JPH10202930A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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Publication number
JPH10202930A
JPH10202930A JP2098997A JP2098997A JPH10202930A JP H10202930 A JPH10202930 A JP H10202930A JP 2098997 A JP2098997 A JP 2098997A JP 2098997 A JP2098997 A JP 2098997A JP H10202930 A JPH10202930 A JP H10202930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
recording
recording element
phase
configuration
Prior art date
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Pending
Application number
JP2098997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Toyosawa
武 豊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Publication of JPH10202930A publication Critical patent/JPH10202930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一つの基板に3列以上の発熱記録素子列を形成
し、カラー記録に適したサーマルヘッドまたはより高解
像度のサーマルヘッドを提供する。 【構成】一つの基板に対して、複数の平行な領域を形成
するよう複数の切り欠きを設け、これらの切り欠きによ
り形成された個々の領域にそれぞれ記録素子構成を設け
るとともに少なくとも中央部に設けられる記録素子構成
に対しては、対応する切り欠きを介して対応する中継基
板を接続するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、感熱記録装置等に使
用されるサーマルヘッドに関するもので、特に一つの基
板に複数列の記録素子列を形成する形式のサーマルヘッ
ドの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】一つの基板上に2本の記録素子列を形成
したサーマルヘッドは実用化されている。このような2
列サーマルヘッドは、一般に解像度を向上させるために
製造される。互いの記録素子列を半ピッチづつずらして
形成することにより2倍の解像度を得ることができる。
【0003】ところで、このような複数の記録素子列を
有したサーマルヘッドにおいて、従来、3列以上の記録
素子列を有するものはなかった。したがって、例えば、
1パス方式でカラーの熱転写記録を行う場合など、3個
または4個のサーマルヘッドを記録紙の移送方向に順次
配置しておき、それぞれY(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)またはBK(ブラック)のインクリ
ボンを備えさせ多色の記録を行わせていた。このような
記録においては、各サーマルヘッドの記録素子の位置を
一定の関係で配置することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式においては、各サーマルヘッドを装置にそれぞれ独
立に装着していたので、各記録素子列の位置の調整に手
間がかかるという不都合があった。この発明は、この点
を改善するためになされたもので、3列以上の記録素子
列を持つととともに簡単で、かつ位置調整が必要でない
サーマルヘッドを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、サーマルヘッド基板20と、このサーマルヘッ
ド基板20を複数の平行に延びる領域に分割する切り欠
き21と、該切り欠き21により各々分割されたそれぞ
れの領域に形成される記録素子構成31、32、33
と、これらの記録素子構成に外部信号を供給する中継基
板316とから形成された複数の平行な記録素子列を有
するサーマルヘッドにおいて、少なくとも上記サーマル
ヘッド基板20の端部に接しない領域に形成された記録
素子構成については、上記サーマルヘッド基板20に形
成された切り欠き21を介して外部信号を供給する中継
基板316を接続するよう構成した。
【0006】
【作用】サーマルヘッド基板20上の各記録素子構成
は、印刷等により一括して形成することができる。この
ため、各列のそれぞれの記録素子はそれぞれ相互に一定
の関係を持つように構成することができる。したがっ
て、個別のサーマルヘッドを複数取り付ける方式のよう
に各記録素子列の位置調整を行う必要が無い。
【0007】
【実施例】以下、この発明について図面を参照して説明
する。図1を参照する。図1は、この発明の一実施例に
係るサーマルヘッドの構成斜視図である。ベース10
は、アルミ等の放熱特性を持つ金属板により構成されて
いる。サーマルヘッド基板20は、セラミック基板によ
り構成されている。このサーマルヘッド基板20及びベ
ース10にはそれぞれ2つの切り欠き21及び11が設
けられている。サーマルヘッド基板20はその切り欠き
21をベース10の切り欠き11に合致させる態様でベ
ース10に取り付けられている。
【0008】サーマルヘッド基板20の2つの切り欠き
21(及びベース10の切り欠き11)は、この基板2
0をその長手方向に3つの平行な領域を形成するようほ
ぼ等間隔で設けている。そして、これらの各領域にそれ
ぞれ記録素子構成を形成する。この明細書においては、
図1に示す各領域の記録素子構成を左から順に第1素子
構成31、第2素子構成32及び第3素子構成33と呼
ぶことにするが、これらの各記録素子構成はいずれも同
一の構成を有しているので、以下の説明では、第1素子
構成についてのみ説明し、他の素子構成については必要
に応じて説明することとする。
【0009】第1素子構成は、直線状に形成された発熱
抵抗体311と、A相電源に一括して接続され所定の間
隔で上記発熱抵抗体311に接続する複数のA相端子か
らなるA相端子群312と、B相電源に一括して接続さ
れ上記A相端子群312のそれぞれの端子の中間位置に
配置されるとともに上記発熱抵抗体311に接続する複
数のB相端子からなるB相端子群313と、A相及びB
相端子群312、313のそれぞれの端子の中間位置に
