JPH10200849A - 画像処理方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

画像処理方法及び装置並びに記録媒体

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JPH10200849A
JPH10200849A JP9000294A JP29497A JPH10200849A JP H10200849 A JPH10200849 A JP H10200849A JP 9000294 A JP9000294 A JP 9000294A JP 29497 A JP29497 A JP 29497A JP H10200849 A JPH10200849 A JP H10200849A
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Kitahiro Kaneda
北洋 金田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレーム画像から静止画を形成する。 【解決手段】 フレームメモリ10は、出力ポート#
a,#bからそれぞれ奇フィールド映像信号xと偶フィ
ールド映像信号zをそれぞれ同時に読み出す。減算器1
4は、奇フィールド映像信号xとその遅延回路12の出
力との差分の絶対値の半分を算出する。平均値回路16
は、奇フィールド映像信号xと遅延回路12の出力との
平均値を算出し、減算器18は回路16の出力から偶フ
ィールド映像信号zを減算し、その絶対値を出力する。
比較回路20は減算器14,18の出力を比較して着目
画素の動きの程度を判断し、画像合成回路22に、その
結果に応じた混合割合で偶フィールド映像信号zと平均
値回路16の出力信号を合成させる。切替え回路24は
フィールドインデックス信号26に従い、奇フィールド
で奇フィールド映像信号xを、偶フィールドで回路22
の出力信号を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及び
装置並びに記録媒体に関し、より具体的には、動画像か
ら静止画を生成する画像処理方法及び装置並びに記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静止画表示装置では、表示すべき
画像情報をフィールドメモリ又はフレームメモリに記憶
し、当該フィールドメモリ又はフレームメモリから所定
周期で繰り返し画像データを読み出し表示素子に供給す
ることで、静止画表示を実現している。また、表示画像
の画質を改善する手段として、メモリから読み出された
画像データに補間処理を加えてから表示素子に印加する
構成も知られている。
【0003】フィールドメモリを使用する構成では、フ
レームメモリを使用する場合に比べて、メモリ容量が半
分で済み、コストが安くなり、フィールド間の動きによ
るブレが発生しないという利点があるが、偶フィールド
と奇フィールドで同じ映像を表示することになるので、
垂直方向の解像度が本来の半分になり、画質が低いとい
う欠点がある。
【0004】同じくフィールドメモリを使用しても、例
えば、奇フィールドに対してはメモリから読み出された
画像をそのまま表示し、偶フィールドに対しては、メモ
リから読み出された画像データの上下ラインの信号から
補間画像を生成し、その補間画像を画像表示する構成も
知られている。この構成では、上記従来例と同様に、フ
ィールド間の動きによるブレは無いが、垂直方向の解像
度が半分にまで落ちることはないものの少なからず低下
するので、原理的に、多少の画質劣化は免れない。
【0005】これに対して、フレームメモリを使用する
構成では、原理的には完璧な静止画表示になるが、被写
体の静止している部分では垂直方向の解像度劣化もなく
画質劣化が発生しないものの、被写体の動いている部分
でフィールド間の動きによるブレが発生し、画質劣化が
発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フレームメモリを使用
する従来例で、フィールド間の動きによる画質劣化を低
減する手段として、画像の動きを検出し、動いている部
分は一方のフィールド画像(及びそのフィールド画像か
らの補間画像)のみを使用し、動いていない部分はその
ままの信号すなわちフレーム画像を使用する構成が提案
されている。この構成では、垂直方向の解像度劣化を抑
えつつ、動きによるブレも極力目立たなくできるが、コ
ストが高くなるという問題と、動き検出と補間画像の精
度を高めないと、実用的な画質を得ることが困難である
という問題がある。
【0007】補間画像を、着目画素に対応する隣フィー
ルドの上下の画素レベルの平均値とし、動き検出をその
平均値と現フィールドの着目画素の差分値で行なうこと
により、コストの低減を図る構成も提案されているが、
動き検出の精度に難点があり、特に動きの誤判定による
斜め線の垂直解像度劣化、特異点が顕著に現われるなど
の課題があり、実用的なレベルにまでは達していない。
