JPH10197186A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH10197186A JPH10197186A JP35133496A JP35133496A JPH10197186A JP H10197186 A JPH10197186 A JP H10197186A JP 35133496 A JP35133496 A JP 35133496A JP 35133496 A JP35133496 A JP 35133496A JP H10197186 A JPH10197186 A JP H10197186A
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- JP
- Japan
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- tube
- end plate
- heat exchanger
- copper tube
- internal fluid
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/047—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
- F28D1/0477—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、内部流体が通過する管体の耐圧強
度を向上させることで、内部流体として代替フロンR4
10Aを使用する際の安全性を確保することを課題とす
る。 【解決手段】 管体におけるエンドプレートに対する接
合部と、U字管に対する接合部との間に、エンドプレー
トに穿孔した管体挿通用の孔にバーリング加工を施すこ
とによって突出状態に形成される曲げ起こし部を設けた
ことにより、径方向の膨張を規制して、管体全体として
の耐圧強度を向上を図るようにしている。
度を向上させることで、内部流体として代替フロンR4
10Aを使用する際の安全性を確保することを課題とす
る。 【解決手段】 管体におけるエンドプレートに対する接
合部と、U字管に対する接合部との間に、エンドプレー
トに穿孔した管体挿通用の孔にバーリング加工を施すこ
とによって突出状態に形成される曲げ起こし部を設けた
ことにより、径方向の膨張を規制して、管体全体として
の耐圧強度を向上を図るようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコン等
の空調器に用いられる熱交換器に係わり、特に、内部流
体が通過する管体の耐圧強度を向上させるのに有効な熱
交換器に関する。
の空調器に用いられる熱交換器に係わり、特に、内部流
体が通過する管体の耐圧強度を向上させるのに有効な熱
交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルームエアコン等の空調器に用い
られている熱交換器の一例として、相互間隔をおいて互
いに平行に配設される平板状の伝熱フィンと、これら伝
熱フィンの外側に該伝熱フィンと平行かつ相互間隔をお
いて配設されるエンドプレートと、前記伝熱フィンおよ
びエンドプレートに挿通状態に接合される管体とを備え
るとともに、該管体が、直管部および曲管部が交互に連
続して蛇行状の内部流体通路を構成してなるものが知ら
れている。
られている熱交換器の一例として、相互間隔をおいて互
いに平行に配設される平板状の伝熱フィンと、これら伝
熱フィンの外側に該伝熱フィンと平行かつ相互間隔をお
いて配設されるエンドプレートと、前記伝熱フィンおよ
びエンドプレートに挿通状態に接合される管体とを備え
るとともに、該管体が、直管部および曲管部が交互に連
続して蛇行状の内部流体通路を構成してなるものが知ら
れている。
【0003】そして、前記直管部の少なくとも一端側に
形成される曲管部は、直管部に接合されるU字管から構
成されており、これら直管部および曲管部は、拡径した
直管部の開口部に曲管部を内挿状態に嵌合し、これらを
ろう付けすることによって接合されている。
形成される曲管部は、直管部に接合されるU字管から構
成されており、これら直管部および曲管部は、拡径した
直管部の開口部に曲管部を内挿状態に嵌合し、これらを
ろう付けすることによって接合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上記
構成の熱交換器においては、外部流体冷却用の内部流体
(冷媒)として、化学的に極めて安定していること、金
属に対する腐食性がないこと、および生物に対する毒性
がないこと等の理由からフロン22が使用されている。
構成の熱交換器においては、外部流体冷却用の内部流体
(冷媒)として、化学的に極めて安定していること、金
属に対する腐食性がないこと、および生物に対する毒性
がないこと等の理由からフロン22が使用されている。
