JPH10197605A - Ic検査装置 - Google Patents
Ic検査装置Info
- Publication number
- JPH10197605A JPH10197605A JP9004750A JP475097A JPH10197605A JP H10197605 A JPH10197605 A JP H10197605A JP 9004750 A JP9004750 A JP 9004750A JP 475097 A JP475097 A JP 475097A JP H10197605 A JPH10197605 A JP H10197605A
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- JP
- Japan
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- socket
- contact pin
- performance board
- pin
- terminal
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】テストヘッドとパフォーマンスボードの間の導
通不良を防止し、信号の劣化を防ぐことができるIC検
査装置を実現する。 【解決手段】コンタクトピンブロック8はコンタクトピ
ンが抜かれてコンタクトピン穴81が開いていて、コン
タクトピンの代わりに第1のソケット20及び第2のソ
ケット30が設けられている。第1のソケット20は、
一端側はリード部22になっていてパフォーマンスボー
ド5の電極パッドに表面実装され、他端側は端子部23
が設けられている。第2のソケット30は、一端側はコ
ンタクトピンと同径のピンがコンタクトピン穴81に挿
入されてコンタクトピンブロック8と電気的に接続さ
れ、他端側は端子が第1のソケットの端子部23と電気
的に接続されている。第1のソケットと第2のソケット
の一方には位置出しピンが他方には位置出しピン受け穴
がそれぞれ設けられ、2つのソケットをガイドして接続
する。
通不良を防止し、信号の劣化を防ぐことができるIC検
査装置を実現する。 【解決手段】コンタクトピンブロック8はコンタクトピ
ンが抜かれてコンタクトピン穴81が開いていて、コン
タクトピンの代わりに第1のソケット20及び第2のソ
ケット30が設けられている。第1のソケット20は、
一端側はリード部22になっていてパフォーマンスボー
ド5の電極パッドに表面実装され、他端側は端子部23
が設けられている。第2のソケット30は、一端側はコ
ンタクトピンと同径のピンがコンタクトピン穴81に挿
入されてコンタクトピンブロック8と電気的に接続さ
れ、他端側は端子が第1のソケットの端子部23と電気
的に接続されている。第1のソケットと第2のソケット
の一方には位置出しピンが他方には位置出しピン受け穴
がそれぞれ設けられ、2つのソケットをガイドして接続
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査ICの特性
検査を行うIC検査装置に関するもので、更に詳しくは
パフォーマンスボードとテストヘッドとの間を接続に改
良を施したIC検査装置に関するものである。
検査を行うIC検査装置に関するもので、更に詳しくは
パフォーマンスボードとテストヘッドとの間を接続に改
良を施したIC検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IC検査装置は、被検査ICの電極パッ
ドに検査装置から導出された多数のプローブピンを接触
させて電気的特性を検査するものである。プローブピン
からテスト信号が被検査ICに与えられ、テスト信号に
応答して被検査ICから得られた電気信号はテストヘッ
ドに導かれて解析される。ICの検査項目が使用目的や
機能に応じてまちまちであるため、プローブピンとテス
トヘッドとの間にパフォーマンスボードを設け、このパ
フォーマンスボードにICに要求される検査機能を有す
る回路を搭載して多様の検査項目に対応できるようにし
ている。
ドに検査装置から導出された多数のプローブピンを接触
させて電気的特性を検査するものである。プローブピン
からテスト信号が被検査ICに与えられ、テスト信号に
応答して被検査ICから得られた電気信号はテストヘッ
ドに導かれて解析される。ICの検査項目が使用目的や
機能に応じてまちまちであるため、プローブピンとテス
トヘッドとの間にパフォーマンスボードを設け、このパ
フォーマンスボードにICに要求される検査機能を有す
る回路を搭載して多様の検査項目に対応できるようにし
ている。
【0003】図4はこの種の従来におけるIC検査装置
の要部構成を示す断面図である。図4で、1は被検査I
Cで、図示しないステージによりXY方向(紙面に対し
て前後左右の方向)に移動し、自身に形成された電極パ
