JPH10196599A - 高温低温両用組み合わせポンプ - Google Patents
高温低温両用組み合わせポンプInfo
- Publication number
- JPH10196599A JPH10196599A JP1976197A JP1976197A JPH10196599A JP H10196599 A JPH10196599 A JP H10196599A JP 1976197 A JP1976197 A JP 1976197A JP 1976197 A JP1976197 A JP 1976197A JP H10196599 A JPH10196599 A JP H10196599A
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- Japan
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- ejector
- temperature
- fluid
- pipe line
- tank
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温から高温の流体まで、著しい騒音を生じ
ることなく、吸引収集することのできる高温低温両用組
み合わせポンプを得ること。 【解決手段】 吸引管路６をタンク４と接続する。タン
ク４下部を第１のエゼクタ２と接続する。第１のエゼク
タ２を循環ポンプ１と接続する。循環ポンプ１を吐出管
路１５を介して三方切替弁１６と接続する。三方切替弁
１６の接続開口２２，２３をそれぞれ第１のエゼクタ２
と第２のエゼクタ３と接続する。
ることなく、吸引収集することのできる高温低温両用組
み合わせポンプを得ること。 【解決手段】 吸引管路６をタンク４と接続する。タン
ク４下部を第１のエゼクタ２と接続する。第１のエゼク
タ２を循環ポンプ１と接続する。循環ポンプ１を吐出管
路１５を介して三方切替弁１６と接続する。三方切替弁
１６の接続開口２２，２３をそれぞれ第１のエゼクタ２
と第２のエゼクタ３と接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エゼクタ内に循環
ポンプで流体を流下させて吸引力を発生する組み合わせ
ポンプに関し、蒸気使用装置等で発生した蒸気の凝縮水
としての復水を収集してボイラ―等へ回収するのに特に
適した高温低温両用組み合わせポンプに関する。
ポンプで流体を流下させて吸引力を発生する組み合わせ
ポンプに関し、蒸気使用装置等で発生した蒸気の凝縮水
としての復水を収集してボイラ―等へ回収するのに特に
適した高温低温両用組み合わせポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエゼクタを用いた組み合わせポン
プとしては、例えば特公昭５７−２３１１９号公報に示
されているものがある。これは、１台の循環ポンプとエ
ゼクタ及び循環通路から成るもので、エゼクタの吸引作
用により復水等を吸引収集することができるものであ
る。
プとしては、例えば特公昭５７−２３１１９号公報に示
されているものがある。これは、１台の循環ポンプとエ
ゼクタ及び循環通路から成るもので、エゼクタの吸引作
用により復水等を吸引収集することができるものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは比
較的低温の復水等の流体を吸引することができない問題
があった。これは、エゼクタで発生させることのできる
吸引力は、エゼクタ内を流下する流体の温度に対する飽
和圧力までにしか達せず、例えば真空系の蒸気使用装置
で発生した復水を吸引するためには大気圧以下の吸引作
用が必要となり、十分に吸引することができなくなるの
である。
較的低温の復水等の流体を吸引することができない問題
があった。これは、エゼクタで発生させることのできる
吸引力は、エゼクタ内を流下する流体の温度に対する飽
和圧力までにしか達せず、例えば真空系の蒸気使用装置
で発生した復水を吸引するためには大気圧以下の吸引作
用が必要となり、十分に吸引することができなくなるの
である。
【０００４】また、低温の流体を吸引することのできる
従来の組み合わせポンプとしては、例えば特公昭５７−
３２２４０号公報に示されているように、エゼクタと循
環ポンプを開放タンクを介して連通したものがある。し
かしながらこのものでは、比較的高温の流体を吸引する
場合に、エゼクタ部で著しい騒音を生じる問題があっ
た。これは、収集すべき高温の流体がエゼクタ内の低温
流体と混合することにより著しい騒音を生じるものと思
われる。
従来の組み合わせポンプとしては、例えば特公昭５７−
３２２４０号公報に示されているように、エゼクタと循
環ポンプを開放タンクを介して連通したものがある。し
かしながらこのものでは、比較的高温の流体を吸引する
場合に、エゼクタ部で著しい騒音を生じる問題があっ
た。これは、収集すべき高温の流体がエゼクタ内の低温
流体と混合することにより著しい騒音を生じるものと思
われる。
【０００５】従って本発明の課題は、高温の流体であっ
ても、また、低温の流体であっても著しい騒音を生じる
ことなく吸引収集することのできる組み合わせポンプを
得ることである。
ても、また、低温の流体であっても著しい騒音を生じる
