JPH10200217A - プリント配線板製造用のフレキシブル基板 - Google Patents

プリント配線板製造用のフレキシブル基板

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JPH10200217A
JPH10200217A JP69497A JP69497A JPH10200217A JP H10200217 A JPH10200217 A JP H10200217A JP 69497 A JP69497 A JP 69497A JP 69497 A JP69497 A JP 69497A JP H10200217 A JPH10200217 A JP H10200217A
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JP
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flexible substrate
printed wiring
wiring board
substrate
bonding
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JP69497A
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Takema Adachi
武馬 足立
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/182Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0014Shaping of the substrate, e.g. by moulding
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/328Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by welding

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストにもかかわらず確実に封止樹脂の流
動を阻止し、かつ封止によるワイヤの接触や断線を確実
に回避するプリント配線板製造用のフレキシブル基板を
提供すること。 【解決手段】 フレキシブル基板2は熱可塑性樹脂製で
あり、かつ熱成形によって形成された凹凸部7を所定部
位に備える。フレキシブル基板2は半導体チップ5をワ
イヤボンディングするためのチップ搭載部4,6とその
チップ搭載部4,6を包囲するボンディングパッド8群
とを備える。凹凸部7はチップ搭載部4,6とボンディ
ングパッド8群との間の領域に突設されたダムD1 であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板製
造用のフレキシブル基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、可撓性のあるフレキシブル基
板を用いて各種のプリント配線板を製造する技術が知ら
れている。
【0003】また、この種のフレキシブルなプリント配
線板は、例えばICチップ等の電子部品を樹脂封止して
なる半導体パッケージの製造や、ケーブル部の両端に設
けたコネクタ部に外部接続端子を備えるコネクタケーブ
ルの製造などに広く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のプリント配線板の製造においては、従来より以下のよ
うな諸問題があった。
【0005】1)半導体パッケージを製造する場合、封
止樹脂の流動を阻止するためにダムを設けるという対処
法が一般的に採られている。また、従来におけるダムの
形成方法としては、例えばダム枠接着法や印刷法などが
知られている。ところが、ダム枠接着法は、高いダムを
比較的容易に形成することができるため優れた流動阻止
効果を期待できるという利点を有する反面、ダム枠とい
う別個の部材が必要でありコスト高になりやすいという
欠点を有する。印刷法は、前記ダム枠接着法ほどコスト
高にはならない反面、印刷ダムパターンを高く形成する
ことが困難であり優れた流動阻止効果を期待することが
できないという欠点を有する。
【0006】このようなことから、低コストであるにも
かかわらず確実に封止樹脂の流動を阻止することができ
るものが望まれていた。 2)また、半導体パッケージの製造においてICチップ
の樹脂封止を行うと、封止樹脂の流動や硬化収縮によ
り、ボンディングワイヤが本来の位置より垂れ下がって
しまう。すると、隣接するワイヤ同士が互いに接触した