【0008】従来例の動き判定処理を図2を参照して説
明する。図2の縦軸は信号レベル、横軸はフィールド番
号(時間)を示す。従来は、図2に示すように、該当フ
ィールドの着目画素の信号レベルzと、1フィールドず
れた映像上で着目画素の上下の画素の信号レベルx,y
の平均値との差β β=|(x+y)/2−z| を動き判定パラメータとし、βが一定閾値THより大き
い場合は動いている、TH以下の場合には静止している
と判定している。しかしこれでは、画素の時間変化のみ
に着目していることになり、例えば、図3及び図4に示
すような、静止している斜め線に対しては、誤って動い
ていると判定してしまうことがある。図3は斜め線の一
例であって、縦軸は画面垂直方向、横軸は画面水平方向
を示す。図4は、図3に示す画素x,y,zの信号レベ
ルとフィールド(時間)との関係を示す。図4の縦軸は
信号レベル、横軸はフィールド(時間)を示す。
【0009】本発明は、このような問題点を解決し、安
価に製造でき、且つ、十分高い画質の静止画を得ること
のできる画像処理方法及び装置並びに記録媒体を提示す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理方
法は、動画像中のオブジェクトの動きを判定する動き判
定ステップと、前記オブジェクトの絵柄を判定する絵柄
判定ステップと、前記動き判定ステップにより判定され
た動きと前記絵柄判定ステップにより判定された絵柄と
を組み合わせたパラメータを発生するパラメータ発生ス
テップと、前記パラメータに基づいて前記動画中から静
止画像を生成する静止画像生成ステップとからなること
を特徴とする。
【0011】絵柄判定ステップは、例えば、斜め線を判
定するステップである。また、動き判定ステップは、前
記オブジェクトの動きを、時間軸方向に隣接する、動画
像中の複数画面の差に基づいて判定する。静止画像生成
ステップは、パラメータ発生ステップにより発生された
パラメータに基づいて、動画像中の時間軸方向に隣接す
る複数画面を組み合わせて前記静止画像を生成する。
【0012】本発明に係る記録媒体には、請求項1の各
ステップのプログラムをコンピュータによって読取り可
能な形態で記憶される。
【0013】本発明に係る画像処理装置は、動画像中の
オブジェクトの動きを判定する動き判定手段と、前記オ
ブジェクトの絵柄を判定する絵柄判定手段と、前記動き
判定手段により判定された動きと前記絵柄判定手段によ
り判定された絵柄とを組み合わせたパラメータを発生す
るパラメータ発生手段と、前記パラメータに基づいて前
記動画中から静止画像を生成する静止画像生成手段とか
らなることを特徴とする。
【0014】好ましくは、絵柄判定手段は、斜め線を判
定する手段である。動き判定手段は、前記オブジェクト
の動きを、時間軸方向に隣接する、動画像中の複数画面
の差に基づいて判定する。静止画像生成手段は、パラメ
ータ発生手段により発生されたパラメータに基づいて、
動画像中の時間軸方向に隣接する複数画面を組み合わせ
て静止画像を生成する。
【0015】本発明に係る画像処理装置は、連続する第
1及び第2画面の入力画像から所定の合成画像を生成す
る画像処理装置であって、連続する第1及び第2画面の
前記入力画像信号を記憶し、同時に各入力画像信号を出
力するメモリ手段と、前記メモリ手段から読み出される
第1画面から水平ライン間の変化量基準値を算出する第
1の演算手段と、前記メモリ手段から読み出される第1
画面から水平ライン間の平均値を算出する平均値算出手
段と、前記平均値算出手段の出力と前記メモリ手段から
読み出される第2画面の画像との差の絶対値を算出する
第2の演算手段と、前記第1の演算手段の出力と前記第
2の演算手段の出力を比較し、前記メモリ手段から読み
出される第2画面の画像と当該平均値算出手段の出力画
像の混合割合を示す制御信号を出力する比較手段と、前
記比較手段から出力される制御信号に従う混合割合で、
前記メモリ手段から読み出される第2画面の画像と当該
平均値算出手段の出力画像を画像合成する画像合成手段
と、画面の切り換えを示す画面インデックス信号に従
い、前記メモリ手段から読み出される第1画面の画像と
前記画像合成手段の出力画像を画面毎に切り替える切替
え手段とからなることを特徴とする。
【0016】第1の演算手段の出力に所定の重み付けを
する重み付け手段を設け、第1の演算手段の出力の代わ
りに、前記重み付け手段で重みを付けた信号を前記比較
手段に供給するようにしてもよい。
【0017】画像合成手段で2つの画像を合成する代わ
りに、選択手段により一方の画像を選択するようにして
もよい。
【0018】これらの構成により、画素の時間変化と絵
柄変化の両方を含む新しい動き判定パラメータにより画
素毎の動きの有無を判定するので、動き検出精度が向上
する。これで検出された動きの有無により、例えばフル
フレーム信号と補間フィールド信号を、場所毎に最適な
混合割合を合成し、又は画素毎に適切な方を選択するの
で、より自然な合成画像を得ることができる。また、仮
に誤判定した場合でも、その影響を最小限にくい止める
