JPH10196563A - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

Info

Publication number
JPH10196563A
JPH10196563A JP3253597A JP3253597A JPH10196563A JP H10196563 A JPH10196563 A JP H10196563A JP 3253597 A JP3253597 A JP 3253597A JP 3253597 A JP3253597 A JP 3253597A JP H10196563 A JPH10196563 A JP H10196563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
driven
teeth
driving
fluid machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3253597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimie Nakamura
君枝 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3253597A priority Critical patent/JPH10196563A/ja
Publication of JPH10196563A publication Critical patent/JPH10196563A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/023Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スクロール流体機械において、駆動スクロール
と従動スクロールを偏心係合させ各々が自転して圧縮す
る構成で、オイルフリー形スクロール流体機械をして活
用できる。 【解決手段】同期機構をスクロール本体1内に設け、両
スクロール歯2a,6aが対峠するシール面に隙間を与
えて、接触なしで回転でき、チップシール11は弾性力
を付勢し、シールリング12は周速が低くなる構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動スクロールと従動ス
クロールとを、同期回転させる全系回転形のスクロール
流体機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この構成のスクロール流体機械は、双方
のスクロール歯を夫々の軸心の回りに回転させる全系回
転形のもので、原理は既に公知である。この従来の全系
回転形のスクロール流体機械の構造の例を、図4及び図
5に示す。上例の様に構成されたものにおいては、2駆
動スクロールはモータ等の駆動源によりそのC1軸心を
中心として回転し、6従動スクロールもC2軸心を中心
に、2駆動スクロールの回転に同期して回転する。然る
に2駆動スクロールの回転力を、6従動スクロールへ伝
達させるには、図4にみる如く2a駆動スクロール歯の
係合面と6a従動スクロールの係合面が共働して流体を
圧縮する両スクロールのインボリュート曲線を利用し、
直接接触させながら同一方向に同速度で回転する構造と
している。又図5に示す外周に位置する6a従動スクロ
ール歯の外側にリング状の16継手と2駆動スクロール
に設けた17突起部によって、16継手に設けた16a
第1係合部と16b第2係合部と摺動係合して、2駆動
スクロールの回転力を、6従動スクロールに伝達する方
法を構成している。
【0003】これ等の方法は図4にみる構成の如く、両
スクロール歯の係合面を接触させることで回転力を伝達
しているので、両スクロール歯の係合する対峠面シール
線に隙間をあけて回転することは不可能である。又図5
に例示する構成は、剛体の継手を介して回転を伝えるた
めに、継手関連部が摺動し、摩耗や焼き付きを発生させ
るので、たとえ当初、両スクロール歯の係合する対峠面
に隙間を与えても、短時間で接触が発生する上、継手の
構造が潤滑油の必要構造であるため、これ等は隙間を与
えて回転する最大のメリットであるオイルフリー形スク
ロール流体機械を構成することはできない。
【0004】次に全系回転形スクロール流体機械では、
特に真空ポンプとして構成した場合、吸入側の高真空度
を保持させる必要性から、流体漏洩の防止方法が極めて
むつかしい問題で懸案となっている。油潤滑方式のスク
ロール流体機械のときは、回転軸付近の構成が油の封止
力に助けられて比較的に容易であるが、オイルフリー方
式の場合は極めて困難である。又スクロール歯端面の流
体漏洩の封止も懸案事項である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール流体
機械は、以上の如く構成され、メタリックコンタクトに
