JPH10201809A - 按摩機 - Google Patents

按摩機

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JPH10201809A
JPH10201809A JP943597A JP943597A JPH10201809A JP H10201809 A JPH10201809 A JP H10201809A JP 943597 A JP943597 A JP 943597A JP 943597 A JP943597 A JP 943597A JP H10201809 A JPH10201809 A JP H10201809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
led
transistor
voltage
comparator
Prior art date
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Pending
Application number
JP943597A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sawazaki
光浩 沢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP943597A priority Critical patent/JPH10201809A/ja
Publication of JPH10201809A publication Critical patent/JPH10201809A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で発熱体が異常高温になる事態を
防止して安全性が格段に向上された按摩機を提供する。 【解決手段】 按摩機1の温熱ヒータ15への電源ライ
ン17は、フォトカプラ20の発光素子のLED21と
電流検出抵抗19との並列回路と温熱ヒータ15とが直
列に接続され、電源ライン18には常開スイッチ22が
接続され、フォトカプラ20の受光素子のフォトトラン
ジスタ23は、コンパレータ25の正入力側に接続さ
れ、コンパレータ25の負入力側には一定電圧が入力さ
れる。コンパレータ25の出力端はマイコン27の割り
込み端子INTに接続され、マイコン27のリレー出力
端子Rout には、トランジスタ28を介してリレー29
が接続され、マイコン27のLED出力端子Lout に
は、トランジスタ30を介して異常警報用のLED31
が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例として椅子状の
按摩機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている椅子状の按摩機
において、椅子の背もたれ部分に按摩動作を行う駆動機
構が収納されている。駆動機構には一対の揉子が連結さ
れ、駆動機構に配置されたモータを駆動することにより
この揉子が往復運動を行い、揉み動作或いは叩き動作な
どの按摩動作を行うように構成されている。また、按摩
動作を椅子に座った被療者の所望の部位に対して行うた
めに、椅子の背もたれ部分には、駆動機構を昇降させる
昇降機構が備えられている。また、前記一対の揉子の間
の間隔を調整するための幅調整機構が備えられている。
これらの昇降機構および幅調整機構に駆動源としてそれ
ぞれモータが備えられている。これらのモータには、按
摩機の所定の動作状態において必要とされる回転数に対
応する大きさの駆動電流が供給され、各モータが必要と
される回転数で回転駆動される。更に、按摩機の座部に
着座した被療者への被療効果を向上し、或いは寒冷期に
おける着座時の冷感を防止する目的で、按摩機の前記座
部に温熱ヒータを内蔵する構成も採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した温熱ヒータを
内蔵する按摩機において、温熱ヒータに短絡が生じたり
するなどの不具合が生じた場合、温熱ヒータに大電流が
流れ、異常な高温となって火災を生じる恐れがあるが、
従来ではこのような温熱ヒータに関する安全装置は用い
られておらず、危険である。
【0004】請求項1の発明は、上述の技術的課題を解
決するためになされたものであり、その目的は、簡単な
構成で発熱体が異常高温になる事態を防止して安全性が
格段に向上された按摩機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の按摩機
の按摩機本体は、被療者が着座する座部に通電により発
熱する発熱体を有している。この発熱体に供給される交
流駆動電流は、電流検出抵抗により交流電圧に変換され
て検出される。この交流電圧が入力される信号伝達部か
らは、この交流電圧と電気的に絶縁された検出パルスが
出力される。信号伝達部からの検出パルスは制御部に入
力され、制御部は検出パルスの持続期間を計時して、検
出パルスの持続時間が基準期間を超えた場合に、前記発
熱体への通電を停止せしめる。
【0006】これにより、発熱体に何らかの不具合が生
じて発熱体に大電流が流れた場合でも、この大電流が所
定の基準時間を超えると発熱体への通電が停止されるの
で、発熱体が異常高温になり、火災などの非常事態が生
じる事態が防止され、按摩機の安全性が格段に向上され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を実施の形態に即して以下
に説明する。図1〜図3に本発明の一つの実施の形態を
示す。図1は本実施の形態の按摩機1の電気的構成を示
すブロック図であり、図2は按摩機1の断面図であり、
図3は按摩機1の動作を説明するための波形図である。
