JPH10200656A - カラオケデータの配信方法に特徴を有する通信カラオケシステムおよびカラオケ演奏端末 - Google Patents
カラオケデータの配信方法に特徴を有する通信カラオケシステムおよびカラオケ演奏端末Info
- Publication number
- JPH10200656A JPH10200656A JP380697A JP380697A JPH10200656A JP H10200656 A JPH10200656 A JP H10200656A JP 380697 A JP380697 A JP 380697A JP 380697 A JP380697 A JP 380697A JP H10200656 A JPH10200656 A JP H10200656A
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- karaoke
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信カラオケシステムにおいて、カラオケデ
ータ配信にかかる通信コストを大幅に削減することを目
的とする。 【解決手段】 カラオケデータの中継局に指定されたカ
ラオケ演奏端末は、カラオケデータに加え転送先の電話
番号リストを記憶し、そのリストの電話番号を順番に発
呼して転送先のカラオケ演奏端末と回線接続するととも
に格納されている転送対象カラオケデータを送信して受
け渡すようにしてある。
ータ配信にかかる通信コストを大幅に削減することを目
的とする。 【解決手段】 カラオケデータの中継局に指定されたカ
ラオケ演奏端末は、カラオケデータに加え転送先の電話
番号リストを記憶し、そのリストの電話番号を順番に発
呼して転送先のカラオケ演奏端末と回線接続するととも
に格納されている転送対象カラオケデータを送信して受
け渡すようにしてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は通信カラオケシス
テムに関するものであり、より具体的にはカラオケデー
タの配信方法において特徴を有する通信カラオケシステ
ムに関するものである。
テムに関するものであり、より具体的にはカラオケデー
タの配信方法において特徴を有する通信カラオケシステ
ムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の通信カラオケシステムの構成を図
４に示した。ホストセンタ２とカラオケセンタ１０とカ
ラオケ演奏端末３０が電話回線５０ａ、５０ｂによって
接続されている。ホストセンタ２は多数のカラオケデー
タが蓄積されたデータベースを有し、通信カラオケシス
テムを統括している。カラオケセンタ１０は地方の主要
都市に分散設置され、ホストセンタ２と同様のカラオケ
データベースを有している。ホストセンタ２から配信さ
れた多数のカラオケデータを自身のカラオケデータベー
スに格納するとともに、受け持ちのカラオケ端末３０へ
市内通話電話回線５０ａや市外通話電話回線５０ｂを介
してカラオケデータを配信する。カラオケ演奏端末３０
は受け取ったカラオケデータを蓄積するとともに、この
カラオケデータの中から指定されたカラオケ楽曲の伴奏
音楽と歌詞画像を再生してスピーカーとディスプレイに
同期して出力する。
４に示した。ホストセンタ２とカラオケセンタ１０とカ
ラオケ演奏端末３０が電話回線５０ａ、５０ｂによって
接続されている。ホストセンタ２は多数のカラオケデー
タが蓄積されたデータベースを有し、通信カラオケシス
テムを統括している。カラオケセンタ１０は地方の主要
都市に分散設置され、ホストセンタ２と同様のカラオケ
データベースを有している。ホストセンタ２から配信さ
れた多数のカラオケデータを自身のカラオケデータベー
スに格納するとともに、受け持ちのカラオケ端末３０へ
市内通話電話回線５０ａや市外通話電話回線５０ｂを介
してカラオケデータを配信する。カラオケ演奏端末３０
は受け取ったカラオケデータを蓄積するとともに、この
カラオケデータの中から指定されたカラオケ楽曲の伴奏
音楽と歌詞画像を再生してスピーカーとディスプレイに
同期して出力する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信カラオケシ
ステムにおいて一つのカラオケセンタとその管轄下にあ
るカラオケ演奏端末はだいたい同じ地域に設置されてい
る。これによってカラオケセンタとカラオケ演奏端末間
の通信距離を短縮し、通信コストの低減を図っている。
しかし、カラオケセンタと同じ市内通話区域にすべての
カラオケ演奏端末が設置されているわけではない。その
ため市内通話区域内のカラオケ演奏端末へカラオケデー
タを配信する場合と、そうでない場合とでは通話料金に