りワイヤが断線したりする結果、製品歩留まりが低下す
る等の問題が起こっていた。従って、封止によるワイヤ
の接触や断線を確実に回避することができるものが望ま
れていた。
【0007】3)さらに、半導体パッケージの製造プロ
セスにおいてボンディング工程を終えた長尺状のプリン
ト配線板を搬送するとき、フレキシブルであるが故にそ
のプリント配線板には曲がりや歪みが生じる。しかし、
このような曲がり等が製品部(とりわけチップ搭載部)
において生じると、ICチップとプリント配線板との接
合状態の悪化にもつながる。
【0008】従って、信頼性や歩留まりの向上を図るた
めにも、製品部における曲がりや歪みの発生を低コスト
化を図りつつ回避することができるものが望まれてい
た。 4)また、コネクタケーブルの製造において、ケーブル
部の可撓性を優先させることによりフレキシブル基板全
体を肉薄にすると、外部機器に対する挿抜可能部分であ
るコネクタ部の強度が弱くなり挿抜動作に支障を来すと
いう問題があった。逆に、コネクタ部の強度を優先させ
ることにより全体を肉厚にすると、幅狭のケーブル部の
可撓性がなくなり本来の機能の喪失にもつながるという
問題があった。なお、ケーブル部とコネクタ部とで厚さ
が異なるように2枚の基板で構成しようとすると、コス
ト高につながるという問題があった。
【0009】従って、ケーブル部の可撓性及びコネクタ
部の強度に優れかつ低コストなものが望まれていた。本
発明の目的は、上記の課題を解消しうるプリント配線板
製造用のフレキシブル基板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、プリント配線板を製
造する際に使用されるフレキシブル基板において、前記
フレキシブル基板は熱可塑性樹脂製であり、かつ熱成形
によって形成された凹凸部を所定部位に備えるプリント
配線板製造用のフレキシブル基板をその要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記フレキシブル基板は複数の製品部が基板長手
方向に沿って連設された長尺基板であり、前記凹凸部は
前記製品部の脇において基板長手方向に沿って延びかつ
各製品部の境界線を跨がないように形成されているとし
た。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記フレキシブル基板は半導体チップをワイヤボ
ンディングするためのチップ搭載部とそのチップ搭載部
を包囲するボンディングパッド群とを備え、前記凹凸部
は前記チップ搭載部と前記ボンディングパッド群との間
の領域に突設されたダムであるとした。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記フレキシブル基板は、外部機器に対して挿抜
可能なコネクタ部と、基板長手方向に沿って延びる導体
パターンと、前記コネクタ部の端縁に形成されかつ前記
導体パターンに接続される外部接続端子とを備え、前記
凹凸部は前記コネクタ部に形成されているとした。
【0014】以下、本発明の「作用」を説明する。請求
項1〜4に記載の発明によると、フレキシブル基板は熱
可塑性樹脂製であり、かつ熱成形によって形成された凹
凸部を所定部位に備えるものとなっている。ゆえに、加
熱下での型付けという加工方法が適用可能である。この
場合、型からの熱を受けてフレキシブル基板が部分的に
塑性変形する結果、所定形状かつ充分な高さの凹凸部が
比較的容易にしかも低コストに成形される。そして、必
要に応じてかかる凹凸部を所定部位に設けておくことに
より、上記の個々の問題が解消される。
【0015】例えば、請求項2の発明のように、かかる
凹凸部を長尺基板にある複数の製品部の脇において基板
長手方向に沿って延びかつ各製品部の境界線を跨がない
ように形成すれば、その凹凸部の存在によって製品部の
強度が相対的に高くなる。従って、搬送時において各製
品部の境界線に曲がりや歪みが生じたとしても、製品部
自体に曲がりや歪みが生じることはなくなる。その結
果、半導体チップの接合状態の悪化が回避され、信頼性
や歩留まりの向上を図ることができる。
【0016】また、請求項3の発明のように、かかる凹
凸部をチップ搭載部とボンディングパッド群との間の領
域に突設してそれをダムとすれば、そのダムによって封
止樹脂の流動が確実に阻止される結果、封止樹脂の広が
りが規制される。また、充分な高さのダムが成形される
ことから、従来の印刷法に比較して、封止樹脂の流動を
確実に阻止することができる。また、ダム枠という別個
の部材の作製や接着を必要としないことから、ダム枠接
着法に比較して確実に低コスト化を図ることができる。
