JPH10201630A - 紙製容器入り飲料の加温方法 - Google Patents

紙製容器入り飲料の加温方法

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JPH10201630A
JPH10201630A JP1276097A JP1276097A JPH10201630A JP H10201630 A JPH10201630 A JP H10201630A JP 1276097 A JP1276097 A JP 1276097A JP 1276097 A JP1276097 A JP 1276097A JP H10201630 A JPH10201630 A JP H10201630A
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JP
Japan
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paper
paper container
heating
heating plate
contact
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Pending
Application number
JP1276097A
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English (en)
Inventor
Takayuki Imai
隆之 今井
Toshiya Naito
俊也 内藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙層を主体とした積層材料を成形した紙製容器
であっても、加温器の加温板に接触させて、短時間で充
填密封された飲料を40℃以上に加温可能とした加温方
法を提供する。 【解決手段】紙層を主体とした積層材料を成形した紙製
容器内に、飲料を充填密封したまま加温する方法で、前
記紙製容器の胴部の外面を加温板に接触した状態を保っ
たまま加温する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙層を主体とした
積層材料を成形した紙製容器内に、コーヒー、紅茶、お
茶、スープ等の飲料を充填密封した状態のままの飲料
を、加温器で加温する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、金属缶に充填密封したコーヒー、
紅茶、お茶、スープ等の飲料は、寒い時期は、加温した
状態で店頭で販売されている。この金属缶に充填密封さ
れた飲料は、加温器10の水平の加温板12に、金属缶
を起立させた状態で入れておくだけで、40℃以上の温
度に加温された状態となる。
【0003】一方、紙層を主体とした積層材料を成形し
た、例えば、図6に示した円筒状紙製容器5を利用し
て、飲料を充填密封した状態で、図4に示すように、金
属缶と同様に水平の加温板11の上に起立した状態で、
加温すると、180分経過しても、飲料の温度は40℃
未満のままであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、紙層を主体とした積層材料を成形した紙製容器を使
用した場合であっても、加温板を用いた加温器で、短時
間に充填密封された飲料を、40℃以上の温度に加温す
ることができる、加温方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙層を主体と
した積層材料を成形した紙製容器内に、飲料を充填密封
した状態のまま加温する方法で、前記紙製容器の胴部の
外面を、加温器の加温板に接触した状態を保つことを特
徴とする、紙製容器入り飲料の加温方法である。第2の
発明は、前記紙製容器を水平状態で、水平な加温板に接
触させる紙製容器入り飲料の加温方法である。第3の発
明は、前記紙製容器を起立状態で、起立した加温板に接
触させる紙製容器入り飲料の加温方法である。第4の発
明は、前記起立状態の紙製容器を傾斜した状態の加温板
で加温する紙製容器入り飲料の加温方法である。第5の
発明は、前記紙製容器の形状を円筒状とした紙製容器入
り飲料の加温方法である。
【0006】
【作用】本発明は、飲料の充填密封された紙製容器の胴
部の外面が、加温器の加温板に接触した状態に保つこと
ができるので、飲料を効果的に加温することができる。
また、紙製容器を起立した状態とした場合、紙製容器の
胴部の外面と加温板とが、接触した状態を保つのは勿
論、起立した状態を保つので、加温器の外部から飲料の
種類を確認することが容易である。前記の紙製容器を起
立した状態として、傾斜した加温板を用い、この加温板
に紙製容器の胴部の外面が接触するようにすれば、加温
板に内容物の自重がかかり、より良好な接触状態を保つ
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】例えば、図5に示したように、外
側からポリエチレン15/紙層16/ポリエチレン17
/酸化珪素蒸着フィルム18/ポリエチレン19の、紙
層を主体とした積層構成の材料を、図6に示した円筒状
に成形した紙製容器5に、水を200cc充填密封した
状態で、図1に示すように、加温器10の水平状態で7
0℃に加温した加温板11に対して、水平状態で紙製容
器5の胴部6外面を接触させた状態で加温し、一定時間
毎に充填した水の温度を測定した。(実施例1) また、図4に示すように、前記紙製容器5を水平の加温
板11に起立した状態で、底部7を接触させた状態で加
温した。(比較例1) さらに、同時に金属缶に同様に水を充填し、図4に示し
たように、起立した状態で加温した場合の加温状態も測
定した。(比較例2) その結果を表1に示す。
【0008】次に、実施例1に用いた紙製容器5を図2
に示すように、水平の加熱板11に底部7が接触し、ま
た起立した加温板12に胴部6の外面が接触した状態で
加温を行い、一定時間毎に充填した水の温度を測定し
た。(実施例2) また、図3に示すように、傾斜した底部が接触する加温
板13と、傾斜した状態で胴部外面が接触する加温板1
4を用い、実施例2と同様に、紙製容器5の底部7と胴
部6の外面が、それぞれの加温板13、14が接触する
ようにして加温を行い、同様に一定時間毎に充填した水
の温度を測定した。(実施例3) その結果を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】この、紙製容器5の形状として、金属缶と
同様に、図6に示した円筒状が好ましいが、図7に示す
ように、カップ形状としてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は、このように紙層を主体とした
積層材料を成形した紙製容器であっても、紙製容器の胴
部の外面と加温板とが接触した状態を保つことができる
ので、充填密封した飲料の加温効率がよく、短時間で4
0℃以上の適温に加温することができる。
【0012】また、紙製容器を起立した状態で、胴部の
外面と加温板とを接触させることにより、加温効率を良
好に保てるばかりでなく、充填密封包装された飲料の種
類を、加温器の外部から容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加温方法の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の加温方法の他の例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の加温方法の他の例を示す説明図であ
る。
【図4】従来の加温方法を示す説明図である。
【図5】本発明の紙製容器に使用する積層材料一例を示
す断面図である。
【図6】紙製容器の形状の具体例を示す説明図である。
【図7】紙製容器の形状の他の具体例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
5…紙製容器 6…胴部 7…底部 10…加温器 11、12、13、14…加温板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙層を主体とした積層材料を成形した紙製
    容器内に、飲料を充填密封した状態のまま加温する方法
    で、前記紙製容器の胴部の外面を、加温器の加温板に接
    触した状態を保つことを特徴とする、紙製容器入り飲料
    の加温方法。
  2. 【請求項2】紙製容器を水平状態で、水平な加温板に接
    触させる、請求項1に記載の紙製容器入り飲料の加温方
    法。
  3. 【請求項3】紙製容器を起立状態で、起立した加温板に
    接触させる、請求項1に記載の紙製容器入り飲料の加温
    方法。
  4. 【請求項4】加温板が傾斜した状態である、請求項2、
    または請求項3に記載の紙製容器入り飲料の加温方法。
  5. 【請求項5】紙製容器が円筒状である、請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載の紙製容器入り飲料の加温方
    法。
JP1276097A 1997-01-27 1997-01-27 紙製容器入り飲料の加温方法 Pending JPH10201630A (ja)

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