ことができ、解像度劣化を抑えつつブレのない快適な静
止画表示を実現できる。
【0019】フルフレーム信号又は補間フィールド信号
を選択するようにすることで、構成を大幅に簡略化でき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は、連続する2フィールドの映像信
号z,xを記憶するフレームメモリ、12はフレームメ
モリ10から読み出された第2フィールドの映像信号x
を1水平同期期間だけ遅延する遅延回路、14は、フレ
ームメモリ10から読み出された第2フィールドの映像
信号xから遅延回路12の出力映像信号yを減算し、そ
の差分の絶対値の1/2、即ち|x−y|/2を出力す
る減算器、16は、第2フィールドの映像信号xと遅延
回路12の出力映像信号yの平均値(x+y)/2を算
出する平均値回路、18は平均値回路16の出力(x+
y)/2から、フレームメモリ10から読み出された第
1フィールドの映像信号zを減算し、その絶対値|(x
+y)/2−z|を出力する減算器である。
【0022】20は、減算器14の出力|x−y|/2
と減算器18の出力を比較する比較回路、22は、比較
回路20の比較出力に従う合成割合で、フレームメモリ
10から読み出される第1フィールドの映像信号zと、
平均値回路16の出力信(x+y)/2を合成する画像
合成回路、24は、フィールド毎に反転するフィールド
・インデックス信号26に従い、フレームメモリ10か
ら読み出される第1フィールドの映像信号xと画像合成
回路22から出力される信号をフィールド毎に交互に切
り替える切替え回路である。
【0023】図1に示す実施例の動作を説明する。フレ
ームメモリ10には、連続する2フィールドの映像信号
が、例えば奇フィールド及び偶フィールドの順で書き込
まれ、フレームメモリ10の出力ポート#aから奇フィ
ールドの映像信号が読み出され、出力ポート#bから偶
フィールドの映像信号がそれぞれ同時に読み出されるも
のとする。
【0024】メモリ10の出力ポート#aから出力され
る奇フィールドの映像信号xは、遅延回路12、減算器
14及び平均値回路16に印加される。他方、メモリ1
0の出力ポート#bから出力される偶フィールドの映像
信号zは、減算器18及び画像合成回路22に印加され
る。減算器14は、奇フィールドの映像信号xと遅延回
路12の出力映像信号yとの差分の絶対値の半分の値|
x−y|/2を算出し、比較回路20に供給する。平均
値回路16は、奇フィールドの映像信号xと遅延回路1
2の出力映像信号yとの平均値(x+y)/2を算出
し、減算器18に供給する。減算器18は、平均値回路
16の出力信号から、フレームメモリ10の出力ポート
#bからの偶フィールドの映像信号zを減算し、その絶
対値|(x+y)/2−z|を比較回路12に出力す
る。
【0025】比較回路20は、減算器14の出力信号と
減算器18の出力信号を比較することにより現在の着目
画素が動いているのか又は静止しているのかを判断し、
その結果に応じ、画像合成回路22の制御信号として偶
フィールドの映像信号zと平均値回路16の出力信号の
混合割合を示す情報を画像合成回路22に印加する。画
像合成回路22は、フレームメモリ10の出力ポート#
bからの偶フィールドの映像信号zと平均値回路16の
出力信号(x+y)/2を、比較回路22からの混合割
合制御信号に従って合成し、合成結果を切り替え回路2
4に出力する。比較回路20及び画像合成回路22は本
実施例の要となるものであり、その動作の詳細は、後述
する。
【0026】切替え回路24は、フィールド毎に反転す
るフィールド・インデックス信号26に従い、奇フィー
ルドの場面では、フレームメモリ10の出力ポート#a
から出力される奇フィールドの映像信号xを選択し、偶
フィールドの場面では、画像合成回路22の出力信号を
選択する。
【0027】次に、比較回路20及び画像合成回路22
の動作を詳細に説明する。比較回路20は動きを検出
し、画像合成回路22は、その動き検出結果に従い、偶
フィールドで表示すべき画像を選択及び補正する。
【0028】本実施例では、動き判定パラメータとし
て、図5に示すように、注目画素zの信号レベルが、隣
接フィールド上の上下の画素x,yの信号レベルの平均
値(x+y)/2に対し、画素xに近い領域にいる場合
は、画素xの信号レベルを基準とし、そうでない場合は
画素yの信号レベルを基準とする。そして、その基準と
注目画素zの信号レベルとの相対量を動き判定パラメー
タとする。即ち、本実施例の動き判定パラメータβ’
は、 β’=|(x+y)/2−z|−|x−y|/2 と表わすことができる。ここで、|(x+y)/2−z
|は画素の時間変化分に相当し、|x−y|/2は絵柄
の変化分に相当する。絵柄の変化は、経験的に通常、隣
接するフィールドの上下の信号レベルの変化以内である
ので、上下の画素の差分の絶対値の半分の値を絵柄の変
化の基準とした。
【0029】比較回路20はまずこの新しい動き判定パ
ラメータβ’を演算し、得られた動き判定パラメータ