ッドにプローブピン2が当たる位置に位置合わせされ
る。3は複数のプローブピン2が中心に向かって放射状
に配列されたプローブカードである。4はパフォーマン
スボード5とプローブカード3の間で授受する信号を中
継する信号中継器である。信号中継器4は、プローブカ
ード3及びパフォーマンスボード5にそれぞれ接続され
たコンタクトピン41及び42と、絶縁部43とからな
る。
の要部構成を示す断面図である。図4で、1は被検査I
Cで、図示しないステージによりXY方向(紙面に対し
て前後左右の方向)に移動し、自身に形成された電極パ
ッドにプローブピン2が当たる位置に位置合わせされ
る。3は複数のプローブピン2が中心に向かって放射状
に配列されたプローブカードである。4はパフォーマン
スボード5とプローブカード3の間で授受する信号を中
継する信号中継器である。信号中継器4は、プローブカ
ード3及びパフォーマンスボード5にそれぞれ接続され
たコンタクトピン41及び42と、絶縁部43とからな
る。
【0004】7は図示しない移動機構により上下移動す
るテストヘッド、8はテストヘッド7に搭載されたコン
タクトピンブロック、9はコンタクトピンブロック8に
設けられたコンタクトピンである。テストヘッド7はコ
ンタクトピン9を介してパフォーマンスボード5と接触
し、電源供給や信号の授受が行われる。コンタクトピン
9はストローク機構を有し、ピンが押し出される方向に
ばね力が付与されている。テストヘッド7をパフォーマ
ンスボード5に押しつけると、コンタクトピン9は所定
の接触圧でパフォーマンスボード5に接触する。この接
触圧により、パフォーマンスボード5の電極パッド(図
示せず)とコンタクトピン9の先端が接触し、テストヘ
ッド7とパフォーマンスボード5電気的に接続する。こ
れによって、テストヘッド7とパフォーマンスボード5
の間で信号が受け渡される。コンタクトピン9をパフォ
ーマンスボード5に押し付けるばね力によって接触の安
定性を得ている。
るテストヘッド、8はテストヘッド7に搭載されたコン
タクトピンブロック、9はコンタクトピンブロック8に
設けられたコンタクトピンである。テストヘッド7はコ
ンタクトピン9を介してパフォーマンスボード5と接触
し、電源供給や信号の授受が行われる。コンタクトピン
9はストローク機構を有し、ピンが押し出される方向に
ばね力が付与されている。テストヘッド7をパフォーマ
ンスボード5に押しつけると、コンタクトピン9は所定
の接触圧でパフォーマンスボード5に接触する。この接
触圧により、パフォーマンスボード5の電極パッド(図
示せず)とコンタクトピン9の先端が接触し、テストヘ
ッド7とパフォーマンスボード5電気的に接続する。こ
れによって、テストヘッド7とパフォーマンスボード5
の間で信号が受け渡される。コンタクトピン9をパフォ
ーマンスボード5に押し付けるばね力によって接触の安
定性を得ている。
【0005】テストヘッド7とパフォーマンスボード5
の間で受け渡す信号は、被検査ICと授受する信号であ
るため、受け渡す信号の劣化は検査装置の性能に大きく
影響する。信号の劣化が激しい場合は検査ができなくな
ることがある。コンタクトピン9を接触させることによ
りテストヘッド7とパフォーマンスボード5の間を接続
する構成はIC検査装置において標準的な接続のしかた
である。しかし、このような接続のしかたでは、電極パ
ッドの表面にきずがついたり酸化皮膜ができたりしたと
きは、コンタクトピン9と電極パッドの接触面積が小さ
くなり、テストヘッド7とパフォーマンスボード5の間
で受け渡す信号が劣化するという問題点があった。
の間で受け渡す信号は、被検査ICと授受する信号であ
るため、受け渡す信号の劣化は検査装置の性能に大きく
影響する。信号の劣化が激しい場合は検査ができなくな
ることがある。コンタクトピン9を接触させることによ
りテストヘッド7とパフォーマンスボード5の間を接続
する構成はIC検査装置において標準的な接続のしかた
である。しかし、このような接続のしかたでは、電極パ
ッドの表面にきずがついたり酸化皮膜ができたりしたと
きは、コンタクトピン9と電極パッドの接触面積が小さ
くなり、テストヘッド7とパフォーマンスボード5の間
で受け渡す信号が劣化するという問題点があった。
【0006】これを解決するための検査装置として、テ
ストヘッド7側とパフォーマンスボード5側にソケット
をそれぞれ用意し、このソケットを用いてテストヘッド
7とパフォーマンスボード5を接続する検査装置があっ
た。しかし、ソケットを用いた接続機構は、テストヘッ
ド7の機構、パフォーマンスボード5のパターン等を大
幅に変更しなければならないため、コンタクトピンを用
いた既存の検査装置には適用できないという問題点があ
った。テストヘッド7やパフォーマンスボード5はもと
もと高価なものであるため、容易に変更できない。
ストヘッド7側とパフォーマンスボード5側にソケット
