JPH10200647A - 無線電話機 - Google Patents

無線電話機

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Publication number
JPH10200647A
JPH10200647A JP9005394A JP539497A JPH10200647A JP H10200647 A JPH10200647 A JP H10200647A JP 9005394 A JP9005394 A JP 9005394A JP 539497 A JP539497 A JP 539497A JP H10200647 A JPH10200647 A JP H10200647A
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JP
Japan
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circuit
receiving
character
signal
wireless telephone
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JP9005394A
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English (en)
Inventor
Masami Ishikura
政美 石倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FM文字多重信号を受信する受信機能を有す
る無線電話機において、FM文字多重信号受信機能によ
り受信した信号を、手間をかけることなく、有効利用す
る。 【解決手段】 FM文字多重信号を受信するFM文字多
重信号受信回路と、送信部および受信部を有する電話機
回路と、前記FM文字多重信号受信回路により受信した
文字情報を記憶するメモリ部14とを備え、このメモリ
部14の情報を所定の指令操作に応じて前記電話機回路
へ導入し、相手方の電話機に送信する送信処理手段を構
成する制御部13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FM文字多重信
号を受信する受信機能を有する無線電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話機を使用して文字情報を
送受信することが出来るようになって来た。図13は、
文字情報を送受信できる無線電話機の構成を示す。1は
信号の送受信を行うアンテナ、3は送信と受信の信号を
切り替えるスイッチ、5は変調した信号を増幅する送信
部と、受信した信号を周波数変換する受信部とからなる
RF部、6はコード化したベースバンドの信号を変調す
る変調部と、受信した信号を検波する復調部とからなる
IF部、7は音声・文字情報をコード化するベースバン
ド処理部である。
【0003】13は全体を制御する制御部、14は入力
した文字情報や相手から着信した文字情報等や無線電話
機の固有情報および相手の電話番号等を記録するメモ
リ、17・18は無線電話機のマイク・レシーバ、19
は文字情報または無線電話機の状態を表示するLCD、
20は文字情報を入力したり無線電話機の発信・着信等
を行うキーボード、23は相手から呼出を受けた場合に
呼出音を発生するスピーカを示す。
【0004】次に、動作について説明する。文字情報を
相手に送る場合は、その文字情報を、文字情報のキャラ
クタに対応するキー入力を行うことにより、キーボード
20から入力する。入力した文字はメモリ14に記録さ
れる。
【0005】記録した文字情報を送信する場合は、キー
ボード20の送信ボタンを押すことにより、所定の手続
きを経て公衆網と接続し、相手無線電話機を呼び出す。
相手が応答したら、メモリ14の文字情報をベースバン
ド処理部7でコード化する。その後、IF部6で変調
し、RF部5で増幅され、アンテナ1から出力される。
【0006】文字情報を受信する場合は、公衆網から呼
び出される。呼出の後、キーボード20により着信操作
を行うと、所定の手続き後、相手と接続される。相手か
ら送られた文字情報はアンテナ1から入力される。その
後、RF部5で周波数変換され、IF部6で検波され
る。検波された信号はベースバンド処理部7でデコード
化されメモリ14に記録され、LCD19に表示され
る。
【0007】このように無線電話機は入力した文字情報
を相手無線電話機に送信したり、相手無線電話機から送
