JPH10199316A - 面光源装置 - Google Patents
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- JPH10199316A JPH10199316A JP9017328A JP1732897A JPH10199316A JP H10199316 A JPH10199316 A JP H10199316A JP 9017328 A JP9017328 A JP 9017328A JP 1732897 A JP1732897 A JP 1732897A JP H10199316 A JPH10199316 A JP H10199316A
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- G02B6/0013—Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide
- G02B6/0015—Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it
- G02B6/002—Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it by shaping at least a portion of the light guide, e.g. with collimating, focussing or diverging surfaces
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- G02B6/0055—Reflecting element, sheet or layer
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- G02B6/0066—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form characterised by the light source being coupled to the light guide
- G02B6/0068—Arrangements of plural sources, e.g. multi-colour light sources
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 点光源を用いた面光源装置の隅部分を明るく
することにより、輝度分布の均一化を図る。 【解決手段】 導光板２２の光入射面にプリズムアレイ
等からなる光学的パターン３５を形成し、この光学的パ
ターン３５に対向させて発光部２８（点光源３０）を配
置する。点光源３０から出た光は、光学的パターン３０
に散乱され、導光板２２の隅部分にも達し、隅部分の輝
度を向上させる。
することにより、輝度分布の均一化を図る。 【解決手段】 導光板２２の光入射面にプリズムアレイ
等からなる光学的パターン３５を形成し、この光学的パ
ターン３５に対向させて発光部２８（点光源３０）を配
置する。点光源３０から出た光は、光学的パターン３０
に散乱され、導光板２２の隅部分にも達し、隅部分の輝
度を向上させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は面光源装置に関す
る。具体的にいうと、本発明は液晶表示装置や照明装置
などに用いられる面光源装置に関する。
る。具体的にいうと、本発明は液晶表示装置や照明装置
などに用いられる面光源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来例の面光源装置１を図１の分解斜視
図及び図２の断面図により示す。面光源装置１は、光を
閉じ込めるための導光板２と発光部３と反射板４とから
構成されている。導光板２はポリカーボネイト樹脂やメ
タクリル樹脂等の透明で屈折率の大きな樹脂により成形
されており、導光板２の下面には凹凸加工や拡散反射イ
ンクのドット印刷等によって拡散パターン５が形成され
ている。発光部３は、回路基板６上に複数の発光ダイオ
ード（ＬＥＤ）等のいわゆる点光源７を実装したもので
あって、導光板２の側面（光入射面８）に対向してい
る。反射板４は、反射率の高い例えば白色樹脂シートに
よって形成されており、両面テープ９によって両側部を
導光板２の下面に貼り付けられている。
図及び図２の断面図により示す。面光源装置１は、光を
閉じ込めるための導光板２と発光部３と反射板４とから
