JPH10199125A - 再生制御装置および再生制御方法、並びに情報再生装置 - Google Patents

再生制御装置および再生制御方法、並びに情報再生装置

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JPH10199125A
JPH10199125A JP9001089A JP108997A JPH10199125A JP H10199125 A JPH10199125 A JP H10199125A JP 9001089 A JP9001089 A JP 9001089A JP 108997 A JP108997 A JP 108997A JP H10199125 A JPH10199125 A JP H10199125A
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JP9001089A
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Yoshiyuki Nakamura
好行 中村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を向上させる。 【解決手段】 シャトルリングの回転速度に対応して、
DVD装置による再生速度の変化量が変化される。即
ち、シャトルリングの回転速度が検出され、その回転速
度に対応して、DVD装置による情報の再生速度の変化
量が設定される。そして、DVD装置では、設定された
変化量の単位で、シャトルリングの回転量(回転角度)
に対応する分だけ、情報の再生速度が変化される。さら
に、シャトルリングが、所定の閾値以上の高速で回転操
作された場合、DVD装置では、最高速度で、情報の再
生が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生制御装置およ
び再生制御方法、並びに情報再生装置に関し、特に、例
えば、DVD(Digital Versatile Disc)装置やVTR
(Video Tape Recorder)などの電子機器に対して、各
種のコマンドや情報などの入力を与えるリモートコマン
ダや、その電子機器の操作パネルなどに用いて好適な再
生制御装置および再生制御方法、並びに情報再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、VTRなどに変速再生を行わ
せるための入力を与えるときに操作される操作手段とし
て、VTR本体や、そのリモートコマンダ(以下、適
宜、リモコンという)には、キー、あるいはシャトルリ
ングやクイックリングが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キーで
は、再生速度として、例えば、1倍速の他、1/2倍速
(スロー)や、2倍速、5倍速、10倍速、30倍速な
どの複数の値が設定されている場合、再生方向(順方向
または逆方向)も考慮すれば、設定されている再生速度
の数の2倍の数のキーを設ける必要がある。従って、そ
のような多くの数のキーを設けるスペースが必要とな
り、さらに、デザイン的にも好ましくない。
【0004】そこで、大きなスペースを必要とすること
なく、複数の再生速度に対処可能な操作手段として、上
述したようなシャトルリングやクイックリングなどがあ
る。
【0005】シャトルリングは、例えば、その絶対的な
回転角度に対応した信号を出力するアブソリュート型の
ロータリエンコーダで構成され、シャトルリングが回転
操作されると、VTRでは、その回転方向に対応した再
生方向に、その回転角度に対応した再生速度(スキャン
スピード)で再生がなされる。
【0006】従って、ユーザがシャトルリングを回転操
作すると、VTRでは、その回転角度に対応した再生速
度での再生が行われるので、シャトルリングによれば、
ユーザに対して、VTRの動作と、いわば一致する操作
感を与えることができる。
【0007】しかしながら、従来の、アブソリュート型
のロータリエンコーダで構成したシャトルリングでは、
VTRにおいて、その絶対的な回転角度に対応した再生
速度で再生がなされるため、例えば、順方向(FF方
向)への最高速度での再生(以下、適宜、FF再生とい
う)が行われている状態から、逆方向(FR方向)への
最高速度での再生(以下、適宜、FR再生という)を行
うためには、あるいは、FR再生が行われている状態か
ら、FF再生を行うためには、シャトルリングを、かな
りの角度回転させる必要があり、面倒であった。
【0008】即ち、FF再生からFR再生までの間に、
多くの再生速度が設定されている場合、FF再生とFR
再生との切り換えを行うためには、シャトルリングを、
そのような再生速度に対応するポジション(絶対的な回
転角度)を通過させるように回転操作する必要がある。
【0009】さらに、シャトルリングでは、複数の再生
速度が、その絶対的な回転角度に対応しているため、そ
の再生速度ごとのステータス(状態)が必要となる。即
ち、シャトルリングをリモコンに設けた場合、複数の再
生速度ごとに対応した送信コードが必要となり、また、
エンコーダも、そのような多くの送信コードの出力が可
能な多ビットのものを用いる必要があり、装置が高コス
ト化することになる。
【0010】そこで、その相対的な回転角度に対応した
信号を出力するインクリメンタル型のロータリエンコー
ダで構成されるクイックリングがある。クイックリング
では、その相対的な回転角度に対応して、再生速度が変
化されるため、即ち、クイックリングを所定の角度だけ
回転させると、パルスが出力され、VTRでは、再生速
度が、1パルスに対して、所定の速度(以下、適宜、1
ステップという)だけ、クイックリングの回転方向に対
応して、速くまたは遅くされるため、シャトルリングの
ように多くの送信コードが必要とされることはない。
