JPH10201207A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH10201207A
JPH10201207A JP9004190A JP419097A JPH10201207A JP H10201207 A JPH10201207 A JP H10201207A JP 9004190 A JP9004190 A JP 9004190A JP 419097 A JP419097 A JP 419097A JP H10201207 A JPH10201207 A JP H10201207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
bearing
rotor
bearing holder
grounding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9004190A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hamahata
博司 浜端
Tsukasa Niimi
司 新見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP9004190A priority Critical patent/JPH10201207A/ja
Publication of JPH10201207A publication Critical patent/JPH10201207A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作費を安くすること。 【解決手段】 シャーシ17に固定したステータ21
と、該ステータ21により回転駆動されるロータ22と
を有し、該ロータ22の中心部に固着した回転軸11が
ステータ21の中心部に設けた軸受ホルダー19に軸受
24を介して回転可能に挿通され、前記ロータ22に設
けた位置検出用マグネット22cに近接する位置検出用
検出器29が前記軸受ホルダー19に固定した基板30
に取り付けられたブラシレスモータにおいて、前記ステ
ータ21にアース用端子45が取り付けられると共に、
該アース用端子45が前記軸受24と前記基板30のア
ース用電気回路とに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば磁気テープ装
置のキャプスタン用駆動モータとして用いられるブラシ
レスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ装置の一例を図4に基づいて
説明すると、1はテープカセット、2はテープカセット
1の供給リールに係合する供給リール台、3はテープカ
セット1の巻き取りリールに係合する巻き取りリール
台、4はテープカセット1から磁気テープTを引き出し
てシリンダドラム5に巻き付けるための可動テープガイ
ドポスト、6は全幅消去ヘッド、7は音声消去ヘッド、
8は音声・コントロールヘッド、9は固定テープガイド
ポスト、10はテンションポスト、11はブラシレスモ
ータ12により駆動されるキャプスタン、13はカム1
4に連動してピンチローラ15を磁気テープTを介して
キャプスタン11に圧接離間させるピンチローラ連動機
構である。
【0003】従来、前記ブラシレスモータ12の一例と
して特開平5−191958号公報に記載のものがあ
る。これは、図5に示すように、ステータ21と、該ス
テータ21により回転駆動されるロータ22とを有し、
前記ステータ21は、ステータコア21aと、該ステー
タコア21aの外周部に周方向に沿って所定間隔をおい
て多数取り付けられた駆動用コイル21bとを有し、ス
テータコア21aの中心部にビスなどの止着具20によ
り固定した軸受ホルダー19がシャーシ17の裏面にビ
スなどの止着具18により固定され、前記ロータ22
は、横断面略コ字状のロータケース22aと、該ロータ
ケース22aの側壁内面に固着した駆動用マグネット2
2bと、ロータケース22aの側壁外面に固着した位置
検出用マグネット22cとを有しており、ロータケース
22aの中心部にボス23を介して固着したキャプスタ
ン11が前記軸受ホルダー19に軸受24を介して回転
可能に挿通されている。なお、25はキャプスタン11
の上端に係合する抜け止め用ストッパーリング、26は
ロータケース22aの下面に固着したプーリ、27は該
プーリ26に巻回した動力伝達ベルトである。
【0004】前記軸受ホルダー19に止着具20により
止着した基板30には、前記位置検出用マグネット22
cに近接する磁気抵抗効果素子などからなる位置検出用
検出器29とドライバー用集積回路31とが取り付けら
れている。なお、32は基板30の端部をシャーシ17
に固定するビスなどの固定具である。
【0005】上記構成において、ステータ21の駆動用
コイル21bに通電することにより、駆動用マグネット
22bを介してロータ22が駆動され、これにより、キ
ャプスタン11が回転され、位置検出用検出器29から
の検出信号に基づいてロータ22の回転速度が制御され
るようになっている。
【0006】前記ロータ22の回転により発生した静電
気が位置検出用マグネット22cに帯電され、その帯電
した静電気が位置検出用検出器29に放電されることに
より、該位置検出用検出器29が断線破壊される虞れが
あるため、軸受ホルダー19を導電性合成樹脂材で成形
することにより、位置検出用マグネット22cに帯電さ
れた静電気をロータケース22a、ボス23、キャプス
タン11、軸受24及び軸受ホルダー19を介してシャ