構成されている。導光板２はポリカーボネイト樹脂やメ
タクリル樹脂等の透明で屈折率の大きな樹脂により成形
されており、導光板２の下面には凹凸加工や拡散反射イ
ンクのドット印刷等によって拡散パターン５が形成され
ている。発光部３は、回路基板６上に複数の発光ダイオ
ード（ＬＥＤ）等のいわゆる点光源７を実装したもので
あって、導光板２の側面（光入射面８）に対向してい
る。反射板４は、反射率の高い例えば白色樹脂シートに
よって形成されており、両面テープ９によって両側部を
導光板２の下面に貼り付けられている。
【０００３】しかして、図２に示すように、発光部３か
ら出射されて光入射面８から導光板２の内部に導かれた
光ｆは、導光板２内部で全反射することによって導光板
２内部に閉じ込められる。導光板２内部の光ｆは拡散パ
ターン５に入射すると拡散反射され、光出射面１０へ向
けて全反射の臨界角よりも小さな角度で反射された光ｆ
が光出射面１０から外部へ取り出される。また、導光板
２下面の拡散パターン５の存在しない箇所を透過した光
ｆは、反射板４によって反射されて再び導光板２内部へ
戻るので、導光板２下面からの光量損失を防止される。
ら出射されて光入射面８から導光板２の内部に導かれた
光ｆは、導光板２内部で全反射することによって導光板
２内部に閉じ込められる。導光板２内部の光ｆは拡散パ
ターン５に入射すると拡散反射され、光出射面１０へ向
けて全反射の臨界角よりも小さな角度で反射された光ｆ
が光出射面１０から外部へ取り出される。また、導光板
２下面の拡散パターン５の存在しない箇所を透過した光
ｆは、反射板４によって反射されて再び導光板２内部へ
戻るので、導光板２下面からの光量損失を防止される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】点光源を用いた上記の
ような面光源装置１は、低消費電力化のため、点光源７
で疑似的に線状光源化を図ったものであった。すなわ
ち、点光源７を一列に配列することによって冷陰極線管
のような線状光源を模したものである。従って、より低
消費電力化を図るためには、点光源の数を減らして、好
ましくは１つの点光源により高輝度で輝度ばらつきの少
ない面光源装置を得ることが望まれる。
ような面光源装置１は、低消費電力化のため、点光源７
で疑似的に線状光源化を図ったものであった。すなわ
ち、点光源７を一列に配列することによって冷陰極線管
のような線状光源を模したものである。従って、より低
消費電力化を図るためには、点光源の数を減らして、好
ましくは１つの点光源により高輝度で輝度ばらつきの少
ない面光源装置を得ることが望まれる。
【０００５】しかしながら、１つの点光源７で面光源装
置１を光らせようとすると、図３に示すように、導光板
２の光入射面側の隅部分１１（図３で斜線を施した領
域）が暗くなり、均一な輝度分布を得ることができなか
った。
置１を光らせようとすると、図３に示すように、導光板
２の光入射面側の隅部分１１（図３で斜線を施した領
域）が暗くなり、均一な輝度分布を得ることができなか
った。
【０００６】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、導光板の寸
法に比較して小さな光源を用いた面光源装置において、
光入射面側の隅部分が暗くなるのを防止し、輝度分布の
均一化を図ることにある。
れたものであり、その目的とするところは、導光板の寸
法に比較して小さな光源を用いた面光源装置において、
光入射面側の隅部分が暗くなるのを防止し、輝度分布の
均一化を図ることにある。
【０００７】
【発明の開示】請求項１に記載の面光源装置は、光入射
面より導入された光を閉じ込めて光出射面から外部へ取
り出すための導光板と、導光板の光入射面側に配置され
た、導光板の光入射面の幅と比較して小さな光源とを備
えた面光源装置において、導光板の光入射面の、前記光
源と対向する箇所に、光学的パターンを形成したことを
特徴としている。
面より導入された光を閉じ込めて光出射面から外部へ取
り出すための導光板と、導光板の光入射面側に配置され
た、導光板の光入射面の幅と比較して小さな光源とを備
えた面光源装置において、導光板の光入射面の、前記光
源と対向する箇所に、光学的パターンを形成したことを
特徴としている。
【０００８】この面光源装置にあっては、光入射面の光
源と対向する箇所に光学的パターンを形成しているの
で、光源から出た光が導光板に入射する際、光学的パタ
ーンを通過することによって光が周囲に拡散される。従
って、導光板の光入射面側の隅部分にも光が拡散され、