【0011】しかしながら、クイックリングでは、1パ
ルスごとに1ステップしか再生速度が変化されないた
め、多くの再生速度が設定されている場合には、FF再
生とFR再生との切り換えを行うのに、シャトルリング
における場合よりも大きな角度の回転操作が必要となる
課題があった。
【0012】ここで、変速再生のうちの、特に、コマ送
り再生を行う場合に適した操作手段としては、例えば、
インクリメンタル型のロータリエンコーダで構成される
ジョグダイヤルがある。ジョグダイヤルが回転操作され
ると、VTRでは、その回転方向に対応した再生方向で
あって、その回転量に対応する分だけ再生が行われる。
なお、ジョグダイヤルでは、その回転量に対応する分だ
け再生が行われるため、再生をし続けるには、ジョグダ
イヤルを回転操作し続ける必要がある。
【0013】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、変速再生機能を有する装置の操作性を向
上させることができるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の再生制
御装置は、回転操作される回転操作手段と、回転操作手
段の回転速度を検出する検出手段と、回転操作手段の回
転速度に対応して、情報再生装置による情報の再生速度
の変化量を設定する設定手段とを備え、情報再生装置
に、設定手段により設定された変化量の単位で、回転操
作手段の回転量に対応する分だけ、情報の再生速度を変
化させることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の再生制御方法は、回転操
作される回転操作手段の回転速度を検出し、回転操作手
段の回転速度に対応して、情報再生装置による情報の再
生速度の変化量を設定し、情報再生装置に、設定された
変化量の単位で、回転操作手段の回転量に対応する分だ
け、情報の再生速度を変化させることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の再生制御装置は、回転操
作される回転操作手段と、回転操作手段の回転速度を検
出する検出手段と、回転操作手段の回転速度が、所定の
閾値以上かどうかを判定する判定手段とを備え、回転操
作手段の回転速度が所定の閾値以上でない場合、その回
転量に対応して、情報再生装置による情報の再生速度を
変化させ、回転操作手段の回転速度が所定の閾値以上で
ある場合、情報再生装置に、その最高速度で、情報を再
生させることを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の再生制御方法は、回転操
作される回転操作手段の回転速度を検出し、回転操作手
段の回転速度が、所定の閾値以上かどうかを判定し、回
転操作手段の回転速度が所定の閾値以上でない場合、そ
の回転量に対応して、情報再生装置による情報の再生速
度を変化させ、回転操作手段の回転速度が所定の閾値以
上である場合、情報再生装置に、その最高速度で、情報
を再生させることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の情報再生装置は、回転操
作手段の回転速度を検出し、その回転速度に対応して、
情報の再生速度の変化量を設定することにより得られ
る、その変化量単位で、回転操作手段の回転量に対応す
る分だけ、情報の再生速度を変化させることを特徴とす
る。
【0019】請求項7に記載の情報再生装置は、回転操
作手段の回転速度が所定の閾値以上でない場合、その回
転量に対応して、情報の再生速度を変化させ、回転操作
手段の回転速度が所定の閾値以上である場合、最高速度
で、情報を再生することを特徴とする。
【0020】請求項1に記載の再生制御装置において
は、回転操作手段は、回転操作され、検出手段は、回転
操作手段の回転速度を検出し、設定手段は、回転操作手
段の回転速度に対応して、情報再生装置による情報の再
生速度の変化量を設定するようになされている。そし
て、情報再生装置に、設定手段により設定された変化量
の単位で、回転操作手段の回転量に対応する分だけ、情
報の再生速度を変化させるようになされている。
【0021】請求項3に記載の再生制御方法において
は、回転操作される回転操作手段の回転速度を検出し、
回転操作手段の回転速度に対応して、情報再生装置によ
る情報の再生速度の変化量を設定し、情報再生装置に、
設定された変化量の単位で、回転操作手段の回転量に対
応する分だけ、情報の再生速度を変化させるようになさ
れている。
【0022】請求項4に記載の再生制御装置において
は、回転操作手段は、回転操作され、検出手段は、回転
操作手段の回転速度を検出し、判定手段は、回転操作手
段の回転速度が、所定の閾値以上かどうかを判定するよ
うになされている。そして、回転操作手段の回転速度が
所定の閾値以上でない場合、その回転量に対応して、情
報再生装置による情報の再生速度を変化させ、回転操作
手段の回転速度が所定の閾値以上である場合、情報再生
装置に、その最高速度で、情報を再生させるようになさ
れている。
【0023】請求項5に記載の再生制御方法において
は、回転操作される回転操作手段の回転速度を検出し、
回転操作手段の回転速度が、所定の閾値以上かどうかを
判定し、回転操作手段の回転速度が所定の閾値以上でな
い場合、その回転量に対応して、情報再生装置による情
報の再生速度を変化させ、回転操作手段の回転速度が所
定の閾値以上である場合、情報再生装置に、その最高速
度で、情報を再生させるようになされている。
【0024】請求項6に記載の情報再生装置において
は、回転操作手段の回転速度を検出し、その回転速度に
対応して、情報の再生速度の変化量を設定することによ
り得られる、その変化量単位で、回転操作手段の回転量
に対応する分だけ、情報の再生速度を変化させるように
なされている。
【0025】請求項7に記載の情報再生装置において