よるスクロール歯同志の接触による回転力の伝達や、リ
ング状の剛体継手の摺動中心の回転力の伝達による同期
回転であるために、摩耗、焼き付きが起こってスクロー
ル歯同志の接触は避けられない、従って、スクロール歯
の対峠面に隙間を与えての同期回転は不可能である。又
最適の流体漏洩の防止構造を軸部とスクロール歯端面に
設ける必要もあった。本発明は上記のような問題点を解
消するために、両スクロール歯の係合する中心部を空間
にして、ゼロバックラッシュで、捩り剛性の小さい捩り
振動を充分に吸収する継手を構築することで、位相ずれ
のない完全な同期回転の運転ができ、その特徴を利用し
て、両スクロール歯の係合する対峠面のシール線に隙間
を与えて、接触することなく回転できる構成のスクロー
ル流体機械を得ることを目的とし、これに付帯して流体
漏洩の防止構造も、合理的な方策で簡単、安価に構成で
きることを次の課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】駆動スクロール及び従動
スクロール共、係合する両スクロール歯を中心部まで構
成せず、該、中心部を空間とし、駆動スクロール軸、従
動スクロール歯を各々のスクロール歯丈内に延設し、両
軸は完全な同期回転をする軸連結部材で、前記の延設し
た両軸間を結合し、夾持した構成において、圧縮室を構
成する両スクロール歯のラップ部の対峠面、シール線は
微少の隙間を与え、接触せずに回転する構造を請求項1
の発明としている。次に駆動スクロール、従動スクロー
ルの各鏡板背面とケーシング及びサイドカバー等の対峠
面の軸心にもっとも近い位置にシールリングを介装し
て、漏洩を防止する構成を請求項2の発明とした。請求
項3の発明は、完全な同期回転をする駆動スクロール歯
と従動スクロール歯の端面は摺動し乍ら封止する構成で
あるので、この構造に合致した弾性力を付勢したチップ
シールを該、端面に嵌入する構造を骨子とした。
【0007】
【作用】この発明に係わるスクロール流体機械は、駆動
源により回転駆動される駆動スクロール歯と、これと同
期回転される従動スクロール歯との対峠面のシール線は
一定の隙間を保って回転し、圧縮作動をする。又両スク
ロール歯、端面に嵌入したチップシールは偏心量を半径
にして摺動するので、これに対応する弾性力をもったチ
ップシールを構成した。吸入圧を摺動封止するシールリ
ングは、最も低い摺動速度になる構成位置に装着した。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7の必要
図の参照により、各構成を説明する。図1は本発明に係
わる請求項1の構成を示すが、この構成は既に整理番号
A0008S22−4、スクロール流体機械の特許願で
説明しているが、再度構成を述べる。全系回転型のスク
ロール流体機械として、2は駆動スクロールで、6従動
スクロールとは偏心量mを保って、2a及び6aの両ス
クロール歯ラップ部により、V1及びV2の圧縮室を構
成し、両スクロールの同期回転によって14吸入口より
流入した流体は、前記、圧縮室を縮小させながら、1ケ
ーシングの外周部より中心部へ圧縮し、6従動スクロー
ルに設けた13通気孔より、15吐出口に圧縮流体は吐
出される。15aは吐出口の展開図で吐出流体の通路を
示している。3は駆動軸で、2駆動スクロールのボス部
軸孔とはトマリ嵌めで嵌合され、該、駆動スクロールと
は一体で構成し、1ケーシングの円筒空間に、4軸受、
2つにてC1軸心で回転自在に保持する。7は従動軸
で、6従動スクロールのボス部で軸孔とはトマリ嵌めで
嵌合して、従動スクロールとは一体で構成し、1ケーシ
ングの円筒空間に5サイドカバーを介して、4軸受、2
つにてC2軸心で回転自在に構成する。C1軸心とC2
軸心とは偏心量mによって偏心に保持し、2a、6aの
両スクロール歯ラップ部を構成する。偏心量mはスクロ
ール歯ピッチ、スクロール歯厚み、シングルかダブルか
の、スクロール渦数によって決まる数値である。
【0009】3駆動軸及び7従動軸は、各々のスクロー
ル歯丈内に延設した3a駆動軸先端軸部と7a従動軸先
端軸部を設け、偏心量mを保持して、8及び9の軸連結
部材を10のトルクディスクを介在して、2a、6aの
両スクロール歯、端面の隙間を確保する組立寸法にて装
着する。11はチップシールで前述の両スクロール歯、
端面の隙間を補填し、両スクロールの鏡板内面に接触
し、偏心量mを半径で摺動回転する。14は流体吸入
口、13は通気孔、15は流体吐出口を示す。12はシ
ールリングである。
【0010】次に8、9に軸連結部材及び10のトルク
ディスクを装着した2駆動スクロール、6従動スクロー
ルに関連する作動を、図3の回転圧縮推移図によって説
明する。図3において、(A)図は、2a駆動スクロー
ル歯ラップ部がV1の圧縮室を封止した状態で、S接点
線で2aと6aの両スクロール歯はどの回転位置にても
同一のシール線を構成する。6aの従動スクロール歯