以下、本実施の形態の按摩機1の全体の構成例を、図2
を参照して説明する。図2に示されるように、按摩機1
において、按摩機本体である椅子2の背もたれ部分3の
内部にラック4が固定されており、按摩動作を行う後述
する構成を有する駆動機構5に備えられている一対のピ
ニオン6a、6bがラック4に噛み合わされている。駆
動機構5に備えられている駆動機構5の昇降駆動用の例
としてDCブラシレスモータ(以下、モータ)7の回転
は、例としてハス歯歯車やウォーム歯車等を用いる動作
変換機構8を介して回転軸方向が図3の左右方向から同
図の紙面に垂直な方向に変換され、回転軸9に伝達され
る。モータ7によって回転軸9を双方向のいずれか一方
向に回転する事によりピニオン6a、6bが回転し、ピ
ニオン6a、6bとラック4との噛み合いにより、駆動
機構5が椅子2の背もたれ部分3で昇降駆動される。
【0008】駆動機構5は、椅子2の背もたれ部分3に
取り付けられた状態で、椅子2にもたれた被療者の背部
に駆動機構5に備えられる一対の揉子10a、10bが
臨むように構成されている。揉子10a、10bは、駆
動機構5に備えられるパルスジェネレータを装備するモ
ータ11に動作変換機構12を介して連結され、モータ
11の回転動作が動作変換機構12によって揉子10
a、10bの被療者に対する往復動作に変換される。椅
子2の背もたれ部分3の下端部には回動機構13が設け
られ、椅子2の背もたれ部分3のいわゆるリクライニン
グ動作が可能になる。
【0009】また、本実施の形態の按摩機1では、被療
者が着座する按摩機1の座部14の内部に、通電により
発熱する発熱体である温熱ヒータ15が設けられる。こ
の温熱ヒータ15は、按摩機1の座部14に着座した被
療者への被療効果を向上し、或いは寒冷期における着座
時の冷感を防止する目的で設けられている。
【0010】以下、図1を参照して、本実施の形態の按
摩機1の前記温熱ヒータ15に関連する電気的構成を説
明する。按摩機1は、商用交流電源16からの駆動電流
が電源ライン17、18を介して供給される前記温熱ヒ
ータ15を備えている。電源ライン17には、フォトカ
プラ20の発光素子である発光ダイオード(以下、LE
D)21と抵抗32の並列回路と、電流検出抵抗19と
の並列回路と前記温熱ヒータ15とが直列に接続されて
いる。前記電流検出抵抗19は、正常時には例として5
Vの電圧を発生し、LED21は端子間電圧が5Vを超
えたときに発光するように定められる。電源ライン18
には常開スイッチ22が接続されている。また、抵抗3
2と電流検出抵抗19の各抵抗値は、温熱ヒータ15に
不都合が発生して電流検出抵抗19に過大電流が流れた
とき、電流検出抵抗19に発生する基準電圧でLED2
1が導通し、その基準電圧未満の電圧ではLED21が
導通しないように選ばれる。
【0011】一方、前記フォトカプラ20の受光素子で
あるフォトトランジスタ23は、エミッタが接地されコ
レクタは抵抗24を介して+5Vの電源に接続されると
共に、コンパレータ25の正入力側に接続される。コン
パレータ25の負入力側には例として+2.5Vの電源
電圧が入力される。コンパレータ25の出力端は、一端
が+5Vの電源電圧に接続されたプルアップ抵抗26に
接続されて、マイクロコンピュータ(以下、マイコン)
27の割り込み端子INTに接続される。
【0012】マイコン27のリレー出力端子Rout に
は、トランジスタ28のベースが接続され、トランジス
タ28のエミッタは接地され、コレクタはリレー29を
介して、+5Vの電源電圧に接続される。マイコン27
のLED出力端子Lout には、トランジスタ30のベー
スが接続され、トランジスタ30のエミッタは接地さ
れ、コレクタは、異常警報用のLED31のカソードに
接続される。LED31のアノードは+5Vの電源電圧
に接続される。
【0013】即ち、温熱ヒータ15が正常に作動してい
る場合、マイコン27はトランジスタ28にハイレベル
の信号を出力してトランジスタ28を導通し、リレー2
9を動作させて前記常開スイッチ22を導通状態に維持
する。これにより、温熱ヒータ19に駆動用電流が供給
される。一方、マイコン27が、後述するように温熱ヒ
ータ19に大電流が流れていることを検出すると、トラ
ンジスタ28にローレベルの信号を出力する。これによ
り、トランジスタ28は遮断され、リレー29の動作が
停止され、前記常開スイッチ22が遮断状態になり、温
熱ヒータ19への電流の供給が遮断される。
【0014】以下、図3を併せて参照して、按摩機1の
動作について説明する。温熱ヒータ15に所定範囲の電
流値の電流が流れて正常に作動している場合、電流検出
抵抗19の端子間電圧は所定の基準電圧より低く、LE
D21の端子間電圧は前記5V未満であり、LED21
は消灯状態である。このとき、マイコン27はトランジ
スタ28にハイレベルの信号を出力し、リレー29を動
作させて常開スイッチ22を導通状態にする。これによ
り、温熱ヒータ15が所定の正常温度に定められる。ま
た、このとき、マイコン27はトランジスタ30にロー
レベルの信号を出力し、トランジスタ30を遮断状態に
する。このとき、異常警報用のLED31に電流は流れ
ずLED31は消灯状態を維持する。
【0015】一方、前記温熱ヒータ15に何らかの不都
合が発生して、図3(1)に示されるような過大電流が
流れると電流検出抵抗19に大きな電流が流れる。この
とき、電流検出抵抗19に発生する電圧は前記基準電圧
以上の電圧になり、LED21の端子間電圧が5Vを超
える。このとき、LED21は交流電源14の電源電圧
と同周期で発光し、フォトトランジスタ23も同周期で
導通/遮断を繰り返す。フォトトランジスタ23のコレ
クタ電位波形は、電源ライン15を流れる電流の波形と
比較して、LED21の導通/遮断、およびフォトトラ
ンジスタ23の導通/遮断動作を経ることにより波形整