【0017】しかも、このような構成であると、ボンデ
ィングワイヤがダムによって下側から支持されることか
ら、封止時におけるワイヤの垂れ下がりが確実に防止さ
れる。ゆえに、封止によるワイヤの接触や断線を確実に
回避することができ、製品歩留まりの低下も防ぐことが
できる。
【0018】さらに、請求項4の発明のように、かかる
凹凸部をフレキシブル基板のコネクタ部に形成すれば、
基板自体が肉薄であってもコネクタ部については好適な
強度を確保することができ、挿抜動作に支障を来すこと
がない。勿論、コネクタ部ではないケーブル部において
は可撓性が保持されるため、容易に撓むことができると
いうフレキシブル基板本来の機能を損なうこともない。
また、かかる構成であると厚さの異なる基板を2枚用い
る必要もないため、確実に低コスト化が達成される。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、本発明を半導体パッケージ
用のプリント配線板1に具体化した一実施形態を図1,
図2に基づき詳細に説明する。図1には樹脂封止前の状
態が示され、図2には樹脂封止後の状態が示されてい
る。
【0020】図1に示されるように、プリント配線板1
を構成するフレキシブル基板2は熱可塑性を有するもの
であって、非チップ搭載面側である下面側に導体パター
ン(ボンディングパッド3やダイパッド4等)を備えて
いる。フレキシブル基板2においてダイパッド4がある
部分には、半導体チップとしてのICチップ5よりも一
回り大きな矩形状のチップ収容ホール6が透設されてい
る。チップ搭載部の一部であるダイパッド4には、IC
チップ5がチップ搭載面側から接着されている。フレキ
シブル基板2の下面側においては、複数のボンディング
パッド3からなるボンディングパッド群がダイパッド4
を包囲するように形成されている。これらのボンディン
グパッド3の数は、ICチップ5の上面にある図示しな
い外部接続端子の数に対応している。そして、チップ搭
載部とボンディングパッド群との間の領域には、ダムD
1 として機能する凹凸部であるエンボス加工突条7が、
チップ搭載部を包囲するように矩形状に突設されてい
る。なお、このエンボス加工突条7は、フレキシブル基
板2のチップ搭載面側において凸となるように形成され
ている。前記エンボス加工突条7は、少なくともボンデ
ィングパッド3の上面及びICチップ5側の外部接続端
子の上面よりも高く形成されていることが好ましい。
【0021】図2に示されるように、ダイパッド4上に
ダイボンドされたICチップ5は、ボンディングワイヤ
8を介してワイヤボンディングされる。即ち、ボンディ
ングワイヤ8の一端はICチップ5側の外部接続端子に
接合され、その他端は各ボンディングホール9を介して
各ボンディングパッド3に接続されるようになってい
る。また、ボンディングワイヤ8のループ部は、エンボ
ス加工突条7の上方に位置している。そして、このよう
なICチップ5は、熱硬化性を有する封止樹脂10によ
って完全に封止されている。
【0022】次に、本実施形態のプリント配線板1の製
造方法及びそれに対する樹脂封止方法を順を追って説明
する。まず、可撓性を有する熱可塑性樹脂製のフレキシ
ブル基板2の片側面に、接着剤を介して金属箔を貼着す
る。本実施形態では、125μm厚のPET製フレキシ
ブル基板2と35μm厚の銅箔とを10μm厚の接着剤
を介して貼着することで、銅張積層板を作製している。
かかる銅箔積層板には、あらかじめチップ収容ホール6
及びボンディングホール9が透設されている。ここで熱
可塑性樹脂を用いる理由は、後述するダムD1 の形成に
おいて、加熱下での型付けという加工方法の適用を可能
にするためである。特に、PETは適度な可撓性及び熱
可塑性を有しているため熱成形に適しており、かつ廉価
な材料でもあるからである。また、金属箔として銅箔を
用いる理由は以下の通りである。即ち、銅箔は低抵抗で
あるため導体パターン用材料として相応しいものであっ
て、しかも廉価であり、かつ熱成形にも耐えうる好適な
延性を有しているからである。
【0023】次に、銅箔上に図示しない所定のマスクを
形成した状態で銅箔のエッチングを行い、ボンディング
パッド3及びダイパッド4等の導体パターンを形成す
る。このパターン形成工程の後には、不要となった前記
マスクを除去する。
【0024】次に、PET製フレキシブル基板2におけ
る所定部位に、ダムD1 となるエンボス加工突条7をエ
ンボス加工により略矩形状となるように形成する。エン
ボス加工とは熱成形法の一種であって、材料を加熱軟化
した状態で凸部を有するエンボスロールやエンボス板等
により加圧型付けすることで凹凸模様を立体的に付与す
る加工方法をいう。なお、このような加工は、従来公知