は、2aの駆動スクロール歯に対して90度の角度差で
矢印方向に回転する。(B)図は180度位置で、6a
従動スクロール歯ラップ部がV2の圧縮室を封止した状
態を示し、この回転位置でV1の容積は図示するように
圧縮を終え、吐出側に開口している。V2も同様に
(C)図、270度位置で圧縮を終え、吐出側に開口す
る。このように一回転に(A)、(B)、(C)、
(D)にみる如く4回も圧縮室を封止すると共に、同じ
く4回の圧縮、吐出も同時に行う作用構成である。これ
らの作用構成を成すためには、2駆動スクロールと6従
動スクロールは、同一角速度で同期回転することが必要
であるが次にその構成について説明する。
【0011】図3、図6に示す如く、8、9の軸連結部
材は外周と軸嵌合内径は完全な同心に構成し、10トル
クディスクの10a短形溝部がはまり込む8a、9aの
短形凸部との嵌合公差はH6/g6隙間のスベリ嵌めに
構成する。更に10のトルクディスクは3駆動軸の軸心
C1と、従動軸の軸心C2とで生じるm偏心量の位相差
によって負荷され生じる繰り返し捩れに対して、該トル
クディスクを変形することがなく、且つトルクに対して
ラジアル方向に何度の捩れが生じるかを示す、捩り剛性
(度/kg−cm)を0に近い極度に小さい捩れ剛性構
造とし、これらの機能を保持し、保証する材質(例えば
特殊ブレンド、ポリアセタール樹脂)にしているので、
バックラッシュをゼロにすることが可能である。これら
の構成は極度に低い慣性を実現しているので高速回転の
伝達や、ひんぱんな起動−停止にも、このトルクディス
クには変形荷重を掛けることはなく、軸受に不規則なラ
ジアル荷重をかけることがない。更に10のトルクディ
スクは、ポリアセタール樹脂の如く自己潤滑性のある材
質を使用することによって、従来構造の如き油潤滑を必
要としない特徴をもっている。又8、9軸連結部材と1
0トルクディスクは充分な余裕をもって設定されている
ので、完全な同期回転が保証されることより、2a駆動
スクロール歯と6a従動スクロール歯との対峠面で、微
少の隙間を常に保持して同期回転する構成を必要とする
オイルフリー型のスクロール流体機械には、充分な機能
を発揮できうる構成である。
【0012】図2は2a駆動スクロール歯及び6a従動
スクロール歯の渦を創成する構成を示し、Iはインボリ
ュート曲線にて、スクロール歯の中心線を示し、a基礎
円半径とX基線との交点を起点としている。又、x1、
y1及びx2、y2はインボリュート曲線の中心線プロ
ット点を示し、関係角θ1、θ2によって計算される。
t1は係合された両スクロール歯で隙間なし歯厚の状態
を示し、S+Sが本発明の両スクロール歯、対峠面
シール線の隙間を示す。t2は両スクロール歯の隙間
有、歯厚で有限幅のインボリュート曲線として、外周、
内周面の各基礎円上のインボリュート始点角から容易に
創成できる。尚必要隙間(S+S)は、両スクロー
ル歯の外周、内周面から均等に与えたが、外周面で(S
+S)を、又内周面で(S+S)の必要隙間を
与えてもよい。
【0013】図7に示す11はチップシールで、2a、
及び6aの両スクロール歯、端面の凹溝に嵌入して構成
するが、両スクロールは前述した同期回転の機能で、2
a駆動スクロール歯、端面は11チップシールを介して
6従動スクロール鏡板内面と接触し、摺動しながら回転
する。6aの従動スクロール歯、端面も同様の構成であ
る。2a、6aの両スクロール歯、端面には、インボリ
ュート曲線、中心線に沿って螺旋に断面短形状の11a
シール溝を凹設し、該シール溝には弾力性を有する螺旋
状の11チップシールを、自己潤滑性を付与したシール
材として嵌着し、相手側、6、2の両スクロール鏡板内
面で弾性保持させる。また11チップシールは背面側に
11b弾性部材を付帯させて弾力性を付与する構成でも
よい。
【0014】12シールリングは、2駆動スクロール鏡
板背面及び6従動スクロール鏡板背面と対峠する、1ケ
ーシング、5サイドカバー内部側面の3、7の両軸、軸
心に近い内部側面に環状に構成し、真空ポンプに使用す
る場合は、14の吸入流体に外気の侵入を封止してい
る。又12シールリングの構成において、オイルフリー
型スクロール流体機械とする際は、12a自己潤滑性部
材と12b弾性付勢部材とで構成し、凹設してなる1ケ
ーシング及び5サイドカバーのシールリング溝とで溝側
面との封止性を保ち乍ら、2、6の両スクロール鏡板背
面との摺動面は、弾性力と自己潤滑性により摺動封止を
完全にしている。高真空度仕様の真空ポンプとする場合
には、該、12シールリングをラジアル方向に複数、構
成すれば絶大な効果を見出せる。又12シールリングは
弾力性と自己潤滑性を共有している単一部材で構成する
こともできる。更にシールリングの溝内の封止増大をは
かるために12シールリング背面とシールリング溝底面
を接着剤で接着することも有効である。尚、スクロール
歯創成に関し、実施例はインボリュート曲線のスクロー