β’から、ブレのない補間フィールド信号(奇フィール
ドの映像信号xと1水平同期期間遅延した映像信号yと
の平均値である映像信号)とフルフレーム信号(偶フィ
ールドの映像信号z)の混合割合を求める。画像合成回
路22は、比較回路20から出力される混合割合に応じ
てこの補間フィールド信号とフルフレーム信号をアナロ
グ合成し、静止画の偶フィールド期間に出力すべき映像
信号を出力する。このように処理により、動き判定を誤
ることが少なくなり、仮に誤っても、その影響が静止画
上で極力目立たないようにできる。
【0030】図6を参照して、具体的に説明する。図6
で、縦軸は混合割合、横軸は動き判定パラメータβ’で
ある。画素zと画素x又は画素yの相対位置で取りうる
最小値は、−|x−y|/2である。この場合、画素z
の信号レベルが画素xと画素yの信号レベルの平均値に
一致し、動きがないと考えられるので、2フィールドの
情報をフルに利用できる。すなわち、フルフレーム信号
の混合割合を1.0、補間フィールド信号の混合割合を
0.0とする。
【0031】動き判定パラメータβ’がゼロの場合は、
画素zの信号レベルが画素x又は画素yの信号レベルと
一致している。この場合、動いている確率を0.5と
し、フルフレーム信号と補間フィールド信号の混合割合
0.5:0.5とする。
【0032】動き判定パラメータβ’が最大値、ここで
は|x−y|/2以上の場合、すべて動いているとみな
す。従って、この場合は、ブレのない補間フィールド信
号の混合割合を1.0とする。
【0033】以上述べた以外の領域では、基本的に図6
に示すように、線形に補間して混合割合を決定する。
【0034】このように、本実施例では、混合割合は、
基本的に、注目画素と、補間値を形成するのに使用する
画素の信号レベルに応じて変化する。本実施例では、画
素の時間変化と絵柄変化の両方を含み、且つ、注目画素
の信号レベルに依存する新しい動き判定パラメータβ’
を採用するので、動き検出又は判定の精度が高まる。ま
た、この新しい動き判定パラメータβ’に従い、場所ご
とに最適なフルフレーム信号と補間フィールド信号の混
合割合を算出し、両者を合成するので、より自然な静止
画像を得ることができる。動き判定パラメータβ’に従
った混合割合で、場所ごとにフルフレーム信号と補間フ
ィールド信号を混合するので、仮に動き判定を誤った場
合でも、その影響を最小限にくい止めることができ、解
像度劣化を抑えつつブレのない良質な静止画を表示でき
る。
【0035】本実施例は簡単且つ高速な回路で実現で
き、静止画処理以外にもインターレース信号とノンイン
ターレース信号の変換等の動画処理にも適用できる。
【0036】図1に示す実施例では、図6に示すよう
に、混合割合が完全に注目位置の局所的な情報により決
定されているが、例えば図7に示すように、使用者又は
設計者が選択可能なオフセットαを加減できるようにし
てもよい。オフセットαが正の場合、フルフレーム画像
が得られやすくなり、負の場合には、ブレのないフィー
ルド画像が得られやすくなる。オフセットαは、画面内
で一定の定数、画素位置に応じて異なる定数、着目画素
z並びに隣接フィールドの上下の画素x,yの値に応じ
て変化する値であっても良い。
【0037】図8は、その変更実施例の概略構成ブロッ
ク図を示す。図1と同じ構成要素には同じ符号を付して
ある。具体的には、減算器14の出力にオフセットαを
加算する加算器28を設け、加算器28の出力を比較回
路20に印加する。
【0038】先に述べたように、絵柄の変化は、経験的
に、隣接するフィールドの上下の信号レベルの変化以内
であるが、オフセットαにより閾値を増減又はシフトす
ることで、用途等に応じた人為的な微調整が可能にな
る。このようなオフセットをもうけることで、例えば、
斜め線のごとく絵柄変化の大きい画像に対しては動き判
定の閾値が大きくなり、絵柄変化の小さい画像に対して
は動き判定の閾値が小さくなり、これらの結果、誤判定
の確率が激減する。
【0039】図1に示す実施例では、混合割合は、−|
x−y|/2と|x−y|/2の間で線形関数で与えら
れているが、本発明は、これに限らず、例えば、9に示
すように、正側のリミット値を|x−y|まで延長して
もよい。ただし、負側のリミット値−|x−y|/2は
変更できない。更には、図10に示すように、混合割合
を、負側のリミット値−|x−y|/2を固定にした任
意の非線形関数としてもよい。
【0040】上記各実施例では、動き判定パラメータ
β’に従う混合割合でフルフレーム信号と補間信号を混
合しているが、より簡略化した構成として、単純に、動
き判定パラメータβ’に従いフルフレーム信号と補間信
号を切り替えるようにしてもよい。
【0041】図11は、その実施例の概略構成ブロック
図を示す。110は、連続する2フィールドの映像信号
z,xを記憶するフレームメモリ、112はフレームメ
モリ110から読み出された第2フィールドの映像信号
xを1水平同期期間だけ遅延する遅延回路、114は、
フレームメモリ110から読み出された第2フィールド