のエンボス機械(エンボッサ)によって連続的に行われ
ることができる。このとき、フレキシブル基板2はエン
ボスロール等から熱及び圧力を受けて部分的に塑性変形
する。
【0025】エンボス加工突条7の高さは、100μm
〜1000μm 程度、さらには200μm 〜700μm
程度に設定されることがよい。エンボス加工突条7が低
すぎると、封止樹脂10の流動を確実に阻止できる程度
の充分な高さがダムD1 に確保されなくなる。逆に、エ
ンボス加工突条7を高く形成しようとすると、エンボス
加工幅を大きく設定しないと加工が難しくなる。従っ
て、プリント配線板1のファイン化を妨げてしまうおそ
れがある。なお、本実施形態ではこの高さを約300μ
m に設定している。
【0026】また、エンボス加工突条7の幅は、200
μm 〜2000μm 程度、さらには400μm 〜100
0μm 程度に設定されることがよい。エンボス加工突条
7の幅が狭すぎると、上記のように所望高さのエンボス
加工突条7の加工が困難になり、これを無理に行うと銅
箔に悪影響がでるおそれがある。逆に、この幅を大きく
設定した場合、加工が困難になるという問題は解消され
る反面、ファイン化の妨げとなるおそれがある。なお、
本実施形態ではこのエンボス加工突条7の幅を約600
μm に設定している。また、エンボス加工突条7を加工
するためのエンボスロール凸部の断面形状は矩形状であ
るため、PET製フレキシブル基板2の非チップ搭載面
側である下面側にはそれに合致した形状のエンボス加工
溝11が形成される。
【0027】次のめっき工程では、まず最初に電解金め
っきを行った後、続いて電解ニッケルめっきを行うこと
により、銅箔の表裏両面に電解ニッケル金めっき層を形
成する。本実施形態では電解金めっき層部分の厚さを
0.2μm に設定し、電解ニッケルめっき層部分の厚さ
を2μm に設定している。なお、導体パターンに対する
めっき工程は、エンボス加工工程によりエンボス加工突
条7を形成した後に行なわれることが好ましい。このよ
うにすると、エンボスロールの型押しによる応力がめっ
き工程以降において付加することもなく、導体パターン
上のめっき層にクラック等が生じる心配がなくなるから
である。
【0028】次に、ダイパッド4に接着剤を用いてIC
チップ5をダイボンドした後、ワイヤボンディングを行
うことによりICチップ5側とプリント配線板1側とを
電気的に接続する。
【0029】そして、最後に従来公知のポッティング法
に従って樹脂封止を行ない、ICチップ5全体及びボン
ディングワイヤ8の一部を封止樹脂10内に封入する。
ICチップ5上から封止樹脂10を滴らした場合、その
流動性により封止樹脂10は外周方向に広がろうとす
る。しかし、ダムD1 となるエンボス加工突条7が突設
されているため、同封止樹脂10はそれを乗り越えてま
で移動することができない。従って、ダムD1 によって
封止樹脂10の流動が確実に阻止されることで、封止樹
脂10の広がりが規制されるようになっている。なお、
本実施形態では封止樹脂10による封止厚みを約600
μm に設定している。
【0030】さて、本実施形態において特有の作用効果
を以下に列挙する。 (イ)本実施形態のプリント配線板1は、熱可塑性を有
するPET製フレキシブル基板2を主要形成要素とした
ものとなっている。従って、熱により塑性変形を起こす
という性質があり、その性質を利用すればエンボス加工
という熱成形方法を確実に実施することが可能である。
ゆえに、所定形状かつ充分な高さのダムD1 を比較的容
易に成形することができ、従来の印刷法に比較して封止
樹脂10の流動を確実に阻止することができる。そし
て、このように優れた流動阻止効果が得られることによ
り、封止樹脂10の過剰な広がりに起因する封止エリア
の拡大が防止される。よって、プリント配線板1のファ
イン化や封止性の向上が確実に達成される。なお、特に
このプリント配線板1では、ダムD1 であるエンボス加
工部分を突条としているため封止エリアが完全にかつ均
一高さに包囲されるという利点がある。
【0031】(ロ)また、ダム枠という別個の部材の作
製や接着を必要としない本実施形態では、従来のダム枠
接着法に比較して確実に低コスト化を図ることができ
る。 (ニ)エンボッサを用いて実施が可能な本実施形態によ
れば、簡単な装置で所望形状のダムD1 を連続的に加工
することができるため、製造工程がそれほど複雑にはな
らない。これに対し、印刷法では露光・現像工程が必要
であるため、製造工程が複雑になりやすい。また、ダム
枠接着法ではダム枠の位置決めを正確に行う必要がある
ため、製造工程が複雑になりやすい。
【0032】(ホ)本実施形態によると充分な高さのダ