２倍以上の差がでてしまう。カラオケ演奏端末は年々増
え続ける一方であり、しかも全国くまなく設置されてい
く傾向にある。このようなカラオケ演奏端末に対してカ
ラオケデータ配信にかかる通信コストは莫大なものにな
っている。通信コストを押さえるためにはカラオケ演奏
端末が設置されているすべての市内通話区域をカバーす
るようにカラオケセンタを増設すればよい。しかし、カ
ラオケセンタを設置するためには膨大な費用がかかる。
しかもカラオケセンタはカラオケデータの中継機能しか
持たない。そのため、設置による通信コストの削減以外
の付加価値が見あたらず、保守や点検にかかる費用を計
算すると大幅なコストダウンは期待できない。ホストセ
ンタとカラオケセンタの間にかかる通信コストを考える
と、いたずらにカラオケセンタの数を増やすのはかえっ
てコストアップとなってしまう可能性もある。
ステムにおいて一つのカラオケセンタとその管轄下にあ
るカラオケ演奏端末はだいたい同じ地域に設置されてい
る。これによってカラオケセンタとカラオケ演奏端末間
の通信距離を短縮し、通信コストの低減を図っている。
しかし、カラオケセンタと同じ市内通話区域にすべての
カラオケ演奏端末が設置されているわけではない。その
ため市内通話区域内のカラオケ演奏端末へカラオケデー
タを配信する場合と、そうでない場合とでは通話料金に
２倍以上の差がでてしまう。カラオケ演奏端末は年々増
え続ける一方であり、しかも全国くまなく設置されてい
く傾向にある。このようなカラオケ演奏端末に対してカ
ラオケデータ配信にかかる通信コストは莫大なものにな
っている。通信コストを押さえるためにはカラオケ演奏
端末が設置されているすべての市内通話区域をカバーす
るようにカラオケセンタを増設すればよい。しかし、カ
ラオケセンタを設置するためには膨大な費用がかかる。
しかもカラオケセンタはカラオケデータの中継機能しか
持たない。そのため、設置による通信コストの削減以外
の付加価値が見あたらず、保守や点検にかかる費用を計
算すると大幅なコストダウンは期待できない。ホストセ
ンタとカラオケセンタの間にかかる通信コストを考える
と、いたずらにカラオケセンタの数を増やすのはかえっ
てコストアップとなってしまう可能性もある。
【０００４】そこで、本発明の目的は、カラオケセンタ
の設置箇所を増やすことなくカラオケ演奏端末への市外
通話料金での配信ルートを削減し、カラオケデータ配信
にかかる通信コストを大幅に削減することができる通信
カラオケシステムを提供することである。
の設置箇所を増やすことなくカラオケ演奏端末への市外
通話料金での配信ルートを削減し、カラオケデータ配信
にかかる通信コストを大幅に削減することができる通信
カラオケシステムを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明では、カラオケ演奏端末にカラオケセンタ
から送られてきたカラオケデータを自らの蓄積部に格納
する手段に加えて、転送先の電話番号リストを記憶する
手段と、前記リストの電話番号を順番に発呼して転送先
のカラオケ演奏端末と回線接続する手段と、回線接続さ
れたカラオケ演奏端末に対して前記蓄積部に格納されて
いる転送対象カラオケデータを送信して受け渡す手段と
を設けてある。そして、中継局に指定された一部のカラ
オケ演奏端末が指定された転送先へ前記カラオケデータ
を送信して受け渡すようにする。このように、カラオケ
データの配信方法に特徴がある通信カラオケシステムと
してある。
めに、本発明では、カラオケ演奏端末にカラオケセンタ
から送られてきたカラオケデータを自らの蓄積部に格納
する手段に加えて、転送先の電話番号リストを記憶する
手段と、前記リストの電話番号を順番に発呼して転送先
のカラオケ演奏端末と回線接続する手段と、回線接続さ
れたカラオケ演奏端末に対して前記蓄積部に格納されて
いる転送対象カラオケデータを送信して受け渡す手段と
を設けてある。そして、中継局に指定された一部のカラ
オケ演奏端末が指定された転送先へ前記カラオケデータ
を送信して受け渡すようにする。このように、カラオケ
データの配信方法に特徴がある通信カラオケシステムと
してある。
【０００６】より好ましくは、前記カラオケセンタが、
前記カラオケ演奏端末の中から前記中継局を適宜選択し
て指定するとともに、その中継局のカラオケデータの転
送先となるカラオケ演奏端末の電話番号リストを前記カ
ラオケデータの配信時に一緒に添付して送信することで
ある。
前記カラオケ演奏端末の中から前記中継局を適宜選択し
て指定するとともに、その中継局のカラオケデータの転
送先となるカラオケ演奏端末の電話番号リストを前記カ
ラオケデータの配信時に一緒に添付して送信することで
ある。