られた文字情報を受信することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今、
FM放送で文字情報を多重化して放送することが実現さ
れており、その文字情報を受信できるFM受信器も発売
されている。このFM受信器で受信した文字情報を無線
電話機で相手に送信する場合は、無線電話機のキーボー
ドから、その文字情報を文字情報のキャラクタに対応す
るキー入力を行うことにより、再度入力して送る必要が
ある。このため、キーボードから入力するために要する
時間が掛かり、有効な情報も迅速に相手に送ることが出
来ないという問題点があった。
【0009】刊行物としての従来の技術には、特開昭6
2−193444号公報・特開平5−268151号公
報等が見受けられるけれども、これらのものは、上述の
ような問題点を解決するものではなかった。
【0010】この発明は、FM文字多重信号を受信する
受信機能を有する無線電話機において、FM文字多重信
号受信機能により受信した信号を、手間をかけることな
く、有効利用しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の無線電話機
においては、FM文字多重信号を受信する受信機能を有
する無線電話機において、FM文字多重信号を受信する
FM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を有
する電話機回路とを備え、前記FM文字多重信号受信回
路により受信した信号を前記電話機回路へ導入する導入
手段を設けたことを特徴とする。
【0012】第2の発明においては、FM文字多重信号
を受信する受信機能を有する無線電話機において、FM
文字多重信号を受信するFM文字多重信号受信回路と、
送信部および受信部を有する電話機回路とを備え、前記
FM文字多重信号受信回路により受信した信号を所定の
指令操作に応じて前記電話機回路へ導入し、相手方の電
話機に送信する送信処理手段を設けたことを特徴とす
る。
【0013】第3の発明の無線電話機においては、FM
文字多重信号を受信する受信機能を有する無線電話機に
おいて、FM文字多重信号を受信するFM文字多重信号
受信回路と、送信部および受信部を有する電話機回路
と、前記FM文字多重信号受信回路により受信した文字
情報を記憶するメモリ部とを備え、このメモリ部の情報
を所定の指令操作に応じて前記電話機回路へ導入し、相
手方の電話機に送信する送信処理手段を設けたことを特
徴とする。
【0014】第4の発明の無線電話機においては、文字
情報を記録するメモリ部をフラッシュメモリで構成した
ことを特徴とする。
【0015】第5の発明の無線電話機においては、FM
文字多重信号を受信する受信機能を有する無線電話機に
おいて、FM文字多重信号を受信するFM文字多重信号
受信回路と、送信部および受信部を有しレシーバとマイ
クを設けた電話機回路とを備え、前記FM文字多重受信
回路の受信信号を前記電話機回路のレシーバとマイクに
導入する導入手段を設けたことを特徴とする。
【0016】第6の発明の無線電話機においては、FM
文字多重信号を受信する受信機能を有する無線電話機に
おいて、FM文字多重信号を受信するFM文字多重信号
受信回路を設けたFM文字多重信号受信器と、送信部お
よび受信部を有しレシーバとマイクを設けた電話機回路
とを備え、相手無線電話機からの呼出に応じ前記FM文
字多重受信器の電源を入れる作動回路を設けるととも
に、FM文字多重受信器の受信信号を呼び出し信号を拡
声する拡声回路に入れる導入手段を設けて呼出音として
発生させることにより、FM文字多重信号を着信信号と
して使用することができるようにしたことを特徴とす
る。
【0017】第7の発明の無線電話機においては、FM
文字多重信号を受信する受信機能を有する無線電話機に
おいて、FM文字多重信号を受信するFM文字多重信号
受信回路と、送信部および受信部を有する無線電話機回
路とを備え、アンテナに無線電話機回路の周波数とFM
文字多重受信回路の周波数それぞれの周波数に共振する
ように切替手段を設けることにより、無線電話機回路の
アンテナとFM文字多重受信回路のアンテナを共用する
ようにしたことを特徴とする。
【0018】第8の発明においては、FM文字多重信号
を受信する受信機能を有する無線電話機において、FM
文字多重信号を受信するFM文字多重信号受信回路と、
送信部および受信部を有する無線電話機回路とを備え、
無線電話機回路のイヤホン回路からの信号とFM文字多
重受信回路からの信号をミキシングするミキシング回路