【0005】このフロン22を用いる場合の設計圧力は
28kgf/cm2となるが、UL規格では、5倍の安全率を
確保することが要求されていることから、前記管体は、
前記設計圧力の5倍より大きい170kgf/cm2の耐圧強
度を確保するように構成されている。
28kgf/cm2となるが、UL規格では、5倍の安全率を
確保することが要求されていることから、前記管体は、
前記設計圧力の5倍より大きい170kgf/cm2の耐圧強
度を確保するように構成されている。
【0006】ところが、近年、地球環境保護の観点か
ら、オゾン層破壊に影響を及ぼすフロンガスの使用が規
制されるとともに、これに代わる代替フロンの開発が行
われており、現在、ルームエアコン等の熱交換器に用い
られる冷媒として、例えば、フロンR410Aが用いら
れるようになっている。
ら、オゾン層破壊に影響を及ぼすフロンガスの使用が規
制されるとともに、これに代わる代替フロンの開発が行
われており、現在、ルームエアコン等の熱交換器に用い
られる冷媒として、例えば、フロンR410Aが用いら
れるようになっている。
【0007】しかしながら、内部流体としてフロンR4
10Aを用いる場合、設計圧力が42kgf/cm2となり、
管体に作用する内圧が上昇するので、管体直管部におけ
るアルミフィンおよびエンドプレートに挿通させられて
径方向の変形が拘束されている部分や曲管部(U字管)
に比べ、直管部における前記エンドプレートに対する接
合部と前記U字管に対する接合部との間の耐圧強度が相
対的に弱いことから、安全性確保のため、耐圧強度を向
上させる必要が生じている。
10Aを用いる場合、設計圧力が42kgf/cm2となり、
管体に作用する内圧が上昇するので、管体直管部におけ
るアルミフィンおよびエンドプレートに挿通させられて
径方向の変形が拘束されている部分や曲管部(U字管)
に比べ、直管部における前記エンドプレートに対する接
合部と前記U字管に対する接合部との間の耐圧強度が相
対的に弱いことから、安全性確保のため、耐圧強度を向
上させる必要が生じている。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、内部流体が通過する管体の耐圧強度を向上させるこ
とで、内部流体として代替フロンR410Aを使用する
際の安全性を確保することができる熱交換器を提供する
ことを目的とする。
で、内部流体が通過する管体の耐圧強度を向上させるこ
とで、内部流体として代替フロンR410Aを使用する
際の安全性を確保することができる熱交換器を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器は、相
互間隔をおいて互いに平行に配設される平板状の伝熱フ
ィンと、これら伝熱フィンの外側に該伝熱フィンと平行
かつ相互間隔をおいて配設されるエンドプレートと、前
記伝熱フィンおよび前記エンドプレートに挿通状態に接
合される管体とを備え、該管体は、直管部および曲管部
が交互に連続する蛇行状の内部流体通路を形成するとと
もに、前記直管部の少なくとも一端側に形成される曲管
部は、直管部に接合されるU字管とされ、前記管体にお
ける前記エンドプレートに対する接合部と、前記U字管
に対する接合部との間に、径方向の膨張を規制する補強
スリーブが設けられていることを特徴とするものであ
る。
互間隔をおいて互いに平行に配設される平板状の伝熱フ
ィンと、これら伝熱フィンの外側に該伝熱フィンと平行
かつ相互間隔をおいて配設されるエンドプレートと、前
記伝熱フィンおよび前記エンドプレートに挿通状態に接
合される管体とを備え、該管体は、直管部および曲管部
が交互に連続する蛇行状の内部流体通路を形成するとと
もに、前記直管部の少なくとも一端側に形成される曲管
部は、直管部に接合されるU字管とされ、前記管体にお
ける前記エンドプレートに対する接合部と、前記U字管
に対する接合部との間に、径方向の膨張を規制する補強
スリーブが設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0010】このような構成としたことにより、管体全
体を通じて耐圧強度が相対的に最も弱い部分である、管
体におけるエンドプレートに対する接合部と、U字管に
対する接合部との間の径方向の膨張が規制されるので、
該部分の耐圧強度が増し、管体全体の耐圧強度の向上が
図られる。
体を通じて耐圧強度が相対的に最も弱い部分である、管
体におけるエンドプレートに対する接合部と、U字管に
対する接合部との間の径方向の膨張が規制されるので、
該部分の耐圧強度が増し、管体全体の耐圧強度の向上が
図られる。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
熱交換器において、補強スリーブが前記エンドプレート
に穿孔した管体挿通用の孔にバーリング加工を施すこと
によって突出状態に形成される曲げ起こし部から構成さ