ーシ17に放電するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
軸受ホルダー19が導電性合成樹脂材により成形されて
おり、これは、合成樹脂材にカーボンブラックやカーボ
ンファイバーあるいは金属粉などを混入させたものであ
って、高価であり、キャプスタン用ブラシレスモータ1
2の製作費が高くつく。
【0008】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、製作費
を安くすることができるブラシレスモータを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、シャーシに固定したステー
タと、該ステータにより回転駆動されるロータとを有
し、該ロータの中心部に固着した回転軸がステータの中
心部に設けた軸受ホルダーに軸受を介して回転可能に挿
通され、前記ロータに設けた位置検出用マグネットに近
接する位置検出用検出器が前記軸受ホルダーに止着した
基板に取り付けられたブラシレスモータにおいて、前記
ステータにアース用端子が取り付けられると共に、該ア
ース用端子が前記軸受と前記基板のアース用電気回路と
に接続されていることを特徴としている。
【0010】上記構成において、ステータに通電してロ
ータを回転駆動することにより、回転軸が回転され、位
置検出用検出器からの検出信号に基づいてロータの回転
速度が制御され、前記ロータの回転により発生した静電
気が回転軸、軸受及びアース用端子を介して基板のアー
ス用電気回路に放電されるようになっており、位置検出
用検出器が静電気の放電により断線破壊されるのを防ぐ
ことができる。
【0011】この場合、ロータの位置検出用マグネット
に帯電した静電気を安価なアース用端子を介して基板の
アース用電気回路に放電するようにしており、軸受ホル
ダーを放電のために高価な導電性合成樹脂材で成形する
必要がないから、製作費を安くすることができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記アース用端子が、前記軸受ホルダーに
形成した凹部を通って軸受に接触されていることを特徴
としている。
【0013】上記構成によれば、アース用端子を軸受ホ
ルダーの凹部に左右に振れないようにガイドされて軸受
に確実に接触させることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記アース用端子が、前記軸受ホ
ルダーと基板とを連結する導電性止着具により前記ステ
ータに取り付けられていることを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、軸受ホルダーに基板を
止着する止着具を利用してアース用端子をステータに取
り付けるようになっているから、部品点数が少なくて済
むと共に、構造が簡単で、製作費が安くつく。また、前
記止着具を導電性とすることにより、アース用端子と基
板のアース用電気回路とを確実に導通させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は磁気テープ装置の
キャプスタン用駆動モータとして本発明のブラシレスモ
ータ12を用いた状態を示すものであって、ステータ2
1にアース用端子45が取り付けられている。
【0017】前記アース用端子45は、銅板や鉄板など
の導電性部材からなり、図3に示すように、ステータコ
ア21aの円形部46から内側に延びて軸受ホルダー1
9に当接される複数のアーム部47のうち、適当なアー
ム部47に係合する略コ字状の端子本体45aと、該端
子本体45aに一体突設されて軸受ホルダー19に形成
した凹部48を通って軸受24に当接された突起部45
bとを有している。
【0018】前記端子本体45aはステータ21のアー
ム部47に止着具20により止着され、その止着具20
が導電性であるから、該止着具20を介して端子本体4
5aと基板30のアース用電気回路(図示せず)とを導
通させることができる。また、基板30のアース用電気
回路は基板30をシャーシ17に固定する導電性の固定
具32またはリード線(図示せず)などによりシャーシ
17に導通されている。なお、図2中、39は基板30
のドライバー用電気回路(図示せず)に接続したコネク
ター、40は該コネクター39に接続したケーブルであ
る。上記以外の構成は図5に示す従来例とほぼ同じであ
るので、同一部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0019】上記構成において、ステータ21の駆動用
コイル21bに通電してロータ22を回転駆動すること
により、キャプスタン(回転軸)11が回転され、位置
検出用検出器29からの検出信号に基づいてロータ22
の回転速度が制御され、該ロータ22の回転により発生
した静電気がボス23、キャプスタン11、軸受24、
アース用端子45及び止着具20を介して基板30のア
ース用電気回路に放電され、更に、その基板30のアー
ス用電気回路から固定具32やリード線などを介してシ
ャーシ17に静電気が放電されるようになっており、位
置検出用検出器29が静電気の放電により断線破壊され
るのを防ぐことができる。
【0020】この場合、安価なアース用端子45を介し
て基板30のアース用電気回路に放電するようになって
おり、その放電のために軸受ホルダー19を高価な導電
性合成樹脂材で成形する必要がないから、製作費を安く
することができる。
【0021】また、アース用端子45の突起部45bが
軸受ホルダー19の凹部48に左右に振れないようにガ
イドされているから、そのアース用端子45の突起部4
5bを軸受24に確実に接触させることができる。