の映像信号xから遅延回路112の出力映像信号yを減
算し、その差分の絶対値の1/2、即ち|x−y|/2
を出力する減算器、115が減算器114の出力|x−
y|/2に定数αを加算する加算器、116は、第2フ
ィールドの映像信号xと遅延回路112の出力映像信号
yの平均値(x+y)/2を算出する平均値回路、11
8は平均値回路116の出力(x+y)/2から、フレ
ームメモリ110から読み出された第1フィールドの映
像信号zを減算し、その絶対値|(x+y)/2−z|
を出力する減算器である。
【0042】120は、加算器14の出力|x−y|/
2+αと減算器118の出力を比較する比較回路、12
2は、比較回路120の比較出力に従い、フレームメモ
リ110から読み出される第1フィールドの映像信号z
と、平均値回路116の出力信(x+y)/2を選択す
る切替え回路、124は、フィールド毎に反転するフィ
ールド・インデックス信号126に従い、フレームメモ
リ110から読み出される第1フィールドの映像信号x
と切替え回路122から出力される信号をフィールド毎
に交互に切り替える切替え回路である。
【0043】図11に示す実施例の動作を説明する。フ
レームメモリ110には、連続する2フィールドの映像
信号が、例えば奇フィールド及び偶フィールドの順で書
き込まれ、フレームメモリ110の出力ポート#aから
奇フィールドの映像信号が読み出され、出力ポート#b
から偶フィールドの映像信号がそれぞれ同時に読み出さ
れるものとする。
【0044】メモリ110の出力ポート#aから出力さ
れる奇フィールドの映像信号xは、遅延回路112、減
算器114及び平均値回路116に印加される。他方、
メモリ110の出力ポート#bから出力される偶フィー
ルドの映像信号zは、減算器118及び切替え回路12
2に印加される。減算器114は、奇フィールドの映像
信号xと遅延回路112の出力映像信号yとの差分の絶
対値の半分の値|x−y|/2を算出し、加算器115
は減算器114の出力に定数αを加算し、|x−y|/
2+αを比較回路120に供給する。
【0045】平均値回路116は、奇フィールドの映像
信号xと遅延回路112の出力映像信号yとの平均値
(x+y)/2を算出し、減算器118に供給する。減
算器118は、平均値回路116の出力信号から、フレ
ームメモリ110の出力ポート#bからの偶フィールド
の映像信号zを減算し、その絶対値|(x+y)/2−
z|を比較回路120に出力する。
【0046】ここまでは、図8に示す実施例と同じであ
る。
【0047】比較回路120は、加算器115の出力|
x−y|/2+αと減算器118の出力|(x+y)/
2−z|を比較して、現在の着目画素が動いているのか
又は静止しているのかを判断し、その結果により切替え
回路122を制御する。切替え回路122は、比較回路
120の比較結果が動きを示す場合には、平均値回路1
16から出力される補間画像信号を選択し、比較回路1
20の比較結果が静止を示す場合には、フレームメモリ
110の出力ポート#bから出力され偶フィールドの映
像信号zを選択する。比較回路120の作用の詳細は、
後述する。
【0048】切替え回路124は、フィールド毎に反転
するフィールド・インデックス信号126に従い、奇フ
ィールドの場面では、フレームメモリ110の出力ポー
ト#aから出力される奇フィールドの映像信号xを選択
し、偶フィールドの場面では、切替え回路122の出力
信号を選択する。
【0049】次に、比較回路120及び切替え回路12
2の動作を詳細に説明する。比較回路120は動きを検
出し、切替え回路122が、その動き検出結果に従い、
偶フィールドで表示すべき画像を選択する。図11に示
す実施例でも、動き判定の閾値を、図8に示す実施例と
同様に|x−y|/2+αとし、 |(x+y)/2−z|≧|x−y|/2+αのとき、
動き、 |(x+y)/2−z|≧|x−y|/2+αのとき、
静止 とする。これらの関係を図12に示す。先に述べたよう
に、絵柄の変化は、経験的に通常、隣接するフィールド
の上下の信号レベルの変化以内であるので、上下の画素
の差分の絶対値の半分の値|x−y|/2を絵柄の変化
の基準とした。更に、図8に示す実施例と同様に、ユー
ザ又は設計者の個人的な趣向を活かせるように、オフセ
ットとして任意の定数αを加算できるようにしてある。
【0050】オフセットαを加算することで、斜め線の
ように絵柄変化の大きい画像に対して動き判定の閾値が
大きくなり、絵柄変化の小さい画像に対して動き判定の
閾値が小さくなり、誤判定の確率が激減する。
【0051】切り替え回路122は、比較回路120の
出力に従い、注目画素が動いていると判断されたときに
は、平均値回路116の出力信号(奇フィールドの映像
信号xとその1水平同期期間遅延した映像信号yとの平
均値である補間映像信号)を選択する。平均値回路11
6の出力信号は、奇フィールドから生成した信号なの
で、動きによるブレは完全に無くなる。他方、注目する
画素が静止していると判断されたときは、切替え回路1
22は、偶フィールドの映像信号zを選択する。この時