は、回転操作手段の回転速度が所定の閾値以上でない場
合、その回転量に対応して、情報の再生速度を変化さ
せ、回転操作手段の回転速度が所定の閾値以上である場
合、最高速度で、情報を再生するようになされている。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したDVD
システムの一実施の形態の構成例を示している。
【0027】DVD装置1は、DVD(図示せず)の再
生その他を、リモコン(リモートコマンダ)4からの入
力にしたがって行うようになされており、DVD装置1
で再生された画像および音声は、モニタ2に供給される
ようになされている。モニタ2では、DVD装置1から
の画像が表示されるとともに、同じくDVD装置1から
の音声が増幅され、スピーカ3に供給されるようになさ
れている。スピーカ3では、DVD装置1からモニタ2
を介して供給される音声が出力されるようになされてい
る。リモコン4は、各種のスイッチその他を有し、その
操作に対応した赤外線を出射するようになされている。
【0028】従って、ユーザがリモコン4を操作する
と、その操作に対応した赤外線がDVD装置1に出射さ
れ、DVD装置1では、この赤外線が受光され、それに
対応した処理が行われる。即ち、例えば、DVD装置1
では、DVDが再生され、これにより得られる画像また
は音声が、モニタ2またはスピーカ3からそれぞれ出力
される。
【0029】図2および図3は、図1のリモコン4の詳
細を示している。即ち、図2または図3は、それぞれリ
モコン4の平面図または右側面の側面図である。
【0030】リモコン4は、大きくは、蓋11と本体1
2とから構成されている。蓋11は、後述する図4およ
び図5に示すように、本体12に取り付けられた一部分
を回動中心として回動することができるようになされて
いる。また、図2において、蓋11の右端部分には、円
形状の穴11Aがあけられており、そこからは、蓋11
を閉じた状態で、本体12に設けられたジョグシャトル
部21(回転操作手段)が露出するようになされてい
る。
【0031】ジョグシャトル部21は、前述したような
ジョグダイヤルおよびシャトルリングとして機能するも
ので、リング形状に構成されている。但し、ジョグシャ
トル部21がシャトルリングとして機能する場合におい
ては、リモコン4では、ジョグシャトル部21の回転速
度が検出され、その回転速度に対応して、DVD装置1
による情報(画像や音声など)の再生速度の変化量が設
定されるようになされており、一方、DVD装置1で
は、設定された変化量の単位で、ジョグシャトル部21
の回転量に対応する分だけ、情報の再生速度が変化され
るようになされている。
【0032】ジョグシャトル部21の内部(内側)に
は、直線的な方向、即ち、例えば、カーソルの移動方向
を指示するときに操作されるカーソル部22が設けられ
ており、これにより、ジョグシャトル部21とカーソル
部22とは一体的に構成されている。ジョグシャトル部
21は、回転操作するのに、その操作に支障のない程度
の大きさとされており、従って、ある程度大きく構成さ
れているため、カーソル部22も、同様に、操作し易い
大きさに構成されている(構成することができる)。
【0033】なお、ここでは、ジョグシャトル部21を
左または右方向(反時計回り(CCW)または時計回り
(CW)方向)に回転させると、それぞれ再生速度が速
くまたは遅くなるようになっている。また、カーソル部
22は、上下左右の4方向を指示することができるよう
になされており、これを操作することで、モニタ2に表
示されるカーソルキーを、上下左右の4方向に移動させ
ることができるようになされている。
【0034】本体12には、ジョグシャトル部21およ
びカーソル部22の他、電源ボタン23、テレビ電源ボ
タン23、入力切換ボタン25、再生ボタン26、一時
停止ボタン27、停止ボタン28、前ボタン29、次ボ
タン30、タイトルボタン31、DVDメニューボタン
32、リターンボタン33、決定ボタン34、ジョグボ
タン35、およびジョグランプ36が設けられており、
これらは、蓋11を閉じた状態であっても操作すること
ができるように露出されている。
【0035】電源ボタン23は、DVD装置1の電源を
オン/オフするときに操作され、テレビ電源ボタン24
は、モニタ2の電源をオン/オフするときに操作され
る。入力切換ボタン25は、モニタ2に対する入力を切
り換えるときに操作される。即ち、例えば、モニタ2が
TV(Television)チューナを内蔵している場合におい
ては、入力切換ボタン25を操作することで、モニタ2
に対して、その内蔵するTVチューナの出力またはDV
D装置1の出力のうちのいずれを入力するかが切り換え
られる。
【0036】再生ボタン26は、DVD装置1にDVD
を通常再生(1倍速再生)させるときに操作される。一
時停止ボタン27は、DVDの再生を一時停止するとき
に操作される。停止ボタン28は、DVDの再生その他
を停止させるときに操作される。前ボタン29は、DV
Dの再生を、いま再生している情報の先頭から行わせる
ときに操作され、次ボタン30は、DVDの再生を、次
の情報の先頭から行わせるときに操作される。
【0037】タイトルボタン31は、DVDのタイトル
を表示させるときに操作され、DVDメニューボタン3
1は、メニュー画面を表示させるときに操作される。リ
ターンボタン33および決定ボタン34は、例えば、メ
ニュー画面における選択肢の選択を確定するときなどに
操作される。
【0038】ジョグボタン35は、ジョグシャトル部2
1をジョグダイヤルまたはシャトルリングとして機能さ
せるときに操作される。即ち、ジョグボタン35を操作
するたびに、ジョグシャトル部21は、ジョグダイヤル
またはシャトルリングとして機能するように交互に切り
換えられる。ジョグランプ36は、ジョグシャトル部2
1が、ジョグダイヤルとして機能するとき点灯し、シャ