当該隅部分が暗くなるのを防止することができる。従っ
て、導光板に比較して小さな光源を用いる場合にも、面
光源装置の輝度分布を均一化することができる。
源と対向する箇所に光学的パターンを形成しているの
で、光源から出た光が導光板に入射する際、光学的パタ
ーンを通過することによって光が周囲に拡散される。従
って、導光板の光入射面側の隅部分にも光が拡散され、
当該隅部分が暗くなるのを防止することができる。従っ
て、導光板に比較して小さな光源を用いる場合にも、面
光源装置の輝度分布を均一化することができる。
【０００９】請求項２に記載の実施態様は、請求項１記
載の面光源装置において、導光板の光入射面に設けた凹
部に前記光源を納め、当該凹部の内面に光学的パターン
を形成したことを特徴としている。
載の面光源装置において、導光板の光入射面に設けた凹
部に前記光源を納め、当該凹部の内面に光学的パターン
を形成したことを特徴としている。
【００１０】請求項２に記載の実施態様にあっては、導
光板の光入射面に凹部を設けて凹部内に光源を位置させ
ているので、凹部から面光源の隅部分へ光が広がり易く
なる。さらに、凹部の内面には光学的パターンが形成さ
れているので、光学的パターンによって光が散乱される
ことにより、さらに光が導光板の隅部分へ広がり易くな
る。よって、導光板に比較して小さな光源を用いる場合
でも、導光板の隅部分をより明るくすることができ、面
光源装置の輝度分布を均一化することができる。
光板の光入射面に凹部を設けて凹部内に光源を位置させ
ているので、凹部から面光源の隅部分へ光が広がり易く
なる。さらに、凹部の内面には光学的パターンが形成さ
れているので、光学的パターンによって光が散乱される
ことにより、さらに光が導光板の隅部分へ広がり易くな
る。よって、導光板に比較して小さな光源を用いる場合
でも、導光板の隅部分をより明るくすることができ、面
光源装置の輝度分布を均一化することができる。
【００１１】請求項３に記載の面光源装置は、光入射面
より導入された光を閉じ込めて光出射面から外部へ取り
出すための導光板と、導光板の光入射面側に配置され
た、導光板の光入射面の幅と比較して小さな光源とを備
えた面光源装置において、導光板の光入射面に凹部を形
成し、光源を当該凹部に配置するとともに、光源と凹部
の間の空間の光出射面側及びその反対面側を光反射性の
部材により覆ったことを特徴としている。
より導入された光を閉じ込めて光出射面から外部へ取り
出すための導光板と、導光板の光入射面側に配置され
た、導光板の光入射面の幅と比較して小さな光源とを備
えた面光源装置において、導光板の光入射面に凹部を形
成し、光源を当該凹部に配置するとともに、光源と凹部
の間の空間の光出射面側及びその反対面側を光反射性の
部材により覆ったことを特徴としている。
【００１２】また、請求項４に記載の実施態様は、請求
項３記載の面光源装置において、前記凹部を略半円形に
形成し、前記光反射性の部材も略半円形に形成したこと
を特徴としている。
項３記載の面光源装置において、前記凹部を略半円形に
形成し、前記光反射性の部材も略半円形に形成したこと
を特徴としている。
【００１３】請求項３及び４に記載の面光源装置にあっ
ては、導光板の光入射面に設けた凹部に光源を配置して
いるので、光源から出た光は凹部から導光板へ広い範囲
にわたって入射する。従って、導光板の光入射面側の隅
部分にも光が拡散され、当該隅部分が暗くなるのを防止
することができる。従って、導光板に比較して小さな光
源を用いる場合にも、面光源装置の輝度分布を均一化す
ることができる。
ては、導光板の光入射面に設けた凹部に光源を配置して
いるので、光源から出た光は凹部から導光板へ広い範囲
にわたって入射する。従って、導光板の光入射面側の隅
部分にも光が拡散され、当該隅部分が暗くなるのを防止
することができる。従って、導光板に比較して小さな光
源を用いる場合にも、面光源装置の輝度分布を均一化す
ることができる。
【００１４】また、光源と凹部の間の空間の光出射面側
及びその反対面側を光反射性の部材により覆っているか
ら、光源から出射された光が導光板に入射することな
く、光源と導光板の隙間から上方もしくは下方へ逃げる
のを防止することができ、光の結合効率を向上させ、面
光源装置の輝度を高くできる。
及びその反対面側を光反射性の部材により覆っているか
ら、光源から出射された光が導光板に入射することな
く、光源と導光板の隙間から上方もしくは下方へ逃げる
のを防止することができ、光の結合効率を向上させ、面
光源装置の輝度を高くできる。