ことなく吸引収集することのできる組み合わせポンプを
得ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、エゼクタと循環ポンプを組み合わせて、エ
ゼクタの吸引作用により流体を吸引するものにおいて、
複数のエゼクタを切替弁を介して少なくとも１台の循環
ポンプと接続して、該切替弁を吸引流体の温度に応じて
切り換えるものである。
めの手段は、エゼクタと循環ポンプを組み合わせて、エ
ゼクタの吸引作用により流体を吸引するものにおいて、
複数のエゼクタを切替弁を介して少なくとも１台の循環
ポンプと接続して、該切替弁を吸引流体の温度に応じて
切り換えるものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】吸引流体の温度に応じて切り換え
る切替弁を介して複数のエゼクタと循環ポンプを接続し
たことにより、吸引流体の温度が低い場合は一方のエゼ
クタと循環ポンプを接続し、流体の温度が高い場合は他
方のエゼクタと循環ポンプを接続することによって、流
体の温度に応じてエゼクタを切り換えることができ、低
温から高温までの流体を騒音を生じることなく吸引収集
することができる。
る切替弁を介して複数のエゼクタと循環ポンプを接続し
たことにより、吸引流体の温度が低い場合は一方のエゼ
クタと循環ポンプを接続し、流体の温度が高い場合は他
方のエゼクタと循環ポンプを接続することによって、流
体の温度に応じてエゼクタを切り換えることができ、低
温から高温までの流体を騒音を生じることなく吸引収集
することができる。
【０００８】
【実施例】図１において、循環ポンプ１と第１のエゼク
タ２と第２のエゼクタ３、及び、タンク４とで高温低温
両用組み合わせポンプを構成する。タンク４の上部にバ
ルブ５を設けた管路６を介して図示しない蒸気使用装置
等の吸引収集すべく復水発生箇所と接続する。管路６を
分岐してバルブ７を設けた管路８により第２のエゼクタ
３の吸引室と接続する。
タ２と第２のエゼクタ３、及び、タンク４とで高温低温
両用組み合わせポンプを構成する。タンク４の上部にバ
ルブ５を設けた管路６を介して図示しない蒸気使用装置
等の吸引収集すべく復水発生箇所と接続する。管路６を
分岐してバルブ７を設けた管路８により第２のエゼクタ
３の吸引室と接続する。
【０００９】タンク４にタンク４内の液位を検出する液
位センサ９と、液温を検出する温度センサ１０をそれぞ
れ取り付ける。タンク４の上端にはバルブ１１を介して
大気と連通する大気連通管１２を取り付ける。
位センサ９と、液温を検出する温度センサ１０をそれぞ
れ取り付ける。タンク４の上端にはバルブ１１を介して
大気と連通する大気連通管１２を取り付ける。
【００１０】タンク４の下端を管路１３を介して第１の
エゼクタ２の吸引室と接続する。第１のエゼクタ２は管
路１４により循環ポンプ１と接続する。循環ポンプ１の
吐出管路１５は、切替弁としての三方切替弁１６を介し
て、それぞれ管路１７，１８により第１のエゼクタ２と
第２のエゼクタ３と接続する。吐出管路１５にはバルブ
１９を介して吸引した復水を回収箇所へ圧送する復水回
収管路２０を取り付ける。バルブ１９とタンク４に取り
付けた液位センサ９を電気的に接続する。
エゼクタ２の吸引室と接続する。第１のエゼクタ２は管
路１４により循環ポンプ１と接続する。循環ポンプ１の
吐出管路１５は、切替弁としての三方切替弁１６を介し
て、それぞれ管路１７，１８により第１のエゼクタ２と
第２のエゼクタ３と接続する。吐出管路１５にはバルブ
１９を介して吸引した復水を回収箇所へ圧送する復水回
収管路２０を取り付ける。バルブ１９とタンク４に取り
付けた液位センサ９を電気的に接続する。
【００１１】切替弁としての三方切替弁１６は３ケの接
続開口２１，２２，２３を有しており、アクチュエ―タ
２５によりそれぞれの開口２１，２２，２３を切り換え
るものである。アクチュエ―タ２５とタンク４に取り付
けた温度センサ１０を電気的に接続する。温度センサ１
０はバルブ５，７とも電気的に接続する。
続開口２１，２２，２３を有しており、アクチュエ―タ
２５によりそれぞれの開口２１，２２，２３を切り換え
るものである。アクチュエ―タ２５とタンク４に取り付
けた温度センサ１０を電気的に接続する。温度センサ１
０はバルブ５，７とも電気的に接続する。
【００１２】管路６から高温流体としての高温復水が流
入してくる場合は、温度センサ１０によりその液温を検
出してバルブ７を閉止してバルブ５を開口すると共に、
三方切替弁１６の接続開口２１，２２を連通させること
により、タンク４内に流入した高温復水は第１のエゼク
タ２の吸引作用によって吸引される。タンク４内の液位
が液位センサ９に達するとバルブ１９が開弁して復水を
所定の圧送箇所へ圧送する。
入してくる場合は、温度センサ１０によりその液温を検
出してバルブ７を閉止してバルブ５を開口すると共に、
三方切替弁１６の接続開口２１，２２を連通させること
により、タンク４内に流入した高温復水は第１のエゼク
タ２の吸引作用によって吸引される。タンク４内の液位
が液位センサ９に達するとバルブ１９が開弁して復水を
所定の圧送箇所へ圧送する。
【００１３】管路６から低温の復水が流入して来ると、
バルブ５が閉止してバルブ７が開口すると共に、三方切