れていることを特徴とするものである。
熱交換器において、補強スリーブが前記エンドプレート
に穿孔した管体挿通用の孔にバーリング加工を施すこと
によって突出状態に形成される曲げ起こし部から構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0012】このような構成としたことにより、管体に
おけるエンドプレートに対する接合部と、U字管に対す
る接合部との間の外周部にエンドプレートの曲げ起こし
部が外挿状態に配置されるので、径方向の膨張が規制さ
れ、管体全体の耐圧強度の向上が図られる。また、補強
スリーブをエンドプレートに形成した管体挿通用の孔の
周辺部を曲げ起こすことによって構成したので、径方向
の膨張を規制するための部品が増えることがない。
おけるエンドプレートに対する接合部と、U字管に対す
る接合部との間の外周部にエンドプレートの曲げ起こし
部が外挿状態に配置されるので、径方向の膨張が規制さ
れ、管体全体の耐圧強度の向上が図られる。また、補強
スリーブをエンドプレートに形成した管体挿通用の孔の
周辺部を曲げ起こすことによって構成したので、径方向
の膨張を規制するための部品が増えることがない。
【0013】請求項3の発明は、請求項1記載の熱交換
器において、前記補強スリーブが、リング状部材から構
成されていることを特徴とするものである。
器において、前記補強スリーブが、リング状部材から構
成されていることを特徴とするものである。
【0014】このような構成においても、管体における
エンドプレートに対する接合部と、U字管に対する接合
部との間の外周部にリング状部材が外挿状態に配置され
るので、管体全体としての耐圧強度の向上が図られる。
また、補強スリーブをリング状部材によって構成したの
で、径方向の膨張を規制するための部品の装着を容易に
行うことができる。
エンドプレートに対する接合部と、U字管に対する接合
部との間の外周部にリング状部材が外挿状態に配置され
るので、管体全体としての耐圧強度の向上が図られる。
また、補強スリーブをリング状部材によって構成したの
で、径方向の膨張を規制するための部品の装着を容易に
行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施形態の一例について説明する。図1は、ルームエ
アコン等の空調器に用いられている熱交換器の一例の要
部を示した平面図であり、同図中、符号1は熱交換器、
2は銅管(管体)、3はアルミフィン(伝熱フィン)、
4はエンドプレート、Fiは内部流体、Foは外部流体で
ある。
の実施形態の一例について説明する。図1は、ルームエ
アコン等の空調器に用いられている熱交換器の一例の要
部を示した平面図であり、同図中、符号1は熱交換器、
2は銅管(管体)、3はアルミフィン(伝熱フィン)、
4はエンドプレート、Fiは内部流体、Foは外部流体で
ある。
【0016】熱交換器1は、相互に隙間5をあけて互い
に平行に配設される平板状のアルミフィン3と、これら
アルミフィン3の外側に該アルミフィン3と平行かつ相
互間隔をおいて配設される鋼製のエンドプレート4と、
これらアルミフィン3およびエンドプレート4に交差す
るように挿通させられる内部流体Fi通過用の銅管2と
から概略構成されている。
に平行に配設される平板状のアルミフィン3と、これら
アルミフィン3の外側に該アルミフィン3と平行かつ相
互間隔をおいて配設される鋼製のエンドプレート4と、
これらアルミフィン3およびエンドプレート4に交差す
るように挿通させられる内部流体Fi通過用の銅管2と
から概略構成されている。
【0017】そして、銅管2は、直管部2aとU字管2
bとが連続的に接合されて蛇行状の内部流体通路を形成
するように構成されており、この銅管2内を通過する内
部流体Fiと、アルミフィン3相互の隙間5を通過する
外部流体Foとの間で熱交換が行われるようになってい
る。また、銅管2の内周面には、螺旋状の内周溝(図示
略)が形成されており、内部流体Fiおよび外部流体Fo
間の熱交換効率が高められるようになっている。
bとが連続的に接合されて蛇行状の内部流体通路を形成
するように構成されており、この銅管2内を通過する内
部流体Fiと、アルミフィン3相互の隙間5を通過する
外部流体Foとの間で熱交換が行われるようになってい
る。また、銅管2の内周面には、螺旋状の内周溝(図示
略)が形成されており、内部流体Fiおよび外部流体Fo
間の熱交換効率が高められるようになっている。
【0018】アルミフィン3およびエンドプレート4に
は、銅管2挿通用の孔3a,4aがそれぞれ形成されて
おり、特に、エンドプレート4における孔4aの周囲に
は、曲げ起こし部4bが銅管2の挿通方向(図示上方)
に突出状態に形成されている。
は、銅管2挿通用の孔3a,4aがそれぞれ形成されて
おり、特に、エンドプレート4における孔4aの周囲に
は、曲げ起こし部4bが銅管2の挿通方向(図示上方)
に突出状態に形成されている。