ムD1 が形成されることから、封止樹脂10の外周部分
とダムD1 との間に比較的大きな接合面積が確保され
る。従って、封止界面に剥離等が起こりにくくなり、そ
こを介して封止エリア内部に湿気等が侵入するというこ
ともなくなる。よって、信頼性に優れた製品を得ること
ができる。また、本実施形態によれば、従来の印刷法の
欠点であった印刷ダムパターン自体の剥離という問題も
解消される。
【0033】(ヘ)本実施形態では、ダムD1 であるエ
ンボス加工突条7がチップ搭載部とボンディングパッド
群との間の領域に突設されている。このため、ボンディ
ングワイヤ8のループ部の下方にちょうどエンボス加工
突条7が位置した状態となっている。よって、封止時に
おける封止樹脂10の流動や硬化収縮に起因してワイヤ
8に外力が付加したとしても、エンボス加工突条7の上
端面によってワイヤ8が下側から支持される。その結
果、ワイヤ8の垂れ下がりや左右方向の大きな位置ずれ
が確実に防止される。ゆえに、ワイヤ8の接触や断線を
確実に回避することができ、製品歩留まりの低下も防ぐ
ことができる。
【0034】(ト)エンボス加工後にめっき工程を行う
この実施形態によると、めっき工程後においてプリント
配線板1に大きな応力が付加することがない。このた
め、エンボスロール等から応力を受けること等により、
導体パターン上のめっき層にクラック等が生じる心配も
なくなる。従って、このことによっても製品歩留まりの
向上及び信頼性の向上が図られる。
【0035】(チ)この実施形態では、PET製フレキ
シブル基板2に銅箔を貼着してなる銅張積層板を用いて
おり、このことは熱成形の実施の容易化、低コスト化、
導体パターンの低抵抗化に確実に貢献している。 [第2の実施の形態]次に、本発明を半導体パッケージ
用のプリント配線板21に具体化した第2の実施形態を
図3〜図5に基づいて説明する。
【0036】本実施形態のプリント配線板21に使用さ
れるフレキシブル基板22は熱可塑性を有するものであ
って、複数の製品部P1 を基板長手方向に沿って連設し
てなる長尺基板である。個々の製品部P1 は、ボンディ
ング工程及び樹脂封止工程を経た後に最終的には境界線
L1 の部分で切り離される。その結果、1ピースについ
て1個のICチップ5を備える矩形状の半導体パッケー
ジ(TCPパッケージ)が最終製品として多数得られる
ようになっている。
【0037】図3に示されるように、長尺状のフレキシ
ブル基板22の両縁部には、矩形状をしたスプロケット
ホール27が基板長手方向に沿って等間隔に連設されて
いる。また、フレキシブル基板22において製品部P1
の中央部には、矩形状をしたチップ収容ホール25が透
設されている。フレキシブル基板22の片側面において
チップ収容ホール25の周囲には、複数のリードパター
ン26が放射状に形成されている。なお、これらのリー
ドパターン26の内端側にあるインナーリード部26a
は、チップ収容ホール25の開口縁から突出している。
これらのインナーリード部26aと、チップ収容ホール
26内に収容されたICチップ5側の外部接続端子と
は、それぞれバンプを介して電気的に接続されている。
【0038】各製品部P1 の脇部においてスプロケット
ホール27よりも中心寄りの箇所には、凹凸部としての
エンボス加工突条23が一対づつ上面側に凸となるよう
に突設されている。これらのエンボス加工突条23は、
基板長手方向に沿って一直線状に延び、かつ境界線L1
を跨がないように形成されている。前記各エンボス加工
突条23は、少なくともリードパターン26よりも高く
なるように形成されている。また、前記エンボス加工突
条23の裏側はエンボス加工溝24になっている。
【0039】なお、このプリント配線板21は、実施形
態1のときと同じ銅張積層板を用いて作製されることが
できる。そして、この銅張積層板に対してパターン形成
を行った後、エンボッサによるエンボス加工を行う。こ
こではエンボス加工突条23の高さを500μmに、エ
ンボス加工突条23の長さを53mmに、エンボス加工
幅を1000μmにそれぞれ設定している。製品部P1
は57mm角である。
【0040】さて、次に本実施形態において特徴的な作
用効果を列挙する。 (イ)本実施形態のプリント配線板21は、熱可塑性を
有するPET製フレキシブル基板22を主要形成要素と
したものとなっている。従って、熱により塑性変形を起
こすという性質があり、その性質を利用すればエンボス
加工という熱成形方法を確実に実施することが可能であ
る。ゆえに、所定形状かつ充分な高さの凹凸部を比較的
容易に成形することができる。
【0041】(ロ)本実施形態では、凹凸部としてのエ
ンボス加工突条23が、長尺状フレキシブル基板22に