を設けることにより、無線電話機回路のイヤホンマイク
用ジャックとFM文字多重受信回路のイヤホン用ジャッ
クを共用するようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1は、この発明による無線電話機のブ
ロック図を示す。1は信号の送受信を行うアンテナ、2
は無線電話機の信号とFM文字多重受信器の信号により
アンテナを切り替えるスイッチからなる切替手段、3は
送信と受信の信号を切り替えるスイッチからなる切替手
段、4は無線電話機回路の信号とFM文字多重受信器に
設けたFM文字多重受信回路の受信信号を切り替えるス
イッチからなる切替手段である。
【0020】5は変調した信号を増幅する送信部と、受
信した信号を周波数変換する受信部とからなるRF部、
6はコード化したベースバンドの信号を変調する変調部
と、受信した信号を検波する復調部とからなるIF部、
7は音声・文字情報をコード化するベースバンド処理
部、8はシンセサイザ機能を行うシンセ部である。9は
FM文字多重受信器に設けたFM文字多重受信回路から
受信した信号の周波数変換を行うRF部、10は周波数
変換を行った信号を検波するIF部、11は検波した信
号から文字信号をデコードする文字多重処理部、12は
シンセサイザ機能を行うシンセ部である。
【0021】13は全体を制御する制御部、14は入力
した文字情報や相手から着信した文字情報等や無線電話
機の固有情報および相手の電話番号等を記録する半導体
記憶媒体等の記録媒体からなるメモリ、15は無線電話
機回路の音声信号とFM文字多重受信器に設けたFM文
字多重受信回路の音声信号を切り替え、FM文字多重受
信回路の音声受信信号を無線電話機回路に導入するため
の切替手段を構成するスイッチ、16は無線電話機とF
M文字多重受信器のイヤホンマイクを取り付けるジャッ
ク、17・18は無線電話機回路のマイク・レシーバ、
23は相手から呼出を受けた場合に呼出音を発生するス
ピーカである。
【0022】19は文字情報または無線電話機の状態を
表示するLCD、20はFM文字多重受信器を操作した
り、受信した文字情報の記録を操作したり、無線電話機
の発信・着信等を行うキーボード、21はベースバンド
処理部7からの呼出信号とFM文字多重受信器のIF部
10からの音楽等を切り替えるスイッチ、22は無線電
話機回路からの呼び出し信号でFM文字多重受信器の電
源をONするスイッチを示す。
【0023】ここで、RF部5・IF部6・ベースバン
ド処理部7・シンセ部8・ジャック16・マイク17・
レシーバ18およびスピーカ23は、無線電話機回路を
構成する。また、RF部9・IF部10・文字多重処理
部11およびシンセ部12は、FM文字多重受信器に設
けられたFM文字多重受信回路を構成する。さらに、メ
モリ14は、FM文字多重受信回路により受信した文字
情報を記憶するメモリ部を構成する。そして、制御部1
3は、FM文字多重受信回路の受信信号を無線電話機回
路に導入する導入手段を構成するとともに、FM文字多
重受信回路により受信した文字情報を記憶するメモリ1
4からなるメモリ部の情報を、所定の指令操作に応じて
無線電話機回路に導入し、相手方の電話機に送信する送
信処理手段を構成する。
【0024】次に、動作について説明する。図1におい
て、FM文字多重受信器に設けたFM文字多重受信回路
から文字情報を受信する場合は、スイッチ2・スイッチ
3・スイッチ4が図2のように接続される。よって、ア
ンテナ1から入力された信号は、スイッチ2・4を介し
て、図1に示すFM文字多重受信回路のRF部9に到達
し、所定の周波数変換動作が行われる。その後、RF部
9の出力信号は、IF部10において検波され、文字多
重処理部11でデコードされる。デコードされた文字情
報は制御部13によって、メモリ14の所定エリアに記
録される。また、LCD19に表示される。
【0025】受信した文字情報を相手無線電話機に送信
する場合は、図1のキーボード20より所定の指定操作
をすることにより、相手無線電話機と接続を行う。接続
完了後メモリ14に記録されている文字情報をロード
し、ベースバンド処理部7でコード化する。コード化さ
れた文字情報をIF部6で変調し、RF部5で増幅して
アンテナ1から送信する。その際のスイッチ2・3・4
は図3のように接続される。スイッチ3は無線電話機の
送信を行う場合はA側に、無線電話機の受信を行う場合
はB側に接続される。このようにして、FM文字多重受
信部から受信した文字情報を無線電話機部を使用して相
手に送信することができる。文字情報の送受信は公衆網