トルリングとして機能するときに消灯するようになされ
ている。
【0039】次に、図4または図5は、それぞれ、蓋1
1をあけたときのリモコン4の平面図または側面図であ
る。
【0040】図4に示すように、本体12には、開閉ボ
タン41、音量ボタン42,43、チャンネルボタン4
4,45、ワイドモードボタン46、数字ボタン47、
クリアボタン48、サーチモードボタン49、DNRボ
タン50、時間表示ボタン51、インデックスボタン5
2,53、2倍速ボタン54,55、メニューボタン5
6、画面表示ボタン57、字幕ボタン58、字幕切換ボ
タン59、アングル切換ボタン60、および音声切換ボ
タン61が、さらに設けられており、これらは、蓋11
があけられることによって露出されるようになされてい
る。
【0041】開閉ボタン41は、DVD装置1のDVD
をのせるトレイ(図示せず)を開閉するときに操作され
る。音量ボタン42または43は、スピーカ3の音量を
大きくまたは小さくするときにそれぞれ操作される。チ
ャンネルボタン44または45は、TVチューナに受信
させるチャンネルを1だけインクリメントまたはデクリ
メントするときにそれぞれ操作される。ワイドモードボ
タン46は、モニタ2に表示させる画像のアスペクト比
を、4:3または16:9にするときに操作される。数
字ボタン47は、0乃至9の数字を入力するボタンから
なり、数字を入力するときに操作される。クリアボタン
48は、例えば、画面をクリアするときなどに操作され
る。サーチモードボタン49は、時刻やタイトルを入力
して、その入力に対応する情報の検索を行わせるときに
操作される。
【0042】DNRボタン50は、ディジタルノイズリ
ダクションの機能を働かせる場合に操作される。時間表
示ボタン51は、いま再生されている情報の、DVDの
先頭に記録された情報からの再生時間を表示させるとき
に操作される。インデックスボタン52または53は、
いま再生されている位置から最も近い、逆方向または順
方向のインデックスにジャンプするときにそれぞれ操作
される。2倍速ボタン54または55は、逆方向または
順方向に、2倍速で再生を行わせるときにそれぞれ操作
される。メニューボタン56は、所定のメニューを表示
させるときに操作される。画面表示ボタン57は、モニ
タ2に、各種の情報(例えば、音量やチャンネルなど)
を表示させるときに操作される。字幕ボタン58は、字
幕を表示させるときに操作され、字幕切換ボタン59
は、その字幕の言語を切り換えるときに操作される。ア
ングル切換ボタン60は、モニタ2に表示する画像のア
ングルを切り換えるときに操作され、音声切換ボタン6
1は、スピーカ3から出力させる音声の言語を切り換え
るときに操作される。
【0043】以上のように構成されるリモコン4では、
ジョグシャトル部21とカーソル部22とが一体的に構
成されているので、そこに設けるボタン類の数を減らす
ことができ、その結果、装置の大型化を防止することが
できる。また、頻繁に操作されるジョグシャトル部21
およびカーソル部22が一体的にされているので、操作
性を向上させ、さらに、新しいカテゴリの操作性を提供
することができる。そして、カーソル部22は、ジョグ
シャトル部21の内側(内部)に設けられているので、
デザイン的にも、いわばすっきりしたものとなる。
【0044】次に、リモコン4に設けられたジョグシャ
トル部21についてさらに説明する。
【0045】ジョグシャトル部21は、例えば、インク
リメンタル型のロータリエンコーダで構成されており、
これにより、ジョグダイヤルおよびシャトルリングのい
ずれとしても機能することができるようになされてい
る。
【0046】図6は、インクリメンタル型のロータリエ
ンコーダの構成例を示している。なお、同図(A)乃至
(C)は、それぞれロータリエンコーダの平面図、AA
線上の断面図、右側面図である。
【0047】同図に示すように、ロータリエンコーダ
は、本体11に固定されるリング形状の固定部66と、
その固定部66に沿って回転するリング形状の回転部6
7から構成されており、その中央部分は空洞になってい
る。
【0048】以上のようなロータリエンコーダにおいて
は、例えば、固定部66にはブラシが、回転部67には
複数の電極が取り付けられており(いずれも図示せ
ず)、回転部67が回転し、ブラシと電極が接触状態ま
たは非接触状態となることで、例えば、図7に示すよう
なパルスP1(図7(A))およびP2(図7(B))が
出力されるようになされている。
【0049】即ち、パルスP1およびP2は、いずれも、
ジョグシャトル部21のα度(=360度/ジョグシャ
トル部21が1回転することによりロータリエンコーダ
が出力するパルス数(例えば、12パルスや、15パル
ス、20パルスなど))の回転が1周期に相当するもの
で、その位相だけがずれたものとなっている。いま、T
1,T2,T3,T4>0とし、ジョグシャトル部21
が右方向(時計回り方向)に回転されるとすると、パル
スP1の立ち上がりエッジとパルスP2の立ち下がりエッ
ジとはT1だけずれ、パルスP2の立ち下がりエッジと
パルスP1の立ち下がりエッジとはT2だけずれる。ま
た、パルスP1の立ち下がりエッジとパルスP2の立ち上
がりエッジとはT3だけずれ、パルスP2の立ち上がり
エッジとパルスP1の立ち上がりエッジとはT4だけず
れる。
【0050】逆に、ジョグシャトル部21が左方向(反
時計回り方向)に回転されるとすると、パルスP1の立
ち下がりエッジとパルスP2の立ち上がりエッジとはT
1だけずれ、パルスP2の立ち上がりエッジとパルスP1
の立ち上がりエッジとはT2だけずれる。また、パルス
1の立ち上がりエッジとパルスP2の立ち下がりエッジ
とはT3だけずれ、パルスP2の立ち下がりエッジとパ
ルスP1の立ち下がりエッジとはT4だけずれる。
【0051】従って、パルスP1またはP2のうちの一方