ある製品部P1 の脇において基板長手方向に沿って延
び、かつ各製品部P1 の境界線L1 を跨がないように形
成されている。よって、エンボス加工突条23の存在に
よって、製品部P1 の強度が相対的に高くなる。これを
図4,図5に基づいて説明する。
【0042】図4はエンボス加工が施されていない従来
の長尺状フレキシブル基板を示し、図5はエンボス加工
が施されている本実施形態の長尺状フレキシブル基板2
2を示している。前者のフレキシブル基板に屈曲をもた
らすような外力を加えた場合、一般的には製品部P1 及
び境界線L1 を問わず均等に曲がりや歪みが生じる。こ
の場合、例えばバンプの部分等に応力が加わりやすく、
ICチップ5側とインナーリード部26aとの接合状態
の悪化が避けられない。また、リードパターン26自体
に反りが生じる等の不都合も起こりやすくなる。これに
対して、後者のフレキシブル基板22では、上記の通り
製品部P1 の強度が相対的に強くなっている。このた
め、外力が加わることにより搬送時において境界線L1
に曲がりや歪みが生じたとしても、製品部P1 自体に曲
がりや歪みが生じることはない。その結果、ICチップ
5側とインナーリード部26aとの接合状態の悪化が確
実に回避され、信頼性や歩留まりの向上を図ることがで
きる。
【0043】(ハ)本実施形態のプリント配線板21に
よると、巻回したり重ね合わせて載置したときでも、I
Cチップ5同士の接触を確実に防止することができる。
即ち、フレキシブル基板22から突出するエンボス加工
突条23が、いわばスペーサとしての役割も果たすから
である。このことも、ICチップ5側とインナーリード
部26aとの接合状態の悪化防止に貢献している。 [第3の実施の形態]次に、本発明をケーブルコネクタ
用のプリント配線板31に具体化した実施形態3を図
6,図7に基づいて説明する。
【0044】本実施形態のプリント配線板31を構成す
るフレキシブル基板32は熱可塑性を有するものであっ
て、外部機器に対して挿抜可能な幅広のコネクタ部33
と幅狭のケーブル部34とからなる。フレキシブル基板
32のケーブル部34の片側面には、4本の導体パター
ン35が基板長手方向に沿って延びるように平行に形成
されている。前記コネクタ部33はケーブル部34の両
端にそれぞれ位置している。コネクタ部33の端縁に
は、外部機器側との電気的接続を図るための矩形状の外
部接続端子36が4つ形成されている。これらの外部接
続端子36は、対応する導体パターン35にそれぞれ接
続されている。なお、導体パターン35は、ケーブル部
34から外部接続端子36へ行くに従って徐々に広間隔
となるように形成されている。また、導体パターン35
については図示しないソルダーレジストによって保護さ
れており、外部接続端子36は同ソルダーレジストから
露出されている。
【0045】図6,図7に示されるように、コネクタ部
33において外部接続端子36を除く部位には、凹凸部
としての5本のエンボス加工突条37が上面側に凸とな
るように等間隔に形成されている。これらのエンボス加
工突条37は、基板長手方向(即ち挿抜方向)に沿って
一直線状に延びている。また、前記エンボス加工突条3
7の裏側はエンボス加工溝38になっている。
【0046】なお、このプリント配線板31は、実施形
態1のときと同じ銅張積層板を用いて作製されることが
できる。そして、この銅張積層板に対してパターン形成
を行った後、エンボッサによるエンボス加工を行う。こ
こではエンボス加工突条37の高さを500μmに、エ
ンボス加工突条37の長さを10mm〜20mmに、エ
ンボス加工幅を1000μmにそれぞれ設定している。
なお、本実施形態では導体パターン35がある部分につ
いてもエンボス加工が施されている。従って、各導体パ
ターン35は、コネクタ部33において厚さ方向にうね
った状態となっている。
【0047】さて、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ)本実施形態のプリント配線板31は、熱可塑性を
有するPET製フレキシブル基板32を主要形成要素と
したものとなっている。従って、熱により塑性変形を起
こすという性質があり、その性質を利用すればエンボス
加工という熱成形方法を確実に実施することが可能であ
る。ゆえに、所定形状かつ充分な高さの凹凸部を比較的
容易に成形することができる。
【0048】(ロ)本実施形態のフレキシブル基板32
では、コネクタ部33に凹凸部としてのエンボス加工突
条37を複数本突設している。従って、フレキシブル基
板32自体が肉薄であっても、エンボス加工突条37の
存在により、コネクタ部33については好適な強度を確
保することができる。それゆえ、挿抜動作を行う際にコ