を通して行っても良く、相手無線電話機と直接接続して
行っても良い。
【0026】実施の形態2.図1におけるメモリ14
は、文字情報だけでなく制御用のプログラム・漢字を表
示するための漢字ROM・アプリケーションの情報・無
線電話機の固有情報等を記録する必要がある。それぞれ
情報の種類によって、一度書いたら変更しない情報、そ
の都度変更の必要がある情報に分けられる。従来の手段
では、図14のように、情報の種類や情報の量によって
メモリを数個用意する必要があった。
【0027】この発明においては、書込内容の変更が可
能で、大きな容量を確保できるフラッシュメモリをメモ
リ14に使用することにより、図4のように内部の領域
を指定して、一つのメモリで実現している。
【0028】図4においては、単一かつ共通のメモリ1
4の内部領域が、プログラムメモリ領域・FM文字多重
受信器受信情報領域・漢字ROM領域・アプリケーショ
ン情報領域および無線電話機固有情報領域に区分され、
それぞれプログラムメモリ・FM文字多重受信器受信情
報・漢字ROM・アプリケーション情報および無線電話
機固有情報が記憶される。
【0029】このようにして、メモリ14にフラッシュ
メモリを使用することにより、メモリを一つにすること
ができ、省スペース・コスト低減の効果がある。
【0030】実施の形態3.次に、無線電話機で相手と
通話しながら、FM文字多重受信器から受信した音楽等
を聴く手段を説明する。この実施の形態では、FM文字
多重受信器におけるFM文字多重受信回路の受信信号を
電話機回路に導入する導入手段が設けられる。
【0031】図5に、無線電話機で相手と通話している
際における、図1のスイッチ15の接続を示す。この場
合、スイッチ15は、無線電話機ベースバンド処理部7
の受信回路とイヤホンを接続したイヤホンマイクジャッ
ク16とを接続している。この相互接続した回路、およ
び、無線電話機ベースバンド処理部7の受信回路とマイ
クを接続したイヤホンマイクジャック16とを結ぶ回路
は、FM文字多重受信器に設けられたFM文字多重受信
回路とは切り離されている。
【0032】前記スイッチ15は、ベースバンド処理部
7とイヤホンマイクジャック16との間に挿入され、F
M文字多重受信回路により受信した信号を電話機回路へ
導入するための切替手段を構成する。そして、このスイ
ッチ15を切替作動する図1の制御部13は、FM文字
多重受信回路により受信した信号を電話機回路へ導入す
る導入手段を構成する。
【0033】通話中にFM文字多重受信器を動作させる
と、文字情報を受信していない場合は、FM文字多重受
信回路により受信され、図1におけるIF部10から検
波された音楽等の信号がスイッチ15を介してイヤホン
マイクジャック16回路部に導入され、出力される。
【0034】通話中に、FM文字多重受信回路により受
信された信号について、その音声を聴く場合のスイッチ
15の設定は、図6のようになる。この場合には、スイ
ッチ15は、無線電話機ベースバンド処理部7の受信回
路とイヤホンを接続したイヤホンマイクジャック16と
を接続している。この相互接続された回路とFM文字多
重受信器に設けられたFM文字多重受信回路とは、互い
に接続されている。また、マイクを接続したイヤホンマ
イクジャック16と無線電話機ベースバンド処理部7の
送信回路とを結ぶ回路は、FM文字多重受信器に設けら
れたFM文字多重受信回路とは切り離されている。図1
のFM文字多重受信回路において受信された信号は、R
F部9で周波数変換され、IF部10で検波されて、そ
の検波出力がスイッチ15を介してイヤホンを接続した
イヤホンマイクジャック16に導入され、イヤホンから
出力される。
【0035】通話している相手にも音楽等を聴かせる場
合は、図7のようになる。この場合、スイッチ15は、
無線電話機ベースバンド処理部7の受信回路とイヤホン
を接続したイヤホンマイクジャック16とを接続してい
る。この回路、および、マイクを接続したイヤホンマイ
クジャック16と無線電話機ベースバンド処理部7の送
信回路とを結ぶ回路は、FM文字多重受信器に設けられ
たFM文字多重受信回路と互いに接続されている。図1
のFM文字多重受信回路において受信された信号は、R
F部9で周波数変換され、IF部10で検波されて、そ
の検波出力がスイッチ15を介してイヤホンを接続した
イヤホンマイクジャック16回路に導入され、イヤホン
から出力されるとともに、スイッチ15を介してマイク
を接続したイヤホンマイクジャック16回路に導入さ
れ、無線電話機ベースバンド処理部7の送信回路に出力
されて、相手方の電話機へ送信される。