の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのタイミン
グで、他方のレベルを参照することにより、ジョグシャ
トル部21が左右のどちらの方向に回転されているのか
を検出することができる。即ち、例えば、パルスP1
立ち上がりエッジのタイミングで、パルスP2がHレベ
ルまたはLレベルであれば、ジョグシャトル部21はそ
れぞれ右または左方向に回転されていることになる。
【0052】また、パルスP1またはP2のパルス数をカ
ウントすることで、ジョグシャトル部21の回転量(回
転角度)を検出することができる。
【0053】リモコン4では、以上のようにして、ジョ
グシャトル部21の回転方向と回転量とが検出され、こ
れにより、DVD装置1では、その回転方向に対応する
再生方向であって、回転量に対応する再生(絶対的また
は相対的な回転角度に対応する速度での再生)が行われ
る。
【0054】また、リモコン4では、所定の単位時間内
における回転角度から、ジョグシャトル部21の回転速
度が検出され、その回転速度に対応して、DVD装置1
による情報の再生速度の変化量が設定される。
【0055】次に、図8は、リモコン4のジョグシャト
ル部21に関係する部分の電気的構成例を示している。
【0056】ロータリエンコーダ71は、ジョグシャト
ル部21が回転操作された場合に、図7で説明したよう
なパルスP1およびP2を、マイクロコンピュータ(以
下、適宜、マイコンという)72に出力する。
【0057】マイコン72(検出手段)(設定手段)
(判定手段)は、ロータリエンコーダ71の出力から、
図7で説明したようにして、ジョグシャトル部21の回
転方向、回転角度、さらには必要に応じて回転速度を検
出し、その出力端子(OUTPUT)から、DVD装置
1を制御するための制御信号(例えば、FWD1乃至F
WD3,RVS1乃至RVS3など)を、ドライバ73
に出力する。ドライバ73は、マイコン72からの制御
信号にしたがって、例えば発光ダイオードなどでなる発
光素子74を駆動し、これにより、制御信号に対応して
変調された赤外線を発光させる。この赤外線は、DVD
装置1で受光され、これにより、DVD装置1では、そ
の赤外線に対応する制御信号にしたがった変速再生が行
われる。
【0058】即ち、ジョグボタン35が操作されていな
いとき(オフ状態のとき)、マイコン72のジョグイン
端子(JOG IN)には、所定の電源電圧Vccが抵抗
1を介して印加される。マイコン72は、電源電圧V
ccが、ジョグイン端子に印加されているとき、ジョグシ
ャトル部21をシャトルリングとして機能させるように
なされており、この場合、マイコン72では、ジョグシ
ャトル部21の回転方向および回転速度が検出され、そ
の検出結果に対応する制御信号が出力される。
【0059】具体的には、本実施の形態では、例えば、
順方向または逆方向への再生速度の変化量として、1ス
テップ、2ステップ、最高速度の3段階が用意されてお
り、マイコン72では、ジョグシャトル部21が反時計
回りに回転され、その回転速度が遅いとき(例えば、所
定の単位時間に検出されたパルスP1またはP2の数が1
のとき)、再生速度を、順方向に1ステップだけ速くす
ることを指示する制御信号FWD1が出力される。ま
た、マイコン72では、ジョグシャトル部21が反時計
回りに回転され、その回転速度が中くらいとき(例え
ば、所定の単位時間に検出されたパルスP1またはP2
数が2乃至3のとき)、再生速度を、順方向に2ステッ
プだけ速くすることを指示する制御信号FWD2が出力
される。さらに、マイコン72では、ジョグシャトル部
21が反時計回りに回転され、その回転速度が速いとき
(例えば、所定の単位時間に検出されたパルスP1また
はP2の数が4以上のとき)、順方向に最高速度で再生
(FF再生)することを指示する制御信号FWD3が出
力される。
【0060】また、マイコン72では、ジョグシャトル
部21が時計回りに回転され、その回転速度が遅いと
き、再生速度を、逆方向に1ステップだけ速くする(順
方向に1ステップだけ遅くする)ことを指示する制御信
号RVS1が出力される。さらに、マイコン72では、
ジョグシャトル部21が時計回りに回転され、その回転
速度が中くらいとき、再生速度を、逆方向に2ステップ
だけ速くする(順方向に2ステップだけ遅くする)こと
を指示する制御信号RVS2が出力される。また、マイ
コン72では、ジョグシャトル部21が時計回りに回転
され、その回転速度が速いとき、逆方向に最高速度で再
生(FR再生)することを指示する制御信号RVS3が
出力される。
【0061】一方、ジョグボタン35が操作されると
(ジョグボタン35がオン状態にされると)、抵抗R1
およびジョグボタン35を介して、グランド(GND)
端子に電流が流れることにより、マイコン72のジョグ
イン端子に印加される電圧は、グランドレベルとなる。
この場合、例えば、発光ダイオードなどで構成されるジ
ョグランプ36には、抵抗R2を介して電流が流れ、こ
れにより、ジョグボタン35がオフ状態のときには消灯
していたジョグランプ36が点灯する。さらに、マイコ
ン72は、ジョグイン端子に印加されている電圧がグラ
ンドレベルとなると、ジョグシャトル部21をジョグダ
イヤルとして機能させるようになされており、この場
合、マイコン72では、ジョグシャトル部21の回転方
向および相対的な回転量(回転角度)が検出され、その
検出結果に対応する制御信号が出力される。
【0062】即ち、マイコン72では、ジョグシャトル
部21が反時計回りに回転されたとき、順方向に再生を
行うことを指示する制御信号FFが、ロータリエンコー
ダ71が出力するパルスP1またはP2の数だけ出力され
る。これにより、DVD装置1では、その制御信号を受
信した回数だけ、即ち、ジョグシャトル部21の回転量
に対応する分だけ、順方向への再生が行われる。一方、