形され、図3(2)に示されるように矩形波に近い波形
になる。
【0016】一方、このフォトトランジスタ23の出力
はコンパレータ25で前記一定電位と比較されて波形整
形され矩形波となる。このコンパレータ25の出力が割
り込み信号INTとしてマイコン27に入力される。マ
イコン27は、入力される割り込み信号INTを予め定
める基準時間(例として、10秒間)に亘って計数し、
所定のパルス数(例として、600パルス)になると、
トランジスタ28にローレベルの信号を出力する。この
とき、トランジスタ28が遮断状態となり、前記常開ス
イッチ22が遮断状態になり、温熱ヒータ19への電流
の供給が遮断される。また、このとき、マイコン27
は、トランジスタ30のベースにハイレベルの信号を出
力しトランジスタ30を導通状態にする。これにより、
LED31が通電され、異常警報用のLED31が発光
状態となる。これにより、使用者は温熱ヒータ15に異
常事態が発生したことを容易に認識することができる。
【0017】また、通常、温熱ヒータ15への電源投入
時に温熱ヒータ15に突入電流が流れることが知られて
いる。前記マイコン27の割り込み信号INTの計数時
間は、」この突入電流発生時間よりも充分に長い時間に
選ばれている。従って、前記温熱ヒータ15への電源投
入時に温熱ヒータ15に突入電流が流れても、この突入
電流によって発生する前記割り込み信号INTは比較的
短時間で終了し、マイコン27は異常状態の発生と判断
せず、温熱ヒータ15への通電を継続する。これによ
り、温熱ヒータ15の電源投入時に不所望に温熱ヒータ
15への電流供給が遮断される事態が防止される。ま
た、電源周波数或いは温熱ヒータ15の定格等が変更に
なると、前記計数時間或いは基準パルス数も必要に応じ
て変更される。
【0018】前記温熱ヒータ15の異常高温の検出方式
或いは異常時の温熱ヒータ15の停止方式は前記発明の
実施の形態の例に限定されるものではない。
【0019】本発明は、前記各実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲の広範な
変形の形態を含むものである。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の按摩機
において、被療者が着座する座部に設けられている発熱
体に供給される交流駆動電流を、電流検出抵抗により交
流電圧として検出されるようにした。また、この交流電
圧が入力される信号伝達部からは、この交流電圧と電気
的に絶縁された検出パルスが出力され、この検出パルス
は制御部に入力され、制御部は検出パルスの持続期間を
計時して、検出パルスの持続時間が基準期間を超えた場
合に、前記発熱体への通電を停止せしめるようにした。
【0021】これにより、発熱体に何らかの不具合が生
じて発熱体に大電流が流れた場合でも、この大電流が所
定の基準時間を超えると発熱体への通電が停止されるの
で、発熱体が異常高温になり、火災などの非常事態が生
じる事態が防止され、按摩機の安全性が格段に向上され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の按摩機1の電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】按摩機1の断面図である。
【図3】按摩機1の動作を説明するための波形図であ
る。
【符号の説明】
1 按摩機 2 椅子 14 座部 15 温熱ヒータ 16 商用交流電源 19 電流検出抵抗 20 フォトカプラ 21、31 LED 22 常開スイッチ 23 フォトトランジスタ 24、32 抵抗 25 コンパレータ 26 プルアップ抵抗 27 マイクロコンピュータ(マイコン) 28、30 トランジスタ 29 リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被療者が着座する座部に通電により発熱す
    る発熱体を有する按摩機本体と、 該発熱体に関して備えられ、発熱体に供給される交流駆
    動電流を交流電圧に変換して検出する電流検出抵抗と、 該交流電圧が入力され、該交流電圧と電気的に絶縁され
    た検出パルスが出力される信号伝達部と、 該信号伝達部からの該検出パルスが入力され、該検出パ
    ルスの持続期間を計時して、基準期間を超えた場合に該
    発熱体への通電を停止せしめる制御部とを備える按摩
    機。
JP943597A 1997-01-22 1997-01-22 按摩機 Pending JPH10201809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP943597A JPH10201809A (ja) 1997-01-22 1997-01-22 按摩機

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JP943597A JPH10201809A (ja) 1997-01-22 1997-01-22 按摩機

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JPH10201809A true JPH10201809A (ja) 1998-08-04

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ID=11720251

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JP943597A Pending JPH10201809A (ja) 1997-01-22 1997-01-22 按摩機

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