【0036】通話中に、相手だけに音楽等を聴かせる場
合は、図8のようになる。この場合には、スイッチ15
は、無線電話機ベースバンド処理部7の受信回路とイヤ
ホンを接続したイヤホンマイクジャック16とを接続し
ている。この相互接続された回路とFM文字多重受信器
に設けられたFM文字多重受信回路とは、切り離されて
いる。マイクを接続したイヤホンマイクジャック16と
無線電話機ベースバンド処理部7の送信回路とを結ぶ回
路は、FM文字多重受信器に設けられたFM文字多重受
信回路と互いに接続されている。図1のFM文字多重受
信回路において受信された信号は、RF部9で周波数変
換され、スイッチ15を介してマイクを接続したイヤホ
ンマイクジャック16回路に導入されて、無線電話機ベ
ースバンド処理部7の送信回路に出力され、相手方の電
話機へ送信される。
【0037】通話をせずに音楽等のみを聴く場合は、図
9のようになる。この場合には、スイッチ15は、無線
電話機ベースバンド処理部7の受信部とイヤホンを接続
したイヤホンマイクジャック16とを切り離し、このイ
ヤホンを接続したイヤホンマイクジャック16はFM文
字多重受信回路に接続されている。図1のFM文字多重
受信回路において受信された信号は、RF部9で周波数
変換され、IF部10で検波されて、その検波出力がス
イッチ15を介してイヤホンを接続したイヤホンマイク
ジャック16回路に導入され、イヤホンから出力され
る。
【0038】このようにして、無線電話機で通話しなが
らFM文字多重受信器から受信した音楽等を聞き、相手
の電話機にも送信できる。
【0039】なお、切替手段としてのスイッチ15は、
イヤホンマイクジャック16回路部に挿入されているけ
れども、図1に示す本体のベースバンド処理部7とマイ
ク17・レシーバ18との間に入れても、容易に実現で
きる。
【0040】実施の形態4.次に、相手無線電話機から
呼出を受けた場合の呼出音に、FM文字多重受信器で受
信した音楽等を利用する手段について説明する。従来の
形態で使用する場合は、ベースバンド処理部7から呼出
音信号が出力され、スピーカ23から呼出音が出力され
る。その際、図10のようにスイッチ21を接続する。
スピーカ23はベースバンド処理部7に接続される。
【0041】この発明の形態で使用する場合は、相手無
線電話機から呼出を受けた場合、スイッチ22によりF
M文字多重受信器の電源を入れることによって、FM文
字多重受信回路が付勢され、FM文字多重受信回路から
受信した音楽等の信号をIF部10から出力して、スピ
ーカ23から呼出音が出力される。その際、図11のよ
うにFM文字多重受信回路からの信号を導入するための
切替手段を構成するスイッチ21を接続する。スピーカ
23はFM文字多重受信回路に接続されることになる。
そして、スイッチ21の切替動作を行う図1の制御部1
3はFM文字多重受信回路からの信号を導入する導入手
段を構成する。
【0042】このようにして、呼出音にFM文字多重受
信器に設けたFM文字多重受信回路から受信した音楽等
を利用することができる。
【0043】実施の形態5.次に、無線電話機のアンテ
ナとFM文字多重受信器のアンテナを共用する手段につ
き説明する。図12に、その実施の形態を示す。図12
において、1はアンテナ、2は第1のスイッチ、4は第
2のスイッチである。
【0044】この実施の形態においては、スイッチ2・
スイッチ4の回路要素としてコンデンサを活用する。こ
のコンデンサの容量特性は、無線電話機として使用する
場合には、スイッチ2がオープン状態となり、スイッチ
4の無線電話機側がショート状態、FM文字受信器側が
オープン状態となるように選定する。
【0045】FM文字多重受信器をして使用する場合
は、スイッチ2がショート状態となり、スイッチ4の無
線電話機側がオープン状態、FM文字多重受信器側がシ
ョート状態となるように選定する。そして、スイッチ2
のコンデンサがオープン状態の場合は、無線電話機の周
波数に同調するようにアンテナ1の長さを選び、スイッ
チ2がショート状態の場合は、FM文字多重受信器の周
波数に同調するようにアンテナ1の長さを選んでおく。
【0046】このようにして、1本のアンテナで無線電
話機とFM文字多重受信器を共用できる。なお、この実
施の形態では、スイッチ2・4としてコンデンサを選定
したが、周波数によってオープン状態またはショート状
態となるような他の部品で構成することも容易にでき
る。
【0047】実施の形態6.無線電話機のイヤホンマイ
ク用のジャックと、FM文字多重受信器のイヤホン用ジ