ジョグシャトル部21が時計回りに回転されたとき、逆
方向に再生を行うことを指示する制御信号FRが、ロー
タリエンコーダ71が出力するパルスP1またはP2の数
だけ出力される。これにより、DVD装置1では、その
制御信号を受信した回数だけ、即ち、ジョグシャトル部
21の回転量に対応する分だけ、逆方向への再生が行わ
れる。
【0063】ここで、ジョグシャトル部21がジョグダ
イヤルとして機能する場合、その回転速度に比例した速
度で再生が行われる。従って、例えば、1つのパルスP
1またはP2に対して、1フレームの再生が行われるとす
ると、NTSC方式またはPAL方式などの画像につい
ては、1秒間に、それぞれ30パルスまたは25パルス
が出力されるようにジョグシャトル部21を回転操作す
ることで、1倍速再生が行われる。
【0064】ところで、この場合、リモコン4からDV
D装置1には、ジョグシャトル部21が回転操作される
ことによりロータリエンコーダ71から出力される数の
パルスP1またはP2を送信する必要がある。一方、リモ
コン4からDVD装置1への制御信号の送信を赤外線な
どの無線で行う場合、受信エラーを防止するために、同
一の信号が、例えば、3回などの複数回行われる。い
ま、ある制御信号を3回繰り返し送信するのに、例え
ば、0.25秒だけ要するとすると、1秒の間に送信す
ることのできるのは、4パルス分であるため(1秒=4
パルス×0.25秒)、ジョグシャトル部21を、いか
に高速で回転操作しても、リモコン4からDVD装置1
には、最大で、4パルス分の制御信号しか送信すること
ができない。即ち、この場合、ジョグシャトル部21
を、いかに高速で回転操作しても、DVD装置1では、
1秒間に4フレームしか再生されない。
【0065】そこで、1秒の間に、4パルスを越える数
のパルスP1またはP2がロータリエンコーダ71から出
力された場合には、例えば、リモコン4には、ロータリ
エンコーダ71が1秒間に出力したパルス数などの再生
速度に対応する情報を制御信号として送信させるととも
に、DVD装置1には、その制御信号として受信したパ
ルス数と同一のフレーム数だけ再生を行わせるようにす
ることができる。このようにすることで、DVD装置1
には、ジョグシャトル部21がいかに高速で回転操作さ
れても、その回転速度に対応した速度で再生を行わせる
ことができる。
【0066】なお、リモコン4からDVD装置1への制
御信号の送信を有線で行う場合(あるいは、DVD装置
1の操作パネルにジョグシャトル部21が設けられてい
る場合)、受信エラーを防止するために、同一の信号を
繰り返し送信する必要は基本的にないため、ロータリエ
ンコーダ71から出力される数のパルスP1またはP
2を、そのままDVD装置1に送信することで、DVD
装置1には、ジョグシャトル部21の回転速度に対応し
た速度で再生を行わせることができる。
【0067】次に、図9のフローチャートを参照して、
ジョグシャトル部21がシャトルリングとして機能する
場合のマイコン72の動作について、さらに説明する。
【0068】この場合、マイコン72では、まず最初
に、ステップS1において、エンコーダ(インクリメン
タル型のロータリエンコーダ)71からパルスP1およ
びP2の入力があったかどうかが判定される。ステップ
S1において、パルスP1およびP2の入力がなかったと
判定された場合、ステップS1に戻る。また、ステップ
S1において、パルスP1およびP2の入力があったと判
定された場合、即ち、ジョグシャトル部21が回転操作
された場合、ステップS2に進み、パルスP1およびP2
から、ジョグシャトル部21の回転方向が検出され、ス
テップS3に進む。ステップS3では、パルスP1また
はP2の所定の単位時間における数から、ジョグシャト
ル部21の回転速度が検出され、ステップS4に進み、
その回転速度が判定される。
【0069】ステップS4において、ジョグシャトル部
21の回転速度が遅いと判定された場合、または中くら
いと判定された場合、ステップS5またはS6に進み、
再生速度の変化量が1ステップまたは2ステップにそれ
ぞれ設定され、ステップS7に進む。ステップS7で
は、ステップS2で検出された回転方向に対応する再生
方向への再生速度を、ステップS5またはS6で設定さ
れた1ステップまたは2ステップ単位で、ジョグシャト
ル部21が回転操作されることによりエンコーダ71か
ら出力されたパルスP1またはP2の数に対応する分だけ
変化させるように指示する制御信号が出力され、処理を
終了する。
【0070】従って、ジョグシャトル部21がゆっくり
回転操作されると、DVD装置1では、1ステップず
つ、再生速度が変化され、また、中くらいの速度で回転
操作されると、DVD装置1では、2ステップずつ再生
速度が変化される。なお、ジョグシャトル部21の回転
操作の停止後は、現状の再生速度が維持される。
【0071】一方、ステップS4において、ジョグシャ
トル部21の回転速度が速いと判定された場合、ステッ
プS8に進み、再生速度が最高速度に設定され、ステッ
プS9に進む。ステップS9では、ステップS2で検出
された回転方向に対応する再生方向へ、最高速度で再生
するように指示する制御信号が出力され、処理を終了す
る。
【0072】従って、ジョグシャトル部21が高速で、
反時計回りまたは時計回りに回転操作されると、それほ
ど大きな角度回転させなくても、DVD装置1では、F
F再生またはFR再生がそれぞれ行われる。なお、この
場合、ジョグシャトル部21の回転操作の停止後も、F
F再生またはFR再生が維持される。
【0073】以上のように、ジョグシャトル部21の回
転速度に対応して、再生速度の変化量を設定し、また、
その回転速度が、所定の閾値以上の場合には、再生速度
を最高速度に設定するようにしたので、ユーザは、DV
D装置1に、所望する再生速度での再生を、迅速かつ容
易に行わせることができる。
【0074】また、このようにジョグシャトル部21の