【００１５】特に、請求項４に記載の面光源装置のよう
に、凹部及び光反射性の部材を略反円形状に形成するこ
とにより光源からの光を各方向に均等に広がらせること
ができ、輝度分布をより均一化することができる。
に、凹部及び光反射性の部材を略反円形状に形成するこ
とにより光源からの光を各方向に均等に広がらせること
ができ、輝度分布をより均一化することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】図４は本発明の一実施形態による
面光源装置２１を示す分解斜視図である。屈折率の大き
な透明樹脂材料によって形成されている導光板２２の上
面が光出射面２３となっており、下面には凹凸加工や拡
散反射インクのドット印刷等によって拡散パターン２４
が形成されている。この導光板２２の下面両側部には、
溝状をした反射板保持部２５が設けられており、導光板
２２の光入射面２６と反対側の端面には、下方へ向けて
ストッパー２７が垂下されている。
面光源装置２１を示す分解斜視図である。屈折率の大き
な透明樹脂材料によって形成されている導光板２２の上
面が光出射面２３となっており、下面には凹凸加工や拡
散反射インクのドット印刷等によって拡散パターン２４
が形成されている。この導光板２２の下面両側部には、
溝状をした反射板保持部２５が設けられており、導光板
２２の光入射面２６と反対側の端面には、下方へ向けて
ストッパー２７が垂下されている。
【００１７】発光部２８は、白色樹脂等の表面反射率の
高い材質からなる外装部材２９によって点光源３０、す
なわち導光板２２に比べて小さな光源を包んだものであ
る。例えば、樹脂モールド型発光ダイオードのような発
光素子（点光源３０）を外装部材２９で包んだものであ
る。この点光源３０は光出射側の面だけが外装部材２９
から露出している。しかして、点光源３０から背面方向
や側面方向へ出射された光は、外装部材２９の内面で反
射され、点光源３０の光は前面のみから効率よく出射さ
れる。なお、豆電球などの点光源３０を白色樹脂等から
なる外装部材２９内に納めて発光部２８を形成してもよ
い。
高い材質からなる外装部材２９によって点光源３０、す
なわち導光板２２に比べて小さな光源を包んだものであ
る。例えば、樹脂モールド型発光ダイオードのような発
光素子（点光源３０）を外装部材２９で包んだものであ
る。この点光源３０は光出射側の面だけが外装部材２９
から露出している。しかして、点光源３０から背面方向
や側面方向へ出射された光は、外装部材２９の内面で反
射され、点光源３０の光は前面のみから効率よく出射さ
れる。なお、豆電球などの点光源３０を白色樹脂等から
なる外装部材２９内に納めて発光部２８を形成してもよ
い。
【００１８】反射板３１は表面反射率の高い材料によっ
て形成されており、例えば硬質もしくは比較的軟質の白
色プラスチックシートによって形成されている。この反
射板３１は、光入射面２６側から反射板保持部２５に差
し込んでストッパー２７に当てることにより、導光板２
２下面に保持される。
て形成されており、例えば硬質もしくは比較的軟質の白
色プラスチックシートによって形成されている。この反
射板３１は、光入射面２６側から反射板保持部２５に差
し込んでストッパー２７に当てることにより、導光板２
２下面に保持される。
【００１９】また、導光板２２の光入射面２６からは一
対の弾性片３２が一体成形されており、両弾性片３２の
先端部内面には係合爪３３が突出している。一方、外装
部材２９の両側面には、弾性片３２がぴったりと納まる
ような側面溝３４が凹設されている。しかして、発光部
２８は弾性片３２を側面溝３４に納めるようにして弾性
片３２間に挟持されており、弾性片３２の係合爪３３を
背面に係合することによって脱落しないよう保持されて
いる。
対の弾性片３２が一体成形されており、両弾性片３２の
先端部内面には係合爪３３が突出している。一方、外装
部材２９の両側面には、弾性片３２がぴったりと納まる
ような側面溝３４が凹設されている。しかして、発光部
２８は弾性片３２を側面溝３４に納めるようにして弾性
片３２間に挟持されており、弾性片３２の係合爪３３を
背面に係合することによって脱落しないよう保持されて
いる。
【００２０】光入射面２６の発光部２８と対向する位
置、すなわち弾性片３２間の部分には、多数のプリズム
からなるプリズムアレイ状の光学的パターン３５が形成
されている。
置、すなわち弾性片３２間の部分には、多数のプリズム
からなるプリズムアレイ状の光学的パターン３５が形成
されている。
【００２１】図５は導光板２２の下面に設けられた拡散