配置するとともに上記発熱抵抗体311に接続する複数
の個別端子からなる個別端子群314と、外部信号に応
答して所定の駆動信号を各個別端子に与える駆動IC3
15と、この駆動IC315に外部信号を伝達する中継
基板としてのFPC(フレキシブルプリント基板)31
6を有している。
【0010】これらの各要素の内、発熱抵抗体311、
A相端子群312、B相端子群313、個別端子群31
4は、それぞれこの実施例装置においては、スクリーン
印刷により形成している。したがって、このスクリーン
印刷板を、各素子構成のそれぞれの要素を含むものとし
て形成することにより、各記録素子構成の各記録素子の
位置を一定の関係とすることができる。
【0011】さて、このような構成を持つサーマルヘッ
ドにおいては、中央の領域に形成された素子構成すなわ
ちサーマルヘッド基板20の端辺に接触しない素子構成
(図1で言えば第2素子構成32)に関しては、外部信
号を導入するためのFPC326を取り付けるため、こ
のFPC326をヘッド基板20及びベース10のそれ
ぞれの切り欠き21、11を介してこのアセンブリの背
面側に回り込ませるようにしている。これにより、FP
C326を適切に処理することができる。なお、他の素
子構成についても同様であるが、このFPC326、駆
動IC325及び個別端子群324の接続はそれぞれワ
イヤボンディングにより行っている。
【0012】図2は、以上の構成を持つサーマルヘッド
を1パス方式のカラー熱転写記録装置に用いた例を示す
ものである。ベース10の下面に取り付けられたサーマ
ルヘッド基板20には、3つの記録素子構成が設けられ
ている。これらの左右側部及び中央の2つの切り欠きに
は、カバー41が駆動IC及び各配線パターンの保護の
ためはめ込まれている。そして、この場合において、各
記録構成に外部信号を供給するための各FPCについて
は、その入力側が対応するカバー41に押さえ込まれて
ベース10の上面側に取り出せるよう構成されている。
この入力側がコネクタ42と接続されている。
【0013】基板20の各記録構成に対応して、それぞ
れインクリボンユニット43が設けられる。中央の記録
構成に対応するインクリボンユニット43は、その両側
の2つの切り欠き間を当該インクリボンが通過するよう
設置する。また、両端の2つの記録構成に対応するイン
クリボンユニット43は、それぞれ近接する切り欠きと
近接する端との間を当該インクリボンが通過するよう設
置する。
【0014】各記録構成の記録素子列には、プラテン4
4によりインクリボン43及び記録紙45が接触する。
したがって、各インクリボンユニット43をシアン、マ
ゼンタ及びイエローにすることでカラーの記録を行うこ
とができる。
【0015】図3は、本発明のサーマルヘッドを多色発
色型の記録紙に用いた例を示すものである。この構成
は、図2の構成と同様なものであるが、インクリボンユ
ニットの代わりに、2つの切り欠きに対応してそれぞれ
異なる波長の光を発するランプ46を設けている。記録
紙45には、イエロー、マゼンタ及びシアンの色素がカ
プセル化されて均一に塗布されている。そして、第1の
記録素子構成において、第1の温度に選択的に加熱され
てイエローの発色が選択的になされる。その後、次の記
録構成にいたる経路において、第1のランプ46により
第1の波長の光が照射され、イエローの色素カプセルが
不作用状態とされる。
【0016】次いで、第2の記録素子構成において、第
2の温度に選択的に加熱されてマゼンタの発色が選択的
になされる。そして、次の記録構成にいたる経路におい
て、第2のランプにより第2の波長の光が照射され、マ
ゼンタの色素カプセルが不作用状態とされる。そして、
最後の記録構成において、第3の温度に選択的に加熱さ
れてシアンの発色が選択的に行われる。これにより、カ
ラーの画像を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つの基板上に3列以上の発熱記録素子構成を設けるよ
うにしたので、各記録構成の各記録素子の位置関係を一
定にすることが、独立のサーマルヘッドを用いてカラー
記録を行わせる際等に必要な各サーマルヘッドの位置合
わせを不要とすることができる。さらに、各列の記録素
子をあらかじめ設計した通りの位置関係に配置すること
ができるので、より高解像度のサーマルヘッドを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルヘッドの構成斜視図であ
る。
【図2】図1のサーマルヘッドをカラー熱転写記録装置
に利用した例を示す説明図である。
【図3】図1のサーマルヘッドを多色発色型の記録紙に
用いる例を示す説明図である。
【符号の説明】
10:ベース 20:サーマルヘッド基板 30:記録
素子構成

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッド基板20と、このサーマル
    ヘッド基板20を複数の平行に延びる領域に分割する切
    り欠き21と、該切り欠き21により各々分割されたそ
    れぞれの領域に形成される記録素子構成31、32、3
    3と、これらの記録素子構成に外部信号を供給する中継
    基板316とから形成された複数の平行な記録素子列を
    有するサーマルヘッドにおいて、 少なくとも上記サーマルヘッド基板20の端部に接しな
    い領域に形成された記録素子構成については、上記サー
    マルヘッド基板20に形成された切り欠き21を介して
    外部信号を供給する中継基板316を接続することを特
    徴とするサーマルヘッド。
JP2098997A 1997-01-20 1997-01-20 サーマルヘッド Pending JPH10202930A (ja)

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JP2098997A JPH10202930A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 サーマルヘッド

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JPH10202930A true JPH10202930A (ja) 1998-08-04

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JP2098997A Pending JPH10202930A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 サーマルヘッド

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