【0019】この曲げ起こし部4bは、まず、所望の内
径より小径の孔をエンドプレート4に穿設しておき、次
いで、この孔に該孔より大径の工具を押し込むことによ
って、孔を拡径しながら前記孔4aを形成するととも
に、孔の周辺部を前記工具の挿入方向に突出させるよう
に曲げ起こして形成される(バーリング加工)。
径より小径の孔をエンドプレート4に穿設しておき、次
いで、この孔に該孔より大径の工具を押し込むことによ
って、孔を拡径しながら前記孔4aを形成するととも
に、孔の周辺部を前記工具の挿入方向に突出させるよう
に曲げ起こして形成される(バーリング加工)。
【0020】すなわち、銅管2におけるエンドプレート
4に対する接合部と、U字管2bに対する接合部との間
の外周部に、エンドプレート4に穿孔した孔にバーリン
グ加工を施すことによって曲げ起こし部4bを外挿状態
に配置させる構成としているので、部品点数を増やすこ
となく銅管2の径方向の膨張を規制し、銅管2全体の耐
圧強度が高められるようになっている。
4に対する接合部と、U字管2bに対する接合部との間
の外周部に、エンドプレート4に穿孔した孔にバーリン
グ加工を施すことによって曲げ起こし部4bを外挿状態
に配置させる構成としているので、部品点数を増やすこ
となく銅管2の径方向の膨張を規制し、銅管2全体の耐
圧強度が高められるようになっている。
【0021】次に、銅管2と、アルミフィン3およびエ
ンドプレート4とを接合する工程にについて説明する。
まず、所望の外径よりも若干小径となるように作製され
た銅管本体がU字形に折曲げられて、アルミフィン3お
よびエンドプレート4に形成した前記孔3aおよび4a
に挿通させられる。
ンドプレート4とを接合する工程にについて説明する。
まず、所望の外径よりも若干小径となるように作製され
た銅管本体がU字形に折曲げられて、アルミフィン3お
よびエンドプレート4に形成した前記孔3aおよび4a
に挿通させられる。
【0022】次いで、前記銅管本体における直管部2a
の開口部に、その内径より大径のマンドレルを挿入する
とともに、該マンドレルをその軸線方向に移動させて直
管部2aを長手方向に拡径させていく。これにより、銅
管本体の直管部2aと前記孔3aおよび4aとが嵌合状
態となって、銅管本体とアルミフィン3およびエンドプ
レート4とが接合される。
の開口部に、その内径より大径のマンドレルを挿入する
とともに、該マンドレルをその軸線方向に移動させて直
管部2aを長手方向に拡径させていく。これにより、銅
管本体の直管部2aと前記孔3aおよび4aとが嵌合状
態となって、銅管本体とアルミフィン3およびエンドプ
レート4とが接合される。
【0023】次に、これらアルミフィン3およびエンド
プレート4に接合された直管部2aの開口部に、その内
径より大径のマンドレルを押し込んで先端部のみをさら
に拡径し、この拡径した開口部に直管部2aと同一内径
のU字管2bを嵌合してろう付け接合することにより、
U字形の管体本体とU字管2bとが連通状態になって、
蛇行状の内部流体Fi通路が形成される。
プレート4に接合された直管部2aの開口部に、その内
径より大径のマンドレルを押し込んで先端部のみをさら
に拡径し、この拡径した開口部に直管部2aと同一内径
のU字管2bを嵌合してろう付け接合することにより、
U字形の管体本体とU字管2bとが連通状態になって、
蛇行状の内部流体Fi通路が形成される。
【0024】このようにして組み立てられた熱交換器1
にあっては、銅管2におけるエンドプレート4に対する
接合部と、U字管2bに対する接合部との間の外周部
が、曲げ起こし部4bによって被覆された状態で前記ろ
う付け作業が行われるので、前記外周部が直接バーナに
加熱されることがなくなり、耐圧強度の低下を防止する
ことができる構成にもなっている。
にあっては、銅管2におけるエンドプレート4に対する
接合部と、U字管2bに対する接合部との間の外周部
が、曲げ起こし部4bによって被覆された状態で前記ろ
う付け作業が行われるので、前記外周部が直接バーナに
加熱されることがなくなり、耐圧強度の低下を防止する
ことができる構成にもなっている。
【0025】次に、図3および図4を参照しながら、請
求項3に係わる熱交換器の実施形態の一例について説明
する。この熱交換器11は、銅管2におけるエンドプレ
ート4に対する接合部と、U字管2bに対する接合部と
の間の外周部に、例えば鋼製のリング状部材12を嵌合
した構成とされている。
求項3に係わる熱交換器の実施形態の一例について説明
する。この熱交換器11は、銅管2におけるエンドプレ
ート4に対する接合部と、U字管2bに対する接合部と
の間の外周部に、例えば鋼製のリング状部材12を嵌合
した構成とされている。
【0026】本構成の熱交換器11の場合にも、銅管2
におけるエンドプレート4に対する接合部と、U字管2
bに対する接合部との間の外周部に、リング状部材12
が外挿状態に配置されるので、径方向の膨張が規制され