替弁１６の接続開口２１，２３が連通し、管路６の低温
流体は管路８から第２のエゼクタ３に吸引されタンク４
に至り、管路１３と第１のエゼクタ２を通って循環ポン
プ１に吸引される。この場合もタンク４内の液位が液位
センサ９に達するとバルブ１９が開口して復水を所定箇
所へ圧送する。
バルブ５が閉止してバルブ７が開口すると共に、三方切
替弁１６の接続開口２１，２３が連通し、管路６の低温
流体は管路８から第２のエゼクタ３に吸引されタンク４
に至り、管路１３と第１のエゼクタ２を通って循環ポン
プ１に吸引される。この場合もタンク４内の液位が液位
センサ９に達するとバルブ１９が開口して復水を所定箇
所へ圧送する。
【００１４】
【発明の効果】切替弁により流体の温度に応じてエゼク
タを切り換えることができ、低温から高温の流体まで１
台の組み合わせポンプでもって、著しい騒音を生じるこ
ともなく、吸引収集することができる。
タを切り換えることができ、低温から高温の流体まで１
台の組み合わせポンプでもって、著しい騒音を生じるこ
ともなく、吸引収集することができる。
【図１】本発明の高温低温両用組み合わせポンプの実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
１ 循環ポンプ ２ 第１のエゼクタ ３ 第２のエゼクタ ４ タンク ９ 液位センサ １０ 温度センサ １６ 三方切替弁
Claims (1)
- 【請求項１】 エゼクタと循環ポンプを組み合わせて、
エゼクタの吸引作用により流体を吸引するものにおい
て、複数のエゼクタを切替弁を介して少なくとも１台の
循環ポンプと接続して、該切替弁を吸引流体の温度に応
じて切り換えることを特徴とする高温低温両用組み合わ
せポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976197A JPH10196599A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 高温低温両用組み合わせポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976197A JPH10196599A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 高温低温両用組み合わせポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196599A true JPH10196599A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=12008333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976197A Pending JPH10196599A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 高温低温両用組み合わせポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196599A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008169798A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Tlv Co Ltd | エゼクタ式真空ポンプ |
| KR100882479B1 (ko) | 2004-10-07 | 2009-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 감온식 수위감지장치 및 이를 구비한 유체탱크 |
| JP2009275997A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
| JP2010249024A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | エゼクタ真空ポンプ |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP1976197A patent/JPH10196599A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100882479B1 (ko) | 2004-10-07 | 2009-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 감온식 수위감지장치 및 이를 구비한 유체탱크 |
| JP2008169798A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Tlv Co Ltd | エゼクタ式真空ポンプ |
| JP2009275997A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
| JP2010249024A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | エゼクタ真空ポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |