JPH0662958A - 電子レンジで使用する容器の覆い - Google Patents
電子レンジで使用する容器の覆いInfo
- Publication number
- JPH0662958A JPH0662958A JP4262651A JP26265192A JPH0662958A JP H0662958 A JPH0662958 A JP H0662958A JP 4262651 A JP4262651 A JP 4262651A JP 26265192 A JP26265192 A JP 26265192A JP H0662958 A JPH0662958 A JP H0662958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microwave oven
- liquid
- cover
- container
- receptacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/34—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
- B65D81/3446—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
- B65D81/3453—Rigid containers, e.g. trays, bottles, boxes, cups
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、電子レンジ内で容器内の液体をま
んべんなく温めることを目的として、電子レンジで使用
する容器の覆いを提供するものである。 【構成】電磁波1を反射する素材2で作製された、電子
レンジで使用する容器の覆いである。これを電子レンジ
内で容器3にかぶせることにより、容器内の液体8の底
部付近のみを加温し、液体8に対流9を生じさせる。こ
の対流9により容器内の液体8をまんべんなく温めるこ
とができる。
んべんなく温めることを目的として、電子レンジで使用
する容器の覆いを提供するものである。 【構成】電磁波1を反射する素材2で作製された、電子
レンジで使用する容器の覆いである。これを電子レンジ
内で容器3にかぶせることにより、容器内の液体8の底
部付近のみを加温し、液体8に対流9を生じさせる。こ
の対流9により容器内の液体8をまんべんなく温めるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子レンジ内で使用
する容器の覆いに関するものである。
する容器の覆いに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子レンジでコップなどの容器を使用
し、お酒のかんをするばあいや牛乳を温めるばあいに、
表面に近い部分ばかりが熱くなり、底の方はあまり温ま
らないため、まんべんなく温めることは困難であった。
し、お酒のかんをするばあいや牛乳を温めるばあいに、
表面に近い部分ばかりが熱くなり、底の方はあまり温ま
らないため、まんべんなく温めることは困難であった。
【0003】
【課題が解決しようとする課題】本発明は、電子レンジ
を使用して容器内の液体をまんべんなく温める手法を提
供するものである。
を使用して容器内の液体をまんべんなく温める手法を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】電子レンジで液体を加熱
するばあいに、表面に近いところの液体には電磁波が浸
透しないように、電磁波を反射する素材で作った容器の
覆いを使用し、これを容器にかぶせることにより課題を
解決した。
するばあいに、表面に近いところの液体には電磁波が浸
透しないように、電磁波を反射する素材で作った容器の
覆いを使用し、これを容器にかぶせることにより課題を
解決した。
【0005】
【作用】本発明の原理を図を用いて説明する。図1は本
発明の原理を示す図であり、図2は本発明を欠くばあい
である。電子レンジで液体を加熱するばあいには、一般
的には図2のごとく、電磁波1がまんべんなく容器内の
液体8に浸透することになり、加熱された液体は比重が
軽くなることにより表面へと移動する。これに伴い底部
から表面へと熱の移動10が生じる。さらに、表面部分
は電磁波によりすでに加熱されているため、この表面部
分の加熱に、底部からの熱の移動10が加算され表面と
底部との温度差が大きくなる。これに対して、図1のご
とく表面に近い部分は電磁波1を反射する素材2で覆う
ことにより加熱されないようにし、底部に近い部分にの
み電磁波が浸透するようにして加熱すれば、底部付近に
おいて加熱された液体は表面部分へと移動し、表面部分
の冷たい液体は底部へと移動するという対流9を作り出
すことが可能となる。したがって、やかんをガスレンジ
にかけたと同様に、この対流により液体8をまんべんな
く加熱することが可能となる。
発明の原理を示す図であり、図2は本発明を欠くばあい
である。電子レンジで液体を加熱するばあいには、一般
的には図2のごとく、電磁波1がまんべんなく容器内の
液体8に浸透することになり、加熱された液体は比重が
軽くなることにより表面へと移動する。これに伴い底部
から表面へと熱の移動10が生じる。さらに、表面部分
は電磁波によりすでに加熱されているため、この表面部
分の加熱に、底部からの熱の移動10が加算され表面と
底部との温度差が大きくなる。これに対して、図1のご
とく表面に近い部分は電磁波1を反射する素材2で覆う
ことにより加熱されないようにし、底部に近い部分にの
み電磁波が浸透するようにして加熱すれば、底部付近に
おいて加熱された液体は表面部分へと移動し、表面部分
の冷たい液体は底部へと移動するという対流9を作り出
すことが可能となる。したがって、やかんをガスレンジ
にかけたと同様に、この対流により液体8をまんべんな
く加熱することが可能となる。
【0006】
【実施例】本発明においては、電磁波1を反射する素材
2は金属が最も効果的であるが、電磁波を反射する素材
であれば何でもよい。本発明の原理実験としては、内容
量350mlの缶入り飲料もしくは缶ビールの空き缶
(アルミ製鉄製いずれでも可)を中央で切断し、その下