て耐圧強度の向上を図ることができる。また、径方向の
膨張を規制するための部品をリング状の部材によって構
成したことにより、その取り付けも容易に行うことがで
きる。
におけるエンドプレート4に対する接合部と、U字管2
bに対する接合部との間の外周部に、リング状部材12
が外挿状態に配置されるので、径方向の膨張が規制され
て耐圧強度の向上を図ることができる。また、径方向の
膨張を規制するための部品をリング状の部材によって構
成したことにより、その取り付けも容易に行うことがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を奏することができる。 (a)請求項1の熱交換器においては、管体におけるエ
ンドプレートに対する接合部と、U字管に対する接合部
との間に、径方向の膨張を規制する補強スリーブを設け
たので、径方向の膨張が規制されて、管体全体の耐圧強
度の向上を図ることができ、内部流体として代替フロン
R410Aの使用する際の安全性を確保することができ
る。
によれば、次のような効果を奏することができる。 (a)請求項1の熱交換器においては、管体におけるエ
ンドプレートに対する接合部と、U字管に対する接合部
との間に、径方向の膨張を規制する補強スリーブを設け
たので、径方向の膨張が規制されて、管体全体の耐圧強
度の向上を図ることができ、内部流体として代替フロン
R410Aの使用する際の安全性を確保することができ
る。
【0028】(b)請求項2の熱交換器においては、補
強スリーブを、エンドプレートに穿孔した管体挿通用の
孔にバーリング加工を施すことによって突出状態に形成
される曲げ起こし部によって構成したので、前記安全性
の確保に加えて、径方向の膨張を規制するための部品点
数の増加を抑制し、生産性の向上を図ることができる。
強スリーブを、エンドプレートに穿孔した管体挿通用の
孔にバーリング加工を施すことによって突出状態に形成
される曲げ起こし部によって構成したので、前記安全性
の確保に加えて、径方向の膨張を規制するための部品点
数の増加を抑制し、生産性の向上を図ることができる。
【0029】(c)請求項3の熱交換器においては、補
強スリーブをリング状部材によって構成したので、前記
安全性の確保に加えて、径方向の膨張を規制するための
部品の装着を容易に行うことができ、生産性の向上を図
ることができる。
強スリーブをリング状部材によって構成したので、前記
安全性の確保に加えて、径方向の膨張を規制するための
部品の装着を容易に行うことができ、生産性の向上を図
ることができる。
【図1】 本発明に係わる熱交換器の実施形態の一例の
要部を示す平面図である。
要部を示す平面図である。
【図2】 図1の要部拡大断面図である。
【図3】 本発明に係わる熱交換器の他の実施形態の一
例の要部を示す平面図である。
例の要部を示す平面図である。
【図4】 図3の要部拡大断面図である。
1、11 熱交換器 2 銅管(管体) 2a 直管部 2b U字管(曲管部) 3 アルミフィン(伝熱フィン) 4 エンドプレート 4b 曲げ起こし部 5 隙間(相互間隔) 12 リング状部材
Claims (3)
- 【請求項1】 相互間隔をおいて互いに平行に配設され
る平板状の伝熱フィンと、 これら伝熱フィンの外側に該伝熱フィンと平行かつ相互
間隔をおいて配設されるエンドプレートと、 前記伝熱フィンおよび前記エンドプレートに挿通状態に
接合される管体とを備え、 該管体は、直管部および曲管部が交互に連続する蛇行状
の内部流体通路を形成するとともに、 前記直管部の少なくとも一端側に形成される曲管部は、
直管部に接合されるU字管とされ、 前記管体における前記エンドプレートに対する接合部
と、前記U字管に対する接合部との間に、径方向の膨張
を規制する補強スリーブが設けられていることを特徴と
する熱交換器。 - 【請求項2】 前記補強スリーブが、前記エンドプレー
トに穿孔した管体挿通用の孔にバーリング加工を施すこ
とによって突出状態に形成される曲げ起こし部から構成
されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。 - 【請求項3】 前記補強スリーブが、リング状部材から
構成されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35133496A JPH10197186A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35133496A JPH10197186A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-12-27 JP JP35133496A patent/JPH10197186A/ja not_active Withdrawn
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