をそれぞれ用意し、このソケットを用いてテストヘッド
7とパフォーマンスボード5を接続する検査装置があっ
た。しかし、ソケットを用いた接続機構は、テストヘッ
ド7の機構、パフォーマンスボード5のパターン等を大
幅に変更しなければならないため、コンタクトピンを用
いた既存の検査装置には適用できないという問題点があ
った。テストヘッド7やパフォーマンスボード5はもと
もと高価なものであるため、容易に変更できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、コンタクトピ
ンを用いた既存の検査装置に大幅な変更を施すことなく
ソケットを用いてテストヘッドとパフォーマンスボード
を接続でき、テストヘッドとパフォーマンスボードの間
の導通不良を防止し、信号の劣化を防ぐことができるI
C検査装置を実現することを目的とする。
点を解決するためになされたものであり、コンタクトピ
ンを用いた既存の検査装置に大幅な変更を施すことなく
ソケットを用いてテストヘッドとパフォーマンスボード
を接続でき、テストヘッドとパフォーマンスボードの間
の導通不良を防止し、信号の劣化を防ぐことができるI
C検査装置を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になったIC検査装置である。 (1)被検査ICへの入出力信号を授受するパフォーマ
ンスボードと、コンタクトピンブロックを搭載したテス
トヘッドを備え、前記コンタクトピンブロックから出た
コンタクトピンを前記パフォーマンスボードの電極パッ
ドに当ててテストヘッドをパフォーマンスボードに電気
的に接続し、被検査ICの特性検査を行うIC検査装置
において、前記コンタクトピンブロックはコンタクトピ
ンが抜かれてコンタクトピン穴が開いていて、コンタク
トピンの代わりに第1のソケット及び第2のソケットが
設けられ、前記第1のソケットは、一端側にはリード部
が設けられ、このリード部はパフォーマンスボードの電
極パッドに表面実装され、他端側は端子部が設けられて
いて、前記第2のソケットは、一端側にはコンタクトピ
ンと同径のピンが立った端子が設けられ、このピンは前
記コンタクトピン穴に挿入されてコンタクトピンブロッ
クと電気的に接続され、他端側は端子が設けられ、この
端子は前記第1のソケットの端子部と電気的に接続され
ることを特徴とするIC検査装置。 (2)前記第1のソケットと第2のソケットの一方には
位置出しピンが他方には位置出しピン受け穴がそれぞれ
設けられ、第1のソケットと第2のソケットは位置出し
ピンと位置出しピン受け穴によりガイドされて接続され
ることを特徴とする(1)記載のIC検査装置。 (3)前記リード部はL字形をなしていて、L字形の一
辺がパフォーマンスボードの電極パッド上に載せられ半
田付けされることによって、リード部が電極パッドに表
面実装されることを特徴とする(1)または(2)記載
のIC検査装置。 (4)電極パッドが形成された部分がパフォーマンスボ
ードと別体に構成されていて、前記電極パッドが形成さ
れた部分とパフォーマンスボードを電気的に接続すると
ともに、電極パッドが形成された部分をパフォーマンス
ボードに保持するフレキシブルプリント板を具備したこ
とを特徴とする(2)記載のIC検査装置。
成になったIC検査装置である。 (1)被検査ICへの入出力信号を授受するパフォーマ
ンスボードと、コンタクトピンブロックを搭載したテス
トヘッドを備え、前記コンタクトピンブロックから出た
コンタクトピンを前記パフォーマンスボードの電極パッ
ドに当ててテストヘッドをパフォーマンスボードに電気
的に接続し、被検査ICの特性検査を行うIC検査装置
において、前記コンタクトピンブロックはコンタクトピ
ンが抜かれてコンタクトピン穴が開いていて、コンタク
トピンの代わりに第1のソケット及び第2のソケットが
設けられ、前記第1のソケットは、一端側にはリード部
が設けられ、このリード部はパフォーマンスボードの電
極パッドに表面実装され、他端側は端子部が設けられて
いて、前記第2のソケットは、一端側にはコンタクトピ
ンと同径のピンが立った端子が設けられ、このピンは前
記コンタクトピン穴に挿入されてコンタクトピンブロッ
クと電気的に接続され、他端側は端子が設けられ、この
端子は前記第1のソケットの端子部と電気的に接続され
ることを特徴とするIC検査装置。 (2)前記第1のソケットと第2のソケットの一方には
位置出しピンが他方には位置出しピン受け穴がそれぞれ
設けられ、第1のソケットと第2のソケットは位置出し
ピンと位置出しピン受け穴によりガイドされて接続され
ることを特徴とする(1)記載のIC検査装置。 (3)前記リード部はL字形をなしていて、L字形の一
辺がパフォーマンスボードの電極パッド上に載せられ半
田付けされることによって、リード部が電極パッドに表
面実装されることを特徴とする(1)または(2)記載