半分を用い、これを水を容れた内容量200mlのコッ
プにかぶせることによりその効果を確認できた。この覆
いをかけない状態では、500Wの電子レンジで加熱し
たばあい、表面と底部の液温は1分半の加熱で8°C以
上の差が認められたが、この覆いでコップの上約半分を
覆うことにより、その差は3°C未満におさえられた。
本発明では、さらに金属の帯電による放電を解決し実用
化を可能とした。実用化を前提として、電磁波を反射す
るための覆いを金属で作製したばあい、電磁波により金
属が帯電するため、金属からの放電現象が問題となっ
た。これを解決するために実験を繰り返した結果、金属
4で容器の覆いを作り、これを隙間5を開けて樹脂6で
被覆し、この隙間5に液体7を入れ、金属4を液体中に
設置すれば金属の帯電が起こらないことが分かった。ま
たこれらの樹脂および液体があっても本発明の効果は同
じであった。なお、過熱に対応できるためには、樹脂は
耐熱樹脂であることが望ましい。この金属の帯電を防止
するための液体は、多少導電性のある液体であれば何で
もよい。なお水道水には不純物が含まれているために多
少導電性があり、また入手が容易なため本実用例では水
道水を用いている。また、金属自体に強力な帯電防止処
置を施せば、本実用例のごとく金属を水中に設置する必
要はない。
2は金属が最も効果的であるが、電磁波を反射する素材
であれば何でもよい。本発明の原理実験としては、内容
量350mlの缶入り飲料もしくは缶ビールの空き缶
(アルミ製鉄製いずれでも可)を中央で切断し、その下
半分を用い、これを水を容れた内容量200mlのコッ
プにかぶせることによりその効果を確認できた。この覆
いをかけない状態では、500Wの電子レンジで加熱し
たばあい、表面と底部の液温は1分半の加熱で8°C以
上の差が認められたが、この覆いでコップの上約半分を
覆うことにより、その差は3°C未満におさえられた。
本発明では、さらに金属の帯電による放電を解決し実用
化を可能とした。実用化を前提として、電磁波を反射す
るための覆いを金属で作製したばあい、電磁波により金
属が帯電するため、金属からの放電現象が問題となっ
た。これを解決するために実験を繰り返した結果、金属
4で容器の覆いを作り、これを隙間5を開けて樹脂6で
被覆し、この隙間5に液体7を入れ、金属4を液体中に
設置すれば金属の帯電が起こらないことが分かった。ま
たこれらの樹脂および液体があっても本発明の効果は同
じであった。なお、過熱に対応できるためには、樹脂は
耐熱樹脂であることが望ましい。この金属の帯電を防止
するための液体は、多少導電性のある液体であれば何で
もよい。なお水道水には不純物が含まれているために多
少導電性があり、また入手が容易なため本実用例では水
道水を用いている。また、金属自体に強力な帯電防止処
置を施せば、本実用例のごとく金属を水中に設置する必
要はない。
【0007】
【発明の効果】本発明により、電子レンジで容器内の液
体をまんべんなく温めることが可能となった。
体をまんべんなく温めることが可能となった。
【図1】本発明の原理を示す断面図
【図2】本発明を欠くばあいを示す断面図
【図3】本発明の実用例の断面図
【図4】本発明の実用例の使用斜視図
1は電磁波 2は電磁波を反射する素材 3は容器 4は金属 5は隙間 6は樹脂 7は帯電防止用の液体 8は容器内の液体 9は対流 10は熱の移動 11は電子レンジで使用する容器の覆い
Claims (2)
- 【請求項1】(イ)電磁波1を反射する素材2で容器の
覆いを作る。 (ロ)これを、電子レンジ内で容器3にかぶせる。 以上のごとく構成された、電子レンジで使用する容器の
覆い - 【請求項2】(イ)金属4で容器の覆いを作る。 (ロ)この覆いの表面を、隙間5を設けて、樹脂6で被
覆する。 (ハ)隙間5に液体7をいれる。 (ニ)これを、電子レンジ内で容器3にかぶせる。 以上のごとく構成された、請求項1の電子レンジで使用
する容器の覆い
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4262651A JPH0662958A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 電子レンジで使用する容器の覆い |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4262651A JPH0662958A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 電子レンジで使用する容器の覆い |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662958A true JPH0662958A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17378739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4262651A Pending JPH0662958A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 電子レンジで使用する容器の覆い |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10222306B2 (en) | 2005-04-15 | 2019-03-05 | Lee H. Angros | Analytic substrate coating apparatus and method |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4262651A patent/JPH0662958A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10222306B2 (en) | 2005-04-15 | 2019-03-05 | Lee H. Angros | Analytic substrate coating apparatus and method |
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