は、出力映像信号がフレーム信号となるので、画質劣化
の無い映像が得られる。
【0052】図11に示す実施例では、フィールド間の
動きだけでなく、フィールド内の画像変化、即ち絵柄に
も着目することにより、特に斜め線などのように、従来
の動き検出方式では動いていると判断されてしまうよう
な画像部分も静止していると判断できる。この結果、解
像度劣化を抑えつつブレのない快適な静止画表示を簡単
な構成で実現できる。
【0053】図11に示す実施例では、絵柄の変化を示
す情報(減算器114の出力|x−y|/2)の一定の
オフセットαを加算するようにしたが、図13に示すよ
うに、加算器115の代わりに乗算器128を設け、α
×|x−y|/2を比較回路120に供給し、動き判定
の閾値としても良い。
【0054】図8、図11及び図13に示す実施例で
は、一定の定数αを|x−y|/2に加算又は乗算する
としたが、着目画素及びその近隣の画素に応じた値をと
る係数α(x,y,z)を|x−y|/2に加算又は乗
算するようにしてもよい。
【0055】α(x,y,z)は、該当フィールドの着
目画素の信号レベルzと、この隣のフィールド上の、着
目画素の上下の画素の信号レベルx,yの関数であり、
例えばx,yをそれぞれzで正規化した上で平均化した
値とする。
【0056】上記実施例では、水平ライン間の変化から
オブジェクトの絵柄を判定したが、本発明はこれに限ら
ず、他の方法、例えば、オブジェクトの画像を直交変換
し、周波数領域上で絵柄の斜め成分を判定するようにし
てもよい。
【0057】また、動画像中のオブジェクトの動きを判
定する方法としては、隣接するフィールド間で動きを判
別する方法に限らず、他の方法、例えば、2フィールド
間で動きを判別する方法でもよい。
【0058】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0059】本発明の目的は、上述した各実施例の画像
処理方法の機能を実現するソフトウエアのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体を、システム又は装置に供給
し、そのシステム又は装置のコンピュータ(若しくはC
PU又はMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読み出して実行することによっても、達成される
ことはいうまでもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施例の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては例えば、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード及びROM
等を用いることができる。
【0062】コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施例の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOS等が実際の処理
の一部又は全部を行ない、その処理によって実施例の機
能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0063】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボード又は機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行ない、
その処理によって前述した実施例の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、画素の時間変化と絵柄変化の両方
を含む新しい動き判定パラメータを採用すると共に、そ
の値に応じて場所ごとに最適なフルフレーム信号と補間
フィールド信号の混合割合を算出して両者を合成するの
で、簡単な構成で、動き検出の精度が向上すると同時
に、より自然な出力画像を得ることができる。また、仮
に動きを誤判定した場合でも、その影響は最小限にくい
止められ、解像度劣化を抑えつつブレのない良質な静止
画表示を実現できる。特に従来、動いていると誤判定す
る斜め線を、正確に静止していると判定でき、より良好
な静止画像を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 従来の動き判別の原理説明図である。
【図3】 斜め線の例である。
【図4】 図3に示す斜め線に対する動き誤判定の説明
図である。
【図5】 本実施例の原理説明図である。
【図6】 本実施例の動き判定パラメータと混合割合の
関係図である。
【図7】 動き判定パラメータと混合割合の別の関係図
である。
【図8】 図7を実現する第2実施例の概略構成ブロッ
ク図である。
【図9】 図1に示す実施例の、動き判定パラメータと
混合割合の別の関係図である。
【図10】 図1に示す実施例の、動き判定パラメータ
と混合割合の更に別の関係図である。
