JPH10203620A - パイプ引取り装置 - Google Patents

パイプ引取り装置

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Publication number
JPH10203620A
JPH10203620A JP677897A JP677897A JPH10203620A JP H10203620 A JPH10203620 A JP H10203620A JP 677897 A JP677897 A JP 677897A JP 677897 A JP677897 A JP 677897A JP H10203620 A JPH10203620 A JP H10203620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
belt
belts
take
lower belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP677897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Watanabe
知久 渡邉
Toshihiro Arai
敏弘 新井
Akinobu Mochizuki
映伸 望月
Keigo Teramoto
恵吾 寺元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP677897A priority Critical patent/JPH10203620A/ja
Publication of JPH10203620A publication Critical patent/JPH10203620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟らかなパイプをつぶさずに引取り力をあげ
ることができ、ベルトの交換だけで済み、また、ベルト
の幅を調整することにより径の異なったパイプを引取れ
るようにする。 【解決手段】 上,下ベルト3,5の各ベルトが前後の
両端部3A,3B;5A,5Bを固く、中央部分を適度
な強度と伸びを持つ材質で構成されているから、パイプ
Pを上ベルト3と下ベルト5の間に通し、下ベルト5を
駆動せしめることによりパイプPが一定速度かつ引取り
力で引取られる。この際、上,下ベルト3,5がパイプ
Pに対してつつみ込むような形となるため、接触面積が
大きくとれ、従来よりも引取り力が増大して引取られ
る。したがって、パイプPをつぶすことなく好適に引取
ることができると共に、上,下ベルト3,5の交換だけ
で済むので、従来の引取り装置を取り換えずに行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、断熱材等として
用いられる発泡パイプや樹脂パイプのパイプを引取るパ
イプ引取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡パイプや樹脂パイプなどのパ
イプを引取るには、図4,図5に示されているような引
取り機が使用されている。すなわち、図4において、
上,下一対のピンチローラ101,103が設けられ、
下ピンチローラ103の軸にはプーリ105が装着され
ている。駆動モータ107の出力軸109には駆動プー
リ111が装着され、この駆動プーリ111と前記プー
リ105とにはベルト113が巻回されている。
【0003】上記構成により、上ピンチローラ101と
下ピンチローラ103との間にパイプPを通し、駆動モ
ータ107を駆動せしめると、出力軸109,駆動プー
リ111,ベルト113、プーリ105を介して下ピン
チローラ103が回転されることにより、パイプPが一
定の速度で引取られる。
【0004】また、図2において上、下ベルト115,
117が設けられており、上ベルト115はプーリ11
9,121とに巻回されていると共に複数の補助ローラ
123で走行案内される。また、下ベルト117はプー
リ125,127とに巻回されていると共に複数の補助
ローラ129で走行案内される。
【0005】上記構成により、パイプPを上ベルト11
5と下ベルト117との間に通し、例えば下ベルト11
7を図示省略の駆動モータで走行駆動せしめることによ
り、パイプPが一定の速度で引取られる。
【0006】また、引取り力を増すために図6に示され
ているような上、下ベルト115,117にV溝131
を入れた引取り機や、図7に示されているように上,下
ベルト115,117に複数の溝131が変形しない駒
133を設けた引取り機も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の図4,図5に示したような上,下ピンチローラ10
1,103や上,下ベルト105,107による挾み面
がフラットである為、すべりやすいパイプPや非常に軟
らかいパイプPを引取るときに必要な引取り力を得るこ
とが難しい。
【0008】また、図6,図7に示したような上,下ベ
ルト105,107や駒133にV溝131を形成せし
めるとパイプPの径が変わるたびに上、下ベルト10
5,107や駒133を交換しなくてはならない。上,
下ベルト105,107のベルト長を長くすることによ
り引取り力をあげることはできるが、それではベルト交
換時の作業性が悪いと共にスペースもとりコスト高にな
るという問題があった。この発明の目的は、柔らかなパ
イプをつぶさずに引取り力をあげることができ、ベルト
の交換だけで済み、また、ベルトの幅を調整することに
より径の異なったパイプを引取れるようにしたパイプ引
取り装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパイプ引取り装置は、プー
リに巻回された一対の上、下ベルト間にパイプを通して
前記下ベルトを駆動せしめることにより前記パイプを引
取るパイプ引取り装置にして、前記各ベルトが前後の両
端部を固く、中央部分を適度な強度と伸びを持つ材質で
構成されていることを特徴とするものである。
【0010】請求項2によるこの発明のパイプ引取り装
置は、前記請求項1によるパイプ引取り装置において、
前記各ベルトの両端部を固いベルトとし、この両端部に
適度な弾性を持つシート又はネットを設け、前記両端部
のベルトのうち一方のベルトを他方のベルトに対して接
近・離反方向へ調整可能に設けてなることを特徴とする
ものである。
【0011】請求項1によるこの発明のパイプ引取り装
置では、上,下ベルトの各ベルトが前後の両端部を固
く、中央部分を適度な強度と伸びを持つ材質で構成され
ているから、パイプを上ベルトと下ベルトの間に通し、
下ベルトを駆動せしめることによりパイプが一定速度か
つ引取り力で引取られる。この際、上,下ベルトがパイ
プに対してつつみ込むような形となるため、接触面積が
大きくとれ、従来よりも引取り力が増大して引取られ
る。
【0012】したがって、パイプをつぶすことなく好適
に引取ることができると共に、上,下ベルトの交換だけ
で済むので、従来の引取り装置を取り換えずに行うこと
ができる。
【0013】請求項2によるこの発明のパイプ引取り装