のIC検査装置。 (4)電極パッドが形成された部分がパフォーマンスボ
ードと別体に構成されていて、前記電極パッドが形成さ
れた部分とパフォーマンスボードを電気的に接続すると
ともに、電極パッドが形成された部分をパフォーマンス
ボードに保持するフレキシブルプリント板を具備したこ
とを特徴とする(2)記載のIC検査装置。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示した要部構成図であ
る。図4で図1と同一のものは同一符号を付ける。コン
タクトピンブロック8からコンタクトピンが抜かれてコ
ンタクトピン穴81が開いている。コンタクトピン穴8
1にはコンタクトピンと接続されていた電極が埋め込ま
れている。
する。図1は本発明の一実施例を示した要部構成図であ
る。図4で図1と同一のものは同一符号を付ける。コン
タクトピンブロック8からコンタクトピンが抜かれてコ
ンタクトピン穴81が開いている。コンタクトピン穴8
1にはコンタクトピンと接続されていた電極が埋め込ま
れている。
【0010】コンタクトピンの代わりにソケット20と
30が設けられている。ソケット20の本体21は、絶
縁性のあるモールド部材で構成されている。ソケット2
0の一端側にはリード部22が設けられ、リード部22
はパフォーマンスボードの電極パッドに表面実装されて
いる。ソケット20の他端側は端子部23になってい
る。
30が設けられている。ソケット20の本体21は、絶
縁性のあるモールド部材で構成されている。ソケット2
0の一端側にはリード部22が設けられ、リード部22
はパフォーマンスボードの電極パッドに表面実装されて
いる。ソケット20の他端側は端子部23になってい
る。
【0011】図2は表面実装する部分の構成例を示した
図である。図2に示すように、リード部22はL字形を
なしていて、L字形の一辺がパフォーマンスボードの電
極パッド51上に載せられ半田付けされることによっ
て、リード部22が電極パッド51に表面実装されてい
る。
図である。図2に示すように、リード部22はL字形を
なしていて、L字形の一辺がパフォーマンスボードの電
極パッド51上に載せられ半田付けされることによっ
て、リード部22が電極パッド51に表面実装されてい
る。
【0012】図1へ戻り、ソケット30の本体31は、
絶縁性のあるモールド部材で構成されている。ソケット
30の一端側には端子32が設けられている。端子32
にはコンタクトピンと同径のピン33が立っている。ピ
ン33がコンタクトピン穴81に挿入されることによっ
てソケット30がコンタクトピンブロック8と接続され
る。ソケット30の他端側には端子34が設けられてい
る。端子34はガラスエポキシ樹脂で構成された部材に
載せられている。端子34は端子部23と接続される。
端子部23は弾性があり、端子34と接続したときに弾
性力を利用して端子34に圧接し、電気的に接続する構
成になっている。なお、端子部23は端子34が挿入さ
れた後にレバーを操作すると端子34を挟み込み電気的
に接続する構成になっていてもよい。
絶縁性のあるモールド部材で構成されている。ソケット
30の一端側には端子32が設けられている。端子32
にはコンタクトピンと同径のピン33が立っている。ピ
ン33がコンタクトピン穴81に挿入されることによっ
てソケット30がコンタクトピンブロック8と接続され
る。ソケット30の他端側には端子34が設けられてい
る。端子34はガラスエポキシ樹脂で構成された部材に
載せられている。端子34は端子部23と接続される。
端子部23は弾性があり、端子34と接続したときに弾
性力を利用して端子34に圧接し、電気的に接続する構
成になっている。なお、端子部23は端子34が挿入さ
れた後にレバーを操作すると端子34を挟み込み電気的
に接続する構成になっていてもよい。
【0013】このようなIC検査装置では、コンタクト
ピンブロック8はテストヘッド7から送られてくる信号
をコンタクトピンに伝えるもので、コンタクトピン穴8
1は信号を伝える導通部分になっている。ソケット30
のピン33はコンタクトピン穴81に挿入されている。
ソケット30の端子34はソケット20の端子部23に
圧入されている。ソケット20のリード部22はパフォ
ーマンスボード5の電極パッドに表面実装されている。
これによって、テストヘッド7は、ソケット20及びソ
ケット30を介してパフォーマンスボード5と電気的に
接続される。ソケット20とソケット30を抜き差しす
るのに要する力は、ソケット30とコンタクトピンブロ
ック8を抜き差しするのに要する力よりも大きい。
ピンブロック8はテストヘッド7から送られてくる信号
をコンタクトピンに伝えるもので、コンタクトピン穴8
1は信号を伝える導通部分になっている。ソケット30
のピン33はコンタクトピン穴81に挿入されている。
ソケット30の端子34はソケット20の端子部23に
圧入されている。ソケット20のリード部22はパフォ