【図11】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図
である。
【図12】 図11に示す実施例の動き判定の原理説明
図である。
【図13】 図11に示す実施例の変更例の概略構成ブ
ロック図である。
【符号の説明】
10:フレームメモリ 12:遅延回路 14:減算器 16:平均値回路 18:減算器 20:比較回路 22:画像合成回路 24:切り替え回路 26:フィールド・インデックス信号 28:加算器 30:乗算器 110:フレームメモリ 112:遅延回路 114:減算器 115:加算器 116:平均値回路 118:減算器 120:比較回路 122:切替え回路 124:切替え回路 126:フィールド・インデックス信号 128:乗算器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像中のオブジェクトの動きを判定す
    る動き判定ステップと、 前記オブジェクトの絵柄を判定する絵柄判定ステップ
    と、 前記動き判定ステップにより判定された動きと前記絵柄
    判定ステップにより判定された絵柄とを組み合わせたパ
    ラメータを発生するパラメータ発生ステップと、 前記パラメータに基づいて前記動画中から静止画像を生
    成する静止画像生成ステップとからなることを特徴とす
    る画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記絵柄判定ステップは、斜め線を判定
    するステップである請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記動き判定ステップは、前記オブジェ
    クトの動きを、時間軸方向に隣接する、前記動画像中の
    複数画面の差に基づいて判定する請求項1に記載の画像
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記静止画像生成ステップは、前記パラ
    メータに基づいて、前記動画像中の時間軸方向に隣接す
    る複数画面を組み合わせて前記静止画像を生成する請求
    項1に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の各ステップのプログラムをコ
    ンピュータによって読取り可能な形態で記憶する記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 動画像中のオブジェクトの動きを判定す
    る動き判定手段と、 前記オブジェクトの絵柄を判定する絵柄判定手段と、 前記動き判定手段により判定された動きと前記絵柄判定
    手段により判定された絵柄とを組み合わせたパラメータ
    を発生するパラメータ発生手段と、 前記パラメータに基づいて前記動画中から静止画像を生
    成する静止画像生成手段とからなることを特徴とする画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記絵柄判定手段は、斜め線を判定する
    手段である請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記動き判定手段は、前記オブジェクト
    の動きを、時間軸方向に隣接する、前記動画像中の複数
    画面の差に基づいて判定する請求項6に記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記静止画像生成手段は、前記パラメー
    タに基づいて、前記動画像中の時間軸方向に隣接する複
    数画面を組み合わせて前記静止画像を生成する請求項6
    に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 連続する第1及び第2画面の入力画像
    から所定の合成画像を生成する画像処理装置であって、 連続する第1及び第2画面の前記入力画像を記憶し、同
    時に各入力画像を出力するメモリ手段と、 前記メモリ手段から読み出される第1画面から水平ライ
    ン間の変化量基準値を算出する第1の演算手段と、 前記メモリ手段から読み出される第1画面から水平ライ
    ン間の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記平均値算出手段の出力と前記メモリ手段から読み出
    される第2画面の画像との差の絶対値を算出する第2の
    演算手段と、 前記第1の演算手段の出力と前記第2の演算手段の出力
    を比較し、前記メモリ手段から読み出される第2画面の
    画像と当該平均値算出手段の出力画像の混合割合を示す
    制御信号を出力する比較手段と、 前記比較手段から出力される制御信号に従う混合割合
    で、前記メモリ手段から読み出される第2画面の画像と
    当該平均値算出手段の出力画像を画像合成する画像合成
    手段と、 画面の切り換えを示す画面インデックス信号に従い、前
