ら限定されるものではない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の植栽支持装置
の1実施形態を示し、図1(A)はバルコニー内側から
見た立面図、図1(B)は縦断面図、図1(C)は要部
断面図、図1(D)は全体斜視図である。
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の植栽支持装置
の1実施形態を示し、図1(A)はバルコニー内側から
見た立面図、図1(B)は縦断面図、図1(C)は要部
断面図、図1(D)は全体斜視図である。
【0007】図1において、バルコニー床部1には手摺
3が立設されている。本実施形態は、建物の新築又は改
築に適用されるもので、バルコニー床部1とバルコニー
天井部4間に固定される2本の支柱5が手摺3と一体に
設けられ、支柱5を手摺3の支柱と兼用している。手摺
3の上部にはバルコニー側に突出するようにプランター
ボックス格納部6が2本の支柱5間に一体に設けられ、
また、プランターボックス格納部6の上方で一対の支柱
5間には格子状支持部7が設けられている。
3が立設されている。本実施形態は、建物の新築又は改
築に適用されるもので、バルコニー床部1とバルコニー
天井部4間に固定される2本の支柱5が手摺3と一体に
設けられ、支柱5を手摺3の支柱と兼用している。手摺
3の上部にはバルコニー側に突出するようにプランター
ボックス格納部6が2本の支柱5間に一体に設けられ、
また、プランターボックス格納部6の上方で一対の支柱
5間には格子状支持部7が設けられている。
【0008】プランターボックス2内には、植物の根の
生育に必要な植栽土壌を盛り込んでプランターボックス
格納部6に格納する。生育する植物の茎や葉は格子状支
持部7により支持され、バルコニーの一部を壁面緑化の
役割として果たすことができる。また、格子状格納部7
には、ハンギングポットなどの吊り鉢も簡単に取り付け
られ、好みのガーデニングを楽しむことができる。集合
住宅の場合には、各階バルコニーに本発明の植栽支持装
置を設置し、ある程度同一の植物を植え込み、地域社会
とそこに生活する居住者に潤いのある良好な環境を提供
することができる。
生育に必要な植栽土壌を盛り込んでプランターボックス
格納部6に格納する。生育する植物の茎や葉は格子状支
持部7により支持され、バルコニーの一部を壁面緑化の
役割として果たすことができる。また、格子状格納部7
には、ハンギングポットなどの吊り鉢も簡単に取り付け
られ、好みのガーデニングを楽しむことができる。集合
住宅の場合には、各階バルコニーに本発明の植栽支持装
置を設置し、ある程度同一の植物を植え込み、地域社会
とそこに生活する居住者に潤いのある良好な環境を提供
することができる。
【0009】図2は、本発明の植栽支持装置の他の実施
形態を示し、図2(A)はバルコニー内側から見た立面
図、図2(B)は縦断面図、図2(C)は要部断面図、
図2(D)は全体斜視図である。
形態を示し、図2(A)はバルコニー内側から見た立面
図、図2(B)は縦断面図、図2(C)は要部断面図、
図2(D)は全体斜視図である。
【0010】本実施形態は、既存の建物に適用されるも
ので、バルコニー床部1とバルコニー天井部4間に固定
される2本の支柱5を手摺3とは別体に設け、プランタ
ーボックス格納部6を2本の支柱5間に設け、また、プ
ランターボックス格納部6の上方で一対の支柱5間には
格子状支持部7を設けている。プランターボックス格納
部6は、上下動可能にされており、固定部5aで支持さ
れている。
ので、バルコニー床部1とバルコニー天井部4間に固定
される2本の支柱5を手摺3とは別体に設け、プランタ
ーボックス格納部6を2本の支柱5間に設け、また、プ
ランターボックス格納部6の上方で一対の支柱5間には
格子状支持部7を設けている。プランターボックス格納
部6は、上下動可能にされており、固定部5aで支持さ
れている。
【0011】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては支柱
5が2本の例を示しているがこれに限定されるものでは
なく3本以上でもよい。
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては支柱
5が2本の例を示しているがこれに限定されるものでは
なく3本以上でもよい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、地域社会とそこに生活する居住者に潤いのある
良好な環境を得ることができる。また、バルコニーが西
日を受ける場合には、簾同様の遮蔽効果を得ることがで
きる。全国的にバルコニーの緑化は壁面緑化の一部とし
て認められ、接道部緑化率の内訳に含められる傾向にあ
り、本発明の植栽支持装置の果たす役割は大きい。
よれば、地域社会とそこに生活する居住者に潤いのある
良好な環境を得ることができる。また、バルコニーが西
日を受ける場合には、簾同様の遮蔽効果を得ることがで
きる。全国的にバルコニーの緑化は壁面緑化の一部とし
て認められ、接道部緑化率の内訳に含められる傾向にあ
り、本発明の植栽支持装置の果たす役割は大きい。
【図1】本発明の植栽支持装置の1実施形態を示し、図
1(A)はバルコニー内側から見た立面図、図1(B)
は縦断面図、図1(C)は要部断面図、図1(D)は全
体斜視図である。
1(A)はバルコニー内側から見た立面図、図1(B)
は縦断面図、図1(C)は要部断面図、図1(D)は全
体斜視図である。
【図2】本発明の植栽支持装置の他の実施形態を示し、
図2(A)はバルコニー内側から見た立面図、図2
(B)は縦断面図、図2(C)は要部断面図、図2
(D)は全体斜視図である。
図2(A)はバルコニー内側から見た立面図、図2
(B)は縦断面図、図2(C)は要部断面図、図2
(D)は全体斜視図である。
【図3】バルコニーにおける従来の緑化方法を示す斜視
図である。
図である。
1…バルコニー床部、2…プランターボックス、3…手
摺 4…バルコニー天井部、5…支柱、6…プランターボッ
クス格納部 7…格子状支持部
摺 4…バルコニー天井部、5…支柱、6…プランターボッ
クス格納部 7…格子状支持部
Claims (2)
- 【請求項1】バルコニー床部とバルコニー天井部間に固
定された複数の支柱と、これら複数の支柱間に設けられ
たプランターボックス格納部と、該プランターボックス
格納部の上方で複数の支柱間に設けられた格子状支持部
とを備えたことを特徴とする植栽支持装置。 - 【請求項2】上記支柱をバルコニーの手摺の支柱と兼用
させたことを特徴とする請求項1記載の植栽支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012298A JPH10204984A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 植栽支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012298A JPH10204984A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 植栽支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10204984A true JPH10204984A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11801430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012298A Pending JPH10204984A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 植栽支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10204984A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112134A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Yoshiki Saeki | 可動フレーム、パネルまたは支柱 |
JP2017127196A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 積水ハウス株式会社 | バルコニーの緑化構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62131589U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | ||
JPH01242011A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-27 | Yoshinori Sunahara | 花台 |
JPH0285794U (ja) * | 1988-12-20 | 1990-07-05 | ||
JPH0554729U (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-23 | 株式会社サンレール | 手摺り支柱の取付装置 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9012298A patent/JPH10204984A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62131589U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | ||
JPH01242011A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-27 | Yoshinori Sunahara | 花台 |
JPH0285794U (ja) * | 1988-12-20 | 1990-07-05 | ||
JPH0554729U (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-23 | 株式会社サンレール | 手摺り支柱の取付装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112134A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Yoshiki Saeki | 可動フレーム、パネルまたは支柱 |
JP2017127196A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 積水ハウス株式会社 | バルコニーの緑化構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050914 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060201 |