パターン２４を示す平面図である。この拡散パターン２
４は多数の拡散パターン素子２４ａからなり、拡散パタ
ーン素子２４ａは、点光源３０を中心として導光板２２
の下面全面に同心円状に配置されている。また、拡散パ
ターン素子２４ａはランダムに配置されており、各拡散
パターン素子２４ａどうしは点光源３０からの距離が遠
くなるにつれてピッチが短くなっており、点光源３０か
ら離れるに従って拡散パターン密度が次第に大きくなっ
ている。
パターン２４を示す平面図である。この拡散パターン２
４は多数の拡散パターン素子２４ａからなり、拡散パタ
ーン素子２４ａは、点光源３０を中心として導光板２２
の下面全面に同心円状に配置されている。また、拡散パ
ターン素子２４ａはランダムに配置されており、各拡散
パターン素子２４ａどうしは点光源３０からの距離が遠
くなるにつれてピッチが短くなっており、点光源３０か
ら離れるに従って拡散パターン密度が次第に大きくなっ
ている。
【００２２】しかして、プリズムアレイ状の光学的パタ
ーン３５に対向して配置された発光部２８から出射され
た光ｆは、前方に偏って導光板２２内に導入されること
がなく、図６に示すように、光学的パターン３５を構成
する各プリズムで屈折することによって広い範囲にわた
って導光板２２内部へ導かれる。従って、光入射面２６
の両側の隅部分にも光が到達し、当該隅部分が明るくな
って面光源装置２１の輝度分布が均一化される。さら
に、導光板２２の下面には、図５に示したような拡散パ
ターン２４が形成されているので、発光部２８から導光
板２２へ入射した光は、導光板２２の各領域で均等に出
射され、導光板２２の全面で均等な輝度分布を得ること
ができる。
ーン３５に対向して配置された発光部２８から出射され
た光ｆは、前方に偏って導光板２２内に導入されること
がなく、図６に示すように、光学的パターン３５を構成
する各プリズムで屈折することによって広い範囲にわた
って導光板２２内部へ導かれる。従って、光入射面２６
の両側の隅部分にも光が到達し、当該隅部分が明るくな
って面光源装置２１の輝度分布が均一化される。さら
に、導光板２２の下面には、図５に示したような拡散パ
ターン２４が形成されているので、発光部２８から導光
板２２へ入射した光は、導光板２２の各領域で均等に出
射され、導光板２２の全面で均等な輝度分布を得ること
ができる。
【００２３】なお、上記光学的パターン３５としては、
点光源３０から入射してきた光を両側へ散らばらせるこ
とができるようなものであればよく、特に限定されるも
のではない。例えば、図７に示すような略凹面状のレン
ズ部分からなるレンズアレイ状の光学的パターン３５で
もよく、しぼ加工などでもよい。
点光源３０から入射してきた光を両側へ散らばらせるこ
とができるようなものであればよく、特に限定されるも
のではない。例えば、図７に示すような略凹面状のレン
ズ部分からなるレンズアレイ状の光学的パターン３５で
もよく、しぼ加工などでもよい。
【００２４】（第２の実施形態）図８は本発明の別な実
施形態による面光源装置４１を示す平面図である。この
面光源装置４１にあっては、導光板２２の光入射面２６
に凹部４２を設け、当該凹部４２の奥に光学的パターン
３５を形成している。発光部２８からは全面及び両側面
に光を出射するようになっている。
施形態による面光源装置４１を示す平面図である。この
面光源装置４１にあっては、導光板２２の光入射面２６
に凹部４２を設け、当該凹部４２の奥に光学的パターン
３５を形成している。発光部２８からは全面及び両側面
に光を出射するようになっている。
【００２５】従って、発光部２８から両側方へ出射され
た光ｆは、凹部４２の側面から導光板２２に入射して隅
部分に達する。また、発光部２８から前方へ出射された
光ｆは、凹部４２の前面から導光板２２に入射し、光学
的パターン３５で拡散されて導光板２２の全体に広が
る。従って、この面光源装置４１にあっても、導光板２
２の隅部分が暗くなることがなく、面光源装置４１の輝
度分布を均一化することができる。
た光ｆは、凹部４２の側面から導光板２２に入射して隅
部分に達する。また、発光部２８から前方へ出射された
光ｆは、凹部４２の前面から導光板２２に入射し、光学
的パターン３５で拡散されて導光板２２の全体に広が
る。従って、この面光源装置４１にあっても、導光板２
２の隅部分が暗くなることがなく、面光源装置４１の輝
度分布を均一化することができる。
【００２６】（第３の実施形態）図９は本発明のさらに
別な実施形態による面光源装置４３を示す分解斜視図で
ある。この面光源装置４３にあっては、導光板２２の光