    記メモリ手段から読み出される第1画面の画像と前記画
    像合成手段の出力画像を画面毎に切り替える切替え手段
    とからなることを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 連続する第1及び第2画面の入力画像
    から所定の合成画像を生成する画像処理装置であって、 連続する第1及び第2画面の前記入力画像を記憶し、同
    時に各入力画像を出力するメモリ手段と、 前記メモリ手段から読み出される第1画面の画像から水
    平ライン間の変化量基準値を算出する第1の演算手段
    と、 前記第1の演算手段の出力に所定の重み付けをする重み
    付け手段と、 前記メモリ手段から読み出される第1画面の画像から水
    平ライン間の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記平均値算出手段の出力と前記メモリ手段から読み出
    される画像との差の絶対値を算出する第2の演算手段
    と、 前記重み付け手段の出力と前記第2の演算手段の出力を
    比較し、前記メモリ手段から読み出される第2画面の画
    像と当該平均値算出手段の出力画像の混合割合を示す制
    御信号を出力する比較手段と、 前記比較手段から出力される制御信号に従う混合割合
    で、前記メモリ手段から読み出される第2画面の画像と
    当該平均値算出手段の出力画像を画像合成する画像合成
    手段と、 画面の切り換えを示す画面インデックス信号に従い、前
    記メモリ手段から読み出される第1画面の画像と前記画
    像合成手段の出力画像を画面毎に切り替える切替え手段
    とからなることを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記重み付け手段が、前記第1の演算
    手段の出力に所定値を加算する加算手段である請求項1
    1に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記重み付け手段が、前記第1の演算
    手段の出力に所定値を乗算する乗算手段である請求項1
    1に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 連続する第1及び第2画面の入力画像
    から所定の合成画像を生成する画像処理装置であって、 連続する第1及び第2画面の前記入力画像を記憶し、同
    時に各入力画像を出力するメモリ手段と、 前記メモリ手段から読み出される第1画面の画像から水
    平ライン間の変化量基準値を算出する第1の演算手段
    と、 前記第1の演算手段の出力に所定の重み付けをする重み
    付け手段と、 前記メモリ手段から読み出される第1画面の画像から水
    平ライン間の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記平均値算出手段の出力と前記メモリ手段から読み出
    される第2画面の画像との差の絶対値を算出する第2の
    演算手段と、 前記重み付け手段の出力と前記第2の演算手段の出力を
    比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に従い、前記第2の演算手段の
    出力が前記重み付け手段の出力以上のときには、前記メ
    モリ手段から読み出される第2画面の画像を選択し、前
    記第2の演算手段の出力が前記重み付け手段の出力より
    小さいときには、当該平均値算出手段の出力画像を選択
    する選択手段と、 画面の切り換えを示す画面インデックス信号に従い、前
    記メモリ手段から読み出される第1画面の画像と前記選
    択手段の出力画像を画面毎に切り替える切替え手段とか
    らなることを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記重み付け手段が、前記第1の演算
    手段の出力に所定値を加算する加算手段である請求項1
    4に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記重み付け手段が、前記第1の演算
    手段の出力に所定値を乗算する乗算手段である請求項1
    4に記載の画像処理装置。
JP9000294A 1997-01-06 1997-01-06 画像処理方法及び装置並びに記録媒体 Withdrawn JPH10200849A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004328754A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Micronas Gmbh 第1および第2の信号シーケンスの間の間隔を求める方法および装置

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