回転速度に対応して、再生速度の変化量を変えること
で、ユーザに対して、人間工学的に好ましい操作感を与
えることができる。
【0075】以上、本発明を、高速なランダムアクセス
が可能なDVDシステムに適用した場合について説明し
たが、本発明は、DVDシステム以外の、例えば、VT
Rや、さらには、インターネットなどを介して、情報を
受信、再生する電子機器などに適用可能である。
【0076】なお、本実施の形態においては、ジョグシ
ャトル部21をインクリメンタル型のロータリエンコー
ダで構成するようにしたが、ジョグシャトル部21は、
その他、例えば、アブソリュート型のロータリエンコー
ダで構成することも可能である。但し、インクリメンタ
ル型のロータリエンコーダの方が、アブソリュート型の
ロータリエンコーダよりも、低コストで構成することが
できる。
【0077】さらに、本実施の形態では、リモコン4
に、ジョグシャトル部21を設けるようにしたが、これ
は、DVD装置1の操作パネルにも設けるようにするこ
とが可能である。
【0078】また、本実施の形態では、リモコン4から
DVD装置1に対して、リモコン4の操作に対応する信
号を赤外線で送信するようにしたが、その他、例えば、
電波などで送信することも可能である。また、リモコン
4とDVD装置1とを接続線によって接続し、これによ
り、リモコン4の操作に対応する信号を、DVD装置1
に送信することも可能である。
【0079】さらに、本実施の形態では、ジョグシャト
ル部21の回転速度に対応して、再生速度を1ステップ
か、または2ステップずつ変化させるようにしたが、3
ステップ以上ずつ変化させるたり、より多段階の変化量
を設けることなども可能である(但し、その上限は、エ
ンコーダ71およびマイコン72の能力で決まる)。ま
た、ジョグシャトル部21の回転速度に対応して、再生
速度を1ステップずつ変化させるか、最高速度での再生
とするかのいずれかにすることなども可能である。
【0080】さらに、本実施の形態では、再生速度を、
1ステップまたは2ステップ単位で、エンコーダ71が
出力するパルスP1またはP2の数に対応する分だけ変化
させるようにしたが、エンコーダ71が出力するパルス
1またはP2の数は無視して、ジョグシャトル部21の
回転速度に対応して、再生速度を、1ステップまたは2
ステップだけ変化させるようにすることなども可能であ
る。
【0081】なお、本発明を適用したシャトルリング
は、従来のジョグダイヤルとは異なる。即ち、本発明を
適用したシャトルリングは、回転速度に対応した再生速
度で再生が行われるので、この点だけに注目すれば、従
来のジョグダイヤルと共通するが、図10に示すよう
に、回転速度に対応して、再生速度の変化量が変わる点
で、回転速度に対応した再生速度で再生が行われるだけ
で、図11に示すように、再生速度の変化量は回転速度
に対して一定である従来のジョグダイヤルと異なる。
【0082】
【発明の効果】請求項1に記載の再生制御装置および請
求項3に記載の再生制御方法によれば、回転操作される
回転操作手段の回転速度が検出され、その回転速度に対
応して、情報再生装置による情報の再生速度の変化量が
設定される。そして、情報再生装置に、設定された変化
量の単位で、回転操作手段の回転量に対応する分だけ、
情報の再生速度を変化させる。従って、操作性を向上さ
せることが可能となる。
【0083】請求項4に記載の再生制御装置および請求
項5に記載の再生制御方法によれば、回転操作される回
転操作手段の回転速度が検出され、回転操作手段の回転
速度が、所定の閾値以上かどうかが判定される。そし
て、回転操作手段の回転速度が所定の閾値以上でない場
合、その回転量に対応して、情報再生装置による情報の
再生速度を変化させ、回転操作手段の回転速度が所定の
閾値以上である場合、情報再生装置に、その最高速度
で、情報を再生させる。従って、装置の操作性を向上さ
せることが可能となる。
【0084】請求項6に記載の情報再生装置によれば、
回転操作手段の回転速度を検出し、その回転速度に対応
して、情報の再生速度の変化量を設定することにより得
られる、その変化量単位で、回転操作手段の回転量に対
応する分だけ、情報の再生速度が変化される。従って、
装置の操作性を向上させることが可能となる。
【0085】請求項7に記載の情報再生装置によれば、
回転操作手段の回転速度が所定の閾値以上でない場合、
その回転量に対応して、情報の再生速度を変化させ、回
転操作手段の回転速度が所定の閾値以上である場合、最
高速度で、情報が再生される。従って、装置の操作性を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDVDシステムの構成例を示
すブロック図である。
【図2】図1のリモコン4の構成例を示す平面図であ
る。
【図3】図1のリモコン4の構成例を示す側面図であ
る。
【図4】図1のリモコン4の構成例を示す平面図であ
る。
【図5】図1のリモコン4の構成例を示す側面図であ
る。
【図6】ロータリエンコーダの構成例を示す平面図、断
面図、および側面図である。
【図7】図6のロータリエンコーダが出力するパルスP
1およびP2を示す波形図である。
【図8】図1のリモコン4の電気的構成例を示すブロッ
ク図である。
【図9】図8のリモコン4の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図10】ジョグシャトル部21の回転速度と、DVD
装置1の再生速度との関係を示す図である。
【図11】従来のジョグダイヤルの回転速度と、DVD
装置1の再生速度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 DVD装置, 2 モニタ, 3 スピーカ, 4
リモートコマンダ,11 蓋, 12 本体, 21
ジョグシャトル部(回転操作手段), 22 カーソ