入射面２６側の端部中央部に略半円形をした凹部４４を
設けてある。一方、発光部２８は、発光ダイオード等の
発光素子チップ４５を透明樹脂４６で封止した点光源３
０（発光素子）を、表面反射率の大きな白色樹脂等から
なる外装部材２９内に埋め込んだものである。この外装
部材２９の前面には、導光板２２の凹部４４に合致する
形状の突部４７が突出しており、突部４７の上下方向中
央部には、突部４７全幅にわたってスリット４８が開口
されており、スリット４８を通して点光源３０が露出し
ている。図１１に示すように、スリット４８の開口高さ
は、点光源３０の高さよりも狭くなっている。
別な実施形態による面光源装置４３を示す分解斜視図で
ある。この面光源装置４３にあっては、導光板２２の光
入射面２６側の端部中央部に略半円形をした凹部４４を
設けてある。一方、発光部２８は、発光ダイオード等の
発光素子チップ４５を透明樹脂４６で封止した点光源３
０（発光素子）を、表面反射率の大きな白色樹脂等から
なる外装部材２９内に埋め込んだものである。この外装
部材２９の前面には、導光板２２の凹部４４に合致する
形状の突部４７が突出しており、突部４７の上下方向中
央部には、突部４７全幅にわたってスリット４８が開口
されており、スリット４８を通して点光源３０が露出し
ている。図１１に示すように、スリット４８の開口高さ
は、点光源３０の高さよりも狭くなっている。
【００２７】しかして、点光源３０から出射された光ｆ
は、白色樹脂等からなる外装部材２９で反射されること
によって外装部材２９内に閉じ込められてスリット４８
からのみ外部へ出射される。しかも、スリット４８の開
口高さは点光源３０の高さよりも小さくなっているの
で、光の結合効率が向上する。
は、白色樹脂等からなる外装部材２９で反射されること
によって外装部材２９内に閉じ込められてスリット４８
からのみ外部へ出射される。しかも、スリット４８の開
口高さは点光源３０の高さよりも小さくなっているの
で、光の結合効率が向上する。
【００２８】また、図１０に示すように、発光部２８の
スリット４８を通して略１８０゜の角度で放射された光
ｆは、導光板２２の凹部４４内面から導光板２２内部に
導かれる。よって、光ｆは導光板２２の全体に広がり、
特に導光板２２の隅部分にも達して隅部分の輝度を高く
することができ、面光源装置４３の輝度分布を均一化す
ることができる。
スリット４８を通して略１８０゜の角度で放射された光
ｆは、導光板２２の凹部４４内面から導光板２２内部に
導かれる。よって、光ｆは導光板２２の全体に広がり、
特に導光板２２の隅部分にも達して隅部分の輝度を高く
することができ、面光源装置４３の輝度分布を均一化す
ることができる。
【００２９】（照明装置）図１２は本発明にかかる面光
源装置を利用した照明装置７１を示す分解斜視図であ
る。この照明装置７１においては、光量を大きくして輝
度を高くするため、４つの発光部２８を用いて導光板２
２の略半円形をした凹部４４にはめ込んでいる。この照
明装置７１は室内照明用や自動車のテールランプなどに
用いられるものである。
源装置を利用した照明装置７１を示す分解斜視図であ
る。この照明装置７１においては、光量を大きくして輝
度を高くするため、４つの発光部２８を用いて導光板２
２の略半円形をした凹部４４にはめ込んでいる。この照
明装置７１は室内照明用や自動車のテールランプなどに
用いられるものである。
【００３０】（液晶表示装置）図１３は本発明にかかる
面光源装置８０を用いた液晶表示装置８１を示す分解斜
視図である。この面光源装置８０にあっては、導光板２
２の光入射面２６に赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の３
色の点光源３０（発光部）が設けられている。面光源装
置８０の前面には、拡散反射シート８２が配置され、そ
の前面に液晶表示パネル８３が配設されている。液晶表
示パネル８３は、透明電極やＴＦＴ、カラーフィルタ、
ブラックマトリクス等を形成された２枚の液晶基板（ガ
ラス基板、フィルム基板）８４，８５間に液晶材料を封
止し、液晶基板８４，８５の両外面に偏光板８６を配設
したものである。
面光源装置８０を用いた液晶表示装置８１を示す分解斜
視図である。この面光源装置８０にあっては、導光板２
２の光入射面２６に赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の３
色の点光源３０（発光部）が設けられている。面光源装
置８０の前面には、拡散反射シート８２が配置され、そ
の前面に液晶表示パネル８３が配設されている。液晶表
示パネル８３は、透明電極やＴＦＴ、カラーフィルタ、
ブラックマトリクス等を形成された２枚の液晶基板（ガ
ラス基板、フィルム基板）８４，８５間に液晶材料を封
止し、液晶基板８４，８５の両外面に偏光板８６を配設
したものである。
【００３１】このような液晶表示装置８１によれば、表
示面の輝度分布が均一にすることができ、液晶表示装置
８１の高品質化を図ることができる。
示面の輝度分布が均一にすることができ、液晶表示装置
８１の高品質化を図ることができる。
【００３２】（液晶表示装置を備えた電子装置）本発明
にかかる液晶表示装置は、携帯電話や弱電力無線機のよ
うな無線情報伝達装置、携帯用パソコン、電子手帳や電
卓のような情報処理装置などに用いるのに好ましい。図
１４は本発明にかかる例えば図１３に示したような液晶
表示装置８１をディスプレイ用に備えた携帯電話８９を
示す斜視図、図１５はその機能ブロック図である。携帯
電話８９の正面にはダイアル入力用のテンキー等のボタ
ンスイッチ９０を備え、その上方に液晶表示装置８１が
配設され、上面にアンテナ９１が設けられている。しか
して、ボタンスイッチ９０からダイアル等を入力する
と、入力されたダイアル情報等が送信回路９２を通じて
アンテナ９１から電話会社の基地局へ送信される。一
方、入力されたダイアル情報等は液晶駆動回路９３へ送
られ、液晶表示装置８１が液晶駆動回路９３により駆動
されてダイアル情報等が液晶表示装置８１に表示され
る。
にかかる液晶表示装置は、携帯電話や弱電力無線機のよ
うな無線情報伝達装置、携帯用パソコン、電子手帳や電
卓のような情報処理装置などに用いるのに好ましい。図
１４は本発明にかかる例えば図１３に示したような液晶
表示装置８１をディスプレイ用に備えた携帯電話８９を
示す斜視図、図１５はその機能ブロック図である。携帯
電話８９の正面にはダイアル入力用のテンキー等のボタ
ンスイッチ９０を備え、その上方に液晶表示装置８１が
配設され、上面にアンテナ９１が設けられている。しか
して、ボタンスイッチ９０からダイアル等を入力する
と、入力されたダイアル情報等が送信回路９２を通じて
アンテナ９１から電話会社の基地局へ送信される。一
方、入力されたダイアル情報等は液晶駆動回路９３へ送
られ、液晶表示装置８１が液晶駆動回路９３により駆動
されてダイアル情報等が液晶表示装置８１に表示され
る。
【００３３】また、図１６は本発明にかかる例えば図１
３に示したような液晶表示装置８１をディスプレイ用に
備えた電子手帳９４を示す斜視図、図１７はその機能ブ
ロック図である。電子手帳９４は、カバー９５を開く
と、キー入力部９６と液晶表示装置８１を備えており、
内部には液晶駆動回路９３や演算処理回路９７等が設け
られている。しかして、例えばキー入力部９６からテン
キーやカナキー等を入力すると、入力情報が液晶駆動回
路９３に送られて液晶表示装置８１に表示される。つい
で、演算キー等の制御キーを押すと、演算処理回路９７
で所定の処理や演算が実行され、その結果が液晶駆動回
路９３に送られて液晶表示装置８１に表示される。
３に示したような液晶表示装置８１をディスプレイ用に
備えた電子手帳９４を示す斜視図、図１７はその機能ブ
ロック図である。電子手帳９４は、カバー９５を開く
と、キー入力部９６と液晶表示装置８１を備えており、
内部には液晶駆動回路９３や演算処理回路９７等が設け
られている。しかして、例えばキー入力部９６からテン
キーやカナキー等を入力すると、入力情報が液晶駆動回
路９３に送られて液晶表示装置８１に表示される。つい
で、演算キー等の制御キーを押すと、演算処理回路９７
で所定の処理や演算が実行され、その結果が液晶駆動回
路９３に送られて液晶表示装置８１に表示される。
【図１】点光源を用いた従来の面光源装置を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図２】同上の面光源装置の断面図である。
【図３】同上の面光源装置における輝度分布のばらつき
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図４】本発明の一実施形態による面光源装置を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図５】同上の面光源装置の拡散パターンを示す平面図
である。
である。
【図６】同上の面光源装置における光学的パターンの作
用説明図である。
用説明図である。
【図７】別な光学的パターンの形状を示す平面図であ
る。
る。