【０００７】また、前記カラオケセンタが前記中継局を
前記カラオケ演奏端末の中から適宜選択して指定すると
ともに、指定した前記中継局に前記転送先の電話番号リ
ストを適宜な通信機会に送信して、それを更新するまで
前記中継局に保存させるようにしてもよい。
前記カラオケ演奏端末の中から適宜選択して指定すると
ともに、指定した前記中継局に前記転送先の電話番号リ
ストを適宜な通信機会に送信して、それを更新するまで
前記中継局に保存させるようにしてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施例による通信
カラオケシステムの構成を示したものである。ホストセ
ンタ２とカラオケセンタ１０とカラオケ演奏端末３０ａ
〜３０ｃが電話回線５０ａ、５０ｂに接続され、ホスト
センタ２からカラオケ演奏端末３０ａ〜３０ｃへカラオ
ケデータを配信する点では従来の通信カラオケシステム
と同様である。本発明による通信カラオケシステムで
は、カラオケデータの配信ルートが従来とは異なってい
る。もちろん、カラオケセンタ１０から同じ市内通話区
域６０ａにあるカラオケ演奏端末３０ｃへのカラオケデ
ータの配信は市内通話電話回線５０ａを使用する。しか
し、カラオケセンタ１０の受け持ちで市外通話区域にあ
るカラオケ演奏端末３０ａ、３０ｂに対しては、まず中
継局として指定されたカラオケ演奏端末３０ａへカラオ
ケデータを配信する。そして、中継局３０ａはそのカラ
オケデータを自身のデータ蓄積部に格納した後、同じ市
内通話区域６０ｂ内にあるカラオケ演奏端末３０ｂへカ
ラオケデータ転送する。なお、カラオケ演奏端末３０ａ
〜３０ｃはカラオケデータの配信における役割が異なる
だけでその内部構成は同じである。つぎに、本発明によ
る通信カラオケシステムの機能と動作を説明する。
カラオケシステムの構成を示したものである。ホストセ
ンタ２とカラオケセンタ１０とカラオケ演奏端末３０ａ
〜３０ｃが電話回線５０ａ、５０ｂに接続され、ホスト
センタ２からカラオケ演奏端末３０ａ〜３０ｃへカラオ
ケデータを配信する点では従来の通信カラオケシステム
と同様である。本発明による通信カラオケシステムで
は、カラオケデータの配信ルートが従来とは異なってい
る。もちろん、カラオケセンタ１０から同じ市内通話区
域６０ａにあるカラオケ演奏端末３０ｃへのカラオケデ
ータの配信は市内通話電話回線５０ａを使用する。しか
し、カラオケセンタ１０の受け持ちで市外通話区域にあ
るカラオケ演奏端末３０ａ、３０ｂに対しては、まず中
継局として指定されたカラオケ演奏端末３０ａへカラオ
ケデータを配信する。そして、中継局３０ａはそのカラ
オケデータを自身のデータ蓄積部に格納した後、同じ市
内通話区域６０ｂ内にあるカラオケ演奏端末３０ｂへカ
ラオケデータ転送する。なお、カラオケ演奏端末３０ａ
〜３０ｃはカラオケデータの配信における役割が異なる
だけでその内部構成は同じである。つぎに、本発明によ
る通信カラオケシステムの機能と動作を説明する。
【０００９】図２は本実施例によるカラオケ演奏端末３
０ａ〜３０ｃの構成図を示している。カラオケ演奏端末
３０ａ〜３０ｃは中央制御部３１、ハードディスク装置
３２、モデム３３、オーディオ再生部３４、表示制御部
３５、スピーカ３６、ディスプレイ３７、操作制御部３
８などから構成されている。カラオケ演奏端末３０ａ〜
３０ｃの基本機能はもちろんカラオケ楽曲の再生であ
る。その動作は従来のカラオケ演奏端末と同様である。
中央制御部３１が周辺各構成部を統括して、カラオケ演
奏端末を制御する。そして、指定されたカラオケ楽曲を
スピーカ３６とディスプレイ３７にカラオケ伴奏曲と歌
詞画像を同期させて出力する。
０ａ〜３０ｃの構成図を示している。カラオケ演奏端末
３０ａ〜３０ｃは中央制御部３１、ハードディスク装置
３２、モデム３３、オーディオ再生部３４、表示制御部
３５、スピーカ３６、ディスプレイ３７、操作制御部３
８などから構成されている。カラオケ演奏端末３０ａ〜
３０ｃの基本機能はもちろんカラオケ楽曲の再生であ
る。その動作は従来のカラオケ演奏端末と同様である。
中央制御部３１が周辺各構成部を統括して、カラオケ演
奏端末を制御する。そして、指定されたカラオケ楽曲を
スピーカ３６とディスプレイ３７にカラオケ伴奏曲と歌
詞画像を同期させて出力する。
【００１０】さらに、本発明によるカラオケ演奏端末３
０ａ〜３０ｃはカラオケデータ配信において中継局３０
ａとしての動作もする。この場合、ハードディスク装置
３２には転送先の電話番号リストが格納される。そし
て、中央制御部３１はモデム３３を制御し、電話番号リ
ストに載っている同じ市内通話区域６０ｂの他のカラオ
ケ演奏端末３０ｂを順々に発呼する。転送先のカラオケ
演奏端末３０ｂとの回線接続が確認されるとハードディ