ャックとは、図1のようにスイッチ15を用いて共用化
を図っている。実現手段は実施の形態3で説明したのと
同様である。無線電話機回路のイヤホンマイクジャック
16からなるイヤホン回路へFM文字多重受信回路から
の信号を導入するためのスイッチ15からなる切替手段
と、このスイッチ15を切替作動する制御部13で構成
される導入手段を設けることにより、無線電話機回路の
イヤホンマイク用ジャック16とFM文字多重受信回路
のイヤホン用ジャックを共用するようにされている。
【0048】このようにして、無線電話機のイヤホンマ
イク用のジャックと、FM文字多重受信器のイヤホン用
ジャックとを共用することができる。
【0049】
【発明の効果】第1の発明によれば、FM文字多重信号
受信回路により受信した信号を前記電話機回路へ導入す
る導入手段を設けて、FM文字多重信号受信回路により
受信した信号を、手間をかけることなく、有効利用でき
るようにしたものである。
【0050】第2の発明によれば、FM文字多重信号受
信回路により受信した信号を所定の指令操作に応じて前
記電話機回路へ導入し、相手方の電話機に送信する送信
処理手段を設けて、FM文字多重信号受信回路により受
信した信号を、手間をかけることなく、有効利用できる
ようにしたものである。
【0051】第3の発明によれば、FM文字多重信号受
信回路により受信した文字情報を記憶するメモリ部の情
報を所定の指令操作に応じて前記電話機回路へ導入し相
手方の電話機に送信する送信処理手段を設けて、FM文
字多重信号受信回路により受信した信号を手間をかける
ことなく有効利用できるようにしたものである。
【0052】第4の発明によれば、文字情報を記録する
メモリ部をフラッシュメモリで構成して、一つのメモリ
部により省スペース・低コストのもとに、FM文字多重
信号受信回路により受信した文字情報を手間をかけるこ
となく有効利用できるようにしたものである。
【0053】第5の発明によれば、FM文字多重受信回
路の受信信号を前記電話機回路のレシーバとマイクに導
入する導入手段を設けて、FM文字多重受信回路で受信
した音楽等の信号を通話中の相手電話機に送信できる無
線電話機を得ることができる。
【0054】第6の発明によれば、相手無線電話機から
の呼出に応じ前記FM文字多重受信器の電源を入れる作
動回路を設けるとともに、FM文字多重受信器の受信信
号を呼び出し信号を拡声する拡声回路に入れる導入手段
を設けて呼出音として発生させることにより、FM文字
多重信号を着信信号として使用できる無線電話機を得る
ことができる。
【0055】第7の発明によれば、アンテナに無線電話
機回路の周波数とFM文字多重受信回路の周波数それぞ
れの周波数に共振するように切替手段を設けることによ
り、無線電話機回路のアンテナとFM文字多重受信回路
のアンテナを共用できる無線電話機を得ることができ
る。
【0056】第8の発明によれば、無線電話機回路のイ
ヤホン回路へFM文字多重受信回路からの信号を導入す
る導入手段を設けることにより、無線電話機回路のイヤ
ホンマイク用ジャックとFM文字多重受信回路のイヤホ
ン用ジャックを共用できる無線電話機を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による全体のブロック図である。
【図2】 この発明によるアンテナ部の接続図である。
【図3】 この発明によるアンテナ部の接続図である。
【図4】 この発明によるメモリの領域を分割した図で
ある。
【図5】 この発明によるイヤホンジャック部の接続図
である。
【図6】 この発明によるイヤホンジャック部の接続図
である。
【図7】 この発明によるイヤホンジャック部の接続図
である。
【図8】 この発明によるイヤホンジャック部の接続図
である。
【図9】 この発明によるイヤホンジャック部の接続図
である。
【図10】 この発明によるスピーカ部の接続図であ
る。
【図11】 この発明によるスピーカ部の接続図であ
る。
【図12】 この発明によるアンテナ部の接続図であ
る。
【図13】 従来例による無線電話機のブロック図であ
る。
【図14】 従来例によるメモリの構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 無線電話機回路の信号とFM文字多
重受信回路の信号によりアンテナを切り替えるスイッチ
からなる切替手段、3 送信と受信の信号を切り替える
スイッチからなる切替手段、4 無線電話機回路の信号
とFM文字多重受信器に設けたFM文字多重受信回路の
受信信号を切り替えるスイッチからなる切替手段、5