ネクタ部33が不用意に変形するようなことも起こら
ず、挿抜動作に支障を来すことがない。勿論、ケーブル
部34においては可撓性が保持されるため、容易に撓む
ことができるというフレキシブル基板32の本来の機能
を損なうこともない。また、かかる構成であると厚さの
異なる基板を2枚用いる必要もないため、確実に低コス
ト化が達成される。加えて、複数本あるエンボス加工突
条37は、作業者がコネクタ部33を把持するときのす
べり止めにもなる。よって、挿抜時において作業者がコ
ネクタ部33を把持しやすくなるという利点がある。
【0049】(ハ)本実施形態では、エンボス加工突条
37がコネクタ部33において外部接続端子36を除く
部位に形成されている。従って、外部接続端子36の部
分については平坦なままであり、外部機器側をそれに対
応すべく凹凸形状に構成する必要がない。
【0050】なお、上記実施形態は例えば次のような形
態に変更することが可能である。 ◎ エンボス加工突条7,23,37の断面形状は、実
施形態のような略矩形状や略半円状に限定されことはな
く、例えば略台形状、略二等辺三角形状、略直角三角形
状等であってもよい。
【0051】◎ フレキシブル基板2,22,32はP
ET製に限定されず、例えばPPS製,PE製,PP
製,PVA製等であってもよい。また、金属箔は銅箔に
限定されず、例えばアルミニウム箔や金箔等であっても
よい。
【0052】◎ 実施形態1において、エンボス加工に
より形成される凹凸部は必ずしも連続形状でなくてもよ
く、不連続形状であっても足りる。また、突条を形成す
る代わりに多数の突起を連設することで、それらをダム
D1 とすることも可能である。ただし、形成の容易さや
流動阻止の確実さ等を鑑みると、やはり突条のほうが好
ましいといえる。
【0053】◎ 実施形態1〜3において、エンボス加
工以外の熱成形、例えば曲げ加工、真空成形、吹込成
形、逆吹込成形等により凹凸部を形成することも可能で
ある。ただし、上述したエンボス加工がこれらのなかで
最も適している。
【0054】◎ 実施形態2において、エンボス加工突
条23は製品部P1 のいずれか片側縁のみに形成するこ
ととしてもよい。ただし、両側縁に形成する構成のほう
がより好ましい。
【0055】◎ 実施形態3において、エンボス加工突
条37の本数は変更されてもよい。また、エンボス加工
突条37の延びる方向は、必ずしも基板挿抜方向に沿っ
ていなくてもよく、例えば基板挿抜方向に対して斜めの
方向や直交する方向でもよい。さらに、エンボス加工突
条37を裏面側に凸となるように形成しても構わない。
また、エンボス加工突条37の頂上の部分に導体パター
ン35が乗らなくなるように、エンボス加工突条37ま
たは導体パターン35を適宜レイアウトしてもよい。
【0056】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項3において、前記ダムは少なくとも前記ボ
ンディングパッドの上面及び前記半導体チップ側の外部
接続端子の上面よりも高く形成されていることを特徴と
するプリント配線板製造用のフレキシブル基板。この構
成であると、ダムによるボンディングワイヤの垂れ下が
り防止がより確実なものとなる。
【0057】(2)請求項4において、前記凹凸部は前
記外部接続端子を除く部位に形成されることを特徴とす
るプリント配線板製造用のフレキシブル基板。この構成
であると、外部接続端子の部分については平坦なままで
あるため、外部機器側をそれに対応すべく凹凸形状に構
成する必要がない。
【0058】(3)請求項4において、前記凹凸部は基
材挿抜方向に沿って複数本形成された突条であることを
特徴とするプリント配線板製造用のフレキシブル基板。
この構成であると、複数本の突条部分によってコネクタ
部の確実な強度向上が図られる。また、かかる構成であ
ると、複数の突条がすべり止めにもなることから、挿抜
時において作業者がコネクタ部を把持しやすくなる。
【0059】(4)請求項1〜4,技術的思想1〜3の
いずれかにおいて、前記凹凸部はエンボス加工により形
成されたエンボス加工部分であることを特徴とするプリ
ント配線板製造用のフレキシブル基板。この構成である
と、他の熱成形法により凹凸部を形成する場合に比べ
て、容易にかつ確実に形成することができる。
【0060】(5)請求項1〜4,技術的思想1〜4の
いずれかにおいて、前記フレキシブル基板はPET製で
あり、前記導体パターンは前記PET製フレキシブル基
板に貼着された銅箔をエッチングしてなるものであるこ
とを特徴とするプリント配線板製造用のフレキシブル基
板。この構成であると、熱成形の実施容易化及び低コス
ト化を図ることができる。