スク装置３２に格納されているカラオケデータのうち転
送対象となるデータを電話回線５０ａに送出して、転送
先のカラオケ演奏端末３０ｂへカラオケデータを受け渡
す。
０ａ〜３０ｃはカラオケデータ配信において中継局３０
ａとしての動作もする。この場合、ハードディスク装置
３２には転送先の電話番号リストが格納される。そし
て、中央制御部３１はモデム３３を制御し、電話番号リ
ストに載っている同じ市内通話区域６０ｂの他のカラオ
ケ演奏端末３０ｂを順々に発呼する。転送先のカラオケ
演奏端末３０ｂとの回線接続が確認されるとハードディ
スク装置３２に格納されているカラオケデータのうち転
送対象となるデータを電話回線５０ａに送出して、転送
先のカラオケ演奏端末３０ｂへカラオケデータを受け渡
す。
【００１１】図３（Ａ）（Ｂ）はカラオケ演奏端末を中
継局３０ａとして動作させるための「開局手続き」を説
明するためのフローチャートである。図３（Ａ）はカラ
オケセンタ１０での作業を示している。カラオケセンタ
１０が管轄するカラオケ演奏端末に新規設置や廃止ある
いは電話番号の変更などがあるとき、新規な電話番号リ
ストがホストセンタ２からカラオケデータ配信時に一緒
に送られてくる（１０１）。そして、データ蓄積部に格
納してあるそれまでの電話番号リストを更新する（１０
２）。つぎに、自身とおなじ市内通話区域６０ａにある
カラオケ演奏端末３０ｃと市外通話区域にあるカラオケ
演奏端末とに振り分ける（１０３、１０４）。さらに、
市外通話区域にあるカラオケ演奏端末を市外局番ごとに
分類する（１０５）。同じ市外局番を持つ区域６０ｂの
中で適宜なカラオケ演奏端末を中継局３０ａに指定する
（１０６）。そして、カラオケ演奏端末（３０ａ、３０
ｃ）へカラオケデータの配信をするとき、指定した中継
局３０ａには開局の通知と転送先の電話番号リストをカ
ラオケデータに添付して配信する（１０７、１０８）。
継局３０ａとして動作させるための「開局手続き」を説
明するためのフローチャートである。図３（Ａ）はカラ
オケセンタ１０での作業を示している。カラオケセンタ
１０が管轄するカラオケ演奏端末に新規設置や廃止ある
いは電話番号の変更などがあるとき、新規な電話番号リ
ストがホストセンタ２からカラオケデータ配信時に一緒
に送られてくる（１０１）。そして、データ蓄積部に格
納してあるそれまでの電話番号リストを更新する（１０
２）。つぎに、自身とおなじ市内通話区域６０ａにある
カラオケ演奏端末３０ｃと市外通話区域にあるカラオケ
演奏端末とに振り分ける（１０３、１０４）。さらに、
市外通話区域にあるカラオケ演奏端末を市外局番ごとに
分類する（１０５）。同じ市外局番を持つ区域６０ｂの
中で適宜なカラオケ演奏端末を中継局３０ａに指定する
（１０６）。そして、カラオケ演奏端末（３０ａ、３０
ｃ）へカラオケデータの配信をするとき、指定した中継
局３０ａには開局の通知と転送先の電話番号リストをカ
ラオケデータに添付して配信する（１０７、１０８）。
【００１２】図３（Ｂ）は中継局３０ａに指定されたカ
ラオケ演奏端末での動作を示している。カラオケ演奏端
末は中継局３０ａの指定を受けると中継局としての機能
を動作させる（１１１〜１１３）。電話番号リストを自
身のハードディスク装置３２に格納して、上述したカラ
オケデータ転送のための動作を行う（１１４〜１１
７）。転送が終わると中継局３０ａとしての役割を終
え、ハードディスク装置３２から電話番号リストを消去
する（１１８、１１９）。
ラオケ演奏端末での動作を示している。カラオケ演奏端
末は中継局３０ａの指定を受けると中継局としての機能
を動作させる（１１１〜１１３）。電話番号リストを自
身のハードディスク装置３２に格納して、上述したカラ
オケデータ転送のための動作を行う（１１４〜１１
７）。転送が終わると中継局３０ａとしての役割を終
え、ハードディスク装置３２から電話番号リストを消去
する（１１８、１１９）。
【００１３】なお、中継局３０ａを指定したり、指定さ
れた中継局３０ａにおける転送先電話番号リストを作成
して中継局に送付したりする作業を地方のカラオケセン
タ１０が行う代わりに中央のカラオケセンタであるホス
トセンタ２が行ってもよい。この場合、開局手続きのた
めのデータはカラオケセンタ１０を経由して中継局３０
ａに配信される。
れた中継局３０ａにおける転送先電話番号リストを作成
して中継局に送付したりする作業を地方のカラオケセン
タ１０が行う代わりに中央のカラオケセンタであるホス
トセンタ２が行ってもよい。この場合、開局手続きのた
めのデータはカラオケセンタ１０を経由して中継局３０
ａに配信される。
【００１４】さらに、中継局の指定と電話番号リストの
送付をカラオケデータの配信時に限らず、適宜な時期に
必要に応じて配信してもよい。この場合、中継局３０ａ