ーマンスボード5の電極パッドに表面実装されている。
これによって、テストヘッド7は、ソケット20及びソ
ケット30を介してパフォーマンスボード5と電気的に
接続される。ソケット20とソケット30を抜き差しす
るのに要する力は、ソケット30とコンタクトピンブロ
ック8を抜き差しするのに要する力よりも大きい。
【0014】図3は本発明の他の実施例の要部構成図で
ある。図3で、35はソケット20への接続位置を決め
るための位置出しピンである。24は位置出しピン35
を受ける位置出しピン受け穴である。ソケット20とソ
ケット30は、位置出しピン35及び位置出しピン受け
穴24によりガイドされて接続される。なお、ソケット
20に位置出しピンを設け、ソケット30に位置出しピ
ン受け穴を設けた構成にしてもよい。
ある。図3で、35はソケット20への接続位置を決め
るための位置出しピンである。24は位置出しピン35
を受ける位置出しピン受け穴である。ソケット20とソ
ケット30は、位置出しピン35及び位置出しピン受け
穴24によりガイドされて接続される。なお、ソケット
20に位置出しピンを設け、ソケット30に位置出しピ
ン受け穴を設けた構成にしてもよい。
【0015】なお、電極パッドが形成された部分をパフ
ォーマンスボードと別体に構成し、フレキシブルプリン
ト板により電極パッドが形成された部分とパフォーマン
スボードを電気的に接続するとともに、電極パッドが形
成された部分をパフォーマンスボードに保持する構成に
してもよい、このように構成すると、フレキシブルプリ
ント板の可撓性によりソケット20の位置に融通性がも
たせられるため、ソケット20とソケット30の接続が
しやすくなる。
ォーマンスボードと別体に構成し、フレキシブルプリン
ト板により電極パッドが形成された部分とパフォーマン
スボードを電気的に接続するとともに、電極パッドが形
成された部分をパフォーマンスボードに保持する構成に
してもよい、このように構成すると、フレキシブルプリ
ント板の可撓性によりソケット20の位置に融通性がも
たせられるため、ソケット20とソケット30の接続が
しやすくなる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、リード部がパフォーマ
ンスボードの電極パッドに表面実装されることによって
パフォーマンスボードと接続されたソケットと、コンタ
クトピン穴に端子が挿入されることによってテストヘッ
ドと接続されたソケットを設け、これらのソケットを接
続することによってテストヘッドとパフォーマンスボー
ドを電気的に接続している。これによって、コンタクト
ピンを用いた既存の検査装置に大幅な変更を施すことな
くソケットを用いてテストヘッドとパフォーマンスボー
ドを接続でき、テストヘッドとパフォーマンスボードの
間の導通不良を防止し、信号の劣化を防ぐことができ
る。今後、IC検査装置においてソケットを用いた接続
機構が主流になった場合、ソケットを用いた接続機構を
既存のIC検査装置へ流用することが必要になる。本発
明によれば、ソケットを用いた接続機構を既存のIC検
査装置へ容易に流用することができる。また、2つのソ
ケットの一方に位置出しピンを他方に位置出しピン受け
穴をそれぞれ設け、2つのソケットの接続位置を決めて
いる。このため、2つのソケットの位置が多少ずれてい
ても、2つのソケットは位置出しピンと位置出しピン受
け穴にガイドされて接続されるため、ソケット間の接触
不良を防止できる。
ンスボードの電極パッドに表面実装されることによって
パフォーマンスボードと接続されたソケットと、コンタ
クトピン穴に端子が挿入されることによってテストヘッ
ドと接続されたソケットを設け、これらのソケットを接
続することによってテストヘッドとパフォーマンスボー
ドを電気的に接続している。これによって、コンタクト
ピンを用いた既存の検査装置に大幅な変更を施すことな
くソケットを用いてテストヘッドとパフォーマンスボー
ドを接続でき、テストヘッドとパフォーマンスボードの
間の導通不良を防止し、信号の劣化を防ぐことができ
る。今後、IC検査装置においてソケットを用いた接続
機構が主流になった場合、ソケットを用いた接続機構を
既存のIC検査装置へ流用することが必要になる。本発
明によれば、ソケットを用いた接続機構を既存のIC検
査装置へ容易に流用することができる。また、2つのソ
ケットの一方に位置出しピンを他方に位置出しピン受け
穴をそれぞれ設け、2つのソケットの接続位置を決めて
いる。このため、2つのソケットの位置が多少ずれてい
ても、2つのソケットは位置出しピンと位置出しピン受
け穴にガイドされて接続されるため、ソケット間の接触
不良を防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示した要部構成図である。
【図2】リード部を電極パッドに表面実装する部分の構