ル歯としているが、合成円弧でスクロール歯を創成する
ことも可能である。
【0015】
【発明の効果】従来から全系回転形のスクロール流体機
械は、両スクロールが必要な偏心量を保って、同期回転
することが絶対条件である。数ある駆動構成はスクロー
ル歯同志及び継手のメタリックコンタクトを主体として
いるので騒音、摩耗と同期安定性が極めて悪く、完全な
同期機構の出現が期待されていた。本発明は偏心して成
る両スクロールを角速度を等しく、完全に同期回転でき
る軸連結部材とトルクディスクの同期構成を主体とし
て、両スクロール歯を接触させないスクロール渦の創成
を構成させ、両スクロール歯、対峠面シール線に微少の
隙間を設けて、オイルフリーのスクロール流体機械を構
成することができたので、油を嫌う流体の真空ポンプ、
圧縮機には新規の需要展開が期待できる。又機構上、旋
回型スクロール流体機械の如く、ピンクランクやバラン
スウェイトが不要となり、低コストのオイルフリースク
ロール流体機械が実現できる。シールリングの嵌装は駆
動軸、従動軸各々の軸心にもっとも近いケーシング及び
サイドカバーの対峠面に設けた故、シール面の回転周速
度は極めて低いので、シール面圧Pkg/cmと回転
周速度Vm/sの積(PV値・m/s・kgt/c
)が大なる程、摩耗寿命が短くなる現実からみる
と、このシールリングは回転速度、Vが小に選定される
ので、必然的にPV値も小さくなって、シールリングの
寿命が長くなる特徴をもっている。チップシールは弾力
性を付加することによって、密着性が増大し、流体のブ
ローバイを防止でき、容積効率の高い流体機械を得る等
の種々の著効を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるスクロール流体機械の全体構
成図。
【図2】 同じくスクロール流体機械におけるスクロー
ル歯創成説明図。
【図3】 同じくスクロール流体機械の同期回転を示す
スクロールラップ推移構成図。
【図4】 従来構造のスクロール流体機械でスクロール
ラップの接触回転を示すスクロール構成図。
【図5】 従来構造のスクロール流体機械で剛体構造の
継手によるスクロール構成図。
【図6】 本発明に係わるスクロール流体機械の同期回
転を構成する軸連結部材立体展開図。
【図7】 同じくスクロール流体機械のチップシール構
成図。
【符号の説明】
1……ケーシング 2……駆動スクロ
ール 2a……駆動スクロール歯 5……サイドカバ
ー 6………従動スクロール 6a……従動スク
ロール歯 8、9……軸連結部材 10………トルク
ディスク 11………チップシール 11a……チップ
シール溝 12………シールリング 12a……シール
リング自己潤滑性部材 12b……シールリング弾性付勢部材 m………偏心量 C1……駆動軸心 C2……従動軸
心 I………インボリュート曲線(中心線) a……基礎円
半径 t1……スクロール歯、隙間なし歯厚 t2……スクロール歯、隙間有、歯厚 S1+S2……スクロール歯、必要隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングとサイドカバー並びに、駆動ス
    クロールと駆動軸および、従動スクロールと従動軸より
    成り、駆動スクロールは駆動軸心で自転し、従動スクロ
    ールは駆動軸心と偏心して成る従動軸心で自転し、且
    つ、両スクロールは同期回転すると共に、駆動、従動両
    スクロールの各鏡板より、共に軸方向にスクロール歯を
    設けたラップ部で圧縮室を構成し、該容積を外周より、
    中心に向けて圧縮する構成のスクロール流体機械におい
    て、駆動、従動両スクロールが構成する相互のスクロー
    ル歯は、90度の角度差をつけて係合、構築して成り、
    該、両スクロール歯が前記、圧縮室を構成するラップ
    部、対峠面のシール線は、微少の隙間を保持して構成
    し、駆動、従動両スクロール歯の該ラップ部、対峠面シ
    ール線は互に接触することなく、両スクロールを同一方
    向に同速度で回転させることを特徴とするスクロール流
    体機械。
  2. 【請求項2】駆動、従動スクロールの鏡板背面と対峠す
    るケーシング及びサイドカバー側面との間に、シールリ
    ングを介装する構成にあって、該シールリングは駆動、
    従動両軸心に近い夾面位置に装着させたことを特徴とす
    る、特許請求範囲、請求項1記載のスクロール流体機
    械。
  3. 【請求項3】駆動、従動スクロールの両スクロール歯と
    該駆動、従動スクロール、各鏡板内面と対峠する両スク
    ロール歯、端面夫々に弾性力を付勢したチップシールを
    嵌入して、該チップシールを介在して、鏡板内面とスク
    ロール歯、端面を封止する構成にした事を特徴とする、
    特許請求範囲、請求項1記載のスクロール流体機械。