に指定されたカラオケ端末はつぎの電話番号リストの送
付があるまでは前の電話番号リストを記憶しておく。そ
して、電話番号リストの更新や中継局の閉局が通知され
るまでその記憶を保持する。
送付をカラオケデータの配信時に限らず、適宜な時期に
必要に応じて配信してもよい。この場合、中継局３０ａ
に指定されたカラオケ端末はつぎの電話番号リストの送
付があるまでは前の電話番号リストを記憶しておく。そ
して、電話番号リストの更新や中継局の閉局が通知され
るまでその記憶を保持する。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、一部のカラオケ演奏端
末がカラオケデータの転送機能を作動させて、同じ市内
通話区域の他のカラオケ演奏端末にカラオケデータを転
送する。このため、カラオケセンタを増設することなく
市外通話によるカラオケデータの配信ルートを大幅に削
減させることができる。従って、最小限の通信コストで
多数のカラオケ演奏端末へカラオケデータを配信するこ
とが可能となる。
末がカラオケデータの転送機能を作動させて、同じ市内
通話区域の他のカラオケ演奏端末にカラオケデータを転
送する。このため、カラオケセンタを増設することなく
市外通話によるカラオケデータの配信ルートを大幅に削
減させることができる。従って、最小限の通信コストで
多数のカラオケ演奏端末へカラオケデータを配信するこ
とが可能となる。
【００１６】さらに、第２の発明によれば、中継局の開
局通知と転送先の電話番号をカラオケセンタからカラオ
ケデータ配信時に一緒に通信で送付することができる。
このため、遠方にあるカラオケ演奏端末でも保守作業者
が現地に赴いて開局のための設定作業をする必要がな
い。また、カラオケ演奏端末の新規追加や電話番号の変
更などにも柔軟に対応することができる。
局通知と転送先の電話番号をカラオケセンタからカラオ
ケデータ配信時に一緒に通信で送付することができる。
このため、遠方にあるカラオケ演奏端末でも保守作業者
が現地に赴いて開局のための設定作業をする必要がな
い。また、カラオケ演奏端末の新規追加や電話番号の変
更などにも柔軟に対応することができる。
【００１７】第３の発明によれば、中継局の開局と電話
番号リストの送付を適宜な時期に必要があるときのみ行
う。これにより、カラオケデータ配信時のデータ量を削
減することができる。従って送信時間が短縮し、さらに
通信コストを削減することができる。
番号リストの送付を適宜な時期に必要があるときのみ行
う。これにより、カラオケデータ配信時のデータ量を削
減することができる。従って送信時間が短縮し、さらに
通信コストを削減することができる。
【図１】本発明による通信カラオケシステムの実施例に
おける構成図である。
おける構成図である。
【図２】上記実施例におけるカラオケ演奏端末の構成図
である。
である。
【図３】上記実施例においてカラオケ演奏端末が中継局
として機能するためのフローチャートであり、（Ａ）は
カラオケセンタ側での動作の流れであり、（Ｂ）はカラ
オケ演奏端末側での動作の流れである。
として機能するためのフローチャートであり、（Ａ）は
カラオケセンタ側での動作の流れであり、（Ｂ）はカラ
オケ演奏端末側での動作の流れである。
【図４】従来の通信カラオケシステムにおける構成図で
ある。
ある。
２ ホストセンタ １０ カラオケセンタ ３０ａ 中継局 ５０ａ、５０ｂ 電話回線 ６０、６０ａ、６０ｂ 市内通話区域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｌ 12/54 Ｈ０４Ｌ 11/20 １０１Ａ 12/58
Claims (4)
- 【請求項１】 カラオケセンタと多数のカラオケ演奏端
末が電話回線で結合されており、前記カラオケ演奏端末
は前記カラオケセンタから配信されるカラオケデータを
蓄積し、このカラオケデータの中から指定されたカラオ
ケ楽曲の伴奏音楽と歌詞画像を再生してスピーカーとデ
ィスプレイに同期して出力する通信カラオケシステムに
おいて、前記カラオケ演奏端末は前記カラオケセンタか
ら送られてきた前記カラオケデータを自らの蓄積部に格
納する手段に加えて、転送先の電話番号リストを記憶す
る手段と、前記リストの電話番号を順番に発呼して転送
先のカラオケ演奏端末と回線接続する手段と、回線接続
されたカラオケ演奏端末に対して前記蓄積部に格納され
ている転送対象カラオケデータを送信して受け渡す手段
とを有し、中継局に指定された一部のカラオケ演奏端末
は指定された転送先へ前記カラオケデータを送信して受
け渡すことを特徴とする通信カラオケシステム。 - 【請求項２】 請求項１において、前記カラオケセンタ
は、前記中継局を前記カラオケ演奏端末の中から適宜選