【図８】本発明の別な実施形態による面光源装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図９】本発明のさらに別な実施形態による面光源装置
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図１０】同上の面光源装置の作用説明図である。
【図１１】同上の面光源装置の作用説明図である。
【図１２】本発明の面光源装置を用いた照明装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図１３】本発明の面光源装置を用いた液晶表示装置の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図１４】本発明にかかる液晶表示装置をディスプレイ
用に備えた携帯電話を示す斜視図である。
用に備えた携帯電話を示す斜視図である。
【図１５】同上の携帯電話において液晶表示装置を駆動
するための構成を示すブロック図である。
するための構成を示すブロック図である。
【図１６】本発明にかかる液晶表示装置をディスプレイ
用に備えた電子手帳を示す斜視図である。
用に備えた電子手帳を示す斜視図である。
【図１７】同上の電子手帳において液晶表示装置を駆動
するための構成を示すブロック図である。
するための構成を示すブロック図である。
２２ 導光板 ２３ 光出射面 ２６ 光入射面 ３０ 点光源 ３５ 光学的パターン ４２ 凹部 ４４ 凹部 ４７ 突部 ４８ スリット
Claims (4)
- 【請求項１】 光入射面より導入された光を閉じ込めて
光出射面から外部へ取り出すための導光板と、導光板の
光入射面側に配置された、導光板の光入射面の幅と比較
して小さな光源とを備えた面光源装置において、 導光板の光入射面の、前記光源と対向する箇所に、光学
的パターンを形成したことを特徴とする面光源装置。 - 【請求項２】 導光板の光入射面に設けた凹部に前記光
源を納め、当該凹部の内面に光学的パターンを形成した
ことを特徴とする、請求項１に記載の面光源装置。 - 【請求項３】 光入射面より導入された光を閉じ込めて
光出射面から外部へ取り出すための導光板と、導光板の
光入射面側に配置された、導光板の光入射面の幅と比較
して小さな光源とを備えた面光源装置において、 導光板の光入射面に凹部を形成し、光源を当該凹部に配
置するとともに、光源と凹部の間の空間の光出射面側及
びその反対面側を光反射性の部材により覆ったことを特
徴とする面光源装置。 - 【請求項４】 前記凹部を略半円形に形成し、前記光反
射性の部材も略半円形に形成したことを特徴とする、請
求項３に記載の面光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01732897A JP3684737B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 面光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01732897A JP3684737B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 面光源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10199316A true JPH10199316A (ja) | 1998-07-31 |
| JP3684737B2 JP3684737B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=11940993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01732897A Expired - Fee Related JP3684737B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 面光源装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3684737B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-01-14 JP JP01732897A patent/JP3684737B2/ja not_active Expired - Fee Related
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