成例を示した図である。
成例を示した図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成図である。
【図4】従来におけるIC検査装置の要部構成を示す断
面図である。
面図である。
1 被検査IC 5 パフォーマンスボード 51 電極パッド 8 コンタクトピンブロック 81 コンタクトピン穴 20,30 ソケット 22 リード部 23 端子部 24 位置出しピン受け穴 32,34 端子 33 ピン 35 位置出しピン
Claims (4)
- 【請求項1】 被検査ICへの入出力信号を授受するパ
フォーマンスボードと、コンタクトピンブロックを搭載
したテストヘッドを備え、前記コンタクトピンブロック
から出たコンタクトピンを前記パフォーマンスボードの
電極パッドに当ててテストヘッドをパフォーマンスボー
ドに電気的に接続し、被検査ICの特性検査を行うIC
検査装置において、 前記コンタクトピンブロックはコンタクトピンが抜かれ
てコンタクトピン穴が開いていて、コンタクトピンの代
わりに第1のソケット及び第2のソケットが設けられ、 前記第1のソケットは、一端側にはリード部が設けら
れ、このリード部はパフォーマンスボードの電極パッド
に表面実装され、他端側は端子部が設けられていて、 前記第2のソケットは、一端側にはコンタクトピンと同
径のピンが立った端子が設けられ、このピンは前記コン
タクトピン穴に挿入されてコンタクトピンブロックと電
気的に接続され、他端側は端子が設けられ、この端子は
前記第1のソケットの端子部と電気的に接続されること
を特徴とするIC検査装置。 - 【請求項2】 前記第1のソケットと第2のソケットの
一方には位置出しピンが他方には位置出しピン受け穴が
それぞれ設けられ、第1のソケットと第2のソケットは
位置出しピンと位置出しピン受け穴によりガイドされて
接続されることを特徴とする請求項1記載のIC検査装
置。 - 【請求項3】 前記リード部はL字形をなしていて、L
字形の一辺がパフォーマンスボードの電極パッド上に載
せられ半田付けされることによって、リード部が電極パ
ッドに表面実装されることを特徴とする請求項1または
請求項2記載のIC検査装置。 - 【請求項4】 電極パッドが形成された部分がパフォー
マンスボードと別体に構成されていて、 前記電極パッドが形成された部分とパフォーマンスボー
ドを電気的に接続するとともに、電極パッドが形成され
た部分をパフォーマンスボードに保持するフレキシブル
プリント板を具備したことを特徴とする請求項2記載の
IC検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9004750A JPH10197605A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | Ic検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9004750A JPH10197605A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | Ic検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10197605A true JPH10197605A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11592594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9004750A Pending JPH10197605A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | Ic検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10197605A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139215A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Advantest Corp | 試験装置および測定装置 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP9004750A patent/JPH10197605A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008139215A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Advantest Corp | 試験装置および測定装置 |
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