択して指定するとともに、指定した前記中継局に前記転
送先の電話番号リストを前記カラオケデータの配信時に
それに添付して送信することを特徴とする通信カラオケ
システム。 - 【請求項３】 請求項１において、前記カラオケセンタ
は前記中継局を前記カラオケ演奏端末の中から適宜選択
して指定するとともに、指定した前記中継局に前記転送
先の電話番号リストを適宜な通信機会に送信して、それ
を更新するまで前記中継局に保存させることを特長とす
る通信カラオケシステム。 - 【請求項４】 請求項１〜請求項３のいずれかに記載の
通信カラオケシステムを構成する前記記載のカラオケ演
奏端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP380697A JP3755946B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | カラオケデータの中継配信に特徴を有する通信カラオケ演奏端末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP380697A JP3755946B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | カラオケデータの中継配信に特徴を有する通信カラオケ演奏端末 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10200656A true JPH10200656A (ja) | 1998-07-31 |
| JP3755946B2 JP3755946B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=11567445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP380697A Expired - Fee Related JP3755946B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | カラオケデータの中継配信に特徴を有する通信カラオケ演奏端末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3755946B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006332794A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Yamaha Corp | データ配信方法 |
| JP2007271976A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケデータの配信方法に特徴を有する通信カラオケシステム、カラオケ演奏端末、カラオケホスト装置 |
| JP2007292928A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケデータの配信方法に特徴を有する通信カラオケシステム、カラオケホスト装置 |
| JP2008102358A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケデータの配信方法に特徴を有する通信カラオケシステム、カラオケホスト装置 |
| JP2008122503A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケデータの配信方法に特徴を有する通信カラオケシステム、カラオケホスト装置 |
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| JP2009181010A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Brother Ind Ltd | カラオケネットワークシステム、ホストサーバ、及びコンテンツ配信方法 |
| JP2009181011A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Brother Ind Ltd | カラオケネットワークシステム、カラオケ装置、コンテンツ取得方法、及びコンテンツ配信方法 |
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| JP2010141938A (ja) * | 2010-03-19 | 2010-06-24 | Yamaha Corp | データ配信方法 |
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