ル部, 23 電源ボタン, 24 テレビ電源ボタ
ン, 25 入力切換ボタン, 26 再生ボタン,
27 一時停止ボタン, 28 停止ボタン, 29
フォワードボタン, 30 リワインドボタン, 31
タイトルボタン, 32 DVDメニューボタン,
33 リターンボタン, 34決定ボタン, 35 ジ
ョグボタン, 36 ジョグランプ, 41 開閉ボタ
ン, 42,43 音量ボタン, 44,45 チャン
ネルボタン, 46 ワイドモードボタン, 47 数
字ボタン, 48 クリアボタン, 49 サーチモー
ドボタン, 50 DNRボタン, 51 時間表示ボ
タン, 52,53 インデックスボタン, 54,5
5 2倍速ボタン, 56 メニューボタン, 57
画面表示ボタン, 58 字幕ボタン, 59 字幕切
換ボタン,60 アングル切換ボタン, 61 音声切
換ボタン, 66 固定部, 67 回転部, 71
エンコーダ, 72 マイクロコンピュータ(検出手
段)(設定手段)(判定手段), 73 ドライバ,
74 発光素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を再生する情報再生装置による前記
    情報の再生速度を制御する再生制御装置であって、 回転操作される回転操作手段と、 前記回転操作手段の回転速度を検出する検出手段と、 前記回転操作手段の回転速度に対応して、前記情報再生
    装置による前記情報の再生速度の変化量を設定する設定
    手段とを備え、 前記情報再生装置に、前記設定手段により設定された前
    記変化量の単位で、前記回転操作手段の回転量に対応す
    る分だけ、前記情報の再生速度を変化させることを特徴
    とする再生制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記回転操作手段の回
    転速度が、所定の閾値以上の場合、前記情報再生装置の
    再生速度を、その最高速度に設定し、 前記情報再生装置は、前記設定手段により最高速度が設
    定された場合、その最高速度で、前記情報を再生するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
  3. 【請求項3】 情報を再生する情報再生装置による前記
    情報の再生速度を制御する再生制御方法であって、 回転操作される回転操作手段の回転速度を検出し、 前記回転操作手段の回転速度に対応して、前記情報再生
    装置による前記情報の再生速度の変化量を設定し、 前記情報再生装置に、設定された前記変化量の単位で、
    前記回転操作手段の回転量に対応する分だけ、前記情報
    の再生速度を変化させることを特徴とする再生制御方
    法。
  4. 【請求項4】 情報を再生する情報再生装置による前記
    情報の再生速度を制御する再生制御装置であって、 回転操作される回転操作手段と、 前記回転操作手段の回転速度を検出する検出手段と、 前記回転操作手段の回転速度が、所定の閾値以上かどう
    かを判定する判定手段とを備え、 前記回転操作手段の回転速度が前記所定の閾値以上でな
    い場合、その回転量に対応して、前記情報再生装置によ
    る前記情報の再生速度を変化させ、前記回転操作手段の
    回転速度が前記所定の閾値以上である場合、前記情報再
    生装置に、その最高速度で、前記情報を再生させること
    を特徴とする再生制御装置。
  5. 【請求項5】 情報を再生する情報再生装置による前記
    情報の再生速度を制御する再生制御方法であって、 回転操作される回転操作手段の回転速度を検出し、 前記回転操作手段の回転速度が、所定の閾値以上かどう
    かを判定し、 前記回転操作手段の回転速度が前記所定の閾値以上でな
    い場合、その回転量に対応して、前記情報再生装置によ
    る前記情報の再生速度を変化させ、前記回転操作手段の
    回転速度が前記所定の閾値以上である場合、前記情報再
    生装置に、その最高速度で、前記情報を再生させること
    を特徴とする再生制御方法。
  6. 【請求項6】 回転操作される回転操作手段の操作に対
    応して、情報を再生する再生速度を変化させる情報再生
    装置であって、 前記回転操作手段の回転速度を検出し、その回転速度に
    対応して、前記情報の再生速度の変化量を設定すること
    により得られる、その変化量単位で、前記回転操作手段
    の回転量に対応する分だけ、前記情報の再生速度を変化
    させることを特徴とする情報再生装置。
  7. 【請求項7】 回転操作される回転操作手段の操作に対
    応して、情報を再生する再生速度を変化させる情報再生
    装置であって、 前記回転操作手段の回転速度が前記所定の閾値以上でな
    い場合、その回転量に対応して、前記情報の再生速度を
    変化させ、前記回転操作手段の回転速度が前記所定の閾
    値以上である場合、最高速度で、前記情報を再生するこ
    とを特徴とする情報再生装置。
JP9001089A 1997-01-08 1997-01-08 再生制御装置および再生制御方法、並びに情報再生装置 Withdrawn JPH10199125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221586A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Citizen Watch Co Ltd 電子時計
JP2007035150A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sony Corp 検索入力装置及び検索方法、並びに記録再生装置

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