【0061】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「熱可塑性樹脂: 例えばPET、PP、PE、PP
S、PVC、PPO、PC等の樹脂をいう。」
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、必要に応じて所定部位に凹凸部を設けて
いるため、ワイヤの接触や断線、製品部の曲がりや歪み
等といった上記の個々の問題を、コスト高を回避しつつ
解消することができる。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、低コスト
であるにもかかわらず確実に封止樹脂の流動を阻止する
ことができ、しかも封止によるワイヤの接触や断線を確
実に回避することができるプリント配線板製造用のフレ
キシブル基板を提供することができる。
【0064】請求項3に記載の発明によれば、製品部に
おける曲がりや歪みの発生を低コスト化を図りつつ回避
し、信頼性や歩留まりの向上を図ることができるプリン
ト配線板製造用のフレキシブル基板を提供することがで
きる。
【0065】請求項4に記載の発明によれば、ケーブル
部の可撓性及びコネクタ部の強度に優れかつ低コストな
プリント配線板製造用のフレキシブル基板を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を具体化した実施形態1のプリ
ント配線板製造用のフレキシブル基板において、樹脂封
止前の状態を示す部分断面図、(b)は同じくその部分
平面図。
【図2】同フレキシブル基板の樹脂封止後の状態を示す
部分概略断面図。
【図3】(a)は実施形態2のプリント配線板製造用の
長尺状フレキシブル基板を示す部分平面図、(b)は
(a)のA−A線における拡大断面図、(c)は(a)
のB−B線における拡大断面図。
【図4】エンボス加工が施されていない長尺状フレキシ
ブル基板における曲がりの様子を示す概略図。
【図5】エンボス加工が施されている実施形態2の長尺
状フレキシブル基板における曲がりの様子を示す概略
図。
【図6】実施形態3のケーブルコネクタ用プリント配線
板製造用のフレキシブル基板を示す部分平面図。
【図7】(a)は同フレキシブル基板のC−C線におけ
る拡大断面図、(b)は同じくD−D線における拡大断
面図。
【符号の説明】
1,21,31…プリント配線板、2,22,32…フ
レキシブル基板、3…ボンディングパッド群を構成する
ボンディングパッド、4…チップ搭載部の一部であるダ
イパッド、5…半導体チップとしてのICチップ、6…
チップ搭載部の一部であるチップ収容ホール、7,2
3,37…凹凸部としてのエンボス加工突条、33…コ
ネクタ部、35…導体パターン、36…外部接続端子、
P1 …製品部、L1 …境界線、D1 …ダム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板を製造する際に使用される
    フレキシブル基板において、前記フレキシブル基板は熱
    可塑性樹脂製であり、かつ熱成形によって形成された凹
    凸部を所定部位に備えるプリント配線板製造用のフレキ
    シブル基板。
  2. 【請求項2】前記フレキシブル基板は複数の製品部が基
    板長手方向に沿って連設された長尺基板であり、前記凹
    凸部は前記製品部の脇において基板長手方向に沿って延
    びかつ各製品部の境界線を跨がないように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板製
    造用のフレキシブル基板。
  3. 【請求項3】前記フレキシブル基板は半導体チップをワ
    イヤボンディングするためのチップ搭載部とそのチップ
    搭載部を包囲するボンディングパッド群とを備え、前記
    凹凸部は前記チップ搭載部と前記ボンディングパッド群
    との間の領域に突設されたダムであることを特徴とする
    請求項1に記載のプリント配線板製造用のフレキシブル
    基板。
  4. 【請求項4】前記フレキシブル基板は、外部機器に対し
    て挿抜可能なコネクタ部と、基板長手方向に沿って延び
    る導体パターンと、前記コネクタ部の端縁に形成されか
    つ前記導体パターンに接続される外部接続端子とを備
    え、前記凹凸部は前記コネクタ部に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のプリント配線板製造用の
    フレキシブル基板。
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