送信部と受信部とからなるRF部、6 変調部と復調部
とからなるIF部、7は音声・文字情報をコード化する
ベースバンド処理部、8 シンセ部、9 RF部、10
IF部、11 検波した信号から文字信号をデコード
する文字多重処理部、12 シンセ部、13 全体を制
御する制御部、14 メモリ、15 切替手段を構成す
るスイッチ、16 イヤホンマイクジャック、17・1
8 無線電話機回路のマイク・レシーバ、19 キーボ
ード、21・22スイッチ、23 スピーカ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を
    有する無線電話機回路とを備え、前記FM文字多重信号
    受信回路により受信した信号を前記無線電話機回路へ導
    入する導入手段を設けたことを特徴とする無線電話機。
  2. 【請求項2】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を
    有する無線電話機回路とを備え、前記FM文字多重信号
    受信回路により受信した信号を所定の指令操作に応じて
    前記無線電話機回路へ導入し、相手方の電話機に送信す
    る送信処理手段を設けたことを特徴とする無線電話機。
  3. 【請求項3】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を
    有する無線電話機回路と、前記FM文字多重信号受信回
    路により受信した文字情報を記憶するメモリ部とを備
    え、このメモリ部の情報を所定の指令操作に応じて前記
    無線電話機回路へ導入し、相手方の電話機に送信する送
    信処理手段を設けたことを特徴とする無線電話機。
  4. 【請求項4】 文字情報を記録するメモリ部をフラッシ
    ュメモリで構成したことを特徴とする請求項3記載の無
    線電話機。
  5. 【請求項5】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を
    有しレシーバとマイクを設けた無線電話機回路とを備
    え、前記FM文字多重受信回路の受信信号を前記無線電
    話機回路のレシーバとマイクに導入する導入手段を設け
    たことを特徴とする無線電話機。
  6. 【請求項6】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路を設けたFM文字多重信号
    受信器と、送信部および受信部を有しレシーバとマイク
    を設けた無線電話機回路とを備え、相手無線電話機から
    の呼出に応じ前記FM文字多重受信器の電源を入れる作
    動回路を設けるとともに、FM文字多重受信器の受信信
    号を呼び出し信号を拡声する拡声回路に入れる導入手段
    を設けて呼出音として発生させることにより、FM文字
    多重信号を着信信号として使用することができるように
    したことを特徴とする無線電話機。
  7. 【請求項7】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を
    有する無線電話機回路とを備え、アンテナに無線電話機
    回路の周波数とFM文字多重受信回路の周波数それぞれ
    の周波数に共振するように切替手段を設けることによ
    り、無線電話機回路のアンテナとFM文字多重受信回路
    のアンテナを共用するようにしたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項6のいずれかに記載の無線電話機。
  8. 【請求項8】 FM文字多重信号を受信する受信機能を
    有する無線電話機において、FM文字多重信号を受信す
    るFM文字多重信号受信回路と、送信部および受信部を
    有する無線電話機回路とを備え、無線電話機回路のイヤ
    ホン回路へFM文字多重受信回路からの信号を導入する
    導入手段を設けることにより、無線電話機回路のイヤホ
    ンマイク用ジャックとFM文字多重受信回路のイヤホン
    用ジャックを共用するようにしたことを特徴とする無線
    電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008278485A (ja) * 2003-04-01 2008-11-13 Nec Corp 情報処理端末システム及びそれを用いた送受信方法

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