置では、両端部のベルトのうち一方のベルトを他方のベ
ルトに対して接近・離反方向へ調整可能に設けられてい
るから、パイプの径に応じて対応できると共に多種類の
ベルトを用意する必要がない。適度な弾性を持つシート
又はネットがパイプに巻き付くようになるため、従来よ
りも同じ大きさで引取り力をあげることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1を参照するに、パイプ引取り装置1は
上,下ベルト3,5を備えており、上ベルト3はプーリ
7とプーリ9とに巻回されていると共に複数の補助ロー
ラ11で走行案内される。下ベルト5は上ベルト3と同
様にプーリ13とプーリ15に巻回されていると共に複
数の補助ローラ17で走行案内される。
【0016】前記上ベルト3は図2も併せて参照する
に、前後の両端部3A,3Bが図2において下部で適度
な弾性を持つシートとしてのゴムシート3Cに一体化さ
れている。また、下ベルト5も上ベルト3と同様に前後
の両端部5A,5Bが下部で適度な弾性を持つシートと
してのゴムシート5Cに一体化されている。両端部3
A,3B;5A,5Bは固く、ゴムシート3C,5Cは
適度な強度と伸びを持つ材質で出来ているものである。
【0017】上記構成により、発泡体または樹脂からな
るパイプPを上ベルト3のゴムシート3Cと下ベルト5
のゴムシート5Cとの間における中央部分に通し、図示
省略の駆動モータで例えばプーリ13を走行回転せしめ
ることによって、下ベルト5が走行回転されるから、パ
イプPが一定の速度かつ従来よりも大きな引取り力で引
取られることになる。
【0018】パイプPを引取る際に、図1,図2に示さ
れているように、上,下ベルト3,5のゴムシート3
C,5CがパイプPに対してつつみ込むような形となる
ため、同じ大きさで接触面積が大きくとれ引取り力が従
来に比べて増大して引取ることができる。
【0019】また、図3に示されているように、例えば
前部のベルト3A,5Aに対して後部のベルト3B,5
Bが接近・離反方向へ調整可能となっている。すなわ
ち、ゴムシート3C,5Cに形成された複数の溝3G,
5Gに入れ変えることによって、ベルト3Aと3B,5
Aと5Bとの間の間隔を変えることができるので、パイ
プPの径が異なったものにも対応できる。この場合には
多種類のベルト3,5を用意する必要がなくなる。
【0020】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。適度な弾性を持つシー
トの代りに適度な弾性を持つネットであっても構わな
い。
【0021】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1によるこの発明によれ
ば、柔らかなパイプをつぶすことなく引取り力を従来よ
りも増大して引取ることができる。上,下ベルトの交換
だけですむので従来の装置を取り変えずに一部の改良で
使用することができる。
【0022】請求項2によるこの発明によれば、適度な
弾性を持つシート又はネットがパイプを巻きつくように
なるため、従来のものより同じ大きさで引取り力をあげ
ることができる。また、上,下ベルトにおける前後の両
端部の間隔を調整することができるので、径の異なるパ
イプを同じベルトにて引取ることができる。径の異なる
パイプに対応するために多種類のベルトを用意する必要
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例のパイプ引取り装
置の斜視図である。
【図2】この発明の主要部を示し、図1における側面断
面図である。
【図3】図1における上、下の前部ベルトに対して上,
下の後部ベルトを接近・離反方向へ調整するための説明
図である。
【図4】従来のヒンチローラによるパイプ引取り装置の
側面図である。
【図5】従来の上,下ベルトによるパイプ引取り装置の
側面図である。
【図6】従来の図5におけるパイプ引取り装置の上,下
ベルトに溝を形成せしめた正面図である。
【図7】従来の複数の駒を揃えた上、下ベルトによるパ
イプ引取り装置の側面図である。
【符号の説明】
1 パイプ引取り装置 3 上ベルト 3A,3B;5A,5B ベルト 3C,5C ゴムシート(適度な弾性を持つシート) 3G,5G 溝 5 下ベルト 7,9,13,15 プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺元 恵吾 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリに巻回された一対の上、下ベルト
    間にパイプを通して前記下ベルトを駆動せしめることに
    より前記パイプを引取るパイプ引取り装置にして、前記
    各ベルトが前後の両端部を固く、中央部分を適度な強度
    と伸びを持つ材質で構成されていることを特徴とするパ
    イプ引取り装置。
  2. 【請求項2】 前記各ベルトの両端部を固いベルトと
    し、この両端部に適度な弾性を持つシート又はネットを
    設け、前記両端部のベルトのうち一方のベルトを他方の
    ベルトに対して接近・離反方向へ調整可能に設けてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のパイプ引取り装置。
JP677897A 1997-01-17 1997-01-17 パイプ引取り装置 Pending JPH10203620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP677897A JPH10203620A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 パイプ引取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP677897A JPH10203620A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 パイプ引取り装置

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Publication Number Publication Date
JPH10203620A true JPH10203620A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11647645

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP677897A Pending JPH10203620A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 パイプ引取り装置

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JP (1) JPH10203620A (ja)

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