【0022】更に、軸受ホルダー19に基板30を止着
する止着具20がアース用端子45をステータ21に取
り付ける止着具を兼ねているから、部品点数が少なくて
済むと共に、構造が簡単で、製作費が安くつく。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロータの
位置検出用マグネットに帯電した静電気を安価なアース
用端子を介して基板のアース用電気回路に放電するよう
になっており、その放電のために軸受ホルダーを高価な
導電性合成樹脂材で成形する必要がないから、製作費を
安くすることができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、アース用端
子を軸受ホルダーの凹部に左右に振れないようにガイド
されて軸受に確実に接触させることができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、軸受ホルダ
ーに基板を止着する止着具を利用してアース用端子をス
テータに取り付けるようになっているから、部品点数が
少なくて済むと共に、構造が簡単で、製作費が安くつ
く。また、前記止着具を導電性とすることにより、アー
ス用端子と基板のアース用電気回路とを確実に導通させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるブラシレスモータ
を磁気テープ装置のキャプスタン用駆動モータとして用
いた状態の縦断面図である。
【図2】同一部切り欠き底面図である。
【図3】同要部の斜視図である。
【図4】同磁気テープ装置の概略平面図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11 キャプスタン(回転軸) 17 シャーシ 19 軸受ホルダー 20 止着具 21 ステータ 22 ロータ 22c 位置検出用マグネット 24 軸受 29 位置検出用検出器 30 基板 45 アース用端子 48 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに固定したステータと、該ステ
    ータにより回転駆動されるロータとを有し、該ロータの
    中心部に固着した回転軸がステータの中心部に設けた軸
    受ホルダーに軸受を介して回転可能に挿通され、前記ロ
    ータに設けた位置検出用マグネットに近接する位置検出
    用検出器が前記軸受ホルダーに止着した基板に取り付け
    られたブラシレスモータにおいて、前記ステータにアー
    ス用端子が取り付けられると共に、該アース用端子が前
    記軸受と前記基板のアース用電気回路とに接続されてい
    ることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記アース用端子は、前記軸受ホルダー
    に形成した凹部を通って軸受に接触されていることを特
    徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 前記アース用端子は、前記軸受ホルダー
    と基板とを連結する導電性止着具により前記ステータに
    取り付けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載のブラシレスモータ。
JP9004190A 1997-01-14 1997-01-14 ブラシレスモータ Pending JPH10201207A (ja)

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JP9004190A JPH10201207A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9004190A JPH10201207A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 ブラシレスモータ

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JPH10201207A true JPH10201207A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11577791

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JP9004190A Pending JPH10201207A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 ブラシレスモータ

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JP (1) JPH10201207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956713B2 (en) 2002-01-09 2005-10-18 Funai Electric Co., Ltd. Magnetic tape apparatus with capstan motor configuration

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956713B2 (en) 2002-01-09 2005-10-18 Funai Electric Co., Ltd. Magnetic tape apparatus with capstan motor configuration

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