JP3253597A 1997-01-07 1997-01-07 スクロール流体機械 Pending JPH10196563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253597A JPH10196563A (ja) 1997-01-07 1997-01-07 スクロール流体機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3253597A JPH10196563A (ja) 1997-01-07 1997-01-07 スクロール流体機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10196563A true JPH10196563A (ja) 1998-07-31

Family

ID=12361643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3253597A Pending JPH10196563A (ja) 1997-01-07 1997-01-07 スクロール流体機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10196563A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2551449A1 (en) * 2010-03-24 2013-01-30 Sanden Corporation Fluid machine
CN105041645A (zh) * 2015-02-06 2015-11-11 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 涡旋气体机构及包括其的装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2551449A1 (en) * 2010-03-24 2013-01-30 Sanden Corporation Fluid machine
EP2551449A4 (en) * 2010-03-24 2014-04-02 Sanden Corp HYDRAULIC MACHINE
CN105041645A (zh) * 2015-02-06 2015-11-11 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 涡旋气体机构及包括其的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3337831B2 (ja) スクロール型圧縮機
JPH1182333A (ja) スクロール流体機械
CN102812208A (zh) 旋转式压缩机和方法
US5056994A (en) Hydrostatic rotary piston machine having interacting tooth systems
US4545748A (en) Compact high torque hydraulic motors
JPH06307360A (ja) 流体回転装置
EP2035708B1 (en) Moineau pump
JP6108967B2 (ja) 回転型圧縮機構
US4813856A (en) Balanced rotary valve plate for internal gear device
JPH10196563A (ja) スクロール流体機械
CN102135095A (zh) 一种偏心式双转子泵
JPS60184974A (ja) 容積式機械、特に油圧モ−タ内蔵サイクロイド遊星歯車装置
JPH1162856A (ja) スクロール流体機械
WO2019073605A1 (ja) スクロール圧縮機
JP3641760B2 (ja) トロコイド歯形を備えた流体機械
JPS62191685A (ja) スクロ−ル圧縮機
JPH0245672A (ja) スクロール流体機械
JPS5810586B2 (ja) 容積式流体圧縮装置
US4639201A (en) Scroll-type machine with variable wrap thickness
JPH09310689A (ja) スクロール型圧縮機
US7976294B2 (en) Scroll fluid machine having stationary and orbiting scrolls having a coupling mechanism to allow the orbiting scroll to orbit relative to the second scroll
JPH10252670A (ja) スクロール流体機械
JP3244759B2 (ja) 斜板式減速装置及び斜板式アキシャルピストンポンプ装置
JPH0330684B2 (ja)
JP2001234877A (ja) スクロール圧縮機及びその騒音防止方法